| 【発明の名称】 |
無線装置及びプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】堀池 良雄
【氏名】池田 俊久
【氏名】谷江 克典
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| 【要約】 |
【課題】電波マーカからの距離が5mの位置であっても、電波マーカの設置方法の影響やアンテナ利得などにより受信レベルが変動することに対応できないという課題があった。
【構成】定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置2であって、送信側無線装置2が設置されている設置環境に応じた無線無線伝搬損失に関係する情報を識別符号を含む信号に乗せて無線送信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側の無線装置であって、 前記送信側の無線装置が設置されている設置環境に応じた無線無線伝搬損失に関係する情報を前記識別符号を含む信号に乗せて無線送信する構成とした送信側の無線装置。 【請求項2】 定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側の無線装置からの前記信号を受信する受信側の無線装置であって、 前記信号を受信し受信レベルを計測するとともに、前記信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報から前記受信レベルと前記無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて、前記送信側無線装置との距離を推定する構成とした受信側の無線装置。 【請求項3】 定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側の無線装置からの前記信号を受信し、受信レベルが所定のレベル以上であれば前記識別符号を外部に出力する受信側無線装置であって、 前記信号を受信し受信レベルを計測するとともに、前記信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報から前記受信レベルと前記無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて、受信した前記識別符号を外部に出力するかどうかを判定する前記受信レベルの閾値を設定する構成とした受信側の無線装置。 【請求項4】 前記送信側の無線装置は、有線或いは無線による通信手段を有し、前記送信側の無線装置を設置時に、前記送信側の無線装置から所定の距離離れた場所における前記定期的に発射される識別符号を含む信号の受信レベルを測定し、前記所定の距離における標準受信レベルと前記受信レベルを比較して無線無線伝搬損失を決定し、前記通信手段を介して前記決定した無線無線伝搬損失に対応する情報を記憶する構成とした請求項1記載の送信側の無線装置。 【請求項5】 前記識別符号は、場所情報を示す識別符号であり、前記受信側の無線装置は、受信した前記識別符号をネットワークを介してサーバに問い合わせ、前記サーバから前記識別符号に対応する情報を取得する構成とした請求項2或いは3記載の受信側の無線装置。 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項記載の無線装置の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、移動体の現在位置の情報を収集し要求にしたがって位置情報を提供する装置に利用する無線装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、交差点などに定期的に識別符号を送信する送信側無線装置(以下電波マーカと呼ぶ)を設置し、前記交差点に近づいたとき前記識別符号を携帯端末で受信し、公衆網、例えば携帯電話網を介してセンターサーバに前記識別符号を問い合わせ、前記識別符号に対応する情報をセンターサーバより受け取り前記携帯端末に表示或いは音声アナウンスを行うシステムが検討されている。 【0003】 例えば識別符号に対応する情報として「交差点名や右に行ったら駅方面」などの電波マーカが設置されている場所に付随する情報である。このようなシステムは目の不自由は人を支援する公共システムとして期待されている。 【0004】 このようなシステムにおいては、電波マーカから遠く離れた位置において上記識別符号に対応した情報、例えば「右に行ったら駅方面」などという情報をアナウンスされたとしても使用者に混乱を与えてしまう。従って電波マーカから数mの位置で電波マーカの信号を受信し、情報案内サービスを受けることが望ましい。 【0005】 かかるシステムの例として特許文献1に示すものがある。特許文献1では、電波マーカ(特許文献1では電子マーカと表現している)から送信される識別符号を複数のアンテナで受信し、もっとも受信レベルの高い出力を選択受信し記憶された受信レベル及び位置情報をもとに位置検出演算を行うことが示されている。 【0006】 また受信レベルと位置の関係を示す例として、特許文献2において、複数の基地局を設置し、移動局からの電波の受信レベルからそれそれの基地局と移動局間の距離を求め、それらに基づいて移動局の位置を検出する方法が示されている。 【0007】 また受信レベルを周囲環境の変化を考慮して補正する方法として、特許文献3においては、アンテナの向きを調整する作業において、あらかじめわかっている通信相手との距離に対応した電波の降雨減衰量を考慮して受信レベルの閾値を設定することが記述されている。 【特許文献1】特開2000−032535号公報 【特許文献2】特開平11−178042号公報 【特許文献3】特開2004−112554号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 しかしながら、前記従来の構成では、電波マーカからの距離が5mの位置であっても、電波マーカの設置方法の影響やアンテナ利得などにより受信レベルが変動することに対応できないという課題があった。 【0009】 すなわち、複数設置されている電波マーカのどの電波マーカの近くであっても、電波マーカから例えば5mの距離に近づいたとき携帯端末に内蔵されている受信側無線装置(以下受信側無線装置を含めて携帯端末と呼ぶ)の受信レベルが所定の閾値を越えてその場所に関する情報を受け取ることが望ましい。 【0010】 しかしながら、電波マーカの設置方法の影響やアンテナ利得などの影響などにより、ある電波マーカの時には10mの距離で携帯端末の受信レベルが所定の閾値を越え、別の電波マーカのところでは、3mに近づいても受信レベルが所定の閾値を越えないという事象が発生するという課題があった。 【0011】 本発明は、前記従来の課題を解決するもので、どの電波マーカの近くであっても、常に電波マーカから一定の距離、例えば5mのところで携帯端末の受信レベルが所定の閾値を越え、携帯端末から電波マーカの場所に関する情報を取り出すことができる無線装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0012】 定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置であって、前記送信側無線装置が設置されている設置環境に応じた無線無線伝搬損失に関係する情報を前記識別符号を含む信号に乗せて無線送信する構成とした送信側無線装置である。 【0013】 また、定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置からの前記信号を受信する受信側無線装置であって、前記信号を受信し受信レベルを計測するとともに、前記信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報から前記受信レベルと前記無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて、前記送信側無線装置との距離を推定する構成とした受信側無線装置である。 【0014】 そして、受信した信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて受信レベルを補正することができる。 【0015】 これによって、どの電波マーカの近くに行っても、所定の距離において受信レベルが所定の閾値を越えることとなり、常に所定の距離に近づいたとき場所に関する情報を取得できることとなる。 【発明の効果】 【0016】 本発明の無線装置及びプログラムを用いることにより、どの電波マーカのところであっても、所定の距離において情報を取得できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 第1の発明は、定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置であって、前記送信側無線装置が設置されている設置環境に応じた無線無線伝搬損失に関係する情報を前記識別符号を含む信号に乗せて無線送信する構成とした送信側無線装置である。 【0018】 そして、電波マーカから送信される信号に無線無線伝搬損失に関係する情報が乗っているため、受信した無線装置、例えば携帯端末でその情報を受信レベルの補正に用いることができることとなる。 【0019】 第2の発明は、定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置からの前記信号を受信する受信側無線装置であって、前記信号を受信し受信レベルを計測するとともに、前記信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報を解読し、前記受信レベルと前記無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて前記送信側無線装置との距離を推定する構成とした受信側無線装置である。 【0020】 そして、受信した無線装置、例えば携帯端末は受信レベルを補正できるので、正確に電波マーカからの距離を推定できることとなる。 【0021】 第3の発明は、定期的に識別符号を含む信号を無線送信する送信側無線装置からの前記信号を受信し、受信レベルが所定のレベル以上であれば前記識別符号を外部に出力する受信側無線装置であって、前記信号を受信し受信レベルを計測するとともに、前記信号に含まれる無線無線伝搬損失に関係する情報を解読し、前記受信レベルと前記無線無線伝搬損失に関係する情報を用いて受信した前記識別符号を外部に出力するかどうかを判定する受信レベルの閾値を設定する構成とした受信側無線装置である。 【0022】 そして、受信側無線装置は正確に電波マーカからの距離を推定できるので、電波マーカと受信側無線装置とが正確に所定の距離になったときに電波マーカの識別符号を外部に報知できることとなる。 【0023】 第4の発明は、前記送信側の無線装置は、有線或いは無線による通信手段を有し、前記送信側の無線装置を設置時に、前記送信側の無線装置から所定の距離離れた場所における前記定期的に発射される識別符号を含む信号の受信レベルを測定し、前記所定の距離における標準受信レベルと前記受信レベルを比較して無線無線伝搬損失を決定し、前記通信手段を介して前記決定した無線無線伝搬損失に対応する情報を記憶する構成とした送信側無線装置である。 【0024】 そして、電波マーカ設置時に無線無線伝搬損失を測定して、その場で電波マーカにその値を記憶することができることとなる。 【0025】 第5の発明は、前記識別符号は、場所情報を示す識別符号であり、前記受信側無線装置は、受信した前記識別符号をネットワークを介してサーバに問い合わせ、サーバから前記識別符号に対応する情報を取得する構成とした受信側無線装置である。 【0026】 そして、サーバで場所情報を管理しているため、前記場所周辺の状況が変化し前記場所に対応した情報を更新しなければならない場合にサーバの情報を書き換えるだけで対応できることとなる。 【0027】 第6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の無線装置の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を簡単なハードウェアで実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。 【0028】 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 【0029】 (実施の形態1) 図1は本発明の第1の実施の形態における無線装置のブロック図を示すものである。 【0030】 電波マーカ2は、第一のアンテナ1と送信側無線装置2とから構成される。送信側無線装置2は第一の送受信手段3、第一の制御手段4、第一の電源手段5から構成される。 【0031】 一方、携帯端末13は、第二のアンテナ6と受信側無線装置7と表示手段11とから構成される。受信側無線装置7は、第二の送受信手段8、第二の制御手段9、第二の電源手段10から構成される。 【0032】 第一の電源手段5は太陽電池が用いられる。第二の電源手段10は表示装置11から供 給されることも可能である。表示手段11にはPHSなどの公衆無線ネットワークに接続するための無線装置が内蔵されている。 【0033】 図2は本発明の第1の実施の形態における無線装置の応用例である。 【0034】 図2において101〜109は交差点A及び交差点Bに設置された電波マーカであり、図1における電波マーカ12と同じものである。110は携帯端末であり、図1における携帯端末13と同じものである。109は電波マーカ102の電波を携帯端末110が受信する受信範囲を示している。 【0035】 受信範囲109は携帯端末110を構成する第二の送受信手段8で受信する電波マーカ102からの電波の受信レベルの閾値によって決まる。従って前記受信レベルの閾値の設定により受信範囲109の大きさが変わる。 【0036】 図3は電波マーカ12と携帯端末13との間の通信シーケンス図である。図1及び図2及び図3を参照しながら動作を説明する。 【0037】 電波マーカ12は、第一の制御手段4により第一の送受信手段3の送受信タイミングが制御されている。第一の制御手段4は例えば1秒ごとに第一の送受信手段3を起動しマーカ信号20を1秒ごとに送信させる。 【0038】 携帯端末13は第二の送受信手段8で前記マーカ信号20を受信すると、受信レベルを測定し第二の制御手段9に送る。 【0039】 第二の制御手段9において前記受信レベルが所定のレベル以上であると判定した場合、受信したマーカ信号20に含まれる識別符号と受信レベルを表示手段11に送る。 【0040】 ここで上記マーカ信号20に含まれる識別符号は電波マーカ12を示す無線識別符号であっても良いし、緯度や経度を示す符号であっても良い。要は前記識別符号から電波マーカ12が取り付けられている場所が特定できる場所情報を示す識別符号であれば良い。電波マーカ12を示す無線識別符号もセンターサーバで前記電波マーカ12がどこに取り付けられているか管理しているので場所を特定できる識別符号になる。 【0041】 表示手段11では内蔵するPHSを介して公衆無線ネットワークに接続し、センターサーバにアクセスして、センターサーバから前記無線マーカ識別符号に対応する電波マーカ102付近の場所に付随する情報を受け取り、表示する。 【0042】 一方、第二の制御手段9において前記受信レベルが所定のレベル以下と判定したときには受信したマーカ信号20を破棄する。 【0043】 図4の(1)はマーカ信号20の信号フォーマット、(2)はマーカ信号20の受信方法を示したものである。 【0044】 マーカ信号20は図4(1)に示すとおり、64ビットのプリアンブル22、16ビットのフレーム同期信号23、16ビットのシステムID24、16ビットの制御信号25、80ビットの識別符号26から構成されている。 【0045】 プリアンブル22は受信においてサンプリングクロックを発生させるための信号である。フレーム同期信号23はシステムID24以下のフレームの頭を識別するための信号である。システムID24は電波マーカシステムの信号であることを示す識別符号。制御信 号25は後ろに続く電波マーカ識別信号のビット数或いはバイト数の情報や電波マーカ12の電池電圧低下情報などの各種情報が乗っている。識別符号26は電波マーカ101〜108のどの電波マーカ12であるかを示す識別符号である。 【0046】 プリアンブル22とフレーム同期信号23は2値FSKで送信される。そしてフレーム同期信号パターンによりシステムID以下の信号が2値FSKで送信されているのか4値FSKで送信されているのかを識別できるようになっている。すなわちシステムID24以下の変調方法によりフレーム同期信号23の符号パターンが違っている。 【0047】 2値FSKは4値FSKに比べ通信時間は長くなるが妨害特性に強いため、雑音の多い環境においては2値FSK送信に設定して電波マーカを設置することが考えられる。 【0048】 携帯端末13において上記マーカ信号20を受信する方法として図4(2)に示すように、2種類のパターンのフレーム同期信号23を2値FSK受信27で待ちうけ、受信したフレーム同期信号23のパターンによりシステムID24以下の変調方式を判断し2値FSK受信を継続するか4値FSK受信28に切り換えるかを判断する。 【0049】 さて、電波マーカ101〜108の取り付け方法や取り付け位置などにより電波の放射効率に差が生じる。つまり、電波マーカ101に5m近づいたときの受信レベルと電波マーカ102に5m近づいたときの受信レベルに違いが生じる。そのため、電波マーカ101に携帯端末13が近づいた場合は5mの距離で携帯端末13の受信レベルが所定レベルを越えるが、電波マーカ102に携帯端末13が近づいた場合は2mの距離まで近づかないと携帯端末13の受信レベルが所定レベルを越えない、という距離認識にバラツキが生じる。 【0050】 そこで、電波マーカ101〜108を設置したとき、各電波マーカから所定の位置、例えば5mの距離において携帯端末13でマーカ信号20の受信レベルを測定し、測定した受信レベルが前記5mの距離における予想した標準の受信レベルかどうかを比較する。比較結果は無線無線伝搬損失という形で例えば5段階に区分される。 【0051】 受信レベルが標準レベルより10dB以上大きい場合無線伝搬損失極小、受信レベルが標準レベルより3dB〜10dB大きければ無線伝搬損失小、受信レベルが標準レベルより±3dB以内の大きさであれば無線伝搬損失中、受信レベルが標準レベルより−3dB〜−10dBの間の大きさであれば無線伝搬損失大、−10dB以下であれば無線伝搬損失極大と区分する。 【0052】 そして上記区分した結果を各電波マーカ101〜108に記憶させる。各電波マーカ101〜108に記憶させる方法として、電波マーカ12は有線通信のための端子を有し、該端子を用いて有線通信で上記記憶の設定を行っても良いし、図3、図5に示す無線通信を用いて記憶を設定しても良い。 【0053】 図3において、携帯端末13は電波マーカ12の各種パラメータを設定する必要があるときには、マーカ信号20aを受信したタイミングでパラメータ設定信号21を送信する。電波マーカ12はマーカ信号20aを送信した後、パラメータ設定信号21を受信する。 【0054】 パラメータ設定信号21はマーカ信号20の後に必ず送信されるものではない。必要なときにだけ送信されるものである。そのため、電波マーカ12はマーカ信号20a送信後、所定のタイミングでパラメータ設定信号21があるかどうかの判定のために短時間の受信を行う。そしてパラメータ設定信号21がないと判定した場合にはすぐに受信を中断し 待機状態に戻る。 【0055】 パラメータ設定信号21があると判定した場合には受信を継続しパラメータ設定信号21を受信する。パラメータ設定信号21があるかどうかの判定は、受信レベルが所定のレベル以上あるかどうかの判定でも良いし、所定時間内にビット同期信号が取れたかどうかの判定でも良い。いずれの方法であっても、電池寿命の観点より短時間に判定できることが重要である。 【0056】 図5(1)にパラメータ設定信号21の信号フォーマットを、(2)にパラメータ設定信号21の受信方法を示す。 【0057】 図4(1)のマーカ信号20と異なっている点は識別符号26の代わりにパラメータ情報29を乗せている点である。そして信号全てを2値FSKで送信している。信号全てを2値FSKにしている理由は妨害特性を考慮したためである。 【0058】 電波マーカ12はプリアンブル22の途中のタイミングで受信を開始する。このようにすることによりパラメータ信号21が送信される場合には、必ずプリアンブル22のタイミングで受信を開始できるため、短時間に受信レベルの測定やビット同期信号検出を行うことができる。そして2値FSK受信30でパラメータ設定信号21を受信する。 【0059】 電波マーカ12は、受信したパラメータ設定情報から、無線伝搬損失情報を取得し記憶する。記憶された無線伝搬損失の情報は図4に示す制御信号25に乗せて1秒ごとにマーカ信号20として無線送信される。 【0060】 携帯端末13では受信したマーカ信号20の中の制御信号24に含まれる前記無線伝搬損失情報を取り出し、この無線伝搬損失情報を用いて携帯端末13で受信した受信レベルを補正する。 【0061】 すなわち無線伝搬損失極大の場合には、受信した受信レベルに10dBを加算した値を実際の受信レベルとして処理を行う。無線伝搬損失極小の場合は、受信した受信レベルに10dBを減算した値を実際の受信レベルとして処理を行う。その他の無線伝搬損失の場合もそれぞれの補正値を加減算して実際の受信レベルとして処理を行う。 【0062】 受信レベルと電波マーカ12と携帯端末13との間の距離は相関関係があり、受信レベルから距離を推定することができる。受信レベルは前記距離が2倍になれば1/2になる。よって受信レベルを取り付け方法などによる無線伝搬損失を考慮して上記の通り補正することにより、正確に電波マーカ12と携帯端末13との間の距離を推定できる。 【0063】 上記で説明した補正処理を行うことにより、各電波マーカ101〜108のどれに近づいた場合であってもほぼ同じ距離に近づいたときに携帯端末13が識別符号26を受信し、外部に識別符号26を出力することができる。すなわち識別符号26をセンターサーバに出力し、対応する情報、例えば「駅が近くにあります」などの情報をセンターサーバから受け取ることができる。 【0064】 なお、パラメータ情報29は無線伝搬損失情報だけでなく、例えばシステムID24以下を2値FSK送信するか4値FSK送信するかなどのパラメータを設定する情報にすることも可能である。 【0065】 また2値FSKで変調すると説明したが、4値FSK変調を用いて2値FSK変調に相当する変調を行わせても良い。 【0066】 また無線伝搬損失情報として5段階に区分した情報を用いたが、もっと細かく色分けしても良いし、もっと荒く色分けしても良い。 【0067】 さらに携帯端末13で受信した受信レベルそのものをパラメータ情報29として電波マーカ12に送り、電波マーカ12で区分してもかまわない。或いは区分せずに前記受信レベルをそのまま制御信号25に乗せて送り、携帯端末13でマーカ信号20を受信したときに前記受信レベルを距離認識に利用するように構成することもできる。 【0068】 なお、受信側無線装置7と表示手段11を合わせた携帯端末13を本願発明の無線装置とみなしても良い。 【産業上の利用可能性】 【0069】 以上のように本発明にかかる無線装置及びプログラムは、各電波マーカのどれに近づいた場合であってもほぼ同じ距離に近づいたときに携帯端末が識別符号を受信し、その識別符号に対応する情報をセンターサーバから受け取ることができる電波マーカシステムを提供できる。 【図面の簡単な説明】 【0070】 【図1】本発明の実施の形態における無線装置のブロック図 【図2】本発明の実施の形態における無線装置の無線装置の応用例を示す図 【図3】本発明の実施の形態における無線装置の通信シーケンス図 【図4】本発明の実施の形態における無線装置のマーカ信号フォーマットと受信方法を示す図 【図5】本発明の実施の形態における無線装置のパラメータ設定信号フォーマットと受信方法を示す図 【符号の説明】 【0071】 1 第一のアンテナ 2 送信側無線装置 3 第一の送受信手段 4 第一の制御手段 5 第一の電源手段 6 第二のアンテナ 7 受信側無線装置 8 第二の送受信手段 9 第二の制御手段 10 第二の電源手段 11 表示手段 12 電波マーカ 13 携帯端末 101〜108 電波マーカ 109 受信領域 110 携帯端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月7日(2006.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄
【識別番号】100109667 【弁理士】 【氏名又は名称】内藤 浩樹
【識別番号】100109151 【弁理士】 【氏名又は名称】永野 大介
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| 【公開番号】 |
特開2008−17252(P2008−17252A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−187549(P2006−187549) |
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