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【発明の名称】 家電機器ネットワークシステム
【発明者】 【氏名】大坂 尚久

【氏名】平原 茂利夫

【氏名】久間 修一

【氏名】山本 高章

【氏名】門間 信行

【要約】 【課題】家電機器が遠隔制御によって実際に動作したか否かを確認することができる家電機器ネットワークシステムを提供する。

【構成】電気錠28を遠隔制御で施錠する場合に、閉情報を送信した後、3秒間の待機時間を経た後、閉動作確認情報を送信し、電気錠28はその閉動作確認情報を受信した後実際に施錠されたか否かをホームゲートウェイ12、サーバ16を介してユーザーの携帯電話18に送信する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御装置と、
前記制御装置と接続されたホームゲートウエイと、
前記ホームゲートウエイと有線または無線によって接続された家電機器と、
を備えた家電機器ネットワークシステムにおいて、
前記制御装置は、
前記家電機器の制御情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に送信する第1送信手段と、
前記制御情報の送信後、前記家電機器が前記制御情報に基づいて動作したか否かを確認する動作確認情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に送信する第2送信手段と、
前記家電機器から前記動作確認情報に対する前記動作したか否かの回答情報を前記ホームゲートウエイを介して受信して表示する回答情報受信手段と、
を有する
ことを特徴とする家電機器ネットワークシステム。
【請求項2】
サーバと、
前記サーバとインターネットを介して接続された携帯電話と、
前記サーバと前記インターネットを介して接続されたホームゲートウエイと、
前記ホームゲートウエイと有線または無線によって接続された家電機器と、
を備えた家電機器ネットワークシステムにおいて、
前記サーバは、
前記携帯電話から前記家電機器の制御情報を受信する制御情報受信手段と、
前記家電機器の制御情報と、前記家電機器が前記制御情報に基づいて動作したか否かを確認する動作確認情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に順番に送信する送信手段と、
前記動作確認情報に対する前記動作したか否かの回答情報を前記家電機器から前記ホームゲートウエイを介して受信する回答情報受信手段と、
前記回答情報を前記携帯電話に送信する回答情報送信手段と、
を有する
ことを特徴とする家電機器ネットワークシステム。
【請求項3】
前記サーバの送信手段は、
前記ホームゲートウエイが前記制御情報を前記家電機器に送信してから任意の待機時間後、前記動作確認情報を前記家電機器に送信するように制御する待機指示情報も送信する
ことを特徴とする請求項2記載の家電機器ネットワークシステム。
【請求項4】
前記家電機器は、電子レンジ、IHクッキングヒータ、炊飯器、冷蔵庫、インターホン、エアコン、洗濯機、乾燥機、または、洗濯乾燥機である
ことを特徴とする請求項1または2記載の家電機器ネットワークシステム。
【請求項5】
前記家電機器は電気錠であって、前記制御情報が前記電気錠を閉状態にする情報である
ことを特徴とする請求項1から3の少なくとも一項に記載の家電機器ネットワークシステム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅やマンションの家電機器をネットワークシステムに接続した家電機器ネットワークシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近、電子レンジ、冷蔵庫等の家電機器とホームゲートウェイとを無線で接続し、このホームゲートウェイはインターネットを介してサーバに接続したネットワークシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような家電機器ネットワークシステムにおいては、住宅やマンションの宅内に配置されたパーソナルコンピュータ(以下、PCという)や、宅外にある携帯電話から遠隔制御で、エアコン等の家電機器をオンまたはオフにすることができる。
【特許文献1】特開2004−128532公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなPCまたは携帯電話で家電機器を遠隔制御した場合に、ホームゲートウェイはその制御を行うための制御情報を家電機器に送信するだけであるため、その家電機器がその制御情報に基づいて動作したか否かが不明であった。例えば、エアコンに対し宅外にある携帯電話からオン情報を送信した場合に、ホームゲートウェイはそのエアコンに対しオン情報を送信するが、実際にエアコンがオン状態になったか否かが不明であった。
【0005】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、家電機器が遠隔制御によって実際に動作したか否かを確認することができる家電機器ネットワークシステムに提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、制御装置と、前記制御装置と接続されたホームゲートウエイと、前記ホームゲートウエイと有線または無線によって接続された家電機器と、を備えた家電機器ネットワークシステムにおいて、前記制御装置は、前記家電機器の制御情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に送信する第1送信手段と、前記制御情報の送信後、前記家電機器が前記制御情報に基づいて動作したか否かを確認する動作確認情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に送信する第2送信手段と、前記家電機器から前記動作確認情報に対する前記動作したか否かの回答情報を前記ホームゲートウエイを介して受信して表示する回答情報受信手段と、を有する ことを特徴とする家電機器ネットワークシステムである。
【0007】
また、本発明は、サーバと、前記サーバとインターネットを介して接続された携帯電話と、前記サーバと前記インターネットを介して接続されたホームゲートウエイと、前記ホームゲートウエイと有線または無線によって接続された家電機器と、を備えた家電機器ネットワークシステムにおいて、前記サーバは、前記携帯電話から前記家電機器の制御情報を受信する制御情報受信手段と、前記家電機器の制御情報と、前記家電機器が前記制御情報に基づいて動作したか否かを確認する動作確認情報を前記ホームゲートウエイを介して前記家電機器に順番に送信する送信手段と、前記動作確認情報に対する前記動作したか否かの回答情報を前記家電機器から前記ホームゲートウエイを介して受信する回答情報受信手段と、前記回答情報を前記携帯電話に送信する回答情報送信手段と、を有する ことを特徴とする家電機器ネットワークシステムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、家電機器からの回答情報に基づいてその家電機器が実際に動作したか否かを確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態の家電ネットワークシステム10について図面に基づいて説明する。
【0010】
以下、本実施形態の家電機器ネットワークシステム(以下、単にシステムという)10について図1〜図5に基づいて説明する。
【0011】
(1)システム10の構成
システム10について図1に基づいて説明する。
【0012】
システム10は、マンションや住宅内にある1台のホームゲートウェイ(HGW)12と、このホームゲートウェイ12とインターネット14を介して宅外にあるサーバ16と、インターネット14を介して接続された携帯電話18とを有する。
【0013】
ホームゲートウェイ12には、宅内に配置された家電機器が接続されており、図1においては、エアコン20、テレビ22、住宅情報盤24が接続されている。また、このホームゲートウェイ12を制御するためのPC26も接続されている。
【0014】
住宅情報盤24には、この家の玄関のドアを開閉するための電気錠28、宅配ボックス30、インターホン子機32が接続されている。さらに、この住宅情報盤24には、センサ類も接続されており、具体的には窓防犯センサ34、救急押ボタン36、火災報知器38、ガス漏れ報知器40が接続されている。
【0015】
なお、図示はしないが家電機器としては、上記以外に電子レンジ、IHクッキングヒータ、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、洗濯乾燥機が接続されている。
【0016】
(2)ホームゲートウェイ12の構成
ホームゲートウェイ12は、制御部121、記憶部122、通信部123、操作部124とから構成されている。
【0017】
このホームゲートウェイ12は、インターネット14を介して通信部123がサーバ16と通信し、エアコン20等の家電機器と有線または無線で通信を行う。
【0018】
(3)住宅情報盤24の構成
住宅情報盤24は、制御部240、記憶部241、通信部242、操作部243、表示部244、マイク245、スピーカ246とから構成されている。通信部242は、ホームゲートウェイ12や、電気錠28、宅配ボックス30、インターホン子機32、センサ34〜40と通信を行う。
【0019】
この住宅情報盤24は、電気錠28等からの情報をホームゲートウェイ12に送るものであるが、それに加えて、インターホン親機の役割も果たす。即ち、スピーカ246、マイク245、表示部244、操作部243はインターホン親機の役割を果たすための装置である。
【0020】
インターホン子機32は、カメラ320、ボタン321、マイク322、スピーカ323を有している。
【0021】
客がボタン321を押すと、マイク322、カメラ320が動作し、客の声を住宅情報盤24のスピーカ246から発声させる。また、カメラ320で撮影した客の画像を住宅情報盤24の表示部244で表示する。一方、宅内に居るユーザーがそれに対応してマイク245に発声し、インターホン子機32のスピーカ323から出力させる。
【0022】
(4)第1の遠隔制御方法
次に、上記構成のシステム10において、家電機器、例えばエアコン20をオン状態にする遠隔制御について図2の動作シーケンスに基づいて説明する。
【0023】
なお、第1の遠隔制御方法では、ユーザーがPC26を用いてオン状態にする場合を例示として説明する。。
【0024】
まず、ユーザーはPC26で、図5に示すようなプラウザ表示の機能を用いて遠隔制御を行うための画面をサーバ16からダウンロードして立ち上げる。
【0025】
次に、この画面において、エアコンのアイコンをクリックし、次に出た画面においてエアコン20をオン状態にするアイコンをクリックする。すると、PC26はエアコン20をオン状態にする制御コードを送信する。
【0026】
次に、ホームゲートウェイ12は、エアコン20に対しオン状態にする制御コードを転送する。
【0027】
次に、エアコン20は、そのオン状態にする制御コードを受信したことを示すオン確認情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0028】
次に、ホームゲートウェイ12は、そのオン確認情報をPC26に転送する。
【0029】
次に、PC26では、オン確認情報が受信されたため、エアコン20が実際にオン状態になったか否かを確認するための制御コードをホームゲートウェイ12に送信する。
【0030】
次に、ホームゲートウェイ12は、そのオン動作確認情報の制御コードをエアコン20に転送する。
【0031】
次に、エアコン20はオン動作確認情報が受信されたため、実際にオン状態になったか否かをを示す回答情報、例えばオン動作OK情報の制御コードをホームゲートウェイ12に送信する。尚、オン状態になっていなければオフ動作情報を回答情報として送信する。
【0032】
次に、ホームゲートウェイ12は、そのオン動作OK情報をPC26に転送する。
【0033】
PC26は、オン動作OK情報が受信されると、画面上にユーザーに対しエアコン20がオン状態になったことを示す。
【0034】
これによって、ユーザーはPC26を操作するだけで、エアコン20が実際にオン状態になったか否かを確実に確認することができる。
【0035】
なお、これは他の家電機器においても同様に実行することができ、例えば電気錠28が施錠されたか否かを確認することもできる。
【0036】
また、上記実施形態ではPC26で遠隔制御を行うように説明したが、これに代えてテレビ22のリモコンを用いて遠隔制御を行ってもよい。
【0037】
(5)第2の遠隔制御方法
次に、第2の遠隔制御方法について、図3の動作シーケンスに基づいて説明する。
【0038】
第2の操作シーケンスでは、ユーザーが外出しており、その外出先で携帯電話18を用いてエアコン20をオン状態にする場合について説明する。
【0039】
まず、ユーザーは携帯電話18を用いて、サーバ16と接続する。この場合には、サーバ16が指定する特定のアドレスでホームページを呼び出し、このホームページにおいてユーザーコード、パスワードを入力し、ユーザー自身のホームページを呼び出す。なお、本明細書における携帯電話18とは、携帯できる通信端末であれば、ノートパソコン、PDAも含まれる。
【0040】
次に、ユーザーはそのホームページを通じて自宅のエアコン20をオン状態になるように指示する。
【0041】
次に、サーバ16は、そのオン情報を受信し、ホームゲートウェイ12に対しオン情報の制御コードと、エアコン20がオン状態になったか否かを確認するオン動作確認情報の制御コードを同時に送信する。
【0042】
次に、ホームゲートウェイ12は、エアコン20に対しオン情報を送信する。
【0043】
次に、エアコン20は、そのオン情報を受信したことを示すオン確認情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0044】
次に、ホームゲートウェイ12は、オン確認情報を受信したため、サーバ16から予め送られてきているオン動作確認情報をエアコン20に続けて送信する。
【0045】
次に、エアコン20は、オン動作確認情報が受信されたため、実際にエアコン20が動作しているか否かを示す回答情報を送信する。例えば、オン状態になっていれば、オン動作OK情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0046】
次に、ホームゲートウェイ12は、その受信されたオン動作OK情報をサーバ16に転送する。
【0047】
サーバ16は、オン動作OK情報が受信されると、携帯電話18に対しエアコン20が実際に動作したことを示すオン動作OK情報を送信する。
【0048】
次に、携帯電話18は、エアコン20が動作したことを示す情報を表示し、ユーザーに伝える。
【0049】
第2の遠隔制御方法であると、宅外から携帯電話を用いても、エアコン20が実際に動作したかを確認することが容易にできる。
【0050】
(6)第3の遠隔制御方法
次に、第3の遠隔制御方法について、図4に基づいて説明する。
【0051】
上記のようなエアコン20においては、オン情報を受信した直後に、エアコン20がオン状態になっているか否かを確認することができるため、オン情報とオン動作確認情報とを続けて順番に送信しても、その動作を確認することができる。しかしながら、電気錠28のように、電気錠28を施錠(閉情報)を送信しても、電気錠28内部のモータが動作し閉状態になるまで、所定の時間必要となる。そのため、直後に動作確認情報を送信しても、実際には電気錠28は施錠中であるためその動作を確認することはできない。したがって、第3の遠隔制御方法においては、電気錠28が実際に施錠が完了するまで、動作確認情報を送信するのを待機させることに特徴がある。
【0052】
その第3の遠隔制御方法の動作シーケンスについて図4に基づいて説明する。
【0053】
まず、携帯電話18から上記と同様にユーザーが電気錠28が施錠(閉状態)になるように閉情報を送信する。
【0054】
サーバ16は、その閉情報を受信すると、閉情報と、待機時間情報と、閉動作確認情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0055】
次に、ホームゲートウェイ12は、電気錠28に対し閉情報をまず送信する。
【0056】
次に、電気錠28は、閉情報を受信したことを意味する閉確認情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0057】
ホームゲートウェイ12は、閉確認情報を受信すると、待機時間情報に基づいて例えば3秒間待機する。この3秒間は、電気錠28が施錠を終了するまでの時間に相当する。
【0058】
次に、ホームゲートウェイ12は、待機時間が経過すると、閉動作確認情報を電気錠28に送信する。
【0059】
次に、電気錠28は、閉動作確認情報が受信する。施錠が終了する時間は経過しているため、施錠が成功したか否かを確認することができる。そのため、その回答情報をホームゲートウェイ12に送信する。例えば、施錠が成功していれば、閉動作OK情報をホームゲートウェイ12に送信する。
【0060】
次に、ホームゲートウェイ12は、サーバ16に対し受信した閉動作OK情報を転送する。
【0061】
次に、サーバ16は、携帯電話18に対し閉動作OK情報を送信する。
【0062】
次に、携帯電話18では、電気錠28が施錠されたことを表示する。
【0063】
これによって、電気錠28のように動作に所定時間有するものであっても確実にその動作(施錠)が行われたか否かを確認することができる。
【0064】
なお、電気錠28については、施錠以外に開錠が考えられるが、遠隔制御で電気錠28を開錠することは防犯上好ましくないため、遠隔制御で開錠する処理は行われないようにしている。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の一実施形態を示す家電機器ネットワークシステムのブロック図である。
【図2】第1の遠隔制御方法の動作シーケンスである。
【図3】第2の遠隔制御方法の動作シーケンスである。
【図4】第3の遠隔制御方法の動作シーケンスである。
【図5】遠隔制御を行うための画面の図面である。
【符号の説明】
【0066】
10 家電機器ネットワークシステム
12 ホームゲートウェイ
14 インターネット
16 サーバ
18 携帯電話
20 エアコン
24 住宅情報盤
26 PC
28 電気錠
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【識別番号】502285664
【氏名又は名称】東芝コンシューママーケティング株式会社
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝家電製造株式会社
【出願日】 平成18年8月17日(2006.8.17)
【代理人】 【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子

【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人

【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士

【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸

【識別番号】100124707
【弁理士】
【氏名又は名称】夫 世進


【公開番号】 特開2008−48225(P2008−48225A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−222813(P2006−222813)