| 【発明の名称】 |
情報リモコンシステムおよびそのプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】貞平 匡史
【氏名】伴 泰浩
【氏名】辻村 敏
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| 【要約】 |
【課題】従来は、接続設定が不用意に壊されると容易に元に戻すことができなかった。
【構成】ネットワーク設定手段106で設定変更を行う際、サーバ接続確認手段115で接続確認できたネットワーク設定のみをネットワーク設定バックアップ・リストア手段116でバックアップすることで、ネットワーク設定リストアの必要が生じた時に、サーバとの接続実績のある確実なネットワーク設定をリストアすることが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワークによって接続された、情報を提供するサーバと、機器と、前記情報の表示や前記機器の操作を行う情報リモコンからなる情報リモコンシステムにおいて、 前記情報リモコンは、前記サーバと接続するためのネットワーク設定手段と、前記機器の機能選択設定や接続機器表示設定などの基本設定を行う機器設定手段と、前記機器の操作を行う機器操作手段と、前記サーバから情報を取得しデータ加工処理やエラー処理や前記機器の動作日付・時刻設定や前記機器の遠隔制御を行う情報取得・処理手段と、前記サーバと接続可能であることを確認するサーバ接続確認手段と、前記ネットワーク設定の情報をバックアップ・リストアするネットワーク設定バックアップ・リストア手段とを備え、前記ネットワーク設定手段で設定変更を行う際、前記サーバ接続確認手段で接続確認できたネットワーク設定の情報のみを前記ネットワーク設定バックアップ・リストア手段でバックアップ・リストアする情報リモコンシステム。 【請求項2】 前記情報リモコンは、前記機器設定手段による機器設定完了時に機器設定情報を前記サーバに送信する機器設定送信手段と、前記機器設定情報を前記サーバから取得しリストアする機器設定リストア手段とを備え、 前記サーバは、送信された前記機器設定情報を保存・管理する機器設定管理手段を備え、前記機器設定リストア手段から前記サーバにリストア要求がきた時に、前記機器設定管理手段が選択した機器設定情報を返すことで、前記情報リモコンの機器設定リストアを行う請求項1記載の情報リモコンシステム。 【請求項3】 前記情報リモコンが、前記ネットワーク設定バックアップ・リストア手段でバックアップされた設定を表示するバックアップ設定表示手段を備えた請求項1〜2のいずれか1項記載の情報リモコンシステム。 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の情報リモコンシステムの少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、機器のリモコン機能に加えて、ニュース、天気予報、正確な時刻などの情報をサーバから取得・処理する機能を持つ情報リモコンシステムおよびそのプログラムに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来から使用されている情報リモコンシステムの一例(例えば、特許文献1参照)を図7を用いて説明する。 【0003】 図7において、701はサーバ、702は情報提供手段、703はサーバ制御手段、704は情報リモコン、705はネットワーク設定手段、706は機器操作手段、707は情報取得・処理手段、708は表示・入力手段、709は情報リモコン制御手段、710は機器、711は機器機能提供手段、712は機器制御手段、713はインターネットである。 【0004】 情報リモコン704の設置時に、インターネット713を通してサーバ701から情報を取得するため、情報リモコン制御手段709の管理下で、ネットワーク設定手段705を用いてネットワーク設定が行われる。 【0005】 使用者が表示・入力手段708から情報表示指示を行うと、情報取得・処理手段707が、サーバ701のサーバ制御手段703を通して情報提供手段702から情報を取得・処理を行い、表示・入力手段708に情報表示を行う。 【0006】 また、使用者が表示・入力手段708から機器操作指示を行うと、機器操作手段706が情報リモコン制御手段709を通して、機器制御手段712に指示を伝達し、機器機能提供手段711により使用者の意図する機器機能の提供が行われる(例えば、機器710が給湯機の場合は、設定された温度の湯の提供や、ふろの自動湯張りなど)。 【特許文献1】特開2004−356696号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 前記従来の情報リモコンシステムおよび情報リモコンは、次のような課題を有しているがそれが従来特許文献には考慮・記載されていない。 【0008】 給湯機のような日常よく使用される機器のリモコンは、居間や台所の操作し易い位置に配置されることが多く、機器リモコンの単機能での使用以外に情報閲覧のような複合機能を期待される。ただし、情報閲覧機能を付与するためには、機器リモコンとしての機器設定以外にネットワーク設定を行う必要が生じる。 【0009】 一般的には、複合機能を持つリモコンの設定作業を行う場合は、自分の分からない設定項目に触ることなく、自分が行うべき設定だけしか実施しないのが当然と考える。しかしながら、設定作業者のスキルや感覚は様々であり、闇雲に設定作業を行うことで、一旦正しく設定された機器情報やネットワーク接続情報やサーバに接続するための認証情報を壊してしまうような事態が発生することが少なくない。 【0010】 このような場合、機器の設定が現場の状態とあわなかったり、ネットワークに接続して情報閲覧することができなくなることから、設置作業者は設定を壊してしまったことを自 覚はするが、正しい設定方法が分からないため、更に何度か作業を試みることで更に設定を壊し、困ったことになる。 【0011】 このような現実の下では、単純に設定をバックアップしリストアする機能を設けるだけでは、間違った設定がバックアップされる場合が容易に想像されるため、正しい設定が行われたことが保証された状態を保存する仕組みが必要となる。 【0012】 また、このような設定を復帰する作業は、動作設定を保存したメモリ領域が、落雷などの意図しない要因により破壊された場合にも必要となる。 【0013】 また、ネットワーク設定は機器単体の設定だけがうまく設定されていても、サーバに至るネットワーク経路が切断されていたり、途中の機器の設定がおかしくなっていると情報閲覧や携帯電話による遠隔操作などのネットワーク機能が利用できなくなる。 【0014】 本発明は、前記従来の課題を解決するもので、バックアップされた設定をリストアする際、正当性が保証された設定のみをリストアすることが可能な仕組みを提供することを目的とする。 【0015】 また、ネットワーク接続ができない時、バックアップされた設定の情報を確認することで、サーバと正常に接続された時の情報リモコン本体以外の設定も確認することできる仕組みを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0016】 前記従来の課題を解決するために、本発明の情報リモコンシステムは、ネットワーク設定手段によるネットワーク設定が実行された時、サーバ接続確認確認手段でサーバとの接続を確認し、接続ができたときだけネットワーク設定バックアップ・リストア手段でネットワーク設定をバックアップすることで、設定リストア時に正常な設定のみをリストアする機能を提供する。 【発明の効果】 【0017】 本発明の情報リモコンシステムは、設定のリストアを行う際、正当性が保証された設定のみを提供することで、一旦正常に設定された後は、設置作業の間違いや、意図しない原因により正常な設定が破壊された場合でも、容易に設定リストアを実施する機能を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 第1の発明は、情報を提供するサーバと、機器と、前記情報の表示や前記機器の操作を行う情報リモコンからなる情報リモコンシステムにおいて、前記情報リモコンが、前記サーバと接続するためのネットワーク設定手段と、前記機器の機能選択設定や接続機器表示設定などの基本設定を行う機器設定手段と、前記機器の操作を行う機器操作手段と、前記サーバから情報を取得しデータ加工処理やエラー処理や前記機器の動作日付・時刻設定や前記機器の遠隔制御を行う情報取得・処理手段と、前記サーバと接続可能であることを確認するサーバ接続確認手段と、ネットワーク設定をバックアップ・リストアするネットワーク設定バックアップ・リストア手段を備えた情報リモコンシステムとする。 【0019】 これによって、前記ネットワーク設定手段で設定変更を行う際、前記サーバ接続確認手段で接続確認できたネットワーク設定のみを前記ネットワーク設定バックアップ・リストア手段でバックアップ・リストアすることができ、ネットワーク設定リストアの必要が生じた時にサーバとの接続実績のある確実なネットワーク設定をリストアすることが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0020】 第2の発明は、前記情報リモコンが、前記機器設定手段による機器設定完了時に機器設定を前記サーバに送信する機器設定送信手段と、機器設定をサーバから取得しリストアする機器設定リストア手段を備え、前記サーバが、送信された機器設定を保存・管理する機器設定管理手段を備えた情報リモコンシステムとする。 【0021】 これによって、前記機器設定リストア手段から前記サーバにリストア要求がきた時に、機器設定管理手段が選択した機器設定を返すことで、前記情報リモコンの機器設定リストアを行うことができ、機器設定リストアの必要が生じた時、サーバで認められた確実な機器設定をリストアすることが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0022】 第3の発明は、前記情報リモコンが、前記ネットワーク設定バックアップ・リストア手段でバックアップされた設定を表示するバックアップ設定表示手段を備えた情報リモコンシステムとする。 【0023】 これによって、ネットワーク接続ができない時、バックアップされた設定の情報を確認することで、サーバと正常に接続された時の情報リモコン本体以外の設定も確認し、ネットワーク接続ができない理由を確認することが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0024】 第4の発明は、第1〜3のいずれか1項記載の情報リモコンシステムの少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラムである。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の情報リモコンシステムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。 【0025】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0026】 (実施の形態1) 図1は、本発明の第1の実施の形態における情報表示システム(情報リモコンシステム)のブロック図を示すものである。 【0027】 図1において101はサーバ、102は情報提供手段、103はサーバ接続確認応答手段手段、104はサーバ制御手段、105は情報リモコン、106はネットワーク設定手段、107は機器操作手段、108は情報取得・処理手段、109は表示・入力手段、110は機器設定手段、111は情報リモコン制御手段、112は機器、113は機器機能提供手段、114は機器制御手段、115はサーバ接続確認手段、116はネットワーク設定バックアップ・リストア手段、117はインターネットである。 【0028】 サーバ101は、情報提供手段102、サーバ接続確認応答手段手段103、サーバ制御手段104から構成される。 【0029】 情報リモコン105は、ネットワーク設定手段106、機器操作手段107、情報取得・処理手段108、表示・入力手段109、機器設定手段110、情報リモコン制御手段111、サーバ接続確認手段115、ネットワーク設定バックアップ・リストア手段116から構成される。 【0030】 機器112は、機器機能提供手段113、機器制御手段114から構成される。 【0031】 なお、サーバ101にはワークステーションを、機器112には給湯機を、情報提供手段102にはウェッブサーバソフトウェアを、サーバ接続確認応答手段103にはCGIプログラムを、サーバ制御手段104にはOSを搭載し、メモリ、記憶装置、ネットワーク接続機能を備えたマザーボードを、情報リモコン制御手段にはOSを搭載し、メモリ、記憶装置、機器とのシリアル通信機能、ネットワーク接続機能を備えたマザーボードを、表示・入力手段109には使用者への表示および操作受付が可能なタッチパネルを、機器制御手段114には情報リモコンとのシリアル通信機能を備えたマイクロコンピュータを、機器機能提供手段111には機器制御手段114の指示でお湯を沸かしたり蛇口にお湯を供給したりする温水供給機を用いることでこの構成を容易に実現できる。 【0032】 なお、インターネット117はインターネットに限らず通信ネットワークであればよい。また、機器112は給湯機には限定されず、どんな電気機器でも構わない。 【0033】 以上のように構成された情報リモコンシステムおよび情報リモコンについて、以下その動作、作用を説明する。 【0034】 まず、本システムを使用するために、設定作業者が実行する設定動作について説明を行う。 【0035】 情報リモコン105の設置時に、インターネット117に接続する環境を整えるため、情報リモコン制御手段111は、ネットワーク設定手段106により表示・入力手段109を通してネットワーク設定画面を表示する。設定作業者は提供された画面を通して、IPアドレス、サブネットマスク、デフォールトゲートウェイ、DNSサーバアドレスなどのネットワーク設定情報を入力する。 【0036】 また、サーバ101で情報リモコン105の個体識別を行うための認証情報を入力することで、サーバ101から接続してきた情報リモコンの所有者に向けた個別情報を配信することができる。 【0037】 ネットワーク設定手段106は、以後設定された情報を元にネットワーク接続環境を提供し、使用者の情報表示要求に対し、インターネット117に接続されたサーバ101への接続やサーバ101への個体識別情報の提出などを行う。 【0038】 また、機器設定動作では、機器設定手段110から提供される操作画面に従って、機器112の持つ床暖房機能(温度設定・予約設定)の設置場所名設定や機種名表示設定、ふろ機能(ふろ自動・保温時間・予約設定・温度設定)操作表示設定、給湯温度設定などの基本的な設定や、機器112が正常に動作することを確認する試運転動作が行われる。 【0039】 次に、設定作業が完了した後の本システムおよびリモコンの基本的な動作について説明する。 【0040】 使用者は情報リモコン制御手段111が、表示・入力手段109に表示する図2に示すような操作メニュー画面から操作内容を選択する。 【0041】 (1)使用者が操作メニュー画面から情報表示を選択すると、情報リモコン制御手段111は、ネットワーク設定手段106で設定された接続情報を元に、情報取得・処理手段108を用いてサーバ101の情報提供手段102で提供されている情報を取得・処理し、表示・入力手段109に表示させる。 【0042】 (2)また、使用者が操作メニュー画面から機器操作を選択すると、情報リモコン制御手段111は、機器操作手段107を用いて、機器112の操作可能な機能を表示・入力手段109に表示する。 【0043】 表示された操作可能機能から使用者が選択した機器操作指示に基づき、情報リモコン制御手段111は、機器制御手段114に操作指示をシリアル通信電文により送信し、受信した機器制御手段114からの指示で、機器機能提供手段113が動作することで、使用者の意図した操作指示動作が実行される。例えば操作指示が給湯開始の場合、機器機能提供手段113は給湯口から予め設定されたお湯の供給を開始する。 【0044】 また、情報取得・処理手段108は、定期的(例えば1日1回)にサーバ101の情報提供手段102から、現在の正確な時刻を取得し、情報リモコン制御手段111が管理する日付・時刻をサーバ101の持つ正しい日付・時刻に同期する。 【0045】 また、情報・取得処理手段108は、定期的(例えば1日1回)サーバ101の情報提供手段102に新しい情報の有無の問い合わせを行い、新着情報があれば情報リモコン制御手段111により表示・入力手段109に新着情報があることを使用者に報せる機能を持つ。 【0046】 次に、本発明の目的であるネットワーク設定のバックアップ・リストア動作について図3を用いて説明する。 【0047】 まずネットワーク設定のバックアップ動作について説明する。 【0048】 ネットワーク設定が開始されると、情報リモコン制御手段111は、ネットワーク設定手段106により表示・入力手段109を通してネットワーク設定画面を表示する。設定作業者は提供された画面を通して、IPアドレス、サブネットマスク、デフォールトゲートウェイ、DNSサーバアドレスや、サーバ101で情報リモコン105の個体識別を行うための認証情報を入力する(S101)。 【0049】 ネットワーク設定手段106に入力された情報を元にサーバ接続確認手段115がサーバ接続確認を開始する(S102)。サーバ接続確認手段115からの接続確認がサーバ制御手段104に届くと、サーバ制御手段104はサーバ接続確認応答手段103を用いて情報提供手段102に登録された認証情報の確認を行い、サーバに接続できる情報であることが確認されれば、サーバ接続確認応答(S104)を情報リモコン105に返す。 【0050】 サーバ接続確認手段115はサーバ接続確認開始(S102)時から応答待ち(S105)を行う。タイムアウト(例えば30秒)時間が到来するまで待って(S106)、応答が来なかった場合は設定エラー表示(S108)を行い、ネットワーク設定の再実施を促す。サーバ接続確認応答(S104)がタイムアウト時間内に届いた場合は、ネットワーク設定バックアップ・リストア手段116により入力されたネットワーク設定のバックアップを実施する(S107)。 【0051】 ここでバックアップされるネットワーク設定は、サーバ101での接続確認実施済みのため接続が保証された設定となる。 【0052】 次にリストア動作について説明する。 【0053】 前述の動作でバックアップされたネットワーク設定を使用するのは、設定作業者が闇雲に設定作業を行うことで一旦正しく設定されたネットワーク設定が壊されたり、ネットワ ーク設定を保存したメモリ領域が落雷などの意図しない要因により破壊されたりした場合であり、ネットワーク設定バックアップ・リストア手段116によって実行される。 【0054】 この時にバックアップされているネットワーク設定は、サーバとの接続が保証されたネットワーク設定であるので、バックアップされたネットワーク設定を単純に書き戻し、情報リモコン105の再起動を実行することで設定のリストアを完了することができる。 【0055】 以上で述べたような動作により、ネットワーク設定手段106で設定変更を行う際、サーバ接続確認手段115で接続確認できたネットワーク設定のみをネットワーク設定バックアップ・リストア手段116でバックアップすることができ、闇雲に設定作業を行うことで一旦正しく設定されたネットワーク設定が壊されたり、動作設定を保存したメモリ領域が落雷などの意図しない要因により破壊されたりしたことで、ネットワーク設定リストアの必要が生じた時に、サーバとの接続実績のある確実なネットワーク設定をリストアすることが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0056】 (実施の形態2) 図4は、本発明の第2の実施の形態における情報リモコンシステムのブロック図を示すものである。図4において401は機器設定送信手段、402は機器設定リストア手段、403は機器設定管理手段である。 【0057】 以上のように構成された情報リモコンシステムについて、以下その動作、作用を説明する。なお、図面において、(実施の形態1)と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。 【0058】 設定動作および基本的な動作は(実施の形態1)と同様の動作となる。 【0059】 機器設定のバックアップ・リストア動作について図5を用いて説明する。 【0060】 機器設定動作では、機器設定手段110から提供される操作画面に従って、機器112の持つ床暖房機能(温度設定・予約設定)の設置場所名設定や機種名表示設定、ふろ機能(ふろ自動・保温時間・予約設定・温度設定)操作表示設定、給湯温度設定などの基本的な設定や、機器112が正常に動作することを確認する試運転動作が行われる(S201)。 【0061】 設定が終了すると機器設定手段110は全て完了したかどうかの確認を行い(S202)、すべてが終了していると機器設定送信手段401を通してサーバ101へ機器設定を送信し(S203)、サーバ101の機器設定管理手段403に機器設定を保存する(S204)。 【0062】 この時、ネットワーク設定が未完である場合は、ネットワーク設定が完了するまで送信は保留され、ネットワーク設定完了時にサーバ101に送信・保存される。以後、何らかの設定が変更される毎に機器設定管理手段403には機器設定が送信され、複数の機器設定が機器設定管理手段403に保存される。 【0063】 機器設定管理手段403で保存された複数の機器設定の中から、機器設定リストア時に用いる設定を、お客様へのサービス開始のタイミングや、新しい機器の設定タイミングで、サーバ管理者が機器設定管理手段403により選択し、設定リストア時に使用すべき設定を確定する(S205)。 【0064】 設定作業者が闇雲に設定作業を行うことで一旦正しく設定された機器設定が壊されたり 、機器設定を保存したメモリ領域が落雷などの意図しない要因により破壊されたりした場合、設定リストア動作が開始され(S206)、機器設定リストア手段402がサーバ101の機器設定管理手段403にリストアデータ依頼を出すと(S207)、機器設定管理手段403は(S205)で確定されたリストアに用いる機器設定を取得し(S208)、機器設定リストア手段402にリストアデータ応答(209)を行う。機器設定リストア手段402は受け取ったリストアデータを反映し(S210)、情報リモコン105の再起動を実施し(S211)リストア動作を完了させる。 【0065】 以上で述べたような動作により、機器設定リストア手段402からサーバ101にリストア要求がきた時に、機器設定送信手段401が送信した機器設定の中から機器設定管理手段403が選択した機器設定を返すことで、情報リモコン105の機器設定リストアを行うことができ、機器設定リストアの必要が生じた時、サーバで認められた確実な機器設定をリストアすることが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0066】 なお、図6に示すように、情報リモコンが、ネットワーク設定バックアップ・リストア手段でバックアップされた設定を表示するバックアップ設定表示手段601を備えてもよい。 【0067】 ネットワーク接続ができない状態が発生し、その原因が情報リモコンシステムではなく、ネットワーク経路を構成する機器の設定にある場合、単純にバックアップされた設定をリストアしてもネットワーク接続が回復しない。そのためバックアップ設定表示手段601でバックアップされた設定を見ることで、次のようなことを確認することができるようになる。 【0068】 例えばIPアドレスからは、以前接続できた時のIPアドレスと現在情報リモコンのIPアドレスの違いが確認できるため、もし異なっていた場合は、情報リモコンのIPアドレスのルーティングを管理しているルータ等のDHCPサーバ機器が、別途増設されていたり、間違った設定に変わっていないかどうか確認することで、ネットワーク接続不可状態の解消に対応することができる。 【0069】 また、デフォルト・ゲートウェイからは、情報リモコンがサーバへ接続する対象のIPアドレスを確認できるため、もし異なっていた場合は、ネットワーク構成の変更やルータ等のDHCPサーバ機器の変更があったかどうかを確認することで、ネットワーク接続不可状態の解消に対応することができる。 【0070】 また、DNSサーバアドレスからは、情報リモコンがサーバへ接続するためのURLからIPアドレスへの変換を行うサーバを確認できるため、もし異なっていた場合は、ネットワーク経路を提供しているサーバの設定変更や、ルーティングを管理しているルータ設定が間違った設定に変わっていないかを確認することで、ネットワーク接続不可状態の解消に対応することができる。 【0071】 これによって、ネットワーク接続ができない時、バックアップされた設定の情報を確認することで、サーバと正常に接続された時の情報リモコン本体以外の設定も確認し、ネットワーク接続ができない理由を確認することが可能な情報リモコンシステムを提供することができる。 【0072】 また、本実施の形態1、2で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムであれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信回線 を用いて配信することでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。 【産業上の利用可能性】 【0073】 以上のように、本発明は、ネットワークから情報を取得する以外に、リモコン機能のような何か別の機能を持っている機器がある場合、設定のリストアを行う際、正当性が保証された設定のみを提供することで、一旦正常に設定された後は、設置作業の間違いや、意図しない原因により正常な設定が破壊された場合でも、容易に設定リストアを実施することができる。 【0074】 この動作は、情報を取得する以外の機能が電話機能や家事・調理機能であっっても、情報リモコンシステムに限らず適用することができる。 【図面の簡単な説明】 【0075】 【図1】本発明の実施の形態1における情報表示リモコンシステム構成を示すブロック図 【図2】本発明の実施の形態1における操作画面を説明する図 【図3】本発明の実施の形態1におけるネットワーク設定バックアップ動作を説明する図 【図4】本発明の実施の形態2における情報表示リモコンシステムの構成を示すブロック図 【図5】本発明の実施の形態2における機器設定バックアップ・リストア動作を説明する図 【図6】本発明の実施の形態2における情報表示リモコンシステムの他の構成を示すブロック図 【図7】従来例である情報リモコンシステムの構成を示すブロック図 【符号の説明】 【0076】 101 サーバ 102 情報提供手段 103 サーバ接続確認応答手段 104 サーバ制御手段 105 情報リモコン 106 ネットワーク設定手段 107 機器操作手段 108 情報取得・処理手段 109 表示・入力手段 110 機器設定手段 111 情報リモコン制御手段 112 機器 113 機器機能提供手段 114 機器制御手段 115 サーバ接続確認手段 116 ネットワーク設定バックアップ・リストア手段 117 インターネット 401 機器設定送信手段 402 機器設定リストア手段 403 機器設定管理手段 601 バックアップ設定表示手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月15日(2006.9.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
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| 【公開番号】 |
特開2008−72588(P2008−72588A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−251060(P2006−251060) |
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