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【発明の名称】 基地局、移動体通信システム、及びチャネル割当方法
【発明者】 【氏名】古川 剛志

【要約】 【課題】帯域幅の異なる周波数チャネルが混在しても端数出線効果を抑制でき、短時間で空き周波数チャネルを検出できる基地局、移動体通信システム、及びチャネル割当方法を提供する。

【構成】優先度数算出部17は、優先度記憶部16を参照して、端末との通信に割り当てる割当用周波数チャネルより広い帯域幅をもつ参照用周波数チャネルの優先度に応じて、参照用周波数チャネルと一部帯域の重なる割当用周波数チャネルの優先度数Uを算出する。割当順序テーブル作成部18は、複数の割当用周波数チャネルを優先度数Uが高いものから順にソートし、割当順序テーブルを作成する。復調部14−1〜14−nは、割当順序テーブルに従い、優先度数の高い順に割当用周波数チャネルを端末との通信に割り当てる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯域幅が異なる複数の周波数チャネルを用いて複数の端末と通信を行う基地局であって、
前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、
前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一優先度算出手段と、
前記第一優先度を帯域幅が同じ周波数チャネルごとに記憶する優先度記憶手段と、
前記優先度記憶手段に記憶された第一優先度を基に、端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を算出する第二優先度算出手段と、
前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序算出手段と、
前記割当順序の早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否かを推定し、使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てるチャネル割当手段を備え、
前記第二優先度算出手段は、前記優先度記憶手段に記憶される通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を参照し、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出する
ことを特徴とする基地局。
【請求項2】
帯域幅w(i=1,2,・・・,n、w<wi+1)の周波数チャネルを用いて複数の端末と通信を行う基地局であって、前記第二優先度算出手段は、i<nのとき、中心周波数f、帯域幅wの通信用周波数チャネルの第二優先度Uwi(f)を、Uwi(f)=Ywi(f)−αi+1wi+1(f)−αi+2wi+2(f)−・・・−αwn(f)を用いて算出し、i=nのとき、中心周波数f、帯域幅wの通信用周波数チャネルの第二優先度Uwn(f)を、Uwn(f)=Ywn(f)を用いて算出することを特徴とする請求項1の基地局。
ただし、Ywi(f)は、中心周波数f、帯域幅wの通信用周波数チャネルの第一優先度、Zwi(f)は、周波数fを含む帯域幅wの参照用周波数チャネルの第一優先度の最大値又は平均値、係数α(j=i+1,i+2,・・・,n)は、α≧0,かつαi+1+αi+2+・・・+α≦1である。
【請求項3】
前記基地局は、端末との通信を開始する前に使用していた最終呼チャネルを帯域幅ごとに記憶する最終呼チャネル記憶手段をさらに備え、前記チャネル割当手段は、前記最終呼チャネル記憶手段を参照して、通信に使用する帯域幅の最終呼チャネルを端末との通信に割り当てられるか否かを推定し、割り当てられる場合は、前記最終呼チャネルを端末との通信に割り当て、割り当てられない場合は、前記割当順序算出手段が算出した割当順序に従い、前記通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基地局。
【請求項4】
帯域幅が異なる複数の周波数チャネルを用いて基地局と複数の端末とが通信を行う移動体通信システムであって、
前記端末は、前記基地局に通信開始要求と通信に使用する帯域幅の情報とを含んだ信号を送信し、
前記基地局は、
前記端末が送信する信号を受信する受信手段と、
前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、
前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一優先度算出手段と、
前記第一優先度を帯域幅が同じ周波数チャネルごとに記憶する優先度記憶手段と、
前記優先度記憶手段に記憶された第一優先度を基に、端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を算出する第二優先度算出手段と、
前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序算出手段と、
前記割当順序の早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否かを推定し、使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てるチャネル割当手段を備え、
前記第二優先度算出手段は、前記優先度記憶手段に記憶される通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を参照し、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出する
ことを特徴とする移動体通信システム。
【請求項5】
基地局が、複数の端末との通信に帯域幅の異なる複数の周波数チャネルを割り当てるチャネル割当方法であって、
前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うステップと、
前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一算出ステップと、
前記端末から通信要求が送信された場合に、
前記端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を、前記第一優先度を基に算出する第二算出ステップと、
前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序ステップと、
前記割当順序が早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否か推定し、推定した通信用周波数チャネルが使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てる割当ステップを備え、
前記算出ステップは、前記通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を基に、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出する
ことを特徴とするチャネル割当方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局、移動体通信システム、及びチャネル割当方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の移動体通信システムでは、周波数の利用効率を向上させるため、端末との通信に使用する周波数チャネルをその通信ごとに基地局が動的に割り当てている。基地局が周波数チャネルを動的に割り当てる方法としてチャネル棲み分け方法が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
このチャネル棲み分け方法では、まず基地局が複数の周波数チャネルの使用状況を観測して、各周波数チャネルに優先度を設定する。例えば、周波数チャネルが通信に使用されていなければ、この周波数チャネルの優先度を上げ、使用されていれば優先度を下げる。
【0004】
次に基地局は、この各周波数チャネルの優先度に従って、端末との通信に優先度の高い周波数チャネルから順に割り当てる。このように、複数の周波数チャネルの優先度を設定し、優先度の高い周波数チャネルから順に端末との通信に割り当てることで、基地局と端末との間の通信の干渉を減らすことができる。
【0005】
しかしながら、上述したチャネル棲み分け方法では、帯域幅の異なる周波数チャネルが混在する場合に、呼損が生じる(以下、端数出線効果と称する。)場合がある。例えば、帯域幅がw,2wの周波数チャネルが混在する移動体通信システムにおいて、帯域幅が3wの周波数帯域が使用可能であった場合、先に帯域幅wの周波数チャネルを要求する端末Aとの通信に使用可能な帯域幅3wのうち中心の帯域幅wを割り当てると、帯域幅2wの周波数チャネルを要求する端末Bとの通信に帯域幅2wを割り当てられなくなり、端末Bは呼損を生じることとなる。
【0006】
このような端数出線効果を抑制する方法として、空き周波数チャネルの検索順序を周波数チャネルの帯域幅ごとに設ける方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、フルレートとハーフレートのように2種類の異速度呼種が混在した場合の回線設定方法が開示されている。
【0007】
この回線設定方法では、周波数チャネルの使用状況の検索順序を異速度呼種ごとに設けている。異速度呼種ごとの検索順序は、例えばフルレートは、周波数の高い周波数チャネルから順に使用状況の有無を検索し、ハーフレートは、周波数の低い周波数チャネルから順に検索するなど、その検索順序が互いに反対方向となるようにする。
【0008】
このように、フルレートとハーフレートの検索順序を互いに反対方向とすることでハーフレートに対する周波数チャネルの割当がフルレートの周波数チャネルの割り当てを妨げないようにすることが可能となり、端数出線効果を抑制することができる。
【非特許文献1】笹岡秀一著、「移動通信 ウェーブサミット講座」、オーム社、1998年
【特許文献1】特開平7−245778号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載される回線設定方法では、最初に検索する周波数チャネルや検索順序が限定されているため、必要な空き周波数チャネルを検出するまでに時間がかかるという問題がある。
【0010】
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであって、帯域幅の異なる周波数チャネルが混在する移動体通信システムであっても、端数出線効果を抑制でき、短時間で空きチャネルを検出することができる基地局、移動体通信システム、及びチャネル割当方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の基地局は、帯域幅が異なる複数の周波数チャネルを用いて複数の端末と通信を行う基地局であって、前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一優先度算出手段と、前記第一優先度を帯域幅が同じ周波数チャネルごとに記憶する優先度記憶手段と、前記優先度記憶手段に記憶された第一優先度を基に、端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を算出する第二優先度算出手段と、前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序算出手段と、前記割当順序の早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否かを推定し、使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てるチャネル割当手段を備え、前記第二優先度算出手段は、前記優先度記憶手段に記憶される通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を参照し、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出することを特徴とする。
【0012】
また、本発明の移動体通信システムは、帯域幅が異なる複数の周波数チャネルを用いて基地局と複数の端末とが通信を行う移動体通信システムであって、前記端末は、前記基地局に通信開始要求と通信に使用する帯域幅の情報とを含んだ信号を送信し、前記基地局は、前記端末が送信する信号を受信する受信手段と、前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うキャリアセンス手段と、前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一優先度算出手段と、前記第一優先度を帯域幅が同じ周波数チャネルごとに記憶する優先度記憶手段と、前記優先度記憶手段に記憶された第一優先度を基に、端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を算出する第二優先度算出手段と、前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序算出手段と、前記割当順序の早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否かを推定し、使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てるチャネル割当手段を備え、前記第二優先度算出手段は、前記優先度記憶手段に記憶される通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を参照し、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のチャネル割当方法は、基地局が、複数の端末との通信に帯域幅の異なる複数の周波数チャネルを割り当てるチャネル割当方法であって、前記複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行うステップと、前記キャリアセンスを行った周波数チャネルが通信に使用されているか否かを推定し、使用されていると推定した周波数チャネルの第一優先度は低く、使用されていないと推定した周波数チャネルの第一優先度は高くなるように前記第一優先度を算出する第一算出ステップと、前記端末から通信要求が送信された場合に、前記端末との通信に使用する帯域幅を持つ複数の通信用周波数チャネルの第二優先度を、前記第一優先度を基に算出する第二算出ステップと、前記第二優先度を基に、前記複数の通信用周波数チャネルの割当順序を求める割当順序ステップと、前記割当順序が早い順に前記通信用周波数チャネルが前記端末との通信に使用できるか否か推定し、推定した通信用周波数チャネルが使用できる場合に当該通信用周波数チャネルを前記端末との通信に割り当てる割当ステップを備え、前記算出ステップは、前記通信用周波数チャネルの第一優先度及び通信用周波数チャネルより帯域幅の広い参照用周波数チャネルの第一優先度を基に、第一優先度が高い参照用周波数チャネルの一部と周波数帯域が重なる通信用周波数チャネルの第二優先度を、当該参照用周波数チャネルの第一優先度に応じて当該通信用周波数チャネルの第一優先度より低くなるよう算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の基地局、移動体通信システム、及びチャネル割当方法によれば、帯域幅の異なる周波数チャネルが混在する移動体通信システムであっても、端数出線効果を抑制でき、短時間で空きチャネルを検出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は、実施例1に係る移動体通信システムの構成例を示す図である。本実施例に係る移動体通信システムには、複数の基地局CS1,・・・と、各基地局CS1,・・・と通信を行う複数の端末Ta1,・・・が属している。各基地局CS1,・・・は、通信エリア(図1中点線で示すエリア。)内に存在する複数の端末Ta1,・・・と、帯域幅の異なる周波数チャネルを用いて通信を行っている。図1に示す例では、基地局CS1は、端末Ta1,Ta2と、基地局CS2は、端末Ta3,Ta4と、基地局CS3は、端末Ta5と通信を行っている。
【0017】
次に、図2に基地局CS1〜CS3と端末Ta1〜Ta5が通信に使用するシステム帯域幅とスロットの関係を示す。本実施例に係る移動体通信システムには一定帯域幅のシステム帯域が割り当てられており、各基地局は、このシステム帯域を帯域幅wまたは4wの周波数チャネルにわけて通信を行う。
【0018】
例えば、図2に示す例では、基地局CS1は、端末Ta1と帯域幅wの周波数チャネルを使用してTDD(Time Division Duplex:時分割複信)方式で通信を行っている。基地局CS1は、下りスロットで端末Ta1に対して信号を送信し、上りスロットで端末Ta1が送信する信号を受信する。また、基地局CS1は、端末Ta2と帯域幅4wの周波数チャネルを使用して通信を行っている。
【0019】
続いて、図3乃至図6を用いて、本実施例に係る基地局CS1の構成を説明する。なお、基地局CS2,CS3の構成は、基地局CS1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0020】
図3に示す基地局CS1は、送信及び受信に用いるアンテナ11と、送受信を切り替えるスイッチSW12と、システム帯域幅以外の受信電力を低減させるシステム帯域幅用BPF(Band−Pass Filter)13と、端末の送信信号を受信し復調するための復調部14−1〜14−n(nは、基地局CS1が同時に通信可能な端末数)と、一定期間の経過ごとに周波数チャネルをキャリアセンスし、後述する帯域幅ごとの優先度テーブルを作成するキャリアセンス部15と、キャリアセンス部15が作成した優先度テーブルを記憶する優先度テーブル記憶部16と、優先度記憶部16を参照して端末との通信に使用する帯域幅の周波数チャネルの優先度数Uを算出する優先度数算出部17と、優先度数算出部17の算出結果を基に割当順序テーブルを作成する割当順序テーブル作成部18と、この割当順序テーブルを記憶する割当順序記憶部19と、各端末に送信する信号を生成する変調部20−1〜20−nと、送信信号の電力を増幅するパワーアンプ21を備えている。
【0021】
システム帯域幅用BPF13は、アンテナ11を介して受信した受信信号のシステム帯域幅以外の受信電力を低減させ、低減させた受信信号を復調部14−1〜14−n及びキャリアセンス部15へ出力する。復調部14−1〜14―nは、システム帯域幅用BPF13を通過した受信信号に対して復調等の処理を行い、受信データを得る。復調部14−1〜14−nは、得られた受信データを図示しない上位レイヤI/Fへ出力するとともに、受信データに端末からの通信開始要求が含まれていた場合には、端末が要求する帯域幅の周波数チャネルの優先度数Uを算出するよう優先度算出部17へトリガ信号及び端末が要求する帯域幅を通知する。
【0022】
次に、優先度数算出部17は、復調部14−1〜14−nから通知される帯域幅の周波数チャネルの優先度数Uを算出し、算出結果を割当順序テーブル作成部18へ出力する。割当順序テーブル作成部18は、優先度数算出部17が算出する優先度数Uを基に、端末と通信を行う復調部ごとに割当順序テーブルを作成し、割当順序記憶部19に記憶する。
【0023】
変調部20−1〜20−nは、制御情報や図示しない上位レイヤI/Fから入力されるデータなどの送信データを変調して送信信号を生成する。この送信信号は、パワーアンプ21へ出力され、パワーアンプ21によって電力が増幅された後、アンテナ11を介して送信される。
【0024】
続いて図4を用いて、基地局CS1のキャリアセンス部15の詳細を説明する。
図4に示すキャリアセンス部15は、システム帯域用BPF13から入力された高周波信号を直交復調しIチャネル信号を出力する直交復調器151と、高周波信号を直交復調しQチャネル信号を出力する直交復調器152と、直交復調器151,152が高周波信号を直交復調する際に使用する正弦波を生成する局部発振器153と、帯域幅w以外の受信電力を低減するw幅モニタ用LPF(Low−Pass Filter)154−1,154−2と、帯域幅4w以外の受信電力を低減する4w幅モニタ用LPF154−3,154−4と、w幅モニタ用LPF154−1,154−2,4w幅モニタ用LPF154−3,154−4を通過した信号のゲインをそれぞれ調整する可変ゲインアンプ155−1〜155−4と、アナログ信号をそれぞれデジタル信号へと変換するAD変換器156−1〜156−4と、各AD変換器156−1〜156−4が出力する信号から受信電力を測定する電力測定部157−1,157−2と、各電力測定部157−1,157−2で促成された受信電力と予め保持しているしきい値とを比較するしきい値比較部158−1,158−2と、しきい値比較部158−1の比較結果を基に、帯域幅wの優先度テーブルを更新し、優先度記憶部16に記憶する帯域幅wの優先度テーブル更新部159−1と、しきい値比較部158−2の比較結果を基に、帯域幅4wの優先度テーブルを更新し、優先度記憶部16に記憶する帯域幅4wの優先度テーブル更新部159−2を有している。
【0025】
直交復調器151は、システム帯域用BPF13から入力される高周波信号を、局部発振器153から入力される正弦波を用いてIチャネル信号へと変換し、変換したIチャネル信号をw幅モニタ用LPF154−1及び4w幅モニタ用LPF154−3へそれぞれ出力する。直交復調器152も同様にシステム帯域用BPF13から入力される高周波信号を、局部発振器153から入力される正弦波を用いてQチャネル信号へと変換し、変換したQチャネル信号をw幅モニタ用LPF154−2及び4w幅モニタ用LPF154−4へそれぞれ出力する。
【0026】
w幅モニタ用LPF154−1,154−2は、入力されるI,Qチャネル信号の帯域幅w以外の受信電力を低減し、それぞれ対応する可変ゲインアンプ155−1,155−2へ出力する。可変ゲインアンプ155−1,155−2は、各w幅モニタ用LPF154−1,154−2を通過したI,Qチャネル信号のゲインを後段のAD変換器156−1,156−2へ入力できる大きさに調整し、調整した信号をAD変換器156−1,156−2それぞれへ出力する。AD変換器156−1,156−2は、入力されたI,Qチャネル信号をそれぞれアナログ信号からデジタル信号へと変換し、変換結果を電力測定部157−1へ出力する。
【0027】
電力測定部157−1は、AD変換器156−1,156−2から入力されたI,Qチャネル信号を基に、受信信号の電力を測定し、測定結果をしきい値比較部158−1へ出力する。測定結果が入力されたしきい値比較部158−1は、予め保持しているw幅モニタ用しきい値Th−wと電力測定部157−1の測定結果とを比較し、比較結果を帯域幅wの優先度テーブル更新部159−1へ出力する。帯域幅wの優先度テーブル更新部159−1は、入力された比較結果を基に優先度記憶部16に記憶されている帯域幅wの優先度テーブルを更新する。
【0028】
一方、直交復調器151から出力されたIチャネル信号は、w幅モニタ用LPF154−1へ出力されるとともに、4w幅モニタ用LPF154−3へも出力される。同様に、直交復調器152から出力されたQチャネル信号は、4w幅モニタ用LPF154−4へ出力される。
【0029】
この4w幅モニタ用LPF154−3,154−4は、入力されるI,Qチャネル信号の帯域幅4w以外の受信電力を低減し、それぞれ対応する可変ゲインアンプ155−3,155−4へ出力する。可変ゲインアンプ155−3,155−4は、入力されたI,Qチャネル信号のゲインを後段のAD変換器へ入力できる大きさにそれぞれ調整し、調整したI,Qチャネル信号をそれぞれAD変換器156−3,156−4へ出力する。AD変換器156−3,156−4は、入力されたI,Qチャネル信号をそれぞれアナログ信号からデジタル信号へと変換し、変換結果を電力測定部157−2へ出力する。
【0030】
電力測定部157−2は、AD変換器156−3,156−4から入力されたI,Qチャネル信号を基に、受信信号の電力を測定し、測定結果をしきい値比較部158−2へ出力する。測定結果が入力されたしきい値比較部158−2は、予め保持している4w幅モニタ用しきい値Th−4wと電力測定部157−2の測定結果とを比較し、比較結果を帯域幅4wの優先度テーブル更新部159−2へ出力する。帯域幅4wの優先度テーブル更新部159−2は、入力された比較結果を基に優先度記憶部16に記憶されている帯域幅4wの優先度テーブルを更新する。
【0031】
次に、図5を用いて優先度記憶部16の詳細を説明する。図5に示す優先度記憶部16は、システム帯域に含まれる帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−m,帯域幅4wの周波数チャネルch4−1〜ch4−M(図5ではm=16,M=13)の優先度を記憶する優先度テーブルを保持している。
【0032】
なお、帯域幅4wの周波数チャネルch4−iは、連続する4つの周波数チャネルch1−i〜ch1−i+3(i=1,・・・,13)に相当する。例えば、周波数チャネルch4−1は、周波数チャネルch1−1から周波数チャネルch1−4までに相当し、周波数チャネルch4−2は、周波数チャネルch1−2〜ch1−5に相当する。
【0033】
帯域幅wの優先度テーブルは、周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度を記憶している。優先度の値が大きい周波数チャネルほど使用率が低く、チャネル割り当ての優先度が高いことを意味する。例えば、図5に示す例では、周波数チャネルch1−1の優先度は「+10」であり、周波数チャネルch1−2の優先度は「−10」であるため、周波数チャネルch1−1の方が周波数チャネルch1−2より優先度が高い。
【0034】
帯域幅4wの優先度テーブルは、周波数チャネルch4−1〜ch4Mの優先度を記憶する。例えば、図5に示す帯域幅4wの優先度テーブルは、周波数チャネルch4−1(帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−4に相当。)の優先度「−11」を記憶している。また、周波数チャネルch4−2(帯域幅wの周波数チャネルch1−2〜ch1−5に相当。)の優先度「−12」を記憶している。
【0035】
これら帯域幅w、4wの優先度テーブルは、一定期間の経過ごとに更新される。この優先度テーブル更新処理については後述する。
【0036】
次に、図6を用いて割当順序記憶部19の詳細を説明する。割当順序テーブル作成部18は、端末から通信要求があった場合に、端末と通信を行う復調部に応じて割当順序テーブルを作成し、作成した割当順序テーブルを割当順序記憶部19に記憶する。そのため、割当順序記憶部19は、割当順序テーブル作成部18が作成した割当順序テーブルが保持されることになる。図6では、復調部14−1が端末Ta1と帯域幅wの周波数チャネルを用いて通信を行い、復調部14−2が端末Ta2と帯域幅4wの周波数チャネルを用いて通信を行う場合に、割当順序記憶部19が記憶する割当順序テーブルの例を示す。
【0037】
割当順序テーブルは、割当順序の早い順に、割り当てる周波数チャネルと優先度数Uとを対応付けて記憶している。例えば、図6に示す復調部14−1の割当順序テーブルから、周波数チャネルch1−1(優先度数Uは、18.75)の割当順序が1番であり、次の周波数チャネルch1−11(優先度数Uは、17.75)の割当順序が2番であることがわかる。なお、割当順序テーブルに従った周波数チャネルの割当処理の詳細については後述する。
【0038】
次に、図7を用いて基地局CS1の動作を説明する。図7は、基地局CS1が端末Ta1と通信を開始するまでの動作を示すフローチャートである。
【0039】
ここでは、基地局CS1は、端末Ta1から通信要求があった場合に、帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−16を割り当てて通信を行うものとする。なお、通信に帯域幅wの周波数チャネルまたは帯域幅4wの周波数チャネルのどちらを用いるかについては、端末Ta1が通知する。なお、基地局CS1と端末Ta1とが通信を行う場合について説明するが、基地局CS2,CS3や端末Ta2〜Ta5との通信の場合も同様である。
【0040】
まず、基地局CS1は、端末Ta1からの通信要求を受信するまで、システム帯域の周波数チャネルch1−1〜ch1−16,ch4−1〜ch4−13をキャリアセンスし(ステップS101)、キャリアセンス結果を基に帯域幅w,4wの優先度テーブルの両方を更新する(ステップS102)。この優先度更新処理の詳細については後述する。
【0041】
次に、基地局CS1は、端末Ta1から通信要求を受信したか否かを推定する(ステップS103)。端末Ta1からの通信要求を受信していない場合(ステップS103のNo)は、ステップS101に戻り、一定期間の経過ごとに周波数チャネルのキャリアセンスを行う。
【0042】
一方、端末Ta1からの通信要求を受信した場合(ステップS103のYes)は、端末Ta1が帯域幅wの周波数チャネルを通信に使用するよう通知してきたか否かを推定する(ステップS104)。通信に帯域幅wの周波数チャネルを使用する場合(ステップS104のYes)、基地局CS1の優先度数算出部17は、帯域幅w,4wの優先度テーブルを参照し、各周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを算出する(ステップS105)。この優先度数算出処理の詳細は後述する。
【0043】
続いて、割当順序テーブル作成部18は、優先度数算出部17が算出した周波数チャネルch1−1〜ch1−16を優先度数Uの大きい順にソートし、割当順序テーブルを作成する(ステップS106)。基地局CS1は、この割当順序テーブルに従い、端末Ta1との通信に周波数チャネルを割り当てて(ステップS107)、通信を開始する。この周波数チャネルの割当処理の詳細については後述する。
【0044】
一方、端末Ta1が帯域幅wの周波数チャネルを通信に使用するよう通知していない場合(ステップS104のNo)は、帯域幅4wの周波数チャネルを使用して通信を行う。そこで、基地局CS1の優先度数算出部17は、帯域幅4wの優先度テーブルを参照し、各周波数チャネルch4−1(ch1−1〜ch1−4)〜ch4−13(ch1−13〜ch1−16)の優先度数Uを算出する(ステップS108)。
【0045】
続いて、割当順序テーブル作成部18は、優先度数算出部17が算出した周波数チャネルch4−1〜ch4−13を優先度数Uの大きい順にソートし、割当順序テーブルを作成する(ステップS109)。基地局CS1は、この割当順序テーブルに従い、端末Ta1との通信に周波数チャネルを割り当てて(ステップS107)、通信を開始する。
【0046】
次に、図8を用いて優先度更新処理の詳細について説明する。
キャリアセンス部15は、一定周期経過ごとに周波数チャネルch1−1〜ch1−16,ch4−1〜ch4−13のうち一部の周波数チャネルのキャリアセンスを行い、帯域幅wまたは4wの優先度テーブルを更新する。
【0047】
具体的には、キャリアセンス部15は、一定周期経過すると、周波数チャネルch1−j(j=1,2,・・・,16)を用いて送信される信号を受信し、この受信信号の電力を測定する。次に、測定した電力のうち、ある一定時間t(以下、モニタ時間tと称する)の間の受信電力と予め保持しているw幅モニタ用しきい値Th−wとを比較する。比較結果、モニタ時間tの受信電力がw幅モニタ用しきい値Th−w以下であるならば、周波数チャネルch1−jは、空き周波数チャネルであり、優先度は「+1」であるとする。一方、モニタ時間tの受信電力がw幅モニタ用しきい値Th−wより大きければ、その周波数チャネルch1−jは使用されているとし、優先度を「−1」とする。この比較を一定時間間隔Tごとに行い、過去p回の優先度の平均値を算出し、平均値を周波数チャネルch1−jの優先度とする。
【0048】
図8に、周波数チャネルch1−1の受信電力を一定時間キャリアセンスした場合の例を示す。この例では、過去4回の比較結果から周波数チャネルch1−1の優先度を算出するものとする。この場合、キャリアセンス部15は、一定間隔Tの経過ごとにモニタ時間tの間の受信電力とw幅用しきい値Th−wとを比較する。比較結果、各優先度は、「+1」、「+1」、「−1」、「+1」となる。そこで、周波数チャネルch1−1の優先度は、過去4回の優先度の平均値「(1+1−1+1)/4」である「0.5」となる。キャリアセンス部15は、優先度記憶部16に記憶されている帯域幅wの優先度テーブルの優先度を算出した値に更新する。
【0049】
ここでは、帯域幅wの周波数チャネルについて優先度テーブルの更新処理について説明したが、帯域幅4wの周波数チャネルについても同様である。また、キャリアセンス部が1つの周波数チャネルのキャリアセンスを行っている場合の例について説明したが、複数の周波数チャネルのキャリアセンスを行える場合は、複数の周波数チャネルの優先度を一度に更新してもよい。
【0050】
次に、優先度数算出部17における優先度数算出処理の詳細について説明する。
優先度数算出部17は、復調部14−1からトリガ信号及び端末Ta1が要求する周波数チャネルの帯域幅wが通知されると、帯域幅w,4wの優先度テーブルを参照して、中心周波数がfである周波数チャネルの優先度数U(f)を以下のように算出する。
【0051】
(f)=Y(f)−αZ4w(f) (1)
ここで、Y(f)は、帯域幅w、中心周波数fの周波数チャネルの優先度であり、帯域幅wの優先度テーブルを参照することによって得られる。また、Z4w(f)は、帯域幅4wの周波数チャネルのうち、周波数fを含むものの優先度の最大値を示し、帯域幅4wの優先度テーブルを参照することによって得られる。また、αは、0≦α≦1の実数である。
【0052】
図5に示す帯域幅w,4wの優先度テーブルを参照して、中心周波数がf1である周波数チャネルch1−4の優先度数U(f1)を算出する場合の例を説明する。なお、α=1/2とする。
【0053】
まず、Y(f1)は、周波数チャネルch1−4の優先度であるから、図5の帯域幅wの優先度テーブルを参照すると、Y(f1)=−11である。次に、周波数チャネルch1−4の中心周波数f1を含む帯域幅4wの周波数チャネルは、周波数チャネルch4−1,ch4−2,ch4−3,ch4−4であるので、Z4w(f1)は、この周波数チャネルch4−1〜ch4−4の優先度の最大値、Z4w(f1)=−9(周波数チャネルch4−4のとき)となる。 従って、周波数チャネルch1−4の優先度数U(f1)は、U(f1)=−11−(−9)/2=−6.5となる。同様にして、優先度数算出部17は、周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを算出する。
【0054】
なお、帯域幅4wの周波数チャネルch4−1〜ch4−13の優先度数U4wは、帯域幅4wの優先度テーブルに記憶されている周波数チャネルch4−1〜ch4−13の優先度とする。
【0055】
図9を用いて、優先度数算出部17が、帯域幅w,4wの優先度テーブルを参照して帯域幅wの優先度数Uを算出する概念を説明する。図9(a)に、キャリアセンス部15がシステム帯域を帯域幅wの単位でキャリアセンスを行った例を示す。縦軸が優先度、横軸が周波数である。同様に図9(b)に、キャリアセンス部15がシステム帯域を帯域幅4wの単位でキャリアセンスを行った例を示す。
【0056】
このとき、帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを、(1)式に従い算出すると、図9(c)に示すように4つの周波数チャネルが連続するところでは、他の周波数チャネルに比べ優先度数Uが低くなる。
【0057】
続いて、図10を用いて周波数チャネルの割当処理の詳細を説明する。ここでは、基地局CS1は、帯域幅wの周波数チャネルを使用し、復調部14−1を介して端末Ta1と通信を行うものとする。
【0058】
図7に示すフローチャートに従い、割当順序テーブル作成部18が割当順序テーブルを作成すると、復調部14−1は、この割当順序テーブルに従い周波数チャネルの割当処理を行う。
【0059】
まず、復調部14−1は、帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−16全てについてキャリアセンスを行ったか否かを判断する(ステップS201)。全ての周波数チャネルch1−1〜ch1−16についてキャリアセンスを行った場合(ステップS201のYes)は、割り当てられる周波数チャネルがなく呼損となる。
【0060】
一方、キャリアセンスを行っていない周波数チャネルが存在する場合(ステップS201のNo)、復調部14−1は、割当順序テーブルを参照し、キャリアセンスを行っていない周波数チャネルの中から割当順序が最も早いものを選択し、キャリアセンスを行う(ステップS202)。ここでは、周波数チャネルch1−1のキャリアセンスを行うものとする。
【0061】
次に、ステップS202のキャリアセンスの結果、周波数チャネルch1−1が既に通信に使用されているか否かを推定する(ステップS203)。周波数チャネルch1−1が既に通信に使用されている場合(ステップS203のYes)は、ステップS201に戻る。
【0062】
一方、周波数チャネルch1−1が通信に使用されていない場合(ステップS203のNo)、復調部14−1は、通信相手である端末Ta1に周波数チャネルch1−1のキャリアセンスを行うよう要求する(ステップS204)。これは変調部20−1が、復調部14−1からの通知に従い、端末Ta1にキャリアセンス要求信号を送信することで実現できる。例えば、復調部14−1は、割当順序がk番目の周波数チャネルをキャリアセンスするよう変調部20−1に通知し、変調部20−1は、割当順序テーブルを参照し、周波数チャネルch1−1のキャリアセンスを行うよう端末Ta1に要求する。
【0063】
次に、端末Ta1の周波数チャネルch1−1のキャリアセンス結果を受信した後、復調部14−1は、端末Ta1のキャリアセンス結果から、周波数チャネルch1−1が使用されているか否かを推定する(ステップS205)。周波数チャネルch1−1が使用されていると推定した場合(ステップS205のYes)は、ステップS201に戻る。
【0064】
一方、使用されていないと推定した場合(ステップS205のNo)は、周波数チャネルch1−1を端末Ta1との通信に割り当て(ステップS206)、端末Ta1との通信を開始する。
【0065】
なお、ステップS205では、端末Ta1が送信するキャリアセンス結果を基に、復調部14−1が周波数チャネルch1−1の使用の有無を推定しているが、端末Ta1がこの推定を行い、推定結果を基地局CS1に対して送信しても良い。
【0066】
以上のように実施例1によれば、帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを算出する際に、帯域幅4wの周波数チャネルch4−1〜ch4−13の優先度を参照し、周波数チャネル4−1〜4−13のうち優先度が高いものに相当する周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを低く、優先度が低いものに相当する周波数チャネルch1−1〜ch1−16の優先度数Uを高く設定する。これにより、帯域幅wの周波数チャネルを通信に割り当てる場合に、帯域幅4wの周波数チャネルとして割り当てられない周波数チャネルから優先的に割り当てられるようになるため、異なる帯域幅の周波数チャネルが混在する場合であっても、端数出線効果を抑制できる。
【0067】
また、周波数チャネルch1−1〜ch1−16及び周波数チャネルch4−1〜ch4−16の優先度数Uをそれぞれ算出し、帯域幅ごとに優先度数Uが高いものから周波数チャネルを割り当てることで、各帯域幅によって検索順序を制限されることがなく、短期間で空き周波数チャネルを検出することができる。
【実施例2】
【0068】
次に図11乃至図12を用いて、本発明に係る移動体通信システムの実施例2を説明する。本実施例に係る移動体通信システムは、帯域幅w,2w,4wの周波数チャネルを使用して通信を行う点をのぞき、図1に示す移動体通信システムと同じである。
【0069】
本実施例に係る基地局CS4は、帯域幅2wの周波数チャネルch2−1〜ch2−15についても、帯域幅w,4wの周波数チャネル同様、優先度テーブル、割当順序テーブルを作成し、割当順序に従い端末との通信に周波数チャネルを割り当てる。それ以外の構成及び動作は、図3に示す基地局CS1と同様であるため、同一符号を付し説明を省略する。
【0070】
なお、帯域幅2wの周波数チャネル2wは、連続する2つの帯域幅wの周波数チャネルch1−i〜ch1−i+1(i=1,・・・,15)に相当する。すなわち、周波数チャネルch2−1は、周波数チャネルch1−1と周波数チャネルch1−2をあわせたものに相当し、周波数チャネルch2−2は、周波数チャネルch1−2〜ch1−3に相当する。
【0071】
図11を用いて基地局CS4のキャリアセンス部15の詳細について説明する。基地局CS4のキャリアセンス部15は、図4に示すキャリアセンス部15の構成に加え、Iチャネル信号の帯域幅2w以外の受信電力を低減する2w幅モニタ用LPF154−5と、Qチャネル信号の帯域幅2w以外の受信電力を低減する2w幅モニタ用LPF154−6と、各2w幅モニタ用LPF1,2を通過したI,Qチャネル信号のゲインをそれぞれ調整する可変ゲインアンプ155−5,155−6と、アナログ信号であるI,Qチャネル信号をそれぞれデジタル信号へと変換するAD変換器156−5,156−6と、AD変換器156−5,156−6が出力するI,Qチャネル信号から受信電力を測定する電力測定部157−3と、電力測定部157−3が測定した受信電力と予め保持している2w幅モニタ用しきい値Th−2wとを比較するしきい値比較部158−3と、しきい値比較部158−3の比較結果を基に、帯域幅2wの優先度テーブルを更新し、優先度記憶部16に記憶する帯域幅2wの優先度テーブル更新部158−3をさらに備えている。
【0072】
直交復調器151から出力されたIチャネル信号は、w幅モニタ用LPF154−1,4w幅モニタ用LPF154−3へ出力されるとともに、2w幅モニタ用LPF154−5へも出力される。同様に、直交復調器152から出力されたQチャネル信号も、2w幅モニタ用LPF154−6へ出力される。この2w幅モニタ用LPF154−5,154−6は、入力されるI,Qチャネル信号の帯域幅2w以外の受信電力を低減し、それぞれ対応する可変ゲインアンプ155−5,155−6へ出力する。
【0073】
可変ゲインアンプ155−5,155−6は、入力されたI,Qチャネル信号のゲインを後段のAD変換器へ入力できる大きさにそれぞれ調整し、調整したI,Qチャネル信号をそれぞれAD変換器156−5,156−6へ出力する。AD変換器156−5,156−6は、入力されたI,Qチャネル信号をそれぞれアナログ信号からデジタル信号へと変換し、変換結果を電力測定部157−3へ出力する。
【0074】
電力測定部157−3は、AD変換器156−5,156−6から入力されたI,Qチャネル信号を基に、受信信号の電力を測定し、測定結果をしきい値比較部158−3へ出力する。測定結果が入力されたしきい値比較部158−3は、予め保持している2w幅モニタ用しきい値Th−2wと電力測定部157−3の測定結果とを比較し、比較結果を帯域幅2wの優先度テーブル更新部159−3へ出力する。
【0075】
帯域幅2wの優先度テーブル更新部159−3は、入力された比較結果を基に優先度記憶部16に記憶されている帯域幅2wの優先度テーブルを更新する。
【0076】
次に、優先度記憶部16は、帯域幅w,4wの優先度テーブルに加え、帯域幅2wの優先度テーブルも記憶している。また、優先度数算出部17は、優先度記憶部16に記憶されている帯域幅w,2w,4wの優先度テーブルを基に、通信を要求している端末が通知した帯域幅の周波数チャネルの優先度数Uを算出する。
【0077】
図12は、本実施例に係る基地局CS4の動作を示すフローチャートである。
【0078】
基地局CS4は、キャリアセンス部15が帯域幅w,2w,4wの優先度テーブルを更新する点、端末Ta1から帯域幅2wの周波数チャネルを通信に使用するよう要求があった場合に、帯域幅2wの周波数チャネルの優先度数Uを算出し、算出した優先度数Uを基に割当順序テーブルを作成する点をのぞき、図7に示す基地局CS1の動作と同様であるので、同一符号を付し詳細説明を省略する
まず、基地局CS4は、一定期間の経過ごとに周波数チャネルch1−1〜ch1−16のキャリアセンスを行い(ステップS101)、キャリアセンス結果を基に帯域幅w,4wの優先度テーブル及び帯域幅2wの優先度テーブルを更新する(ステップS301)。
【0079】
次に、基地局CS4は、端末Ta1から通信要求を受信すると、どの帯域幅の周波数チャネルを通信に使用するか、端末Ta1が送信する通信要求から推定する。ここで、帯域幅wの周波数チャネルを通信に使用しない場合(ステップS104のNo)、帯域幅2wの周波数チャネルを使用するか否かを推定する(ステップS302)。帯域幅2wの周波数チャネルを通信に使用しない場合(ステップS302のNo)は、帯域幅4wの周波数チャネルを使用し、帯域幅4wの周波数チャネルについて優先度数Uを算出し、割当順序テーブルを作成して端末Ta1との通信に周波数チャネルch4−1〜ch4−13のいずれかを割り当てて通信を行う。
【0080】
一方、帯域幅2wの周波数チャネルを通信に使用する場合(ステップS302のYes)、基地局CS4の優先度数算出部17は、帯域幅2w,4wの優先度テーブルを参照し、各周波数チャネルch2−1〜ch2−15の優先度数Uを算出する(ステップS303)。
【0081】
続いて、割当順序テーブル作成部18は、優先度数算出部17が算出した周波数チャネルch2−1〜ch2−15を優先度数Uの大きい順にソートし、割当順序テーブルを作成する(ステップS304)。基地局CS4は、この割当順序テーブルに従い、端末Ta1との通信に周波数チャネルを割り当てて(ステップS107)、通信を開始する。
【0082】
次に、ステップS105,S108,S303で行われる各帯域幅w,2w,4wの優先度数算出処理の詳細について説明する。
【0083】
帯域幅wの周波数チャネルch1−i(i=1,2,・・・,16)の優先度数U(f)は、式(1)の代わりに以下の式(2)を用いて算出する。
【0084】
(f)=Y(f)−α2w(f)−α4w(f) (2)
ここで、fは、周波数チャネルch1−iの中心周波数、Y(f)は、周波数チャネルch1−iの優先度を意味する。このY(f)は、帯域幅wの優先度テーブルを参照することによって得られる。
【0085】
また、Z2w(f)は、帯域幅2wの周波数チャネルのうち、周波数fを含む周波数チャネルの優先度の最大値を示し、帯域幅2wの優先度テーブルを参照することによって得られる。Z4w(f)は、帯域幅4wの周波数チャネルのうち、周波数fを含む周波数チャネルの優先度の最大値を示し、帯域幅4wの優先度テーブルを参照することによって得られる。係数α,αは、α≧0,α≧0,α+α≦1を満たすものとする。なお、Z2w(f),Z4w(f)は、周波数fを含む周波数チャネルの優先度の最大値としたが、平均値などでもよい。
【0086】
次に、帯域幅2wの周波数チャネルch2−j(j=1〜15)の優先度数U2w(f)は、以下の式(3)を用いて算出する。
【0087】
2w(f)=Y2w(f)−βZ4w(f) (3)
ここで、fは、周波数チャネルch2−jの中心周波数、Y2w(f)は、周波数チャネルch2−jの優先度を意味する。このY2w(f)は、帯域幅2wの優先度テーブルを参照することによって得られる。また、係数βは、0≦β≦1を満たすものとする。
【0088】
帯域幅4wの周波数チャネルch4−1〜ch4−13の優先度数は、帯域幅4wの優先度テーブルに記憶されている周波数チャネルch4−1〜ch4−13の優先度とする。すなわち、帯域幅4wの周波数チャネルch4−kの優先度数U4w(f)は、以下の式(4)となる。
【0089】
4w(f)=Y4w(f) (4)
ただし、fは、周波数チャネルch4−kの中心周波数、Y4w(f)は、周波数チャネルch4−kの優先度を意味する。
【0090】
以上のように実施例2によれば、帯域幅がそれぞれ異なる3種類の周波数チャネルが混在する移動体通信システムであっても、端末との通信に割り当てる帯域幅より広い帯域幅をもつ周波数チャネルの優先度を参照し、帯域幅の広い周波数チャネルとして割り当てられない周波数を優先的に端末との通信に割り当てることで実施例1と同様の効果が得られる。
【0091】
(変形例)
なお、実施例1,2では、2種類または3種類の帯域幅をもつ周波数チャネルを通信に使用する場合について説明したが、n種類の帯域幅w,2w,・・・,nwを持つ周波数チャネルを使用する場合も同様に通信に周波数チャネルを割り当てることができる。この場合、優先度記憶部16は、帯域幅w,2w,・・・,nwの優先度テーブルを記憶しており、優先度数算出部17は、これらの優先度テーブルを参照し、以下の式(5)または式(6)を用いて、帯域幅pwの周波数チャネルの優先度数Upw(f)を算出する。
【0092】
まず、帯域幅w,2w,・・・,(n−1)wの周波数チャネルの優先度数Upw場合は、式(5)を用いる。
【0093】
pw(f)=Ypw(f)−αnw(f)−αn−1(n−1)w(f)−・・・−αp+1(p+1)w(f) (p=1,2,・・・,n−1) (5)
次に、帯域幅nwの場合は、式(6)を用いる。
【0094】
pw(f)=Ypw(f) (p=n) (6)
ただし、fは、周波数チャネルchp−xの中心周波数、Ypw(f)は、周波数チャネルchp−xの優先度を意味する。このYpw(f)は、帯域幅pwの優先度テーブルを参照することによって得られる。
【0095】
また、Zqw(f)は、帯域幅qwの周波数チャネルのうち、周波数fを含む周波数チャネルの優先度の最大値を示し、帯域幅qwの優先度テーブルを参照することによって得られる。係数αは、α≧0,αp+1+αp+2+・・・+α≦1を満たすものとする。なお、Zqw(f)は、周波数fを含む周波数チャネルの優先度の最大値としたが、平均値などでもよい。ただし、qは、q=1,2,・・・,nである。
【実施例3】
【0096】
続いて、図13及び図14を用いて実施例3を説明する。実施例3に係る基地局CS5は、帯域幅w,4wごとに最終呼チャネルを記憶している点をのぞき、実施例1に係る基地局CS1とほぼ同様の構成及び動作となっているため、同一符号を付し、説明を省略する。ここで、最終呼チャネルとは、基地局CS5が新たに端末Ta1と通信を開始する直前に、通信に使用していた周波数チャネルを意味する。
【0097】
図13は、実施例3に係る基地局CS5の構成を示す図である。基地局CS5は、図3に示す基地局CS1の構成に加え、帯域幅ごとに1つ前の通信に使用した最終呼チャネルを記憶する最終呼チャネル記憶部22をさらに有している。
【0098】
次に、図14を用いて、実施例3に係る基地局CS5が端末Ta1との通信を開始するまでの動作を示す。最終呼チャネルのキャリアセンスを行う点及び周波数チャネルを割当後、割り当てた周波数チャネルを最終呼チャネルとして記憶する点をのぞき、図7に示すフローチャートと同じである。
【0099】
基地局CS5は、端末Ta1から通信要求があった場合、端末Ta1が帯域幅wを通信に使用するよう通知してきたか否かを推定する(ステップS104)。通信に帯域幅wの周波数チャネルを使用する場合(ステップS104のYes)、基地局CS5は、最終呼チャネル記憶部を参照して帯域幅wの最終呼チャネルの割当処理を行う(ステップS401)。この割当処理は、通信に使用する周波数チャネルのキャリアセンスを、基地局CS5及び端末Ta1の両方で行う点は図10に示す割当処理と同様であるが、このキャリアセンスを行う周波数チャネルが最終呼チャネルである点が異なる。基地局CS5は、キャリアセンス結果、基地局CS5及び端末Ta1の両方で最終呼チャネルが使用されていないと推定したときに、最終呼チャネルを端末Ta1との通信に割り当てる。しかしながら、キャリアセンスの結果、基地局CS5、端末Ta1のどちらか一方でも最終呼チャネルが使用されていると推定した場合は、最終呼チャネルを割り当てずに次のステップS402へ進む。
【0100】
次のステップでは、最終呼チャネルの割当処理で最終呼チャネルが割り当てられたか否かを推定する(ステップS402)。最終呼チャネルが割り当てられた場合(ステップS402のYes)、基地局CS5は、割り当てた最終呼チャネルを最終呼チャネル記憶部22に記憶する(ステップS405)。
【0101】
一方、最終呼チャネルが割り当てられなかった場合(ステップS402のNo)、基地局CS5は、帯域幅wの周波数チャネルch1−1〜ch1〜16の割当順序テーブルを作成し、割当処理を行う(ステップS105〜S107)。
【0102】
次に、基地局CS5は、ステップS107の割当処理によって割り当てられた帯域幅wの周波数チャネルを用いて端末Ta1と通信を行う(ステップS405)。続いて端末Taとの通信が終了したか否かを推定し(ステップS406)、通信が終了した場合に、通信に使用した周波数チャネルを最終呼チャネルとして、最終呼チャネル記憶部に記憶する(ステップS407)。
【0103】
一方、端末Ta1が帯域幅wの周波数チャネルを通信に使用するよう通知していない場合(ステップS104のNo)は、帯域幅4wの周波数チャネルを使用して通信を行う。そこで、基地局CS5は、記憶している帯域幅4wの最終呼チャネルの割当処理を行う(ステップS403)。この割当処理以降の処理は、帯域幅wの場合と同じであるため説明を省略する。
【0104】
以上のように実施例3によると、周波数チャネルの割当処理を行う前に、直前の通信に使用した周波数チャネル(最終呼チャネル)の割当処理を行うことで、短時間で空き周波数チャネルの検出を行うことができる。これは、直前の通信に使用した周波数チャネル(最終呼チャネル)は、他の周波数チャネルに比べ、次の通信までに再度使用される可能性が低いため、最終呼チャネルの割当処理だけで通信を開始できる可能性が高くなるためである。
【0105】
なお、本実施例では、通信に使用する周波数チャネルの帯域幅をwと4wとしたが、これに限定されるものではなく、実施例2で示したように、帯域幅w,2w,4w、また帯域幅w,2w,・・・,nwであっても同様の効果が得られる。
【0106】
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0107】
【図1】本発明の実施例1に係る移動体通信システムを示す図。
【図2】本発明の実施例1に係る移動体通信システムに割り当てられたシステム帯域幅を示す図。
【図3】本発明の実施例1に係る基地局CS1の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の実施例1に係るキャリアセンス部15の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の実施例1に係る優先度記憶部16の構成を示す図。
【図6】本発明の実施例1に係る割当順序記憶部19の構成を示す図。
【図7】本発明の実施例1に係る基地局CS1の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施例1に係る優先度更新処理を説明する図。
【図9】本発明の実施例1に係る優先度数算出処理を説明する図。
【図10】本発明の実施例1に係る割当処理を示すフローチャート。
【図11】本発明の実施例2に係るキャリアセンス部15の構成を示すブロック図。
【図12】本発明の実施例2に係る基地局CS4の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明の実施例3に係る基地局CS5の構成を示すブロック図。
【図14】本発明の実施例3に係る基地局CS5の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0108】
CS1〜CS5・・・基地局
Ta1〜Ta5・・・端末
11・・・アンテナ
12・・・スイッチ
13・・・システム帯域用BPF
14・・・復調部
15・・・キャリアセンス部
16・・・優先度記憶部
17・・・優先度数算出部
18・・・割当順序テーブル作成部
19・・・割当順序記憶部
20・・・変調部
21・・・パワーアンプ
22・・・最終呼チャネル記憶部
151,152・・・直交復調器
153・・・局部発振器
154・・・モニタ用LPF
155・・・可変ゲインアンプ
156・・・AD変換器
157・・・電力測定部
158・・・しきい値比較部
159・・・優先度テーブル更新部
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【出願日】 平成18年9月13日(2006.9.13)
【代理人】 【識別番号】100109900
【弁理士】
【氏名又は名称】堀口 浩


【公開番号】 特開2008−72381(P2008−72381A)
【公開日】 平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願番号】 特願2006−248594(P2006−248594)