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【発明の名称】 無線通信システムにおける特別な送信内容の表示
【発明者】 【氏名】ショーン エム.マクベス

【氏名】ハオ ビ

【氏名】ジェームズ エム.オコナー

【氏名】ダニー ティ.ピンクリー

【氏名】ジョン ディ.リード

【氏名】ジャック エイ.スミス

【要約】 【課題】無線通信システムにおいて特別な送信内容の表示法を提供する。

【構成】無線通信インフラ・エンティティは、複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティをグループに割当て、各エンティティは、グループ内の位置が割り当てられる。インフラ・エンティティは、グループに割り当てられた複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれに無線資源が割り当てられたかについて、例えば、端末割当てフィールド(910)を用いて示し、また、特別な送信フィールド(905)を用いて特別な送信情報を示す。特別な送信フィールド(905)は、スケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが、特別な送信を受信しているかを示すために用いられる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信インフラ・エンティティにおける方法であって、
複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティをグループに割り当てる段階であって、各スケジュール化可能な無線通信エンティティには、前記グループ内における位置が割り当てられ、前記グループには、共有無線資源が割り当てられ、前記グループは、共有制御チャネルで制御される前記段階と、
共有制御チャネル上で端末割当てフィールドを示す段階であって、前記端末割当てフィールドは、前記グループに割り当てられた前記複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが無線資源を割り当てられたか示す前記段階と、
共有制御チャネル上で少なくとも1つの特別な送信フィールドを示す段階であって、前記特別な送信フィールドは、特別な送信が意図された無線端末の識別子を指定する前記段階と、
が含まれる方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記特別な送信フィールドには、更に、予約ブロックフィールドを含み、前記予約ブロックフィールドは、前記特別な送信に割り当てられる時間・周波数資源の数を指定する方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、前記特別な送信フィールドには、更に、ハイブリッド自動反復要求送信番号フィールドを含み、前記ハイブリッド自動反復要求送信番号フィールドは、前記無線通信インフラ・エンティティが資源を割り当てようとする一連のハイブリッド自動反復要求送信番号内における送信番号を指定する方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、前記特別な送信フィールドには、更に、ボコーダ速度フィールドを含み、前記ボコーダ速度フィールドは、前記無線通信インフラ・エンティティが資源を割り当てようとする音声パケットのボコーダ速度を指定する方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、前記特別な送信フィールドには、更に、パケットデータフィールドを含み、前記パケットデータフィールドは、特別な送信が意図された前記無線端末に対するパケットデータ送信の存在及びパケットサイズを指定する方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、前記特別な送信フィールドには、更に、割当てブロックフィールドを含み、前記割当てブロックフィールドは、特別な送信が意図された前記無線端末用の開始資源ブロックを指定する方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、更に、特別な送信配分方式を示す段階であって、前記特別な送信配分方式は、特別な送信用の前記割当て共有無線資源内における開始資源ブロック及び特別な送信用の特別な順位付けパターンを指定する前記段階が含まれる方法。
【請求項8】
複数の他のスケジュール化可能な無線通信エンティティを有するグループに割り当てられたスケジュール化可能な無線通信エンティティにおける方法において、各スケジュール化可能な無線通信エンティティには、前記グループ内における位置が割り当てられ、前記グループには、共有無線資源が割り当てられ、また、前記グループは、共有制御チャネルで制御される前記方法であって、
共有制御チャネル上で端末割当てフィールドを受信する段階であって、前記端末割当てフィールドは、前記グループに割り当てられた前記複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが無線資源を割り当てられたか示す前記段階と、
共有制御チャネル上で少なくとも1つの特別な送信フィールドを受信する段階であって、前記特別な送信フィールドは、特別な送信が意図された無線端末の識別子を指定する前記段階と、
が含まれる方法。
【請求項9】
装置であって、
複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティをグループに割り当てるための手段であって、各スケジュール化可能な無線通信エンティティには、前記グループ内における位置が割り当てられ、前記グループには、共有無線資源が割り当てられ、前記グループは、共有制御チャネルで制御される前記手段と、
共有制御チャネル上で端末割当てフィールドを示すための手段であって、前記端末割当てフィールドは、前記グループに割り当てられた前記複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが、無線資源を割り当てられたか示す前記手段と、
共有制御チャネル上で少なくとも1つの特別な送信フィールドを示すための手段であって、前記特別な送信フィールドは、特別な送信が意図された無線端末の識別子を指定する前記手段と、
が含まれる装置。
【請求項10】
装置であって、
共有制御チャネル上で端末割当てフィールドを受信するための手段であって、前記端末割当てフィールドは、グループに割り当てられた複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが無線資源を割り当てられたか示し、スケジュール化可能な無線通信エンティティが、複数の他のスケジュール化可能な無線通信エンティティを有する前記グループに割り当てられ、各スケジュール化可能な無線通信エンティティには、前記グループ内における位置が割り当てられ、前記グループには、共有無線資源が割り当てられ、また、前記グループは、共有制御チャネルで制御される前記手段と、
共有制御チャネル上で少なくとも1つの特別な送信フィールドを受信するための手段であって、前記特別な送信フィールドは、特別な送信が意図された無線端末の識別子を指定する前記手段と、
が含まれる装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本開示は無線通信に関し、特に、一組の時間・周波数資源を共有する無線通信端末のグループに対する特別な送信内容の表示に関する。
【背景技術】
【0002】
データ専用(DO)無線通信システムの中には、VoIP(voice−over−internet_protocol)により音声を提供するものがある。ハイブリッド自動再送要求(HARQ)誤り訂正方式及び小さいパケットサイズを用いて、VoIPトラフィック用のそのようなシステムを改善することが知られている。VoIPユーザは、データユーザと同じく、高度なリンク適合及び統計的多重化の恩典を有するが、かなり数が多くなった音声ユーザは、音声パケットサイズが小さくなったことから、サービスの提供が受けられる。残念なことに、この非常に多くの音声ユーザは、システムの制御メカニズムに負担をかけている。例えば、データパケットと比較して、30倍もの数の音声パケットを所定時間に提供し得ることが容易に想像できる。通常、単一のパケットには、ボコーダ速度に依存して、データ用に約1500バイト及び音声用に約15乃至50バイトが存在する。(尚、一般的に、当分野において、用語“データ”が用いられる場合、“データ”が、非音声サービスに関連するペイロード情報を指すように意図されていることが文脈により示されない限り、それは、音声かデータかに関わらず、任意のサービスに対するペイロード情報を意味する。
【特許文献1】米国特許 20050365282
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一組の時間・周波数資源を共有する多数の音声ユーザを一緒にグループ化することが知られている。更に、同じ時間・周波数資源を共有するその組の音声ユーザに共有時間・周波数資源の割当て分を効率的に割り当てるためにビットマップ信号送信を用いることが知られている。しかしながら、これらの手法では、特別な送信内容を表示する効率的な手段が可能ではない。例えば、これらの手法は、同じユーザに、1つのパケットが最小の信号送信オーバーヘッドである2つのパケットを送信させない。追加の例として、これらの手法は、特定の資源を特定の接続端末(AT)に割り当てさせない。従って、基本的なビットマップ信号送信構造を依然維持しつつ、様々なタイプの特別な送信内容の効率的で柔軟な表示法に対するニーズがある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
無線通信システムにおいて特別な送信内容の表示法を提供する。無線通信インフラ・エンティティは、複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティをグループに割当て、各エンティティは、グループ内の位置が割り当てられる。インフラ・エンティティは、グループに割り当てられた複数のスケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれに無線資源が割り当てられたかについて、例えば、端末割当てフィールド(910)を用いて示し、また、特別な送信フィールド(905)を用いて特別な送信情報を示す。特別な送信フィールド(905)は、スケジュール化可能な無線通信エンティティの内のどれが、特別な送信を受信しているかを示すために用いられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
本開示の様々な態様、特徴及び利点は、添付図面を参照して、以下に述べるその詳細な説明を慎重に考察すると、当業者にはよりいっそう明らかになるであろう。添付図面は、理解しやすいように簡略化されており、また、必ずしも縮尺通りに描かれているとは限らない。
【0006】
図1は、対応する領域又はセル領域において、音声及び/又はデータサービスを含む無線通信サービスを無線端末102に提供する複数の送受信基地局110が含まれる無線デジタル通信システム100を示す。送受信基地局(BTS)は、システムタイプによって、基地局、“ノードB”、及び接続ネットワーク(AN)等の他の名前でも呼ぶが、コントローラ120及び図示しないが当業者に公知の他のエンティティに通信可能に接続される。図1に示すように、各送受信基地局には、システム内における無線通信端末間の無線資源スケジューリング用のスケジューリングエンティティ112が含まれる。無線デジタル通信システム100によって表される代表的な通信システムには、これらに限定するものではないが、開発中のユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク、進化したUMTS陸上無線接続(E−UTRA)ネットワーク、進化した高レートパケットデータ(E−HRPD)ネットワーク、及び他の直交周波数分割多重(OFDM)ベースのネットワークが含まれる。
【0007】
E−HRDP、E−UTRA及び他の通信プロトコルが、従来の回線交換ドメイン上での音声配信とは異なり、パケットドメイン上での音声サービスの配信をサポートするために開発されつつある。従って、多数のユーザが、無線インターフェイスの時間及び周波数資源を共有する共有無線チャネル上での音声トラフィックをサポートする方式に関心がある。E−HRPD及びE−UTRAにおいて大幅な容量増加を達成する目的で、音声トラフィックに対応するために、効率的な無線資源配分方式が必要な可能性がある。一般的に、これらの及びデータ用途を含む他の用途において、ネットワークのスケジューラに柔軟性を提供しつつ、制御信号送信オーバーヘッドは最小限に抑えることが望ましい。一般的には、共有チャネルに依拠しパケットベースの送信を用いてあらゆるサービスの配信を行う多数の端末に対して、資源配分及び関連する制御チャネル情報を効率的に信号送信するメカニズムを定義することは、有用である。
【0008】
図2は、無線デジタル通信システムにおける通信に有用な一連の無線フレーム200を示す。図2に示すように、フレームシーケンスには、一般的に、複数のフレーム210、220、230・・・が含まれ、各フレームには、複数のタイムスロットが含まれる。例えば、フレーム210には、制御チャネル部214及びデータチャネル部216内に資源割当て制御チャネル部を有するタイムスロット212が含まれる。幾つかの実施形態において、フレームは、繰り返しシーケンスのフレームを構成し、この繰り返しシーケンスは、周期的又は非周期的であり得る。
【0009】
図3は、一連の繰り返しフレームを示し、3つのタイムスロットがグループ化されフレームを形成する。図3に示すように、各タイムスロットは、5/9msecであり、また、各フレームは、5/3msecであるが、タイミングは、他の実施形態では、異なり得る。例えば、他の実施形態では、5/6msecの2つのタイムスロットは、連結されて5/3msecフレームを形成する。更に他の実施形態では、1つの5/6msecスロットが、フレームとして定義される。インターレースパターンは、繰り返しシーケンスのフレームとして定義される。同期HARQ(S−HARQ)を用いるシステムの場合、通常、初期及び後続のHARQ送信は、同じインターレースパターンにおいて起こる。この例示例において、フレーム0乃至11で示された12フレームは、20msec時間間隔を占有し、これは、スーパフレーム301として定義され、多くの無線標準規格用のボコーダフレームの持続時間である。
【0010】
E−UTRA及びE−HRPDのために考慮されるような直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムの場合、周波数領域は、副搬送波に分割される。例えば、5MHzOFDMA搬送波の場合、464の有用な副搬送波が存在し得るが、副搬送波間隔は、9.6kHzである。同様に、タイムスロットは、多数のOFDM符号に分割される。例えば、タイムスロットは、5/9msecを占有し、また、5つのOFDM符を含み得るが、各符号は、約110.68μsecを占める。副搬送波は、グループ化され、周波数選択資源要素(FSRE)及び周波数分配資源要素(FDRE)を形成する。FSREは、隣接副搬送波のグループであり、FDREは、非隣接副搬送波のグループである。
【0011】
一実施形態において、無線通信システムにおけるスケジューラ又は他のインフラ・エンティティは、スケジューリングの目的で1つ又は複数のグループに無線通信端末をグループ化する。スケジューラによってスケジュール化し得るいずれかのエンティティ又は端末は、スケジュール化可能な無線通信エンティティと称する。一実施形態において、エンティティ又は端末は、端末に関連する無線チャネル条件に基づき、例えば、とりわけ、端末によって報告されるチャネル品質情報、端末によって報告されるドップラー効果、サービス提供側セルからの距離に基づき、グループ化し得る。他の実施形態では、端末は、共通の通信セッションへの参加以外の1つ又は複数の端末動作特性に基づき、グループ化される。代表的な端末動作特性には、とりわけ、端末の電源天盤高さ、マクロダイバーシティ配慮、端末能力、端末のサービス、コーデック速度が含まれる。更に他の実施形態において、アクティブなVoIPセッションの端末は、一緒にグループ化される。一旦、スケジューラが無線通信端末のグループを確立すると、BTSは、各無線端末に対して、そのグループにおけるその位置の表示と、そのグループ用の識別子の表示とを送る。グループの識別子は、BTSが、グループ全体に有効な制御情報を送る必要がある場合に用いられる。例えば、BTSは、グループ識別子の表示及び新しい周波数配分の表示を送ることによって、グループに対する周波数配分を変更し得る。位置表示は、各無線端末に別個に送るか、又は、複数の無線端末に一度に送り得る。例えば、BTSは、グループ識別子と共に、無線端末固有識別子のリストを送信し得る。固有識別子のリストの第1端末には、第1位置が割り当てられ、固有識別子のリストの第2端末には、第2位置が割り当てられ、以下同様である。固有識別子は、移動通信装置又は無線端末識別番号、加入者ID、又は無線端末を一意的に識別するために用い得るいずれか他の識別子であってよい。例えば、固有識別子は、媒体接続制御インデックス(MACインデックス)であってよい。他の例として、BTSは、1つの無線端末用の固有識別子、グループ識別子の識別、グループ内における無線端末の位置の表示を送信し得る。表示は、制御チャネル上で送信し得る。
【0012】
各グループのスケジュール化可能な無線通信エンティティの場合、スケジューラは、グループのエンティティ又は端末によって共有される一組の時間・周波数資源を割当て得る。図4は、一組の共有資源の例を示す。図4に示すように、共有資源410は、3つのタイムスロット及び8つのFDREである。ブロックが、時間領域において1つのタイムスロットとして、また、周波数領域において1つのFDREとして定義されると、1乃至24で示す24ブロック(ブロックは、資源ブロック又は単に資源とも呼ぶ)が存在する。FDREは、非隣接副搬送波のグループであり、このため、図4のFDREインデックスは、周波数領域の論理的な表現であることを思い起こされたい。後述するように、他の無線端末に対する割当てに基づき、各無線端末は、その割当て分の共有資源を決定する。従って、資源が割り当てられる順番を定義することが必要である。図4において、例示の通常順位付けパターン420が与えられており、これにより、ブロックが1乃至24と付番される。その組の共有資源は、図3に関して述べたように、インターレースパターンにおいて繰り返し用い得る。例えば、24の資源は、図3に示すように、インターレースパターン0の各フレームにおいて繰り返し用い得る。また、これら24の資源は、タイムスロットにおける周波数領域での一組の副搬送波の論理的表現であり、これら副搬送波の厳密な物理的な位置は、タイムスロット毎に変わり得る。
【0013】
その組の共有資源の表示及び通常順位付けパターンは、制御チャネルを用いて、BTSから無線端末に信号送信し得る。更に、制御チャネルは、その組の共有資源の開始タイムスロットとの予め設定された関係を備えた任意のタイムスロットにおいて送信し得る。その組の共有資源は、制御チャネルが送信される同じスロットで始まるか、制御チャネルが送信されるタイムスロットに対して固定された開始点を有するか、又は、制御チャネルにおいて明示的に信号送信し得る。
【0014】
一旦、スケジューラが、複数の無線端末を無線端末のグループに割当て、各無線端末にグループ内における位置(position)(位置(location)とも呼ぶ)を割当て、また、一組の共有資源を無線端末のグループに割り当てると、スケジューラは、その組の無線端末に対して、どの無線端末が、所定時間にアクティブであるかを示し、幾つかの実施形態では、各無線端末に割り当てられた割当て資源の数を示す。図5は、無線端末に資源を割り当てるための代表的な手法を示す。第1フィールドの端末割当て510は、どの無線端末が、対応する組の共有資源における共有資源の内の少なくとも1つを割り当てられるか示す。例えば、フィールド510は、第1ビットマップであってよく、この場合、無線端末のグループ内における無線端末の位置は、そのビットマップ位置に対応する。例えば、位置1を割り当てられた無線端末は、共有資源の内の1つが、ビットマップの位置1を用いてそれに割り当てられるかどうか判断し、位置2を割り当てられた無線端末は、共有資源の内の1つが、ビットマップの位置2を用いてそれに割り当てられるかどうか判断し、以下同様である。
【0015】
ビットマップ位置は、通常、1ビットであるが、ビットマップ位置は、複数のビットであり得ることを理解されたい。例えば、ビットマップ位置は、2ビットからなることがあり、この場合、位置1が割り当てられた無線端末は、共有資源の内の1つが、ビットマップの最初の2ビットを用いてそれに割り当てられるかどうか判断し、位置2が割り当てられた無線端末は、共有資源の内の1つが、ビットマップにおける第3及び第4ビットを用いてそれに割り当てられるかどうか判断し、以下同様である。無線端末当り1ビットが、ビットマップで用いられる場合、アクティブなユーザは、‘0’又は‘1’のいずれかを用いて示し得るが、この場合、アクティブでないユーザは、逆の状態を用いて示される。例示の例において、アクティブなユーザは、‘1’を用いて示される。幾つかの実施形態において、反転通常順位付けパターンビットを示す単一のビットが、第1ビットマップに付加され、この場合、ビットの値が、昇順又は降順で通常順位付けパターンに従うべきかどうか示す。例えば、‘0’は、昇順(反転しない)で通常順位付けパターンを用いることを示し得るが、他方、‘1’は、降順で(反転して)通常順位付けパターンを用いることを示し得る。ビットは、無線端末がその位置を分かれば、第1ビットマップ内において任意の位置を有し得る。関連する実施形態では、幾つかの通常順位付けパターンが確立されており、BTSは、通常順位付けフィールドを第1ビットマップに付加することによって、所望の通常順位付けパターンを示す。そして、各スケジューリング例において、BTSは、通常順位付けフィールドを用いて、その所望の通常順位付けを示す。
【0016】
配分サイズフィールド530は、無線資源が割り当てられたスケジュール化可能な無線通信エンティティに対して無線資源割当て重み付け情報を示す。一実施形態において、無線資源割当て重み付け情報は、無線資源が割り当てられた各スケジュール化可能な無線通信エンティティに割り当てられた無線資源の割合を示す。他の実施形態では、無線資源割当て重み付け情報は、無線資源が割り当てられた各スケジュール化可能な無線通信エンティティに割り当てられた指定された数又はサイズの無線資源を示す。幾つかの実施形態において、無線資源割当て重み付け情報には、更に、ボコーダ速度、変調、及び符号化情報の内の少なくとも1つを含む。1つの重み付け値だけが可能な場合、配分サイズフィールド530は、省略し得る。端末割当てフィールド510及び配分サイズフィールド530は、共有制御チャネル上で送信し得るが、この場合、グループの各無線端末は、共有制御チャネルを復号する。
【0017】
例示の例として、図6は、資源を割り当てるための代表的な第1及び第2ビットマップを示す。図6に示すように、24の無線端末が、無線端末のグループに割り当てられ、また、第1ビットマップにおける1乃至24の位置に対応する1乃至24のグループ位置が割り当てられる。アクティブな無線端末は、第1ビットマップにおいて‘1’で示される。第1ビットマップは、図5からの代表的な端末割当てフィールド510である。第2ビットマップは、代表的な配分サイズフィールド530であり、この場合、第1ビットマップにおける第Nアクティブユーザは、第2ビットマップにおける第N位置に対応する。配分サイズフィールドにおける‘0’は、1資源が、対応する無線端末に割り当てられることを示し、‘1’は、2資源が、対応する無線端末に割り当てられることを示す。グループ位置1、従って、第1ビットマップの位置1が割り当てられたWT1で示す無線端末は、ビットマップ位置1の‘1’によって示すように、アクティブな無線端末である。従って、WT1は、第2ビットマップ530の第1位置を用いて、その配分サイズを決定する。第2ビットマップの第1位置に‘0’が示されていることから、WT1には、1資源が割り当てられる。グループ位置2、従って、第1ビットマップの位置2が割り当てられたWT2で示す無線端末は、第1ビットマップの‘0’によって示すように、アクティブな無線端末ではない。従って、WT2には、どの資源も割り当てられず、また、第2ビットマップ530に存在しない。グループ位置3、従って、第1ビットマップの位置3が割り当てられたWT3で示す無線端末は、ビットマップ位置3の‘1’によって示すように、アクティブな無線端末である。WT3は、第1ビットマップに示す第2のアクティブな無線端末であり、従って、WT3は、第2ビットマップ530の第2位置を用いて、その配分サイズを決定する。第2ビットマップの第2位置に‘1’が示されていることから、WT3には、2資源が割り当てられる。これらの配分方式は、全ての24の無線端末に対して繰り返される。尚、第2ビットマップは、第1ビットマップと同じサイズであってよく、これによって、第1ビットマップの割当て端末を第2ビットマップの位置にマッピングする必要がなくなる。
【0018】
図6に示す配分方式並びに図4に示す共有資源410の組及び通常順位付けパターン420を組み合わせると、図7に示すように、各無線端末は、共有資源のその割当て分を決定し得る。第1アクティブ無線端末WT1には、1つの資源が割り当てられ、また、それは、割り当てられた第1の無線端末であることから、それには、図4の資源1が割り当てられる。第2アクティブ無線端末WT3には、2つの資源が割り当てられる。WT3は、第2ビットマップにおけるより小さい位置を有する無線端末に割り当てられた資源の数を合計する。この場合、WT3は、1つの資源が、以前割り当てられていたと判断する。従って、WT3には、図4の資源2及び3が割り当てられる。第3アクティブ無線端末WT5には、2つの資源が割り当てられる。WT5は、第2ビットマップにおけるより小さい位置を有する無線端末に割り当てられた資源の数を合計する。この場合、WT5は、3つの資源が(WT1に1つ、WT3に2つ)以前割り当てられていたと判断する。従って、WT5には、図4の資源4及び5が割り当てられる。このプロセスは、全ての無線端末に対して繰り返される。
【0019】
音声等の或る用途の場合、パケットは、相対的に一定のレートで到着する。例えば、音声の場合、ボコーダフレームは、約20msec毎に到着する。例示の例として、図3に戻り、ボコーダフレームが、番号0の長いフレームの冒頭で始まり、約20msec毎に到着すると考える。通常、BTSは、任意の必要なヘッダをボコーダフレームに付加し、それを符号化して音声パケットを形成する。そして、BTSは、音声パケットが含まれる符号の少なくとも一部を変調して、番号0の長いフレームにおいて、無線端末に送信する。このことは、第1HARQ送信として示される。そして、無線端末は、送信されたパケットを受信し、復号しようと試みる。無線端末は、第1HARQ送信の後、音声パケットを正常に復号すると、確認応答(ACK)をBTSに送る。ACKを受信すると、BTSは、フレーム3、6、及び9で追加の情報を無線端末に何も送信しない(ビットマップ信号方式では、他の無線端末がこれらの資源を用い得る)。無線端末は、音声パケットを正常に復号できなかった場合、BTSに否定応答(NACK)を送る。NACKを受信すると、BTSは、フレーム番号3で無線端末に第2HARQ送信で示す音声パケットの追加符号を送る。無線端末は、第2HARQ送信の後、音声パケットを正常に復号すると、BTSに確認応答(ACK)を送る。ACKを受信すると、BTSは、フレーム3及び6で無線端末に追加情報を何も送信しない。無線端末は、音声パケットを正常に復号できなかった場合、BTSに否定応答(NACK)を送る。NACKを受信すると、BTSは、フレーム番号6で無線端末に第3HARQ送信で示す音声パケットの追加符号を送る。無線端末は、第3HARQ送信後、音声パケットを正常に復号すると、確認応答(ACK)をBTSに送る。ACKを受信すると、BTSは、フレーム9で追加の情報を無線端末に何も送信しない。無線端末は、音声パケットを正常に復号できなかった場合、BTSに否定応答(NACK)を送る。NACKを受信すると、BTSは、フレーム番号9で無線端末に第4HARQ送信で示す音声パケットの追加符号を送る。無線端末は、第4送信後、音声パケットを正常に復号すると、確認応答(ACK)をBTSに送る。無線端末は、音声パケットを正常に復号できなかった場合、BTSに否定応答(NACK)を送る。
【0020】
第4HARQ送信後、BTSが、NACKを受信すると、現ビットマップ信号送信メカニズムでは、BTSは、現音声パケットの送信(即ち、第5HARQ送信の実施)を同時に継続できず、また、フレーム番号12での新しい音声パケットの送信を開始できない。特に、BTSは、現音声パケットの送信を継続すべきか又は新しい音声パケットの送信を開始すべきか選択する。BTSが、現音声パケットの送信を継続すると選択した場合、新しい音声パケットは、遅延され、これによって、音声品質が低下する。BTSが、新しい音声パケットの送信を選択した場合、現音声パケットは、エラーであると宣言され、これによっても、音声品質が低下する。従って、制御チャネルオーバーヘッドを最小にする効率的なビットマップ信号送信方法を維持しつつ、無線端末に複数の音声パケットを同時に効率的に送信することに対するニーズがある
上述した問題の例として、図8に示す場面を考える。図8において、図3からのフレーム9及び12を示す。4つの無線端末(WT6、WT7、WT10、及びWT11)のグループ830は、グループ位置1乃至4が割り当てられたグループに割り当てられ、また、フレーム9及び12(インターレース0)を含むインターレース内における周波数領域資源が割り当てられる。特に、この組の共有時間・周波数資源には、各フレーム810及び820の合計6ブロックに対して、2つのFDREが3つの各タイムスロットに含まれる。更に、BTSが、2つのビットマップを用いて、無線端末をスケジュール化し、第1ビットマップ850が、アクティブな無線端末を示し、第2ビットマップ860が、上述したように、各アクティブな無線端末に対する配分のサイズを示すと考える。第2ビットマップにおける‘0’が、1つのブロックが割り当てられることを示し、また、第2ビットマップにおける‘1’が、2つのブロックが割り当てられることを示すと考える。WT6、WT7、WT10は、それらそれぞれの第1音声パケットのそれらの第4送信を受信しており、また、WT11は、その第1音声パケットのその送信を既に確認したと考える。最後に、スケジューラは、WT6、WT7、WT10がフレーム9において2つの資源を必要とすることを判断したと考える。資源は、通常順位付けパターン870に基づき割り当てる。
【0021】
図8において、スケジューラは、第1ビットマップによって示すように、フレーム9においてWT6、WT7、及びWT10を割当て、また、第2ビットマップによって示すように、ブロックサイズを割り当てる。通常順位付けパターン870及びビットマップの値のために、3つの無線端末には、810において分かるような資源が割り当てられる。WT6及びWT7が、フレーム9後、BTSにACKを送り、また、WT10が、フレーム9後、BTSにNACKを送る場合を考える。更に、WT6、WT10、及びWT11は、第2音声パケットを有し、これは、フレーム12で開始して送信する必要があると考える。WT10は、その第1音声パケットを正確に復号しなかったことから、BTSは、その第1音声パケットの送信を継続すべきか、又は、その第2音声パケットの送信を開始すべきか選択する。この例示例において、BTSは、WT10に第2音声パケットを送信することを選択する。WT6及びWT11は、それらそれぞれの第1音声パケットを確認したことから、BTSは、フレーム12で開始して、WT6及びWT11にそれぞれの第2音声パケットを送信する。スケジューラは、WT6及びWT10が、フレーム12において、1つの資源を必要とし、他方、WT11は、2つの資源を必要とすることを判断したと考える。図8において、スケジューラは、フレーム12において、第1ビットマップによって示すように、WT6、WT10、及びWT11を割当て、また、第2ビットマップによって示すように、ブロックサイズを割り当てる。通常順位付けパターン870及びビットマップにおける値のために、3つの無線端末には、820において分かるような資源が割り当てられる。この信号送信方法を用いて、BTSは、第1VoIPパケット用の第5送信及びWT10向けの第2VoIPパケット用の第1送信を同時に送信することはできなかった。
【0022】
上述した問題を軽減するために、特別な送信で示す新しい制御チャネルビットマップが、一組の時間・周波数資源を共有する無線端末のグループに送信され、そのグループに対して、どの無線端末が特別な送信を受信しているか示す。このフィールドは、図9に示すが、この場合、特別な送信フィールド905が、以前定義された端末割当て910及び配分サイズ930フィールドの前に、共有制御チャネルメッセージに挿入される。尚、特別な送信フィールドは、制御チャネル内における任意の位置において起こり得る。例えば、他の実施形態では、特別な送信フィールドは、端末割当て910及び配分サイズ930フィールドの後に起こる。特別な送信フィールドは、更に詳細に後述するように、追加の特別な送信と同様に、1つの無線端末への2つの音声パケットの同時送信を円滑化する。特別な送信フィールドは、無線端末の識別子(WT識別子フィールド940)及びN個のオプションの関連フィールドを含むが、ここで、Nは、0以上の整数である。図9において、2つのオプションのフィールド、即ち、第1フィールド及び第2フィールドが示されている。図8において説明した問題を軽減するために、第1フィールド950は、予約ブロックフィールド950であってよく、他方、第2フィールド960は、HARQ送信番号フィールド960であってよい。これら3つのフィールドは、各無線端末に対して、特別な送信で示される。各一連のフィールド940、950、及び960は、1つの無線端末用の1つの特別な送信を示す。許される特別な送信の数は、システムにおいて固定したり、異なる制御チャネルで示したり、盲検出を用いて求めたり、又は、グループサイズに基づき決定したりしてよい。関連する実施形態において、特別な送信フィールド905は、端末割当てフィールド910及び配分サイズフィールド930に付加されないが、むしろ別個に符号化され、送信される。
【0023】
WT識別子フィールド940は、どの無線端末が、特別な送信を受信しているかの表示である。通常、WT識別子は、グループ内における無線端末の位置の2進数表現である。グループ内における無線端末の位置は、そのビットマップ位置に対応することを思い起こされたい。また、WT識別子は、セクタ特定識別子(MACインデックス等)又はシステム特定固有識別子であってもよい。
【0024】
予約ブロックフィールドは、各特別な送信に用いられるブロック数の一組の時間・周波数資源を共有するグループのユーザに対する表示である。通常、予約ブロックフィールドは、ビットマップであり、この場合、ビットマップは、10進数への2進数の直接マッピングである。例えば、3ビットが予約ブロックフィールドに対して割り当てられる場合、‘000’は、0ブロックが予約されていることを示し、‘001’は、1ブロックが予約されていることを示し、‘010’は、2ブロックが予約されていることを示し、‘011’は、3ブロックが予約されていることを示す等々である。しかしながら、他のマッピングも可能である。例えば、3ビットの単純な非線形表現において、‘000’は、0ブロックが予約されていることを示し、‘001’は、1ブロックが予約されていることを示し、‘010’は、2ブロックが予約されていることを示し、‘011’は、4ブロックが予約されていることを示し、‘100’は、8ブロックが予約されていることを示し、‘101’は、12ブロックが予約されていることを示し、‘110’は、16ブロックが予約されていることを示し、‘111’は、32ブロックが予約されていることを示すように用い得る。BTSのスケジューラ及び無線端末が、マッピングを分かる限り、実際の数の予約ブロックへの予約ブロックフィールドのいずれかの線形又は非線形マッピングが可能である。最後に用いられるより多くの資源を予約し得ることが想像され、また、このことは、若干非効率的であるが、それは、時として、望ましい。例えば、それは、非線形マッピングが用いられる場合、予約される資源ブロックの数を指定する際に用いられる予約フィールドのオーバーヘッドを低減する。マッピングは、制御チャネル上で送信するか、又は、既定値として無線端末に記憶し得る。
【0025】
HARQ送信番号フィールドは、WT識別子フィールド940に示す無線端末が受信しているHARQ送信番号の表示である。そのような情報は、VoIP送信を復号する時、無線端末によって用いることができ、また、特に、無線端末が、与えられたパケットの送信中、1つ又は複数の制御チャネルを見逃す場合、望ましい。例えば、BTSが、1つのブロックを用いて、第12グループ位置を有する無線端末に対して第5送信を送信している場合、WT識別子フィールド940は、‘1100’であり、予約ブロックフィールド950は、‘001’であり、HARQ送信番号フィールド960は、‘101’である。
【0026】
第1フィールド950又は第2フィールド960として用い得る幾つかの追加のフィールドがある。第一に、ボコーダ速度フィールドを用いて、特別な送信のボコーダ速度を示し得る。このことは、盲速度検出実施要件を解消することによって、無線端末における処理負担の軽減を支援する。例えば、ボコーダ速度フィールドは、2ビットフィールドであってよく、この場合、‘00’は、1/8速度ボコーダフレームを示し、‘01’は、1/4速度ボコーダフレームを示し、‘10’は、1/2速度ボコーダフレームを示し、‘11’は、全速度ボコーダフレームを示す。第二に、パケットデータフィールドは、特定の無線端末へのパケットデータ送信の存在及びパケットサイズを示すために用い得る。このことは、通常、VoIPパケットを受信するユーザのグループに対してパケットデータ送信を示すために有利である。例えば、パケットデータフィールドは、2ビットフィールドであってよく、この場合、‘00’は、128ビットデータパケットを示し、‘01’は、256ビットデータパケットを示し、‘10’は、512ビットデータパケットを示し、‘11’は、1024ビットデータパケットを示す。一例として、データパケットは、SMS(短メッセージサービス)メッセージであってよい。第三に、割当てブロックフィールドを用いて、各特別な送信用の開始ブロックを示し得る。例えば、ソフトハンドオフ等の或る状況の場合、特定の無線端末を特定の共有時間・周波数資源に割り当てることが望ましいことがある。この場合、割当てブロックフィールドは、特別な送信の第1ブロックを示すために用いられる。残りの無線端末は、それらの配分を決定する時、単に、割当てブロックフィールドに示すあらゆる資源をスキップする。例えば、BTSが、第6グループ位置を有する第8共有資源を無線端末に割り当てたい場合を考える。この場合、BTSは、WT識別子フィールドに‘110’を示し、また、割当てブロックフィールドに‘1000’を示す。
【0027】
上述したように、割当てブロックフィールドは、ソフトハンドオフに用い得る。これを理解するために、セクタA及びセクタBで示す2つのセクタ間に配置された無線端末について考える。更に、無線端末が、特定の組の時間・周波数資源を共有するセクタAにおけるVoIPグループに割り当てられ、また、同様なグループが、同じ組の時間・周波数資源を共有するセクタBにある(無線端末は、セクタBにおけるグループのメンバではない)と考える。そして、無線端末は、BTSがそのVoIPパケットをセクタAからセクタBに同時に一斉送信するようにというその願いを示すと考える。同時一斉送信の場合、同じ時間・周波数資源が、セクタA及びセクタB双方において用いられる必要がある。このために、セクタAは、その組の共有時間・周波数資源の内のどれが、セクタBに対して無線端末が割り当てられているか示し、また、セクタBは、WT識別子フィールドにおける無線端末のMACインデックス及び割当てブロックフィールドを用いるセクタAにおける割当てブロックを示すことによって、無線端末用の特別な送信を示す。これらのフィールドは、セクタBの共有制御チャネルにおいて送信される。
【0028】
最も一般的な形態では、特別な送信フィールドは、無線端末の識別子を示し、また、オプションとして、少なくとも1つの追加のフィールドを示し、この場合、追加のフィールドは、予約ブロックフィールド、HARQ送信番号フィールド、ボコーダ速度フィールド、パケットデータフィールド、及び割当てブロックフィールドから取られる。
【0029】
また、図8によって述べた問題を軽減するために、予約ブロックフィールドが、第1フィールドとして用いられ、HARQ送信番号が、第2フィールドとして用いられる場合について考える。無線端末は、WT識別子フィールド940の1つにおけるその識別子を観察すると、それが、特別な送信を受信していることが分かる。そして、それは、対応する予約ブロックフィールド及び対応するHARQ送信番号フィールドからのHARQ送信番号に基づき、特別な送信用のブロック数を決定する。特別な送信用のブロックは、特別な送信配分方式に基づき、割当て得る。例えば、特別な送信は、その組の共有資源の最初に、その組の共有資源の最後に(可能性として、逆の順番で)、第1及び第2ビットマップを用いて割り当てられたブロックの直後に、又は、BTS及び無線端末がその位置が分かる限り、任意の他の位置に、割当て得る。特別な送信配分方式は、開始資源ブロック及び特別な順位付けであってよい。BTSは、制御チャネル上での特別な送信配分方式を示し得る。ブロックが、その組の共有資源の最初に割り当てられる場合、特別な送信を受信する第1無線端末には、ブロック1で始まる第1予約ブロックフィールド950において示す数のブロックが割り当てられる。特別な送信を受信する第2無線端末には、ブロック1で始まる第2予約ブロックフィールドにおいて示す数のブロック、プラス第1予約ブロックフィールドにおいて示す数のブロックが割り当てられる。このプロセスは、特別な送信を受信する全ての無線端末に対して繰り返される。そして、端末割当てフィールド910に示される無線端末は、通常通り、特別な送信に用いられる最後のブロック直後のブロックから開始して、資源を割り当て始める。尚、無線端末は、特別な送信フィールド905及び端末割当てフィールド910の双方に示し得る。このようにして、無線端末には、複数のパケット用の資源を同時に割当て得る。尚、BTSは、多数のWT識別子フィールド940において同じWT識別子を示すことによって、特定の無線端末用の2つの特別な送信を示し得る。
【0030】
図10は、特別な送信フィールドが、同じ無線端末への複数のパケット用の資源を同時に割り当てるためにどのように用いられるか示す。図10のシナリオは、特に示す場合を除き、図8と同じである。フレーム12の最初に、BTSは、そのキューにおいて、WT6、WT10、及びWT11用の第2音声パケット及びWT10用の未確認の第1音声パケットを有することを思い起こされたい。特別な送信フィールドを用いて、この例は、BTSが、どのようにして、WT10用の第1及び第2音声パケット双方のための資源を同時に割り当てるか示す。BTSは、制御チャネルの一部として、WT識別子フィールド1090、予約ブロックフィールド1080、及びHARQ送信番号フィールド1085が含まれる特別な送信フィールドを送信する。この例において、特別な送信には、その組の共有資源における第1ブロックが割り当てられ、また、特別な順位付けは、通常順位付けと等価である。更に、予約ブロックフィールドは、10進数への2進数の直接マッピングであるビットマップである。WT10用の第1音声パケットの第5送信は、2つのブロックを必要としているとBTSが判断したとする。WT10用の特別な送信を示すために、BTSは、1090において、位置即ちグループ内におけるWT10の位置を示す。WT10は、ビットマップにおける第3位置に対応する。本例において、第1位置は、2進数‘00’に対応することから、第3位置は、2進数‘10’に対応する。他の実施形態では、第3位置は、ゼロの位置がどのように定義されるかに依存して、2進数‘11’に対応し得る。BTSは、予約ブロックフィールド1080において、‘10’を用いて、2つのブロックが、WT10用の特別な送信のために割り当てられていることを示す。最後に、BTSは、‘101’を用いて、HARQ送信番号フィールドにおいて、第5HARQ送信を示す。WT10は、制御チャネルを復号し、また、それには、2つのブロックを占有する特別な送信が割り当てられていると判断する。特別な送信は、特別な順位付けに基づき、最初に割り当てられることから、この2つのブロックは、共有時間・周波数資源の組の最初の2ブロックである。制御チャネルメッセージを受信する各端末は、2つのブロックが、特別な送信に用いられていると判断し、そして、通常通り、第1及び第2ビットマップに基づき、資源の割当てを開始する。通常順位付けパターン1070及びビットマップの値のために、WT6、WT10、及びWT11には、1020において分かるような資源が割り当てられる。例えば、WT6は、第1ビットマップ1050を用いて、それが、アクティブであると判断し、第2ビットマップ1060を用いて、それには、1つのブロックが割り当てられていると判断し、それには、ブロック番号3が割り当てられていると判断するが、これは、2つのブロックが、特別な送信用に割り当てられたためである。WT10は、第1ビットマップ1050を用いて、それが、アクティブであると判断し、第2ビットマップ1060を用いて、それには、1つのブロックが割り当てられていると判断し、それには、ブロック番号4が割り当てられていると判断するが、これは、2つのブロックが、特別な送信用に割り当てられ、また、1つのブロックが、第1及び第2ビットマップにおける他の無線端末に以前割り当てられたためである。このプロセスは、WT11に対して繰り返される。特別な送信フィールド1080、1085、及び1090を用いて、BTSは、WT10が、2つの音声パケットを同時に受信していたことを示すことができた。幾つかの実施形態において、HARQ送信番号フィールドは、省略される。この場合、WT10は、どの割当てが、第1音声パケットの第5送信用であるか、また、どの割当てが、第2音声パケットの第1送信用であるか分かる。好適な実施形態において、通常の境界を超えて継続される送信は、特別な送信として示され、他方、新しい送信は、通常の第1及び第2ビットマップを用いて示されるが、BTS及び無線端末がその方式について同意する限り、その反対もまた可能である。
【0031】
他の実施形態では、予約ブロック及びWT識別子フィールドは、特定の無線端末が、必ずしも連続送信とは限らない特別な送信を受信していることを示すために用いられる。例えば、符号化に先立ってボコーダパケットに追加されるRTP/UDP/IP(リアルタイム・トランスポート・プロトコル/ユーザ・データグラム・プロトコル/インターネット・プロトコル)オーバーヘッドは、通常より大幅に大きいことがある。この場合、WT識別子は、特別な送信が意図されたWTを示し、また、予約ブロックフィールドは、拡張RTP/UDP/IPパケット用のパケットサイズ及びこのパケットに割り当てられたブロックの数を示す。
【0032】
更に他の実施形態において、特別な送信が割り当てられた無線端末の識別子は、ビットマップを用いて示され、この場合、ビットマップにおける各位置は、共有時間・周波数資源の内の1つに対応する。‘1’がビットマップに示される場合、以前のフレームにおいて対応する時間・周波数資源が割り当てられた無線端末には、現フレームにおいて特別な送信が割り当てられる。このことは、配分サイズフィールドがなく(端末割当てだけ)、また、特別な送信を要求する幾つかの無線端末がある場合、特に有利である。本実施形態では、特別な送信が割り当てられた各無線端末には、1つのブロックが割り当てられる。
【0033】
図11は、基地局のブロック図である。図示するように、基地局110には、論理回路1201、トラフィックチャネル回路1203、及び制御チャネル回路1205が含まれる。動作中、一組の共有資源からの適切な共有資源(即ち、タイムスロット(1つ又は複数)及び副搬送波(1つ又は複数)、可能性として、特定のインターレース内において)を利用して、データは、トラフィックチャネル回路1203に入力し、適切な無線端末102に送信される。
【0034】
上述したように、制御チャネル回路1205は、適切な制御情報を一組の端末102に送信する。制御情報には、各端末にその割当て資源について通知する端末割当て910が含まれる。また、配分サイズ930は、制御チャネル回路1205によって送信される。上述したように、配分サイズフィールドには、特定の端末が割り当てられる共有資源の量が含まれる。
【0035】
特定の無線端末に対して特別な送信が必要であると論理回路1201が判断する場合、論理回路1201は、制御チャネル回路1205に指示して、特別な送信を受信する各無線端末に対して、共有制御チャネルの特別な送信フィールドの一部として、WT識別子フィールド940を一斉送信させる。予約ブロックフィールドが用いられる場合、論理回路1201は、特別な送信が要求されている各無線端末に必要な資源の量を決定し、そして、制御チャネル回路1205に指示して、共有制御チャネルの特別な送信フィールドの一部として、予約ブロックフィールド940を一斉送信させる。予約ブロックフィールド940は、その組の共有資源ブロックのユーザに対して、厳密にどれだけの資源が、特別な送信を受信する端末によって利用されようとしているか示す。HARQ送信番号フィールド、ボコーダ速度フィールド、パケットデータフィールド、割当てブロックフィールドの内のいずれか1つが用いられている場合、論理回路1201は、そのフィールド用の適切な値を決定し、そして、制御チャネル回路1205に指示して、共有制御チャネルの特別な送信フィールドの一部として、そのフィールドを一斉送信させる。特別な送信を受信する無線端末は、特別な送信配分、特別な順位付けパターン、及びいずれか以前の特別な送信用の開始点に基づき、それらの特別な送信の位置を決定する。残りの無線端末は、どのブロックが特別な送信に利用されているか決定し、そして、通常順位付けパターンに基づき、特別な送信に用いられるそれらのブロックをスキップしつつ、その組の共有資源ブロックを埋め続ける。
【0036】
図12は、図11の基地局の動作を示すフローチャートである。論理フローは、ステップ1301において開始するが、ここで、論理回路1201(スケジューラとしての役割を果たす)は、一組の共有資源を用いてグループ化される予定の複数の無線端末を決定する。上述したように、グループの全ての端末は、資源に対して所定の通常順位付けパターン(埋める順番)及び特別な送信に資源を割り当てるための所定の方式を有する。特別な送信配分方式は、制御チャネルメッセージの一部として、全ての無線端末に送信される。特に、基地局は、制御チャネル上で、グループ識別子及び特別な送信配分方式を送信し得る。そして、論理回路1201は、複数の配分サイズが許される場合、グループにおける各端末用の配分サイズを決定する(ステップ1303)。ステップ1305において、グループにおけるいずれの無線受信機に対しても特別な送信を行う必要がない場合、論理フローは、ステップ1307に続き、そうでない場合、論理フローは、ステップ1309に続き、そこで、意図した無線端末(WT識別子)用の識別子が、特別な送信を必要とする各無線端末用に決定される。オプションとして、追加のフィールドが、各無線端末に関連付けされる。例えば、予約ブロックフィールド、HARQ送信番号フィールド、ボコーダ速度フィールド、パケットデータフィールド、及び割当てブロックフィールドの任意の組合せが、各WT識別子に付加し得る。特別な送信を受信する各無線端末用のフィールドの連結は、特別な送信フィールドとして定義される。尚、BTSは、資源が限定されている場合、特別な送信に対して如何なる資源も割り当てないことを選択し得る。
【0037】
ステップ1307において、制御チャネル回路1205は、端末割当て、配分サイズ、及び必要とされる場合、特別な送信フィールドを送信する。最後に、ステップ1311において、トラフィックチャネル回路1203は、それらの適切な資源を利用する端末にデータを送信する。
【0038】
図13は、端末のブロック図である。図示するように、端末102には、論理回路1401、トラフィックチャネル回路1403、及び制御チャネル回路1405が含まれる。動作中、データは、制御チャネル回路1405(制御チャネルを介して)又はトラフィックチャネル回路1403(一組の共有資源からの適切な共有資源(即ち、特定のインターレース内におけるタイムスロット(1つ又は複数)及び副搬送波(1つ又は複数))を利用する)のいずれかを介して受信される。
【0039】
図14は、端末102の動作を示すフローチャートである。論理フローは、ステップ1501において開始するが、ここで、制御チャネル回路1405は、端末割当て、配分サイズ、及びオプションとしての特別な送信フィールドを受信する。ステップ1503において、無線端末は、その識別子が、特別な送信フィールドの内のいずれか1つに示されているかどうか判断する。無線端末がその識別子を見つけない場合、論理フローは、ステップ1507に続き、そうでない場合、論理フローは、ステップ1503に続き、ここで、無線端末は、その特別な送信情報を決定するが、これには、予約ブロックフィールド、HARQ送信番号フィールド、ボコーダ速度フィールド、パケットデータフィールド、及び割当てブロックフィールドの任意の組合せを含み得る。端末割当てフィールド、配分サイズフィールド、及び特別な送信フィールドに基づき、無線端末論理回路1401は、データの受信及び送信用の適切な資源を決定する1507。この判断は、通常順位付けパターン及び特別な送信配分方式に基づき、この場合、特別な送信配分方式は、特別な送信用の開始ブロック及び特別な順位付けを含む。論理回路1401は、どの資源が以前に割り当てられていたか判断決定し(ステップ1509)、この情報及び配分サイズを利用して、論理回路1401は、通常順位付けパターンに基づき、利用すべき適切な資源を決定する(ステップ1511)。
【0040】
本開示及びその最良の形態について、本発明者らによる所有権を確立するように、また、当業者がそれらを実現し利用できるように述べたが、本明細書で述べた代表的な実施形態には、数多くの等価物が存在、また、本発明の範囲と精神から逸脱することなく、それらに対して修正や変更を行うことが可能であり、本発明は、これら代表的な実施形態によってではなく添付の請求項によって限定されることを理解し認識されたい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】例示の無線通信ネットワークを示す図。
【図2】各々複数のタイムスロットを含む例示の一連の無線フレームを示す図。
【図3】各々複数のタイムスロットを含む例示例の一連の繰り返し無線フレームを示す図。
【図4】例示例の一組の共有資源を示す図。
【図5】資源割当て情報を示すブロック図。
【図6】資源割当てビットマップを示す図。
【図7】共有資源及び通常順位付けパターンを示す図。
【図8】第1の代表的な資源配分方式を示す図。
【図9】本発明の多数の実施形態に基づく資源割当て情報を示すブロック図。
【図10】第2の代表的な資源配分方式を示す図。
【図11】本発明の多数の実施形態に基づく基地局を示すブロック図。
【図12】本発明の多数の実施形態に基づく図12の基地局の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明の多数の実施形態に基づく無線端末を示すブロック図。
【図14】本発明の多数の実施形態に基づく図14の無線端末の動作を示すフローチャート。
【出願人】 【識別番号】390009597
【氏名又は名称】モトローラ・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】MOTOROLA INCORPORATED
【出願日】 平成19年7月30日(2007.7.30)
【代理人】 【識別番号】100116322
【弁理士】
【氏名又は名称】桑垣 衛


【公開番号】 特開2008−35526(P2008−35526A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2007−197015(P2007−197015)