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【発明の名称】 SS技術における広域位置管理伝送機能
【発明者】 【氏名】藤本 有毅

【要約】 【課題】移動体管理機能を、既存設備を活用しながら新たな種類のメディアをも加味した広域伝送情報通信システムを提供すること。

【構成】ビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置された通信ベース基地に対し、SAWデバイスを介して、それぞれの通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、パケットデータ通信網に送出する。また受信機器においては、パケットデータ通信網から受信したパケットデータ通信信号をSS信号に変換し、SAWデバイスを介してこの拡散変調信号を受信して復調し、位置管理データを融合することにより、前記対象エリアの広義性・利便性・柔軟性、必要な用途に応じた位置確認の正確性、情報通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性を可能とした広域位置管理情報通信システムを経済的に構築することが可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置されたSS信号送受信用のSS通信ベース基地に対し、SAWデバイスを介して、送信機能と受信機能を有する受発信機器にアンテナ機能を接続し、送信側においてSAWデバイス方式によるスペクトル拡散処理を行って信号を拡散変調し、通信ベース基地に対して拡散信号を送出する一方で、それぞれの通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、パケットデータ通信網に送出する。また受信機器においては、パケットデータ通信網から受信したパケットデータ通信信号をSS信号に変換し、SAWデバイスを介してこの拡散変調信号を受信して復調し、位置管理データを融合することにより、移動位置管理の処理を行う通信システムを構築する。
【請求項2】
パケットデータ通信網から送出されたパケットデータ通信網信号をSS信号に変換し、それをSAWデバイス方式によるスペクトル拡散処理された信号を無線処理可能な1または複数個のSAWデバイス無線中継手段を接続して、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、送信機能端末および受信機能端末のうちすくなくともいずれか一方を移動体無線端末として、前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地に接続し、無線送信端末においてスペクトル拡散処理された拡散変調信号を、前記SAWデバイス無線中継手段を介して送出し、或いは無線受信端末において前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置された信号送受信用の通信ベース基地から拡散変調信号を受信して復調して、デジタルデータを送受信する広域伝送送受信情報通信システムを構築する。
【請求項3】
前記ビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等などにおいて、あらかじめ設置されたSS信号送受信用のSS通信ベース基地において、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、或いはまた、パケットデータ通信信号からSS信号に変換し、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介してパケットデータ通信網とのシームレス化を図り、SSIPパケットより構築されているSSスポット網とパケットデータ通信網の融合により、有効且つ便利な情報通信可能な伝送領域を確保する広域伝送情報通信システムを構築する。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、SSスポット網通信システムとパケットデータ通信網によるシームレス化より、より広範囲なエリアにおいて移動物体における広域位置管理伝送機能を確保できる広域位置管理情報通信システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の通信技術の進歩に伴う新しい位置管理システムとしては、既存に使用しているGPSシステム方式、PSH位置検索システム方式があるが、共にそれぞれの特色があるものの、開発の方式の出発点において、それぞれの機能の方向が決められている。
【0003】
GSP位置検索システム方式は、元来航空機・船舶の航法支援システムとして開発されたシステムである。方式そのものとしては、ある一定の用途として機能拡充されてきた。故に、地下街やマンションやビル・病院・公共施設などの建物の内部については、電波の届く範囲が限られている。
【0004】
PSH位置検索システム方式は、本来簡易携帯電話の通信用のアンテナの位置より移動体の位置を割り出していたもので、GPSなどに比べてその制度が緩慢になる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このように従来のGPS位置検索システム方式、PSH位置検索システム方式においては、対象エリアの狭義性・不便性、位置確認の正確性、通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性について、それぞれの専用的昨日の特徴はあるもののトータル的に統合されたものとしてのシステム構築ついては、いままでに顧みられることはなかった。
【0006】
本発明は上記従来の問題点を鑑みてなされたもので、その目的は、SSスポット網、パケットデータ通信網及びGPS位置検索システムの融合及びシームレス化により、それぞれの持味を生かしつつ、新しいSSスポット網の持つ機能を付加することにより、対象エリアの広義性・利便性・柔軟性、必要な用途に応じた位置確認の正確性、情報通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性を可能とした広域位置管理情報通信システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するために、マンションやビル、病院などにおいて、また広場・公園、駅前広場、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地に対し、SAWデバイスを介して、送信機能と受信機能を有する受発信機器にアンテナ機能を接続し、送信側においてSAWデバイス通信方式によるスペクトル拡散処理を行って信号を拡散変調し、セル内にある通信ベース基地に対して拡散信号を送出する一方で、それぞれの通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、パケットデータ通信網に送出する。また受信機器においては、パケットデータ通信網から受信したパケットデータ通信信号をSS信号に変換し、SAWデバイスを介してこの拡散変調信号を受信して復調し、位置管理データを融合することにより、前記対象エリアの広義性・利便性・柔軟性、必要な用途に応じた位置確認の正確性、情報通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性を可能とした広域位置管理情報通信システムを構築することを要旨とする。
【0008】
また、係る機能とあいまって、パケットデータ通信網から送出された信号をSS信号に変換し、それをSAW方式によるスペクトル拡散処理された信号を無線処理可能な1または複数個のSAWデバイス無線中継手段を接続して、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、送信機能端末および受信機能端末のうちすくなくともいずれか一方を移動体無線端末として、前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地に接続し、無線送信端末においてSAW方式によるスペクトル拡散処理された拡散変調信号を、前記SAWデバイス無線中継手段を介して送出し、或いは無線受信端末において前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地から拡散変調信号を受信して復調して、デジタルデータを送受信する広域伝送送受信情報通信システムを構築するシステム構成により、また、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、パケットデータ通信網とのシームレス化を図り、SS技術による位置情報機能、パケットデータ通信網の持つ位置情報機能が、双方の持つ、秘匿性、セキュリティ構築機能構築の下、検索する位置情報が他に漏れることなく入手でき、またプライバシー及びセキュリティ機能が確立できる広範囲な通信領域を確保できる広域位置管理伝送機能を備えた、すなわち、前記対象エリアの広義性・利便性・柔軟性、必要な用途に応じた位置確認の正確性、情報通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性を可能とした広域位置管理情報通信システムを経済的に構築することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明はビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等においてなどにおいて、SSスポット網とパケットデータ通信網がそれぞれに持ちえている機能に加味し、それを複合データ通信ゾーン化することによる新たな機能が生まれ、且つ、そのことは、既存設備を有効に活用しながら経済的に、シンプルに実現できる。すなわち、新たな移動体管理機能を含め、ゾーンの広がりを安価に、経済的に広域伝送情報通信システムを構築することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の請求項1に記載の発明は、ビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地に対し、SAWデバイスを介して、送信機能と受信機能を有する受発信機器にアンテナ機能を接続し、送信側においてSAWコンボルバ方式によるスペクトル拡散処理を行って信号を拡散変調し、当該セル内にある通信ベース基地に対して拡散信号を送出する一方で、それぞれの通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、パケットデータ通信網に送出する。また受信機器においては、パケットデータ通信網から受信したパケットデータ通信信号をSS信号に変換し、SAWデバイスを介してこの拡散変調信号を受信して復調し、位置管理データを融合することにより、また、GPS位置検索システムの融合及びシームレス化により、よりいっそうの対象エリアの広義性・利便性・柔軟性、必要な用途に応じた位置確認の正確性、情報通信の秘匿性及びプライバシー・セキュリティ機能性を可能とした経済的で、且つ、位置情報のみならず幅広いSSIPパケット情報通信機能をも併せ持つ広域位置管理情報通信システムを経済的且つシンプルに構築できる作用を有する。
【0011】
本発明の請求項2に記載の発明は、パケットデータ通信網から送出されたパケットデータ通信網信号をSS信号に変換し、それをSAWデバイス方式によるスペクトル拡散処理された信号を無線処理可能な1または複数個のSAWデバイス無線中継手段を接続して、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、送信機能端末および受信機能端末のうちすくなくともいずれか一方を移動体無線端末として、前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地に接続し、無線送信端末においてSAW方式によるスペクトル拡散処理された拡散変調信号を、前記SAWデバイス無線中継手段を介して送出し、或いは無線受信端末において前記SAWデバイス無線中継手段を介して前記あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地から拡散変調信号を受信して復調して、デジタルデータを送受信する広域伝送送受信情報通信システムを構築する。すなわち、既存システムであるパケットデータ通信網及びGPS位置検索システムがSSIPパケット情報通信機能をも併せ持つSSスポットをも含めた新たな領域において、新たな無線セルを創出することが可能であるとともに、また位置確認機能以外の新たなSSIPパケット情報通信という情報通信の種類を加え、ベース設備を増加することなく通信の用途を広げる作用を有する。
【0012】
本発明の請求項3に記載の発明は、前記ビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置されたSS信号送受信用の通信ベース基地において、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、SS信号からパケットデータ通信信号に変換し、或いはまた、パケットデータ通信信号からSS信号に変換し、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介してパケットデータ通信網とのシームレス化を図り、SSIPパケットより構築されているSSスポット網とパケットデータ通信網の融合により、有効且つ便利な情報通信を出現させ、これまで、緯度経度による測位・航法主体のGPS情報通信と、音声通信から出発し、その後利用として周波数帯域の有効利用に用途を転じたパケットデータ情報通信に、新たな種類のSSスポット、すなわちSSIPパケット情報通信を融合し、シームレス化することによるその用途とエアリア拡大及び新機能の情報通信を可能とする新たな広域情報通信システムを経済的且つシンプルに構築することが可能となる作用を有する。
【0013】
本発明の請求項4に記載の発明は、前記通信ベース基地の信号を信号統合機器により一括集合させ信号統合機器を介して、パケットデータ通信網とのシームレス化を図り、SS技術による位置情報機能、パケットデータ通信網の持つ位置情報機能が、双方の持つ、秘匿性、セキュリティ構築機能構築の下、検索する位置情報が他に漏れることなく入手でき、またプライバシー及びセキュリティ機能が確立できる広範囲な通信領域を確保できる広域位置管理伝送機能を備えた情報通信システムを構築する。そのことは、それ自体が持つそれぞれの特性を高度に効率化し、プライバシー及びセキュリティ面での悪化を極度に防ぎ、また、インタネット接続時におけるウィルス傷害等を抑える機能を持つ広域情報通信システムを構築する作用を有する。
【実施例1】
【0014】
図1はビルやマンション、駅前広場、地下街、ホテルのロビー等において、あらかじめ設置されたSSスポットとパケットデータ通信網とのシームレス化を図り、SSIPパケットより構築されているSSスポット網とパケットデータ通信網の融合に適用した本発明の第1の実施例に係る広域伝送情報通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、符号1はSSスポットとパケットデータ通信の融合されたエリア(屋外)、2はパケットデータ通信基地(屋外)、3はパケットデータ通信基地(屋内・地下)、4はパケットデータ通信信号変換機器、5はSSスポット基地(屋外)、6はSSスポット基地(屋内・地下)、7はSSスポットセル(屋外)、8はSSスポットセル(屋内・地下)、9はパケットデータ通信エリア(屋外)、10はパケットデータ通信エリア(屋内・地下)、11は地下・建物内(パケット網あり)、12は地下・建物内(パケット網なし)、13はパケットデータ通信である。これらのシームレス化関係からSSスポット情報通信網とPHSパケットデータ通信網との融合・一体化が可能となる。
【実施例2】
【0015】
図1の4と5においてSAWデバイスを搭載した広域伝送通信システム用接続機器、SSスポット基地5のSAWデバイスは、信号を受信する際の復調動作において、復調手順としてその信号を変換せずパケットデータ通信信号変換機器に送り、すなわち、5において受信した信号にたいして4に直接信号を送出し、4において相関操作を施して相関信号を得る。この相関操作において、受信信号に含まれるノイズ等が抑制され且つ同軸の持つ伝送特性の拡大をも含めるプロセスゲインの向上が得られ、相関信号は復調可能な信号となる。そして、この相関処理信号を検波復調処理して、後にパケットデータ信号を得る。そして、パケットデータ通信網との接続を果たす。
【実施例3】
【0016】
図1の1と11及び12の合わされたエリアは、前記地下街、マンションやビル、病院など一般的には電波信号が劣化し伝播状況が厳しい場所、図1の12、あるいは公共施設、工場など、また各種道路や広場・公園、駐車場などにおいて、あらかじめパケットデータ通信基地が設置されている箇所、双方が設置されている場所などを含め、広範囲な情報通信エリアを確保できる広域情報通信システムである。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施例に係るSSスポット網とパケットデータ通信網を活用し、移動体管理機能を始めとした新たなエリアと機能を可能とした広域伝送情報通信システムの構成ブロック図である。
【符号の説明】
【0018】
1.SSスポットとパケットデータ通信の融合されたエリア(屋外)
2.パケットデータ通信基地(屋外)
3.パケットデータ通信基地(屋内・地下)
4.パケットデータ通信信号返還機器
5.SSスポット基地(屋外)
6.SSスポット基地(屋内・地下)
7.SSスポットセル(屋外)
8.SSスポットセル(屋内・地下)
9.パケットデータ通信エリア(屋外)
10.パケットデータ通信エリア(屋内・地下)
11.地下・建物内(パケット網あり)
12.地下・建物内(パケット網なし)
13.パケットデータ通信
【出願人】 【識別番号】397053443
【氏名又は名称】藤本 俊治
【識別番号】399048788
【氏名又は名称】吉田 治
【出願日】 平成18年8月14日(2006.8.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−48373(P2008−48373A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−243420(P2006−243420)