| 【発明の名称】 |
テーピング部品供給装置及びテーピング部品の供給方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】湯浅 穂
【氏名】島村 雅哉
【氏名】橋詰 貴雄
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| 【要約】 |
【課題】チップ状電子部品の供給に好適なテーピング部品供給装置及びテーピング部品供給方法を提供する。
【構成】キャリアテープ11を間欠送りするテープ送り手段と、トップテープ巻き取り手段と、を有するテーピング部品供給装置10において、キャリアテープ11からトップテープ14を剥離する位置の手前でトップテープ14の厚み寸法と重なる位置に切刃18aを配設し、トップテープ14を剥離する位置P1に、テープ押さえ手段17を複数配設するとともに切刃18aの切り込み軌跡上のトップテープ11の厚み寸法と重なる位置に部品ガイド19を配設して、キャリアテープ11からトップテープ14が剥離される際にキャリアテープ11のキャビティ12内のチップ状電子部品13の上面が部品ガイド19のガイド面19aで規制された状態にすることで、微小なチップ状電子部品13の飛び出し、姿勢の変更や挟まれ等の発生を防止する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 チップ状電子部品を収納したキャビティが一定間隔に設けられトップテープで封止されたキャリアテープを間欠送りするテープ送り手段と、該キャリアテープの走路上の該キャリアテープから前記トップテープを剥離する位置の手前で該キャリアテープの浮きを抑えるテープ押さえ手段と、前記キャリアテープから前記トップテープを剥離して巻き取るトップテープ巻き取り手段と、前記キャリアテープから前記トップテープを剥離する位置と前記チップ状電子部品を吸着する位置との間に配設され該チップ状電子部品の上部をガイドする部品ガイドと、を有するテーピング部品供給装置において、 前記キャリアテープの走路上の前記トップテープを剥離する位置の手前であって前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に切刃が配設されており、該トップテープを剥離する位置において、前記テープ押さえ手段が前記トップテープの幅方向に前記切刃の切り込み軌跡を挟んで複数配設されているとともに前記切刃の切り込み軌跡上の少なくとも前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に前記部品ガイドが配設されていることを特徴とするテーピング部品供給装置。 【請求項2】 前記切刃と部品ガイドとが一体に設けられていることを特徴とする請求項1記載のテーピング部品供給装置。 【請求項3】 前記切刃と部品ガイドとに帯電する静電気を放電させる通電手段を設けたことを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載のテーピング部品供給装置。 【請求項4】 テーピングされたチップ状電子部品を電子部品マウント装置等に供給する方法において、チップ状電子部品が収納されたキャリアテープのキャビティを封止しているトップテープに切刃で切り込みを設け、該切り込み内に部品ガイドを挿入し、該部品ガイドでチップ状電子部品の上面の位置を規制した状態で前記トップテープを剥離することを特徴とするテーピング部品の供給方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、各種電子機器の回路配線基板の組立工程においてチップ状電子部品を搭載する際に用いられるテーピング部品供給装置と、テーピング部品の供給方法に関する。 【背景技術】 【0002】 電子部品マウント装置等を用いてチップ状電子部品を回路配線基板上に搭載する際には、テーピングされたチップ状電子部品はテーピング部品供給装置によりチップ状電子部品を吸着する位置に供給され、電子部品マウント装置の部品吸着用のノズルにより吸着されて、回路配線基板上に移載される。 上記テーピングされたチップ状電子部品は、キャリアテープに所定の間隔で形成されたキャビティにチップ状電子部品が収納されるとともに、該キャビティがトップテープにより封止されている。そして、例えば図5(A)に示されるように、テーピング部品供給装置にセットされる。キャリアテープ1の上部はテープ押さえ手段7によりガイドされるとともに、該テープ押さえ手段7の先端7aを支点として図示省略したトップテープ巻き取り手段により前記キャリアテープ1の送り動作と同期してトップテープ4の先端側4aが順次剥離されて巻き取られる。また、トップテープ4が剥離された後の前記キャリアテープ1のキャビティ2上を覆うように部品ガイド9が配置され、トップテープ4の先端側4aを剥離する際に発生する振動やノズル6の接触・離間により発生する振動等でチップ状電子部品3がキャビティ2から飛び出すのを防止している。 また、特許文献1には、キャリアテープからトップテープの先端側を剥離する際に振動を発生させないように、トップテープの両サイドの接着部の内側を予め切断した後に剥離するものが提案されている。また、特許文献2には、トップテープをテープの長さ方向に中央テープ列を含めて複数の列により構成し、各列のトップテープを電子部品供給位置のそれぞれ異なった剥離位置で剥離するものが提案されている。 【0003】 【特許文献1】特開平10−242685号公報 【特許文献2】特開平11−46090号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 近年、各種電子機器の小型化、薄型化の傾向が強まっており、これらの電子機器に用いる微小サイズのチップ状電子部品が提案されるようになっている。具体的には、長さ0.4mm×幅0.2mm(×高さ0.2mm以下)の0402サイズの等のチップ状電子部品が提案されている。 しかしながら、上記背景技術や特許文献1,2に示されるテーピング部品供給装置においては、上記微小サイズのチップ状電子部品を扱う際に次のような課題があった。具体的には、テーピング部品のキャリアテープ1からトップテープ4を剥離した後にキャビティ2の上部を部品ガイド9が覆うので、前記キャリアテープ1からトップテープ4を剥離する際に生じる静電気により上記微小なチップ状電子部品3がトップテープ4の背面に引き寄せられて前記キャビティ2から飛び出したり、或いは、前記静電気でチップ状電子部品3がキャビティ2内で浮いた際に前記チップ状電子部品3の姿勢が変わったり、あるいは前記キャビティ2の開口縁と部品ガイド9との間に前記チップ状電子部品3が挟まったりすることが生じやすいという課題があった。 【0005】 本発明の目的は、上記課題を解決して、微小なチップ状電子部品であっても、前記の如くキャビティからの飛び出しや、キャビティ内での姿勢の変更、キャビティと部品ガイドとの間で挟まれ等が発生しにくいテーピング部品供給装置を提供することにある。 また本発明の目的は、微小なチップ状電子部品であっても、前記の如くキャビティからの飛び出しや、キャビティ内での姿勢の変更、キャビティと部品ガイドとの間で挟まれ等が発生しにくいテーピング部品の供給方法を提供するとことにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記目的を達成するため、本発明のテーピング部品供給装置は、 (1)チップ状電子部品を収納したキャビティが一定間隔に設けられトップテープで封止されたキャリアテープを間欠送りするテープ送り手段と、該キャリアテープの走路上の該キャリアテープから前記トップテープを剥離する位置の手前で該キャリアテープの浮きを抑えるテープ押さえ手段と、前記キャリアテープから前記トップテープを剥離して巻き取るトップテープ巻き取り手段と、前記キャリアテープから前記トップテープを剥離する位置と前記チップ状電子部品を吸着する位置との間に配設され該チップ状電子部品の上部をガイドする部品ガイドと、を有するテーピング部品供給装置において、 前記キャリアテープの走路上の前記トップテープを剥離する位置の手前であって前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に切刃が配設されており、 該トップテープを剥離する位置において、前記テープ押さえ手段が前記トップテープの幅方向に前記切刃の切り込み軌跡を挟んで複数配設されているとともに前記切刃の切り込み軌跡上の少なくとも前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に前記部品ガイドが配設されているものである。(・・・以下、第1の課題解決手段と称する。) 【0007】 また、上記テーピング部品供給装置の主要な形態の一つは、 (2)前記切刃と部品ガイドとが一体に設けられているものである。(・・・以下、第2の課題解決手段と称する。) 【0008】 また、上記テーピング部品供給装置の他の形態の一つは、 (3)前記切刃と部品ガイドとに帯電する静電気を放電させる通電手段を設けたものである。(・・・以下、第3の課題解決手段と称する。) 【0009】 また、前記目的を達成するため、本発明のテーピング部品の供給方法は、 (4)テーピングされたチップ状電子部品を電子部品マウント装置等に供給する方法において、チップ状電子部品が収納されたキャリアテープのキャビティを封止しているトップテープに切刃で切り込みを設け、該切り込み内に部品ガイドを挿入し、該部品ガイドでチップ状電子部品の上面の位置を規制した状態で前記トップテープを剥離するものである。(・・・以下、第4の課題解決手段と称する。) 【0010】 上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記キャリアテープの走路上の前記トップテープを剥離する位置の手前であって前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に切刃が配設されており、該トップテープを剥離する位置において、前記テープ押さえ手段が前記トップテープの幅方向に前記切刃の切り込み軌跡を挟んで複数配設されているとともに前記切刃の切り込み軌跡上の少なくとも前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に前記部品ガイドが配設されているので、キャリアテープからトップテープを剥離する際にチップ状電子部品の上面位置が規制される。 【0011】 上記第2の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記切刃と部品ガイドとが一体に設けられているので、切刃で形成された切り込みに部品ガイドを改めて挿入する必要がなく、部品ガイドを切り込みに挿入する際のトップテープの振動発生を防止できる。 【0012】 上記第3の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記切刃と部品ガイドとに帯電する静電気を放電させる通電手段を設けたので、トップテープを剥離する際に静電気が発生した場合であっても、切刃および/又は部品ガイドから通電手段を通じて速やかに放電されるので、部品ガイドから開放されたチップ状電子部品が静電気で移動するのを防止できる。 【0013】 上記第4の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、チップ状電子部品が収納されたキャリアテープのキャビティを封止しているトップテープに切刃で切り込みを設け、該切り込み内に部品ガイドを挿入し、該部品ガイドでチップ状電子部品の上面の位置を規制した状態で前記トップテープを剥離するので、部品の姿勢の乱れや飛び出しを防止できる。 【発明の効果】 【0014】 本発明のテーピング部品供給装置は、キャリアテープからトップテープを剥離する際にチップ状電子部品の上面位置が規制されるので、微小なチップ状電子部品であっても、前記の如くキャビティからの飛び出しや、キャビティ内での姿勢の変更を防止できる。また、本発明は、前記の如くキャビティ内でのチップ状電子部品の浮きが防止されるので、キャビティと部品ガイドとの間で挟まれ等の発生を防止できる。 また本発明のテーピング部品の供給方法は、微小なチップ状電子部品であっても、前記の如くキャビティからの飛び出しや、キャビティ内での姿勢の変更、キャビティと部品ガイドとの間で挟まれ等の発生を防止できる。 本発明の前記目的とそれ以外の目的、構成特徴、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなろう。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 以下、本発明のテーピング部品供給装置の第1の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は第1の実施形態のテーピング部品供給装置10の全体構造を示す正面図である。図2は本実施形態の前記図1における破線の円で囲まれたAの領域を示す要部拡大断面図である。図3は本実施形態の前記図1における破線の円で囲まれたAの領域を示す要部拡大斜視図である。 【0016】 本実施形態のテーピング部品供給装置10の全体構造は、背景技術に記載されたものとほぼ同様である。すなわち、チップ状電子部品13が収納されたキャリアテープ11が供給リール15aに巻回されてセットされるとともに、該キャリアテープ11に所定の間隔で形成された送り孔11aに係合する爪を供えたテープ送り手段15bにより間欠送りされる。また、前記キャリアテープ11からトップテープ14の先端側14aを剥離して巻き取るトップテープ巻取り手段15cとを備えており、トップテープ14が剥離された後のキャリアテープ11のキャビティ12からチップ状電子部品13が電子部品マウント装置16のノズル16aで吸着されて図示省略した回路配線基板上に移載される。 【0017】 ここで、本実施形態のテーピング部品供給装置10に装着されたテーピング部品の構造について説明する。キャリアテープ11は、ベーステープ11aとこの底面側に貼着されたボトムテープ11bとで構成されており、前記ベーステープ11aには貫通孔が設けられ該貫通孔の底面側が前記ボトムテープ11bで塞がれてキャビティ12が一定間隔に設けられている。上記キャリアテープ11のそれぞれのキャビティ12にはチップ状電子部品13が収納されている。キャリアテープ11の上部には、キャビティ12の開口を封止するように帯状のトップテープ14が配設され、図示省略した接着手段により前記キャビティ12を挟むように両サイドで前記ベーステープ11aとトップテープ14とが相互に接着されている。 【0018】 本実施形態のテーピング部品供給装置10の特徴となる構造は、図1における破線で囲まれたAの領域である。本実施形態のテーピング装置10は、図1〜図3に示すように、 チップ状電子部品13を収納したキャビティ12が一定間隔に設けられトップテープ14で封止されたキャリアテープ11を間欠送りするテープ送り手段15bと、該キャリアテープ11の走路上の該キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する位置P1の手前で該キャリアテープ11の浮きを抑えるテープ押さえ手段17と、前記トップテープ14を前記キャリアテープ11から剥離して巻き取るトップテープ巻き取り手段15cと、前記キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する位置P1と前記チップ状電子部品を吸着する位置P2との間に配設され該チップ状電子部品13の上部をガイドする部品ガイド19と、を有するテーピング部品供給装置10であって、 前記キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する位置P1の手前であって前記トップテープ14の厚み寸法と重なる位置に切刃18aが配設されており、 前記トップテープ14を剥離する位置P1において、前記テープ押さえ手段17の先端17aが前記トップテープ14の幅方向に前記切刃18aの切り込み軌跡を挟んで複数配設されているとともに前記切刃18aの切り込み軌跡上の少なくとも前記トップテープ14の厚み寸法と重なる位置に前記部品ガイド19が配設されているものである。 【0019】 具体的には、図2及び図3に示すようにテーピング部品供給装置10の本体15にチップ状電子部品13を収納したキャビティ12が一定間隔に設けられたキャリアテープ11が巻回されたリール15aがセットされるとともに、該本体15の電子部品マウント装置16のチップ状電子部品13の吸着位置P2のさらに先端側には前記キャリアテープ11に所定の間隔で形成された送り孔11cに係合する爪を備えたテープ送り手段15bが配設されて、該テープ送り手段15bによりテーピング部品供給装置10の本体15のキャリアテープ11の走路上を向かって右手から左手方向にキャリアテープ11が間欠送りされる。 【0020】 前記本体15の前記キャリアテープ11の走路上の前記キャリアテープ11からトップテープ14を剥離する位置P1の手前には、該キャリアテープ11の浮きを抑えるように、前記キャリアテープ11の走路に沿って前記キャリアテープ11を挟んで前記送路と対向するよう図示省略した取り付け手段を用いてテープ押さえ手段17が取り付けられている。 また、前記本体15の前記キャリアテープ11の走路上には該キャリアテープ11の搬送方向の前記トップテープ14を剥離する位置P1の手前に前記トップテープの厚み寸法と重なる位置に切刃18aが配設されており、前記トップテープ14に切り込み14bが形成されて該トップテープの先端側が幅方向に二つに分割されるように切断される。 本実施形態では、該テープ押さえ手段17の先端17aに前記キャリアテープ11の走路に沿って切欠き17bが設けられて分岐されており、該切欠き17bに前記切刃18aが挿入されている。 前記テープ押さえ手段17の先端17aは、前記キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する位置P1において、前記トップテープ14の幅寸法を前記切刃18aの切り込み軌跡で分割した領域のそれぞれに対応するように複数配設されており、該複数の先端17aが前記トップテープ14の幅方向で分割されたそれぞれの先端側14aを前記キャリアテープ11から剥離する際の支点となる。 また、前記本体15の上方には駆動ローラ等のトップテープ巻き取り手段15cが一対配設されており、前記キャリアテープ11から剥離された前記トップテープ14の先端側14a、14aが前記テープ送り手段15bによるキャリアテープ11の間欠送りに同期して左右同時に巻き取られるようになっている。 また、前記キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する位置P1において、前記切刃18aの切り込み軌跡上のトップテープ14の厚み寸法と重なる位置には薄板状の部品ガイド19が配置されている。 尚、本実施形態のテーピング部品供給装置10においては、前記切刃18aが斜め直線状に前記薄板状の部品ガイド19の一端側に一体に形成されており、前記キャリアテープ11のキャビティ12を封止している部分のトップテープ14に前記切刃18aにて切り込み14bが形成され、引き続いて前記切り込み14bに前記薄板状の部品ガイド19が挿入されている。 【0021】 本実施形態のテーピング部品供給装置10は、以上のように構成されているので、前記キャリアテープ11から前記トップテープ14の先端側14aを剥離する位置P1から自動マウント装置16のノズル16aによりチップ状電子部品13を吸着する位置P2に至るまでの間で前記キャリアテープ11のキャビティ12内のチップ状電子部品13の上面が前記部品ガイド19のガイド面19aで規制された状態におかれる。 【0022】 また、本実施形態のテーピング部品供給装置10においては、前記切刃18a及び部品ガイド19は例えばHS鋼等の導電性を有する金属で構成されており、図示省略した通電手段により自動マウント装置16のアース端子に接続され、前記キャリアテープ11から前記トップテープ14を剥離する際に切刃18aおよび/又は部品ガイド19に静電気が発生した場合でも、前記通電手段を介してアース端子に速やかに放電され、帯電状態が解消される。 【0023】 また、本発明のテーピング部品の供給方法の第1の実施形態は、テーピングされたチップ状電子部品13を電子部品マウント装置等に供給する方法において、前記チップ状電子部品13が収納されたキャリアテープ11のキャビティ12を封止しているトップテープ14に切刃18aで切り込み14bを設け、該切り込み14b内に部品ガイド19を挿入し、該部品ガイド19でチップ状電子部品13の上面の位置を規制した状態で前記トップテープ14を剥離するものである。 【0024】 上記キャリアテープ11としては、ベーステープ11aの厚み方向に貫通孔が形成され、底面にボトムテープ11bが貼着されて前記貫通孔が前記ボトムテープ11bで塞がれて一定間隔でキャビティ12が形成されたものであるが、これに限定するものではなく、ポリエステル等の合成樹脂製のベーステープにエンボス加工によりキャビティを形成したキャリアテープや、紙製のベーステープに一定間隔で金型で押し潰し加工を施すことによりプレスポケットと呼ばれるキャビティを形成したキャリアテープであってもよい。 【0025】 上記テープ押さえ手段17としては、上記第1の実施形態においては先端17aに切欠き17bが1箇所設けられて先端が2つに分岐されているが、これに限定するものではなく、切欠きを複数箇所設けて3つ以上に分岐したものであってもよい。また、切欠きを設けて分岐したものに限定するものではく、前記トップテープの幅方向を複数に分割した各領域に対応するようにテープ押さえ手段を独立して複数設けたものであってもよい。 【0026】 上記切刃18aとしては、前記薄板状の部品ガイド19の一端側に一体に形成されているが、これに限定するものではなく、前記薄板状の部品ガイドと別体に設けられていてもよい。また、上記切刃18aは前記薄板状の部品ガイド19の一端側に斜め直線状に形成されているが、これに限定するものではなく、刃先に曲率を有するものであってもよい。また、上記切刃18aは前記薄板状の部品ガイド19の一端側に一体に形成された固定されたものであったが、これに限定するものではなく、軸に回転自在に取り付けたものであってもよい。 【0027】 上記部品ガイド19としては、前記切刃18aの切り込み軌跡上に1つ設けられているが、これに限定するものではなく、種々の補助ガイド手段を併設してもよい。 また、部品ガイド19のガイド面19aを複数条に分割して部品の姿勢を安定させるようにしてもよい。 【0028】 前記切刃18aで形成する切り込み14aは、トップテープ14の厚み寸法と同じであったが、これに限定するものではなく、キャリアテープ11まで切り込みが至るようにしてもよい。この場合、部品ガイド19のガイド面19aは、キャリアテープ11のキャビティ12内に一部侵入してキャビティ12内のチップ状電子部品13の上面位置をより狭い範囲で規制することができる。 【0029】 次に、本発明のテーピング部品供給装置の第2の実施形態について、図4を参照して説明する。図4は第2の実施形態のテーピング部品供給装置20の要部拡大断面図である。 【0030】 本実施形態のテーピング部品供給装置20の全体構造は、前記第1の実施形態と同様であるため図示および説明を省略する。 【0031】 本実施形態のテーピング部品供給装置20にセットされたテーピング部品は、キャリアテープ21がポリエステル樹脂からなりエンボス加工によりキャビティ22が形成されている。前記キャビティ22内には前記第1の実施形態と同様にチップ状電子部品23が収容され、キャビティ22の開口がトップテープ24により封止されている。 【0032】 本実施形態のテーピング部品供給装置20が先の第1の実施形態のテーピング部品供給装置10と大きく異なる点は2つある。その第1は、切刃28aと部品ガイド29とが別体に設けられている点である。具体的には、前記切刃28aは前記と同様にHS鋼等からなる円板28の外周縁に環状に設けられている。その第2は、前記部品ガイド29は前記切刃28aの切り込み軌跡上のトップテープ24の厚み寸法と重なりかつその先端が前記トップテープ24の厚み寸法を越えて前記キャリアテープ21に至る切り込み24bが形成されるようになっている。 【0033】 本実施形態のテーピング部品供給装置20を用いたテーピング部品の供給方法は先の第1の実施形態のテーピング部品供給装置10を用いた場合とほぼ同様であるため説明を省略する。 【産業上の利用可能性】 【0034】 本発明によれば、小型・薄型の各種電子機器に用いられるチップ状電子部品の実装に好適である。 【図面の簡単な説明】 【0035】 【図1】本発明のテーピング部品供給装置の第1の実施形態の全体構造を示す正面図である。 【図2】前記第1の実施形態のテーピング部品供給装置の図1における破線の円で囲まれるAの領域の要部を示す拡大断面図である。 【図3】前記第1の実施形態のテーピング部品供給装置の図1における破線の円で囲まれるAの領域の要部を示す拡大斜視図である。 【図4】本発明のテーピング部品供給装置の第2実施形態の要部を示す拡大断面図である。 【図5】背景技術の一例を示す断面図である。 【符号の説明】 【0036】 10:テーピング部品供給装置 11:キャリアテープ 11a:ベーステープ 11b:ボトムテープ 12:キャビティ 13:チップ状電子部品 14:トップテープ 14a:トップテープの先端側 14b:切り込み 15:テーピング部品供給装置本体 15a:リール 15b:テープ送り手段 15c:トップテープ巻き取り手段 16:自動マウント装置 16a:ノズル 17:テープ押さえ手段 17a:先端 17b:切欠き 18a:切刃 19:部品ガイド 19a:ガイド面 20:テーピング部品供給装置 21:キャリアテープ 21a:切り込み 22:キャビティ 23:チップ状電子部品 24:トップテープ 24a:トップテープの先端側 24b:切り込み 25:テーピング部品供給装置本体 26a:ノズル 27:テープ押さえ手段 27a:先端 27b:切欠き 28a:切刃 29:部品ガイド 29a:ガイド面 P1:トップテープを剥離する位置 P2:チップ状電子部品を吸着する位置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000204284 【氏名又は名称】太陽誘電株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月30日(2006.6.30) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−16784(P2008−16784A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−207091(P2006−207091) |
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