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【発明の名称】 モバイル通信端末、これをハンドオーバー拒絶で動作させる方法及び携帯用インターネットシステムでハンドオーバーを拒絶する方法
【発明者】 【氏名】パク ソン チン

【氏名】ホン スン ハン

【氏名】ソン キ テク

【要約】 【課題】ハンドオーバー拒絶と関連された情報または拒絶理由情報を指示する端末アクションをモバイル端末に提供すること。

【構成】携帯用インターネットシステム及びこれを利用したモバイル通信端末でハンドオーバー拒絶のためにモバイル通信端末を動作させる方法が開示される。この方法は、ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送するステップと、サービング基地局からハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するステップと、を含み、ハンドオーバー要請メッセージは少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯用インターネットシステムでハンドオーバー拒絶のためのモバイル通信端末の動作方法であって、
ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送して前記サービング基地局から前記ハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するステップとして、前記ハンドオーバー要請メッセージは、少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請するステップと、
前記受信された応答メッセージが前記ハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックするステップと、
前記チェック結果によって、前記応答メッセージから前記ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つ情報を抽出するステップと、
前記抽出された情報によってアクションを実行するステップと、
を含むことを特徴とするモバイル通信端末の動作方法。
【請求項2】
前記端末アクション情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つ情報は、前記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項3】
前記抽出された情報が前記端末アクション指示情報であれば、前記モバイル通信端末は、前記端末アクション指示情報により表示された特定アクションを実行することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項4】
前記端末アクション指示情報が前記ハンドオーバー要請メッセージの再伝送指示であれば、前記モバイル通信端末は、前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージが含まれたターゲット基地局とは異なるターゲット基地局が以前走査情報に関して設定されるハンドオーバー要請メッセージを伝送することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項5】
前記端末アクション指示情報が前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された前記ターゲット基地局を含む再走査指示であれば、前記モバイル通信端末は、前記ターゲット基地局を含んで走査動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項6】
前記端末アクション指示情報が前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された前記ターゲット基地局を除外した再走査指示であれば、前記モバイル通信端末は、前記ターゲット基地局を除外して走査動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項7】
前記端末アクション指示情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバー指示である場合、前記モバイル通信端末によりランダムに選択されたターゲット基地局を通じて初期ネットワークエントリーが実行されることを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項8】
前記端末アクション指示情報が前記サービング基地局との通信を維持する指示である場合、前記モバイル通信端末は、前記ハンドオーバー要請をリリースして前記サービング基地局とのデータ通信を維持することを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項9】
前記拒絶理由情報は、前記ターゲット基地局の容量超過、前記サービング基地局と前記ターゲット基地局との間の通信不可及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
【請求項10】
モバイル通信端末であって、
ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送して前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するように構成され、前記ハンドオーバー要請メッセージが少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請する送受信機と、
前記受信された応答メッセージが前記ハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックし、前記チェック結果によって前記応答メッセージから前記ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を抽出するように構成された情報抽出部と、
前記抽出された情報によってアクションを実行する制御信号を出力するように構成された制御部と、
を含むことを特徴とするモバイル通信端末。
【請求項11】
前記端末アクション指示情報及び前記拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報は、前記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項12】
前記抽出された情報が前記端末アクション指示情報であれば、前記制御部は、前記端末アクション指示情報により表示された特定アクションを実行することを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項13】
前記端末アクション指示情報が前記ハンドオーバー要請メッセージの再伝送指示であれば、前記送受信機は、前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージが含まれたターゲット基地局とは異なるターゲット基地局が以前走査動作に関して設定されるハンドオーバー要請メッセージを伝送することを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項14】
前記制御部の制御信号によって隣接基地局を走査するように構成された走査モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項15】
前記端末アクション指示情報が前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された前記ターゲット基地局を含んだ再走査指示であれば、前記走査モジュールは前記ターゲット基地局を含んで走査動作を実行し、
前記端末アクション指示情報が前記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された前記ターゲット基地局を除外した再走査指示であれば、前記走査モジュールは前記ターゲット基地局を除外して走査動作を実行することを特徴とする請求項14に記載のモバイル通信端末。
【請求項16】
前記端末アクション指示情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバー指示である場合、前記制御部はランダムターゲット基地局を選択し、前記送受信機はハンドオーバー要請メッセージを前記ランダムターゲット基地局に伝送し、
前記端末アクション指示情報が前記サービング基地局との通信を維持する指示である場合、前記制御部は前記ハンドオーバー要請をリリースして前記サービング基地局とのデータ通信を維持することを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項17】
前記拒絶理由情報は、前記ターゲット基地局の容量超過、前記サービング基地局と前記ターゲット基地局との間の通信不可及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項10に記載のモバイル通信端末。
【請求項18】
携帯用インターネットシステムでハンドオーバーを拒絶する方法であって、
ターゲット基地局にハンドオーバーを要請するハンドオーバー要請メッセージをモバイル通信端末から受信するステップと、
前記ターゲット基地局へのハンドオーバーが可能であるか否かを判定するステップと、
前記ターゲット基地局へのハンドオーバーが不可能であると拒絶される場合、前記モバイル通信端末により実行されるアクションを示す端末アクション指示情報及び前記ハンドオーバーが拒絶された少なくとも一つの理由を含む拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を含む応答メッセージを生成するステップと、
前記生成された応答メッセージを前記モバイル端末に伝送するステップと、
を含むことを特徴とするハンドオーバー拒絶方法。
【請求項19】
前記判定ステップは、以前に保存された情報及びターゲット基地局との通信から得られた情報の中で少なくとも一つの情報に基礎して前記ターゲット基地局へのハンドオーバーが可能であるか否かを判定することを特徴とする請求項18に記載のハンドオーバー拒絶方法。
【請求項20】
前記端末アクション指示情報及び前記拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報は、前記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする請求項18に記載のハンドオーバー拒絶方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、モバイル通信端末と、ハンドオーバー要請が拒絶されるときにモバイル通信端末に情報が提供される、対応する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、モバイル端末は携帯用インターネットを通じて高速で大量のデータを基地局と交換することができる。このような携帯用インターネットに対する通信仕様は、WiMAX(Mircowave Access)、WiBro(Wireless Broadband)などに対する全世界相互運営性を含む。
【0003】
WiMAXはWiMAXフォーラムの提供者により開発された技術仕様である。さらに、WiMAXは建物の外でインターネット利用が可能な範囲を一層拡張させることにより無線LAN技術を補償する。WiBroは大韓民国情報通信部、TTA(Telecommunication Technology Association)及びモバイル通信提供者により開発された無線携帯用インターネットソリューションである。WiBroは携帯用端末に超高速インターネットサービスを提供する。
【0004】
したがって、ハンドセット(Handset)、ラップトップ(Laptop)、個人携帯情報端末、PDA(personal digital assistant)、スマートフォン(Smart Phone)などのような携帯装置は携帯用インターネットサービスを利用してインターネットをアクセスすることができる。また、携帯用インターネットを通じて所定基地局とデータを安定的に交換するためには、モバイル通信端末は隣接基地局をよく走査(scan)し、対応する走査結果によって隣接基地局の中で特定基地局を通じてハンドオーバー手続きを実行する。
【0005】
例えば、データを現在伝送/受信するサービング(serving)基地局の受信信号強度が所定値以下になった場合、またはモバイル端末が高い受信信号強度を提供する隣接基地局に移動する必要がある場合、モバイル端末はハンドオーバー手続きの実行を決定し、サービング基地局とハンドオーバーの交渉手続きを実行する。
【0006】
より詳しく説明すれば、従来技術によるハンドオーバー手続きは、図7を参照して説明する。図7を参考すれば、モバイル通信端末710は、先に他の基地局にハンドオーバーを要請するハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局720に伝送する(ステップS740)。メッセージはターゲット(target)基地局730に対する情報を含む。
【0007】
サービング基地局720は、ハンドオーバー要請メッセージに応答してハンドオーバー応答メッセージをモバイル端末710に伝送する(ステップS750)。ハンドオーバー要請メッセージはハンドオーバー要請を許容する指示(instruction)メッセージであるか、またはハンドオーバー要請を拒絶する拒絶メッセージである。さらに、ハンドオーバー応答メッセージはサービング基地局720により推薦されたターゲット基地局に対する情報を含む。
【0008】
ハンドオーバー要請メッセージがハンドオーバーを指示するための指示メッセージである場合、モバイル端末710は、最終ターゲット基地局に対する情報を示すハンドオーバー確認(confirmation)メッセージをサービング基地局720に伝送する(ステップS760)。連続して、モバイル端末710は最終ターゲット基地局730に対するハンドオーバープロセスを実行する(ステップS770)。
【0009】
しかし、ハンドオーバー応答メッセージがハンドオーバー要請を拒絶する拒絶メッセージである場合、モバイル端末710は、ハンドオーバー拒絶に対応するアクションを任意に決定して実行する。したがって、関連された従来のハンドオーバー方法は、次のような問題点または短所を有する。
【0010】
まず、ハンドオーバー要請が拒絶されるとき、モバイル端末は任意に次のアクションを決定する。すなわち、端末は現在のネットワーク状態を考慮しないで、次に実行するアクションを任意に決定する。したがって、モバイル通信端末はハンドオーバー拒絶に対応するためにネットワーク環境に適合な最適アクションを実行することが不可能である。
【0011】
また、モバイル端末がネットワーク環境と関連されたハンドオーバー拒絶に対する理由を決定することができないので、端末は現在ネットワーク環境に関係なくハンドオーバー拒絶に対する次のアクションを実行する。また、ハンドオーバー要請が拒絶されるとき、端末は拒絶指示メッセージのみを受信し、ハンドオーバー拒絶に対する詳細な情報は受信できない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
したがって、本発明は上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ハンドオーバー拒絶と関連された情報または拒絶理由情報を指示する端末アクションをモバイル端末に提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、ハンドオーバー拒絶に応答して現在ネットワーク環境を考慮した最適のアクションをモバイル端末に提供することにある。
【0014】
本発明のまた他の目的は、ハンドオーバー拒絶に対する詳細な理由を考慮することができる能力をモバイル端末に提供して端末がハンドオーバー拒絶に対応する最適のアクションを実行できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記目的を達成するために、本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
携帯用インターネットシステムでハンドオーバー拒絶のためのモバイル通信端末の動作方法であって、
ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送して上記サービング基地局から上記ハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するステップとして、上記ハンドオーバー要請メッセージは、少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請するステップと、
上記受信された応答メッセージが上記ハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックするステップと、
上記チェック結果によって、上記応答メッセージから上記ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つ情報を抽出するステップと、
上記抽出された情報によってアクションを実行するステップと、
を含むことを特徴とするモバイル通信端末の動作方法。
(項目2)
上記端末アクション情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つ情報は、上記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目3)
上記抽出された情報が上記端末アクション指示情報であれば、上記モバイル通信端末は、上記端末アクション指示情報により表示された特定アクションを実行することを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目4)
上記端末アクション指示情報が上記ハンドオーバー要請メッセージの再伝送指示であれば、上記モバイル通信端末は、上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージが含まれたターゲット基地局とは異なるターゲット基地局が以前走査情報に関して設定されるハンドオーバー要請メッセージを伝送することを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目5)
上記端末アクション指示情報が上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された上記ターゲット基地局を含む再走査指示であれば、上記モバイル通信端末は、上記ターゲット基地局を含んで走査動作を実行することを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目6)
上記端末アクション指示情報が上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された上記ターゲット基地局を除外した再走査指示であれば、上記モバイル通信端末は、上記ターゲット基地局を除外して走査動作を実行することを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目7)
上記端末アクション指示情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバー指示である場合、上記モバイル通信端末によりランダムに選択されたターゲット基地局を通じて初期ネットワークエントリーが実行されることを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目8)
上記端末アクション指示情報が上記サービング基地局との通信を維持する指示である場合、上記モバイル通信端末は、上記ハンドオーバー要請をリリースして上記サービング基地局とのデータ通信を維持することを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目9)
上記拒絶理由情報は、上記ターゲット基地局の容量超過、上記サービング基地局と上記ターゲット基地局との間の通信不可及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つを含むことを特徴とする項目1に記載のモバイル通信端末の動作方法。
(項目10)
モバイル通信端末であって、
ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送して上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するように構成され、上記ハンドオーバー要請メッセージが少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請する送受信機と、
上記受信された応答メッセージが上記ハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックし、上記チェック結果によって上記応答メッセージから上記ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を抽出するように構成された情報抽出部と、
上記抽出された情報によってアクションを実行する制御信号を出力するように構成された制御部と、
を含むことを特徴とするモバイル通信端末。
(項目11)
上記端末アクション指示情報及び上記拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報は、上記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目12)
上記抽出された情報が上記端末アクション指示情報であれば、上記制御部は、上記端末アクション指示情報により表示された特定アクションを実行することを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目13)
上記端末アクション指示情報が上記ハンドオーバー要請メッセージの再伝送指示であれば、上記送受信機は、上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージが含まれたターゲット基地局とは異なるターゲット基地局が以前走査動作に関して設定されるハンドオーバー要請メッセージを伝送することを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目14)
上記制御部の制御信号によって隣接基地局を走査するように構成された走査モジュールをさらに含むことを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目15)
上記端末アクション指示情報が上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された上記ターゲット基地局を含んだ再走査指示であれば、上記走査モジュールは上記ターゲット基地局を含んで走査動作を実行し、
上記端末アクション指示情報が上記伝送されたハンドオーバー要請メッセージに設定された上記ターゲット基地局を除外した再走査指示であれば、上記走査モジュールは上記ターゲット基地局を除外して走査動作を実行することを特徴とする項目14に記載のモバイル通信端末。
(項目16)
上記端末アクション指示情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバー指示である場合、上記制御部はランダムターゲット基地局を選択し、上記送受信機はハンドオーバー要請メッセージを上記ランダムターゲット基地局に伝送し、
上記端末アクション指示情報が上記サービング基地局との通信を維持する指示である場合、上記制御部は上記ハンドオーバー要請をリリースして上記サービング基地局とのデータ通信を維持することを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目17)
上記拒絶理由情報は、上記ターゲット基地局の容量超過、上記サービング基地局と上記ターゲット基地局との間の通信不可及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つを含むことを特徴とする項目10に記載のモバイル通信端末。
(項目18)
携帯用インターネットシステムでハンドオーバーを拒絶する方法であって、
ターゲット基地局にハンドオーバーを要請するハンドオーバー要請メッセージをモバイル通信端末から受信するステップと、
上記ターゲット基地局へのハンドオーバーが可能であるか否かを判定するステップと、
上記ターゲット基地局へのハンドオーバーが不可能であると拒絶される場合、上記モバイル通信端末により実行されるアクションを示す端末アクション指示情報及び上記ハンドオーバーが拒絶された少なくとも一つの理由を含む拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を含む応答メッセージを生成するステップと、
上記生成された応答メッセージを上記モバイル端末に伝送するステップと、
を含むことを特徴とするハンドオーバー拒絶方法。
(項目19)
上記判定ステップは、以前に保存された情報及びターゲット基地局との通信から得られた情報の中で少なくとも一つの情報に基礎して上記ターゲット基地局へのハンドオーバーが可能であるか否かを判定することを特徴とする項目18に記載のハンドオーバー拒絶方法。
(項目20)
上記端末アクション指示情報及び上記拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報は、上記応答メッセージの予備フィールドに設定されることを特徴とする項目18に記載のハンドオーバー拒絶方法。
前記目的を達成するために本発明の一様態によれば、携帯用インターネットシステムでハンドオーバー拒絶に対してモバイル通信端末を動作させる方法は、ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送するステップと、サービング基地局からハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するステップと、を含み、ハンドオーバー要請メッセージは少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請する。また、受信された応答メッセージがハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックするステップと、チェック結果によって、応答メッセージからハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を抽出するステップと、抽出情報によってアクションを実行するステップと、をさらに含む。
【0016】
本発明の他の一様態によれば、ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送し、伝送されたハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージをサービング基地局から受信するように構成された送受信機と、受信された応答メッセージがハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックし、チェック結果によって、応答メッセージからハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つを抽出するように構成された情報抽出部と、抽出された情報によってアクションを実行するために制御信号を出力するように構成された制御部と、を含むモバイル通信端末が提供される。
【0017】
本発明のまた他の様態によれば、携帯用インターネットシステムでハンドオーバーを拒絶する方法であって、モバイル通信端末からハンドオーバー要請メッセージを受信するステップとして、ハンドオーバー要請メッセージがターゲット基地局にハンドオーバーを要請する受信ステップと、ターゲット基地局へのハンドオーバーが可能であるか否かを判定するステップと、ターゲット基地局へのハンドオーバーが不可能で拒絶される場合、モバイル端末により行われるアクションを示す端末アクション指示情報及びハンドオーバーが拒絶された少なくとも一つの理由を含む拒絶理由情報を含む応答メッセージを生成するステップと、生成された応答メッセージをモバイル端末に伝送するステップと、を含む。
【0018】
本発明に係る前述した課題を解決するための手段の説明と後述する実施形態の説明は、例示であり、説明目的のものであり、本発明のさらなる説明を提供することを意図していることを理解すべきである。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ハンドオーバー要請が拒絶されるとき、ハンドオーバー拒絶と連関された詳細な端末アクション指示情報または拒絶理由情報をモバイル通信端末に提供する。
【0020】
また、ハンドオーバー拒絶に対応する端末のアクションが詳しく提供されるので、最適アクションが現在ネットワーク環境を考慮して実行される。
【0021】
また、ハンドオーバー拒絶に対する詳細な理由が提供されるので、最適アクションが現在ネットワーク環境を考慮して実行される。結局、ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報または拒絶理由情報は応答メッセージの予備フィールドを利用して端末に提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明において、同一な図面参照符号は、他の図面でも同一な要素に使用される。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態によるモバイル通信端末(‘端末’)を示すブロック図である。図1に示したように、端末は、携帯用インターネットを通じてサービング基地局に/からデータ及びメッセージを伝送/受信する送受信機110と、送受信機110を通じて受信されたメッセージから所定情報を抽出する情報抽出部120と、抽出された情報によってアクションを指示する制御信号を出力する制御部130と、端末と関連されたすべてのデータ及び情報を保存するメモリー140と、制御部130から制御信号によって走査アクションを実行する走査モジュール150と、を含む。
【0024】
また、送受信機110は携帯用インターネットを通じてサービング基地局に/からデータまたはメッセージを伝送/受信する。特に、送受信機110はハンドオーバー要請メッセージを携帯用インターネットを通じてサービング基地局に伝送し、その後、サービング基地局から対応する応答メッセージを受信する。
【0025】
一例で、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)標準にしたがって、ハンドオーバー要請メッセージはMOB_MSHO_REQメッセージであり、応答メッセージはMOB_BSHO_RSPメッセージである。また、端末に/からデータを現在伝送/受信しているサービング基地局の受信された信号強度が所定値以下に落ちるか、または端末が良好な受信信号強度を提供する他の基地局にハンドオーバーする必要があるとき、送受信機110はハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送する。
【0026】
図5A及び図5Bは、ハンドオーバー要請メッセージの例示的な構造を示す図である。説明の簡略化のために、ハンドオーバー要請メッセージの中で一部だけを説明する。図5A及び図5Bに示したように、ハンドオーバー要請メッセージは、ターゲット基地局の中でいずれの一つ(すなわち、ターゲット基地局)がハンドオーバーを実行する隣接基地局と、隣接基地局各々に対する受信された信号強度に関する情報を含む。
【0027】
また、ターゲット基地局は隣接基地局の走査から得られた受信信号強度に基礎して選択される。隣接基地局に対する情報はサービング基地局から周期的に受信されたネットワーク管理メッセージから獲得される。例えば、ネットワーク管理メッセージはIEEE標準によるMOB_NBR_ADVメッセージであってもよい。
【0028】
また、ハンドオーバー要請メッセージは、N_New_BS_Indexフィールド及びN_New_BS_Fullフィールドを通じてハンドオーバー時に考慮する必要がある隣接基地局のカウントを含む。また、ハンドオーバー要請メッセージはBS_CINR_meanフィールドを通じて特定隣接基地局に対するCINR(Carrier to Interference and Noise Ratio)の平均値を含む。
【0029】
また、ハンドオーバー要請メッセージは、BS_RSSI_meanフィールドを通じて特定隣接基地局に対するRSSI(Received Signal Strength Indication)の平均値を含む。すなわち、ハンドオーバー要請メッセージはハンドオーバー要請が端末により収容されるか否かを判定するため、サービング基地局に要求されるパラメーターを提供する。
【0030】
図6は、サービング基地局からの応答メッセージの例を示す図である。図5A及び図5Bに示した要請メッセージに関する上述の説明と類似に、応答メッセージの一部だけについて簡略に説明する。
【0031】
図6に示したように、応答メッセージは、ハンドオーバーが収容されたかまたは拒絶されたかを示す情報を有するモードフィールド(mode field)と、ハンドオーバー拒絶に応答して端末アクション指示情報または拒絶理由情報を有する予備フィールド(reserved field)と、を含む。例えば、モードフィールドが0b111に設定された場合、応答メッセージは端末にハンドオーバーが拒絶または推薦されなかったと通知する。
【0032】
また、モードフィールドが0b111に設定されるとき、応答メッセージは予備フィールドの値によってハンドオーバー拒絶に応答して端末アクション指示情報または拒絶理由情報をさらに含む。これに関する詳細な説明は後述する。
【0033】
まず、情報抽出部120は所定データまたはメッセージから必要な情報を抽出する。特に、情報抽出部120は、例えば、応答メッセージのメッセージが拒絶メッセージを示す情報を含むか否かを判定する。メッセージが拒絶メッセージである場合、情報抽出部120は応答メッセージからハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報または拒絶理由情報を抽出する。
【0034】
例えば、応答メッセージが図6に示した構造を有すると仮定すれば、 情報抽出部120は、応答メッセージが拒絶メッセージであることを確認するとき(すなわち、応答メッセージのモードフィールドが0b111に設定されるとき)、ハンドオーバーを指示するコンテンツが応答メッセージに含まれるか否かを判定する。
【0035】
その後、情報抽出部120は応答メッセージの予備フィールドを通じて提供されたハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報または拒絶理由情報を抽出する。例えば、図6に示したように、予備フィールドが0b00001に設定される場合、情報抽出部120は端末にハンドオーバー要請メッセージの再伝送を実行することを指示する情報を抽出する。
【0036】
また、予備フィールドが0b00010に設定される場合、情報抽出部120は端末に以前ハンドオーバー要請メッセージで設定されたターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する情報を抽出する。予備フィールドが0b00011に設定される場合、情報抽出部120は端末に以前ハンドオーバー要請メッセージで設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する情報を抽出する。
【0037】
また、予備フィールドが0b00100に設定される場合、情報抽出部120は端末にハンドオーバーをランダムなターゲット基地局で実行するように指示する情報を抽出する。また、図6に示したように、予備フィールドが0b00101に設定される場合、情報抽出部120は端末にサービング基地局と通信を維持してハンドオーバー要請をリリース(release)するように指示する情報を抽出する。
【0038】
また、予備フィールドが0b00110に設定される場合、情報抽出部120はターゲット基地局がその容量を超過することを示す情報を抽出する。予備フィールドが0b00111に設定される場合、情報抽出部120はサービング基地局とターゲット基地局との間に通信が不可能であることを示す情報を抽出する。
【0039】
予備フィールドが0b01000に設定される場合、情報抽出部120はすべての基地局が全体ネットワーク上で過負荷によりその容量を超過することを示す情報を抽出する。したがって、情報抽出部120は応答メッセージの予備フィールドからハンドオーバー拒絶に対する拒絶理由を抽出する。
【0040】
また、制御部130は端末及びアクションと連関された携帯用インターネットのすべての動作及び機能を制御する。特に、制御部130は情報抽出部120により抽出された情報によってアクションをコマンド(Command)する制御信号を出力する。
【0041】
より詳しく説明すれば、抽出された情報が端末にハンドオーバー要請メッセージの再伝送の実行を指示すると、制御部130は以前走査情報に関するターゲット基地局としての以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を選択する制御信号を出力し、選択されたターゲット基地局が設定されたハンドオーバー要請メッセージを伝送する。
【0042】
したがって、走査モジュール150はメモリー140に保存された走査情報を利用して制御部130の制御信号によって新しいターゲット基地局として以前ターゲット基地局とは異なる隣接基地局を選択する。この場合、走査モジュール150は受信された信号強度のレベルによって新しいターゲット基地局を選択することができる。
【0043】
また、送受信機110は走査モジュール150により選択されたターゲット基地局が制御部130の制御信号によってサービング基地局に設定されるハンドオーバー要請メッセージを伝送する。また、抽出された情報が端末に以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示するとき、制御部130は端末に以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する制御信号を出力する。
【0044】
したがって、走査モジュール150は制御部130の対応する制御信号によって以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を含む全ての隣接基地局を走査する。この場合、隣接基地局の情報はサービング基地局から受信されたネットワーク管理メッセージを通じて提供される。
【0045】
また、抽出された情報が端末に以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する場合、制御部130は端末に以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を走査するように指示する制御信号を出力する。
【0046】
その後、走査モジュール150は制御部130の対応する制御信号によって以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した残りの隣接基地局を走査する。また、抽出された情報が端末にランダムなターゲット基地局へのハンドオーバーを実行するように指示する場合、制御部130は端末にランダムな隣接基地局をターゲット基地局で設定し、設定されたターゲット基地局を通じて初期ネットワークエントリーを実行するように指示する制御信号を出力する。
【0047】
走査モジュール150は、以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局の中で一つを以前走査情報または新たに得られた走査情報に関する新しいターゲット基地局として設定する。その後、端末は設定された基地局を通じて初期ネットワークエントリーを実行する。
【0048】
また、抽出された情報が端末にサービング基地局と通信を維持するように指示する場合、制御部130は端末に他の隣接基地局へのハンドオーバーを中止すると同時にサービング基地局との通信を維持するように指示する制御信号を出力する。したがって、送受信機110はサービング基地局とのデータ通信及びメッセージ交換アクションを維持する。
【0049】
また、拒絶理由情報(どうして要請が拒絶されたかに関する情報)は、ターゲット基地局の容量超過、サービング基地局とターゲット基地局との間の通信不可能及び全体ネットワーク上の過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つに対応する。また、拒絶理由情報はネットワークまたはターゲット基地局の状態によってハンドオーバーが拒絶された理由を端末に通知するすべての場合を含む。
【0050】
これによって、制御部130は、現在ネットワーク環境またはターゲット基地局の状態に一番適合なアクションを決定する制御信号を出力し、端末に抽出された拒絶理由情報によって決定されたアクションを実行するように指示する。また、メモリー140は端末を通じて伝送/受信されたすべてのデータ及び携帯用インターネットを通じてサービング基地局に伝送または基地局から受信されたすべてのデータ及びメッセージを保存する。
【0051】
特に、メモリー140は応答メッセージから抽出された端末アクション指示情報または拒絶理由情報を保存する。また、メモリー140は走査結果情報を保存し、特に、走査結果によって各隣接基地局に対する受信信号強度を保存する。
【0052】
また、走査モジュール150は制御部130の制御信号によって隣接基地局上で走査動作を実行する。一般的に、走査モジュール150はサービング基地局により割り当てられた別の走査部を受信することにより走査アクションを実行することができる。
【0053】
特に、走査モジュール150は、制御部130の制御信号によって、以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を含む隣接基地局、または以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を走査することができる。
【0054】
本発明の一実施形態によって、ハンドオーバー拒絶が携帯用インターネットシステムで受信されるときのモバイル通信端末の動作方法については、図2を参照して説明する
【0055】
図2は、本発明による携帯用インターネットを通じてサービング基地局にデータを伝送するかサービング基地局からデータを受信する機能を有するモバイル通信端末(以下、‘端末’と称する)に関する。図2に示したように、まず、端末はハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送する(ステップS210)。
【0056】
すなわち、サービング基地局の受信信号強度が所定値以下に落ちるか、隣接基地局が良好な受信信号強度を提供するとき、端末はハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送する。図5A及び図5Bに示したように、ハンドオーバー要請メッセージは、隣接基地局の中でハンドオーバーが実行されるいずれの一つの隣接基地局及び隣接基地局各々に対する受信信号強度に関する情報を含む。
【0057】
また、ターゲット基地局は隣接基地局各々に対する走査結果から得られた受信信号強度によって選択される。上述のように、隣接基地局に対する情報はサービング基地局から周期的に受信されたネットワーク管理メッセージから得られる。
【0058】
例えば、ハンドオーバー要請メッセージ内のN_New_BS_IndexフィールドまたはN_New_BS_Fullフィールドは、ハンドオーバーで考慮する必要が隣接基地局のカウントを含む。また、BS_CINR_meanフィールドは特定隣接基地局に対するCINRの平均値を含み、BS_RSSI_meanフィールドは特定基地局に対するRSSIの平均値を含む。すなわち、ハンドオーバー要請メッセージはハンドオーバープロセスを実行する必要があるか否かを判定するにおいて要求される情報をサービング基地局に提供する。
【0059】
次に、図2に示したように、サービング基地局はハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを端末に伝送する(ステップS220)。上述の図6は、応答メッセージを一層詳しく説明する。すなわち、応答メッセージはハンドオーバープロセスが収容されるかまたは拒絶されるかに関する情報を含むモードフィールド及びハンドオーバープロセスが拒絶された理由に対する情報(プロセスが事実上拒絶された場合)を含む予備フィールドを含む。
【0060】
より詳しく説明すれば、上述のようにモードフィールドが0b111であれば、応答メッセージは端末にハンドオーバー要請が拒絶されたと示す。また、この場合、応答メッセージのモードフィールドは予備フィールドの値によってハンドオーバー拒絶に応答して端末アクション指示情報または拒絶理由情報を含む。これについては、図3を参照して後述する。
【0061】
さらに、図2を参照すれば、端末がサービング基地局から応答メッセージを受信した後、端末はハンドオーバー要請が拒絶されたことを示す情報を応答メッセージが含むか否かをチェックする(ステップS230)。例えば、図6に示したモードフィールドが0b111に設定される場合、端末はハンドオーバー要請が拒絶されたと判定する(ステップS230でYES)。
【0062】
しかし、応答メッセージがハンドオーバー要請が拒絶されたことを示す情報を含んでいない場合(ステップS230でNO)、端末はハンドオーバー要請を収容する応答メッセージによって次のハンドオーバー手続きを実行する(ステップS240)。より詳しく説明すれば、端末は応答メッセージに設定されたターゲット基地局リスト及び一般的に端末で採択されるターゲット基地局リストを利用して最終ターゲット基地局を設定する。その後、端末は最終ターゲット基地局がサービング基地局に設定されるハンドオーバー確認メッセージを伝送する。例えば、ハンドオーバー確認メッセージはIEEE標準によるMOB_HO_INDメッセージである。
【0063】
また、応答メッセージがハンドオーバー要請が拒絶されたことを示す場合(ステップS230でYES)、端末は応答メッセージがハンドオーバー拒絶による端末アクション指示情報または拒絶理由情報を含むと判定する(ステップS250)。例えば、図6に示した予備フィールドが所定値に設定されると確認された場合、ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報または拒絶理由情報が応答メッセージに含まれると判定することができる。
【0064】
ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報または拒絶理由情報が応答メッセージに含まれないと判定する場合(ステップS250でNO)、端末はハンドオーバー拒絶に対応するアクションの任意実行を決定する(ステップS260)。すなわち、端末がサービング基地局によりハンドオーバー拒絶に対する詳細な情報を有しないので、端末は現在ネットワーク状態を考慮しないで次のアクションを実行する。
【0065】
しかし、端末アクション指示情報が応答メッセージに含まれないと判定する場合(ステップS250でYES)、端末は応答メッセージから端末アクション指示情報及び/または拒絶理由情報を抽出する(ステップS270)。以下の説明では、応答メッセージが図6に示された構造を有して端末アクション指示情報を抽出すると仮定する。
【0066】
例えば、予備フィールドが0b00001に設定された場合、端末はハンドオーバー要請メッセージの再伝送を実行するように指示する情報を抽出する。予備フィールドが0b00010に設定された場合、端末は以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する情報を抽出する。
【0067】
予備フィールドが0b00011に設定された場合、端末は以前ハンドオーバー要請メッセージに設定されたターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する情報を抽出する。予備フィールドが0b00100に設定された場合、端末はランダムターゲット基地局へのハンドオーバーを実行するように指示する情報を抽出する。また、予備フィールドが0b00101に設定された場合、端末はサービング基地局との通信を維持するように指示する情報を抽出する。
【0068】
以下の例は、応答メッセージから拒絶理由情報を抽出する端末に関することで、上述のように、図6に示された応答メッセージを仮定する。
【0069】
予備フィールドが0b00110に設定された場合、端末はターゲット基地局がその容量を超過したと示す情報を抽出する。予備フィールドが0b00111に設定された場合、端末はサービング基地局とターゲット基地局との間に通信が不可能であると示す情報を抽出する。また、予備フィールドが0b01000に設定された場合、端末はすべての基地局が全体ネットワーク上で過負荷によりその容量を超過したと示す情報を抽出する。
【0070】
次に、図2に示したように、端末は抽出された情報によってアクションを抽出する(ステップS280)。例えば、抽出された情報が端末アクション指示情報である場合、端末は、図3に示したアクションを実行する。
【0071】
より詳しく説明すれば、図6に示したように、端末アクション指示情報は、端末にハンドオーバー要請メッセージを再伝送するように指示する情報と、端末に以前ターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する情報と、端末に以前ターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する情報と、端末にランダムなターゲット基地局へのハンドオーバープロセスを実行するように指示する情報と、端末にサービング基地局との通信を維持するように指示する情報の中で少なくとも一つの情報を含む。
【0072】
したがって、図3を参考すれば、端末は抽出された情報が端末にハンドオーバー要請メッセージを再伝送するように指示するか否かを判定する(ステップS305)。判定の結果、抽出された情報が端末にハンドオーバー要請メッセージを再伝送するように指示する情報である場合、端末はターゲット基地局が以前ハンドオーバーメッセージに設定されたターゲット基地局を除外した他の隣接基地局に設定されるハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送する(ステップS310)。類似なプロセスがステップS315〜ステップS345で行われる。
【0073】
すなわち、端末は抽出された情報が以前ターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示するか否かを判定する(ステップS315)。この判定の結果、抽出された情報が以前ターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する情報である場合、端末は以前ハンドオーバー要請メッセージで設定されたターゲット基地局を含むすべての隣接基地局を走査する(ステップS320)。この場合、隣接基地局に対する情報はサービング基地局から受信されたネットワーク管理メッセージを通じて提供される。
【0074】
また、端末は抽出された情報が以前ターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示するか否かを判定する(ステップS325)。その判定の結果、抽出された情報が以前ターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する情報である場合、端末は以前ハンドオーバー要請メッセージで設定されたターゲット基地局を除外した残りの隣接基地局を走査する(ステップS330)。
【0075】
また、端末は抽出された情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバープロセスを実行するように指示するか否かを判定する(ステップS335)。その判定の結果、抽出された情報がランダムターゲット基地局へのハンドオーバープロセスを実行するように指示する情報である場合、端末は以前走査情報または新たに得られた走査情報に関する新しいターゲット基地局を設定し、その後、設定されたターゲット基地局を通じて初期ネットワークエントリーを実行する(ステップS340)。
【0076】
次に、端末は抽出された情報がサービング基地局と通信を維持するように指示するか否かを判定する(ステップS345)。その判定の結果、抽出された情報がサービング基地局と通信を維持するように指示する情報である場合、端末はハンドオーバー要請を他の隣接基地局にリリースしてサービング基地局と通信を維持する(ステップS350)。
【0077】
一方、端末アクション指示情報が応答メッセージに含まれない場合、端末はハンドオーバー拒絶に対応する次のアクションを任意に決定して実行する(ステップS355)。
【0078】
また、上述のように、応答メッセージはハンドオーバー要請が拒絶された理由または情報を含む。すなわち、拒絶理由情報は、ターゲット基地局の容量超過、サービング基地局とターゲット基地局との間の通信不可能及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つ情報に対応する。また、拒絶理由情報はハンドオーバーがネットワークの状態またはターゲット基地局によって不可能である状況を含む。
【0079】
したがって、端末は現在ネットワーク環境またはターゲット基地局の状態に一番適合なアクションを決定し、決定されたアクションを抽出された拒絶理由情報によって実行する。
【0080】
次に、本発明による携帯用インターネットシステムでハンドオーバーを拒絶する方法について、図4を参照して後述する。
【0081】
図4に示したように、携帯用インターネットシステムはモバイル通信端末(以下、‘端末’と称する)からハンドオーバー要請メッセージを受信する(ステップS410)。上述のように、ハンドオーバー要請メッセージは、図5A及び図5Bに示された構造を有する。ハンドオーバー要請メッセージの構造はもう説明したので、その説明は省略する。
【0082】
次に、携帯用インターネットシステムは現在ネットワーク環境に関する端末のハンドオーバー可能性を決定する(ステップS420)。決定されると、携帯用インターネットシステムはハンドオーバー可能性を決定するときターゲット基地局との通信から得られた情報または以前に保存された情報を利用することができる。
【0083】
例えば、携帯用インターネットシステムは、ターゲット基地局の容量超過、サービング基地局とターゲット基地局との間の通信可能性及び全体ネットワークの全般的な容量超過に関するハンドオーバー可能性を決定することができる。
【0084】
また、ハンドオーバーが可能であると決定されると(ステップS420でYES)、携帯用インターネットシステムは応答メッセージを端末に伝送する(ステップS430)。この例では、応答メッセージが図6に示された構造を有すると仮定する場合、モードフィールドは0b000に設定され、応答メッセージはハンドオーバーが収容されることを示す情報を端末に提供する。
【0085】
しかし、ハンドオーバーが不可能であると決定される場合(ステップS420でNO)、携帯用インターネットシステムはハンドオーバーを拒絶する応答メッセージを生成する(ステップS440)。この場合、応答メッセージが図6に示された構造を有すると仮定するとき、モードフィールドは0b111に設定され、ハンドオーバーを拒絶する応答メッセージが生成される。
【0086】
また、ハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び/または拒絶理由情報は携帯用インターネットシステムにより応答メッセージに含まれる(ステップS450)。例えば、端末アクション指示情報は、端末にハンドオーバー要請メッセージを再伝送するように指示する情報、端末に以前ターゲット基地局を含む隣接基地局を再走査するように指示する情報、端末に以前ターゲット基地局を除外した隣接基地局を再走査するように指示する情報、端末にランダムターゲット基地局へのハンドオーバープロセスを実行するように指示する情報及び端末にサービング基地局と通信を維持するように指示する情報の中で少なくとも一つの情報を含む。
【0087】
また、拒絶理由情報は、ターゲット基地局の容量超過、サービング基地局とターゲット基地局との間の通信不可能及び全体ネットワーク上で過負荷によるすべての基地局の容量超過の中で少なくとも一つの情報に対応する。例えば、端末アクション指示情報または拒絶理由情報は、図6に示した予備フィールドの値を変更する携帯用インターネットシステムにより応答メッセージに含まれることができる。次に、携帯用インターネットシステムは応答メッセージを端末に伝送する(ステップS460)。
【0088】
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、形式や細部についての様々な変更が、特許請求の範囲の記載により規定されるような本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行われることが可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
【0089】
(要約)
携帯用インターネットシステム及びこれを利用したモバイル通信端末でハンドオーバー拒絶のためにモバイル通信端末を動作させる方法が開示される。この方法は、ハンドオーバー要請メッセージをサービング基地局に伝送するステップと、サービング基地局からハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを受信するステップと、を含み、ハンドオーバー要請メッセージは少なくとも一つのターゲット基地局にハンドオーバー動作を要請する。また、受信された応答メッセージがハンドオーバー拒絶に関するコンテンツを含むか否かをチェックするステップと、チェック結果によって応答メッセージからハンドオーバー拒絶に対応する端末アクション指示情報及び拒絶理由情報の中で少なくとも一つの情報を抽出するステップと、抽出された情報によってアクションを実行するステップと、をさらに含む。
【0090】
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【0091】
【図1】本発明の一実施形態によるモバイル通信端末を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるハンドオーバー拒絶が発生するとき携帯用インターネットシステムでのモバイル通信端末の一般的な動作方法を示したフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態によるハンドオーバー拒絶が発生するとき携帯用インターネットシステムでのモバイル通信端末の詳細な動作方法を示したフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態による携帯用インターネットシステムでハンドオーバー要請を拒絶する方法を示したフローチャートである。
【図5A】本発明の一実施形態によるハンドオーバー要請メッセージの第1の半分構造を示した図である。
【図5B】本発明の一実施形態によるハンドオーバー要請メッセージの第2の半分構造を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態によるハンドオーバー要請メッセージに対応する応答メッセージを示した図である。
【図7】従来の携帯用インターネットシステムでハンドオーバー手続きを示した図である。
【出願人】 【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【出願日】 平成19年2月22日(2007.2.22)
【代理人】 【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策

【識別番号】100062409
【弁理士】
【氏名又は名称】安村 高明

【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹


【公開番号】 特開2008−35471(P2008−35471A)
【公開日】 平成20年2月14日(2008.2.14)
【出願番号】 特願2007−43007(P2007−43007)