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【発明の名称】 プレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステム
【発明者】 【氏名】下迫 勇

【要約】 【課題】端末の状態を自動的に検知し、当該状態の情報と通信相手方に応じて自動的に設定したコミュニケーション手段の利用可否の条件に係る情報とを通信相手方に伝達する。

【構成】センサ部1と、スケジュール管理部2と、状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブル3bを保持し上記センサ部及びプレゼンス管理部2からの状態情報に基づいてテーブル3bを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部3と、上記利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部5と、上記プレゼンス情報を送信する通信部7を具備するプレゼンスサービス端末である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物理的な状態変化を検出し状態情報を出力するセンサ部と、
状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記センサ部からの状態情報に基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、
上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、
上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、
を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末。
【請求項2】
ユーザのスケジュールを管理するテーブルを保持し、スケジュールの変化を監視し、当該変化が生じた場合に状態情報を出力するスケジュール管理部と、
状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記スケジュール管理部からの状態情報に基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、
上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、
上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、
を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末。
【請求項3】
物理的な状態変化を検出し第1の状態情報を出力するセンサ部と、
ユーザのスケジュールを管理するテーブルを保持し、スケジュールの変化を監視し、当該変化が生じた場合に第2の状態情報を出力するスケジュール管理部と、
状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記センサ部及びスケジュール管理部からの第1及び第2の状態情報の少なくともいずれかに基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、
上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、
上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、
を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかのプレゼンスサービス端末と、
上記プレゼンスサービス端末から上記所定のフォーマットのプレゼンス情報の登録を受け、上記プレゼンスサービス端末から上記プレゼンス情報の要求がなされると当該プレゼンス情報を閲覧に供する、プレゼンスサーバと、
を具備するプレゼンスサービスシステム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、通信相手方に応じた条件変更の自由度をもったプレゼンスサービスを行うためのプレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザ端末がオンラインであるか否かを伝達するための手段、即ちプレゼンスサービスは、例えばチャットやIM(Instant Messenger)やPTT(Push To Talk)等で用いられている。このプレゼンスサービスにより伝達されるユーザ端末の状態の種別は増加しつつあるが、いずれもコミュニケーション手段(例えば、チャットやIM、PTT等)毎に提供されるサービスとなっている。今日では、プレゼンスサービスとしてユーザ端末の状態と共にコミュニケーション手段の利用可否の情報まで伝達し、通信相手方で条件に応じた適切なコミュニケーション手段を表示し選択可能とする技術も提供されている。
【0003】
尚、例えば特許文献1では、ユーザの現在位置を表す位置情報をプレゼンス情報としてユーザに提示することができるシステムが開示されている。
【特許文献1】特開2004−328309号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前述した従来のプレゼンスサービスでは、通信相手方の種別に関係なく一律にユーザ端末の状態及びコミュニケーション手段の利用可否に係る同じ情報を伝達し表示及び選択させるに過ぎず、通信相手方の種別に応じた利用可否に係る条件の変更の自由度はもたされていない。さらに、コミュニケーション手段の利用可否の情報についてもユーザ端末でユーザが適時に入力する必要がある。
【0005】
本発明の目的とするところは、端末の状態を自動的に検知し、状態情報と通信相手方に応じて自動的に設定したコミュニケーション手段の利用可否の条件に係る情報とを通信相手方に伝達するような、プレゼンスサービスを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の観点によれば、物理的な状態変化を検出し状態情報を出力するセンサ部と、状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記センサ部からの状態情報に基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末が提供される。
【0007】
本発明の第2の観点によれば、ユーザのスケジュールを管理するテーブルを保持し、スケジュールの変化を監視し、当該変化が生じた場合に状態情報を出力するスケジュール管理部と、状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記スケジュール管理部からの状態情報に基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末が提供される。
【0008】
本発明の第3の観点によれば、物理的な状態変化を検出し第1の状態情報を出力するセンサ部と、ユーザのスケジュールを管理するテーブルを保持し、スケジュールの変化を監視し、当該変化が生じた場合に第2の状態情報を出力するスケジュール管理部と、状態毎に通信相手先とコミュニケーション手段の利用可否の状態とを対応付けたプレゼンス設定テーブルを保持しており、上記センサ部及びスケジュール管理部からの第1及び第2の状態情報の少なくともいずれかに基づいてプレゼンス設定テーブルを更新し、さらに当該状態情報により状態を特定し、当該状態に対応するコミュニケーション手段の利用可否に係る情報を読み出すプレゼンス設定部と、上記コミュニケーション手段の利用可否に係る情報を通信相手先と対応付けて所定のフォーマットのプレゼンス情報に加工するプレゼンスフォーマット部と、上記所定のフォーマットのプレゼンス情報を送信する通信部と、を具備することを特徴とするプレゼンスサービス端末が提供される。
【0009】
そして、本発明の第4の観点によれば、請求項1乃至3のいずれかのプレゼンスサービス端末と、上記プレゼンスサービス端末から上記所定のフォーマットのプレゼンス情報の登録を受け、上記プレゼンスサービス端末から上記プレゼンス情報の要求がなされると当該プレゼンス情報を閲覧に供する、プレゼンスサーバと、を具備するプレゼンスサービスシステムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、端末の状態を自動的に検知し、状態情報と通信相手方に応じて自動的に設定したコミュニケーション手段の利用可否の条件に係る情報とを通信相手方に伝達するような、プレゼンスサービスを実現する、プレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
【0012】
図1には本発明の一実施の形態に係るプレゼンスサービス端末及びそれを用いたプレゼンスサービスシステムの構成例を示し、その内容を詳細に説明する。
【0013】
プレゼンスサービス端末100は、センサ部1、スケジュール管理部2、プレゼンス設定部3、状態情報出力部4、プレゼンスフォーマット部5、操作キー等のユーザインタフェース(以下、UIと略記する)部6、プレゼンスサーバ200と通信自在な通信部7を有している。センサ部1は、さらにセンサ1a、データ変換部1b、参照テーブルが格納されたDB1cを備えている。スケジュール管理部2は、時計部2a、スケジュール監視部2b、PIM部2cを備えている。そして、プレゼンス設定部3は、アドレス帳が格納されたDB3a、プレゼンス設定テーブルが格納されたDB3b、プレゼンス読み出し部3cを備えている。以下では、説明の便宜上、アドレス帳、プレゼンス設定テーブル、2つの参照テーブルを説明に挙げる場合には、それぞれが格納された各DBの符号を用いる。
【0014】
このようなプレゼンスサービス端末100とプレゼンスサーバ200との組み合わせにより一実施の形態に係るプレゼンスサービスシステムが構成される。
【0015】
以下、このような構成のプレゼンスサービスシステムにおける処理について、スケジュール管理部2を利用する場合と、センサ部1を利用する場合とに分けて、それぞれフローチャートを参照しながら説明する。
図2は、スケジュール管理部2を利用してプレゼンス情報を自動的に更新する処理のフローチャートである。スケジュール管理部2では、時計部2aが時々刻々と変換する時間を計時しており、その情報はスケジュール監視部2bに送られる。PIM(Personal Information Manager)部2cは、図3に示されるような参照テーブル2dを保持している。即ち、この参照テーブル2dでは、時間とスケジュール、状態情報を対応付けて保持している。例えば、時間09:00-09:30のスケジュールはミーティング、状態情報は状態3となる。スケジュール監視部2bは、時計部2a及びPIM部2cの出力に基いて、スケジュールに変更が生じたか否かを監視し、変更が生じた場合には、状態情報を状態情報出力部4に出力する。例えば、時計部2aより11:00との出力を得た場合に、PIM2cの参照テーブル2dでは、スケジュールが来客から自席作業に変わり、状態情報が状態3から状態2に変更となるので、それを監視し、情報2との状態情報を出力する(ST101)。
【0016】
状態情報出力部4は、センサ部1及びスケジュール管理部2からの状態情報を受け、それを受けたタイミングで、それらをプレゼンス読み出し部3cに出力する(ST102)。プレゼンス設定部3では、プレゼンス読み出し部3cが、状態情報出力部4からの状態情報を受けると、プレゼンス設定テーブル3bの内容を更新する(ST103)。
【0017】
さらに、プレゼンス読み出し部3cは、アドレス帳3aを参照しつつ、当該状態情報に対応する状態(この例では状態1〜5)に係る通信相手方ごとのプレゼンス設定テーブルを読み出し、プレゼンス情報としてプレゼンスフォーマット部5に送信する。プレゼンス設定テーブル3bでは、状態1,2,3…毎に、ユーザグループ(即ち通信相手先)との関係でコミュニケーション手段の利用の成否が対応付けられている(ST104)。
【0018】
プレゼンスフォーマット部5では、この状態に係る通信相手方ごとのプレゼンス情報を所定のフォーマットに変換し(ST105)、通信部7を介してプレゼンスサーバ200に送信する(ST106)。この所定フォーマットとしては、ヘッダ部に送信先アドレスとしてプレゼンスサーバ200のアドレス、送信元アドレスとしてプレゼンスサービス端末100のアドレスを設定し、ボディ部に通信相手先のID及びコミュニケーション手段の利用可否の情報を格納することが考えられるが、これに限定されない。
【0019】
以上により、プレゼンスサービス端末100では、PIM部2cで管理されているスケジュール情報の変化に基づいてユーザの状態変化を検知し、当該変化後の状態でのコミュニケーション手段の利用可否をプレゼンスサーバ200に登録することができる。
【0020】
図4は、センサ部1を利用してプレゼンス情報を自動的に更新する処理のフローチャートである。センサ部1に設けられた加速度センサなどのセンサ1aは、プレゼンスサービス端末100の物理的な状態変化(ここでは、移動速度)を検出し、センシング信号をデータ変換部1bに送る。このデータ変換部1bは、当該センシング信号を移動速度の情報に変換し、参照テーブル1cを参照して、当該移動速度に対応する状態情報を読み出し、状態情報出力部4へと送る。この参照テーブル1cの一例は図5に示される通りであり、移動速度と状態、状態情報が対応付けられて記憶されている。例えば、移動速度が6km/h以内である場合には、状態は徒歩、状態情報は状態1となる。このセンサ部1では、このようにして、プレゼンスサービス端末100の移動速度の状態に基いてユーザの状態を類推し、状態情報として出力する。尚、移動速度に代えて、加速度や一定時間の平均速度からユーザの状態を類推するようにしてもよいことは勿論である(ST201)。
【0021】
ST202以降の処理は、前記同様であり、状態情報出力部4がセンサ部1からの状態情報をプレゼンス読み出し部3cに出力し(ST202)、これに応じてプレゼンス設定部3がプレゼンス設定テーブル3bの内容を更新し(ST203)、プレゼンス読み出し部3cが当該状態情報に対応したプレゼンス設定テーブル3bを読み出してプレゼンスフォーマット部5に送信し(ST204)、プレゼンスフォーマット部5で所定のフォーマットに変換し(ST205)、プレゼンスサーバ200に送信する(ST206)。
【0022】
以上により、プレゼンスサービス端末100では、センサ1aで検出された物理的な変化に基づいて端末、或いは当該端末を所有するユーザの状態変化を検知し、当該変化後の状態でのコミュニケーション手段の利用可否をプレゼンスサーバ200に登録することができる。
【0023】
ここで、図6には本発明の一実施の形態に係るプレゼンスサービスシステムによるプレゼンス情報登録、プレゼンス情報要求、及びプレゼンス情報閲覧に係る一連の処理の流れを概念的に示し説明する。プレゼンスサービス端末100Aは、プレゼンスサーバ200にプレゼンス情報を登録する(#1)。このプレゼンス情報は、図4にも示されるように通信相手方(100B,100C,…)毎に各コミュニケーション手段1,2,3・・・の利用可否(○は利用可能/×は利用不可能)を示すものとなっている。プレゼンスサーバ200は、このようなプレゼンス情報を受信すると、各プレゼンスサービス端末100A,100B…毎に新規登録、或いは既登録内容を更新する。他のプレゼンスサービス端末100Bからプレゼンス情報要求があった場合には、プレゼンスサーバ200は、当該端末100Bの、閲覧を所望する相手方端末100Aのプレゼンス情報を読み出し、閲覧に供することとなる。この例では、プレゼンスサービス端末100Aのコミュニケーション手段1,2,3…毎の利用可否を示すプレゼンス情報を閲覧可能とする。
【0024】
次に図7には、複数のプレゼンスサービス端末100A乃至100Dにより、相互にプレゼンス情報の登録、閲覧を可能とする過程を説明する。以下では、説明の簡略化のために、プレゼンスサービス端末を単に「端末」と称し、当該端末を示す符号100A乃至100Dを単にA乃至Dで指標する。グループに端末Aが参加すると(#11)、端末Aはプレゼンス情報をプレゼンスサーバ200に登録する(#12)。
【0025】
次いで、端末Bがグループに参加すると(#13)、端末Bはプレゼンス情報をプレゼンスサーバ200に登録する(#14)。この状態で、端末Bがプレゼンスサーバ200にプレゼンス情報を要求すると(#15)、プレゼンスサーバ200は、その時点でグループに参加している端末Aのプレゼンス情報を端末Bに提供する(#16)。このとき端末Aに対しても、端末Bのプレゼンス情報を提供する(#17)。
【0026】
続いて、グループに端末Cが参加すると(#18)、端末Cはプレゼンス情報をプレゼンスサーバ200に登録する(#19)。この状態で、端末Cがプレゼンスサーバ200にプレゼンス情報を要求すると(#20)、プレゼンスサーバ200は、その時点でグループに参加している端末A,Bのプレゼンス情報を端末Cに提供する(#21)。このとき、端末A,Bに対しても、端末Cのプレゼンス情報を提供する(#22,23)。
【0027】
同様に、グループに端末Dが参加すると(#24)、端末Dはプレゼンス情報をプレゼンスサーバ200に登録する(#25)。この状態で、端末Dがプレゼンスサーバ200にプレゼンス情報を要求すると(#26)、プレゼンスサーバ200は、その時点でグループに参加している端末A,B,Cのプレゼンス情報を端末Dに提供する(#27)。このとき、端末A,B,Cに対しても、端末Dのプレゼンス情報を提供する(#28,29,30)。このようにして、グループに参加する端末を拡張し、プレゼンス情報の登録を受け、プレゼンス情報の共有を図る。以上のプレゼンス情報の登録にあたっては、図1乃至4で前述した処理を行うことは勿論である。
【0028】
以上説明したように、本発明の一実施の形態に係るプレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステムによれば、センサ1aの出力する物理的な情報やPIM部2cが管理しているスケジューラの内容に基いて状態を自動的に検知し、通信相手方に応じて自動的に設定したコミュニケーション手段の利用可否の条件に係る情報を所定のフォーマットで通信相手方に伝達するような、プレゼンスサービスを実現することが可能である。
【0029】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
【0030】
例えば、人と人との親密度などの情報をテーブルで保持し、通信相手方を当該親密度に応じて区分けし、当該区分け毎にコミュニケーション手段の利用可否を決定するようにしてもよいことは勿論である。ここでいう親密度とは、家族/友人/仕事仲間、さらに仕事仲間については上司/部下などを意味するが、これに限定されないことは勿論である。
【0031】
また、ユーザの活動範囲とその種別(自宅、勤務先、外出先)を対応付けてテーブルで管理しておき、GPSや携帯電話基地局セルのハンドオーバーの頻度により、その活動範囲を検出し、上記テーブルを参照してその種別を把握し、その種別に応じて状態情報を出力し、プレゼンス情報に当該内容を反映させるようにしてもよい。
【0032】
さらに、上記ではセンサ部1を利用する場合と、スケジュール部2を利用する場合とを個々に説明したが、これらを組み合わせてプレゼンス情報を更新するようにしてもよい。このような場合には図8に示すようなスケジュールと運動状態とのマトリックスによりユーザのプレゼンスを決定することにより、より細かい粒度でユーザのプレゼンスを管理することができる。図8には、休憩中に静止していたユーザが徒歩で自席に戻り、来客のためそのまま走って移動するシナリオを矢印で示す。このように、センサ部1とスケジュール部2とを組み合わせることにより、同じスケジュール中でもユーザの運動状態によってプレゼンスを使い分けることができる。また、同じ運動状態でも、スケジュールによってプレゼンスを使い分けることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプレゼンスサービス端末及びそれを用いたプレゼンスサービスシステムの構成図。
【図2】スケジュール管理部2を利用したプレゼンス更新処理のフローチャート。
【図3】スケジュール管理部2における参照テーブル2dの一例を示す図。
【図4】センサ部1を利用したプレゼンス更新処理のフローチャート。
【図5】センサ部1における参照テーブル2cの一例を示す図。
【図6】本発明の一実施の形態に係るプレゼンスサービス端末100Aからプレゼンスサーバ200を介して通信相手先であるプレゼンスサービス端末100Bにプレゼンスサービスを提供する過程を説明する概念図。
【図7】複数のプレゼンスサービス端末100A乃至100Dにより、相互にプレゼンス情報の登録、閲覧を可能とする過程の説明図。
【図8】センサ部1とスケジュール管理部2とを組み合わせてプレゼンス更新処理を行う場合に使用されるマトリックスを示す図。
【符号の説明】
【0034】
1…センサ部、2…スケジュール管理部、3…プレゼンス設定部、4…状態情報出力部、5…プレゼンスフォーマット部、6…UI部、7…通信部、100…プレゼンスサービス端末、200…プレゼンスサーバ。
【出願人】 【識別番号】394020376
【氏名又は名称】株式会社アプリックス
【出願日】 平成18年8月31日(2006.8.31)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦

【識別番号】100091351
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 哲

【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠

【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊

【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司

【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘

【識別番号】100084618
【弁理士】
【氏名又は名称】村松 貞男

【識別番号】100092196
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 良郎


【公開番号】 特開2008−61017(P2008−61017A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2006−236840(P2006−236840)