| 【発明の名称】 |
移動通信システム、基地局装置、移動局及び報知情報送受信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】石井 美波
【氏名】安部田 貞行
【氏名】中村 武宏
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| 【要約】 |
【課題】移動局の最小帯域幅を拡大することなく、移動局が必要な報知情報を受信可能としながら、20MHz帯域幅の上10MHzまたは下10MHzで送信される移動局宛のデータを損失無く受信可能とすること。
【構成】移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている基地局装置は、報知情報を複数に分割する報知情報分割手段と、基地局装置の送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割手段と、分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製手段と、分割した報知情報の一部を分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信手段とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている基地局装置であって: 報知情報を複数に分割する報知情報分割手段; 基地局装置の送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割手段; 前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製手段; 前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信手段; を備えることを特徴とする基地局装置。 【請求項2】 請求項1に記載の基地局装置において: 報知情報分割手段は、待ち受け中の移動局のみが受信する報知情報と通信中の移動局も受信する報知情報とで分割することを特徴とする基地局装置。 【請求項3】 請求項1又は2に記載の基地局装置において: 送信帯域幅分割手段は移動局が受信可能な受信帯域幅の最小値で分割することを特徴とする基地局装置。 【請求項4】 移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている基地局装置と接続する移動局であって: 分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信手段; を備えることを特徴とする移動局。 【請求項5】 請求項4記載の移動局において: 報知情報受信手段は、報知情報として送信される各情報の送信スケジュールに基づいて受信を行い、該移動局宛のデータを同時受信可能とすることを特徴とする移動局。 【請求項6】 移動局と基地局装置の間で、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して基地局装置が通信を行っている移動通信システムであって: 前記基地局装置は、 報知情報を複数に分割する報知情報分割手段; 基地局装置の送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割手段; 前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製手段; 前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信手段; を備え、前記移動局は、 分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信手段; を備えることを特徴とする移動通信システム。 【請求項7】 移動局と基地局装置の間で、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して基地局装置が通信を行っている移動通信システムで使用される報知情報送受信方法であって: 前記基地局装置が報知情報を複数に分割する報知情報分割ステップ; 前記基地局装置が送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割ステップ; 前記基地局装置が前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製ステップ; 前記基地局装置が前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信ステップ; 前記移動局が分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信ステップ; を有することを特徴とする報知情報送受信方法。 【請求項8】 請求項7に記載の報知情報送受信方法において: 前記報知情報分割ステップは、待ち受け中の移動局のみが受信する報知情報と通信中の移動局も受信する報知情報とで分割し; 前記送信帯域幅分割ステップは、移動局が受信可能な受信帯域幅の最小値で分割し; 前記報知情報受信ステップは、報知情報として送信される各情報の送信スケジュールに基づいて受信を行い、該移動局宛のデータを同時受信可能とすること、 を特徴とする報知情報送受信方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、移動通信システム、基地局装置、移動局及び報知情報送受信方法に関する。 【背景技術】 【0002】 W-CDMAやHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の後継として、Evolved UTRA (E-UTRA)と呼ばれる通信方式が検討されている(E-UTRAについては、例えば非特許文献1参照。)。E-UTRAは、固定された1つの帯域幅だけでなく複数の帯域幅が利用可能になるよう拡張された無線アクセス方式であり、既存の3G方式との親和性を確保しつつ、1.25MHzから最大20MHzまでの帯域幅を利用可能にする。 【0003】 従来のW-CDMAのようなシステムで使用される移動局は、基地局装置と移動局の通信帯域幅は同一である。一方、E-UTRAで使用される移動局は、最低10MHz以上の帯域幅で通信可能とすることが検討されている(これについては、例えば非特許文献1参照。)。この場合において、報知情報をどのように伝送するかについても議論が進められている。例えば、基地局装置が20MHzの通信帯域幅で通信を行う場合、図1の基地局装置#1のように20MHzの中心帯域で報知情報を送信する案、および基地局装置#2のように20MHzを高域の10MHz(便宜上、上10MHzと呼ぶ)と低域の10MHz(便宜上、下10MHzと呼ぶ)に分割し、10MHz帯域各々の中心帯域で同一の報知情報を送信する案が非特許文献1では検討されている。基地局装置#1と基地局装置#2における報知情報送信方法を比較した場合、基地局装置#2は同一の報知情報を上10MHzおよび下10MHzで送信しているため、基地局装置#1における報知情報伝送方法に比較し、伝送効率が低い。 【非特許文献1】R2-062036, "Evolved Universal Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2," Section 16 RF aspects 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上述した手法には以下の問題がある。基地局装置#1のように報知情報が送信される場合、10MHzの受信能力を持った移動局#1および移動局#2は、基地局#1が送信している報知情報の内、各移動局の受信能力の範囲内でしか(基地局#1が送信している)信号を受信できないため、必要な報知情報を完全に受信できない、という問題がある。報知情報を受信するために、移動局#1および移動局#2が20MHzの中心の10MHzに遷移することも考えられる。この場合、その遷移後に、移動局各自宛の送信データが高域の10MHzまたは低域の10MHzで送信されたとき、その送信データは移動局の受信能力である10MHzを超えて送信されているため、各自宛の送信データが失われてしまう、という問題がある。 【0005】 本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、移動局が必要な報知情報を受信可能としながら、20MHz帯域幅の上10MHzまたは下10MHzで送信される移動局宛のデータを損失無く受信可能とすることを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上記課題を解決するため、本発明の基地局装置は、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている基地局装置であって、報知情報を複数に分割する報知情報分割手段と、基地局装置の送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割手段と、前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製手段と、前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局創始の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信手段とを備えることを特徴の1つとする。 【0007】 このように構成することにより、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出すること無く、受信可能とすることを目的とする。 【0008】 また、本発明の移動局は、該移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている基地局と接続している移動局であって、分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信手段を備えることを特徴の1つとする。 【0009】 このように構成することにより、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出すること無く、受信可能とすることを目的とする。 【0010】 また、本発明の移動通信システムは、移動局と基地局装置の間で、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている移動通信システムであって、前記基地局は、報知情報を複数に分割する報知情報分割手段と、基地局装置の送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割手段と、前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製手段と、前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信手段と、を備え、前記移動局は、分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信手段と、を備えることを特徴の1つとする。 【0011】 このように構成することにより、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出すること無く、受信可能とすることを目的とする。 【0012】 また、本発明の報知情報送受信方法は、移動局と基地局装置の間で、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して通信を行っている移動通信システムにおける報知情報送受信方法であって、前記基地局装置が報知情報を複数に分割する報知情報分割ステップと、前記基地局装置が送信帯域幅を分割する送信帯域幅分割ステップと、前記基地局装置が前記分割した報知情報の一部を複製する報知情報複製ステップと、前記基地局装置が前記分割した報知情報の一部を前記分割した基地局装置の各送信帯域幅で送信し、且つ残りの報知情報を基地局装置の送信帯域幅の中心で送信する報知情報送信ステップと、前記移動局が分割された帯域幅で送信される報知情報を受信する報知情報受信ステップと、を備えることを特徴の1つとする。 【0013】 このようにすることにより、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出すること無く、受信可能とすることを目的とする。 【発明の効果】 【0014】 本発明の実施例によれば、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出することなく、受信可能とすることを実現できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0015】 次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。 【0016】 なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。 【実施例1】 【0017】 本発明の実施例にかかる移動通信システムについて、図2を参照して説明する。 【0018】 移動通信システムは、移動局100と基地局装置200とから構成される。 【0019】 移動局と基地局装置の間で、移動局が受信可能な帯域幅より広い帯域幅を使用して基地局は通信を行う。 【0020】 次に、本実施例にかかる移動局100の構成について、図3を参照して説明する。 【0021】 移動局100は、アンテナを備える報知情報受信手段としての通信データ/報知情報受信部102と、通信データ/報知情報受信部102と接続された報知スケジューリング情報保持部104とを備える。 【0022】 通信データ/報知情報受信部102は、通信データ、および報知情報の受信を行う。例えば、通信データ/報知情報受信部は、報知情報で通知され、移動局100の報知スケジューリング情報保持部104に保持された各報知情報種別の送信タイミングに各報知情報種別の受信を行う。通信データ/報知情報受信部102は、任意のタイミングで通信データを受信することが可能であり、通信データ受信部と報知情報受信部が分かれていても良い。 【0023】 報知スケジューリング情報保持部104は、報知情報の中に含まれる各報知情報種別の配信スケジューリング情報を保持する。例えば、報知情報の中に含まれる各報知情報の配信スケジューリング情報は、図4で示す表のようなスケジューリング情報であっても良い。 【0024】 次に、本実施例にかかる基地局装置200について、図5を参照して説明する。 【0025】 基地局装置200は、報知情報生成部202と、報知情報生成部202と接続された報知情報分割部204と、報知情報分割部204と接続された報知情報複製部206と、報知情報分割部204、報知情報複製部206、および送信帯域分割部210と接続された報知情報送信部208とを備える。 【0026】 報知情報生成部202は、基地局装置200が送信する報知情報の生成を行う。 【0027】 報知情報分割部204は、報知情報の分割を行う。例えば、図6に示される表のように待ち受け中の移動局のみが受信する報知情報と、通信中の移動局も受信する報知情報とで分割しても良い。 【0028】 報知情報複製部206は、報知情報分割部204で分割した一部の報知情報の複製を行う。例えば、図6の表のように分類した、通信中の移動局も受信する報知情報のみを複製する。 【0029】 送信帯域分割部210は、送信帯域の分割を行う。例えば、移動局の最小受信帯域幅で分割しても良い。 【0030】 報知情報送信部208は、報知情報分割部204で分割した一部の報知情報を、送信帯域分割部210で分割した帯域で送信し、報知情報分割部204に入力していない、その他の報知情報を基地局装置200の送信帯域で送信する。例えば、図7のように通信中の移動局が受信する報知情報は、移動局の最小受信帯域幅である10MHz内で送信し、待ち受け中の移動局のみが受信する報知情報は、基地局装置の送信帯域幅20MHz内で送信しても良い。 【0031】 次に、本実施例にかかる報知情報送受信方法としての移動通信システムの動作について説明する。 【0032】 最初に、移動局100の動作について、図8を参照して説明する。 【0033】 移動局100は、報知情報の配信タイミングにおいて(ステップS802: YES)、報知情報の受信を行う(ステップS804)。報知情報の配信タイミングでなければ(ステップS802: NO)、報知情報の配信タイミングになるまで待つ。具体的には、報知スケジューリング情報保持部102に保持された配信スケジューリング情報に従って、移動局100の受信能力の範囲内で報知情報の受信を行う。 【0034】 次に、基地局装置200の動作について、図9を参照して説明する。 【0035】 基地局装置200は、報知情報生成部202から報知情報を受信すると、該報知情報を分割する(ステップS902)。 【0036】 基地局装置200の送信帯域幅を分割済みでなければ(ステップS904: NO)、基地局装置200の送信帯域幅を分割する(ステップ906)。一方、基地局装置の送信帯域幅を分割済みであれば(ステップS904: YES)、ステップS902で分割した一部の報知情報を複製する(ステップS908)。 【0037】 前記ステップS908の後、基地局装置200は、一部の複製した報知情報は分割した送信帯域で送信し、複製していない報知情報は基地局装置の送賃帯域で送信する(ステップS910)。 【0038】 本実施例によれば、移動局の最小帯域幅を拡大することなく、通信中の移動局が通信データ、および報知情報を損出することなく、受信可能とすることができる。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】基地局装置の送信帯域、報知情報送信帯域、および移動局の受信帯域を示す図である。 【図2】本発明の一実施例にかかる移動通信システムを示す説明図である。 【図3】本発明の一実施例にかかる移動局を示すブロック図である。 【図4】本発明の一実施例にかかる報知スケジューリング情報を示す図表である。 【図5】本発明の一実施例にかかる基地局装置を示すブロック図である。 【図6】本発明の一実施例にかかる報知情報分割方法を示す図表である。 【図7】本発明の一実施例にかかる報知情報送信方法を示す図である。 【図8】本発明の一実施例にかかる移動局の動作を示すフローチャートを示す。 【図9】本発明の一実施例にかかる基地局装置の動作を示すフローチャートを示す。 【符号の説明】 【0040】 100 移動局 102 報知情報受信部 104 報知スケジューリング情報保持部 200 基地局装置 202 報知情報生成部 204 報知情報分割部 206 報知情報複製部 208 報知情報送信部 210 送信帯域分割部
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| 【出願人】 |
【識別番号】392026693 【氏名又は名称】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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| 【出願日】 |
平成18年8月21日(2006.8.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−48357(P2008−48357A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−224533(P2006−224533) |
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