| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤中 幸治
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| 【要約】 |
【課題】スピーカーの回転を防ぐと同時に磁束を遮蔽することで、部品点数を削減し、コストダウン及び装置の小型化を行なう。
【構成】発音源としてのスピーカーを備えた画像形成装置において、前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を具備すると共に、前記スピーカー保持部材には、回転止め手段と、磁束を遮蔽する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発音源としてのスピーカーを備えた画像形成装置において、 前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を具備すると共に、 前記スピーカー保持部材には、回転止め手段と、磁束を遮蔽する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 前記回転止め手段が爪形状であって、前記爪形状はスピーカーの回転動作時、スピーカーフレーム開口部の端面に当接して回転を止める構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記回転止め手段は、少なくとも2つ以上の爪から成り、スピーカーフレーム開口部をまたいで挟み込む形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記磁束を遮蔽する手段は、スピーカーとの距離が一定の空間を確保できるように覆う形状であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項5】 前記磁束を遮蔽する手段は、幅方向の端部に曲げを有することを特徴とする請求項1又は請求項4記載の画像形成装置。 【請求項6】 画像読取装置が付加ユニットとして画像形成装置本体に装着された複合形画像形成装置において、 発音源としてのスピーカー、及び前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を具備すると共に、 前記スピーカー保持部材には、回転止め手段と、磁束を遮蔽する手段とを設けたことを特徴とする複合形画像形成装置。 【請求項7】 前記スピーカー、及び前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を画像形成装置本体に具備したことを特徴とする請求項6に記載の複合形画像形成装置。 【請求項8】 前記磁束を遮蔽する手段の、幅がスピーカーのマグネットよりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。 【請求項9】 前記磁束を遮蔽する手段の、幅がスピーカーのマグネットよりも大きいことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の複合形画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、画像形成装置に付加価値を付け、より使いやすく多機能にする傾向がある。例えば、画像形成装置に接続された外部ホスト装置が、プリント開始を音声により報知するものがある。この場合、外部ホスト装置ではなく、画像形成装置から報知音が発せられる構成も考え得る。そのためには、画像形成装置に発音源であるスピーカーを設ける必要がある。このように、発音源であるスピーカーが画像形成装置に配置される機会は、今後増加すると考えられる。 【0003】 図10、図11を用いて、スピーカーの取り付け構成、及び磁性体を画像形成装置に取り付けた場合の従来例について説明する。 【0004】 まず、報知音などを発するスピーカーを画像形成装置に取り付ける場合、図10に示すように、スピーカーの音放出側を支持部材に当接し、弾発部によってその当接面に押し付け、スピーカーを支持部材に取り付けるものがある(例えば、特許文献1参照。)。 【0005】 また、スピーカーやメインモータなどの磁性体を画像形成装置に取り付ける場合、図11に示すように、防磁板を外装内面に取り付け、装置から洩れる磁束を減らしているものがある(例えば、特許文献2参照。)。 【特許文献1】スピーカーの固定構造 特許第3520579号 【特許文献2】画像形成装置の防磁板 特開平6-13778 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 スピーカーを画像形成装置に取り付ける場合、スピーカーが回転してしまうと、搬送中にコネクタが外れてしまったり、断線してしまうという不具合を生じる可能性がある。 【0007】 また、磁性体であるスピーカーを画像形成装置の外装付近に取り付けると、装置外装から洩れる磁界が大きくなってしまうことが考えられる。 【0008】 本発明は上記2つの課題を、同時に解決するためになされたもので、その目的とするところは、スピーカーを画像形成装置に取り付ける際、スピーカーを回転させることなく確実に止めると共に、装置外装から測定できる磁界を小さくすることのできる、技術を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、発音源としてのスピーカーを備えた画像形成装置において、前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を具備すると共に、前記スピーカー保持部材には、回転止め手段と、磁束を遮蔽する手段とを設けたことを特徴とする。 【0010】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記回転止め手段が爪形状であって、前記爪形状はスピーカーの回転動作時、スピーカーフレーム開口部の端面に当接して回転を止める構成であることを特徴とする。 【0011】 請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記回転止め手段は、少なくとも2つ以上の爪から成り、スピーカーフレーム開口部をまたいで挟み込む形状であることを特徴とする。 【0012】 請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記磁束を遮蔽する手段は、スピーカーとの距離が一定の空間を確保できるように覆う形状であることを特徴とする。 【0013】 請求項5記載の発明は、請求項1又は請求項4記載の発明において、前記磁束を遮蔽する手段は、幅方向の端部に曲げを有することを特徴とする。 【0014】 請求項6記載の発明は、画像読取装置が付加ユニットとして画像形成装置本体に装着された複合形画像形成装置において、発音源としてのスピーカー、及び前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を具備すると共に、前記スピーカー保持部材には、回転止め手段と、磁束を遮蔽する手段とを設けたことを特徴とする。 【0015】 請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記スピーカー、及び前記スピーカーを保持するスピーカー保持部材を画像形成装置本体に具備したことを特徴とする。 【0016】 請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項7記載の発明において、前記磁束を遮蔽する手段の幅がスピーカーのマグネットよりも大きいことを特徴とする。 【発明の効果】 【0017】 以上説明したように、本発明によれば、スピーカーの回転止めと、磁束の遮蔽効果を同時に得ることができるため、部品点数を削減することが可能となり、その結果、コストが安価で小型化された装置を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。 【0019】 以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。 【実施例1】 【0020】 図1〜図3を用いて、本発明の実施例1について説明する。 【0021】 図1はスピーカーの取り付け構成を示す概略斜視図、図2(a)はスピーカー取り付け部の斜視図、図2(b)はスピーカー取り付け部の正面図、図2(c)は図2(b)のX−X断面図、図2(d)は爪によるスピーカー回転防止部の部分断面図、図3は本発明に係わる複合機の、プリンタ内部構造を示す概略断面図である。 【0022】 まず、本実施例の画像形成装置1の概略構成について、図3を用いて説明する。 【0023】 画像形成装置1は大きく分けてプリンタ2と読み取りスキャナ3とからなり、読み取りスキャナ3はプリンタ2の上方に、排紙積載部を挟む形で配置されている。 【0024】 次に、プリンタ2の内部構造について説明する。 【0025】 図3に示されるプリンタはプロセスカートリッジ4を装着して電子写真方式により画像を形成し、その画像をシートに記録するレーザープリンタである。プロセスカートリッジ4は、筐体内に像担持体としての感光ドラム5を回転可能に設けており、帯電した感光ドラム5に画像情報に応じた光像を照射して、形成した潜像をトナーによってシートに現像する。装置本体の前部には、感光ドラム5に対して光像を照射するためのレーザスキャナユニット6が設けられている。 【0026】 給紙カセット8内に収納されたシートは、図示されていないホストコンピュータからのプリント信号により、給紙ローラ9とシート分離手段10によって一枚ずつに分離されて給送される。分離されたシートは搬送ローラ対11により、感光ドラム5とそれに圧接された転写ローラ12で構成される転写部に搬送される。 【0027】 一方、ホストコンピュータからの画像情報は光像としてポリゴンミラー7から感光ドラム5へ照射されて画像情報に応じた潜像が形成され、その潜像はトナーによって現像される事により可視化され、感光ドラム5と転写ローラ12との圧接部においてトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着フィルム13とそれに圧接された加圧ローラ14とで構成される定着部に搬送され、トナー像の定着を受ける。トナー像が定着してシートは排紙ローラ対15により搬送され、プリンタ2の上方部の排紙積載部16へ排出される。 【0028】 読み取りスキャナ3は、周知であるフラットベット型の読み取りスキャナである。 【0029】 次に、図1、図2(a)〜図2(d)を用いて、本実施例の特徴的な構成であるスピーカー取り付け構成について詳しく説明する。 【0030】 20はスピーカー、20aはスピーカーのマグネット、20bはスピーカーフレーム開口部、21はスピーカー受台、21aはスピーカー受台の引っ掛け穴、21bはスピーカー受台の1段高い面、21cはスピーカー受台のスピーカーを保持する切起し形状、22はスピーカー保持部材、22aはスピーカーの回転を防止する爪形状部、22bは防磁機能を果たす防磁形状部、22cはスピーカー保持部材の幅方向曲げ部を夫々示す。 【0031】 ここで、スピーカー20の取り付け構成について詳しく述べる。スピーカー20は、本体の左側板の後方下部に取り付けられたスピーカー受台21に保持される。このスピーカー受台21は、1段高い面21bを持ち、そこから切起された取り付け台に図示しない電気基板を取り付けることが可能な形状となっている。スピーカー20は、まず、スピーカー受台21の3つの切起し形状21cに嵌め込まれる。次に、スピーカー20の回転方向の姿勢を決めた後で、スピーカー保持部材22を、スピーカー受台21の1段高い面21bにある引っ掛け穴21aを使用してスピーカーを覆うような姿勢に組む。そして、スピーカー保持部材22とスピーカー受台21を、図示しないビスで左側板に共締めして固定する。 【0032】 回転止め爪形状部22aは、バネ性を持った形状となっており、付勢力によってスピーカー20を当接面に押し付けている。また、爪形状22aは、図2(c)と図2(d)に示されるように、スピーカーフレーム開口部20bへ差し込まれ、さらに、爪先端がスピーカー内部へ入り込むように曲げられているため、スピーカー20が回転しようとする時に当接し、確実に回転を止める構成となっている。そのため、スピーカー20が回転することによる、搬送中のコネクタ外れや、断線などの不具合が生じる危険を、回避することが可能となる。なお、本実施例では、1つの爪形状で回転を防止しているが、当然、2つ以上の複数の爪形状を当接するように配置すれば、本実施例と同じ効果を得ることができる。 【0033】 外装から洩れる磁束を減らすための、防磁形状部22bは、図2(c)に示すように、スピーカー20との距離が一定の空間を確保できるように覆っており、スピーカー20から誘起される磁束を導くように形成されている。また、防磁形状部22bの幅方向端部に曲げ22cを形成しているため、装置外装から測定できる磁界を小さくすることが可能となる。 【0034】 本実施の形態では、スピーカーの回転止め、及び磁束の遮蔽を1つの部品で同時に行なえるため、部品点数を削減することが可能となり、その結果、コストを安価にし、装置を小型化することができる。 【実施例2】 【0035】 図3、図5(a)〜図5(d)を用いて、本発明の実施例2について説明する。 【0036】 図4はスピーカーの取り付け構成を示す概略斜視図、図5(a)はスピーカー取り付け部の斜視図、図5(b)はスピーカー取り付け部の正面図、図5(c)は図5(b)のX−X断面図、図5(d)は爪によるスピーカーフレーム挟み込み部の部分断面図、図3は本発明に係わる複合機の、プリンタ内部構造を示す概略断面図である。 【0037】 まず、本実施例の画像形成装置1の概略構成について、図3を用いて説明する。 【0038】 画像形成装置1は大きく分けてプリンタ2と読み取りスキャナ3とからなり、読み取りスキャナ3はプリンタ2の上方に、排紙積載部を挟む形で配置されている。 【0039】 次に、プリンタ2の内部構造について説明する。 【0040】 図3に示されるプリンタはプロセスカートリッジ4を装着して電子写真方式により画像を形成し、その画像をシートに記録するレーザープリンタである。プロセスカートリッジ4は、筐体内に像担持体としての感光ドラム5を回転可能に設けており、帯電した感光ドラム5に画像情報に応じた光像を照射して、形成した潜像をトナーによってシートに現像する。装置本体の前部には、感光ドラム5に対して光像を照射するためのレーザスキャナユニット6が設けられている。 【0041】 給紙カセット8内に収納されたシートは、図示されていないホストコンピュータからのプリント信号により、給紙ローラ9とシート分離手段10によって一枚ずつに分離されて給送される。分離されたシートは搬送ローラ対11により、感光ドラム5とそれに圧接された転写ローラ12で構成される転写部に搬送される。 【0042】 一方、ホストコンピュータからの画像情報は光像としてポリゴンミラー7から感光ドラム5へ照射されて画像情報に応じた潜像が形成され、その潜像はトナーによって現像される事により可視化され、感光ドラム5と転写ローラ12との圧接部においてトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着フィルム13とそれに圧接された加圧ローラ14とで構成される定着部に搬送され、トナー像の定着を受ける。トナー像が定着してシートは排紙ローラ対15により搬送され、プリンタ2の上方部の排紙積載部16へ排出される。 【0043】 読み取りスキャナ3は、周知であるフラットベット型の読み取りスキャナである。 【0044】 次に、図4〜図5(d)を用いて、本実施例の特徴的な構成であるスピーカー取り付け構成について詳しく説明する。 【0045】 20はスピーカー、20aはスピーカーのマグネット、20bはスピーカーフレーム開口部、21はスピーカー受台、21aはスピーカー受台の引っ掛け穴、21bはスピーカー受台の1段高い面、21cはスピーカー受台のスピーカーを保持する切起し形状、22はスピーカー保持部材、22aはスピーカーの回転を防止する爪形状部、22bは防磁機能を果たす防磁形状部、22cはスピーカー保持部材の幅方向曲げ部を夫々示す。 【0046】 ここで、スピーカー20の取り付け構成について詳しく述べる。スピーカー20は、本体の左側板の後方下部に取り付けられたスピーカー受台21に保持される。このスピーカー受台21は、1段高い面21bを持ち、そこから切起された取り付け台に図示しない電気基板を取り付けることが可能な形状となっている。スピーカー20は、まず、スピーカー受台21の3つの切起し形状21cに嵌め込まれる。次に、スピーカー20の回転方向の姿勢を決めた後で、スピーカー保持部材22を、スピーカー受台21の1段高い面21bにある引っ掛け穴21aを使用してスピーカーを覆うような姿勢に組む。そして、スピーカー保持部材22とスピーカー受台21を、図示しないビスで左側板に共締めして固定する。 【0047】 回転止め爪形状部22aは、バネ性を持った形状となっており、付勢力によってスピーカー20を当接面に押し付けている。また、爪形状22aは、図5(c)と図5(d)に示されるように、スピーカーフレーム開口部20bをまたいで挟み込み、さらに、爪先端がスピーカー内部へ入り込むように曲げられているため、スピーカー20が回転しようとする時に確実に回転を止める構成となっている。そのため、スピーカー20が回転することによる、搬送中のコネクタ外れや、断線などの不具合が生じる危険を、回避することが可能となる。なお、本実施例では、2つの爪形状で回転を防止しているが、当然、2つ以上の複数の爪形状でも本実施例と同じ効果を得ることができる。 【0048】 外装から洩れる磁束を減らすための、防磁形状部22bは、図5(c)に示すように、スピーカー20との距離が一定の空間を確保できるように覆っており、スピーカー20から誘起される磁束を導くように形成されている。また、防磁形状部22bの幅方向端部に曲げ22cを形成しているため、装置外装から測定できる磁界を小さくすることが可能となる。 【0049】 本実施の形態では、スピーカーの回転止め、及び磁束の遮蔽を1つの部品で同時に行なえるため、部品点数を削減することが可能となり、その結果、コストを安価にし、装置を小型化することができる。 【実施例3】 【0050】 図3、図6、図7(a)〜図7(d)を用いて、本発明の実施例3について説明する。 【0051】 図3は本発明に係わる複合機の、プリンタ内部構造を示す概略断面図、図6はスピーカーの取り付け構成を示す概略斜視図、図7(a)はスピーカー取り付け部の斜視図、図7(b)はスピーカー取り付け部の正面図、図7(c)は図7(b)のX−X断面図、図7(d)は爪によるスピーカーフレーム挟み込み部の部分断面図である。 【0052】 まず、本実施例の画像形成装置1の概略構成について、図3を用いて説明する。 【0053】 画像形成装置1は大きく分けてプリンタ2と読み取りスキャナ3とからなり、読み取りスキャナ3はプリンタ2の上方に、排紙積載部を挟む形で配置されている。 【0054】 次に、プリンタ2の内部構造について説明する。 【0055】 図3に示されるプリンタはプロセスカートリッジ4を装着して電子写真方式により画像を形成し、その画像をシートに記録するレーザープリンタである。プロセスカートリッジ4は、筐体内に像担持体としての感光ドラム5を回転可能に設けており、帯電した感光ドラム5に画像情報に応じた光像を照射して、形成した潜像をトナーによってシートに現像する。装置本体の前部には、感光ドラム5に対して光像を照射するためのレーザスキャナユニット6が設けられている。 【0056】 給紙カセット8内に収納されたシートは、図示されていないホストコンピュータからのプリント信号により、給紙ローラ9とシート分離手段10によって一枚ずつに分離されて給送される。分離されたシートは搬送ローラ対11により、感光ドラム5とそれに圧接された転写ローラ12で構成される転写部に搬送される。 【0057】 一方、ホストコンピュータからの画像情報は光像としてポリゴンミラー7から感光ドラム5へ照射されて画像情報に応じた潜像が形成され、その潜像はトナーによって現像される事により可視化され、感光ドラム5と転写ローラ12との圧接部においてトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着フィルム13とそれに圧接された加圧ローラ14とで構成される定着部に搬送され、トナー像の定着を受ける。トナー像が定着してシートは排紙ローラ対15により搬送され、プリンタ2の上方部の排紙積載部16へ排出される。 【0058】 読み取りスキャナ3は、周知であるフラットベット型の読み取りスキャナである。 【0059】 次に、図6、図7(a)〜図7(d)を用いて、本実施例の特徴的な構成である、スピーカー取り付け構成について詳しく説明する。 【0060】 20はスピーカー、20aはスピーカーのマグネット、20bはスピーカーフレーム開口部、21はスピーカー受台、21aはスピーカー受台の引っ掛け穴、21bはスピーカー受台の1段高い面、21cはスピーカー受台のスピーカーを保持する切起し形状、22はスピーカー保持部材、22aはスピーカーの回転を防止する爪形状部、22bは防磁機能を果たす防磁形状部、22cはスピーカー保持部材の幅方向曲げ部を夫々示す。 【0061】 ここで、スピーカー20の取り付け構成について詳しく述べる。スピーカー20は、本体の左側板の後方下部に取り付けられたスピーカー受台21に保持される。このスピーカー受台21は、1段高い面21bを持ち、そこから切起された取り付け台に図示しない電気基板を取り付けることが可能な形状となっている。スピーカー20は、まず、スピーカー受台21の3つの切起し形状21cに嵌め込まれる。次に、スピーカー20の回転方向の姿勢を決めた後で、スピーカー保持部材22を、スピーカー受台21の1段高い面21bにある引っ掛け穴21aを使用してスピーカーを覆うような姿勢に組む。そして、スピーカー保持部材22とスピーカー受台21を、図示しないビスで左側板に共締めして固定する。 【0062】 回転止め爪形状部22aは、バネ性を持った形状となっており、付勢力によってスピーカー20を当接面に押し付けている。また、爪形状22aは、図7(c)と図7(d)に示されるように、スピーカーフレーム開口部20bをまたいで挟み込み、さらに、爪先端がスピーカー内部へ入り込むように曲げられているため、スピーカー20が回転しようとする時に確実に回転を止める構成となっている。そのため、スピーカー20が回転することによる、搬送中のコネクタ外れや、断線などの不具合が生じる危険を、回避することが可能となる。なお、本実施例では、2つの爪形状で回転を防止しているが、当然、2つ以上の複数の爪形状でも本実施例と同じ効果を得ることができる。 【0063】 外装から洩れる磁束を減らすための、防磁形状部22bは、図7(c)に示すように、スピーカー20との距離が一定の空間を確保できるように覆っており、スピーカー20から誘起される磁束を導くように形成されている。本実施例での防磁形状部22bは、幅がスピーカーのマグネット20aよりも大きく、また、幅方向に形成した曲げ22cも長くなっているため、磁束を遮蔽する面積が大きくなり、実施例1、実施例2より高い磁束の遮蔽効果が得られる。 【0064】 本実施の形態では、スピーカーの回転止め、及び磁束の遮蔽を1つの部品で同時に行なえるため、部品点数を削減することが可能となり、その結果、コストを安価にし、装置を小型化することができる。また、スピーカーを覆う形状22bの幅をスピーカーのマグネット20aよりも大きくすることと、スピーカー保持部材の幅方向の曲げ22cを長くすることにより、磁束を遮蔽する面積が大きくなるため、より高い磁束の遮蔽効果を得ることができる。そのため、スピーカーを実施例1、2よりも外装と近い位置に配置することが可能となり、さらなる小型化が可能となる。 【実施例4】 【0065】 図3、図8、図9(a)〜図9(d)を用いて、本発明の実施例4について説明する。 【0066】 図8はスピーカーの取り付け構成を示す概略斜視図、図9(a)はスピーカー取り付け部の斜視図、図9(b)はスピーカー取り付け部の正面図、図9(c)は図9(b)のX−X断面図、図9(d)は爪によるスピーカーフレーム挟み込み部の部分断面図、図3は本発明に係わる複合機の、プリンタ内部構造を示す概略断面図である。 【0067】 まず、本実施例の画像形成装置1の概略構成について、図3を用いて説明する。 【0068】 画像形成装置1は大きく分けてプリンタ2と読み取りスキャナ3とからなり、読み取りスキャナ3はプリンタ2の上方に、排紙積載部を挟む形で配置されている。 【0069】 次に、プリンタ2の内部構造について説明する。 【0070】 図3に示されるプリンタはプロセスカートリッジ4を装着して電子写真方式により画像を形成し、その画像をシートに記録するレーザープリンタである。プロセスカートリッジ4は、筐体内に像担持体としての感光ドラム5を回転可能に設けており、帯電した感光ドラム5に画像情報に応じた光像を照射して、形成した潜像をトナーによってシートに現像する。装置本体の前部には、感光ドラム5に対して光像を照射するためのレーザスキャナユニット6が設けられている。 【0071】 給紙カセット8内に収納されたシートは、図示されていないホストコンピュータからのプリント信号により、給紙ローラ9とシート分離手段10によって一枚ずつに分離されて給送される。分離されたシートは搬送ローラ対11により、感光ドラム5とそれに圧接された転写ローラ12で構成される転写部に搬送される。 【0072】 一方、ホストコンピュータからの画像情報は光像としてポリゴンミラー7から感光ドラム5へ照射されて画像情報に応じた潜像が形成され、その潜像はトナーによって現像される事により可視化され、感光ドラム5と転写ローラ12との圧接部においてトナー像がシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着フィルム13とそれに圧接された加圧ローラ14とで構成される定着部に搬送され、トナー像の定着を受ける。トナー像が定着してシートは排紙ローラ対15により搬送され、プリンタ2の上方部の排紙積載部16へ排出される。 【0073】 読み取りスキャナ3は、周知であるフラットベット型の読み取りスキャナである。 【0074】 次に、図8、図9(a)〜9(d)を用いて、本実施例の特徴的な構成であるスピーカー取り付け構成について詳しく説明する。 【0075】 20はスピーカー、20aはスピーカーのマグネット、20bはスピーカーフレーム開口部、23は左側板、23aは左側板の引っ掛け穴、23cは左側板のスピーカーを保持する切起し形状、22はスピーカー保持部材、22aはスピーカーの回転を防止する爪形状部、22bは防磁機能を果たす防磁形状部、22cはスピーカー保持部材の幅方向曲げ部を夫々示す。 【0076】 ここで、スピーカー20の取り付け構成について詳しく述べる。スピーカー20は、本体の左側板の後方下部に保持される。スピーカー20は、まず、左側板23の3つの切起し形状23cに嵌め込まれる。次に、スピーカー20の回転方向の姿勢を決めた後で、スピーカー保持部材22を、左側板23にある引っ掛け穴23aを使用してスピーカーを覆うような姿勢に組む。そして、スピーカー保持部材22を、図示しないビスで左側板23に固定する。 【0077】 回転止め爪形状部22aは、バネ性を持った形状となっており、付勢力によってスピーカー20を当接面に押し付けている。また、爪形状22aは、図9(c)と図9(d)に示されるように、スピーカーフレーム開口部20bをまたいで挟み込み、さらに、爪先端がスピーカー内部へ入り込むように曲げられているため、スピーカー20が回転しようとする時に確実に回転を止める構成となっている。そのため、スピーカー20が回転することによる、搬送中のコネクタ外れや、断線などの不具合が生じる危険を、回避することが可能となる。なお、本実施例では、2つの爪形状で回転を防止しているが、当然、2つ以上の複数の爪形状でも本実施例と同じ効果を得ることができる。 【0078】 スピーカー保持部材22は、曲げ部23cによって、スピーカー20との距離が一定の空間を確保できるように、スピーカー20を覆っている。そのため、外装から洩れる磁束を減らすための防磁形状部22bは、スピーカー20から誘起される磁束を導くように構成される。また、防磁形状部22bは、幅方向端部に曲げ22cを有しているため、装置外装から測定できる磁界を小さくすることが可能となる。 【0079】 本実施の形態では、スピーカーの回転止め、及び磁束の遮蔽を1つの部品で同時に行なえ、且つ、実施例1、2、3で示したスピーカー受台が不要なため、部品点数をより削減することが可能となり、その結果、コストを安価にし、装置を小型化することができる。 【図面の簡単な説明】 【0080】 【図1】本発明の第1の実施例に係わる、スピーカー取り付け構成を示す概略斜視図である。 【図2】(a)は本発明の第1の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の斜視図である。(b)は本発明の第1の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の正面図である。(c)は本発明の第1の実施例に係わる、図2(b)のX−X断面図である。(d)は本発明の第2の実施例に係わる、爪によるスピーカー回転防止部の部分断面図である。 【図3】本発明に係わる複合機の、プリンタの内部構造を示す概略断面図である。 【図4】本発明の第2の実施例に係わる、スピーカー取り付け構成を示す概略斜視図である。 【図5】(a)は本発明の第2の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の斜視図である。(b)は本発明の第2の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の正面図である。(c)は本発明の第2の実施例に係わる、図5(b)のX−X断面図である。(d)は本発明の第2の実施例に係わる、爪によるスピーカー回転防止部の部分断面図である。 【図6】本発明の第3の実施例に係わる、スピーカー取り付け構成を示す概略斜視図である。 【図7】(a)は本発明の第3の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の斜視図である。(b)は本発明の第3の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の正面図である。(c)は本発明の第3の実施例に係わる、図7(b)のX−X断面図である。(d)は本発明の第3の実施例に係わる、爪によるスピーカー回転防止部の部分断面図である。 【図8】本発明の第4の実施例に係わる、スピーカー取り付け構成を示す概略斜視図である。 【図9】(a)は本発明の第4の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の斜視図である。(b)は本発明の第4の実施例に係わる、スピーカー取り付け部の正面図である。(c)は本発明の第4の実施例に係わる、図9(b)のX−X断面図である。(d)は本発明の第4の実施例に係わる、爪によるスピーカー回転防止部の部分断面図である。 【図10】従来例を示す図である。 【図11】従来例を示す図である。 【符号の説明】 【0081】 1 複合機 2 プリンタ 3 読取スキャナ 4 プロセスカートリッジ 5 感光ドラム 6 レーザスキャナユニット 7 ポリゴンミラー 8 給紙カセット 9 給紙ローラ 10 用紙分離手段 11 搬送ローラ対 12 転写ローラ 13 定着フィルム 14 加圧ローラ 15 排紙ローラ対 16 排紙積載部 20 スピーカー 20a スピーカーのマグネット 20b スピーカーフレーム開口部 21 スピーカー受台 21a スピーカー受台の引っ掛け穴 21b スピーカー受台の1段高い面 21c スピーカー受台の切起し形状部 22 スピーカー保持部材 22a スピーカー保持部材の爪形状 22b スピーカー保持部材の防磁機能部 22c スピーカー保持部材の幅方向曲げ部 22d スピーカー保持部材の曲げ部 23 左側板 23a 左側板の引っ掛け穴 23c 左側板の切起し形状部 100 スピーカーユニット 101 スピーカーホルダー 102 押え突起 103 防磁板 104 外装 105 メインモータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月21日(2006.6.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三
【識別番号】100096965 【弁理士】 【氏名又は名称】内尾 裕一
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| 【公開番号】 |
特開2008−5130(P2008−5130A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−171490(P2006−171490) |
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