| 【発明の名称】 |
キャビネットの構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】安田 拡二
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、パネルに取り付けられ用いられる支柱が、作業の邪魔になるような突出物となる場合は取り外し可能としたキャビネットの構造を提供することを目的としている。
【構成】本発明に係るキャビネットの構造は、パネル2の四隅には、カバー4を支持するための支柱6が着脱自在に取り付けられ、カバー4は支柱6に対向するようにコーナー部に切り欠き13を形成し、切り欠き13の端部にはカバー4の端部をスライド挿入可能な溝を設けたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平面状のパネルに機器を取り付け、前記パネルの前面を側面を形成したカバーにより施蓋して成るキャビネットの構造であって、前記パネルの四隅には、前記カバーを支持するための支柱が着脱自在に取り付けられ、前記カバーは前記支柱に対向するようにコーナー部に切り欠きを形成し、該切り欠きの端部には前記カバーの端部をスライド挿入溝を可能な溝を設けたことを特徴とするキャビネットの構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、平面状のパネルに機器を取り付け、パネルの前面を側面を形成したカバーにより施蓋して成るキャビネットの構造に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、平面状のパネル31に機器32を取り付け、パネル31の前面を側面33を形成したカバー34により施蓋して成るキャビネット35は、スペーサと呼ばれる長いねじ36をパネル31の裏面から差し込み装着し、パネル31にカバー34をセットしてからカバー34はねじ37で締め付け固定していた。 【非特許文献1】カワムララックカタログNo.10 2006年6月1日発行 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら上記従来技術におけるキャビネットの構造では、パネルの前面にスペーサが立設されるため、キャビネットに納められた機器の保守作業をする際、邪魔になり作業効率が低下していた。スペーサはパネルの裏面から取り付けられているため、パネルが壁面に固定された状態では取り外すこともできない。 【0004】 カバーは箱状に構成され、その際、コーナーの接合部分は溶接仕上げにより、端部を露出させないようにしていた。そのため、作業に手間もかかり製造コストがあがる要因となっていた。 【0005】 カバーもねじ止めにより固定されているため、カバーの着脱にはドライバー等の工具が必要であった。 【課題を解決するための手段】 【0006】 そこで本発明は、作業の邪魔になるような突出物は取り外し可能としたキャビネットの構造を提供することを目的とし、その構造は、パネルの四隅には、カバーを支持するための支柱が着脱自在に取り付けられ、カバーは支柱に対向するようにコーナー部に切り欠きを形成し、切り欠きの端部にはカバーの端部をスライド挿入可能な溝を設けたことを特徴とする。 【発明の効果】 【0007】 本発明に係るキャビネットの構造は、パネルの四隅には、カバーを支持するための支柱が着脱自在に取り付けられ、カバーは支柱に対向するようにコーナー部に切り欠きを形成し、切り欠きの端部にはカバーの端部をスライド挿入可能な溝を設けたため、支柱がパネルの四隅に立設され、作業の邪魔になる場合には、パネルが壁面に取り付けられている状態でも着脱自在である。また、支柱がカバーのコーナー部分となり、従来のように溶接仕上げの必要がなくなり安価にキャビネットを提供することができる。また、カバーの着脱に、ドライバー等の工具も不要であり、作業性が向上する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 本発明に係るキャビネットの構造は、キャビネットのパネルへ機器を取り付けたり、設置後の機器の保守に関わる作業がしやすいように構成するという目的を、最小の部品点数で、安価に実現した。 【実施例1】 【0009】 本発明に係るキャビネットの構造の実施例を図1〜図4の添付図面に基いて説明する。 【0010】 本発明に係るキャビネット1の構造は、電気機器や通信機器等を配置する平面状のパネル2とそのパネル2を覆う、側面3を形成したカバー4とから構成される。カバー4の側面3には入出線用の開口を設けることもある。 【0011】 パネル2の四隅にはパネル2を壁面に取り付けるための壁面取り付け穴5と支柱6の取り付け穴7とを設ける。支柱6はパネル2のコーナー部分に対向する取り付け部8を形成し、取り付け部8の端部には支柱部9を形成している。支柱部9の側端部には溝10を設けている。溝10は、カバー4側から壁面側に向かってだんだん深く設けられている。支柱6の取り付け部8は肉厚に構成し、パネル2の壁面取り付け穴5に対向する位置にねじ受け部11を、パネル2に設けられた取り付け穴7に対向する位置に取り付け孔12を設けている。 【0012】 支柱6は、取り付け孔12をパネル2に設けられた取り付け穴7に対向させ、取り付け孔12と取り付け穴7に取り付けねじ(図示せず)を挿通し締め付け、支柱6をパネル2に固定する。パネル2を、支柱6を取り付けた状態で壁面に取り付けるには、支柱6のねじ受け部11とパネル2の壁面取り付け穴5とに固定ねじ(図示せず)を挿通し、支柱6は固定ねじで取り付け部8をはさむようにしてパネル2に取り付けられる。固定ねじを締め付けるときにかかる力でパネル2が変形するのを、取り付け部8により補強される。支柱6はパネル2が壁面に取り付けらた状態でも、取り付けねじを外し、固定ねじを緩めることでパネル2から取り外すことができる。キャビネット1の内部に収納した機器の配線等の作業の際、支柱6が手に当たるなど邪魔になる場合には、取り外し作業スペースを確保することができる。 【0013】 カバー4は側面3を設け、箱状に形成している。コーナー部には支柱6に対向させて切り欠き13を設け、切り欠き13のエッジ14部分に任意の数、任意の位置に凸部15を設ける。支柱6の溝10には凸部15に対向する位置に凹部(図示せず)を形成し、カバー4を支柱6に嵌合したときに、容易に外れないような構造となっている。カバー4の取り付けの際には支柱6を手で横方向へ押し広げながら挿入し、凸部15と凹部とを嵌合させる。さらに、溝10には勾配が付し、そのため容易には抜け落ちたり外れたりしないようになっている。 【0014】 カバー4のコーナー部分は支柱6が覆うため、見栄えが良い上、従来行っていたコーナーの接合部を溶接する作業が不要になり作業性が向上する。 【産業上の利用可能性】 【0015】 本発明に係るキャビネットの構造は、着脱自在の支柱をパネルに取り付け、支柱の設けた溝にカバーのエッジを嵌合させ、エッジや溝に設けた凸部や凹部を係止させることでパネルにカバーを取り付けるため、カバーの着脱にはドライバー等の工具が不要である。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】本発明に係るキャビネットの構造を示す説明図である。 【図2】本発明に係るキャビネットの取り付け動作を示す説明図である。 【図3】本発明に係るキャビネットの取り付け動作を示す説明図である。 【図4】本発明に係るキャビネットの支柱を示す説明図である。 【図5】従来のキャビネットの取り付け構造を示す説明図である。 【符号の説明】 【0017】 1 キャビネット 2 パネル 3 側面 4 カバー 5 壁面取り付け穴 6 支柱 7 取り付け穴 8 取り付け部 9 支柱部 10 溝 11 ねじ受け部 12 取り付け孔 13 切り欠き 14 エッジ 15 凸部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000124591 【氏名又は名称】河村電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−60387(P2008−60387A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−236287(P2006−236287) |
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