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【発明の名称】 送信装置および音響再生システム
【発明者】 【氏名】熊谷 純郎

【要約】 【課題】音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できる送信装置を提供する。

【構成】本発明に係る送信装置2は、視聴者が携帯する音響再生装置1によって再生した音響データを、この視聴者が装備する、音響出力装置5に対して、光通信により送信する。この送信装置2は、音響出力装置5との通信を確立できる位置に自装置を装着するための装着部を備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
視聴者が携帯する音響再生装置によって再生した音響データを、該視聴者が装備する、該音響データに基づき出力処理する音響出力装置に対して、光信号を利用した無線データ通信により送信する送信装置であって、
視聴者自身または該視聴者の装備品に自装置を装着するための装着部を備えることを特徴とする送信装置。
【請求項2】
上記装着部はクリップ形状をしていることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
【請求項3】
上記音響データを圧縮する圧縮部を備え、
上記圧縮部によって圧縮した音響データを音響出力装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
【請求項4】
上記音響出力装置は、複数の音響データに基づき出力処理しており、
上記音響出力装置において、上記複数の音響データにおいて互いに異なる音響データそれぞれを出力処理するタイミングを規定する出力タイミング情報を、上記音響データそれぞれに付与し、送信を指示する送信指示部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の送信装置。
【請求項5】
上記圧縮部は、送信すべき上記音響データ全体を分割し、それぞれを圧縮しており、
上記圧縮部により分割されて圧縮された音響データが、上記音響出力装置において連続した音響データとして復元できるようにするための復元情報を、圧縮した音響データに付与し、該音響データの送信を指示する送信指示部を備えることを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
【請求項6】
音響データの受信準備が完了した旨を示す受信完了情報を上記音響出力装置から受信する受信部をさらに備え、
上記送信指示部は、上記受信部によって受信した受信完了情報に応じて、上記音響出力装置に対する、次の音響データの送信を指示することを特徴とする請求項4または5に記載の送信装置。
【請求項7】
振動方向が一定方向となる光のみを透過させる偏光部を備え、
上記音響データの光信号を上記偏光部を介して、音響出力装置に出力しており、
上記偏光部の光の透過軸方向が、音響出力装置に音響データを送信する他の送信装置とは異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の送信装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の送信装置と、
上記送信装置から送信された音響データを受信する受信装置を有し、該音響データを出力する音響出力装置と、を備えることを特徴とする音響再生システム。
【請求項9】
通信を確立する受信装置と送信装置との組が複数設けられ、該受信装置および送信装置それぞれは、振動方向が一定方向となる光のみを透過させる偏光部を備えており、上記偏光部の光の透過軸方向が、通信を確立する送信装置と受信装置との組では、一致するとともに、他の通信を確立する送信装置と受信装置との組とは異なっていることを特徴とする音響再生システム。
【請求項10】
音響データを、上記音響出力装置に対して、光信号を利用したデータ通信により送信する、上記送信装置以外の他の送信装置をさらに備えており、
上記受信装置は、上記の他の送信装置に対しても通信を確立できることを特徴とする請求項8または9に記載の音響再生システム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、視聴者により携帯される音響再生装置によって再生された音響データを、光信号を利用したデータ通信により、視聴者が装備した音響出力装置に送信する送信装置、および音響再生システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、家庭用電化製品のリモコン、あるいはノート型パソコン等の情報機器同士間での無線通信手段として、赤外線通信が利用されている。この赤外線通信を実現する通信装置は、送信すべきデータを光信号に変換し、該光信号によってデータを送受信している。このため、上記通信装置は、データを光信号に変換して他の通信装置に送信する送信部と、他の通信装置から受信した光信号をデータに変換する受信部とを備える。
【0003】
上記したような構成を備え、他の装置に対する光信号の送信と、他の装置からの光信号の受信とを同時に行う、いわゆる全2重通信を可能とする装置として、例えば、特許文献1に示す赤外線通信装置が開示されている。
【0004】
この赤外線通信装置では、送信部と受信部との光信号の通路上に、互いに偏光角度が直交する2つの偏光板を設け、これら2つの偏光板に隣接し、かつ光信号の通路上に、通過する光信号の波面を回転する波面回転部を設けている。このため、機器同士の配置角度に関係なく全2重通信を行うことができる。
【0005】
また、2系統以上からの赤外線伝送を混信させないで伝送できる伝送システムとして、特許文献2に示す伝送システムが開示されている。この伝送システムでは、送信部から照射する光を透過する偏光板と、受信装置において該光を受光する偏光板との間での偏波面が、他の送信装置における偏光板と、該他の送信装置からの光を受光する他の受信装置の偏光板との間での偏波面と異なるように構成されている。
【0006】
上記したように、赤外線通信では、2系統以上からの赤外線伝送を混信させることなく、また、機器同士の配置角度に関係なく全2重通信を行うことができるようになっている。このように赤外線通信の技術が向上するにつれ、該赤外線通信の利用は広がっている。
【0007】
上記赤外線通信を利用したシステムの具体例として、例えば、下記に示すような音響再生システムが開発されている。すなわち、この音響再生システムは、ステレオ等の音響再生装置と、該音響再生装置によって再生された音響データを無線により送信する送信装置と、該送信装置から送信された音響データを受信し出力する、ヘッドホン等の音響出力装置とから構成される。
【0008】
この音響再生システムでは、上記音響再生装置と送信装置とは有線により接続され、それぞれが所定位置に設置されている。一方、音響出力装置は、ユーザに携帯されており、
送信装置から光通信により送信された音響データを受信することができるようになっている。
【0009】
このように、送信装置と音響出力装置との間で送信される音響データを光通信により伝送することにより、音響再生装置と音響出力装置とがワイヤ等の有線で接続されているシステムと比較して、ユーザは、有線による煩わしさを感じることなく再生された音楽を聴くことができる。
【特許文献1】特開2001−177477号公報(2001年6月29日公開)
【特許文献2】特開平9−83437号公報(1997年3月28日公開)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、ヘッドホン等の音響出力装置を利用して音楽を聴く主な様式として、室内等に設置された据え置き型の音響再生装置により再生した音楽を視聴する場合と、携帯型音響再生装置により再生した音楽を視聴する場合とがある。
【0011】
しかしながら、後者の様式では、上記従来の音響再生システムでは、音響データを安定して送信することができないといった問題が生じる。
【0012】
すなわち、上記した従来の音響再生システムは、上記後者の様式を想定した構成となっていない。特には、音響再生装置をユーザの衣服のポケット等、装備品内に収容して利用する利用様式を想定したものではない。
【0013】
このため、この従来の音響再生システムを構成する音響再生装置および送信装置をユーザが携行できるように小型化したとしても、該音響再生装置をユーザの装備品内に収容して利用する場合、上記送信装置も装備品内に収容されてしまう。それ故、従来の音響再生システムでは、送信装置から出力される光信号がポケット等装備品によって阻害されてしまい、音響出力装置との光通信を安定して確立することができない。
【0014】
したがって、上記従来の構成では、ユーザの装備品内に収容した音響再生装置からの音響データを、音響出力装置が安定して受信することができないという問題を生じる。
【0015】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できる送信装置、および音響再生システムを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明に係る送信装置は、上記した課題を解決するために、視聴者が携帯する音響再生装置によって再生した音響データを、該視聴者が装備する、該音響データに基づき出力処理する音響出力装置に対して、光信号を利用した無線データ通信により送信する送信装置であって、視聴者自身または該視聴者の装備品に自装置を装着するための装着部を備えることを特徴とする。
【0017】
上記音響再生装置は、例えば、例えばPDA(personal digital assistance)、音楽再生機能付携帯型電話機等の携帯端末装置によって実現できる。また、音響出力装置は、例えば、ヘッドホン、イヤホン等の携帯型レシーバによって実現できる。
【0018】
また、上記光信号を利用した無線データ通信とは、例えば、赤外線、可視光を利用した無線データ通信(赤外線通信、可視光通信)が挙げられる。
【0019】
上記構成によると、送信装置は、装着部を備えるため、例えば、音響出力装置との通信を確立できる位置に自装置を装着することができる。
【0020】
このため、音響再生装置が視聴者のポケット等装備品内に収容されている場合であっても、上記送信装置を、該ポケットの外に装着させ光信号を利用したデータ通信が行える位置に配置させることができる。すなわち、送信装置と携帯端末装置との間で確立する通信が阻害されないように、当該送信装置を配置することができる。
【0021】
したがって、本発明に係る送信装置は、音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できるという効果を奏する。
【0022】
本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記装着部はクリップ形状をしていることが好ましい。
【0023】
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記音響データを圧縮する圧縮部を備え、上記圧縮部によって圧縮した音響データを音響出力装置に送信するように構成されていてもよい。
【0024】
上記構成によると圧縮部を備えているため、送信装置は、音響データを効率よく送信することができる。
【0025】
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記音響出力装置は、複数の音響データに基づき出力処理しており、上記音響出力装置において、上記複数の音響データにおいて互いに異なる音響データそれぞれを出力処理するタイミングを規定する出力タイミング情報を、上記音響データそれぞれに付与し、送信を指示する送信指示部を備えるように構成されていてもよい。
【0026】
上記構成によると、送信指示部を備えているため、異なる音響データを送信する場合であっても、音響出力装置側での、それぞれの音響データに基づき出力処理するタイミングを規定することができる。
【0027】
よって、本発明に係る送信装置は、音響データに基づく出力処理を適切に実行できるように規定して、該音響データを音響出力装置に送信することができる。
【0028】
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、上記圧縮部は、送信すべき上記音響データ全体を分割し、それぞれを圧縮しており、上記圧縮部により分割されて圧縮された音響データが、上記音響出力装置において連続した音響データとして復元できるようにするための復元情報を、圧縮した音響データに付与し、該音響データの送信を指示する送信指示部を備えるように構成されていてもよい。
【0029】
上記圧縮部が、送信すべき音響データを分割し、圧縮することができるため、送信すべき音響データのデータ量が大きい場合であっても効率よく音響データを送信することができる。
【0030】
また、送信指示部を備えるため、分割された音響データそれぞれが連続した1つのデータとなるよう復元できるように規定することができる。
【0031】
よって、本発明に係る送信装置は、音響データを効率よく送信することができるとともに、送信した音響データを音響出力装置側で適切に復元できるように規定することができる。
【0032】
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、音響データの受信準備が完了した旨を示す受信完了情報を上記音響出力装置から受信する受信部をさらに備え、上記送信指示部は、上記受信部によって受信した受信完了情報に応じて、上記音響出力装置に対する、次の音響データの送信を指示するように構成されていてもよい。
【0033】
上記構成によると、上記受信部を備えるため、音響出力装置において音響データの受信準備が完了した旨把握することができる。そして、音響データの受信準備が完了した旨を確認した上で、送信指示部が次の音響データの送信を指示することができる。このため、本発明に係る送信装置は、音響出力装置が受信可能なデータ量を超えて音響データを送信することを防ぐことができる。
【0034】
よって、本発明に係る送信装置は、適切なデータ量で効率よく音響データの送信を行うことができる。
【0035】
また、本発明に係る送信装置は、上記した構成において、振動方向が一定方向となる光のみを透過させる偏光部を備え、上記音響データの光信号を上記偏光部を介して、音響出力装置に出力しており、上記偏光部の光の透過軸方向が、音響出力装置に音響データを送信する他の送信装置とは異なるように構成されていてもよい。
【0036】
上記構成によると、光の透過軸方向が、他の通信を確立する送信装置とは異なっている偏光部を送信装置が備えている。
【0037】
このため、本発明に係る送信装置から送信した光信号と他の送信装置から送信した光信号とが、音響出力装置において混信されて受光されることを防ぐことができる。
【0038】
本発明に係る音響再生システムは、上記した課題を解決するために、視聴者が携帯する音響再生装置によって再生した音響データを、該視聴者が装備する、該音響データに基づき出力処理する音響出力装置に対して、光信号を利用したデータ通信により送信する送信装置であって、上記装着部、上記圧縮部、上記送信指示部、および上記受信部を有する送信装置と、上記送信装置から送信された音響データを受信する受信装置を有し、該音響データを出力する音響出力装置と、を備えることを特徴とする。
【0039】
したがって、本発明に係る音響再生システムは、音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できるという効果を奏する。
【0040】
また、本発明に係る音響再生システムは、上記した構成において、通信を確立する受信装置と送信装置との組が複数設けられ、該受信装置および送信装置それぞれは、振動方向が一定方向となる光のみを透過させる偏光部を備えており、上記偏光部の光の透過軸方向が、通信を確立する送信装置と受信装置との組では、一致するとともに、他の通信を確立する送信装置と受信装置との組とは異なっていることが好ましい。
【0041】
上記構成によると、光の透過軸方向が、通信を確立する送信装置と受信装置との組では、一致するとともに、他の通信を確立する送信装置と受信装置との組とは異なっている偏光部を受信装置および送信装置が備えている。このため、通信を確立する受信装置と送信装置との組以外の他の組の通信が混信することを防ぐことができる。
【0042】
よって、本発明に係る音響再生システムは、2系統以上の通信を確立する場合であっても、互いに混信することなく通信することができる。
【0043】
また、本発明に係る音響再生システムは、上記した構成において、音響データを、上記音響出力装置に対して、光信号を利用したデータ通信により送信する、上記送信装置以外の他の送信装置をさらに備えており、上記受信装置は、上記他の送信装置に対しても通信を確立できるように構成されていてもよい。
【0044】
上記構成によると、上記受信装置が上記送信装置以外の他の送信装置に対しても通信を確立させることができる。すなわち、上記受信装置が上記他の送信装置からの情報を受信する装置としても兼用することができる。
【発明の効果】
【0045】
本発明に係る送信装置は、以上のように、視聴者が携帯する音響再生装置によって再生した音響データを、該視聴者が装備する、該音響データに基づき出力処理する音響出力装置に対して、光信号を利用した無線データ通信により送信する送信装置であって、視聴者自身または該視聴者の装備品に自装置を装着するための装着部を備えることを特徴とする。
【0046】
したがって、本発明に係る送信装置は、音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できるという効果を奏する。
【0047】
本発明に係る音響再生システムは、以上のように、視聴者が携帯する音響再生装置によって再生した音響データを、該視聴者が装備する、該音響データに基づき出力処理する音響出力装置に対して、光信号を利用したデータ通信により送信する送信装置であって、上記装着部、上記圧縮部、上記送信指示部、および上記受信部を有する送信装置と、上記送信装置から送信された音響データを受信する受信装置を有し、該音響データを出力する音響出力装置と、を備えることを特徴とする。
【0048】
したがって、本発明に係る音響再生システムは、音響再生装置からの音響データを、安定して音響出力装置に送信できるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0049】
本発明の一実施形態について図1ないし図14に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係る音響再生システム100は、図2に示すように、音響再生装置1、送信装置2、および音響出力装置5を備えてなる構成である。図2は、本発明の実施形態を示すものであり、音響再生システム100の要部構成を示すブロック図である。
【0050】
上記音響再生装置1は、音響データを再生するためのものであり、ユーザによって携帯可能な大きさで形成されている。なお、この音響再生装置1としては、例えばPDA(personal digital assistance)等の携帯端末装置によって実現できる。
【0051】
上記送信装置2は、上記音響再生装置1によって再生された音響データを赤外線通信により音響出力装置5に送信するものである。この送信装置2は、音響再生装置1とワイヤ等の有線によって接続されており、該音響再生装置1から再生された音響データを、このワイヤを通じて受信することができるようになっている。そして、受信した音響データを光信号(赤外線伝送信号)に変換して、音響出力装置5に送信する。
【0052】
上記音響出力装置5は、送信装置2から受信した音響データに基づき出力処理するものであり、例えばヘッドホンまたはイヤホン等によって実現できる。この音響出力装置5は、図2に示すように、受信装置3、および音響出力処理部4を備えている。
【0053】
上記受信装置3は、上記送信装置2から送信された上記音響データの赤外線伝送信号を受信し、視聴可能な形式、すなわち音声信号に復元するものである。受信装置3は、音声信号として復元した音響データを音響出力処理部4に送信する。
【0054】
上記音響出力処理部4は、受信装置3から受信した音響データに基づき、スピーカ部から音声を出力するように処理するものである。
【0055】
なお、本実施の形態に係る音響再生システム100では、上記受信装置3と上記音響出力処理部4とはワイヤ(有線)によって接続され、音響出力装置5として一つの筐体で一体的に形成されている。このため、ユーザは音響再生装置1によって再生された音響データを視聴する場合、上記受信装置3と音響出力装置5とが一体となった、上記音響出力装置5を装備するだけでよく、受信装置3と音響出力処理部4とを別々に装備する必要がない。
【0056】
ここで、本実施の形態に係る音響再生システム100の使用態様について図3を参照して説明する。なお、この図3は、本実施の形態に係る音響再生システム100の使用態様の一例を示す図である。
【0057】
図3に示すように、上記音響再生装置1は、ユーザの衣服のポケット等に収容して保持される。このため、ユーザは音響再生装置1を常に手に持っておく必要がなく、該音響再生装置1の携行にかかる煩わしさが生じない。
【0058】
また、音響再生装置1とワイヤで接続されている送信装置2は、自身をユーザの衣類等に固定して装着するための装着部を備えている。より具体的には、図1に示すように、送信装置2は、例えば、上記ポケットの、口の部分の縁部に、上記装着部としてクリップによって固定され、ポケット内部に収容されないようになっている。この図1は、本発明の実施形態を示すものであり、送信装置2の装着状態の一例を示す図である。
【0059】
本実施の形態に係る送信装置を、上記した装着部により、音響出力装置5が備える受信装置3に対して送信する赤外線の光路が阻害されない位置であって、好ましくはユーザの活動の妨げにならない位置に固着することができる。
【0060】
なお、本実施の形態に係る音響再生システム100では、送信装置2を装着部でポケットの口に固定する構成であるが、送信装置2が固定される位置はこれに限定されるものではない。
【0061】
すなわち、この送信装置2が固定される位置は、視聴者自身または該視聴者の装備品である。そして、視聴者自身に送信装置2が固定される場合、装着部は、例えば、腕時計、首ひも(チョーカ)等のバンド等として実現できる。
【0062】
一方、装備品に送信装置2が固定される場合、該装備品が衣服等である場合は例えばクリップ、マジックテープ(登録商標)、ピン等として実現できる。
【0063】
したがって、本実施の形態に係る音響システムにおける、送信装置2は、ユーザのポケットに収容した音響再生装置1により再生した音響データを、安定して音響出力装置5に送信できる。
【0064】
ここで、上記した構成を有する音響再生システム100において、1つの受信装置3を備える構成の場合、2つの受信装置3を備える構成の場合、ならびに音響再生装置1以外からの装置から送信されたデータを受信する構成の場合それぞれについて、実施例1、実施例2、および実施例3として説明する。
【0065】
(実施例1)
まず、図3に示すように、1つの受信装置3を備える場合における音響再生システム100について説明する。ここでは、図3に示すように、上記受信装置3が、音響出力装置5における、ユーザの耳に当接されるスピーカ部のいずれか一方の近傍に配置されているものとする。
【0066】
この実施例1に示す音響再生システム100では、上記音響再生装置1をユーザの胸ポケットに収容している。そして、送信装置2から出力した赤外線を受信装置3が受信できる位置となる、すなわち、送信装置2と受信装置3との間の通信が確立する位置となるように、装着部により胸ポケットの口に、送信装置2を固定している。
【0067】
このように各装置が配置された音響再生システム100において、上記送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送は以下のように実行される。
【0068】
まず、図4に示すように、送信装置2は、A/D変換回路21、圧縮回路22、制御回路23、送信回路24、およびアンテナ25を備えてなる構成である。なお、この図4は、本発明の実施形態を示すものであり、送信装置2の要部構成を示すブロック図である。
【0069】
そして、送信装置2では、A/D変換回路21が、音響再生装置1から受信した音響データを、アナログ信号からデジタル信号に変換し圧縮回路22に出力する。圧縮回路22は、デジタル信号に変換した音響データの入力を受けると、所定のデータ量に分割し、それぞれを圧縮し制御回路23に出力する。
【0070】
制御回路23では、この圧縮された音響データそれぞれが、受信装置3において伸張した際に連続したデータとなるようにタイミング信号(復元情報)を付し、送信用データを生成する。そして、制御回路23は、生成した送信用データを送信回路24に出力し、該送信用データの送信を指示する。送信回路24では、制御回路23により入力された上記送信用データを光信号(赤外線伝送信号)に変換してアンテナ25を通じて受信装置3に送信する。
【0071】
一方、受信装置3は、図5に示すようにアンテナ31、受信回路32、受信制御回路33、伸張回路34、およびD/A変換回路35を備えてなる構成である。なお、この図5は、本発明の実施形態を示すものであり、受信装置3の要部構成を示すブロック図である。
【0072】
そして、受信装置3では、受信回路32が、送信装置2から送信された光信号(音響データの送信用データ)を、アンテナ31を通じて受信すると、この光信号を電気信号に変換し、受信制御回路33に入力する。受信制御回路33は、入力された送信用データから、付加されているタイミング信号に基づき連続したデータとなるように復元し、伸張回路34に入力する。
【0073】
伸張回路34では、受信制御回路33から入力された、復元した送信用データを伸張し、D/A変換回路35に出力する。D/A変換回路35では、伸張された送信用データをデジタル信号から音声信号に変換して音響出力処理部4に送信する。
【0074】
以上のようにして、1つの受信装置3を備える構成の場合、該受信装置3との通信を確立できる位置に送信装置2を固定し、該送信装置2によって送信した音響データを受信装置3で受信し、音響出力処理部4にて出力処理することができる。
【0075】
したがって、上記送信装置2は、音響データを効率よく送信することができるとともに、送信した音響データを音響出力装置5側で適切に復元できるように規定することができる。
【0076】
また、上記した音響再生システム100では、音響出力装置5において左のスピーカ部から出力する音響データ(L用音響データ)と、右のスピーカから出力する音響データ(R用音響データ)とをあわせて送信装置2から受信装置3に送信するように構成することもできる。
【0077】
このように構成する場合は、上記送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送は以下のように実行される。
【0078】
音響再生装置1から受信したL用およびR用音響データの音声信号それぞれを、A/D変換回路21がアナログ信号からデジタル信号に変換し圧縮回路22に出力する。圧縮回路22は、デジタル信号に変換したL用およびR用音響データの入力を受けるとそれぞれのデータを適切なデータ量で分割し、圧縮する。そして、これら圧縮したデータを制御回路23に出力する。
【0079】
制御回路23では、この圧縮されたL用音響データとR用音響データとを、受信装置3において伸張した際に連続したデータとなり、かつ適切なタイミングでそれぞれが出力されるようにタイミング信号(出力タイミング情報)を付し、送信用データとして統合する。そして、制御回路23は、この生成した送信用データを、送信回路24に出力する。送信回路24では、制御回路23により入力された上記送信用データを光信号(赤外線伝送信号)に変換してアンテナ25を通じて受信装置3に送信する。
【0080】
一方、受信装置3では、受信回路32が、送信装置2から送信された光信号(送信用データ)を、アンテナ31を通じて受信すると、この光信号を電気信号に変換し受信制御回路33に入力する。受信制御回路33は、入力された送信用データから、付加されているタイミング信号に基づき、L用音響データとR用音響データとが連続したデータとなるように復元し、伸張回路34に入力する。
【0081】
伸張回路34では、受信制御回路33から入力された、復元した送信用データ(L用音響データおよびR用音響データ)それぞれを伸張し、D/A変換回路35に出力する。D/A変換回路35では、伸張された送信用データ(L用音響データおよびR用音響データ)それぞれをデジタル信号から音声信号に変換して音響出力処理部4に送信する。
【0082】
上述のように送信装置2は、音響出力装置5側における、音響データに基づく出力処理を適切に実行できるように規定して、該音響データを音響出力装置5に対して送信することができる。
【0083】
なお、上記音響再生システム100では、上記したように送信装置2が圧縮回路22を備え、図6のように音響データを圧縮して赤外線により受信装置3に送信する構成である。また、受信装置3が伸張回路34を備え、圧縮された音響データを伸張して復元できる構成である。
【0084】
このように上記音響再生システム100では、送信装置2が音響データを圧縮して送信することができるため、音響データの伝送効率を高めることができる。なお、送信する音響データはすべて一度に圧縮して1回で伝送する構成であってもよいし、2回以上に分けて圧縮し、間欠的に伝送する構成であってもよい。
【0085】
なお、上記した図6は、本実施の形態に係る音響再生システム100に係る音響データ転送における、送信用データの送信形態の一例を示す図である。
【0086】
ただし、音響再生装置1で受信した音響データをそのままリアルタイムで、音響出力装置5から出力する場合、図7に示すように音響データは圧縮されず送信装置2と受信装置3との間でそのまま伝送される。この図7は、本実施の形態に係る音響再生システム100に係る音響データ転送における、送信用データがストリーミングデータである場合の送信形態の一例を示す図である。
【0087】
また、上記音響再生システム100では、上記したように、L用音響データとR用音響データとの異なる音響データを伝送する場合であっても、送信装置2が、図8に示すように、L用音響データとR用音響データとをそれぞれ圧縮して、タイミング信号を付して送信用データを作成して、受信装置3に送信することができる。
【0088】
また、受信装置3では、この送信用データを受信すると、タイミング信号に基づきL用音響データとR用音響データとを復元し、両者をそれぞれ適切なタイミングでL用スピーカ部とR用スピーカ部とから出力させることができる。
【0089】
このように、上記音響再生システム100は、異なる音響データを適切に送信装置2から受信装置3に伝送させることができる。なお、図8は、本実施の形態に係る音響再生システム100に係る音響データ転送における、異なる種類の送信用データを送信する場合の送信形態の一例を示す図である。
【0090】
また、上記音響再生システム100が、送信装置2と受信装置3との間において双方向通信可能となっており、半二重方式により情報の送受信を行うように構成されている場合、以下のようにして音響データを送信することができる。
【0091】
すなわち、送信装置2は、図9に示すように、図4に示す構成において、さらに第2受信回路26を備え、一方、受信装置3は、図5に示す構成において、さらに第2送信回路36を備える。そして、上記したように送信装置2から受信装置3に対して圧縮された送信用データ(音響データ)が送信されると、該受信装置3では、受信回路32で光信号から電気信号に変換し、受信制御回路33で送信用データ(音響データ)を復元させる。このように、受信制御回路33が受信した送信用データ(音響データ)を復元させると、第2送信回路36にレディ信号(受信完了情報)を送信装置2に対して送信するように指示する指示信号を入力する。この指示信号に応じて、第2送信回路36はレディ信号を、アンテナ31bを通じて送信装置2に送信する。
【0092】
なお、このレディ信号とは、次の送信用データ(音響データ)の受信準備が受信装置3側でできたことを示す信号である。
【0093】
送信装置2では、アンテナ25bを通じて第2受信回路26がこのレディ信号を受信し、制御回路23に入力する。制御回路23では、第2受信回路26からレディ信号が入力されると、次の送信用データを生成し、該送信用データを、送信用回路を介して受信装置3に送信させる。
【0094】
このように、受信装置3側からレディ信号が送信され、該レディ信号に応じて送信装置2から該受信装置3に送信用データを送信する構成とすることにより、受信装置3にて一度に受信できる許容量以上の送信用データが送信されることを防ぐことができる。このため、大量のデータを送信装置2から受信装置3に送信させる場合であっても、効率よく送信用データを送信できる。
【0095】
なお、上記にて参照した図9は、受信装置3からレディ信号が送信される場合における、本実施の形態に係る送信装置2および受信装置3それぞれの要部構成を示すブロック図である。
【0096】
(実施例2)
次に、図10に示すように、受信装置3を2つ備え(受信装置3(R)、受信装置3(L))、これら受信装置3それぞれに音響データを送信する音響再生システム100について説明する。なお、この図10は、本実施の形態に係る別の実施例における音響再生システム100の使用態様の一例を示す図である。
【0097】
まず、ここでは、上記受信装置3が、音響出力装置5におけるユーザの耳に当接されるスピーカ部それぞれに配置されているものとする。なお、ここでは説明の便宜上、ユーザの左耳に当接されるL用スピーカ部に配置された受信装置3をL用受信装置3(L)とし、一方ユーザの右耳に当接されるR用スピーカ部に配置された受信装置3をR用受信装置3(R)とする。
【0098】
この実施例2に示す音響再生システム100では、実施例1と同様に、上記音響再生装置1をユーザの胸ポケットに収容している。そして、送信装置2から出力した赤外線を受信装置3が受信できる位置となる、すなわち、送信装置2と受信装置3との間において光通信が確立する位置となるように、装着部によりユーザの胸の中央付近に、送信装置2を固定している。
【0099】
このように各装置が配置された音響再生システム100において、上記送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送は以下のように実行される。
【0100】
まず、図11に示すようにR用受信装置3(R)およびL用受信装置3(L)それぞれは、偏光板(偏光部)R1および偏光板(偏光部)L1を備えている。そして、この偏光板R1および偏光板L1それぞれは、両者の透過軸方向が直交するように構成されている。なお、図11は、本実施の形態に係る別の実施例に示す受信装置3が備える偏光板の一例を示す図である。
【0101】
一方、図12に示すようにR用受信装置3(R)およびL用受信装置3(L)それぞれに音響データを送信する送信装置2は、R用受信装置3と光通信を行うR用送信装置2(R)と、L用受信装置3(L)と光通信を行うL用送信装置2(L)とを備えている。なお、図12は、本実施の形態に係る別の実施例に示す送信装置2が備える偏光板の一例を示す図である。
【0102】
R用送信装置2(R)およびL用送信装置2(L)は、それぞれ、偏光板(偏光部)R2およびL2を備え、偏光板R2とL2とでは、透過軸方向が直交し、偏光板R1と偏光板R2、ならびに偏光板L1と偏光板L2とは、透過軸方向が一致するように構成されている。
【0103】
このため、R用送信装置2(R)から送信した光信号をL用受信装置3(L)で受信してしまったり、逆にL用送信装置2(L)から送信した光信号をR用受信装置3(R)で受信してしまったりすることを防ぐことができる。
【0104】
よって、実施例2に示す送信装置2と受信装置3との間では、R用送信装置2(R)から送信する光信号とL用送信装置2(L)から送信する光信号とを、R用受信装置3(R)およびL用受信装置3(L)において混信させずに、両者を同時に送信することができる。
【0105】
なお、実施例2に示す送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送は、L用送信装置2(L)とL用受信装置3(L)との間において、また、R用送信装置2(R)とR用受信装置3(R)との間において、それぞれ上記実施例1に示す送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送と同様にして行われるためその説明は省略する。
【0106】
以上のようにして、2つの受信装置3(L用受信装置3(L)およびR用受信装置3(R))と2つの送信装置2(L用送信装置2(L)およびR用送信装置2(L))との間で、それぞれL用音響データとR用音響データとが混信しないように送信することができる。なお、このようにL用およびR用の音響データをそれぞれ別々に送信する構成の場合、送信装置2は下記のような位置に固着される。
【0107】
すなわち、送信装置2は、L用送信装置2がL用受信装置3との通信を確立できる位置であり、R用送信装置2がR用受信装置3との通信を確立できる位置となるようにL用送信装置2およびR用送信装置2それぞれをユーザの衣服等に装着部により固定させる。
【0108】
(実施例3)
次に、図13および図14を参照して、上記装着部によってユーザの装備品に装着された送信装置2以外の他の送信装置9からも音響データを受信できる音響再生システム100について説明する。なお、図13および図14は、本実施の形態に係る別の実施例に示す音響再生システム100の使用態様の一例を示す図である。
【0109】
より具体的には、実施例3に係る音響再生システム100では、まず、図13に示すように、受信装置3を備えた音響出力装置5を装備したユーザがシートに座っているものとする。
【0110】
また、このユーザは、ポケットに音響再生装置1を収容し、該ポケットの口の縁部に送信装置2を装着部により装着し、該送信装置2と上記受信装置3との間において光通信を確立できるようになっている。
【0111】
また、ユーザが座っているシートには、上記した送信装置2とは別の、第2送信装置9が設置されており、この第2送信装置9は、不図示の音響再生装置1から受信した音響データを受信装置3に対して送信できるようになっている。
【0112】
このように、受信装置3は、送信装置2と第2送信装置9とのいずれかからも音響データを受信でき、受信した音響データを音響出力処理部4により出力処理させることができる。なお、上記受信装置3は、送信装置2および第2送信装置9それぞれから送信された音響データを受信できるような指向性を有している。
【0113】
このため、実施例2に示す音響再生システム100では、例えば、送信装置2から音響データの送信がない場合は、第2送信装置9からの音響データを受信して出力することができる。なお、送信装置2および第2送信装置9いずれからも音響データを受信できる場合、ユーザが音響再生装置1の電源をOFFして第2送信機9からのみ音響データを受信するなど、ユーザによって音響データの提供先を選択できるようになっている。
【0114】
また、上記した音響再生システム100では、第2送信装置9が、ユーザが着座しているシートに備えられていたが、例えば、図14に示すように、ユーザが存在する室内の天井部分に備えられ、受信装置3は、送信装置2と、第2送信装置9とのいずれからも音響データを受信することができるように構成されていてもよい。
【0115】
また、実施例3に係る音響再生システム100における受信装置3は、送信装置2と第2送信装置9との両者からの音響データをそれぞれ受信できるような指向性を有していたが、送信装置2用の受信装置3と、第2送信装置9用の受信装置3とをそれぞれ別個に備える構成であってもよい。
【0116】
なお、この実施例3に係る音響再生システム100における送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送、ならびに第2送信装置9と受信装置3との間における音響データ転送は、上記実施例1に示す送信装置2と受信装置3との間における音響データ転送と同様にして行われるためその説明は省略する。
【0117】
本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0118】
本発明に係る送信装置は、赤外線等の光信号を利用したデータ通信により、携帯用の音響再生装置から音響データを音響出力装置に送信する場合、装着部を備えているため、該データ通信が阻害されない位置に当該送信装置を装着することができる。
【0119】
このため、音響再生装置と音響出力装置との間で実行されるデータ通信を無線で行うことができ、利用者に煩わしさを感じさせることなく、安定したデータ通信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0120】
【図1】本発明の実施形態を示すものであり、送信装置の装着状態の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態を示すものであり、音響再生システムの要部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に係る音響再生システムの使用態様の一例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態を示すものであり、送信装置の要部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態を示すものであり、受信装置の要部構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態に係る音響再生システムに係る音響データ転送における、送信用データの送信形態の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態に係る音響再生システムに係る音響データ転送における、送信用データがストリーミングデータである場合の送信形態の一例を示す図である。
【図8】本実施の形態に係る音響再生システムに係る音響データ転送における、異なる種類の送信用データを送信する場合の送信形態の一例を示す図である。
【図9】受信装置からレディ信号が送信される場合における、本実施の形態に係る送信装置および受信装置それぞれの要部構成を示すブロック図である。
【図10】本実施の形態に係る別の実施例における音響再生システムの使用態様の一例を示す図である。
【図11】本実施の形態に係る別の実施例に示す受信装置が備える偏光板の一例を示す図である。
【図12】本実施の形態に係る別の実施例に示す送信装置が備える偏光板の一例を示す図である。
【図13】本実施の形態に係る別の実施例に示す音響再生システムの使用態様の一例を示す図である。
【図14】本実施の形態に係る別の実施例に示す音響再生システムの使用態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0121】
1 音響再生装置
2 送信装置
2(L) 送信装置
2(R) 送信装置
3 受信装置
3(L) 受信装置
3(R) 受信装置
4 音響出力処理部
5 音響出力装置
6 装着部
9 第2送信装置(他の送信装置)
22 圧縮回路(圧縮部)
23 制御回路(送信指示部)
26 第2受信回路(受信部)
100 音響再生システム
R1 偏光板(偏光部)
R2 偏光板(偏光部)
L1 偏光板(偏光部)
L2 偏光板(偏光部)
【出願人】 【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
【出願日】 平成18年6月27日(2006.6.27)
【代理人】 【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人原謙三国際特許事務所


【公開番号】 特開2008−10973(P2008−10973A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−177067(P2006−177067)