| 【発明の名称】 |
電気機器及び映像表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】池内 義直
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| 【要約】 |
【課題】キャビネット内の電気回路を空冷する空気の流量を自動で調整することができ、しかも電気回路の発熱量を考慮せずに設計することができる映像表示装置を提供する。
【構成】キャビネット11に収容された第1及び第2電気回路21a,22aと、第1及び第2電気回路21a,22aにて加熱された空気をキャビネット11外へ排気する排気孔とを備える映像表示装置に、鉛直上方へ開口した開口部31a,32aを有し、第1及び第2電気回路21a,22aにて加熱された空気を夫々前記排気孔へ導く第1及び第2経路31,32と、第1及び第2経路31,32を上昇する空気の流量を調整する流量調整板4と、第1経路31の開口部31a及び第2経路32の開口部32a間に配されており、開口部31a,32aが選択的に開閉されるように、流量調整板4を揺動可能に支持する支持部34aとを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筐体に収容された電気回路と、該電気回路にて加熱された空気を該筐体外へ排気する排気孔とを備える電気機器において、 鉛直上方へ開口した開口部を有し、前記電気回路にて加熱された空気を夫々前記排気孔へ導く第1及び第2経路と、 該第1及び第2経路を上昇する空気の流量を調整する流量調整板と、 前記第1経路の開口部及び前記第2経路の開口部間に配されており、前記開口部が選択的に開閉されるように、前記流量調整板を揺動可能に支持する支持部と を備えることを特徴とする電気機器。 【請求項2】 前記支持部は、 前記流量調整板の重心にて該流量調整板を支持している ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。 【請求項3】 複数の前記電気回路を備えており、 一の電気回路は前記第1経路に配され、他の電気回路は前記第2経路に配されている ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気機器。 【請求項4】 筐体に収容されており、映像を表示する映像表示部と、該映像表示部にて加熱された空気を該筐体外へ排気する排気孔とを備える映像表示装置において、 鉛直上方へ開口した開口部を有し、前記映像表示部にて加熱された空気を夫々前記排気孔へ導く第1及び第2経路と、 該第1及び第2経路を上昇する空気の流量を調整する流量調整板と、 前記第1経路の開口部及び前記第2経路の開口部間に配されており、前記開口部が選択的に開閉されるように、前記流量調整板を揺動可能に支持する支持部と を備えることを特徴とする映像表示装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、筐体に収容された電気回路にて加熱された空気を該筐体外へ排気するように構成された電気機器及び筐体に収容された映像表示部にて加熱された空気を該筐体外へ排気するように構成された映像表示装置に関する。 【背景技術】 【0002】 図6は、従来の電気機器を模式的に示す縦断面図である。 従来の電気機器は複数の回路基板21,22,23を収容したキャビネット11を備えている。各回路基板21,22,23には電気回路21a,22a,23aが夫々配されている。キャビネット11は下部に図示しない吸気孔を、上部に排気孔を有しており、排気孔に対向する排気用のファン51,52が設けられている。ファン51,52が回転した場合、図6(a)中、白抜矢印で示すように吸気孔から吸気され、電気回路21a,22a,23aで加熱された空気はキャビネット11内を上昇し、ファン51,52にて排気孔からキャビネット11外へ排気される。 【0003】 このように構成された電気機器においては、ファン51,52の回転によって電気回路21a,22a,23aを空冷することができる。ところが、図6(b)に示すように、一の電気回路21aの発熱量が他の電気回路22a,23aに比べて多い場合、キャビネット11内部で温度が不均一になり、高温部に配された電気回路21aが異常動作を起こす虞があった。 【0004】 図7は、他の従来の電気機器を模式的に示す縦断面図である。 他の従来の電気機器は、キャビネット11、回路基板21,22,23、電気回路21a,22a,23a、及びファン51,52を備えている。また、電気機器は、横方向略中央部に配された電気回路22aに沿って上昇する空気を一方のファン52へ導く鉤状の案内板6を備えている。 このように構成された電気機器においては、他方のファン51側に配された電気回路21aに沿って上昇する空気の流量を、他の電気回路22a,23aに沿って上昇する空気の流量に比べて増加させることができ、電気回路21aを効率的に空冷することができる。 【0005】 一方、形状記憶合金にて形成された流量調整板を空気の通流経路に設け、空気の温度に応じて流通経路が自動的に開閉するように構成された電気機器が提案されている(例えば、特許文献1)。 【0006】 また、流量調整板をアクチュエータにて駆動するように構成した電気機器が提案されている(例えば、特許文献2)。 特許文献1及び特許文献2に係る電気機器においては、各電気回路の発熱量に応じて空気の流量を調整し、電気回路を均一に空冷することができる。 【特許文献1】特開昭62−272559号公報 【特許文献2】実開平4−137096号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 しかしながら、電気機器を製造する際に電気回路の発熱量を予測することは困難であり、形状記憶合金からなる流量調整板の温度特性、アクチュエータの制御方法を設計することが困難であるという問題があった。 【0008】 本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電気回路で加熱されて上昇した空気の圧力によって揺動し、加熱された空気を排気孔へ導く第1経路及び第2経路の開口部を選択的に開閉する流量調整板を備えることにより、第1経路及び第2経路を上昇する空気の流量を自動で調整することができ、しかも電気回路の発熱量を考慮せずに設計することができる電気機器及び映像表示装置を提供することを目的とする。 【0009】 本発明の他の目的は、流量調整板の重心にて該流量調整板を支持するように構成することにより、第1経路側の温度と第2経路側の温度とを均一にすることができる電気機器を提供することを目的とする。 【0010】 本発明の他の目的は、一の電気回路を第1経路に配し、他の電気回路を第2経路に配するように構成することにより、各電気回路の温度関係を一定に制御することができる電気機器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0011】 本発明に係る電気機器は、筐体に収容された電気回路と、該電気回路にて加熱された空気を該筐体外へ排気する排気孔とを備える電気機器において、鉛直上方へ開口した開口部を有し、前記電気回路にて加熱された空気を夫々前記排気孔へ導く第1及び第2経路と、該第1及び第2経路を上昇する空気の流量を調整する流量調整板と、前記第1経路の開口部及び前記第2経路の開口部間に配されており、前記開口部が選択的に開閉されるように、前記流量調整板を揺動可能に支持する支持部とを備えることを特徴とする。 【0012】 本発明に係る電気機器は、前記支持部が、前記流量調整板の重心にて該流量調整板を支持していることを特徴とする。 【0013】 本発明に係る電気機器は、複数の前記電気回路を備えており、一の電気回路は前記第1経路に配され、他の電気回路は前記第2経路に配されていることを特徴とする。 【0014】 本発明に係る映像表示装置は、筐体に収容されており、映像を表示する映像表示部と、該映像表示部にて加熱された空気を該筐体外へ排気する排気孔とを備える映像表示装置において、鉛直上方へ開口した開口部を有し、前記映像表示部にて加熱された空気を夫々前記排気孔へ導く第1及び第2経路と、該第1及び第2経路を上昇する空気の流量を調整する流量調整板と、前記第1経路の開口部及び前記第2経路の開口部間に配されており、前記開口部が選択的に開閉されるように、前記流量調整板を揺動可能に支持する支持部とを備えることを特徴とする。 【0015】 本発明にあっては、筐体内の電気回路にて加熱された空気は第1経路及び第2経路を上昇し、排気孔から筐体外へ排出される。 第1経路の開口部と第2経路の開口部との間には支持部が配されており、該支持部は流量調整板を揺動可能に支持している。 流量調整板は、第1経路及び第2経路を上昇した空気の圧力と、重力とを受ける。第1経路を上昇する空気による圧力は、第1経路側の温度が高い程大きい。同様に、第2経路を上昇する空気による圧力は、第2経路側の温度が高い程大きい。 流量調整板の支持部より第1経路側部分が受ける鉛直下方向の合力が、支持部より第2経路側部分が受ける鉛直下方向の合力より小さい場合、流量調整板は第2経路側へ傾き、第1経路の開口部が第2経路の開口部より大きく開放される。 同様に、流量調整板の支持部より第1経路側部分が受ける鉛直下方向の合力が、支持部より第2経路側部分が受ける鉛直下方向の合力より大きい場合、流量調整板は第1経路側へ傾き、第2経路の開口部が第1経路の開口部より大きく開放される。 従って、第1経路側及び第2経路側の温度に応じて、第1経路及び第2経路の開口部を選択的に開閉し、電気回路を空冷することができる。 【0016】 本発明にあっては、支持部が流量調整板を該流量調整板の重心にて支持しているため、流量調整板の第1経路側部分に加わる重力と、第2経路側部分に加わる重力とが釣り合う。 従って、第1経路側の温度が第2経路側に比べて高い場合、流量調整板が第2経路側へ傾き、第1経路の開口部が第2経路の開口部より大きく開放される。同様に、第1経路側の温度が第2経路側に比べて低い場合、流量調整板が第1経路側へ傾き、第2経路の開口部が第1経路の開口部より大きく開放される。 よって、第1経路側の温度が高い場合、第1経路を上昇する空気の流量が多くなり、第2経路側の温度が高い場合、第2経路を上昇する空気の流量が多くなる。つまり、第1経路側の温度と第2経路側の温度とが均一になるように、第1経路及び第2経路を上昇する空気の流量が調整される。 【0017】 本発明にあっては、第1経路に配された一の電気回路と、第2経路に配された他の電気回路との温度関係を一定にすることができる。例えば、流量調整板が重心にて支持されている場合、各電気回路の温度を略同一にすることができる。 【発明の効果】 【0018】 本発明によれば、第1経路及び第2経路を上昇する空気の流量を自動で調整することができ、しかも電気回路の発熱量を考慮せずに第1経路、第2経路及び流量調整板を設計することができる。 【0019】 本発明によれば、第1経路側の温度と第2経路側の温度とを均一にすることができる。 【0020】 本発明によれば、各電気回路の温度関係を一定に制御することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1) 図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置を模式的に示す縦断面図、図3は、映像表示装置の要部を模式的に示す斜視図、図4は、映像表示装置の要部を模式的に示す横断面図である。 【0022】 本発明の実施の形態1に係る映像表示装置は、扁平略直方体のキャビネット(筐体)11を備えており、キャビネット11内を通流する空気の圧力を利用して、空気の通流経路を変更するように構成されている。 【0023】 キャビネット11は、映像表示装置の正面側を構成する前キャビネット11a、及び背面側を構成する後キャビネット11bからなり、テレビ映像を表示する映像表示部2を収容している。前キャビネット11aは、映像表示部2の映像表示面を正面側に露出する開口を有する枠状である。後キャビネット11bは、映像表示部2を空冷するためのスリット状の吸気孔を下部に備えている。また、後キャビネット11bは、図4に示すように横方向に並設された排気孔61,62を上部に備えている。 【0024】 映像表示部2は、テレビ映像を表示する矩形の液晶パネル26、液晶パネル26の背面側に配置された光学シート25、直下型バックライトユニット等を備えている。 【0025】 直下型バックライトユニットは、光学シート25を介して液晶パネル26に対向している金属製のバックライトシャーシ20、バックライトシャーシ20に支持されている冷陰極蛍光管24等を備えている。 【0026】 バックライトシャーシ20には、キャビネット11の側壁に略平行な側壁33及び側壁35、並びに側壁33及び側壁35を仕切る仕切板34が背面側へ突設されている。側壁33,35及び仕切板34は略同形であり、上端が排気孔61,62よりも下側に位置するように形成されている。バックライトシャーシ20は、側壁33、仕切板34及び後キャビネット11bと共に第1経路31を構成し、仕切板34、側壁35及び後キャビネット11bと共に第2経路32を構成している。第1経路31及び第2経路32は四角筒状であり、鉛直上方へ開口した第1及び第2開口部31a,32aを夫々形成している。 【0027】 バックライトシャーシ20の第1経路31を構成する部分には、第1回路基板21が配されており、第2経路32を構成する部分には第2回路基板22が配されている。また、バックライトシャーシ20の他の部分には、第1乃至第3回路基板21,22,23が横方向に並設されるように第3回路基板23が配されている。第1乃至第3回路基板21,22,23には、夫々第1乃至第3電気回路21a,22a,23aが配されている。 【0028】 また、バックライトシャーシ20の仕切板34の上側部分には、後キャビネット11bに形成された排気孔61に対向しており、第1及び第2電気回路21a,22aにて加熱された空気をキャビネット11外へ排気するファン51が設けられている。更に、バックライトシャーシ20の側壁35の上側部分には、後キャビネット11bに形成された排気孔62に対向しており、第2及び第3電気回路22a,23aにて加熱された空気をキャビネット11外へ排気するファン52が設けられている。なお、図4では作図及び説明の便宜上、ファン51,52を省略している。 【0029】 第1仕切板34の上端には、中心軸が前後方向となるように円柱状の支持軸(支持部)34aが形成されており、支持軸34aには流量調整板4が揺動可能に支持されている。 【0030】 流量調整板4は、支持軸34aに揺動可能に支持される被支持部4cを備えている。被支持部4cは、支持軸34aの周面に倣うように湾曲した湾曲面を有しており、該周面を滑動するように支持軸34aに面接触している。また、流量調整板4は、被支持部4cから第1経路31側へ延設されており、第1経路31を上昇する空気の流量を調整する矩形板状の第1流量調整板部4aを備えている。同様に、流量調整板4は、被支持部4cから第2経路32側へ、第1流量調整板4に対して略平行になるように延設されており、第2経路32を上昇する空気の流量を調整する矩形板状の第2流量調整板部4bを備えている。第1流量調整板部4a及び第2流量調整板部4bは、第1及び第2開口部31a,32aより幅狭に形成されている。また、第1流量調整板部4a及び第2流量調整板部4bは、同形及び同寸法であり、重心が被支持部4cに位置するように形成されている。 【0031】 映像表示装置の作用を説明する。 第1電気回路21aの温度が第2電気回路22aの温度に比べて低い場合、図1(a)における白抜矢印で示すように、流量調整板4の第2流量調整板部4bは、第1流量調整板部4aに比べてより大きな空気の上昇による圧力を受ける。流量調整板4は重心で支持されているため、流量調整板4は第1経路31側に傾き、第2経路32の開口部が第1経路31の開口部に比べてより大きく開放される。従って、第2経路32を通流する空気の流量が第1経路31側に比べて大くなり、第2経路32側の第2電気回路22aがより効率的に空冷される。 また、第1電気回路21aの温度が第2電気回路22aの温度に比べて高い場合、図1(b)における白抜矢印で示すように、流量調整板4の第1流量調整板部4aは、第2流量調整板部4bに比べてより大きな空気の上昇による圧力を受ける。流量調整板4は重心で支持されているため、流量調整板4は第2経路32側に傾き、第1経路31の開口部が第2経路32の開口部に比べてより大きく開放される。従って、第1経路31を通流する空気の流量が第2経路32側に比べて大くなり、第1経路31側の第1電気回路21aがより効率的に空冷される。 更に、第1電気回路21aの温度と第2電気回路22aの温度とが略同一である場合、図2における白抜矢印で示すように、流量調整板4の第1流量調整板部4a及び第2流量調整板部4bは、略同一の空気の圧力を受ける。流量調整板4は重心で支持されているため、流量調整板4は水平になり、第1及び第2経路32の開口部は同程度開放される。従って、第1及び第2経路32を通流する空気の流量も略同一になり、第1及び第2電気回路21a,22aが均一に空冷される。 【0032】 よって、実施の形態1に係る映像表示装置にあっては、第1経路31及び第2経路32を上昇する空気の流量を電気制御無しで自動で調整することができ、しかも第1乃至第3電気回路21a,22a,23aの発熱量を考慮せずに設計することができる。また、第1経路31側の温度と第2経路32側の温度とを均一にし、第1電気回路21aと第2電気回路22aの温度とを均一にすることができる。 【0033】 なお、実施の形態1では映像表示装置を説明したが、筐体及び該筐体に収容された電気回路を備える電気機器一般に本発明を適用しても良い。 【0034】 また、流量調整板の重心にて該流量調整板を支持するように構成してあるが、第1流量調整板部側又は第2流量調整板部側に重心が位置するように構成しても良い。 このように構成した場合、第1電気回路と第2電気回路との温度差を一定に維持することができる。 【0035】 更に、流量調整板の被支持部及び支持軸が滑動するように面接触し、流量調整板が支持部によって揺動可能に支持されている構成を示したが、支持方法はこれに限定されず、流量調整板を揺動可能に支持できる構成であれば他の構成であっても良い。 【0036】 更にまた、流量調整板の形状及び寸法も実施の形態に限定されず、第1経路及び第2経路を通流する流量を調整できる形状であれば他の形状であっても良い。 【0037】 更にまた、ファンを備える映像表示装置を説明したが、各電気回路を十分冷却することができるのであれば、ファンを備えず排気孔のみを備えるように構成しても良い。 【0038】 (実施の形態2) 図5は、実施の形態2に係る映像表示装置を模式的に示す縦断面図である。実施の形態2に係る映像表示装置は、実施の形態1に係る映像表示装置と同様のキャビネット11、映像表示部2、バックライトシャーシ20、側壁33,35、仕切板34、第1乃至第3回路基板21,22,23、第1乃至第3電気回路21a,22a,23a、ファン51,52等を備えている。実施の形態2に係る映像表示装置は、流量調整板204の構成のみが実施の形態1に係る映像表示装置と異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。 【0039】 流量調整板204は、背面視が倒立山形であり、実施の形態1に係る流量調整板4と同様の被支持部204cを備えている。また、流量調整板204は、被支持部204cから第1経路31側へ延設されており、第1経路31を上昇する空気の流量を調整する矩形板状の第1流量調整板部204aを備えている。同様に、流量調整板204は、被支持部204cから第2経路32側へ延設されており、第2経路32を上昇する空気の流量を調整する矩形板状の第2流量調整板部204bを備えている。 第1流量調整板部204a及び第2流量調整板部204bは被支持部204cの凸側が狭角に、被支持部204cの凹側が広角になるように形成されている。また第1及び第2流量調整板部204a,204bは、被支持部204cに重心が位置するように形成されている。 【0040】 実施の形態2に係る映像表示装置にあっては、第1電気回路21aの温度が第2電気回路22aの温度に比べて低い場合、図5(a)における白抜矢印で示すように、流量調整板204は第1経路31側に傾き、第2経路32を通流する空気の流量が第1経路31側に比べて大くなり、第2経路32側の第2電気回路22aがより効率的に空冷される。 また、第1電気回路21aの温度が第2電気回路22aの温度に比べて高い場合、図5(b)における白抜矢印で示すように、流量調整板204は第2経路32側に傾き、第1経路31を通流する空気の流量が第2経路32側に比べて大くなり、第1経路31側の第1電気回路21aがより効率的に空冷される。 【0041】 また、第1経路31及び第2経路32側の温度が均一になり、第1流量調整板部204a及び第2流量調整板部204bに加わる鉛直方向の力が略一致した場合、実施の形態1に係る映像表示装置に比べ、第1開口部31a及び第2開口部32aは大きく開口するため、空気が通流し易く、効率的に第1及び第2電気回路21a,22aを空冷することができる。 【0042】 実施の形態2に係る映像表示装置の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係る映像表示装置の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。 【図面の簡単な説明】 【0043】 【図1】本発明の実施の形態1に係る映像表示装置を模式的に示す縦断面図である。 【図2】本発明の実施の形態1に係る映像表示装置を模式的に示す縦断面図である。 【図3】映像表示装置の要部を模式的に示す斜視図である。 【図4】映像表示装置の要部を模式的に示す横断面図である。 【図5】実施の形態2に係る映像表示装置を模式的に示す縦断面図である。 【図6】従来の電気機器を模式的に示す縦断面図である。 【図7】他の従来の電気機器を模式的に示す縦断面図である。 【符号の説明】 【0044】 2 映像表示部 4 流量調整板 11 キャビネット(筐体) 21a 第1電気回路 22a 第2電気回路 23a 第3電気回路 31 第1経路 31a 第1開口部 32 第2経路 32a 第2開口部 34a 支持軸(支持部) 61,62 排気孔
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月13日(2006.9.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
【識別番号】100114557 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 英仁
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| 【公開番号】 |
特開2008−71878(P2008−71878A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−248298(P2006−248298) |
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