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AVラック - 特開2009−233258(P2009−233258A) | j-tokkyo
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【発明の名称】 AVラック
【発明者】 【氏名】船引 誠
【氏名】大林 敬一郎
【氏名】大植 裕司
【氏名】崎村 俊夫
【課題】ユーザーの視聴状況などの周囲の状況に応じ、配置場所を柔軟に変更し、無線通信機能により、映像音声情報を再生して、表示装置で視聴可能にするAVラックを提供する。

【解決手段】少なくとも1台以上のAV機器を筐体の内部に収納可能なAVラック100であって、筐体の外底部に3個以上の球状または円板状の可動部材を用いたキャスタ101が所定の位置に固定されて筐体を移動可能にし、制御手段により、キャスタ101を制御し、AVラック100を適した位置に移動する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像音声再生機器を収納するAVラックにおいて、
AVラックを移動するためにAVラック下部に取り付けられた移動手段と、
前記移動手段を駆動するための駆動手段と、
無線による制御データを送受信するための無線伝送手段と、
前記無線伝送手段によって入力された制御データに従い、前記駆動手段を制御する制御手段とを少なくとも具備することを特徴とするAVラック。
【請求項2】
前記制御データは移動方向を示す情報であり、前記制御手段は入力された制御データが示す移動方向にAVラックが移動するように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のAVラック。
【請求項3】
前記制御データは、リモコンより入力され、前記リモコンを操作することにより、移動方向が指定されることを特徴とする請求項2に記載のAVラック。
【請求項4】
さらに、AVラックに収納される機器、前記駆動手段、前記無線伝送手段、前記制御手段に電力を供給するための電源ケーブルを具備し、移動時に電源供給場所に近づくに従い、電源ケーブルを巻き取ることを特徴とする請求項1乃至3に記載のAVラック。
【請求項5】
前記制御データはAVラックに収納された機器の使用、もしくは未使用を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至4に記載のAVラック。
【請求項6】
前記制御データはAVラックに収納された機器を制御するための情報であることを特徴とする請求項1乃至4に記載のAVラック。
【請求項7】
予め設定された使用時の位置および未使用時の位置の間を移動することを特徴とする請求項1乃至6に記載のAVラック。
【請求項8】
前記使用時の位置および前記未使用時の位置の少なくとも一方には、給電するための装置が設置されることを特徴とする請求項7に記載のAVラック。
【請求項9】
さらに、バッテリを具備し、バッテリからの電力供給で移動することを特徴とする請求項1乃至8に記載のAVラック。
【請求項10】
給電装置により、バッテリが充電されることを特徴とする請求項9に記載のAVラック。
【請求項11】
使用を終了した後は、自動で充電位置に移動することを特徴とする請求項1乃至10に記載のAVラック。
【請求項12】
さらに、感知手段を具備し、感知手段により得られた情報をもとに移動することを特徴とする請求項1乃至11に記載のAVラック。
【請求項13】
テレビの電源ONとともに予め設定された位置に移動することを特徴とする請求項1乃至12に記載のAVラック。
【請求項14】
テレビの入力切替とともに予め設定された位置に移動することを特徴とする請求項1乃至13に記載のAVラック。
【請求項15】
ユーザーが視聴位置に近づくとともに予め設定された位置に移動することを特徴とする請求項1乃至14に記載のAVラック。
【請求項16】
ユーザーからの指示により予め設定された位置に移動することを特徴とする請求項1乃至15に記載のAVラック。
【請求項17】
前記ユーザーからの指示は、音声の指示、リモコンによる指示、ジェスチャーによる指示のうち、いずれかであることを特徴とする請求項16に記載のAVラック。
【請求項18】
センサーを具備し、移動中は障害物に衝突することを回避することを特徴とする請求項1乃至17に記載のAVラック。
【請求項19】
複数の使用位置を記憶することを特徴とする請求項1乃至18に記載のAVラック。
【請求項20】
前記無線伝送手段は、赤外線、マイクロ波、ミリ波のうち、いずれかであることを特徴とする請求項1乃至19に記載のAVラック。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、家庭等の居間に設置されて、HDD−DVDレコーダー、BDレコーダー等のAV機器を収納するとともに、AV機器から再生された音声・映像(AV)信号をTV等の表示装置に送るためのAVラックに関する。
【背景技術】
【0002】
VHS方式のVTRやレーザーディスク等のビデオディスクプレイヤーを用いるアナログ方式のAV機器が主流であった頃から、AVラックシステムまたは、AVラックシステムに備わるAVラックは、
(1)TVと一体になっており、TVの下部の箱状のスペースにガイドや棚板を用いてAV機器収納部を設けたコンソール型と言われる構成のもの、
(2)TVを載置するためのTVと分離可能な箱状の台にガイドや棚板を用いてAV機器を収納するためのスペースを設けた、いわゆるTV台兼用の構成のもの、
(3)ガイドや棚板を用いてAV機器を収納するためのスペース設けた箱状の独立した単体構成のもの、
という3種類に分類できる。いずれの構成のAVラックも固定式であって、各機器の設置後に移動させることはほとんどなく、また、AVラックに収納されたAV機器とTVとの間は音声・映像信号を伝送する信号ケーブルを結線する必要があった。TVおよびAV機器の背部にあるコネクタと信号ケーブルを接続するための結線作業は、各機器の取り扱い説明書を見ながら行う必要があり、このような作業に慣れていない通常のユーザーにとっては煩雑なものであった。
【0003】
煩雑なAV機器とTVとの結線作業を解消するために、箱型のラック部およびAV機器それぞれに信号線接続のためのコネクタを設けて、複数のAV機器を収納し、配線作業を容易にするAVラックが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような従来のAVラックの構造の一例を図5に断面図で示した。
【0004】
図5に示したAVラック501は、上記の(2)または(3)の構成に相当し、VTR、ビデオディスクプレイヤーやDVDレコーダー等のAV機器521等が前面から出し入れできるように箱型をして、側板511の内側にAV機器521を保持するためのガイド部512を設け、ガイド部512単位で電源ラインとともに信号伝達のためのバスライン513が接続される多ピン構成の複数個のコネクタ514を、後部あるいは側板511内面の縦方向に並列的に配置し、この配置したコネクタ514に接続可能な別のコネクタ522が背面側に設けられたAV機器521を1台あるいは複数台のそれぞれのガイド部512に沿って矢印523の方向に挿入することにより必要な電源および信号線の接続を可能にしている。
【特許文献1】特開平2−246400号公報(第1頁、図3)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来のAVラックは、TVの直近に配置されるので、AVラックに収納されるAV機器をリモコンでは操作できない調整等の操作や、各種ディスク等のAVメディアの出し入れをするときは、その都度、TVの直近でAVラックが配置されている場所までユーザーが移動する必要があって煩わしかった。
【0006】
また、現在TVが薄型化し、壁にTVを設置することが増加しており、TVとAVラック間の配線により、美観を損ねるという課題を有していた。
【0007】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、無線を用いてTVとAVラック間の配線を無くすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記従来の課題を解決するために、第1の発明に係るAVラックは、映像音声再生機器を収納するAVラックにおいて、AVラックを移動するためにAVラック下部に取り付けられた移動手段と、前記移動手段を駆動するための駆動手段と、無線による制御データを送受信するための無線伝送手段と、前記無線伝送手段によって入力された制御データに従い、前記駆動手段を制御する制御手段とを少なくとも具備することを特徴とする。
【0009】
またさらに、前記制御データは移動方向を示す情報であり、前記制御手段は入力された制御データが示す移動方向にAVラックが移動するように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
【0010】
またさらに、リモコンを操作することにより、移動方向が指定されることを特徴とする。
【0011】
またさらに、AVラックに収納される機器、駆動手段、無線伝送手段、制御手段に電力を供給するための電源ケーブルを具備し、移動時に電源供給場所に近づくに従い、電源ケーブルを巻き取ることを特徴とする。
【0012】
またさらに、前記制御データはAVラックに収納された機器の使用、もしくは未使用を示す情報であることを特徴とする。
【0013】
またさらに、前記制御データはAVラックに収納された機器を制御するための情報であることを特徴とする。
【0014】
またさらに、予め設定された使用時の位置および未使用時の位置の間を移動することを特徴とする。
【0015】
またさらに、2つの位置の少なくとも一方には、給電するための装置が設置されることを特徴とする。
【0016】
またさらに、バッテリを具備し、バッテリからの電力供給で移動することを特徴とする。
【0017】
またさらに、給電装置により、バッテリが充電されることを特徴とする。
【0018】
またさらに、使用を終了した後は、自動で充電位置に移動することを特徴とする。
【0019】
またさらに、感知手段を具備し、感知手段により得られた情報をもとに移動することを特徴とする。
【0020】
またさらに、テレビの電源ONとともに予め設定された位置に移動することを特徴とする。
【0021】
またさらに、テレビの入力切替とともに予め設定された位置に移動することを特徴とする。
【0022】
またさらに、ユーザーが視聴位置に近づくとともに予め設定された位置に移動することを特徴とする。
【0023】
またさらに、ユーザーからの指示により予め設定された位置に移動することを特徴とする。
【0024】
またさらに、ユーザーからの指示は、音声の指示、リモコンによる指示、ジェスチャーによる指示のうち、いずれかであることを特徴とする。
【0025】
またさらに、センサーを具備し、移動中は障害物に衝突することを回避することを特徴とする。
【0026】
またさらに、複数の使用位置を記憶することを特徴とする。
【0027】
またさらに、前記無線伝送手段は、赤外線、マイクロ波、ミリ波のうち、いずれかであることを特徴とする。
【0028】
本構成によって、AVラックを必要なときに適した場所に移動することが可能となるとともに不要なときに部屋の隅などの邪魔にならない場所に移動することが自動もしくは簡単な操作で可能となる。
【発明の効果】
【0029】
本発明に係るAVラックによれば、テレビ周りの配線を取り除くことが出来るとともにユーザーの利便性の向上を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0030】
以下、本発明に係る第1の実施形態について図面を参照して説明する。
【0031】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態におけるAVラックの構成の一例を示す図、図2は本発明の第1の実施形態におけるAVラックの構成の一例を示すブロック図、図3は本発明の第1の実施形態におけるリモコンの構成の一例を示す図である。なお、図1、図2においては、同じ構成要素には重複を避けるため同じ符号を付している。
【0032】
最初に、図1〜図3を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るAVラックの構成について説明する。図1において、AVラック100はAV機器を収納するためのAVラックであり、家庭においてTV等の表示装置が設置された居室等の部屋に配置される。また、AV機器200及び201はDVDプレーヤー/レコーダー、Blu―rayプレーヤー/レコーダー、セットトップボックス、AVアンプ、ゲーム機などのAV機器である。AV機器200及び201はAVラック100に収納される。なお、本実施形態においては、AV機器の数を2としているが、AV機器の数は2に限定されない。また、AVラック100は無線送受信アンテナ105を筐体の側面、もしくは上面に装備しており、無線送受信アンテナ105を用いてTVと無線接続される。また、リモコン300は、AVラック100を操作するためのリモコンである。
【0033】
図3において、無線伝送手段301は、赤外線や電波などの無線信号をAVラック100に対して送信するための無線伝送手段であり、方向キー302は、選択肢の選択や方向の指定をするための方向キーであり、ボタン303は選択肢の決定、キャンセルなどを指示するためのボタンである。ボタン303には、その他に、TVに表示する映像を出力するAV機器を選択するための入力切替ボタンなどを追加することも可能である。無線伝送手段301から送信された信号は、AVラック100の無線伝送手段104によって受信される、もしくは無線伝送手段104とは異なる図示していない無線伝送手段により受信される。例えば、無線伝送手段104においてミリ波を用い、リモコン300とAVラック100との間の通信には赤外線を用いる場合が考えられる。
【0034】
本発明の実施の形態におけるAVラック100のラック部には、箱状の筐体の前面側から各種のAV機器の出し入れができ、かつ、内部仕切り用の棚板や側板部に設けられたガイド部材を用いて設置することで収納可能なAVラックを用いている。居室等の部屋に配置されたTV等の表示装置で放送番組やディスク等の媒体に記録された映画等のコンテンツを再生して見るとき、一般にユーザーは表示装置の画面から離れた位置でソファー等に座ったままで、TV放送の番組のチャンネルの切り替え、音量や映像輝度等の表示状態の変更や、AV機器で再生されるコンテンツの切り替え等の操作を、リモコンを用いて行っている。AVラックの箱状の筐体の底部には移動手段として3個以上のキャスタが所定の位置に取り付けられて、移動可能で、ロケーションフリーになっている。ユーザーが座る場所から手の届く範囲の適当な位置にAVラック100を移動すれば、ユーザーはリモコンではできないAV機器の操作や、AV機器へのディスク等の媒体の出し入れを、ソファーから立ち上がることなく座ったままで実行することを可能にしている。本実施の形態においては、移動手段としてキャスタを用いているが、AVラックを移動できるものであれば、これに限定するものではない。
【0035】
図2は、本発明の第1の実施形態に係るAVラック100の構成の一例を示す図である。図2において、キャスタ101はAVラック100の下部に設置され、AVラック100を移動させるためのキャスタであり、駆動手段102はキャスタ101の駆動、及びキャスタ101の方向を変更するための駆動手段であり、制御手段103は駆動手段102を制御するための手段であり、無線伝送手段104は無線伝送路を介して制御データを伝送するための無線伝送手段であり、有線伝送手段106は有線伝送路を介して制御データを伝送するための有線伝送手段である。有線伝送手段106は、有線ケーブルを接続するインターフェースを具備している。無線伝送手段104には、アンテナ105が接続されており、アンテナ105を介して電波の送受信を行う。また、無線伝送手段104で用いる無線伝送方式の種類としては、ミリ波、マイクロ波、赤外線などが利用可能であり、有線伝送手段106で用いる有線インターフェースの種類としては、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、コンポーネント、コンポジット、S端子、D端子などが利用可能である。
【0036】
AVラック100に収納されたAV機器200及び201の出力端子はAVラック100の有線伝送手段106に接続される。例えば、AV機器200及び201のHDMI出力端子とAVラック100の有線伝送手段106に備えられたインターフェースがHDMIケーブルによって接続される。AV機器200及び201から出力された映像、音声信号及び制御信号は、有線伝送手段106から無線伝送手段104に出力され、アンテナ105を介してTVに伝送される。伝送された映像、音声信号は、本実施形態では図示していないTVの無線伝送手段によって受信され、TVに表示される。また、伝送された制御信号は、TVの無線伝送手段によって受信され、TVの制御が行われる。例えば、TVの制御には、HDMI規格で規定されているCECを用いる。
【0037】
図4は、本発明の第1の実施形態に係るAVラック100の制御手段103の動作手順の一例を示す流れ図である。制御手段103は、ステップS401において、無線伝送手段104もしくは有線伝送手段106から制御データが入力される、もしくは感知手段107から検出信号が入力される。その後、制御手段103はステップS402に進み、入力された制御データ、もしくは検出信号に基づいて、AVラック100の移動が必要であるか否かを判断する。AVラックの移動が必要である場合、ステップS403に進み、駆動手段102に制御信号を出力する。一方、AVラックの移動が必要でない場合、処理を終了する。以下に上記制御手段103の処理の具体例を説明する。
【0038】
AVラック100はリモコン300、もしくはTVからの制御データを無線伝送手段104において受信する。制御データの伝送には、赤外線、マイクロ波、ミリ波などが用いられる。また、リモコン300及びTVからの制御データには、AVラック100の移動方向を示す情報が含まれる。AVラック100の無線伝送手段104によって受信された制御データは制御手段103に送信され、制御手段103はリモコン300及びTVから送信された制御データに含まれる移動方向を示す情報に従い、駆動手段102を制御する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が移動する。例えば、リモコン300には、矢印キー302が配置されており、ユーザーは矢印キー302を押下することにより、AVラック100を移動させることができる。また、TVのグラフィックユーザーインターフェース(GUI)を通して、AVラック100を移動させることも可能である。例えば、TVのGUIに矢印を表示し、矢印を選択することで操作することや、TVのGUI上で移動方向や移動距離などを指定して操作することが可能である。
【0039】
AVラック100には図示されていない電源ケーブルが具備されており、AVラック100の移動に伴い、電源ケーブルが歩行等の邪魔にならないように電源ケーブルを巻き取る、もしくは、延長する機構が備わっていてもよい。
【0040】
制御データには、AVラック100に収納されたAV機器の使用、もしくは未使用を示す情報が含まれる場合も考えられる。その場合、制御手段103には、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置が記憶される。例えば、ユーザーが一度AVラック100の移動をリモコン300によって指示した後、AVラック100の制御手段103において、移動前の位置(使用時の位置)と移動後の位置(未使用時の位置)を記憶することが可能である。
【0041】
制御手段103は、AVラック100に収納されたAV機器の使用を示す情報を受信した場合、記憶している使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が使用時の位置に移動する。また、制御手段103は、AVラック100に収納された機器の未使用を示す情報を受信した場合、記憶している未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が未使用時の位置に移動する。
【0042】
AVラック100にはバッテリ108が装備され、AVラック100の移動中はバッテリ108による電力供給により(図示せず)、各手段を動作させることも可能である。AV機器200及び201やバッテリ108に電力を供給するために、移動前の位置および移動後の位置の少なくとも一方には電源供給が可能な設備が備えられる。
【0043】
AVラック100には感知手段107が装備され、感知手段107から取得した情報により、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動することも可能である。感知手段107には、赤外線センサー、マイク、カメラなどが使用される。例えば、感知手段107において、ユーザーが視聴位置に近づいたことを検出したとき、制御手段103は使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が使用時の位置に移動する。また、感知手段107において、ユーザーが視聴位置から離れたことを検出したとき、制御手段103は未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が未使用時の位置に移動する。
【0044】
また、TVの電源の状態により、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動することも可能である。例えば、無線伝送手段104において、TVの電源がONになったことを示す情報を受信したとき、制御手段103は使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が使用時の位置に移動する。また、無線伝送手段104において、TVの電源がスタンバイになったことを示す情報を受信したとき、制御手段103は未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が未使用時の位置に移動する。
【0045】
また、TVの入力切替の状態により、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動することも可能である。例えば、無線伝送手段104において、TVの入力切替がAVラック100に収納された機器に変更されたことを示す情報を受信したとき、制御手段103は使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が使用時の位置に移動する。また、無線伝送手段104において、TVの入力切替がAVラック100に収納された機器以外に変更されたことを示す情報を受信したとき、制御手段103は未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動させるように駆動手段102を駆動する。これにより、キャスタ101が動作し、AVラック100が未使用時の位置に移動する。
【0046】
または、感知手段107において、ユーザーの音声による指示を検出したとき、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動することも可能である。使用及び、未使用を表す音声は制御手段103に予め登録しておくことができる。
【0047】
または、感知手段107において、ユーザーのジェスチャーによる指示を検出したとき、使用時のAVラック100の位置、及び未使用時のAVラック100の位置にAVラック100を移動することも可能である。
【0048】
また、上記の本発明の実施形態のAVラック100の説明においては、AVラック100に収納されるAV機器がAVラック100に内蔵された無線伝送手段104を経由してTVへ映像、音声信号を無線伝送する場合を説明した。しかしながら、AVラック100に収納されるAV機器そのものが上記無線伝送手段を内蔵しており、AV機器からTVへ映像、音声信号を無線伝送してもよい。
【0049】
なお、感知手段107によりAVラック100の移動中に人や物などの障害物を検出し、制御手段103は検出結果に基づき、AVラック100が障害物に衝突しないように駆動手段102を制御することも可能である。
【0050】
以上説明したように、本発明の実施形態におけるAVラック100は、AVラック100にキャスタ等の移動可動手段及びそれを制御する制御手段が備わっていて、必要なときにAVラック100を適した場所に移動でき、さらに、AVラック100には映像、音声信号の通信を可能にする無線通信手段が組み込まれ、同時にTV等の表示装置にも映像、音声信号の通信を可能にする無線通信手段を配設しているので、ユーザーはその所在場所の近傍に移動したAVラックに収納した各種ディスク等のAVメディアの再生手段を手元で操作して、無線を介してそれぞれの映像・音声情報を再生して、TV等の表示装置で視聴することができる。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明は、移動手段が備わってロケーションフリーであり、超高速の無線通信ができるので、ユーザーが所在場所の近傍に移動して、収納したBDディスク等のAVメディアの再生手段を手元で操作して、無線を介して映像・音声信号を再生して、表示装置で視聴可能にするためのAVラックに用いて利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の実施形態におけるAVラックの構成の一例を示す図
【図2】本発明の実施形態におけるAVラックの構成を概略的に示すブロック図
【図3】本発明の実施形態におけるリモコンの構成の一例を示す図
【図4】本発明の実施形態における制御手段の動作手順の一例を示す流れ図
【図5】従来のAVラックの構造の一例を示す断面図
【符号の説明】
【0053】
100 AVラック
101 キャスタ
102 駆動手段
103 制御手段
104 無線伝送手段
105 アンテナ
106 有線伝送手段
107 感知手段
108 バッテリ
200、201 AV機器
300 リモコン
301 無線伝送手段
302 方向キー
303 ボタン
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】パナソニック株式会社
【出願日】 平成20年3月28日(2008.3.28)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄

【識別番号】100109667
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 浩樹

【識別番号】100109151
【弁理士】
【氏名又は名称】永野 大介
【公開番号】 特開2009−233258(P2009−233258A)
【公開日】 平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願番号】 特願2008−86055(P2008−86055)