| 【発明の名称】 |
電子機器 |
| 【発明者】 |
【氏名】篠崎 秀一
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| 【要約】 |
【課題】周囲の人間に不快感を与えない電子機器を得る。
【構成】撮像部12は登録時と使用時に使用者2を撮影しデータを出力し、登録時に使用者2が携帯電話1と正対する状態で撮影されたデータを制御部13は初期データとしてメモリ14に保存し、そして使用時には、初期データと使用時に撮影された現在データとを照合して使用者2の認証を行い、また初期データと現在データを比較して使用者2に対する携帯電話1の方向を算出し、この制御部13により算出された方向に基づき、スピーカ制御部15は指向性スピーカ16の指向性や音量を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 使用者の登録時と使用者が電子機器を使用時に、使用者を撮影し、撮影したデータを出力する撮像部と、 使用者の登録時には、使用者が電子機器と正対する状態で、撮像部により撮影されたデータを初期データとしてメモリに保存すると共に、使用者が電子機器を使用時には、前記撮像部により撮影された現在データとメモリに保存されている初期データとを照合して、使用者の認証を行い、使用者に対する電子機器の方向を算出する制御部と、 前記制御部により算出された使用者に対する電子機器の方向に基づき、指向性スピーカの指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御するスピーカ制御部とを備える電子機器。 【請求項2】 制御部が、使用者に対する電子機器の方向に関する閾値を有し、算出した使用者に対する電子機器の方向と前記閾値を比較し、スピーカ制御部は前記制御部による比較結果に基づいて指向性スピーカの指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 【請求項3】 使用者が電子機器を正対した状態で使用できるように使用者を映す鏡を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 【請求項4】 制御部により算出された使用者に対する電子機器の方向に基づいて指向性マイクの指向性を制御するマイク制御部を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 【請求項5】 制御部により算出された使用者に対する電子機器の方向を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 【請求項6】 使用者の登録時と使用者が電子機器を使用時に、使用者を検出し、検出したデータを出力するセンサと、 使用者の登録時には、使用者が電子機器と正対する状態で、前記センサにより検出されたデータを初期データとしてメモリに保存すると共に、使用者が電子機器を使用時には、前記センサにより検出された現在データとメモリに保存されている初期データとを用いて、使用者に対する電子機器の方向を算出する制御部と、 前記制御部により算出された使用者に対する電子機器の方向に基づき、指向性スピーカの指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御するスピーカ制御部とを備える電子機器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は出力する音の大きさや方向を制御する電子機器に関するものである。 【背景技術】 【0002】 携帯電話に代表される個人が携行する従来の電子機器には、ゲームやテレビなどの映像や音を再生する機能が搭載されているが、公共の場では周囲の人間に不快感を与えないようにするために、特に、出力する音の大きさや方向を考慮する必要がある。そのためには、使用者の電子機器に対する方向を特定する必要があるが、例えば特許文献1に記載されている電子機器では、使用者が携帯する超音波発振器から出力された超音波を複数の超音波センサで入力し、その位相情報、または位相情報および振幅情報をもとに、使用者の方向を特定している。 【0003】 【特許文献1】特開2001−359187号公報(段落0009〜段落0010) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 従来の電子機器は以上のように構成されているので、使用者が超音波発振器を携帯していなければ使用者の方向を特定できず、ゲームやテレビなどの音を使用者に対してのみ聞かせるために、出力する音の大きさや方向を制御することができず、周囲の人間に不快感を与えてしまうという課題があった。 【0005】 この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、超音波発振器を携帯することなく出力する音の大きさや方向を制御して、周囲の人間に不快感を与えない電子機器を得ることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 この発明にかかる電子機器は、使用者の登録時と使用者が電子機器を使用時に、使用者を撮影し、撮影したデータを出力する撮像部と、使用者の登録時には、使用者が電子機器と正対する状態で、撮像部により撮影されたデータを初期データとしてメモリに保存すると共に、使用者が電子機器を使用時には、撮像部により撮影された現在データとメモリに保存されている初期データとを照合して、使用者の認証を行い、使用者に対する電子機器の方向を算出する制御部と、制御部により算出された使用者に対する電子機器の方向に基づき、指向性スピーカの指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御するスピーカ制御部とを備えるものである。 【発明の効果】 【0007】 この発明によれば、超音波発振器を携帯することなく出力する音の大きさや方向を制御して、周囲の人間に不快感を与えないという効果を奏する。 【発明を実施するための最良の形態】 【0008】 以下、この発明の実施の一形態を説明する。 実施の形態1. 図1は本発明の実施の形態1における電子機器の構成を示す図であり、ここでは、電子機器の一例として携帯電話1を用いてテレビやゲームの映像や音を出力するものとする。 【0009】 図1に示すように、この携帯電話1は、表示部11、撮像部12、制御部13、メモリ14、スピーカ制御部15及び指向性スピーカ16を備えている。 【0010】 図1において、表示部11は制御部13の指示に基づきテレビやゲームの映像を表示する。撮像部12は、使用者2の登録時と使用者2が携帯電話1を使用時に、使用者2を撮影して、撮影したデータを出力する。なお、撮像部12は、使用者2の登録時には、使用者2が携帯電話1と正対する状態で撮影するものとし、ゲーム等の起動と連動して起動させたり、使用者2が手動で起動させることができる。 【0011】 また表示部11と撮像部12の設置位置は、携帯電話1の表裏ではなく、使用時に携帯電話1の同一面上等にあり同一方向を向いているものとする。 【0012】 制御部13は、使用者2の登録時には、使用者2が携帯電話1と正対する状態で、撮像部12により撮影されたデータを初期データとしてメモリ14に保存すると共に、使用者2が携帯電話1を使用時には、撮像部12により撮影された現在データとメモリ14に保存されている初期データとを照合して、使用者2の認証を行い、使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する。 【0013】 スピーカ制御部15は、制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向に基づき、指向性スピーカ16の指向性や音量を制御する。指向性スピーカ16は、スピーカ制御部15により制御された指向性や音量に基づき、使用者2の方向へ音を出力する。 【0014】 次に動作について説明する。 まず、登録時に使用者2の初期データを登録するため、撮像部12は使用者2が電子機器と正対する状態で撮影し、この撮影されたデータを制御部13に出力する。制御部13はこの撮像部12から出力されたデータを初期データをメモリ14に出力し、メモリ14は初期データを保存する。 【0015】 図2は本発明の実施の形態1における携帯電話1の使用時のフローチャートである。 使用時に使用者2はまず撮像部12を起動し、起動された撮像部12は現在の使用者2を撮影し、撮影したデータを制御部13に出力する。制御部13はこのデータを現在データとし、メモリ14に保存している初期データを読み込み、現在データとメモリ14から読み込んだ初期データとを照合して、使用者2が登録時の使用者2と同一人物であるか否かを判断する(ST1)。そして制御部13が同一人物であると判断した場合、使用者2は携帯電話1を使用できる。 【0016】 前記ST1の同一人物であるかを判断する場合の顔認識の一例として、撮影したデータから目,鼻,口といった特徴点を抽出して、それらの位置を算出し、あらかじめ登録されている本人のデータと照合することによって、本人の認識を行うことができる。 【0017】 図2のST1の判断で使用者2が携帯電話1を使用できた場合、撮像部12は使用者2を継続的に撮影し、この撮影したデータを制御部13に出力し、制御部13はこのデータを現在データとし、この現在データとメモリ14から読み込んだ使用者2の初期データとを比較して、現在の使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する(ST2)。 【0018】 前記ST2における使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する方法の一つとして、撮影したデータから目,鼻,口といった特徴点を抽出し、あらかじめ登録されている本人のデータの目,鼻,口の位置と比較して、抽出した顔の部位の位置の変化により、現在の使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する方法がある。 【0019】 制御部13は使用者2に対する携帯電話1の方向に関する閾値を2つ設定されている。 図3は本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向に関する閾値を示す図である。 制御部13は、例えば図3で示すように、周りに不快感を与えない範囲で使用者2に対する携帯電話1の最大の方向を45度と決め、図3で示すように左右45度を閾値2と設定し、またこの半分の22.5度を閾値1と設定する。制御部13は、これらの閾値と算出した方向とを比較し(ST3)、比較結果をスピーカ制御部15に出力する。 【0020】 また実施の形態1では、使用者2に対する携帯電話1の方向に関する閾値を2つ設けているが閾値の数に制限はない。図3は使用者2に対する携帯電話1の方向が左右に変化した状態を示しているが、使用者2に対する携帯電話1の方向は上下左右どの方向に変化しても良い。 【0021】 制御部13が、使用者2に対する携帯電話1の算出した方向と、使用者2に対する携帯電話1に関する閾値とを比較した結果、算出した方向が閾値1よりも小さい場合(ST4)、スピーカ制御部15は、周囲の人間3に音を伝えないように、指向性スピーカ16の指向性を使用者2の方向に向くように変更する(ST5)。 【0022】 ここで図4は、図2のST4及びST5で説明した、本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向が閾値1よりも小さい状態への変化を図示したものであり、周囲の人間3は不快感を被る可能性のある人である。 図4の(a)は使用者2が携帯電話1と正対している状態であり、指向性スピーカ16の指向性範囲に使用者2がいるので、使用者2は携帯電話1から音声を聞くことができる。そして図4の(b)は、図4の(a)の状態から、使用者2に対する携帯電話1の方向が変化し、この方向が閾値1までは変化してない状態の図であり、指向性スピーカ16の指向性を使用者2の方向に向くように変更することで、使用者2のみ指向性スピーカ16から音声を聞くことができる状態になり、周囲の人間3に不快感を与えない。 【0023】 指向性スピーカ16の方向を変える一例として、上下左右変更可能なモーター等の駆動部や可動部を用いる方法がある。また指向性スピーカ16は、1個のスピーカを駆動部のみを用いて指向性の変更を制御する構成や、2個以上のスピーカと信号処理部を用いて複数のスピーカの指向性の変更を制御する構成等、様々な構成のものを用いることができる。 【0024】 前記ST5では指向性スピーカ16を方向のみで制御しているが、制御方法は方向のみに限定されるものではなく、音量を小さくすることで制御することもでき、またST5において、指向性スピーカ16の指向性を使用者2の方向に向くように変更しているが、周囲の人間3に不快感を与えなければ使用者2の方向に向くまで変更しなくても良い。 【0025】 前記ST3で制御部13が比較した結果、前記ST2で算出した方向が図3で示す閾値1より大きく閾値2より小さい場合(ST6)、スピーカ制御部15は指向性スピーカ16を閾値1の方向まで変更させ、それでも周囲の人間3に音が聞こえる可能性があるので、さらに指向性スピーカ16からの音量を小さくする(ST7)。 【0026】 前記ST3で制御部13が比較した結果、前記ST2で算出した使用者2に対する携帯電話1の方向が閾値2より大きい場合(ST8)、スピーカ制御部15は、周囲の人間3に不快感を与えないように、指向性スピーカ16の音声を停止する(ST9)。 ここで図5は、図2のST8及びST9で説明した、本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向が閾値2より大きい状態への変化を図示したものである。図5の(a)は、図4の(a)と同様に、使用者2が携帯電話1と正対している状態であり、そして図5の(b)は、図5の(a)の状態から、使用者2に対する携帯電話1の方向が変化して閾値2を超えた状態であり、この状態では図5の(b)で示すように周囲の人間3に不快感を与える可能性が高いので、スピーカ制御部15は指向性スピーカ16の音声を停止する。 【0027】 以上のように、実施の形態1によれば、使用者2の登録時と使用者2が携帯電話1を使用時に、使用者2を撮影し、撮影したデータを出力する撮像部12と、使用者2の登録時には、使用者2が携帯電話1と正対する状態で、撮像部12により撮影されたデータを初期データとしてメモリ14に保存すると共に、使用者2が携帯電話1を使用時には、撮像部12により撮影された現在データとメモリ14に保存されている初期データとを照合して、使用者2の認証を行い、使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する制御部13と、制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向に基づき、指向性スピーカ16の指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御するスピーカ制御部15とを備えることによって、超音波発振器を携帯することなく出力する音の大きさや方向を制御して、周囲の人間3に不快感を与えないという効果を奏する。 【0028】 また実施の形態1では、この指向性スピーカ16を使用することによりイヤホンなどの電子機器以外の付属の製品を携行する必要がない。 【0029】 実施の形態2. 図6は本発明の実施の形態2における携帯電話1の構成を示す図ある。 実施の形態2の携帯電話1は、基本的には実施の形態1の携帯電話1と同様であるが、撮影部12の代わりにセンサ17を用いるものである。またセンサ17は磁気センサや加速度センサ等を使用する。例えば磁気センサは、所定軸における磁界の強度を検出し、携帯電話1の本体に対して作用する磁気の磁界の強度をX、Y、Z軸の各方向に対して測定し、携帯電話1が向く方位や地表面に対する傾きを検出することにより、使用者2に対する携帯電話1の方向を検出することができる。 【0030】 次に動作について説明する。 図7は本発明の実施の形態2における携帯電話1の使用状態を示す図である。 登録時、センサ17は使用者2が携帯電話1と正対する状態で使用者2に対する携帯電話1の方向を検出し、この検出したデータを制御部13に出力し、制御部13はこの検出したデータを初期データとする。制御部13は初期データをメモリ14に出力し、メモリ14は初期データを保存する。 【0031】 携帯電話1の使用時は、図2のST2〜ST9を実施するものとする。センサ17を起動させ、センサ17は現在の使用者2が携帯電話1と向かい合って使用している状態の使用者2に対する携帯電話1の方向のデータを検出し、制御部13に出力し、制御部13はこの検出した使用者2に対する携帯電話1の方向のデータを現在データとする。また基本的に使用者2は動かないものとする。 【0032】 この現在データとメモリ14に保存した初期データを用いて、図2の実施の形態1における携帯電話1の使用時のフローチャートのST2と同様に、携帯電話1の使用者2に対する携帯電話1の方向を算出し、この算出した結果と制御部13で設定した閾値を、図2のST3と同様に、比較し、この比較結果を基づいて、図2の実施の形態1と同様のST4〜ST9を実行し、指向性スピーカ16の指向性や音量の制御を行う。 【0033】 以上のように、実施の形態2によれば、使用者2の登録時と使用者2が携帯電話1を使用時に、使用者2を検出し、検出したデータを出力するセンサ17と、使用者2の登録時には、使用者2が携帯電話1と正対する状態で、センサ17により検出されたデータを初期データとしてメモリ14に保存すると共に、使用者2が携帯電話1を使用時には、センサ17により検出された現在データとメモリ14に保存されている初期データとを用いて、使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する制御部13と、制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向に基づき、指向性スピーカ16の指向性と音量の少なくともいずれか一方を制御するスピーカ制御部15とを備えることによって、超音波発振器を携帯することなく出力する音の大きさや方向を制御して、周囲の人間3に不快感を与えないという効果を奏する。 【0034】 実施の形態3. 図8は本発明の実施の形態3における携帯電話1の使用状態を示す図である。 実施の形態3の携帯電話1は、基本的には実施の形態1の携帯電話1と同様であるが、更に鏡18を加えた構成であり、この鏡18は使用者2が電子機器と正対する状態で使用できるように使用者2を映す。 【0035】 以上のように実施の形態3によれば、使用者2は鏡18に自身が表示されるように携帯電話1を使用することにより、超音波発振器を携帯することなく、周囲の人間3に不快感を与えないという効果を奏する。 【0036】 実施の形態4. 図9は本発明の実施の形態4における携帯電話1の構成を示す図である。 実施の形態4の携帯電話1は、基本的には実施の形態1の携帯電話1と同様であるが、実施の形態1の構成にマイク制御部19と指向性マイク20とを加えたものであり、主にテレビ電話機能等を用いて使用者2が表示部11を見ながら音声入力をする場合に使用されるものである。 【0037】 ここでマイク制御部19は、制御部13により算出される使用者2に対する携帯電話1の方向を入力し、この算出した結果に基づいて指向性マイク20の方向の指示を出力する。 【0038】 指向性マイク20は、外部の音声を集音する方向が制御され、使用者2の音声のみを集音することができる。また指向性マイク20は、1個のマイクを駆動部のみを用いて指向性の変更を制御する構成や、2個以上のマイクと信号処理部を用いて複数のマイクの方向を制御する構成等、様々な構成のものを用いることができる。 【0039】 以上のように、実施の形態4によれば、実施の形態1の構成に加えて、制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向に基づいて指向性マイク20の指向性を制御するマイク制御部19を備えることにより、超音波発振器を携帯することなく出力する音の大きさや方向を制御して、周囲の人間3に不快感を与えないという効果を奏し、さらに使用者2の音声を拾いやすくなり、テレビ電話機能等の使用に有効となるという効果を奏する。 【0040】 実施の形態5. 図10は本発明の実施の形態5における携帯電話1の表示部11の表示内容を示す図であり、実施の形態5の携帯電話1は、実施の形態1の携帯電話1と同様であるが、表示部11に制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向を表示する指向性範囲ナビ21を表示することを特徴とする。 【0041】 実施の形態1、3又は4において、上記実施の形態と同様に、制御部13はデータを入力し、使用者2に対する携帯電話1の方向を算出する。そして表示部11は制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向を画像や文字情報等を用いて使用者2が一目で認識できるように指向性範囲ナビ21を表示する。 【0042】 また指向性範囲ナビ21を用いて表示する代わりに、光によって着信等を知らせる発光機能を用いて使用者2に対する携帯電話1の方向を通知する方法もある。一例として、使用者2に対する携帯電話1の方向が図3で示す閾値2よりも小さい場合は発光部が点灯し、図3で示す閾値2よりも大きい場合は発光部が点滅する。また振動によって着信等を知らせる振動機能を用いて使用者2に対する携帯電話1の方向を通知する方法もある。一例として、使用者2に対する携帯電話1の方向が図3で示す閾値2よりも小さい場合は携帯電話1を振動させず、図3で示す閾値2よりも大きい場合は携帯電話1を振動させる。 【0043】 更に、携帯電話1の表示機能,発光機能,振動機能の少なくとも2つを組み合わせて、指向性範囲を使用者2に通知することも可能である。 【0044】 以上のように、実施の形態5によれば、実施の形態1、3又は4において、制御部13により算出された使用者2に対する携帯電話1の方向が画像や文字情報等を用いて指向性範囲ナビ21を表示する表示部11を備えることにより、使用者2に一目でわかるように使用者2に対する携帯電話1の方向のずれを通知するという効果を奏する。 【0045】 上記実施の形態では、電子機器の一例である携帯電話について説明するが、本発明は携帯電話に限定されるものではなく、携帯端末等を用いることもできる。 【図面の簡単な説明】 【0046】 【図1】本発明の実施の形態1における電子機器の構成を示す図である。 【図2】本発明の実施の形態1における携帯電話1の使用時のフローチャートである。 【図3】本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向に関する閾値を示す図である。 【図4】本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向が閾値1よりも小さい状態に変化した図である。 【図5】本発明の実施の形態1において使用者2に対する携帯電話1の方向が閾値2よりも大きい状態に変化した図である。 【図6】本発明の実施の形態2における携帯電話1の構成を示す図である。 【図7】本発明の実施の形態2における携帯電話1の使用状態を示す図である。 【図8】本発明の実施の形態3における携帯電話1の使用状態を示す図である。 【図9】本発明の実施の形態4における携帯電話1の構成を示す図である。 【図10】本発明の実施の形態5における携帯電話1の表示部11の表示内容を示す図である。 【符号の説明】 【0047】 1 携帯電話、2 使用者、3 周囲の人間、11 表示部、12 撮像部、13 制御部、14 メモリ、15 スピーカ制御部、16 指向性スピーカ、17 センサ、18 鏡、19 マイク制御部、20 指向性マイク、21 指向性範囲ナビ。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月10日(2006.8.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100123434 【弁理士】 【氏名又は名称】田澤 英昭
【識別番号】100088605 【弁理士】 【氏名又は名称】加藤 公延
【識別番号】100101133 【弁理士】 【氏名又は名称】濱田 初音
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| 【公開番号】 |
特開2008−47947(P2008−47947A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−218581(P2006−218581) |
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