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ねずみ捕獲器
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【発明の名称】 ねずみ捕獲器
【発明者】 【氏名】当田 雄太郎
【課題】2つ折り式粘着シートの、折り曲げ部右辺側のシート部のみに粘着剤を外部の目に触れなく介在させ、左辺側のシート部の折り曲げ近辺に餌を配置し、餌に近づいたねずみの体重の押し下げ力により左、右両辺側のシート部が、ゴム紐の引っ張り力で折り曲げ部を支点として互いに扇形運動を行って閉ぢ合う過程で、右辺側の粘着シート面をねずみに撃突させこれを粘着捕獲する。

【解決手段】捕獲器1の中央折り曲げ部2の右辺側の2つ折り状シート、又は上部の開いた函体の中に粘着剤を介在させ、そして左辺側シート3の適所に餌を配置して、左、右両辺側シート3,4又は部材の縁辺適所5に夫々付設したゴム紐11、又は巻きばねの引っ張り力で、左、右両辺側シート又は部材が互いに閉じ合い可とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
捕獲器の中央折り曲げ部にて開閉自在の左、右両辺側部材の、右辺側部材の表面に粘着物を敷設すると共に中央より可開閉の2つ折り状態となし、左辺側部材のの中央折り曲げ部近辺に餌台を可揺動に設置し、そして右辺側2つ折り状の粘着部材の上半部の左、右先端部に夫々揺動桿の一端部を可揺動に枢着し、揺動桿の他端部を、左辺側部材の左、右中央の両縁辺に夫々可揺動に枢着し、更に右辺側粘着部材の左 右の両縁辺適所、又は揺動桿の適所に、ゴム紐、若しくは巻きばねの一端を夫々固着し、その他端を、左辺側部材の左、右の両縁辺適所に夫々固着してなるねずみ捕獲器の構造。
【請求項2】
右辺側粘着部材内の粘着物が、左、右両辺側部材が閉ぢ状態の際、常に内側に位置する様に着脱自在に敷設可なるものである事を特徴とする請求項1記載のねずみ捕獲器の構造。
【請求項3】
餌台に及ぼすねずみの押圧力が左、右の両辺側部材の、ゴム紐、若しくは巻きばねによる閉ぢ運動を促すものである事を特徴とする請求項1記載のねずみ捕獲器の構造。
【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】
【0001】
本発明は2つ折り可の粘着シート式ねずみ捕獲器中に介在する粘着シート部を、平素は外側より目に触れなくさせてねずみの警戒心を取り除くと共に、使用時には捕獲器上に配置された餌にひかれ来たねずみに素早く粘着シート部の粘着面を撃突させる手段で、ねずみを完璧に粘着捕獲せしめるねずみ捕獲器に関する。
【背景技術】
【0002】
これ迄ねずみ捕獲の用に供する道具として、主にボール紙が素材の2つ折り可の長方形状のシートの全表面に、高分子ポリブデン系の粘着剤を塗布形成してなる粘着シートが存在し、これをねずみが頻繁に出没する厨房や屋根裏等に設置すれば、誤ってこれを踏みつけたねずみは瞬時に粘着捕獲されるものである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述の粘着シートについてみると、捕獲対象のねずみは元来夜行性である為、夜の暗闇中では主に鼻先周辺の鋭敏なひげの触感を頼りに、あたりを警戒しつゝ徘徊する習生である為、シート上に露出する粘着剤の存在は一早く察知されてこれを避けて通り、従って何かにおびえて走り去る途中等で、たまたま粘着シートを踏みつけて粘着捕獲される以外は、さしたる捕獲効果は得られず、更にねずみの足裏が厨房の水や油分で濡れ状態の場合には殆ど捕獲効果が得られず、又万一捕獲されたねずみの粘着シート上での断末魔状態を目撃すると、大低の場合粘着シートの使用に嫌悪感を覚える等数々の問題点を有するものである。
【0004】
そこで昨今、2つ折り可の粘着シートの左、右両辺側シートの左、右両縁辺に夫々ゴム紐を固着する事によって左、右のシート間にゴム紐による引っ張り力を及ぼした状態で全体をやゝ下方向に折り曲げ、図7に示す様にやゝ山なり状態で床に置いた粘着シートにねずみが乗った際、山なりのシートがねずみの体重で押し下げられて平坦になると、左、右の両辺側シードがゴム紐に引っ張られて急速に閉ぢねずみを挟みつゝ粘着捕獲可とする事により、いかなるねずみも的確に捕獲し、且捕獲されたシート間のねずみがシートに遮ぎられ目に触れない効果が期待可の粘着シートが提供されているが、この場合、濡れ足状態のねずみは兎も角として、通常状態のねずみにおいては山なり状の粘着シートに登る第一歩目で前足が粘着される事態となる為、それ以上進む事が不可能となり仮に両シート間に挟まれた場合にてもたゞ頭部近辺に止まるので、完全な隠蔽には至らず、最悪の場合逃げられる恐れも生じて期待に全くそぐわない事となる。
【課題を解決する為の手段】
【0005】
上述に鑑みて本発明は、2つ折り可の粘着シートの左、右両辺側シートにおいて、粘着剤は右辺側シート面にのみ塗布し、左辺側シートにはねずみの餌のみを適所に配置し、更に右辺側粘着シート部を中央より内側に向け可開閉状に折り曲げて2つ折り形態となして、平素は粘着剤が外部の目に触れなくさせ、そして2つ折り粘着シート部の上側シートの左、右先端部に、可揺動の揺動桿を枢着し、揺動桿の他端を、左辺側シートの中央部左、右両縁辺に夫々枢着させる。
【0006】
次に2つ折り粘着シート部の上側シートの左、右両縁辺の適所にゴム紐の一端を固着し、ゴム紐の他端を左辺側シートの左、右両縁辺の適所に固着してなる構造のねずみ捕獲器を提供するものである。
【作用】
【0007】
上述の粘着シート式捕獲器を、下方に向け全体をやゝ山なりに折り曲げた状態にして床上に置いた際、ゴム紐は左、右両辺側シートの折り曲げ部即ち山なりの頂点より下側に位置する為、ゴム紐の引っ張り力で左、右両辺側シートの下方に向けての閉ぢ運動が床面で阻止され、又粘着剤は2つ折りされたシートの内側に存在するのでねずみに感知されず、安心して近寄ったねずみが左辺側シート上の餌を食べる為シートに登り餌に触れると、山なりの頂上がねずみの体重により押し下げられ、今度はゴム紐の位置が折り曲げ部より上側に位置する事となる結果、左、右両辺側シートはゴム紐の引っ張り力により頂上即ち折り曲げ部を支点として、上方向からの扇形運動を行って閉ぢ合う際、これに連動する揺動桿が2つ折り状の粘着シート部を開口させつゝ左辺側シート上のねずみに向って突進し、そして粘着面をねずみに撃突させこれを粘着捕獲せしめるものである。
【0008】
捕獲されたねずみは、左、右両シート間に挟着されて人目に触れる事無く捕獲器と共に手際よく廃棄処分される。
【実施例】
【0009】
本発明の第一実施例を図に基づいて詳述すると、まづ適当な厚さのボール紙を適当な大きさの長方形状に裁断し、これを中央部の折り曲げ部2を中心として折り曲げ、その右辺側シート3の折り曲げ部2を除く全縁辺に、同様素材の細長な縁部5を設け、そして右辺側シート3の中央部より可開閉に2つ折り状態となし、更に縁辺の内側面に粘着剤6を全面塗布する。
【0010】
そして2つ折り状の粘着シート部3の上側シートの左、右先端部7に、同様素材の両端に折れ曲げ部9、9′を設けた適当な長さの1対の揺動桿8を、その折れ曲げ部9を図示の如く夫々接当させ且糊着し、揺動桿8の他端の折れ曲げ部9′を左辺側シート4の中央部左、右の両縁辺に同様接当させ糊着して、左、右両辺側シート3、4が閉ぢ運動時に連動して2つ折り状の粘着シート3を開く役割りに供し、更に2つ折り状粘着シート部3の上側シートの左、右の縁部5に設けた切り込み部10に弾性に富む1対のゴム紐11の一端を差し込んでこれを固着し、ゴム紐11の他端を、あらかじめ折り曲げ部2近辺にねずみの餌13を配備した左辺側シート4の左、右の縁辺適所の切り込み部14に差し込み固着する事により、左、右両辺側シート3、4の閉ぢ運動の作用力となさしめる。
【0011】
又、図6に示すものは本発明の第2の実施例になるものであり、その要旨として、捕獲器の中で粘着シートのみを使い捨てとする仕組みとし、捕獲器本体は半永久的に使用に供しようとするものであり、これを図に基づいて詳述すると、丈夫なボール紙、及び硬質プラスチック板、及び金属板を素材とし適当な大きさを有する上方が開いて且前方に適当な斜角を具えた前壁16を有した図6に示す様な捕獲器本体15を形成し、そして前壁16の上端部に同様素材で捕獲器本体15と面積を等しくする平板状の支台17を、支台17と捕獲器本体15が、互いに可開閉状に蝶番を用いて枢着し、更に捕獲器本体15の左、右の横壁18、18′の上縁部適所に設けた受け具19に、ゴム紐20、若しくは巻きばね21の一端を固着し、その他端をあらかじめ枢着部近辺にねずみの餌22を配備状態の支台17の左、右両縁辺の適所に設けた受け具23に固着させる。
【0012】
捕獲器本体15の底壁24面に適当な大きさの粘着シート25を、両面粘着テープを用いて貼着敷設してなる本ねずみ捕獲器1′の支台17上の餌22にひかれたねずみが、支台17に乗って餌22に近づくと、捕獲器本体15の前壁16がねずみの体重に押されて前方に倒れると、ゴム紐及び巻きばねの位置が支点の枢着部の上側に位置する為、捕獲器本体15と支台17はゴム紐、及び巻きばねに引っ張られて急速な扇形運動を行い、そして捕獲器本体15の底壁24が粘着シート諸共ねずみに撃突してこれを粘着捕獲し、そして粘着捕獲されたねずみは粘着シート25を底壁より手際良く剥離するのみで簡単に廃棄され、その後新規に粘着シートが捕獲器内に配備され甫度のねずみ捕獲の用に供せられる。
【発明の効果】
【0013】
以上の様に、本発明はねずみの警戒心阻止の為粘着剤が隠蔽状態であるに関わず、ねずみが近づいた時点で粘着部材が素早く且的確にねずみを直撃して粘着捕獲できるので非常に効果的であり、又捕獲されたねずみは捕獲器中で人目に触れないので嫌悪感を抱かされる事無くそのまゝ廃棄されるので非常に便利で、又清潔なものであり、全体もコンパクトな構造なので携帯に便利故、いついかなる場所にでも気軽に持ち運ばれて直ぐ間に合い、しかも手で開いて床に置くだけの極めて簡単な操作で使用できるので使いがっても良く、値段も安価な為、その都度使い捨ての用にも最適である為、広く歓迎されて環境衛生上にもあまねく貢献し得る極めて有益な発明である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明のねずみ捕獲器の使用中を示す全体斜視図。
【図2】本発明のねずみ捕獲器でねずみを捕獲した状態を示す全体斜視図。
【図3】本発明のねずみ捕獲器を設置した状態を示す側面断面図。
【図4】本発明のねずみ捕獲器がねずみを捕獲中の状態を示す側面断面図。
【図5】本発明のねずみ捕獲器にねずみが粘着捕獲された状態を示す側面断面図。
【図6】本発明のねずみ捕獲器の他の実施例を示す全体斜視図。
【図7】本発明が引用した従来の粘着シート式ねずみ捕獲具の全体斜視図。
【符号の説明】
1−捕獲器 2−折り曲げ部 3−右辺側粘着シート部 4−左辺側シート部 5−縁部 6−粘着剤 8−揺動桿 11−ゴム紐 13−餌 15−捕獲器本体 16−前壁 17−支台 18−横壁 21−巻きばね 22−餌 24−底壁 25−粘着シート
【出願人】 【識別番号】391034514
【氏名又は名称】当田 雄太郎
【識別番号】597150256
【氏名又は名称】山本 隆昭
【識別番号】508188053
【氏名又は名称】相羽 久男
【出願日】 平成20年5月15日(2008.5.15)
【代理人】
【公開番号】 特開2009−273456(P2009−273456A)
【公開日】 平成21年11月26日(2009.11.26)
【出願番号】 特願2008−163824(P2008−163824)