【特許請求の範囲】
【請求項1】 太陽電池モジュールと、前記太陽電池モジュールが発電した直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと、を備えた太陽光発電システムにおいて、 前記パワーコンディショナは、 前記太陽電池モジュールから出力される直流電圧を昇圧または降圧して出力するコンバータと、 前記コンバータから出力された直流電圧を平滑化するコンデンサと、 前記コンデンサに蓄積された直流電圧を交流電圧に変換して出力するインバータと、 前記コンバータの入力端側の電圧をコンバータ入力電圧として検出する第1の電圧検出器と、 前記コンデンサの両端電圧をコンデンサ電圧として検出する第2の電圧検出器と、 前記コンバータ入力電圧および前記コンデンサ電圧を用いて推定された前記太陽電池モジュールの最大電力推定値に基づき、少なくとも前記インバータの起動を制御する起動判定部と、 を備えたことを特徴とする太陽光発電システム。 【請求項2】 前記最大電力推定値は、前記コンバータを起動してから前記コンデンサの充電が完了するまでの充電期間に前記コンデンサの充電に要した電力を前記コンバータの入力電力に換算した電力値に基づいて推定されることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。 【請求項3】 前記最大電力推定値は、 前記コンバータを起動してから前記コンデンサの充電が完了するまでの充電期間に前記コンデンサの充電に要した充電電力を前記コンバータの入力電力に換算した電力値と、 前記充電期間における前記コンバータ入力電圧の平均値と前記コンバータが動作を開始する直前の前記コンバータ入力電圧との比率で表される電圧比と、 に基づいて推定されることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。 【請求項4】 前記パワーコンディショナには、前記インバータの出力を外部に出力するか否かを切り替えるスイッチが設けられ、 前記起動判定部は、前記インバータの起動に合わせて前記スイッチを制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の太陽光発電システム。 【請求項5】 太陽電池モジュールが発電した直流電圧を昇圧または降圧するコンバータの出力をコンデンサに蓄積し、当該蓄積されたコンデンサの出力をインバータにて交流電圧に変換して出力するように構成された太陽光発電システムの起動方法において、 前記コンバータに入力された入力電圧と、前記コンデンサに蓄積された電圧とに基づき、前記太陽電池モジュールの最大電力推定値を推定する第1ステップと、 前記最大電力推定値の大きさに基づき、システムの起動の可否を判定する第2ステップと、 を含むことを特徴とする太陽光発電システムの起動方法。 【請求項6】 前記第1ステップには、 前記コンバータの起動から前記コンデンサの充電完了までの期間における前記コンバータの出力電圧の変化に基づき、前記コンデンサの充電に要した充電電力を算出するステップと、 前記充電電力の変化率から前記最大電力推定値を表す近似曲線を算出するステップと、 前記近似曲線を用いて前記最大電力推定値を推定するステップと、 が含まれることを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電システムの起動方法。 【請求項7】 前記第1ステップには、 前記コンバータの起動から前記コンデンサの充電完了までの期間における前記コンバータの出力電圧の変化に基づき、前記コンデンサの充電に要した充電電力を算出するステップと、 前記充電期間に前記コンバータに入力された入力電圧の平均値を算出するステップと、 前記平均値と前記コンバータが動作を開始する直前の入力電圧との比率で表される電圧比を算出するステップと、 前記電力率、前記平均値および前記電圧比に基づいて前記最大電力推定値を推定するステップと、 が含まれることを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電システムの起動方法。
|