| 【発明の名称】 |
ネックストラップ型補聴器、ネックストラップ型携帯電話 |
| 【発明者】 |
【氏名】加藤 透
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| 【要約】 |
【課題】聴覚に障害を有する人の使う補聴器と、携帯電話とに共通する課題を解決するネックストラップを提供する。
【構成】着脱可能部を有し、はずせば一本のケーブル形状を有し、つなげばループ形状を有するネックストラップ型補聴器であって、その内部に補聴器回路を有し、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の左右の耳に近くなる部分に、イヤホンを取り付け、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の口に近くなる部分にマイクロフォンを取り付けた。さらに、携帯電話機回路をもそのネックストラップ内に設ける。USBコネクタにて外部機器と接続し、外部機器から詳細な設定をする。USB延長ケーブルとしても使用できるネックストラップとする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 着脱可能部を有し、はずせば一本のケーブル形状を有し、つなげばループ形状を有するネックストラップ型補聴器であって、 その内部に補聴器回路を有し、 そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の左右の耳に近くなる部分に、イヤホンを取り付け、 そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の口に近くなる部分にマイクロフォンを取り付けた、 ネックストラップ型補聴器。 【請求項2】 請求項1に記載のネックストラップ型補聴器であって、 前記着脱可能部をはずして、一本のケーブルとする際の、両端のうちの片方に、オスのUSBコネクタを取り付け、もう一端にメスのUSBコネクタを取り付け、 該二つのUSBコネクタを前記ネックストラップ内に設けたケーブルで結ぶことにより、USB延長ケーブルとしても使用可能なネックストラップ型補聴器。 【請求項3】 請求項2に記載のネックストラップ型補聴器であって、 前記オスのUSBコネクタをパソコンなどの外部機器に接続し、前記メスのUSBコネクタ側は開放して、なんらの機器をも接続しない状態を検出して、前記補聴器回路と外部機器との通信を確立するスイッチ回路をさらに有し、 前記補聴器回路の複雑な調整を外部機器から可能としたネックストラップ型補聴器。 【請求項4】 請求項3に記載のネックストラップ型補聴器であって、 そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、手もとに近くなる部分に、簡易操作部を設けたネックストラップ型補聴器。 【請求項5】 着脱可能部を有し、はずせば一本のケーブル形状を有し、つなげばループ形状を有するネックストラップ型携帯電話機であって、 その内部にCPU(中央処理回路)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、フラッシュメモリ、バッテリ、アンテナなどの携帯電話機に必要な携帯電話機内部回路を有し、 そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の左右の耳に近くなる部分に、イヤホンを取り付け そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の口に近くなる部分にマイクロフォンを取り付け、 そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、手もとに近くなる部分に、簡易操作部を設けたネックストラップ型携帯電話機。 【請求項6】 請求項5に記載のネックストラップ型携帯電話機であって、 前記着脱可能部をはずして、一本のケーブルとする際の、両端のうちの片方に、オスのUSBコネクタを取り付け、もう一端にメスのUSBコネクタを取り付け、 該二つのUSBコネクタを前記ネックストラップ内に設けたケーブルで結ぶことにより、USB延長ケーブルとしても使用可能なネックストラップ型携帯電話機。 【請求項7】 請求項5に記載のネックストラップ型携帯電話機であって、 前記オスのUSBコネクタをパソコンなどの外部機器に接続し、前記メスのUSBコネクタ側は開放して、なんらの機器をも接続しない状態を検出して、前記携帯電話機内部回路と外部機器との通信を確立するスイッチ回路をさらに有し、 前記携帯電話機内部回路の複雑な調整を外部機器から可能としたネックストラップ型携帯電話機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、本発明は、補聴器をネックストラップ型に構成したもの、及び携帯電話機をネックストラップ型に構成したものである。 【背景技術】 【0002】 特許文献1は、ネックストラップの内部に携帯電話用イヤホンマイクが挿通されるものが開示されている。特許文献2には、使用されるオーディオ機器をも首掛けストラップに保持して簡便に使用できる首掛けヘッドフォンが開示されている。特許文献3には、難聴度に応じて、補聴器とスピーカとイヤホンとのいずれかを選択して使用することができる補聴装置を介している。特許文献4には、イヤホンコードとつり紐との取り扱いが簡単で邪魔になりにくい携帯電話用ストラップ装置が開示されている。 【特許文献1】特開2002−199074号公報 【特許文献2】特開2005−123853号公報 【特許文献3】特開2006−180448号公報 【特許文献4】特開2001−274886号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 聴覚に障害を有する人が、さまざまなオーディオ機器を使う場合に、それぞれの音量調節をその人に適した状態に調整する必要がある。そのオーディオ機器が、公共のものであると、他の人も使うものであるため、使うたびに調整を要することとなる。その解決のためには、その人固有の機器を持ち、それを介して、さまざまなオーディオ機器をつなげるようにすればよい。 実は、この課題は、健常者においても、同様に存在する。携帯電話の待ち受けをしながら、他の音楽を聴いたり、コンピュータでの作業をしたりする必要性が見受けられるからである。 本発明が解決しようとする問題点は、聴覚に障害を有する人の使う補聴器と、携帯電話とに共通するこの課題を解決するネックストラップを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 本発明のネックストラップ型補聴器は、着脱可能部を有し、はずせば一本のケーブル形状を有し、つなげばループ形状を有するネックストラップ型補聴器であって、その内部に補聴器回路を有し、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の左右の耳に近くなる部分に、イヤホンを取り付け、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の口に近くなる部分にマイクロフォンを取り付けたものである。 【0005】 請求項2に記載のネックストラップ型補聴器は、請求項1に記載のネックストラップ型補聴器であって、前記着脱可能部をはずして、一本のケーブルとする際の、両端のうちの片方に、オスのUSBコネクタを取り付け、もう一端にメスのUSBコネクタを取り付け、該二つのUSBコネクタを前記ネックストラップ内に設けたケーブルで結ぶことにより、USB延長ケーブルとしても使用可能なものである。 【0006】 請求項3に記載のネックストラップ型補聴器は、請求項2に記載のネックストラップ型補聴器であって、前記オスのUSBコネクタをパソコンなどの外部機器に接続し、前記メスのUSBコネクタ側は開放して、なんらの機器をも接続しない状態を検出して、前記補聴器回路と外部機器との通信を確立するスイッチ回路をさらに有し、前記補聴器回路の複雑な調整を外部機器から可能としたものである。 【0007】 請求項4に記載のネックストラップ型補聴器は、請求項3に記載のネックストラップ型補聴器であって、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、手もとに近くなる部分に、簡易操作部を設けたものである。 【0008】 本発明に係るネックストラップ型携帯電話機は、着脱可能部を有し、はずせば一本のケーブル形状を有し、つなげばループ形状を有するネックストラップ型携帯電話機であって、その内部にCPU(中央処理回路)、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、フラッシュメモリ、バッテリ、アンテナなどの携帯電話機に必要な携帯電話機内部回路を有し、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の左右の耳に近くなる部分に、イヤホンを取り付け、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、使用者の口に近くなる部分にマイクロフォンを取り付け、そのネックストラップを使用者が首に掛けた際に、手もとに近くなる部分に、簡易操作部を設けたものである。 【0009】 請求項6に記載したネックストラップ型携帯電話機は、請求項5に記載のネックストラップ型携帯電話機であって、前記着脱可能部をはずして、一本のケーブルとする際の、両端のうちの片方に、オスのUSBコネクタを取り付け、もう一端にメスのUSBコネクタを取り付け、該二つのUSBコネクタを前記ネックストラップ内に設けたケーブルで結ぶことにより、USB延長ケーブルとしても使用可能なものである。 【0010】 請求項7に記載したネックストラップ型携帯電話機は、請求項5に記載のネックストラップ型携帯電話機であって、前記オスのUSBコネクタをパソコンなどの外部機器に接続し、前記メスのUSBコネクタ側は開放して、なんらの機器をも接続しない状態を検出して、前記携帯電話機内部回路と外部機器との通信を確立するスイッチ回路をさらに有し、前記携帯電話機内部回路の複雑な調整を外部機器から可能としたものである。 【発明の効果】 【0011】 本発明は、以上のように構成されているから、さまざまなオーディオ機器などを接続して利用する際に、便利である。また、USBケーブルとしても使えるので、コンピュータ作業をする際に便利である。さらに、USBコネクタを介してパソコンなどとつなげることにより、コンピュータなどの外部機器から、補聴器や携帯電話の詳細な設定ができるから、普段の使用にあたっては、簡易操作ができるボタンがあればよい、したがって、使い方のわかりやすい補聴器又は携帯電話機が提供できる。機能の多様化、機能の拡張をする必要がある場合には、USBコネクタを介して、機器を接続して拡張できるという利点がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 本発明は、聴覚障害を有する人のための補聴器をネックストラップ型に構成し、さらにそのネックストラップ内に、携帯電話機の機能も含めてしまうものである。そして、コンピュータをはじめとする外部機器との接続をUSBコネクタを介して実現する。このように構成したネックストラップは、健常者にも利用可能なものである。ここで、「ネックストラップ」というときには、装飾的な要素を付加してネックレスとしても使えるように構成したものも含むものとする。また、携帯電話機の基本機能をネックストラップの内部に内蔵させてしまい、他の機能は、USBコネクタを介して、接続する機器において、実現させるという考え方は、携帯電話の新しい展開をも示唆するものである。 【実施例1】 【0013】 以下、図面を参照しつつ、本発明のネックストラップ型補聴器又はネックストラップ型携帯電話機について、説明する。図1は、本発明のネックストラップの外観を示す概念図である。このネックストラップは、着脱可能部17及び18により、つけたりはずしたりできる構造を有しており、つなげれば、ループ形状となり、はずせば一本のケーブル形状となるものである。補聴器回路10は、バッテリ24及び25から電源を得て、マイクロフォン13及び14から拾った音を増幅してイヤホン11及び12により聴くことを可能にするものである。イヤホン11及び12は、通常のイヤホンでもかまわないが、骨導イヤホンとして、骨の振動を通して聞かせるものであっても良い。補聴器回路10の動作は、簡易操作部15により、オン、オフなどの簡単な操作がなされる。 【0014】 補聴器回路10の動作について、詳細な設定を必要とするときには、簡易操作部15内(又はその近傍)に設けられたオスのUSBコネクタ16をパソコンに接続して、パソコンから設定することができる。 【0015】 図2は、補聴器回路10の詳細設定をパソコンを介して行う場合に働く回路構成を示す図である。スイッチ回路26は、簡易操作部15近傍に設けられた回路であって、オスのUSBコネクタ16が、パソコン40のUSBポートに接続されたことを検出して働く回路である。スイッチ回路26は、パソコン40のUSBポートからの信号を、ネックストラップのメスのUSBコネクタ(USBポート)19側に通常はつなぐように作用する。メスのUSBコネクタ(USBポート)19に外部機器32,33などがつながっていると、スイッチ回路26は、パソコン40と外部機器32,33などをつなげる役割を果たす。そのとき、このネックストラップは、USB延長ケーブルとして機能する。 【0016】 図2において、メスのUSBコネクタ19に、外部機器が一つもつながっていないときには、スイッチ回路26は、フラッシュメモリ23をパソコン40側から見える状態にする。フラッシュメモリ23には、補聴器回路10の詳細設定ファイルが置かれているだけでなく、補聴器回路10の詳細設定ファイルをパソコンで書き換えるために、パソコンで動かすコンピュータソフトウェアも置かれている。そのソフトウェアがインストールされていないパソコンに始めてこのネックストラップをつないだときには、最初にそのソフトウェアを、フラッシュメモリ23から、パソコン40にアップロードし、それをインストールして、そのソフトウェアを起動する。そして、ネックストラップのユーザは、パソコンの画面を見ながら、補聴器回路の詳細な設定(左右の音量バランス、エコライズデータ、音質の調整など)を書き換えることができる。書き換えた後、その情報を保存すると、次に、パソコンから離して、このネックストラップを補聴器として使うときには、新しく設定した内容にて、補聴器を使えるようになる。 【実施例2】 【0017】 次に、図1をさらに参照しつつ、このネックストラップを携帯電話機として用いる実施例について説明する。図1に示すように、このネックストラップは、アンテナ20、デジタルシグナルプロセッサ21、CPU22、フラッシュメモリ23、バッテリ24,25などの、携帯電話機に必要な回路を有しており、それぞれ有機的に関連して動作するから、電話がかかってきたときに、簡易操作部15の操作により、それを受けて、イヤホン11,12で聞き、マイクロホン13,14で話すことにより、通話を実現できる。電話を発信する際には、あらかじめフラッシュメモリ23の上に置かれた電話帳ファイルを参照し、簡易操作部15にジョグダイヤルと1行か2行表示できる液晶画面があれば、掛ける相手を選んで、電話を掛けることも可能である。フラッシュメモリ23の上の電話帳ファイルを書き換えるには、図2に示すような、パソコンにつなげて行うやり方ができる。その場合には、パソコンにつなげている間は、電話機としては使えない。パソコンからはずして、次に電源を入れたときに、新しい電話帳がいかせることになる。 【0018】 オスのUSBコネクタ16には、何もつなげない状態で、メスのUSBコネクタ(USBポート)19にタッチパネル付液晶画面ディスプレイ30をつけて、それをCPU22の入出力機器として使うことにより、携帯電話機の電源を入れて使用中に、新しい電話番号を登録したり、電話を掛けたり、メールを作成して、送信したり、という動作が可能となる。また、メスのUSBコネクタは2個以上設けることとして、デジタルカメラ32などをつなげれば、撮影したばかりの写真をメールに添付して送ることもできる。地上デジタル放送チューナー31と、タッチパネル付液晶画面ディスプレイ30とをメスのUSBコネクタにつなげることにより、このネックストラップの機能により、地上デジタル放送を楽しむことも可能である。 【産業上の利用可能性】 【0019】 携帯電話機の基本機能をネックストラップの内部に内蔵させてしまい、他の機能は、USBコネクタを介して、接続する機器において、実現させるという考え方は、携帯電話の新しい展開を示唆する。また、近時の携帯電話には、音楽携帯と呼ばれて、音楽再生機を兼用するものがあるが、本発明のネックストラップは、フラッシュメモリにストレージした音楽を再生するプレイヤーとしても機能する。また、痴呆症の老人や、持病を有する人にこのネックストラップを持たせる場合には、さらにGPS機能をつけて、突然の発作などの緊急時に、事前登録した連絡先へ位置情報や、属性、病歴、投薬履歴などの情報を通信する緊急連絡装置としての応用もできる。薬局で投薬を受ける際に、その情報をこのネックストラップ内のメモリに書き込むこととする応用も可能である。 【図面の簡単な説明】 【0020】 【図1】本発明のネックストラップの外観を示す概念図である。 【図2】補聴器回路10の詳細設定をパソコンを介して行う場合に働く回路構成を示す図である。 【符号の説明】 【0021】 10 補聴器回路 11,12 イヤホン 13,14 マイクロフォン 15 簡易操作部 16 オスのUSBコネクタ 17,18 着脱可能部 19 メスのUSBコネクタ(USBポート) 20 アンテナ 21 デジタルシグナルプロセッサ 22 CPU(中央処理回路) 23 フラッシュメモリ 24,25 バッテリ 26 スイッチ回路 30 タッチパネル付液晶画面ディスプレイ 31 地上デジタル放送チューナー 32 デジタルカメラ 33 外付けリムーバブルディスク 40 パソコン
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| 【出願人】 |
【識別番号】506308460 【氏名又は名称】株式会社WECOM研究所
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| 【出願日】 |
平成18年9月11日(2006.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100108051 【弁理士】 【氏名又は名称】小林 生央
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| 【公開番号】 |
特開2008−72158(P2008−72158A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−246191(P2006−246191) |
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