| 【発明の名称】 |
補聴器 |
| 【発明者】 |
【氏名】今井 順二
【氏名】牧永 仁
【氏名】井上 浩
|
| 【要約】 |
【課題】電池交換作業や充電作業といった煩わしい作業をすることなく、使用時には確実に電源供給をする。
【構成】音声を集音し、集音した音声を増幅し、増幅した音声を出力する補聴器1A,1B,1C,1Dにおいて、人体に接触する人体接触部と外気に接触する外気接触部との温度差により起電力を発生するペルチェモジュール20によって発生した起電力を昇圧し、昇圧した電圧で集音器11,12、制御用IC15、拡声器4aを動作させるよう制御することで実現する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 音声を集音する集音手段と、 前記集音手段によって集音した音声を増幅する増幅手段と、 前記増幅手段によって増幅した音声を出力する出力手段と、 人体に接触する人体接触部と、 外気に接触する外気接触部と、 前記人体接触部と前記外気接触部との温度差により起電力を発生する熱電素子と、 前記熱電素子によって発生した起電力を昇圧する昇圧手段と、 前記昇圧手段によって昇圧された電圧にて、前記集音手段、前記増幅手段、前記出力手段を動作させるよう制御する制御手段とを備えること を特徴とする補聴器。 【請求項2】 前記熱電素子で発生した起電力のうち、集音した音声を増幅して出力するのに必量な電圧以外を余剰電圧として蓄電する蓄電手段を備え、 前記制御手段は、前記熱電素子で発生する起電力の低下に応じて、前記蓄電手段に蓄電された余剰電圧にて、前記集音手段、前記増幅手段、前記出力手段を動作させるよう制御すること を特徴とする請求項1記載の補聴器。 【請求項3】 前記昇圧手段は、立体回路基板に直接形成されていること を特徴とする請求項1又は請求項2記載の補聴器。 【請求項4】 前記蓄電手段は、前記立体回路基板に直接形成されていること を特徴とする請求項2又は請求項3記載の補聴器。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、集音した音声を増幅して出力することで聴覚機能を補う補聴器に関する。 【背景技術】 【0002】 集音した音声を増幅して出力することで、聴力の低下を補う補聴器が考案、実施されている。このような補聴器は、ユーザの嗜好や使用状況などに対応すべく、耳掛け型、耳穴型などといった様々な形状を有している(例えば、特許文献1参照。)。いずれの場合も補聴器は、内蔵した電池や充電池により駆動するため、使用頻度、使用時間に応じて電源供給が突然停止してしまい、補聴器として機能しなくなってしまうといった問題を常に抱えている。 【特許文献1】特開平7−162997号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 そこで、このような内蔵された電池により駆動する補聴器では、電池交換の時期や充電のタイミングを事前に音にて通知することで、突然の電源供給停止を回避するようにしている。しかしながら、このような電池交換作業や充電作業は、毎日使用する必要のある補聴器にとっては、非常に煩わしい作業となってしまうといった問題がある。 【0004】 そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、電池交換作業や充電作業といった煩わしい作業をすることなく、使用時には確実に電源供給をすることができる補聴器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の補聴器は、音声を集音する集音手段と、前記集音手段によって集音した音声を増幅する増幅手段と、前記増幅手段によって増幅した音声を出力する出力手段と、人体に接触する人体接触部と、外気に接触する外気接触部と、前記人体接触部と前記外気接触部との温度差により起電力を発生する熱電素子と、前記熱電素子によって発生した起電力を昇圧する昇圧手段と、前記昇圧手段によって昇圧された電圧にて、前記集音手段、前記増幅手段、前記出力手段を動作させるよう制御する制御手段とを備えることで、上述の課題を解決する。 【0006】 また、本発明の補聴器は、前記熱電素子で発生した起電力のうち、集音した音声を増幅して出力するのに必量な電圧以外を余剰電圧として蓄電する蓄電手段を備え、前記制御手段が、前記熱電素子で発生する起電力の低下に応じて、前記蓄電手段に蓄電された余剰電圧にて、前記集音手段、前記増幅手段、前記出力手段を動作させるよう制御することで、上述の課題を解決する。 【0007】 また、本発明の補聴器は、前記昇圧手段が、立体回路基板に直接形成されていることで、上述の課題を解決する。 【0008】 さらにまた、前記蓄電手段が、前記立体回路基板に直接形成されていることで、上述の課題を解決する。 【発明の効果】 【0009】 本発明によれば、電池交換作業や充電作業といった煩わしい作業をすることなく、使用時には確実に電源供給をすることを可能とする。 【0010】 また、本発明によれば、熱電素子で発生する起電力の低下により昇圧手段へと十分な電圧を供給できない場合には、蓄電手段に蓄電された電圧を利用することで、より安定した電源供給を実現することを可能とする。 【0011】 また、本発明によれば、昇圧手段が、立体回路基板に直接形成され組み込まれているため、当該補聴器の限られた実装スペースを有効に活用でき補聴器を小型化することを可能とする。 【0012】 さらに、本発明によれば、蓄電手段が、立体回路基板に直接形成されているため、当該補聴器の限られた実装スペースを有効に活用でき補聴器を小型化することを可能とする。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 【0014】 [第1の実施の形態] まず、図1を用いて、本発明の第1の実施の形態として示す補聴器1Aについて説明をする。図1(a)に示すように、補聴器1Aは、当該補聴器1Aの主要回路が組み込まれ、ユーザの耳の上部に掛けることができる形状とされた本体部2と、本体部2から引き出されたケーブル3と、ケーブル3に電気的に接続され本体部2で集音された音声を増幅して出力するイヤホン部4とを備えている。このような補聴器1Aは、図1(b)に示すように、ユーザの耳の上部に本体部2を掛け、イヤホン部4を耳の耳孔に挿入して使用される。 【0015】 次に、図2に示す、図1(a)の縦断面図、図3に示すブロック図を用いて、補聴器1Aの構成について説明をする。 【0016】 図2に示すように、補聴器1Aの本体部2は、集音器11、集音器12、分圧回路13、昇圧回路14、制御用IC(Integrated Circuit)15が設けられた立体回路基板10と、熱電発電を行うペルチェモジュール20と、熱伝導グリース18を介してペルチェモジュール20の高温側に密着させるように接続した熱伝導炭素繊維シート16と、熱伝導グリース19を介してペルチェモジュール20の低温側に密着させるように接続した熱伝導炭素繊維シート17とを備えている。 【0017】 立体回路基板10は、電子部材の高密度実装を実現するための基板であり、当該補聴器1Aの限られた実装スペースを容易に確保することができる。 【0018】 集音器11,12は、外部からの音声を集音する、いわゆるマイクロフォンである。集音器11は、本体部2をユーザの耳に掛けた際に、前方や上方からの音声を集音することができる位置、集音器12は、後方からの音声を集音することができる立体回路基板10の所望の位置に設置される。図3に示すように、集音器11,12で集音された音声は、電気信号に変換され制御用IC15に出力される。 【0019】 ペルチェモジュール20は、ゼーベック効果に基づき温度差と物質の物性値によって決まる熱電発電を利用して熱エネルギーを直接電気エネルギーに変換する熱電素子である。例えば、ペルチェモジュール20は、4mm四方の窒化アルミニウム基板上に、Bi(ビスマス)−Te(テルル)系材料で形成された0.45×0.5mmのP型のペルチェ素子、N型のペルチェ素子をそれぞれ12個ずつ実装してなり、図2に示す例では、ペルチェモジュール20を6台直列に接続することで十分な起電力を確保するようにしている。 【0020】 なお、P型のペルチェ素子のゼーベック係数を205μV/Kとし、N型のペルチェ素子のゼーベック係数を−200μV/Kとすると、外気温と体温の温度差が2℃程度で補聴器1Aの各回路部への電源供給を十分賄うことができる。 【0021】 分圧回路13は、ペルチェモジュール20で発生された起電力を分圧(例えば、0.03V程度)して、昇圧回路14に出力するとともに、分圧により余剰となった余剰電圧を放電するよう制御するICである。 【0022】 昇圧回路14は、分圧回路13で分圧されたペルチェモジュール20で発生された起電力を昇圧する。例えば、昇圧回路14は、分圧回路13から出力された0.03Vの分圧値を50倍に昇圧(1.5V)して立体回路基板10に実装された各回路の動作電源として供給する。また、昇圧回路14で昇圧された昇圧値は、ケーブル3を介してイヤホン部4内に設けられた拡声器4aにも動作電源として供給される。 【0023】 制御用IC15は、当該補聴器1Aを統括的に制御する制御部である。例えば、制御用IC15は、集音器11,12から出力された電気信号のノイズ除去や、増幅処理などといった音質調整を実行する。 【0024】 本体部2の筐体は、当該補聴器1Aをユーザの耳に掛けて使用する際に、外気に接触する箇所を炭素繊維入りLCP(Liquid Crystal Polyester)パッケージ2Aにて形成され、人体に接触する箇所を炭素繊維入りLCPパッケージ2Bにて形成されている。それ以外の本体部2の筐体は、ガラス繊維入りLCPパッケージ2Cにて形成することで、炭素繊維入りLCPパッケージ2Aと炭素繊維入りLCPパッケージ2Bとを電気的に絶縁している。本体部2の筐体の厚さは、0.5mm程度である。また、炭素繊維入りLCPパッケージ2A,2Bは、それぞれ30%の炭素繊維を含有している。 【0025】 図2に示すように、ペルチェモジュール20の上面である低温側に熱伝導グリース18を介することで密着度を高めるように接続された熱伝導炭素繊維シート16は、当該補聴器1Aの本体部2の一部筐体である炭素繊維入りLCPパッケージ2Aと接触するように導かれる。これにより、外気に接触する炭素繊維入りLCPパッケージ2Aからの外気温度をペルチェモジュール20の低温側に確実に導くことができる。 【0026】 一方、ペルチェモジュール20の下面である高温側に熱伝導グリース19を介することで密着度を高めるように接続された熱伝導炭素繊維シート17は、当該補聴器1Aの本体部2の一部筐体である炭素繊維入りLCPパッケージ2Bと接触するように導かれる。これにより人体に接触する炭素繊維入りLCPパッケージ2Bからのユーザの体温をペルチェモジュール20の高温側に確実に導くことができる。 【0027】 なお、熱伝導グリース18,19の代わりに、熱伝導シートといった熱伝導の高いシートを使用するようにしてもよい。 【0028】 [第1の実施の形態の効果] このように、本発明の第1の実施の形態として示す補聴器1Aは、本体部2の筐体の一部を形成する炭素繊維入りLCPパッケージ2A、熱伝導炭素繊維シート16、熱伝導グリース18を介してペルチェモジュール20の低温側へ外気温度を伝達する。また、本体部2の筐体の一部を形成する炭素繊維入りLCPパッケージ2B、熱伝導炭素繊維シート17、熱伝導グリース19を介してペルチェモジュール20の高温側へユーザの体温を伝達する。 【0029】 これにより、ペルチェモジュール20は、ゼーベック効果により外気温度と体温との温度差に基づく起電力を発生するため、この起電力の一部を昇圧回路14により所望の電圧に昇圧し、補聴器1Aを機能させるのに必須となる立体回路基板10に実装された各回路、イヤホン部4の拡声器4aへと電池交換や充電といった煩わしい作業を必要とすることなく確実に電源供給することができる。 【0030】 [第2の実施の形態] 続いて、図4、図5を用いて、本発明の第2の実施の形態として示す補聴器1Bについて説明をする。補聴器1Bの外観は、図1(a),(b)に示した補聴器1Aの外観と全く同じであるので説明を省略する。また、図4に示すように、補聴器1Bは、第1の実施の形態として示した補聴器1Aの構成に、コンデンサ21を付加しただけであるので、重複する箇所は、同一符号を付して説明を省略する。 【0031】 上述した本発明の第1の実施の形態として示した補聴器1Aでは、分圧回路13にて必要な電圧分だけ昇圧回路14へと出力するようにしていたが、補聴器1Bでは、コンデンサ21により余剰電圧を蓄電するような構成となっている。分圧回路13は、ペルチェモジュール20からの起電力が、昇圧回路14で昇圧したとしても十分に電源供給することができないほど電圧低下(例えば、0.03V以下)した場合に、コンデンサ21に蓄電されている電圧を不足電圧として読み出し昇圧回路14へと出力する。 【0032】 本発明の第2の実施の形態として示す補聴器1Bは、上述した補聴器1Aと同様に、P型のペルチェ素子のゼーベック係数を205μV/Kとし、N型のペルチェ素子のゼーベック係数を−200μV/Kとすると、外気温と体温の温度差が2℃程度で補聴器1Aの各回路部への電源供給を十分賄うことができる。また、補聴器1Bは、例えば、外気温と体温の温度差が3℃のところで補聴器1Bを約3時間使用してコンデンサ21に余剰電圧を蓄電させると、外気温と体温の温度差が1℃しかない環境下で使用したとしても約1時間も動作させることができた。 【0033】 [第2の実施の形態の効果] このように、本発明の第2の実施の形態として示す補聴器1Bは、ペルチェモジュール20で発生した起電力のうち昇圧回路14へと供給しない余剰電圧をコンデンサ21で蓄電する。 【0034】 これにより、ペルチェモジュール20で発生する起電力の低下により昇圧回路14へと十分な電圧を供給できない場合には、コンデンサ21に蓄電された電圧を利用することで、より安定した電源供給を実現することができる。 【0035】 [第3の実施の形態] 続いて、図6、図7を用いて本発明の第3の実施の形態として示す補聴器1Cについて説明をする。補聴器1Cの外観は、図1(a),(b)に示した補聴器1Aの外観と全く同じであるので説明を省略する。また、図6に示すように、補聴器1Cは、第1の実施の形態として示した補聴器1Aの昇圧回路14に代えて、トランス式昇圧回路22を設けただけであるので、重複する箇所は、同一符号を付して説明を省略する。 【0036】 分圧回路13は、ペルチェモジュール20で発生された起電力を分圧(例えば、0.035V程度)して、トランス式昇圧回路22に出力するとともに、分圧により余剰となった余剰電圧を放電するよう制御するICである。 【0037】 図7に示すように、トランス式昇圧回路22は、立体回路基板10にコイル状に形成されており、分圧回路13で分圧されたペルチェモジュール20で発生された起電力を昇圧する。図8に、トランス式昇圧回路22を模式的に示す。図8に示すように、トランス式昇圧回路22は、3段式となっており1段で3.5倍、昇圧できるようになっている。例えば、トランス式昇圧回路22は、分圧回路13から出力された0.035Vの分圧値を3.5×3.5×3.5倍に昇圧(約1.5V)して立体回路基板10に実装された各回路の動作電源として供給する。また、トランス式昇圧回路22で昇圧された昇圧値は、ケーブル3を介してイヤホン部4内に設けられた拡声器4aにも動作電源として供給される。 【0038】 本発明の第3の実施の形態として示す補聴器1Cは、上述した補聴器1Aと同様にP型のペルチェ素子のゼーベック係数を205μV/Kとし、N型のペルチェ素子のゼーベック係数を−200μV/Kとすると、外気温と体温の温度差が2.5℃程度で補聴器1Cの各回路部へ電源供給を十分賄うことができる。 【0039】 [第3の実施の形態の効果] このように、本発明の第3の実施の形態として示す補聴器1Cのペルチェモジュール20は、ゼーベック効果により外気温度と体温との温度差に基づく起電力を発生するため、この起電力の一部をトランス式昇圧回路22により所望の電圧に昇圧し、補聴器1Cを機能させるのに必須となる立体回路基板10に実装された各回路、イヤホン部4の拡声器4aへと電池交換や充電といった煩わしい作業を必要とすることなく確実に電源供給することができる。 【0040】 また、トランス式昇圧回路22は、立体回路基板10に組み込まれているため、本体部2の限られた実装スペースを有効に活用でき補聴器1Cを小型化することができる。 【0041】 [第4の実施の形態] さらに、図9、図10を用いて、本発明の第4の実施の形態として示す補聴器1Dについて説明をする。補聴器1Dの外観は、図1(a),(b)に示した補聴器1Aの外観と全く同じであるので説明を省略する。また、図9に示すように、補聴器1Dは、第3の実施の形態として示した補聴器1Cの構成に、コンデンサ回路23を付加しただけであるので、重複する箇所は、同一符号を付して説明を省略する。 【0042】 上述した本発明の第3の実施の形態として示した補聴器1Cでは、分圧回路13にて必要な電圧分だけトランス式昇圧回路22へと出力するようにしていたが、補聴器1Dでは、コンデンサ回路23により余剰電圧を蓄電するような構成となっている。 【0043】 コンデンサ回路23は、誘電体膜23cを電極膜23a,23bで挟み込むようにすることで形成される。具体的には、立体回路基板10の所定の位置に、所定の面積の電極膜23aを銅鍍金により形成し、その上にスクリーン印刷により印刷し、固化させることで誘電体膜23cを形成する。さらに立体回路基板10上に配線など回路形成を施し、誘電体膜23c上に銅鍍金で電極膜23bを形成することで、立体回路基板10上にコンデンサ回路23を形成した。 【0044】 分圧回路13は、ペルチェモジュール20からの起電力が、トランス式昇圧回路22で昇圧したとしても十分に電源供給することができないほど電圧低下(例えば、0.035V以下)した場合に、コンデンサ回路23に蓄電されている電圧を不足電圧として読み出しトランス式昇圧回路22へと出力する。 【0045】 本発明の第4の実施の形態として示す補聴器1Dは、上述した補聴器1Cと同様に、P型のペルチェ素子のゼーベック係数を205μV/Kとし、N型のペルチェ素子のゼーベック係数を−200μV/Kとすると、外気温と体温の温度差が2.5℃程度で補聴器1Dの各回路部への電源供給を十分賄うことができる。また、補聴器1Dは、例えば、外気温と体温の温度差が3℃のところで補聴器1Dを約3時間使用してコンデンサ回路23に余剰電圧を蓄電させると、外気温と体温の温度差が2℃しかない環境下で使用したとしても約2時間も動作させることができた。 【0046】 [第4の実施の形態の効果] このように、本発明の第4の実施の形態として示す補聴器1Dは、ペルチェモジュール20で発生した起電力のうちトランス式昇圧回路22へと供給しない余剰電圧をコンデンサ回路23で蓄電する。 【0047】 これにより、ペルチェモジュール20で発生する起電力の低下によりトランス式昇圧回路22へと十分な電圧を供給できない場合には、コンデンサ回路23に蓄電された電圧を利用することで、より安定した電源供給を実現することができる。 【0048】 また、コンデンサ回路23は、いわゆる薄膜形成技術により立体回路基板10上に形成できるため、本体部2の限られた実装スペースを有効に活用でき補聴器1Dを小型化することができる。 【0049】 なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。 【図面の簡単な説明】 【0050】 【図1】本発明の第1の実施の形態として示す補聴器の外観を示した図である。 【図2】前記補聴器の縦断面図を示した図である。 【図3】前記補聴器の構成を示した図である。 【図4】本発明の第2の実施の形態として示す補聴器の縦断面図を示した図である。 【図5】前記補聴器の構成を示した図である。 【図6】本発明の第3の実施の形態として示す補聴器の縦断面図を示した図である。 【図7】前記補聴器の構成を示した図である。 【図8】前記補聴器のトランス式昇圧回路を模式的に示した図である。 【図9】本発明の第4の実施の形態として示す補聴器の縦断面図を示した図である。 【図10】前記補聴器の構成を示した図である。 【符号の説明】 【0051】 1A 補聴器 1B 補聴器 1C 補聴器 1D 補聴器 2 本体部 2A 炭素繊維入りLCPパッケージ 2B 炭素繊維入りLCPパッケージ 2C ガラス繊維入りLCPパッケージ 3 ケーブル 4 イヤホン部 4a 拡声器 10 立体回路基板 11 集音器 12 集音器 13 分圧回路 14 昇圧回路 15 制御用IC 16 熱伝導炭素繊維シート 17 熱伝導炭素繊維シート 18 熱伝導グリース 19 熱伝導グリース 20 ペルチェモジュール 21 コンデンサ 22 トランス式昇圧回路 23 コンデンサ回路 23a 電極膜 23b 電極膜 23c 誘電体膜
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
|
| 【出願日】 |
平成18年8月11日(2006.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和
【識別番号】100108707 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 友之
【識別番号】100095500 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 正和
|
| 【公開番号】 |
特開2008−48067(P2008−48067A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−220445(P2006−220445) |
|