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【発明の名称】 電子機器格納装置用の電子機器コンポーネント支持アセンブリおよび電子機器システムアセンブリ
【発明者】 【氏名】ロバート・バシャム

【氏名】シャー・モハマド・イスラム

【氏名】グレッグ・スティーヴン・ルーカス

【氏名】ケネス・ロバート・シュニーベリ

【要約】 【課題】電子機器収納装置用の電子機器コンポーネント支持アセンブリおよび電子機器を提供する。

【構成】回転可能なベース支持体210は、電子機器格納装置内に収まり、複数の電子機器コンポーネントA〜Dを動作可能に支持する大きさに作られる。コンポーネントコネクタアセンブリ240は、回転可能なベース支持体210に連結し、複数の電子機器コンポーネントA〜Dの少なくとも一部の電子機器コンポーネントA〜Dは、回転可能なベース支持体210によって動作可能に支持されるときに、コンポーネントコネクタアセンブリ240に結合する。回転可能なベース支持体210の回転は、複数の電子機器コンポーネントA〜Dに対するアクセスを容易にし、コンポーネントコネクタアセンブリ240は、複数の電子機器コンポーネントA〜Dが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、回転可能なベース支持体210の回転を可能にする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子機器格納装置用の電子機器コンポーネント支持アセンブリであって、
複数の電子機器コンポーネントをその上に動作可能に支持するように構成された回転可能なベース支持体と、
前記回転可能なベース支持体に連結するコンポーネントコネクタアセンブリであって、前記複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントが、前記回転可能なベース支持体によって動作可能な位置で支持される、電子機器コンポーネントコネクタアセンブリと、
を有し、
前記回転可能なベース支持体の回転は、前記少なくとも一部の電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にし、前記コンポーネントコネクタアセンブリは、前記複数の電子機器コンポーネントが、前記回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、前記回転可能なベース支持体の回転を可能にするように構成される電子機器コンポーネント支持アセンブリ。
【請求項2】
前記電子機器格納装置は、サブシステムコネクタアセンブリを有する電子機器のインタフェースを使用して電子機器ハウジングに、ドッキング式の動作可能な位置で挿入可能な電子機器格納装置であり、前記電子機器コンポーネント支持アセンブリは、少なくとも1つの可撓性ケーブルであって、前記サブシステムコネクタアセンブリと前記コンポーネントコネクタアセンブリを接続し、前記電子機器格納装置を前記電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置から取り外すことなく、前記複数の電子機器コンポーネントの前記少なくとも一部の電子機器コンポーネントのそれぞれに対するアクセスを容易にするために、前記回転可能なベース支持体の回転を可能にするのに十分な長さである、少なくとも1つの可撓性ケーブルをさらに有する請求項1に記載の電子機器コンポーネント支持アセンブリ。
【請求項3】
前記電子機器格納装置は、前記電子機器格納装置を前記電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置から取り外すことなく、前記回転可能なベース支持体によって支持される前記複数の電子機器コンポーネントの前記少なくとも一部の電子機器コンポーネントにアクセスするために、アクセス開口を内部に有するアクセス面をさらに有する請求項2に記載の電子機器コンポーネント支持アセンブリ。
【請求項4】
前記コンポーネントコネクタアセンブリは、前記回転可能なベース支持体上に載り、少なくとも1つの可撓性ケーブルを介して前記電子機器格納装置の電子機器インタフェースに結合し、前記少なくとも1つの可撓性ケーブルは、前記回転可能なベース支持体を、少なくとも90°回転させることを可能にする大きさに作られる請求項1に記載のコンポーネント支持アセンブリ。
【請求項5】
前記回転可能なベース支持体は、前記複数の電子機器コンポーネントをその上に支持するように構成されたベース部材と、前記ベース部材を前記電子機器格納装置に結合し、前記複数の電子機器コンポーネントが前記ベース部材によって動作可能な位置で支持されている間に、前記ベース部材の回転を可能にする回転支持機構とを有し、前記少なくとも1つの可撓性ケーブルは、前記回転支持機構の回りで、前記ベース部材と前記電子機器格納装置との間に少なくとも部分的に延びる請求項4に記載の電子機器コンポーネント支持アセンブリ。
【請求項6】
前記回転可能なベース支持体は、第1の回転可能なベース支持体であり、前記コンポーネント支持アセンブリは、少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体をさらに有し、前記少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体は、前記第1の回転可能なベース支持体に回転可能に結合して、前記第1の回転可能なベース支持体に対して回転し、前記第1の回転可能なベース支持体の回転によって位置を変え、前記少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体は、前記複数の電子機器コンポーネントのうちの、前記少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体上の少なくとも1つの電子機器コンポーネントを動作可能に支持し、前記少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体上に配設された前記少なくとも1つの電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にする請求項1に記載の電子機器コンポーネント支持アセンブリ。
【請求項7】
電子機器システムであって、
電子機器ハウジングと、
それぞれが、ドッキング式の動作可能な位置で前記電子機器ハウジングに挿入可能である複数の電子機器格納装置と、
を有し、
前記複数の電子機器格納装置の少なくとも1つの電子機器格納装置は、電子機器コンポーネント支持アセンブリを有し、前記電子機器コンポーネント支持アセンブリは、
複数の電子機器コンポーネントをその上に動作可能に支持するように構成された回転可能なベース支持体と、
前記回転可能なベース支持体に連結したコンポーネントコネクタアセンブリであって、前記複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントが、前記回転可能なベース支持体によって動作可能な位置で支持されるときに結合される、コンポーネントコネクタアセンブリと、
を有し、
前記回転可能なベース支持体の回転は、前記複数の電子機器コンポーネントの前記少なくとも一部の電子機器コンポーネントのそれぞれに対するアクセスを容易にし、前記コンポーネントコネクタアセンブリは、前記複数の電子機器コンポーネントが、前記回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、前記回転可能なベース支持体の回転を可能にするように構成される電子機器システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、コンピュータシステムに関し、より詳細には、コンピュータシステムまたはサブシステム格納装置などのための電子機器格納装置内の回転可能な電子機器コンポーネント支持アセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
今日の多くの大型コンピュータシステムによって使用される2つの標準的なフォームファクタ(電子機器システム)は、ブレードシャシシステムおよび電子機器ドロワラックシステムである。ブレードシャシシステムでは、複数のブレード(それぞれが、たとえば、プロセッサモジュール、メモリ、および電源ならびにハードディスクドライブなどの複数の電子機器コンポーネントを含む)は、ブレードシャシ内に動作可能に配置され、個々のブレードは、残りのブレードの動作に影響を及ぼすことなく、現場で取り外し可能で、かつ、交換可能である。同様に、電子機器ドロワラックシステムでは、電子機器ラック内の1つまたは複数の電子機器ドロワは、残りの電子機器ドロワの動作に影響を及ぼすことなく、現場で取り外されてもよく、かつ/または、交換されてもよい。
【0003】
ブレードシャシシステムおよび電子機器ドロワラックシステムに関する1つの制約は、たとえば、ブレードまたは電子機器ドロワ内の特定の電子機器コンポーネントを交換するために、ブレード全体または電子機器ドロワ全体を、動作可能にはずし、取り除かなければならないことである。
【0004】
電子機器システムの動作を維持しながら、ホットプラグ可能なブレードまたはホットプラグ可能な電子機器ドロワなどの3次元の電子機器格納装置内の現場で交換可能な電子機器コンポーネントを現場で交換することは、難問である。1つの可能性のある解決策は、外部からアクセスするために、ブレードまたは電子機器ドロワのエッジの周りに搭載されたカードに、小型の電子機器コンポーネントを搭載することである。しかし、この解決策は、電子機器格納装置のアクセス可能なエッジ上にパッケージングすることができるより多くの現場で交換可能なコンポーネントが、電子機器格納装置内に存在する場合、頼みとする手段をユーザに提供しない。これは、ブレードシャシまたは電子機器ドロワラックが、従来から、電子機器格納装置(ブレードおよび電子機器ドロワ)の上面、底面、または側面からアクセスできないために、ブレードまたは電子機器ドロワのフェース面のみが外部からアクセス可能である、ブレードまたは電子機器ドロワについて設計するときに、特に難問である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、この制限に対するさらなる解決策が、必要とされ、また、本明細書で開示される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
手短に要約すると、一態様では、本発明は、電子機器格納装置(ブレードおよび電子機器ドロワ)用の電子機器コンポーネント支持アセンブリを有する。電子機器コンポーネント支持アセンブリは、回転可能なベース支持体およびコンポーネントコネクタアセンブリを含む。回転可能なベース支持体は、電子機器格納装置内に収まり、複数の電子機器コンポーネントを回転可能なベース支持体上に動作可能に支持する大きさに作られる。コンポーネントコネクタアセンブリは、回転可能なベース支持体に連結し、複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持されると、コンポーネントコネクタアセンブリに結合することを可能にする。回転可能なベース支持体の回転は、少なくとも一部の電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にし、コンポーネントコネクタアセンブリは、複数の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、回転可能なベース支持体の回転を可能にするように構成される。
【0007】
進歩した態様では、回転可能なベース支持体は、複数の電子機器コンポーネントをその上に支持するように構成されたベース部材と、回転支持機構とを含む。回転支持機構は、ベース部材を電子機器格納装置に結合し、複数の電子機器コンポーネントがベース部材によって動作可能な位置で支持されている間に、ベース部材の回転を可能にする。別の態様では、電子機器格納装置は、サブシステムコネクタアセンブリを含む電子機器インタフェースを使用して電子機器ハウジング(ブレードシャシあるいは電子機器ドロワラック)内に、ドッキング式の動作可能な位置で挿入可能な電子機器格納装置である。電子機器コンポーネント支持アセンブリは、さらに、サブシステムコネクタアセンブリとコンポーネントコネクタアセンブリを接続する少なくとも1つの可撓性ケーブルを含む。少なくとも1つの可撓性ケーブルは、電子機器格納装置を電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置から取り外すことなく、少なくとも一部の電子機器コンポーネントのそれぞれに対するアクセスを容易にするために、回転可能なベース支持体の回転を可能にするのに十分な長さである。一実施形態では, 電子機器格納装置は、さらに、電子機器格納装置を電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置から取り外すことなく、回転可能なベース支持体によって支持される複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントにアクセスするために、アクセス開口を内部に有するアクセス面を含む。
【0008】
さらなる実施形態では、複数の電子機器コンポーネントのそれぞれの電子機器コンポーネントは、回転可能なベース支持体上の動作可能な位置にあるときに、コンポーネントコネクタアセンブリに結合し、回転可能なベース支持体は、回転可能なベース支持体によって支持され、コンポーネントコネクタアセンブリに動作可能な位置で結合する、複数の電子機器コンポーネントのそれぞれの電子機器コンポーネントに対するアクセスを、アクセス開口を通して容易にする。
【0009】
なおさらなる態様では、一例では、電子機器ハウジングは、ブレードシャシであり、電子機器格納装置は、電子機器インタフェースを使用してブレードシャシにドッキング式の動作可能な位置で挿入可能なブレードであり、電子機器格納装置のインタフェースは、ホットプラグ可能なサブシステムコネクタアセンブリを有する。代替の実施形態では、電子機器ハウジングは、電子機器ドロワラックであり、電子機器格納装置は、電子機器格納装置のインタフェースを使用して電子機器ラックに、ドッキング式の動作可能な位置で挿入可能な電子機器ドロワであり、電子機器インタフェースは、ホットプラグ可能なサブシステムコネクタアセンブリを含む。
【0010】
別の実施形態では、コンポーネントコネクタアセンブリは、回転可能なベース支持体上に載り、少なくとも1つの可撓性ケーブルを介して電子機器格納装置の電子機器インタフェース(サブシステムコネクタアセンブリ)に結合する。少なくとも1つの可撓性ケーブルは、回転可能なベース支持体を、少なくとも90°、ある実施形態では、180°または360°回転させることを可能にする大きさに作られる。さらに、一実施形態では、回転可能なベース支持体は、複数の電子機器コンポーネントをその上に支持するように構成されたベース部材と、ベース部材を電子機器格納装置に結合する回転支持機構を含む。回転支持機構は、複数の電子機器コンポーネントがベース部材によって動作可能な位置で支持されている間に、ベース部材の回転を可能にする。少なくとも1つの可撓性ケーブルは、回転支持機構の回りで、ベース部材と電子機器格納装置との間に少なくとも部分的に延びる。
【0011】
例によると、複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントは、回転可能なベース支持体上にプレーナアレイで配設される。あるいは、少なくとも一部の電子機器コンポーネントのそれぞれの電子機器コンポーネントは、回転可能なベース支持体上の動作可能な位置に配設され、かつ、コンポーネントコネクタアセンブリに結合されているときに、回転可能なベース支持体のエッジ上に配設される。
【0012】
別の実施形態では、電子機器コンポーネント支持アセンブリは、電子機器格納装置と組み合わされ、電子機器格納装置は、アクセス開口を有するアクセス面を含む。電子機器コンポーネント支持アセンブリは、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された複数の電子機器コンポーネントのそれぞれの電子機器コンポーネントに対するアクセスを、電子機器格納装置のアクセス面内のアクセス開口を通して配置される。特定の例として、少なくとも一部の電子機器コンポーネントはハードディスクドライブである。
【0013】
さらなる実施形態では、回転可能なベース支持体は、第1の回転可能なベース支持体であり、電子機器コンポーネント支持アセンブリは、少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体を含む。少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体は、第1の回転可能なベース支持体に回転可能に結合して、第1の回転可能なベース支持体に対して回転し、第1の回転可能なベース支持体の回転によって位置を変える。少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体は、複数の電子機器コンポーネントのうちの、少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体上の少なくとも1つの電子機器コンポーネントを動作可能に支持し、少なくとも1つの付加的な回転可能なベース支持体上に配設された少なくとも1つの電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にする。
【0014】
別の態様では、電子機器格納装置用の電子機器コンポーネント支持アセンブリが提供される。この電子機器コンポーネント支持アセンブリは、第1の回転可能なベース支持体および少なくとも1つの第2の回転可能なベース支持体を含む。第1の回転可能なベース支持体は、電子機器格納装置内に収まり、複数の電子機器コンポーネントを第1の回転可能なベース支持体上に動作可能に支持する大きさに作られ、一方、少なくとも1つの第2の回転可能なベース支持体は、第1の回転可能なベース支持体に回転可能に結合して、第1の回転可能なベース支持体に対して回転し、第1の回転可能なベース支持体の回転によって位置を変える。さらに、少なくとも1つの第2の回転可能なベース支持体は、第1の回転可能なベース支持体上に載り、複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントを支持する大きさに作られる。第1の回転可能なベース支持体および第2の回転可能なベース支持体の少なくとも1方の回転は、ベース支持体上に動作可能に支持される複数の電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にする。
【0015】
別の態様では、電子機器ハウジングおよび複数の電子機器格納装置が提供される。電子機器格納装置は、ドッキング式の動作可能な位置で電子機器ハウジングに挿入可能である。複数の電子機器格納装置の少なくとも1つの電子機器格納装置は、電子機器コンポーネント支持アセンブリを含む。電子機器コンポーネント支持アセンブリは、回転可能なベース支持体およびコンポーネントコネクタアセンブリを含む。回転可能なベース支持体は、少なくとも1つの電子機器格納装置内に収まり、回転可能なベース支持体上に複数の電子機器コンポーネントを動作可能に支持する大きさに作られる。回転可能なベース支持体に連結したコンポーネントコネクタアセンブリは、複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上の動作可能な位置にあるときに、コンポーネントコネクタアセンブリに結合することを可能にする。回転可能なベース支持体の回転は、複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントのそれぞれに対するアクセスを容易にし、コンポーネントコネクタアセンブリは、複数の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、回転可能なベース支持体の回転を可能にするように構成される。
【0016】
さらなる態様では、電子機器格納装置内の電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にする方法が提供される。この方法は、電子機器格納装置内に収まる大きさに作られた回転可能なベース支持体を含む電子機器コンポーネント支持アセンブリ、および、回転可能なベース支持体に連結し、複数の電子機器コンポーネントに動作可能に結合するためのコンポーネントコネクタアセンブリを設けるステップと、複数の電子機器コンポーネントをコンポーネントコネクタアセンブリに結合することによって、複数の電子機器コンポーネントを動作可能な位置で回転可能なベース支持体上に配設するステップとを含み、回転可能なベース支持体の回転は、複数の電子機器コンポーネントに対するアクセスを容易にし、コンポーネントコネクタアセンブリは、複数の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、回転可能なベース支持体の回転を可能にする。
【0017】
さらに、付加的な特徴および利点は、本発明の技法によって実現される。本発明の他の実施形態および態様は、本明細書で詳細に述べられ、特許請求される本発明の一部と考えられる。
【0018】
本発明とみなされる主題は、本明細書の最後の特許請求の範囲において、特に指摘され、明確に請求される。本発明の、先のまた他の目的、特徴、および利点は、添付図面に関連して行われる以下の詳細な説明から明らかである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
電子機器格納装置用のコンポーネント支持アセンブリが、本明細書で一般的に述べられ、開示される。一例として、電子機器コンポーネント支持アセンブリは、電子機器格納装置内に収まり、複数の電子機器コンポーネントをその上に動作可能に支持する大きさに作られた回転可能なベース支持体を含む。さらに、電子機器コンポーネント支持アセンブリは、回転可能なベース支持体に連結したコンポーネントコネクタアセンブリを含む。複数の電子機器コンポーネントの少なくとも一部の電子機器コンポーネントは、回転可能なベース支持体によって動作可能に支持されるときに、コンポーネントコネクタアセンブリに結合する。回転可能なベース支持体の回転は、電子機器コンポーネントに対するアクセスを、電子機器格納装置の単一アクセス面を通して容易にし、コンポーネントコネクタアセンブリは、複数の電子機器コンポーネントが、回転可能なベース支持体上に動作可能に支持された状態で、回転可能なベース支持体の回転を可能にするように構成される。さらなる例として、電子機器格納装置は、電子機器格納装置のインタフェースを使用して電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置に挿入可能な電子機器格納装置である。
【0020】
本明細書で使用されるように、「電子機器ハウジング」は、1つまたは複数の電子機器格納装置を収容するように設計された、任意のフレーム、ラック、シャシなどを含み、たとえば、ハイエンド、ミッドエンド、またはローエンドの処理能力を有するスタンドアローン型コンピュータプロセッサであってよい。一実施形態では、電子機器ハウジングは、ブレードシステムハウジングまたはシャシを有してもよく、一方、別の実施形態では、電子機器ハウジングは、電子機器ドロワラックを有してもよい。用語「電子機器格納装置」は、電子機器コンポーネントをその中に格納する任意の構造を幅広く意味し、電子機器ハウジング内のドッキング式の動作可能な位置に挿入するために設計された電子機器格納装置であり、たとえば、ブレードシステムのブレードまたは電子機器ドロワラックの電子機器ドロワを含む。
【0021】
例によると、本発明の種々の態様が、電子機器システムとしてのブレードシステムを参照して以降で開示され、その一実施形態が、図1〜3に示される。図1のブレードシステム100は、電子機器ハウジングまたはブレードシャシ110、および、それぞれが電子機器格納装置の一例である複数のブレード120を含み、複数のブレード120は、動作可能な位置において、ブレードシャシ110にドッキングする。
【0022】
図2は、ブレード120の単純化した一実施形態を示す。このブレード120は、例によると、複数のプロセッサを含み、複数のプロセッサの上に、それぞれの空気冷却式ヒートシンク122が載る。この例では、各ブレード120は、完備したコンピュータシステムであり、たとえば、DASD124およびメモリチップ126を含む。電気コネクタ128は、ブレード120をブレードシャシ110(図3)に電気的にホットプラグ接続するために設けられる。図3に示すように、対応する電気コネクタ130は、ブレードシャシ110内に配設されて、ブレード120が、ブレードシャシ110に動作可能な位置で電気機械的にドッキングするときに、コネクタ128への接続が行われる。
【0023】
特定の例によると、ニューヨーク州アーモンク(Armonk, New York)のInternational Business Machines Corporationは、図1〜3に示すようなBladeCenter(R)を販売しており、BladeCenter(R)は、プロセッサ技術およびオペレーティングシステムの幅広い選択、ならびに、広い範囲のストレージおよびネットワーキングオプションが、マルチブレードシステムの単一ブレードシャシ内に一体化されることをサポートする単一アーキテクチャを提供する。
【0024】
図4は、本発明の態様による、全体が200で示される、電子機器格納装置の一実施形態の平面図である。電子機器格納装置200は、一例では、図1〜3に示すようなマルチブレードシステム100用のブレード(120)である。
【0025】
図示するように、電子機器格納装置200は、電子機器格納装置200内に収まる大きさに作られた回転可能なベース支持体210を含む。回転可能なベース支持体210は、ベース部材220、および、ベース部材220を電子機器格納装置200に結合する回転支持機構230を有する。例によると、ベース部材220は、電子機器格納装置200の長方形占有スペースの小さい寸法より小さな直径を有する円形支持構造またはプレートである。回転支持機構230は、一例では、ドーナツ形状の軸受け支持体であり、ベース部材220が、矢印221、222で示すいずれかの方向に回転することを可能にする。特定の例によると、回転支持機構230は、ミシガン州スリーオーク(Three Oaks, Michigan)のShepherd Hardware Productsによって提供される、軸受けシステム、部品番号9546などの円形軸受け支持システムである。代替の実施態様として、回転支持機構は、電子機器サブシステム格納装置に接続された中央ピンの上に回転可能に配設されたブラケット装置を有する。ブラケット装置は、十字に支柱を施され、平面図でx形状のブラケットとして交差する腕を含むことができる。
【0026】
図4の電子機器コンポーネント支持アセンブリは、さらに、回転可能なベース支持体210上に配設されるコンポーネントコネクタアセンブリ240を含む。コンポーネントコネクタアセンブリ240は、一例では、複数の電子機器コンポーネント用のホットプラグ可能な電気/機械インタフェースアセンブリを有する(たとえば、コンポーネントA〜Dは、図示するように、ベース部材220上にプレーナ方式で(ねかせて)配列される)。特定の例によると、コンポーネントA〜Dは、SFF(小型フォームファクタ)ハードディスクドライブなどのストレージモジュールである。SFFハードディスクドライブ電気機械的コネクタインタフェースの一例は、SFF委員会(http://www.sffcommittee.org)によって発行された「SFF-8482 Specification for Unshielded Dual Port Serial Attachment Connector」Rev.2.2 February 1, 2006という名称の出版物に記載される。より一般的には、コンポーネントコネクタアセンブリ240は、モジュール性をサポートし、同じタイプおよびサイズの、かつ/または、異なるタイプおよびサイズの電子機器コンポーネントの任意所望の混合のいずれかの、複数の電子機器コンポーネントを受けるように構成された電子機器インタフェースアセンブリであることを、当業者は理解するであろう。電子機器インタフェースアセンブリは、特定の実施態様について必要に応じて、たとえば、ある論理および電源コンポーネントを含んでもよい。
【0027】
回転可能なベース支持体210によって動作可能に支持される電子機器コンポーネントA〜Dのある電子機器コンポーネント(以下単に「コンポーネント」という場合あり)は、同じ大きさに作られるか、または、異なる大きさに作られた電子機器コンポーネントを含む、同じ電子機器コンポーネントまたは異なる電子機器コンポーネントであってもよい。コンポーネントコネクタアセンブリ240は、それぞれの各電子機器コンポーネントA〜Dを受け入れるために、当業者によって理解されるように、適切な電気/機械ドッキング接続によって構成される。さらに、電子機器コンポーネントA〜Dは、電子機器格納装置200の設計の範囲内で、取り外され、個々に交換されると考えられる。こうしたシステムの多くの例が、今日存在する。
【0028】
図4に示すように、コンポーネントコネクタアセンブリ240は、1つまたは複数の可撓性ケーブル250を介して、電子機器格納装置200用の、ホットプラグ可能なサブシステムコネクタアセンブリ260などの電子機器インタフェースに電気接続する。図示するように、1つまたは複数の可撓性ケーブル250は、回転可能なベース支持体210のベース部材220の下に少なくとも部分的に延び、図示する実施形態では、回転支持機構230の回りに少なくとも部分的に巻きつく。この例では、方向221か、222のいずれかに、回転可能なベース部材220を少なくとも90°回転可能にするのに十分な可撓性と長さを有する、1つまたは複数の可撓性ケーブル250が設けられる。他の実施態様では、可撓性ケーブル250は、いずれかの方向に最高180°、または、所望である場合、さらに360°以上、回転可能なベース部材220を回転可能にするのに十分な長さである。1つまたは複数の可撓性ケーブル250を、サブシステムコネクタアセンブリ260か、コンポーネントコネクタアセンブリ240のいずれかに結合するときに、ケーブル統合器(図示せず)を使用することができる。さらに、指定された程度の回転を所望の方向に達成するときに、過剰のケーブル長を保持し、可撓性ケーブル250を管理するために、ケーブルコイラ(図示せず)を使用することができる。1つの特定の例として、図4の4つの電子機器コンポーネントA〜Dをサブシステムコネクタアセンブリ260に結合するために、4つの可撓性ケーブル250が使用され、各ケーブル250は、それぞれの電子機器コンポーネントA〜Dへ接続する。
【0029】
所望である場合、1つまたは複数の付加的なコンポーネント(図示せず)を、電子機器格納装置200の空間270内に配設することができる。ただし、付加的なコンポーネントは、回転可能なベース支持体210の回転による1つまたは複数の可撓性ケーブル250の移動に干渉しない場合に限られる。一実施形態では、1つまたは複数のラッチ280が使用されて、オペレータが、電気的か、機械的のいずれかで作動させるまで、回転可能なベース支持体210が、電子機器格納装置200内の固定位置に固定される。例によると、電子機器格納装置200の前部アクセス面201に対する適切な機械的カップリングを有するばね付勢式ラッチが、使用されて、オペレータが、特定の電子機器コンポーネントにアクセスするために、ラッチ280を引っ込め、回転可能なベース支持体210を、所望に応じていずれかの方向に手動で回転させることが可能になるであろう。1つまたは複数の停止ピン(図示せず)が使用されて、回転可能なベース支持体210の過剰回転が防止されてもよい。
【0030】
図5は、電子機器格納装置200の前部アクセス面201を通して、コンポーネントCおよびDに対するオペレータのアクセスを可能にするために、矢印221によって示す方向に回転可能なベース支持体210を90°回転した後の、図4の電子機器格納装置200を示す。前部アクセス面201の一実施形態は、図6により詳細に示される。図6に示すように、前部アクセス面201の最も左のエッジは、必要なときに、電子機器ハウジング(ブレードシャシ110)からの電子機器格納装置200の解除および取り外しを容易にするハンドル300を含む。前部アクセス面201は、さらに、アクセス開口202を内部に含み、アクセス開口202は、通常、たとえば、前部アクセス面201にヒンジ式に取り付けられたアクセスドア(図示せず)によって覆われる。回転可能なベース支持体210が、図5に示す方向に回転することによって、コンポーネントCおよびDが、アクセス開口202を通してアクセス可能になる。やはり、これらのコンポーネントCおよびDは、回転可能なベース支持体210のベース部材220上の動作可能な位置にある。先に述べたように、各コンポーネントA〜Dは、コンポーネントコネクタアセンブリ240に動作可能な位置で、電気的かつ機械的にドッキングする(図5を参照されたい)。一例では、複数の電子機器コンポーネントA〜Dは、単一アクチュエータによって維持可能な電子機器システム、すなわち、電子機器システム(マルチブレードシステム100)の動作を損なうことなく、1回に1つのコンポーネントA〜Dを、動作中の電子機器収納装置200から取り外すことができるシステムの一部である。
【0031】
図7は、前部アクセス面201のアクセス開口202(図6)において、コンポーネントAおよびBを露出させるために、反対方向222へ回転可能なベース支持体210が90°回転した後の、図4の電子機器格納装置200を示す。この例では、オペレータが、回転可能なベース部材220上に配設されたコンポーネントコネクタアセンブリ240に対する電気的かつ機械的カップリングから、修理または交換のためにコンポーネントAを取り外すことが仮定される。図5の回転可能なベース支持体の方向を、図7の方向と比較することによって、コンポーネントコネクタアセンブリ240をサブシステムコネクタアセンブリ260に結合させる1つまたは複数の可撓性ケーブル250は、回転可能なベース支持体210の回転によって、電子機器格納装置200内で移動することが見てわかるであろう。図5に示すように、1つまたは複数の可撓性ケーブル250のさらなる長さは、ベース部材220を電子機器格納装置200に結合させる回転支持機構230の回りに巻きつけられる。比較すると、回転可能なベース支持体210の反対方向への回転によって、1つまたは複数の可撓性ケーブル250が、電子機器格納装置200の空間270内で撓む、または、蛇行することになる。
【0032】
さらなる例によると、図8〜10は、500で全体が示される電子機器ドロワラックシステムを参照して、本発明の種々の態様を示す。電子機器ドロワラックシステム500は、複数の電子機器ドロワ520を有する電子機器ハウジング510を含み、複数の電子機器ドロワ520のそれぞれは、電子機器格納装置の例であり、複数の電子機器ドロワ520の1つまたは複数は、本明細書で述べた電子機器コンポーネント支持アセンブリを使用する。電子機器ドロワ520は、電子機器ハウジング510内の電子機器インタフェースバックプレーン530に電気的にかつ機械的にドッキングする。電子機器ドロワ520Aは、たとえば、修理のために、ドッキング解除された状態で示される。先に述べたように、本明細書で提示される電子機器コンポーネント支持アセンブリは、電子機器ハウジング510から電子機器ドロワ520をドッキング解除する必要なしで、電子機器ドロワ520内のコンポーネントに対するアクセスを提供する。特定の例によると、種々のラックマウント式IBM eServers pSeries(R)システムを含む、種々のラックマウント式コンピュータシステムが、ニューヨーク州アーモンク(Armonk, New York)のInternational Business Machines Corporationによって販売されている。
【0033】
図9は、本発明によるコンポーネント支持アセンブリの別の実施形態を使用する電子機器ドロワ520の一実施形態の平面図である。この電子機器コンポーネント支持アセンブリは、複数の電子機器コンポーネント600がその上に配設された回転可能なベース支持体610を含み、複数の電子機器コンポーネント600は、前部アクセス面601を通してアクセス可能である。先に述べたように、同じタイプおよびサイズの電子機器コンポーネント、かつ/または、異なるタイプおよびサイズの電子機器コンポーネントの任意所望の混合のいずれかであってよい。この例では、電子機器コンポーネント600は、回転可能なベース支持体610のエッジ(縁側)上に動作可能に配置されるのが示される。曲線コンポーネントコネクタアセンブリ640は、電子機器コンポーネント600のそれぞれを動作可能に受ける電気的/機械的インタフェースバックプレーンとして設けられる。回転可能なベース支持体610は、円形支持ディスクまたはプレートとして構成されたベース部材620、および、ベース部材620の下に配設された回転支持機構630を含む。回転支持機構630は、ベース部材620を電子機器ドロワ520に結合させ、電子機器ドロワ520に対するベース部材620の回転を可能にする。一例として、回転支持機構630は、ドーナツ形状の軸受け構造(複数の軸受けが、ドーナツ形状の上側と下側のトラック内にある)であり、少なくとも180°、方向621か622のいずれかへの回転可能なベース支持体610の回転を可能にする。1つまたは複数の可撓性ケーブル650は、コンポーネントコネクタアセンブリ640をサブシステムコネクタアセンブリ260に結合させる。この例では、1つまたは複数の可撓性ケーブル650は、ベース部材620と電子機器ドロワ520の底面との間で、ベース部材620の下で回転支持機構630の回りに巻きつけられる。
【0034】
図10は、電子機器ドロワ520の前部アクセス面601の立面図を示す。一例では、アクセス開口602は、前部アクセス面601の固定開口であるか、あるいは、回転可能なベース支持体610上に動作可能に配設された1つまたは複数の電子機器コンポーネント600の選択的な取り外しをさらに容易にするために、摺動可能な開口である。ケーブル650の一部分は、回転可能なベース支持体610の下でアクセス開口602において露出する。
【0035】
図11は、本発明による、電子機器コンポーネント支持アセンブリのなお別の実施形態を示す。このアセンブリは、電子機器格納装置700内にあるように示され、電子機器格納装置700は、やはり、上述した電子機器ブレード(120)またはドロワ(520)を含むであろう。この実施形態では、電子機器コンポーネント支持アセンブリは、第1の回転可能なベース支持体710、および、第1の回転可能なベース支持体710上に配設された複数の付加的なまたは第2の回転可能なベース支持体705を含む。それぞれの付加的な回転可能なベース支持体705は、第1の回転可能なベース支持体710に対して、第1方向721および第2方向722に独立に回転可能であり、第1の回転可能なベース支持体710は、電子機器格納装置700に対して第1方向723および第2方向724にそれ自身回転可能である。例によると、それぞれの回転可能なベース支持体705は、複数の電子機器コンポーネント(図示せず)をその上に支持するベース部材707、および、図4〜10の実施形態に関連して上述したような回転支持機構709を有する。任意所望の混合の電子機器コンポーネントは、第1の回転可能なベース支持体710および1つまたは複数の付加的な回転可能なベース支持体705によって支持されてもよい。たとえば、異なるタイプおよびサイズの電子機器コンポーネントは、第1の回転可能なベース支持体710によって支持されてもよく、付加的な回転可能なベース支持体705は、同じタイプおよびサイズのさらなる電子機器コンポーネント、または、異なるタイプおよびサイズの混合した電子機器コンポーネントを支持する。さらに、回転可能なベース支持体710は、複数の付加的な回転可能なベース支持体705(および、所望である場合、1つまたは複数の電子機器コンポーネント)を支持するベース部材720を有する。ベース部材720は、ベース部材720と電子機器格納装置700の表面との間に配設された回転支持機構730を介して電子機器格納装置700に回転可能に結合する。
【0036】
回転可能なベース支持体705は、さらに、図4〜10の実施形態に関連して上述したコンポーネントコネクタアセンブリなどの適切な電子機器インタフェースを含む。同様に、第1の回転可能なベース支持体710が、1つまたは複数の電子機器コンポーネントを支持する場合、コンポーネントコネクタアセンブリもまた、第1の回転可能なベース支持体710上に設けられてもよい。図11の実施形態では、例によると、全ての電子機器コンポーネントは、付加的な回転可能なベース支持体705のうちの1つに存在してもよい。さらに、この例では、付加的な回転可能なベース支持体の直径は、第1の回転可能なベース支持体710上に配設されたときに、重ならず、第1の回転可能なベース支持体710の直径の大きさの範囲内にあるように選択されることを、当業者は留意するであろう。さらに、適切な大きさに作られたさらなる回転可能なベース支持体を回転可能なベース支持体の1つまたは複数の上に設けることによって、回転可能なベース支持体のさらなるネスティング(積み重ねること)が達成されることができることを、当業者は留意すべきである。さらに、付加的な回転可能なベース支持体705の直径は、特定の用途について、必要に応じて変わってもよいことを当業者は留意すべきである。1つまたは複数の可撓性ケーブル750は、それぞれの付加的な回転可能なベース支持体705のコンポーネントコネクタアセンブリ(および、存在する場合、回転可能なベース支持体710用のコンポーネントコネクタアセンブリ)を、電子機器格納装置700と電子機器ハウジング(図示せず)との間の電気インタフェースとして使用するサブシステムコネクタアセンブリに電気結合させる。
【0037】
さらなる説明によると、図4〜11に関連して上述した電子機器コンポーネント支持アセンブリは、ブレードシステム100または電子機器ラック500用の電子機器格納装置など(200、520、700など)の電子機器格納装置と共に使用される。電子機器格納装置が関連する電子機器ハウジング内にドッキングすると、電子機器コンポーネント支持アセンブリ上にマウントされた電子機器コンポーネントは、完全に機能するようになる。その後、万一、電子機器コンポーネントのうちの1つが故障した場合、電子機器格納装置の前部アクセスカバーが、取り外され、故障した電子機器コンポーネントが、アクセス可能で、取り外すことができるようになるまで、回転可能なベース支持体が回転する。実施態様に応じて、これは、回転可能なベース支持体を、+/−90°〜180°以上回転させることを意味してもよい。残りの電子機器コンポーネントは、故障したコンポーネントを取り替える間、動作したままである。回転可能なベース支持体は、その後、通常または中性位置に戻るように回転し、アクセスカバーが、再び取り付けられる。やはり、可撓性ケーブルは、取り付けられ、機能したままで、回転可能なベース支持体の必要な回転を可能にするのに十分な長さを有する。この余分なケーブル長は、回転支持機構の周りの、回転可能なベース支持体と電子機器サブシステム格納装置との間の空間に部分的に蛇行することができる。
【0038】
電子機器格納装置内でのアクセス可能なコンポーネント密度の改善を可能にする電子機器コンポーネント支持アセンブリが、本明細書で提供されることを、先の説明から当業者は留意するであろう。本発明の態様は、1つまたは複数の例を参照して本明細書で述べられるが、これらは例に過ぎない。本発明の精神から逸脱することなく、多くの変形が可能である。たとえば、本明細書で述べるマルチブレードシステムおよびラックマウントシステム以外の環境は、本発明の1つまたは複数の態様を使用し、それから利益を受けてもよい。さらに、電子機器コンポーネントは、同じタイプおよびサイズの電子機器コンポーネントであるか、異なるタイプおよびサイズの任意所望の混合の電子機器コンポーネントのいずれかであってよく、本発明のモジュール性の態様からやはり利益を受けてもよい。
【0039】
実施形態が、本明細書で詳細に示され述べられたが、種々の変更、追加、置換などを、本発明の精神から逸脱することなく行うことができ、したがって、これらは、添付特許請求項に規定される発明の範囲内にあると考えられることが、当業者に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明による、電子機器コンポーネント支持アセンブリが使用されるブレードシステムの一実施形態を示す図である。
【図2】図1のブレードシステム用のブレードの一実施形態の側立面図である。
【図3】ブレードシステムのブレードが取り外された状態の、図1のブレードシステムのシャシまたはハウジングの一実施形態の立面図である。
【図4】本発明による、電子機器コンポーネント支持アセンブリを有する電子機器格納装置の一実施形態の平面図である。
【図5】本発明による、回転可能なベース支持体上の動作可能な位置に配設された電子機器コンポーネントDに対するアクセスを、電子機器格納装置のアクセス面を通して可能にするために、コンポーネント支持アセンブリの回転可能なベース支持体を回転した後の図4の電子機器格納装置の平面図である。
【図6】本発明による、回転可能なベース支持体上に動作可能に配設されたコンポーネントCおよびコンポーネントDに対する、アクセス開口を通した外部アクセスを示す、図5の電子機器格納装置のアクセス面の一実施形態の立面図である。
【図7】本発明による、回転可能なベース支持体上に動作可能に配設されたコンポーネントAに対するアクセスを、格納装置のアクセス開口を通して可能にするために、回転可能なベース支持体を反対方向に回転した後の図4の電子機器格納装置の平面図である。
【図8】本発明による、電子機器コンポーネント支持アセンブリを使用するドロワ電子機器ラックの一実施形態の側立面図である。
【図9】本発明による、電子機器格納装置内の電子機器コンポーネント支持アセンブリの代替の実施形態の平面図である。
【図10】本発明による、図9の電子機器格納装置のアクセス面の正面図である。
【図11】本発明による、電子機器格納装置内の電子機器コンポーネント支持アセンブリの別の実施形態の平面図である。
【符号の説明】
【0041】
100 電子機器システムまたはブレードシステム
110 電子機器ハウジングまたはブレードシャシ
120 複数のブレード
122 空気冷却式ヒートシンク
124 DASD
126 メモリチップ
128、130 電気コネクタ
200、700 電子機器格納装置
210、610 回転可能なベース支持体
220、620、707、720 ベース部材
230、630、709、730 回転支持機構
240、640 コンポーネントコネクタアセンブリ
250、650、750 1つまたは複数の可撓性ケーブル
260、760 サブシステムコネクタアセンブリ
270 空間
280 ラッチ
300 ハンドル
500 電子機器システムまたは電子機器ドロワラックシステム
510 電子機器ハウジング
520、520A 電子機器ドロワ
530 電子機器インタフェースバックプレーン
600 電子機器コンポーネント
601 前部アクセス面
602 アクセス開口
705 第2の回転可能なベース支持体
710 第1の回転可能なベース支持体
【出願人】 【識別番号】390009531
【氏名又は名称】インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【出願日】 平成19年6月26日(2007.6.26)
【代理人】 【識別番号】100108501
【弁理士】
【氏名又は名称】上野 剛史

【識別番号】100112690
【弁理士】
【氏名又は名称】太佐 種一

【識別番号】100091568
【弁理士】
【氏名又は名称】市位 嘉宏

【識別番号】100086243
【弁理士】
【氏名又は名称】坂口 博


【公開番号】 特開2008−10874(P2008−10874A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2007−168046(P2007−168046)