| 【発明の名称】 |
音響出力装置、テレビジョン受像機 |
| 【発明者】 |
【氏名】尾島 由浩
【氏名】手塚 靖
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| 【要約】 |
【課題】一般家庭のように部屋内に並存する物品の種類や壁面との位置関係が変わり得る設置環境下においても適正な音質の音響が得られるように、音響特性の調節用データ(調節値)を容易な操作により設定することができること。
【構成】制御回路6が、当該テレビジョン受像機Xが設置される部屋に存在する物品の種類に関する条件とその部屋内の壁面に対する当該テレビジョン受像機Xの設置位置に関する条件とを含む予め定められた複数の設置条件又はその組合せに対応付けられた音響特性の調節値に関するデータを予め記憶するEEPROM6cを備え、制御回路6が、前記複数の設置条件の中から、所定の操作部を通じた選択操作に従って条件を選択する設置条件選択機能と、これにより選択された条件とEEPROM6cの記憶データとに基づいて、音響特性調節回路12が音響特性の調節処理に用いるデータを設定する音響調節値設定機能とを有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 音響を出力するスピーカと、該スピーカに伝送される音響信号に対して音響特性の調節処理を施す音響特性調節手段と、を具備する音響出力装置であって、 当該音響出力装置が設置される部屋に存在する物品の種類に関する条件と該部屋内の壁面に対する当該音響出力装置の設置位置に関する条件とを含む予め定められた複数の設置条件の中から、所定の操作部を通じた選択操作に従って条件を選択する設置条件選択手段と、 前記複数の設置条件又はその組合せに対応付けられた音響特性の調節に関するデータを予め記憶する調節関連データ記憶手段と、 前記設置条件選択手段により選択された条件と前記調節関連データ記憶手段の記憶データとに基づいて、前記音響特性調節手段が前記音響特性の調節処理に用いるデータを設定する調節用データ設定手段と、 を具備してなることを特徴とする音響出力装置。 【請求項2】 前記部屋に存在する物品の種類に関する条件が、部屋の種類を表す条件を含むものである請求項1に記載の音響出力装置。 【請求項3】 前記部屋の種類を表す条件が、和室であるか否か及び寝室であるか否かの条件を含むものである請求項2に記載の音響出力装置。 【請求項4】 前記設置位置に関する条件が、部屋内におけるコーナー部であるかそれ以外の壁ぎわ部であるかの条件を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項5】 前記設置条件選択手段が、所定の表示部に前記複数の設置条件の選択メニューを表示させ、該選択メニューに対する前記選択操作に従って条件を選択するものである請求項1〜4のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項6】 前記音響特性調節手段による前記音響特性の調節処理が、音響信号における複数の周波数帯域各々の信号成分についての信号強度と遅延時間との一方又は両方の調節を行う処理である請求項1〜5のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項7】 前記調節用データ設定手段が、前記調節関連データ記憶手段の記憶データのうち、前記設置条件選択手段により選択された条件又はその組合せに対応するデータを前記音響特性の調節処理に用いるデータとして設定するものである請求項1〜6のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項8】 前記調節用データ設定手段が、前記調節関連データ記憶手段の記憶データのうち、前記設置条件選択手段により選択された複数の条件に対応する複数のデータを合成したデータを、前記音響特性の調節処理に用いるデータとして設定するものである請求項1〜6のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項9】 前記スピーカが、当該音響出力装置の本体と一体に構成されてなる請求項1〜8のいずれかに記載の音響出力装置。 【請求項10】 請求項1〜8のいずれかに記載の音響出力装置を備えたテレビジョン受像機。 【請求項11】 前記スピーカが、当該テレビジョン受像機の本体と一体に構成されてなる請求項10に記載のテレビジョン受像機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、スピーカに伝送される音響信号に対して音響特性の調節処理を施す機能を備えた音響出力装置及びそれを具備するテレビジョン受像機に関するものである。 【背景技術】 【0002】 オーディオプレイヤーやテレビジョン受像機などの音響出力装置は、出力する音響信号(音声信号)について、複数の周波数帯域の信号成分ごとに、強度を調節する処理(いわゆるイコライズ処理)や遅延時間を調節する処理を行うことにより、音響信号の音質を調節する音響特性調節機能を備えるものがある。 ここで、音響出力装置が、同じ音響を出力した場合でも、当該音響出力装置が設置されている音響空間の状態により、その音響の聴取者(利用者)の位置(通常、スピーカの正面)に到達する音響の特性が異なる。ここで、前記音響特性調節機能により、聴取者の位置において周波数バランスの良い適正な音質の音響が得られるように出力音響の特性を自動調節することができれば好適である。以下、聴取者の位置(通常は、スピーカの正面方向の位置)に到達する音響の特性のことを、聴取音響特性と称する。 一方、特許文献1には、スピーカから出力される音響を、聴取者の位置に配置されたマイクロホンによって音響信号(電気信号)に変換し、その音響信号に基づいて、スピーカに入力される音響信号の音質を調節するグラフィックイコライザのゲインを自動調節する自動音場補正装置が示されている。これにより、スピーカから出力された音響が、利用者の位置において周波数バランスの良い適正な音質になるように、グラフィックイコライザのゲインが自動調節される。 また、特許文献2には、スピーカが設置された部屋の壁の硬さや、スピーカの設置高さをユーザに設定させ、その設定内容に応じて音響信号の高周波成分を補正する音響信号再生装置が示されている。 【特許文献1】特開昭62−166698号公報 【特許文献2】特開平06−105390号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、特許文献1に示されるように、音響特性の調節のためにわざわざマイクロホンを聴取位置に配置し、音響特性の調節を実行を開始させるための各種操作を行うことは、非常に煩雑で使い勝手が悪く、一部のマニアや専門家以外の一般の利用者には受け入れられ難いという問題点があった。 さらに、特許文献1に示される装置は、その構成が複雑でありコスト面でも不利であるという問題点もあった。 また、一般家庭のように、同じ部屋に音響出力装置と他の物品とが存在し、また、音響出力装置が壁面近くに設置されることが多い条件下では、音響出力装置は、特許文献2に示されるような壁の固さやスピーカの高さ以外の条件により、前記聴取音響特性が変化する。例えば、後述するように、音響出力装置が、ベッドが置かれた寝室に設置されているか否か、或いは部屋のコーナー部に設置されているか否かなどによって前記聴取音響特性が異なる。 このため、特許文献2に示される技術が適用された音響出力装置は、一般家庭に設置された場合、壁の固さやスピーカの高さ以外の条件の違いが前記聴取音響特性に影響し、周波数バランスの良い適正な前記聴取音響特性が得られない(音響特性調節が適正に機能しない)という問題点があった。 従って、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一般家庭のように部屋内に並存する物品の種類や壁面との位置関係が変わり得る設置環境下においても適正な音質の音響が得られるように、音響特性の調節に用いるデータ(調節値)を容易な操作により設定することができる音響出力装置及びこれを備えたテレビジョン受像機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0004】 上記目的を達成するために本発明は、音響を出力するスピーカと、そのスピーカに伝送される音響信号に対して音響特性の調節処理を施す音響特性調節手段とを具備する音響出力装置に適用されるものであり、次の(1)〜(3)に示す各構成要素を備えることを特徴とする。 (1)当該音響出力装置が設置される部屋に存在する物品の種類に関する条件と該部屋内の壁面に対する当該音響出力装置の設置位置に関する条件とを含む予め定められた複数の設置条件の中から、所定の操作部を通じた選択操作に従って条件を選択する設置条件選択手段。 (2)前記複数の設置条件又はその組合せに対応付けられた音響特性の調節に関するデータを予め記憶する調節関連データ記憶手段。 (3)前記設置条件選択手段により選択された条件と前記調節関連データ記憶手段の記憶データとに基づいて、前記音響特性調節手段が前記音響特性の調節処理に用いるデータを設定する調節用データ設定手段。 このような構成を備えた本発明に係る音響出力装置は、一般家庭のように、部屋内に並存する物品の種類や、壁面との位置関係が変わり得る環境下に設置される場合でも、その設置条件に応じて、音響特性の調節に用いるデータ(調節値)を設定することができる。また、利用者は、前記設置条件を、予め定められた前記複数の設置条件の中からの選択操作によって容易に選択することができる。 一般に、寝室や和室などといった部屋の種類は、その部屋に存在する物品(ベッドや畳、ソファーなど)を概ね表す。従って、部屋の種類を特定(選択)することにより、概ねその部屋に存在する物品を間接的に特定(選択)することができる。そこで、前記部屋に存在する物品の種類に関する条件としては、例えば、部屋の種類を表す条件(例えば、寝室であるか否かの条件や、和室であるか否かの条件など)を含むものが考えられる。 また、一般家庭において、部屋内における音響出力装置(特に、テレビジョン受像機)の壁面に対する設置位置のパターンは、コーナー部であるかそれ以外の壁ぎわ部である場合がほとんどである。そこで、前記設置位置に関する条件としては、例えば、部屋内におけるコーナー部であるかそれ以外の壁ぎわ部であるかの条件を含むものが考えられる。これにより、非常に少ない選択肢からの選択操作によって設置位置の条件を特定でき、選択操作が容易となる。このことは、前記スピーカが、当該音響出力装置の本体と一体に構成されている場合に特に当てはまる。即ち、スピーカが本体と一体であるタイプの装置は、スピーカが本体から分離しているタイプの装置に比べ、部屋内におけるスピーカの配置位置のパターン(前記設置位置の条件の選択肢)がより限定されるのが通常だからである。 【0005】 また、前記設置条件選択手段が、所定の表示部に前記複数の設置条件の選択メニューを表示させ、その選択メニューに対する前記選択操作に従って条件を選択することが考えられる。 これにより、前記設置条件の選択操作の操作性がより高まる。 また、前記音響特性調節手段による前記音響特性の調節処理としては、音響信号における複数の周波数帯域各々の信号成分についての信号強度と遅延時間との一方又は両方の調節を行う処理が考えられる。 また、前記調節用データ設定手段としては、次の(4)又は(5)のいずれかに示す処理を実行するものが考えられる。 (4)前記調節関連データ記憶手段の記憶データのうち、前記設置条件選択手段により選択された条件又はその組合せに対応するデータを前記音響特性の調節処理に用いるデータとして設定する処理。 (5)前記調節関連データ記憶手段の記憶データのうち、前記設置条件選択手段により選択された複数の条件に対応する複数のデータを合成したデータを、前記音響特性の調節処理に用いるデータとして設定する処理。 前記調節関連データ記憶手段が、前記設置条件選択手段により選択される条件又はその組合せにより特定される当該音響出力装置の設置パターンの候補それぞれと、前記音響特性の調節処理に用いるデータとを1対1に対応させて記憶している場合、上記(4)に示す処理を実行すればよい。 一方、前記設置条件選択手段により複数の条件が選択され、その複数の条件の組合せによって当該音響出力装置の設置パターンが特定される場合であって、前記調節関連データ記憶手段が、前記設置条件それぞれと、前記音響特性の調節処理に用いるデータとを1対1に対応させて記憶している場合には、上記(5)に示す処理を実行すればよい。 また、本発明は、以上に示した音響出力装置を備えたテレビジョン受像機として捉えることもできる。 前述したように、テレビジョン受像機は、一般家庭で採用され得る設置パターン(設置される部屋の種類や壁面に対する位置関係)の種類が比較的少ないため、予め定められる前記複数の設置条件の選択肢が少なくて済む。このため、以上に示した音響出力装置を備えたテレビジョン受像機は、非常に少ない選択肢からの選択操作によって設置位置の条件を特定でき、設置条件の選択操作が非常に容易となる。このことは、前記スピーカが、当該テレビジョン受像機の本体と一体に構成されている場合に特に当てはまる。即ち、スピーカが本体と一体であるタイプのテレビジョン受像機は、スピーカが本体から分離しているタイプのものに比べ、部屋内におけるスピーカの配置位置のパターン(前記設置位置の条件の選択肢)がより限定されるのが通常だからである。 【発明の効果】 【0006】 本発明によれば、一般家庭のように、部屋内に並存する物品の種類や壁面との位置関係が変わり得る設置環境下においても適正な音質の音響が得られるように、音響特性の調節に用いるデータ(調節値)を容易な操作により設定することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。 ここに、図1は本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図、図2はテレビジョン受像機Xにおける音響特性調節機能の有効・無効設定画面の一例を表す図、図3はテレビジョン受像機Xにおける部屋種類選択画面の一例を表す図、図4はテレビジョン受像機Xにおける設置位置選択画面の一例を表す図、図5はテレビジョン受像機Xが記憶する音響特性調節値情報のデータ構成を表す図、図6はテレビジョン受像機Xの設置条件ごとの聴取音響特性を表すグラフ、図7はテレビジョン受像機Xが記憶する設置条件ごとの音響特性調節値を表すグラフである。 【0008】 まず、図1に示すブロック図を用いて、本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xの構成について説明する。 テレビジョン受像機Xは、アンテナ等により受信されたテレビジョン放送信号からチューナ1によって抽出される放送番組の音響信号(音声信号)を音響化するスピーカ14と、そのスピーカ14に伝送される音響信号に対してイコライズ処理を行う音響特性調節回路12とを具備し、これらにより音響出力機能を実現する装置である。さらに、テレビジョン受像機Xは、チューナ1によって抽出される放送番組の映像信号を映像表示部5に入力させ、その映像信号に基づく映像を映像表示部5により表示する表示装置でもある。なお、本明細書においては、音声と音響とは同義として記載している。 図1に示すように、テレビジョン受像機Xは、チューナ1、外部入力部2、映像切替回路3、映像処理回路4、映像表示部5、制御回路6、リモコンインターフェース(I/F)回路7、音声切替回路10、音声処理回路11、音響特性調節回路12、アンプ13、スピーカ14及びリモコン20等を具備して構成されている。 なお、図1において、便宜上、スピーカ14が1つであるかのように記載しているが、実際は、スピーカ14は、Lチャンネル用及びRチャンネル用の2つのスピーカにより構成されている。また、それらスピーカ14は、テレビジョン受像機Xの本体と一体に構成されている。 【0009】 チューナ1は、地上波放送信号やBS衛星放送信号等の放送信号から、前記制御回路6により指示される放送チャンネルの信号を抽出(選局)するとともに、その抽出信号の検波によって映像信号及び音声信号を取り出し、その映像信号及び音声信号の各々を映像切替回路3及び音声切替回路10各々へ伝送するものである。 また、外部入力部2は、外部からコンポジット方式或いはセパレート方式の映像信号及び音声信号等である外部入力映像信号及び外部入力音声信号を入力し、それらを映像切替回路3及び音声切替回路10各々へ伝送するインターフェースである。 映像切替回路3は、前記チューナ1からの映像信号及び外部入力部2からの映像信号を入力し、それらの映像信号のうちの任意の1つの映像信号を制御回路6からの指示に従って選択して出力するものである。 映像処理回路4は、映像切替回路3から出力された映像信号に対して各種信号処理を行うものである。例えば、映像信号から水平及び垂直同期信号の分離、その同期信号に位相同期したクロック信号の生成、映像信号からの輝度信号及び色信号の分離、所定の画質改善処理等を行い、処理後の映像信号を映像表示部5に出力する。さらに、映像処理回路4は、映像切替回路3からの映像信号に、制御回路6から指定された情報の映像をスーパーインポーズする(重ね合わせる)OSD機能も備えている。 映像表示部5は、液晶パネル及び液晶ドライバを備えた液晶表示部などにより構成され、映像処理回路4から出力される映像信号に基づく映像を表示するものである。 【0010】 音声切替回路10は、チューナ1からの音声信号及び外部入力部2からの音声信号が入力され、それらの音声信号のうちの任意の1つの音声信号を、制御回路6からの指示に従って音響特性調節回路12に出力するものである。 音声処理部11は、音声切替回路10から出力された信号が予め定められた符号形式で符号化されている場合に、その信号を復号化する処理(デコード処理)を行うものである。 音響特性調節回路12は、音声処理部11から出力された音声信号(スピーカ14に伝送される音響信号)に対し、複数の周波数帯域の信号成分ごとに強度を調節するイコライズ処理(音響特性調節処理の一例)を行うものである。このイコライズ処理を実行するため、音響特性調節回路12は、時間領域における音響信号を周波数領域の音響信号へ変換するフーリエ変換処理を実行する機能を備えている。音響特性調節回路12がイコライズ処理に用いる調節値(信号強度の調節ゲイン)は、制御回路6によって設定される。 この音響特性調節回路12によってイコライズ処理がなされた音響信号が、スピーカ14を通じて音響出力されると、その音響は、当該テレビジョン受像機Xの正面方向の位置(聴取者の位置)において、元の音響信号の音質が再現された高音質の音響となる。 アンプ13は、音響特性調節回路12によるイコライズ処理後の音声信号を、制御回路6からの指示に従って増幅或いは減衰させる処理(ボリューム調節処理)を行い、スピーカ14に出力するものである。 なお、制御回路6と、音声切替回路10と、音声処理回路11と、音響特性調節回路12と、アンプ13と、スピーカ14と、リモコン20及びリモコンインターフェース回路7とが、本発明の実施形態に係る音響出力装置の一例を構成している。 【0011】 制御回路6は、演算手段であるMPU6a、そのMPU6aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM6b(EPROM)、MPU6aが実行する処理において読み書きされる各種情報を記憶するEEPROM6c等を備え、当該テレビジョン受像機X全体を制御するものである。以下に示す制御回路6の処理は、MPU6aがROM6bに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。 リモコン20は、当該テレビジョン受像機Xの動作の制御用の無線信号(例えば、赤外線信号)を出力するリモート操作器であり、不図示の操作入力部や無線信号出力回路等を備えている。 前記操作入力部は、チャンネル選択キーや音量調節キーなど、情報入力のための操作部であり、その操作内容に応じた信号が前記無線信号出力回路に伝送される。また、前記無線信号出力回路は、前記操作入力部から伝送されてくる信号(即ち、テレビジョン受像機Xの動作の制御信号)を、無線信号(例えば、赤外線信号)に変換し、当該リモコン20からテレビ本体側へ無線伝送するものである。 一方、リモコンインターフェース回路7は、リモコン20(リモート操作器)から伝送される無線信号(赤外線信号等)を受信し、これを電気信号に変換することにより、リモコン20から伝送される各種情報を取得するとともに、その取得情報を制御回路6に伝送するものである。 【0012】 次に、図5を参照しつつ、テレビジョン受像機Xに予め記憶される音響特性調節値情報D0について説明する。図5は、音響特性調節値情報D0のデータ構成を表す図である。 音響特性調節値情報D0は、音響特性の調節処理に関する情報(データ)であり、EEPROM6c(調節関連データ記憶手段の一例)に予め記憶されるものである。 図5に示すように、音響特性調節値情報D0は、予め定められた複数の設置条件を識別する識別情報d1と、その識別情報d1それぞれに対応付けられた音響調節値d2(音響特性の調節に関するデータ)とにより構成されている。 ここで、音響調節値d2は、音響信号における複数の周波数帯域(いわゆる周波数ビン)の信号成分ごとに設定された信号強度の調節ゲイン(補正ゲインといっても同義)である。 また、前記設置条件には、当該テレビジョン受像機X(ここでは、音響出力装置と同義)が設置される部屋に存在する物品の種類に関する条件の一例である部屋の種類条件d11と、その部屋内の壁面に対する当該テレビジョン受像機Xの設置位置の条件d12とが含まれる。 【0013】 図5に示すように、本実施形態では、前記部屋の種類条件d11の候補として、「洋室」、「和室」及び「寝室」の3種類の選択肢が存在する。即ち、部屋に存在する物品の種類に関する条件として、部屋の種類を表す条件(ここでは、「洋室」であるかいなかの条件、「和室」であるか否かの条件及び「寝室」であるか否かの条件を含む)が採用されている。 前述したように、「寝室」、「和室」、「洋室」(リビングといってもよい)などといった部屋の種類は、その部屋に存在する物品(ベッドや畳、ソファーなど)を概ね表す。従って、部屋の種類条件d11を特定(選択)することにより、概ねその部屋に存在する物品を、間接的ではあるが簡易に特定(選択)することができる。 また、前記設置位置の条件d12の候補として、「壁ぎわ」(但し、部屋のコーナー部以外)及び「コーナー」の2種類の選択肢が存在する。即ち、前記設置位置の条件d12として、部屋内におけるコーナー部であるかそれ以外の壁ぎわ部であるかについての条件が採用されている。 前述したように、一般家庭において、部屋内におけるテレビジョン受像機の壁面に対する設置位置のパターンは、コーナー部であるかそれ以外の壁ぎわ部である場合がほとんどである。従って、前記設置位置の条件d12(壁面に対する設置位置の条件)として、「壁ぎわ」又は「コーナー」のいずれかを特定(選択)することにより、非常に少ない選択肢からの選択操作によって設置位置の条件を特定できる。 【0014】 次に、図6及び図7に示すグラフを参照しつつ、前記設置条件と前記音響調節値d2との関係について説明する。ここで、図6は、設置条件ごとの前記聴取音響特性(当該テレビジョン受像機Xの正面方向の位置での音響特性)を表すグラフ、図7は前記設置条件ごとの音響調節値d2を表すグラフである。なお、図6及び図7における横軸は音響の周波数、図6の縦軸は音圧量(音響の強度)、図7の縦軸は音響調節値d2を表す。 図6(a)に示されるように、テレビジョン受像機Xが部屋のコーナー部に設置された場合の前記聴取音響特性g12は、コーナー部から離れた壁ぎわに設置された場合の前記聴取音響特性g11に比べ、低周波数帯域(低域)から中周波数帯域(中域)にかけて(特に低域で)音圧が小さくなる。 この現象は、以下の理由によるものと考えられる。 装置がコーナー部から離れた壁ぎわに設置された場合、装置の背面と壁面の距離が近くなるため、指向性が弱い低域から中域までの音響成分(背面へ回り込みやすい音響成分)について、背後の壁面による十分なバッフル効果が得られ、装置正面方向において、低域から中域にかけての音圧が豊かになる。 一方、装置がコーナー部に設置された場合、装置の背面と壁面との距離が離れるため、低域から中域の音響成分についてバッフル効果が得られにくくなる。さらに、指向性が弱い低域の音響が乱反射し、左右2つのスピーカーそれぞれから出力される音響の干渉による減衰が生じやすくなる。 以上が、コーナー部に設置された場合の前記聴取音響特性g12が、壁ぎわに設置された場合の前記聴取音響特性g11に比べ、低域から中域にかけて音圧が小さくなる(減衰する)要因と考えられる。 【0015】 また、図6(b)に示されるように、テレビジョン受像機Xが寝室に設置された場合の前記聴取音響特性g23は、洋室(リビングといってもよい)に設置された場合の前記聴取音響特性g21に比べ、低域の音圧が小さくなる。 これは、寝室には、ベッド(布団や枕)等の吸音材として作用する物品が多く存在するため、指向性が弱い低域の音響がこれらに吸収されるためと考えられる。 また、図6(b)に示されるように、テレビジョン受像機Xが和室に設置された場合の前記聴取音響特性g22は、洋室に設置された場合の前記聴取音響特性g21に比べ、全帯域において音圧(信号強度)が大きくなる傾向がある。 これは、和室には、一般に吸音材となるようなソファー等の家具(物品)が少なく、音響を減衰させる要素が少ないことから、他の種類の部屋に比べて残響が大きくなることが要因であると考えられる。 また、図6(b)に示されるように、テレビジョン受像機Xが和室に設置された場合の前記聴取音響特性g22は、洋室に設置された場合の前記聴取音響特性g21に比べ、特に低域の音圧(信号強度)が大きくなる傾向がある。 これは、和室では、テレビジョン受像機Xが畳(床)に近い低い場所に設置されるため、指向性が弱い低域の音響が畳で反射して前方へ向かう傾向が特に強いことが要因であると考えられる。 【0016】 図6に示される結果より、周波数バランスの良い適正な前記聴取音響特性が得られるようにするためには、前記設置条件に応じて、図7に示すような音響調節値d2(信号強度の調節ゲイン)を設定すればよいといえる。 即ち、図7(a)に示すように、テレビジョン受像機Xが部屋の「コーナー」に設置された場合の音響調節値g32は、「壁ぎわ」に設置された場合の音響調節値g31に比べ、低域から中域にかけて(特に低域で)の信号がより増幅(強調)補正されるような調節値(ゲイン)を設定すればよい。 また、図7(b)に示すように、テレビジョン受像機Xが「和室」に設置された場合の音響調節値g42は、「洋室」に設置された場合の音響調節値g41に比べ、全帯域において信号がより減衰補正されるとともに、特に、低域において信号がさらに減衰補正されるような調節値(ゲイン)を設定すればよい。 また、図7(b)に示すように、テレビジョン受像機Xが「寝室」に設置された場合の音響調節値g43は、「洋室」に設置された場合の音響調節値g41に比べ、低域において信号がより増幅補正されるような調節値(ゲイン)を設定すればよい。 なお、図7に示す例は、テレビジョン受像機Xが、「洋室」(「寝室」及び「和室」以外)における「壁ぎわ」(コーナー以外)に設置された場合における音響調節値を基準値(特にゲイン補正を行わないときの値)としている。 従って、音響特性調節値情報D0(図5参照)は、前記部屋の種類条件d11の選択肢である「洋室」、「和室」及び「寝室」それぞれの識別情報d1と、図7(b)に示す音響調節値g41、g42及びg43に相当する音響調節値d2とが対応付けられ、さらに、前記設置位置の条件d12の選択肢である「壁ぎわ」及び「コーナー」それぞれの識別情報d1と、図7(a)に示す音響調節値g31及びg32に相当する音響調節値d2とが対応付けられた情報となっている。 なお、前記設置条件に対応する音響調節値d2の内容は、当該テレビジョン受像機Xを設計する際に、実験などによって予め決定される。 【0017】 次に、図2〜図4に示す画面例を参照しつつ、テレビジョン受像機Xが備える設置条件選択機能について説明する。 ここで、設置条件選択機能とは、当該テレビジョン受像機Xの実際の設置条件を、予め定められた複数の前記設置条件d11、d12の中から、リモコン20の前記操作入力部を通じた選択操作に従って選択する機能である。この設置条件選択機能は、制御回路6(のMPU6a)が、所定のプログラムを実行することによって実現される(設置条件選択手段の一例)。 制御回路6は、リモコン20において音響調節設定モードへの移行操作が行われたこをを検知すると、映像処理回路4を制御することにより、図2に示すような有効・無効設定画面v1を映像表示部5にOSD表示させる。この有効・無効設定画面v1は、音響特性調節機能を有効にするか無効にするかを切り替えるための画面である。なお、制御回路6は、リモコンインターフェース回路7からの伝送信号によって音響調節設定モードへの移行操作があったことを検知する。 図2に示すように、前記有効・無効設定画面v1は、「有効にする」又は「無効にする」の2つの項目の中から1つを選択するための選択メニュー画面である。そして、制御回路6は、その画面v1の表示状態において、リモコン20の操作入力部における所定のキー(例えば、上下移動キー及び決定キー)の操作内容に従って、いずれかの項目を選択する。 【0018】 制御回路6は、前記有効・無効設定画面v1の表示状態において、「無効にする」が選択されたと判別すると、音響特性調節回路12がイコライズ処理に用いる調節値(周波数帯域ごとの調節ゲイン)を予め定められた初期値(補正を行わない状態)に設定し、前記有効・無効設定画面v1のOSD表示を終了させる。これにより、当該音響調節設定モードの処理が終了する。ここで設定された調節値は、EEPROM6cに記憶され、以後、音響特性調節回路12は、その調節値に基づいてイコライズ処理を実行する。 【0019】 一方、制御回路6は、前記有効・無効設定画面v1の表示状態において、「有効にする」が選択されたと判別すると、映像処理回路4を制御することにより、図3に示すような部屋種類選択画面v2及び図4に示すような設置位置選択画面v3を順次OSD表示させることにより、設置条件の選択処理を実行する。 ここで、制御回路6は、まず、部屋種類選択画面v2(図3)を映像表示部5にOSD表示させ、前記部屋の種類条件d11の選択処理を実行する。 図3に示すように、前記部屋種類選択画面v2は、「洋室」、「和室」及び「寝室」の3つの項目(選択肢)の中から1つを選択するための選択メニュー画面である。そして、制御回路6は、その画面v2の表示状態において、リモコン20の操作入力部における所定のキー(例えば、上下移動キー及び決定キー)の操作内容に従って、部屋の種類条件d11の内容を選択する。これにより、当該テレビジョン受像機Xが設置される部屋に存在する物品が、間接的ではあるが簡易に特定(選択)される。 さらに、制御回路6は、設置位置選択画面v3(図4)を映像表示部5にOSD表示させ、前記設置位置の条件d12の選択処理を実行する。 図4に示すように、前記設置位置選択画面v3は、「壁ぎわ」(但し、部屋のコーナー部以外)及び「コーナー」の2つの項目(選択肢)の中から1つを選択するための選択メニュー画面である。そして、制御回路6は、その画面v3の表示状態において、リモコン20の操作入力部における所定のキー(例えば、上下移動キー及び決定キー)の操作内容に従って、設置位置の種類条件d12の内容を選択する。 【0020】 以上に示したように、制御回路6は、当該テレビジョン受像機Xが設置される部屋に存在する物品を間接的に特定する前記部屋の種類条件d11と、部屋内の壁面に対する当該テレビジョン受像機Xの設置位置の条件d12とを含む複数の設置条件の中から、リモコン20の操作入力部を通じた選択操作に従って条件を選択する(設置条件選択手段の一例)。その際、制御回路6は、映像表示部5に複数の設置条件の選択メニューv2、v3を表示させ、その選択メニューに対する選択操作に従って条件を選択する。なお、制御回路6は、選択した条件を、例えばEEPROM6cに記憶させる。 このように、テレビジョン受像機Xは、その設置条件を比較的少ないパターンに予めパターン化して選択肢として記憶している(図5に示す音響特性調節情報D0を参照)。スピーカが装置本体から分離したタイプのテレビジョン受像機や、比較的小型のオーディオ機器などにおいては、部屋内においてスピーカー14を比較的自由な位置に設置できるため、上記パターン化が難しく、また、パターン化したとしてもパターン数(選択肢の数)が多くなる。 一方、スピーカ14が装置本体(映像表示部5が設けられる部分)と一体となったテレビジョン受像機Xにおいては、部屋内におけるスピーカ14の設置位置は、装置本体の設置位置と同じである。また、テレビジョン受像機X本体の設置条件は、前述したようにごく少ないパターンにパターン化できる。従って、スピーカ14が装置本体と一体となったテレビジョン受像機Xにおいては、前記設置条件を選択する際の選択肢(パターン)がごく少なく、利用者は、特に知識や説明を必要とせずに簡易に前記設置条件を選択できる。 【0021】 次に、テレビジョン受像機Xが備える音響調節値設定機能について説明する。 ここで、音響調節値設定機能とは、前記設置条件選択機能により選択された条件と、EEPROM6cに予め記憶された前記音響特性調節値情報D0(図5参照)とに基づいて、音響特性調節回路12がイコライズ処理(音響特性の調節処理)に用いる音響調節値を設定する機能である。この音響調節値設定機能は、制御回路6(のMPU6a)が、所定のプログラムを実行することによって実現される(調節用データ設定手段の一例)。 本実施形態では、前記設置条件選択機能により、2つの設置条件(前記部屋の種類条件d11及び前記設置位置の条件d12)が選択され、その2つの設置条件の組合せによって当該テレビジョン受像機Xの設置パターンが特定される。 また、前記音響特性調節値情報D0は、選択肢となる前記設置条件の識別情報d1それぞれと、前記音響調節値d2とを1対1に対応付けられた情報である。 これに対し、制御回路6は、前記音響特性調節値情報D0(調節関連データ記憶手段の記憶データの一例)のうち、前記設置条件選択機能により選択された2つの条件に対応する2つの音響調節値d2を合成した調節値を、音響特性調節回路12によるイコライズ処理(音響特性の調節処理)に用いる調節値として設定する。前記合成の具体例としては、前記音響調節値d2の性質(所定の基準値に対する偏差を表す値であるか、調節ゲインそのものを表す値であるか等)に応じて、加算処理や平均処理などが考えられる。 例えば、前記設置条件として、「寝室」及び「コーナー」が選択された場合、図7に示す「寝室」の音響調節値g43と「コーナー」の音響調節値g32とを合成した調節値が、音響特性調節回路12が用いる調節値として設定される。 テレビジョン受像機Xは、以上のようにして音響調節値を設定し、その音響調節値に基づいてイコライズ処理(音響特性調節処理)を実行する。その結果、一般家庭のように、部屋内に並存する物品の種類や壁面との位置関係が変わり得る設置環境下においても適正な音質の音響が得られる。さらに、テレビジョン受像機Xの利用者が、非常に容易な操作(メニュー選択操作)を行うだけで、イコライズ処理に用いられる音響調節値が設定される。 【0022】 以上に示した実施形態では、音響特性調節回路12が、イコライズ処理を行う例を示したが、本発明の実施形態はこれには限られない。 例えば、音響特性調節回路12が、音響信号における複数の周波数帯域各々の信号成分について、遅延時間(遅延量)の調節を行うサラウンド処理(音響特性の調節処理の一例)を実行することも考えられる。この場合、前記音響調節値d2は、音響信号における複数の周波数帯域各々の信号成分についての遅延時間(デジタル音響信号における遅延サンプル数などもこれに相当)を表す値である。 また、音響特性調節回路12が、イコライズ処理及びサラウンド処理の両方を実行するもの、或いはその他の音響特性調節処理を実行するものであってもよい。 また、前述した実施形態では、部屋に存在する物品の種類に関する条件が、部屋の種類条件d11である場合の例を示したが、部屋に存在する物品の種類(ベッド(又は布団)、ソファー、畳、カーテンなど)そのものを当該条件とすることも考えられる。 同様に、前述した実施形態では、部屋内の壁面に対する当該テレビジョン受像機Xの設置位置の条件d12が、部屋の「コーナー」であるか否か、及び「壁ぎわ」(コーナー以外)であるか否かについての条件である場合を示した。しかしながら、壁面に対するテレビジョン受像機Xの距離をその条件の選択肢とすることも考えられる。その他、制御回路6が、映像処理回路4を制御することにより、部屋内における複数の設置位置(壁面に対するレイアウト)のパターンの模式的な絵(図)を映像表示部5に表示させ、所定の選択操作に従ってその設置位置のパターンの中から1つのパターンを選択すること等も考えられる。 【0023】 また、前述した実施形態では、制御回路6は、前記設置条件選択機能により選択された2つの条件に対応する2つの音響調節値d2を合成した調節値を、イコライズ処理(音響特性の調節処理)に用いる調節値として設定したが、他の実施形態も考えられる。 例えば、前記音響特性調節値情報D0(図5参照)の代わりに、前記設置条件選択機能により選択される2つの条件の組合せにより特定されるテレビジョン受像機Xの設置パターンの候補それぞれと、イコライズ処理に用いる音響調節値d2とが1対1に対応した音響特性調節値情報D0’が、EEPROM6cに記憶されている場合、即ち、前述の実施形態での合成処理によって得られる全パターンの音響調節値が予めEEPROM6cに記憶されている場合には、以下に示す処理によって前記音響調節値設定機能を実現することが考えられる。 この場合、制御回路6は、EEPROM6cに記憶された音響特性調節値情報D0’における音響調節値の中から、前記設置条件選択機能により選択された2つの条件の組合せに対応する音響調節値を、イコライズ処理に用いる音響調節値として設定する。 また、前記設置条件選択機能が、前記部屋の種類条件d11と前記設置位置の条件d12とを組合せた条件(「寝室かつコーナー」など)を選択肢とし、その選択肢の中から1つの条件のみを選択する機能であることも考えられる。 この場合、制御回路6は、EEPROM6cに記憶された音響特性調節値情報D0’における音響調節値の中から、前記設置条件選択機能により選択された条件に対応する音響調節値を、イコライズ処理に用いる音響調節値として設定する。 これにより、制御回路6が、イコライズ処理に用いる音響調節値を合成する処理を実行する必要がなくなる。 【産業上の利用可能性】 【0024】 本発明は、音響出力装置やテレビジョン受像機に利用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明の実施形態に係るテレビジョン受像機Xの概略構成を表すブロック図。 【図2】テレビジョン受像機Xにおける音響特性調節機能の有効・無効設定画面の一例を表す図。 【図3】テレビジョン受像機Xにおける部屋種類選択画面の一例を表す図。 【図4】テレビジョン受像機Xにおける設置位置選択画面の一例を表す図。 【図5】テレビジョン受像機Xが記憶する音響特性調節値情報のデータ構成を表す図。 【図6】テレビジョン受像機Xの設置条件ごとの聴取音響特性を表すグラフ。 【図7】テレビジョン受像機Xが記憶する設置条件ごとの音響特性調節値を表すグラフ。 【符号の説明】 【0026】 X…テレビジョン受像機 1…チューナ 2…外部入力部 3…映像切替回路 4…映像処理回路 5…映像表示部 6…制御回路 7…リモコンインターフェース回路 10…音声切替回路 11…音声処理部 12…音響特性調節回路 13…アンプ 14…スピーカ 20…リモコン D0…音響特性調節値情報
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月28日(2006.7.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084135 【弁理士】 【氏名又は名称】本庄 武男
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| 【公開番号】 |
特開2008−35254(P2008−35254A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月14日(2008.2.14) |
| 【出願番号】 |
特願2006−206944(P2006−206944) |
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