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【発明の名称】 圧力センサ及びその製造方法
【発明者】 【氏名】植屋 夕輝

【要約】 【課題】気室の容量が大きい圧力センサ及びその製造方法を提供する。

【構成】固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し、圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートの端部が固定され内側に第一気室を形成している第一内壁と、前記第一内壁に対して前記ダイアフラムの板厚方向に段差を形成し、内側に前記ダイアフラムの板面方向の断面積が前記第一気室より大きい第二気室を形成している第二内壁とを有する支持部と、を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定電極を有するプレートと、
前記固定電極に対向する可動電極を有し、圧力変化によって変位するダイアフラムと、
前記プレートの端部が固定され内側に第一気室を形成している第一内壁と、前記第一内壁に対して前記ダイアフラムの板厚方向に段差を形成し、内側に前記ダイアフラムの板面方向の断面積が前記第一気室より大きい第二気室を形成している第二内壁とを有する支持部と、
を備える圧力センサ。
【請求項2】
前記第二内壁は前記ダイアフラムの板厚方向に段差を形成し、
前記第二気室の前記ダイアフラムの板面方向の断面積は、前記プレートと反対側に向けて拡大している、請求項1に記載の圧力センサ。
【請求項3】
固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、
基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、
前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、第一開口部を有する第一マスクを形成し、
前記基板の前記第二面上に、前記第一マスクを覆い前記第一開口部の内側に前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第二開口部を有する第二マスクを形成し、
前記第二マスクを用いて前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより前記基板に凹部を形成し、
前記第二マスクを除去し、
前記第一マスクを用いて前記第一開口部に露出する前記基板を前記凹部の底が除去されるまで異方性エッチングすることにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、
ことを含む圧力センサの製造方法。
【請求項4】
固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、
基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、
前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第一開口部と前記第一開口部の外縁に沿うスリット状の第二開口部とを有するマスクを形成し、
前記マスクを用いて前記第一開口部及び前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより、前記基板に前記第一開口部に対応する穴部及び前記第二開口部に対応する凹部を形成し、
前記基板の前記穴部と前記凹部との間の壁部を除去することにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、
ことを含む圧力センサの製造方法。
【請求項5】
前記第一開口部から離れるほど幅の狭い複数の前記第二開口部が前記第一開口部の外側に多重に形成された前記マスクを用いて、複数の前記凹部を前記基板に形成し、
前記基板の隣り合う前記凹部の間の壁部を前記穴部と前記凹部との間の前記壁部とともに除去する、ことを含む請求項4に記載の圧力センサの製造方法。
【請求項6】
前記穴部及び前記凹部を前記基板の前記第二面から前記第一面に向けて逆テーパ状に形成する、請求項4または5に記載の圧力センサの製造方法。
【請求項7】
固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、
基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、
前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第一開口部と前記第一開口部に繋がっているスリット状の第二開口部とを有するマスクを形成し、
前記マスクを用いて前記第一開口部及び前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、
ことを含む圧力センサの製造方法。



【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は圧力センサ及びその製造方法に関し、特に半導体デバイスの製造プロセスを応用して製造可能なコンデンサマイクロホン及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、半導体デバイスの製造プロセスを応用して製造可能なコンデンサ型の圧力センサが知られている。コンデンサ型の圧力センサは、圧力変化によって振動するダイアフラムと、空気などの誘電体を間に挟んでダイアフラムに対向するプレートと、気室とを有する。ダイアフラムとプレートとの間の静電容量は、ダイアフラムの振動によって変化する。コンデンサ型の圧力センサはこの静電容量の変化を電気信号に変換して出力する。一方、気室はダイアフラムの振動を妨げる内圧の変化を緩和する。したがって、気室の容量を大きくすることにより、圧力センサの出力特性を高めることができる。
【0003】
特許文献1には、基板に形成した凹部とそれを覆うダイアフラムとで気室を構成するコンデンサマイクロホンが開示されている。しかしながら、特許文献1では凹部の内壁がダイアフラムに対して垂直に形成されている。こうした凹部の開口はダイアフラムを構成する薄膜よりも大きくすることができず、容量の大きな気室を形成することができない。また特許文献2には、基板に形成した通孔の内壁とダイアフラムとで気室を構成するコンデンサマイクロホンが開示されている。特許文献2では、通孔の内壁をプレート側からその反対側に向けて拡径するテーパ状に形成している。したがって、特許文献1に記載されているコンデンサマイクロホンよりも気室の容積を大きくすることができる。しかしながら、このようなテーパ状の通孔はシリコンの格子面を利用して形成されるため、そのテーパ角度は一定である。この結果、気室の容量はダイアフラムを構成する薄膜の大きさによって制限されるため、圧力センサを大型化することなく気室の容量を大きくすることができない。
【0004】
【特許文献1】特表2004−537182号公報
【特許文献2】特開2004−356707号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上述の問題を解決するためになされたものであって、気室の容量が大きい圧力センサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記目的を達成するための圧力センサは、固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し、圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートの端部が固定され内側に第一気室を形成している第一内壁と、前記第一内壁に対して前記ダイアフラムの板厚方向に段差を形成し、内側に前記ダイアフラムの板面方向の断面積が前記第一気室より大きい第二気室を形成している第二内壁とを有する支持部と、を備える。
第二気室のダイアフラムの板面方向の断面積は第一気室のダイアフラムの板面方向の断面積に対し不連続に拡大している。そしてプレートの端部は、第一気室を形成する第一内壁に固定されている。したがって、プレートの板面方向の大きさに制限されることなく、また圧力センサを大型化することなく、圧力センサの気室の容量を大きくすることができる。
【0007】
(2)前記第二内壁は前記ダイアフラムの板厚方向に段差を形成し、前記第二気室の前記ダイアフラムの板面方向の断面積は、前記プレートと反対側に向けて拡大してもよい。
第二気室のダイアフラムの板面方向の断面積はプレートと反対側に向けて不連続に拡大する。したがって、圧力センサの気室の容量を大きくすることができる。
【0008】
(3)上記目的を達成するための圧力センサの製造方法は、固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、第一開口部を有する第一マスクを形成し、前記基板の前記第二面上に、前記第一マスクを覆い前記第一開口部の内側に前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第二開口部を有する第二マスクを形成し、前記第二マスクを用いて前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより前記基板に凹部を形成し、前記第二マスクを除去し、前記第一マスクを用いて前記第一開口部に露出する前記基板を前記凹部の底が除去されるまで異方性エッチングすることにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、ことを含む。
第二マスクを用いて第二開口部に露出する基板を異方性エッチングすると、基板に凹部が形成される。そして第一マスクを用いて第一開口部に露出する基板の凹部とその周辺部分とを凹部の底が除去されるまで異方性エッチングすると、基板の板厚方向に段付きの通孔が形成される。ここで第二開口部は、基板のプレートを構成する薄膜の一部上の部位を露出させるようにパターニングされている。したがって、プレートを構成する薄膜の残部は通孔形成後も基板上に積まれている。このようにして上述した段付きの通孔を基板に形成することにより、気室の容量が大きい圧力センサを製造することができる。
【0009】
(4)上記目的を達成するための圧力センサの製造方法は、固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第一開口部と前記第一開口部の外縁に沿うスリット状の第二開口部とを有するマスクを形成し、前記マスクを用いて前記第一開口部及び前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより、前記基板に前記第一開口部に対応する穴部及び前記第二開口部に対応する凹部を形成し、前記基板の前記穴部と前記凹部との間の壁部を除去することにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、ことを含む。
第一開口部及び第二開口部を有するマスクを用いて第一開口部に穴部が形成されるまで基板を異方性エッチングすると、基板には第二開口部に対応する凹部が形成される。これはアスペクト依存エッチング効果によるものである。そして基板の穴部と凹部との間の壁部を除去すると、基板に段付きの通孔が形成される。ここで第一開口部は、基板のプレートを構成する薄膜の一部上の部位を露出させるようにパターニングされている。したがって、プレートを構成する薄膜の残部は通孔形成後も基板上に積まれている。このようにして上述した段付きの通孔を基板に形成することにより、気室の容量が大きい圧力センサを製造することができる。
【0010】
(5)前記第一開口部の外側に前記第一開口部から離れるほど幅の狭い前記第二開口部を多重に形成し、前記基板の隣り合う前記凹部の間の壁部を前記穴部と前記凹部との間の前記壁部とともに除去してもよい。
第二開口部の幅は第一開口部から離れるほど狭いので、第二開口部に対応する凹部の基板の板厚方向の深さは第一開口部から離れるほど小さくなる。したがって、基板の隣り合う凹部の間の壁部を除去すると、多段の段付きの通孔が基板に形成される。このようにして多段の上述した段付きの通孔を基板に形成することにより、気室の容量が大きい圧力センサを製造することができる。
(6)前記穴部及び前記凹部を前記基板の前記第二面から前記第一面に向けて逆テーパ状に形成してもよい。
このような逆テーパ状の穴部及び凹部を基板に形成することにより、上述した壁部は基板の第二面から第一面に向けて薄くなる。この結果、壁部の薄肉部分で壁部を基板から分離することで、壁部を容易に除去することができる。
【0011】
(7)上記目的を達成するための圧力センサの製造方法は、固定電極を有するプレートと、前記固定電極に対向する可動電極を有し圧力変化によって変位するダイアフラムと、前記プレートを支持し内部に気室を有する支持部とを備える圧力センサの製造方法であって、基板の第一面上に前記プレートを構成する薄膜と前記ダイアフラムを構成する薄膜とを堆積により形成し、前記基板の前記第一面と反対側の第二面上に、前記基板の前記プレートを構成する前記薄膜の一部上の部位を露出させる第一開口部と前記第一開口部に繋がっているスリット状の第二開口部とを有するマスクを形成し、前記マスクを用いて前記第一開口部及び前記第二開口部に露出する前記基板を異方性エッチングすることにより、前記気室を構成する通孔を前記基板に形成する、ことを含む。
第一開口部及び第二開口部を有するマスクを用いて第一開口部に穴部が形成されるまで基板を異方性エッチングすると、基板にはアスペクト依存エッチング効果により第二開口部に対応するスリット状の凹部が形成される。基板の凹部は穴部に繋がっており、穴部及び凹部は段付きの通孔を形成する。ここで第一開口部は、基板のプレートを構成する薄膜の一部上の部位を露出させるようにパターニングされている。したがって、プレートを構成する薄膜の残部は通孔形成後も基板上に積まれている。このようにして上述した段付きの通孔を基板に形成することにより、気室の容量が大きい圧力センサを製造することができる。
【0012】
尚、本明細書において、「・・・上に形成する」とは、技術上の阻害要因がない限りにおいて、「・・・上に直に形成する」と、「・・・上に中間物を介して形成する」の両方を含む意味とする。
また、請求項に記載された方法の各動作の順序は、技術上の阻害要因がない限り、記載順に限定されるものではなく、どのような順番で実行されてもよく、また同時に実行されてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。各実施形態において同一の符号が付された構成要素は、その符号が付された他の実施形態の構成要素と対応する。
(第一実施形態)
図1に示す第一実施形態のコンデンサマイクロホン1は、半導体製造プロセスを用いて製造される所謂シリコンマイクロホンであって、プレート21側から到達する音波を電気信号に変換する圧力センサである。
【0014】
1.感音部の構成
コンデンサマイクロホン1の感音部は、基板10、第一膜、第二膜、第三膜及び第四膜からなる積層構造を有している。
基板10は例えば単結晶シリコン基板である。基板10には段付きの通孔12が板厚方向に形成されている。
【0015】
第一膜は二酸化シリコン等からなる絶縁性の薄膜である。第一膜はダイアフラム20と基板10との間に空隙が形成されるように第二膜を基板10上に支持している。第一膜には円形の開口13が形成されている。
第二膜は例えばP(リン)が不純物として添加されたポリシリコンからなる導電性の薄膜である。第二膜の第三膜に固着していない部分はダイアフラム20を構成している。ダイアフラム20は第一膜とも第三膜とも固着しておらず、音波によって振動する可動電極として機能する。ダイアフラム20は第一膜の開口13を覆う円形である。
【0016】
第三膜は第一膜と同様に例えば二酸化シリコンからなる絶縁性の薄膜である。第三膜は、導電性の第二膜と第四膜とを絶縁し、第四膜を第二膜上に支持している。第三膜には円形の開口15が形成されている。
第四膜は、第二膜と同様に例えばPが不純物として添加されたポリシリコンからなる導電性の薄膜である。第四膜の第三膜に固着していない部分はプレート21を構成している。プレート21には複数の通孔22が形成されている。
【0017】
基板10と第一膜と第三膜と第二膜及び第四膜の第三膜に固着していない部分とは支持部23を構成している。支持部23には、第一気室41及び第二気室42からなる背部気室40が形成されている。背部気室40は音波の進行方向の反対側からダイアフラム20が受ける圧力を緩和する。第一気室41は、基板10のプレート21側の内壁12aと第二膜の開口13の内壁13aとの内側に形成されている。第二気室42は、基板10のプレート21と反対側の内壁12bの内側に形成されている。第二気室42のダイアフラム20の板面方向の断面積は第一気室41より大きい。基板10の内壁12aと第二膜の内壁13aとが請求項に記載の「第一内壁」に相当し、基板10の内壁12bが「第二内壁」に相当する。
【0018】
2.検出部の構成
図1(B)に示す回路図に基づいて、コンデンサマイクロホン1の検出部の一例を説明する。ダイアフラム20はバイアス電源に接続されている。具体的には、バイアス電源の端子102に接続されているリード104及びリード106がそれぞれ第二薄膜及び基板10に接続されている。この結果、ダイアフラム20と基板10とは実質的に同じ電位となる。また、プレート21はオペアンプ100の入力端子に接続されている。具体的には、オペアンプ100の入力端子に接続されているリード108が第四膜に接続されている。オペアンプ100の入力インピーダンスは高い。
【0019】
3.コンデンサマイクロホンの作動
音波がプレート21の通孔22を通過してダイアフラム20に伝搬すると、ダイアフラム20は音波により振動する。ダイアフラム20が振動すると、その振動によりダイアフラム20とプレート21との間の距離が変化し、ダイアフラム20とプレート21とにより形成される静電容量が変化する。
【0020】
ここでプレート21は、上述したように入力インピーダンスの高いオペアンプ100に接続されている。そのため、ダイアフラム20とプレート21とにより形成される静電容量が変化したとしても、プレート21に存在する電荷のオペアンプ100への移動量は極わずかである。したがって、プレート21及びダイアフラム20に存在する電荷は変化しないものとみなすことができる。これにより、ダイアフラム20とプレート21とにより形成される静電容量の変化をプレート21の電位変化として取り出すことができる。このようにしてコンデンサマイクロホン1は、ダイアフラム20とプレート21とにより形成される静電容量の極めてわずかな変化を電気信号として出力する。すなわち、コンデンサマイクロホン1は、ダイアフラム20に加わる音圧の変化を静電容量の変化に変換し、静電容量の変化を電圧の変化に変換することにより、音圧の変化に相関する電気信号を出力する。
【0021】
4.コンデンサマイクロホンの製造方法
はじめに、図2(A1)に示すように、基板10(図1参照)となるウェハ50上に第一膜51を堆積により形成する。例えばプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)で単結晶シリコンウェハ50上に二酸化シリコンを堆積させることにより第一膜51を形成する。
【0022】
次に、第一膜51上に第二膜52を堆積により形成する。具体的には、例えば次のとおりである。減圧CVD法を用いてPが添加されたポリシリコンを第一膜51上に堆積させることにより、第二膜52を形成する。次に、第二膜52の表面全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィによりレジストパターンを形成する。そして、RIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングによって第二膜52を選択的に除去することにより、円形の第二膜52を形成する。
次に、図2(A2)に示すように、第二膜52上に第三膜53を堆積により形成する。例えばプラズマCVDを用いて第二膜52上に二酸化シリコンを堆積させることにより第三膜53を形成する。
【0023】
次に、図2(A3)に示すように、第三膜53上に第四膜54を堆積により形成する。具体的には、例えば次のとおりである。減圧CVD法を用いてPが添加されたポリシリコンを第三膜53上に堆積させることにより第四膜54を形成する。次に、第四膜54の表面全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィによりレジストパターンを形成する。そして、RIE等の異方性エッチングによって第四膜54を選択的に除去することにより、多数の通孔22を有する円形の第四膜54を形成する(図2(A3)参照)。
【0024】
次に、図3(A4)に示すように、ウェハ50の第一膜51〜第四膜54を積層した第一面50aと反対側の第二面50b上に、第一開口部55aを有する第一マスク55を形成する。例えば、接着剤を用いて金属製の第一マスク55をウェハ50に貼り付ける。接着剤は有機系の接着剤が望ましく、第一マスク55はニッケル、クロム等が望ましい。尚、第一マスク55は、後述する第二マスク56と選択的に除去可能である限りどのような材料で形成してもよい。また、ウェハ50に金属をめっきすることにより第一マスク55を形成してもよい。
【0025】
次に、ウェハ50の第二面50b及び第一マスク55上に、第二開口部56aを有する第二マスク56を形成する。例えばウェハ50の第二面50b及び第一マスク55の表面の全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィにより第二マスク56を形成する。第二開口部56aは、第一開口部55aの内側にウェハ50の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位を露出させている。
【0026】
次に、図3(A5)に示すように、第二マスク56を用いて第二開口部56aに露出するウェハ50を異方性エッチングすることにより、ウェハ50に凹部60を形成する。例えばDeep−RIEによってウェハ50を選択的に除去することにより、ウェハ50に凹部60を形成する。
次に、図3(A6)に示すように、第二マスク56を除去する。例えば、第二マスク56の除去にはNMP(N−メチル−2−ピロリドン)等のレジスト剥離液を用いる。
【0027】
次に、第一マスク55を用いて第一開口部55aに露出するウェハ50を異方性エッチングすることにより、ウェハ50に段付きの通孔12を形成する。例えば、Deep−RIEによって凹部60の底がなくなるまでウェハ50を選択的に除去することにより、ウェハ50に段付きの通孔12を形成する。この結果、通孔12に第一膜51の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位が露出する。そして第二膜52及び第四膜54の残部は、通孔12の形成後もウェハ50の第二面50b側の開口周辺に積まれている。
【0028】
次に、例えばバッファードフッ酸(Buffered HF)等のエッチング液を使用した等方的なウェットエッチング、若しくは等方的なエッチングと異方的なエッチングの組み合わせにより、シリコン酸化膜である第一膜51及び第三膜53を選択的に除去する。このときエッチング液は、第四膜54の通孔22及びウェハ50の通孔12から浸入し、第一膜51及び第三膜53を溶解させる。通孔22及び通孔12の形状及び配置を適切に設計することにより、第一膜51及び第三膜53にそれぞれ開口13及び開口15が形成される。この結果、感音部のダイアフラム20、プレート21、支持部23が形成される(図1参照)。
その後のダイシング、パッケージングなどの工程を経て、コンデンサマイクロホン1が完成する。
【0029】
(第二実施形態)
1.感音部
図4に示す第二実施形態のコンデンサマイクロホン2の感音部は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の感音部と基板10の形状が異なる。コンデンサマイクロホン2の基板10には、多段の段付きの通孔212が形成されている。基板10と第一膜と第三膜と第二膜及び第四膜の第三膜に固着していない部分とは支持部223を構成している。
【0030】
支持部223には、第一気室241及び第二気室242からなる背部気室240が形成されている。第一気室241は基板10のプレート21側の内壁212aと第二膜の開口13の内壁13aとの内側に形成されている。第二気室242は基板10のプレート21と反対側の内壁212bの内側に形成されている。基板10の内壁212bはダイアフラム20の板厚方向に段差を形成している。これにより第二気室242のダイアフラム20の板厚方向の断面積はプレート21側からその反対側に向けて不連続に拡大している。基板10の内壁212aと第二膜の内壁13aとが請求項に記載の「第一内壁」に相当し、基板10の内壁212bが「第二内壁」に相当する。
尚、コンデンサマイクロホン2の検出部は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の検出部と実質的に同一である。またコンデンサマイクロホン2の作動は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の作動と実質的に同一である。したがって、これらの説明は省略する。
【0031】
2.コンデンサマイクロホンの製造方法
はじめに、図5(A1)に示すように、第一実施形態の製造方法と同様にしてウェハ50の第一面50a上に第一膜51〜第四膜54を堆積により形成する。
次に、ウェハ50の第二面50b上に、開口部255a〜開口部255dを有するマスク255を形成する。例えば、ウェハ50の第二面50b全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィによりマスク255を形成する。開口部255aはウェハ50の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位を露出させる円形である。開口部255b〜開口部255dは開口部255aの外周に沿う円環状であり、径方向の幅が開口部255aの直径よりも小さいスリット状である。開口部255cの径方向の幅は開口部255bの径方向の幅よりも小さい。開口部255dの径方向の幅は、開口部255cの径方向の幅よりも小さい。
【0032】
次に、図5(A2)に示すように、マスク255を用いてウェハ50を異方性エッチングすることにより、ウェハ50に穴部260、凹部261〜凹部263を形成する。具体的には、Deep−RIE等の異方性エッチングによってマスク255から露出するウェハ50を選択的に除去する。この異方性エッチングは、ウェハ50の開口部255aに対応する部位に穴部260が形成されるまで行う。ここで開口部255b〜開口部255dの径方向の幅は開口部255aの直径より小さい。そのためアスペクト依存エッチング効果により、ウェハ50の開口部255b〜開口部255dに対応する部位には、それぞれ凹部261〜凹部263が形成される。また、開口部255cの径方向の幅は開口部255bの径方向の幅より小さいため、凹部262のウェハ50の板厚方向の大きさ(深さ)は凹部261よりも小さい。開口部255dの径方向の幅は開口部255cの径方向の幅より小さいため、凹部263のウェハ50の板厚方向の大きさ(深さ)は凹部262よりも小さい。
【0033】
次に、穴部260と凹部261の間の壁部271、凹部261と凹部262との間の壁部272及び凹部262と凹部263との間の壁部273を除去する。具体的には、例えば次のとおりである。単結晶シリコンのウェハ50の第二面50bを熱酸化させることにより、壁部271〜壁部273を酸化シリコンに変質させる。次に、バッファードフッ酸等のエッチング液を用いたウェットエッチングにより、変質したウェハ50の第二面50bの表面部分とともに壁部271〜壁部273を選択的に除去する。この結果、ウェハ50には多段の段付きの通孔212が形成され、通孔212に第一膜51の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位が露出する。そして第二膜52及び第四膜54の残部は、通孔212形成後もウェハ50の第二面50b側の開口周辺に積まれている。
その後の工程は第一実施形態の製造方法と実質的に同一である。
【0034】
(第三実施形態)
第二実施形態の製造方法では、ウェハ50の壁部271〜壁部273を変質させることにより、これらを選択的に除去した。しかし、壁部の除去方法はこれに限定されない。以下、第二実施形態の製造方法と壁部の除去方法が異なる第三実施形態の製造方法について説明する。
はじめに、図6(A1)に示すように、第一実施形態の製造方法と同様にしてウェハ50の第一面50a上に第一膜51〜第四膜54を堆積により形成する。
次に、ウェハ50の第二面50b上に、開口部355a及び開口部355bを有するマスク355を形成する。例えばウェハ50の第二面50b全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィによりマスク355を形成する。開口部355aはウェハ50の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位を露出させる円形である。開口部355bは第一開口部の外周に沿う円環状であり、径方向の幅が開口部355aの直径よりも小さいスリット状である。
【0035】
次に、図6(A2)に示すようにマスク355を用いてウェハ50を異方性エッチングすることにより、ウェハ50に穴部360及び凹部361を形成する。穴部360及び凹部361は、ウェハ50の第二面50bから第一面50aに向けて逆テーパ状に形成する。具体的には、Deep−RIEによってマスク355から露出するウェハ50を選択的に除去する。この異方性エッチングは、ウェハ50の開口部355aに対応する部位に穴部360が形成されるまで行う。このとき、エッチング条件を調整することにより逆テーパ状の穴部360及び凹部361を形成することができる。例えば側壁保護膜へのデポ性の低い条件でウェハ50をエッチングしたり、側壁保護膜の形成時間とエッチング時間とを調整しながらウェハ50をエッチングする。この結果、ウェハ50の穴部360と凹部361との間の壁部371は第二面50bから第一面50aに向けて薄くなる。
【0036】
次に、図6(A3)に示すようにウェハ50の壁部371を除去する。具体的には、水酸化カリウム(KOH)、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)等のエッチング液を用いてウェハ50をウェットエッチングする。このとき、壁部371の薄肉部分は他の部分より先に溶解し、壁部371はウェハ50から分離される。ウェハ50から分離した壁部371はエッチング液に完全に溶解する。この結果ウェハ50には段付きの通孔12が形成される。尚、壁部371のウェハ50からの分離方法は上述した方法に限定されない。例えば、壁部371に超音波や機械的振動を加えることにより、ウェハ50から壁部371を分離してもよい。その後の工程は第一実施形態の製造方法と実質的に同一である。
【0037】
(第四実施形態)
1.感音部
図7に示す第四実施形態のコンデンサマイクロホン4の感音部は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の感音部と基板10の形状が異なる。コンデンサマイクロホン2の基板10には、円柱状の穴部400と、穴部400の外周に放射状に配置され穴部に繋がっている複数の凹部401とからなる段付きの通孔412が板厚方向に形成されている。基板10と第一膜と第三膜と第二膜及び第四膜の第三膜に固着していない部分とは支持部423を構成している。
【0038】
支持部423には、第一気室441及び第二気室442からなる背部気室440が形成されている。第一気室441は穴部400のプレート21側の内壁412aと第二膜の開口13の内壁13aとの内側に形成されている。第二気室442は穴部400のプレート21と反対側の内壁と凹部401の内壁からなる内壁412bの内側に形成されている。基板10の内壁412aと第二膜の内壁13aとが請求項に記載の「第一内壁」に相当し、基板10の内壁412bが「第二内壁」に相当する。
尚、コンデンサマイクロホン4の検出部は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の検出部と実質的に同一である。またコンデンサマイクロホン4の作動は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の作動と実質的に同一である。したがって、これらの説明は省略する。
【0039】
2.コンデンサマイクロホンの製造方法
はじめに、図8に示すように、第一実施形態の製造方法と同様にしてウェハ50の第一面50a上に第一膜51〜第四膜54を堆積により形成する。
次に、ウェハ50の第二面50b上に、開口部455a及び複数の開口部455bを有するマスク455を形成する。例えばウェハ50の第二面50b全体にフォトレジスト膜を塗布した後、所定のレジストマスクを用いた露光及び現像を行うフォトリソグラフィによりマスク455を形成する。開口部455aはウェハ50の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位を露出させる円形である。開口部455bは開口部455aから放射状に延びるスリット状である。開口部455bの開口部455aの周方向の幅は開口部455aの直径より小さい。
【0040】
次に、マスク455を用いてウェハ50を異方性エッチングすることにより、ウェハ50に通孔412を形成する。具体的には、Deep−RIE等の異方性エッチングによってマスク455から露出するウェハ50を選択的に除去する。この異方性エッチングは、ウェハ50の開口部455aに対応する部位に穴部400(図7参照)が形成されるまで行う。ここで開口部455bの開口部455aの径方向の幅は開口部455aの直径より小さい。そのためアスペクト依存エッチング効果により、ウェハ50の開口部455bに対応する部位には凹部401が形成される。この結果、ウェハ50には穴部400と複数の凹部401とからなる段付きの通孔412が形成され、通孔412に第一膜51の第二膜52及び第四膜54の一部上の部位が露出する。そして第二膜52及び第四膜54の残部は、通孔412形成後もウェハ50の第二面50b側の開口周辺に積まれている。
その後の工程は第一実施形態の製造方法と実質的に同一である。
【0041】
以上説明した複数の実施形態では、第二気室のダイアフラム20の板面方向の断面積が第一気室のダイアフラム20の板面方向の断面積に対して急激に拡大している。そして、第一気室を形成している内壁にダイアフラム20及びプレート21の板厚方向の端部を固定している。したがって、ダイアフラム20やプレート21の板面方向の大きさに制限されることなく、またコンデンサマイクロホンを大型化することなく、背部気室の容量を大きくすることができる。
また第二実施形態では、第二気室242のダイアフラム20の板面方向の断面積がプレート21と反対側に向けて段階的に拡大している。このように第二気室242のダイアフラム20の板面方向の断面積をプレート21と反対側に向けて不連続に拡大させることにより、背部気室240の容量を大きくすることができる。
【0042】
(他の実施形態)
上記複数の実施形態では圧力センサとしてのコンデンサマイクロホンを説明した。しかし、本発明は音圧以外の圧力変化を検出する圧力センサにも適用可能である。
また、上記複数の実施形態では、支持部に全周で固定された円形のダイアフラム20及びプレート21を備えるコンデンサマイクロホンを例示したが、ダイアフラム及びプレートにより構成されるセンサ部の構成はこれに限定されない。例えばダイアフラム及びプレートの板厚方向の端の一部を支持部に固定してもよい。具体的には両持ち梁状にダイアフラムを支持部に固定してもよいし、片持ち梁状にダイアフラムを支持部に固定してもよい。また、ダイアフラム及びプレートの形状は円形に限定されない。具体的にはダイアフラム及びプレートは多角形でもよい。また、プレートをダイアフラムより背部気室側に設けてもよい。また、ダイアフラムを支持部に直に固定しなくてもよい。具体的にはダイアフラムをプレートに吊り下げてもよいし、ダイアフラムをプレートに担持させてもよい。
また、上記複数の実施形態では、直角の段差を有する段付きの通孔を基板10に形成したが、支持部の内壁に形成する段差は直角でなくてもよい。
【0043】
また、上記第一実施形態〜第三実施形態では、第一気室の全周から外側に第二気室を拡げたが、第二気室は第一気室の一部から外側に拡げてもよい。
また、第一実施形態の製造方法は、第二実施形態のコンデンサマイクロホン2の製造にも適用可能である。この場合、段付きの通孔12の段数に応じた層数の複層マスクを形成すればよい。また、上記第一実施形態の製造方法では、第一マスク55及び第二マスク56からなる複層マスクを用いたが、段付きの通孔12の形状に応じてその厚さが設計されたレジストからなる単層マスクを用いてもよい。
【0044】
また、上記第二実施形態の製造方法は、第一実施形態のコンデンサマイクロホン1の製造にも適用可能である。この場合、径方向の幅が等しい開口部255b〜開口部255dをマスク255に形成すればよい。
また、上記第二実施形態の製造方法では、円環状の開口部255b〜開口部255dを有するマスク255を形成したが、開口部255b〜開口部255dは帯状でもよい。
また、上記第二実施形態の製造方法において、開口部255b〜開口部255dと交差する他のスリット状の開口部をマスク255に形成してもよい。この場合、基板10の開口部255b〜開口部255dに対応する凹部の間の壁部が上述した他の開口部に対応する凹部により分断される。この結果、ウェットエッチング等により壁部を容易に除去することができる。
【0045】
また、上記第三実施形態では第一実施形態のコンデンサマイクロホン1を製造する方法を説明した。しかし、第三実施形態の製造方法は、第二実施形態のコンデンサマイクロホン2の製造にも適用可能である。
また、上記第四実施形態では複数の凹部401を形成したが、凹部401は1つでもよい。
また、上記第四実施形態では複数の凹部401を穴部400の外側に放射状に配置したが、凹部401は穴部400の外側に偏在させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】(A)は第一実施形態のコンデンサマイクロホンを示す平面図、(B)は(A)のB1−B1線による断面図。
【図2】第一実施形態のコンデンサマイクロホンの製造方法を示す模式図。
【図3】第一実施形態のコンデンサマイクロホンの製造方法を示す模式図。
【図4】(A)は第二実施形態のコンデンサマイクロホンを示す平面図、(B)は(A)のB4−B4線による断面図。
【図5】第二実施形態のコンデンサマイクロホンの製造方法を示す模式図。
【図6】第三実施形態のコンデンサマイクロホンの製造方法を示す模式図。
【図7】(A)は(B)のA7−A7線による断面図、(B)は第四実施形態のコンデンサマイクロホンを示す底面図。
【図8】第四実施形態のコンデンサマイクロホンの製造方法を示す模式図。
【符号の説明】
【0047】
1、2、4:コンデンサマイクロホン、12、212、412:通孔、12a、212a、412a:内壁(第一内壁)、12b、212b、412b:内壁(第二内壁)、13a:内壁(第一内壁)、20:ダイアフラム、21:プレート、23、223、423:支持部、41、241、441:第一気室、42、242、442:第二気室、50:ウェハ(基板)、50a:第一面(基板の第一面)、50b:第二面(基板の第二面)、52:第二膜(ダイアフラムを構成する薄膜)、54:第四膜(プレートを構成する薄膜)、55:第一マスク、55a:第一開口部、56:第二マスク、56a:第二開口部、60:凹部、255、355、455:マスク、255a、355a、455a:開口部(第一開口部)、255b〜255d、355b、455b:開口部(第二開口部)、260、360:穴部、261〜263、361:凹部、271、371:壁部(穴部と凹部との間の壁部)、272、273:壁部(隣り合う凹部の間の壁部)
【出願人】 【識別番号】000004075
【氏名又は名称】ヤマハ株式会社
【出願日】 平成18年7月10日(2006.7.10)
【代理人】 【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀

【識別番号】100125885
【弁理士】
【氏名又は名称】南島 昇


【公開番号】 特開2008−17395(P2008−17395A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−189021(P2006−189021)