| 【発明の名称】 |
ダウンロード制御システム及びダウンロード制御方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】浜元 こずえ
【氏名】古沢 祐之
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| 【要約】 |
【課題】携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできるダウンロード制御システム及びダウンロード制御方法を提供すること。
【構成】本発明のダウンロード制御システムにおいては、移動体端末1がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断し、移動体端末1がダウンロード可能な状態である場合に、サーバ装置5にダウンロードの要求を行い、サーバ装置5が要求に応じて移動体端末1に情報を配信する。あるいは、移動体端末1が自装置の状態情報をサーバ装置5に送り、サーバ装置5が状態情報を管理し、サーバ装置5が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態かどうかを確認し、サーバ装置5が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態である場合に移動体端末1に情報を配信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する判断手段及びソフトウェアをダウンロードする通信制御手段を有する移動体端末装置と、前記ソフトウェアを格納する格納手段及び前記移動体端末装置への前記ソフトウェアのダウンロードを制御するダウンロード制御手段を有するサーバ装置と、を具備することを特徴とするダウンロード制御システム。 【請求項2】 前記ダウンロード制御手段は、前記移動体端末装置の状態を示す状態管理テーブルを有し、前記状態管理テーブルにおいて前記移動体端末装置がダウンロード可能な状態かどうかを確認することを特徴とする請求項1記載のダウンロード制御システム。 【請求項3】 前記状態管理テーブルは、前記移動体端末装置からの状態情報に応じて更新されることを特徴とする請求項2記載のダウンロード制御システム。 【請求項4】 前記判断手段は、電源、電波状態、有線ネットワーク接続状態、メモリ空き領域、通信トラフィック、移動/静止状態、受光量及び時刻からなる群より選ばれた少なくとも一つによりダウンロード可能な状態であるかどうかを判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のダウンロード制御システム。 【請求項5】 移動体端末装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する工程と、前記移動体端末装置がダウンロード可能な状態である場合に、サーバ装置にダウンロードの要求を行う工程と、前記サーバ装置が前記要求に応じて前記移動体端末装置に情報を配信する工程と、を具備することを特徴とするダウンロード制御方法。 【請求項6】 移動体端末装置が自装置の状態情報をサーバ装置に送る工程と、前記サーバ装置が前記状態情報を管理する工程と、前記サーバ装置又は前記移動体端末装置が、前記移動体端末装置においてダウンロード可能な状態かどうかを確認する工程と、前記サーバ装置が、前記移動体端末装置においてダウンロード可能な状態である場合に前記移動体端末装置に情報を配信する工程と、を具備することを特徴とするダウンロード制御方法。 【請求項7】 前記サーバ装置は、前記移動体端末装置からの前記状態情報を更新することを特徴とする請求項6記載のダウンロード制御方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ダウンロード制御システム及びダウンロード制御方法に関し、特に移動体端末装置にソフトウェアをダウンロードする際のシステム及び方法に関する。 【背景技術】 【0002】 従来のソフトウェアのダウンロードは、ユーザの端末操作をトリガにして開始するか、端末からの定期的な問い合わせ(ポーリング)により行うか、ネットワーク側からのプッシュ配信により行われる。 【0003】 例えば、特許文献1には、サーバから機能プログラムをダウンロードすることにより携帯端末に機能の搭載を可能とした携帯端末システムが開示されている。この携帯端末システムにおいては、サーバは、提供可能な複数の機能プログラム及びこの機能プログラムの選択用のWebページを有し、携帯端末は、標準化したAPIが実装されており、Webページにアクセスして所望の機能プログラムを選択することにより、サーバから当該機能プログラムをダウンロードして機能を搭載する。 【特許文献1】特開2004−364138号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、ユーザ側の端末の使用状況は様々であり、例えば端末が携帯電話などのモバイル機器の場合には、ダウンロードの途中で電池切れになる、あるいはエリア圏外になるなどの何らかのトラブルのために正常にダウンロードできないことがある。このように、ソフトウェアのダウンロードに失敗すると、ソフトウェアを起動できなくなるなどのトラブル発生の原因になる。 【0005】 本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできるダウンロード制御システム及びダウンロード制御方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明のダウンロード制御システムは、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する判断手段及びソフトウェアをダウンロードする通信制御手段を有する移動体端末装置と、前記ソフトウェアを格納する格納手段及び前記移動体端末装置への前記ソフトウェアのダウンロードを制御するダウンロード制御手段を有するサーバ装置と、を具備することを特徴とする。 【0007】 この構成によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。 【0008】 本発明のダウンロード制御システムにおいては、前記ダウンロード制御手段は、前記移動体端末装置の状態を示す状態管理テーブルを有し、前記状態管理テーブルにおいて前記移動体端末装置がダウンロード可能な状態かどうかを確認することが好ましい。この構成によれば、ダウンロードに失敗した場合であっても、サーバ装置側でダウンロード受け入れ態勢を確認した上で再度ダウンロードを行うので、移動体端末装置側の負荷を軽減することができる。 【0009】 本発明のダウンロード制御システムにおいては、前記状態管理テーブルは、前記移動体端末装置からの状態情報に応じて更新されることが好ましい。 【0010】 本発明のダウンロード制御システムにおいては、前記判断手段は、電源、電波状態、有線ネットワーク接続状態、メモリ空き領域、通信トラフィック、移動/静止状態、受光量及び時刻からなる群より選ばれた少なくとも一つによりダウンロード可能な状態であるかどうかを判断することが好ましい。 【0011】 本発明のダウンロード制御方法は、移動体端末装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する工程と、前記移動体端末装置がダウンロード可能な状態である場合に、サーバ装置にダウンロードの要求を行う工程と、前記サーバ装置が前記要求に応じて前記移動体端末装置に情報を配信する工程と、を具備することを特徴とする。 【0012】 この方法によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。 【0013】 本発明のダウンロード制御方法は、移動体端末装置が自装置の状態情報をサーバ装置に送る工程と、前記サーバ装置が前記状態情報を管理する工程と、前記サーバ装置又は前記移動体端末装置が、前記移動体端末装置においてダウンロード可能な状態かどうかを確認する工程と、前記サーバ装置が、前記移動体端末装置においてダウンロード可能な状態である場合に前記移動体端末装置に情報を配信する工程と、を具備することを特徴とする。 【0014】 この方法によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。さらに、この方法によれば、ダウンロードに失敗した場合であっても、サーバ装置側でダウンロード受け入れ態勢を確認した上で再度ダウンロードを行うので、移動体端末装置側の負荷を軽減することができる。 【0015】 本発明のダウンロード制御方法においては、システム前記サーバ装置は、前記移動体端末装置からの前記状態情報を更新することが好ましい。 【発明の効果】 【0016】 本発明のダウンロード制御システムによれば、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する判断手段及びソフトウェアをダウンロードする通信制御手段を有する移動体端末装置と、前記ソフトウェアを格納する格納手段及び前記移動体端末装置への前記ソフトウェアのダウンロードを制御するダウンロード制御手段を有するサーバ装置と、を具備するので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本発明の実施の形態に係るダウンロード制御システムの概略構成を示す図である。図1に示すダウンロード制御システムは、移動体端末1と、この移動体端末1と移動通信網2を介して接続された移動通信センター3と、移動通信センター3とインターネット4のようなネットワークを介して接続されたサーバ装置5とから主に構成されている。 【0018】 移動体端末1は、基地局(図示せず)から移動通信網2及びインターネット4を介してサーバ装置5との間で情報の送受信を行うことができる。また、移動体端末1は、オペレーティングシステム(移動機OS)を有しており、移動機OS上でブラウザ機能、ビューワ機能、JAM(Java(登録商標) Application Manager)その他の機能が動作する。 【0019】 移動通信網2は、移動体端末1と移動通信センター3との間のネットワークである。この移動通信網2には、通常の移動通信網に加えて移動パケット通信網も含まれる。移動通信網センターは、例えばiモード(登録商標)サーバなどを有すると共に、移動通信網2とインターネット4とを結ぶゲートウェイ機能を担っており、具体的には、情報配信機能、メール送受信機能、メール蓄積機能、契約顧客管理機能、情報提供者(Information Provider)管理機能、及び情報料課金機能を有する。ネットワークには、インターネット4をはじめその他のネットワーク、例えばLANやWANなども含まれる。 【0020】 このような構成のダウンロード制御システムにおいては、移動体端末1がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断し、移動体端末1がダウンロード可能な状態である場合に、サーバ装置5にダウンロードの要求を行い、サーバ装置5が要求に応じて移動体端末1に情報を配信する。あるいは、移動体端末1が自装置の状態情報をサーバ装置5に送り、サーバ装置5が状態情報を管理し、サーバ装置5又は移動体端末1が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態かどうかを確認し、サーバ装置5が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態である場合に移動体端末1に情報を配信する。 【0021】 図2は、図1に示すダウンロード制御システムにおける移動体端末の概略構成を示すブロック図である。なお、図2に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の移動体端末に搭載される構成要素は備えているものとする。 【0022】 移動体端末1は、装置全体を制御する制御部11と、サーバ装置5の間で通信を行う通信制御部12と、サーバ装置5からダウンロード(DL)されたソフトウェアや情報、その他種々の情報やデータを格納する格納部13と、時計やタイマなどの時間計測部14と、装置の電源15と、光センサなどで構成される光量検知部16と、装置に搭載され、あるいはダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部17と、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断するDL判断部18と、加速度センサ又はGPS受信装置などで構成される移動検知部19とから主に構成されている。 【0023】 制御部11は、ユーザの入力によりサーバ装置5と通信を行うように通信制御部12に指示する。また、制御部11は、ユーザの入力によりサーバ装置5から情報、例えばソフトウェアをダウンロードする場合に、DL判断部18に対して、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断するように指示する。また、制御部11は、ユーザの入力により、あるいは自動的にアプリケーションを起動する際に、アプリケーションを起動するようにアプリ制御部17に指示する。また、制御部11は、DL判断における状態パラメータとして電源15の状態、例えば、他の電源に接続中、充電状態(充電FULL、少ない、ゼロなど)を監視する。また、制御部11は、DL判断における状態パラメータとして格納部13の状態、例えば、メモリの空き領域の有無を監視する。 【0024】 通信制御部12は、移動通信網2又は有線ネットワーク及びインターネット4を介してサーバ装置5の間で通信を行う。また、通信制御部12は、制御部11の指示により、定期的に、あるいは自装置の状態変化などのイベント発生毎に、自装置の状態情報をサーバ装置5に送信する。通信制御部12は、基地局との間で送受信される制御信号に含まれる電波状態の情報(例えば、良好、普通、不良など)やトラフィックの情報(たとえば、空きあり、普通、混雑など)を抽出し、定期的に、あるいはDL判断の際の制御部11の指示により出力する。なお、通信制御部12は、光通信、赤外線通信、Bluetooth通信などにも対応できる構成を備えていても良い。また、移動体端末1が、有線ネットワークと接続している場合には無線通信よりも有線通信を利用してダウンロードを行っても良い。 【0025】 時間計測部14は、時間を計測し、その時間(時刻)情報を定期的に、あるいはDL判断の際の制御部11の指示により出力する。光量検知部16は、光センサなどにより光量を検知し、その光量情報、あるいは光量情報から日中であるか夜間であるかの情報を定期的に、あるいはDL判断の際の制御部11の指示により出力する。アプリ制御部17は、ユーザの入力により、あるいは、通信制御部12を介して受信したコマンド信号に基づいて制御部11の指示により、アプリケーションを起動する。移動検知部19は、加速度センサなどにより移動/静止の別を検知し、その移動情報を定期的に、あるいはDL判断の際の制御部11の指示により出力する。 【0026】 DL判断部18は、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断する。この判断は、自装置のネイティブ機能から得られる自装置の状態情報(状態パラメータ)に基づいて行われる。状態情報とは、例えば、使用状況や環境により変化する自装置の状態を示す情報をいう。本実施の形態においては、状態情報として、制御部11が電源15を監視することにより得られる電源の状態の情報、通信制御部12が通信における制御信号から得られる電波状態の情報やトラフィックの情報、制御部11が格納部13を監視することにより得られるメモリ空き領域の情報、移動検知部19から得られる移動/静止の情報、光量検知部16から得られる光量の情報及び時間計測部14から得られる時刻の情報などが挙げられる。なお、本発明において、自装置の状態を示す情報(パラメータ)はこれに限定されず、種々変更することが可能である。 【0027】 DL判断部18は、図3に示すような参照テーブルを有する。この参照テーブルは、自装置の状態情報を示すものであり、各状態項目において、どの状態であればDL可能であるかを表す。すなわち、状態項目が電源の場合、他の充電機器と接続中、充電FULLのときにDL可能であり、充電量が少ないあるいはゼロのときにはDL不可能である。状態項目が電波状態の場合、良好あるいは普通のときにDL可能であり、不良のときにはDL不可能である。状態項目がメモリ空き領域の場合、空きありのときにDL可能であり、空きなしのときにはDL不可能である。状態項目がトラフィックの場合、空きありあるいは普通のときにDL可能であり、混雑のときにはDL不可能である。状態項目が移動/静止の場合、自装置が静止しているときにDL可能であり、自装置が移動しているときにはDL不可能である。状態項目が光量の場合、少ない、すなわち夜間のときにDL可能であり、多い、すなわち日中のときにはDL不可能である。状態項目が時刻の場合、夜間の時間帯のときにDL可能であり、日中の時間帯のときにはDL不可能である。なお、これらの状態項目やDL可能/不可能については、これに限定されず適宜変更することが可能である。 【0028】 ユーザが移動体端末1にソフトウェアなどの情報のダウンロードを指示するために入力すると、制御部11がDL判断部18に対して、自装置がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断するように指示する。DL判断部18は、制御部11からの指示にしたがって、状態情報を取得する。ここでは、通信制御部12から電波状態やトラフィックの状態情報を取得し、制御部11から格納部13のメモリ空き領域や電源の状態情報を取得し、時間計測部14から時刻、すなわち日中/夜間の状態情報を取得し、光量検知部16から光量、すなわち日中/夜間の状態情報を取得し、移動検知部19から移動/静止の状態情報を取得する。 【0029】 そして、DL判断部18は、これらの現在の状態情報を用いて参照テーブルを参照し、現在の状態でダウンロードが可能であるかどうかを判断する。例えば、取得した現在の状態が参照テーブルにおいてすべてDL可能である状態になっているときにDL可能と判断し、それ以外の場合にはDL不可能と判断する。なお、このDL可能/不可能の判断は、これに限定されず、状態項目に重み付けを行い、重み付けの高い状態項目においてDL可能な状態になっていれば、DL可能であると判断するようにしても良い。DL判断部18のDL判断情報は、制御部11に送られ、制御部11は、DL判断情報に応じてその後の処理を指示する。すなわち、DL可能であるDL判断情報を受け取ると、通信制御部12やアプリ制御部17に対してサーバ装置5から情報のダウンロードを行うように指示する。これにより、移動体端末1がサーバ装置5から情報のダウンロードを行う。ダウンロードした情報は、格納部13に格納される。一方、DL不可能であるDL判断情報を受け取ると、制御部11は、ダウンロードができない旨のワーディングをディスプレイに表示するように表示部(図示せず)に指示する。この場合、どの状態項目がDL不可能の状態であるかの理由もあわせて表示する。 【0030】 図4は、図1に示すダウンロード制御システムにおけるサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。なお、図4に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常のサーバ装置に搭載される構成要素は備えているものとする。 【0031】 サーバ装置5は、装置全体を制御する制御部51と、移動体端末1の間で通信を行う通信制御部52と、装置に搭載され、あるいはダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部53と、移動体端末1がダウンロード可能な状態であるかどうかを確認するDL制御部54と、ソフトウェア、その他種々の情報やデータを格納する格納部55とから主に構成されている。 【0032】 制御部51は、移動体端末1と通信を行うように通信制御部52に指示する。また、制御部51は、移動体端末1からダウンロードを要求する信号を受け取ると、格納部55に格納されたソフトウェアなどのデータや情報を配信するように通信制御部52に指示する。また、制御部51は、移動体端末1から送られた状態情報をDL制御部54に送り、DL制御部54に対してその状態情報を状態管理テーブル541に更新するように指示する。また、制御部51は、確認信号、すなわち移動体端末1においてダウンロードの受け入れ態勢が整ったと確認された旨の信号をDL制御部54から受け取ると、格納部55に格納されたソフトウェアなどのデータや情報を配信するように通信制御部52に指示する。また、制御部51は、アプリケーションを起動する際に、アプリケーションを起動するようにアプリ制御部53に指示する。 【0033】 通信制御部52は、インターネット4及び移動通信網2を介して移動体端末1の間で通信を行う。また、通信制御部52は、制御部51の指示により、格納部55に格納されたソフトウェアなどのデータや情報を移動体端末1に配信する。アプリ制御部53は、通信制御部52を介して受信したコマンド信号に基づいて制御部51の指示により、アプリケーションを起動する。 【0034】 DL制御部54は、移動体端末1へのダウンロードを制御する。DL制御部54は、移動体端末1からの状態情報を管理し、移動体端末1においてダウンロード可能な状態かどうかを確認する。そして、移動体端末1においてダウンロード可能な状態である場合に制御部51に対して移動体端末1に情報を配信することができる旨の信号を出力する。 【0035】 DL制御部54は、図5に示すような移動体端末1の状態を示す状態管理テーブル541を有する。この状態管理テーブルは、移動体端末(#1〜#3)と、その移動体端末における状態項目(状態パラメータ)とを関連づけたものであり、ダウンロードが可能か不可能かについても関連づけられている。また、有線ネットワークと接続している場合には、無線通信よりも有線通信を利用してダウンロードが行われるものとする。図5においては、移動体端末1が有線ネットワーク接続していない場合の例とした。図5においては、移動体端末#1の状態項目については、電源が接続中であり、電波状態が良好であり、メモリ空き領域に空きがあり、トラフィックに空きがあり、静止状態であり、夜間である。このため、ダウンロードがOKである。一方、移動体端末#2の状態項目については、電源が充電FULLであり、電波状態が不良であり、メモリ空き領域に空きがあり、トラフィックに空きがあり、静止状態であり、夜間である。このため、電波状態が不良であるのでダウンロードがNGである。移動体端末#3の状態項目については、電源が少ない状態であり、電波状態が普通であり、メモリ空き領域に空きがあり、トラフィックが普通であり、移動状態であり、日中である。このため、電源が少なく、移動状態で、日中であるのでダウンロードがNGである。 【0036】 この状態管理テーブルは、移動体端末1から送られてくる状態情報に応じて更新される。したがって、状態管理テーブルの状態情報が更新されて、すべての条件を満足したとき、すなわちすべての状態項目がDL可能な状態になったときに、ダウンロードOKに変更される。例えば、移動体端末#2については、現在電波状態が不良であるのでダウンロードNGである。移動体端末1から電波状態が良好であるという状態情報が送られると、その状態情報が状態管理テーブルに更新される。これにより、すべての状態項目がDL可能な状態になるので、ダウンロードOKとなる。 【0037】 サーバ装置5においては、DL制御部54において、移動体端末1がダウンロード可能な状態であるかどうかを確認し、その確認情報に基づいて移動体端末1に情報配信する。すなわち、上述したように、DL制御部54は、状態管理テーブルを参照して、すべての状態項目がDL可能な状態になっているかを確認し、すべての状態項目がDL可能な状態になっているときに、情報配信可能である旨の信号を制御部51に送る。制御部51は、その信号に基づいて格納部55に格納されているソフトウェアやデータ、情報を移動体端末1に配信する。 【0038】 次に、本発明の実施の形態に係るダウンロード制御方法について図6及び図7を用いて説明する。 【0039】 まず、図6を用いて、移動体端末1がダウンロード可能な状態であるかどうかを判断し、移動体端末1がダウンロード可能な状態である場合に、サーバ装置5にダウンロードの要求を行い、サーバ装置5が要求に応じて移動体端末1に情報を配信する場合について説明する。 【0040】 移動体端末1において、DL判断部18が自装置の状態を判断する(ST11)。すなわち、DL判断部18は、上述したように、通信制御部12、制御部11、時間計測部14、光量検知部16、及び移動検知部19から状態情報を取得し、これらの現在の状態情報を用いて参照テーブルを参照し、現在の状態でダウンロードが可能であるかどうかを判断する。次いで、DL判断部18においてダウンロードOKと判断されると、移動体端末1からサーバ装置にダウンロードの要求が行われる(ST12)。サーバ装置5においては、移動体端末1からのダウンロードの要求を受けると、格納部55に格納されているソフトウェアなどの情報を移動体端末1に配信する(ST13)。このようにして、移動体端末1はサーバ装置5からソフトウェアなどの情報をダウンロードし、格納部13に格納する。 【0041】 移動体端末1のダウンロードが失敗した場合には、移動体端末1は、自装置の状態情報を参照して現在の状態でダウンロードが可能であるかどうかを判断した上で、再度サーバ装置5にダウンロード要求を行う。このように、本発明の方法によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。 【0042】 次いで、図7を用いて、移動体端末1が自装置の状態情報をサーバ装置5に送り、サーバ装置5が状態情報を管理し、サーバ装置5が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態かどうかを確認し、サーバ装置5が、移動体端末1においてダウンロード可能な状態である場合に移動体端末1に情報を配信する場合について説明する。 【0043】 移動体端末1からサーバ装置5に移動体端末1の状態情報を送信する(ST21)。この状態情報の送信は、移動体端末1が定期的に行っても良く、移動体端末1がサーバ装置5からの制御信号を受けたときに行っても良い。サーバ装置5においては、DL制御部54が状態管理テーブル541を参照して、移動体端末1のDL可否を確認する(ST22)。そして、状態管理テーブル541においてダウンロードが可能であると確認されたときに、サーバ装置5が移動体端末1に情報配信する(ST23)。このようにして、移動体端末1はサーバ装置5からソフトウェアなどの情報をダウンロードし、格納部13に格納する。なお、サーバ装置5は、サービス登録している移動体端末すべてに対して定常的に状態情報を管理しても良く、ダウンロードを要求する移動体端末について、ダウンロードの要求があったときに状態情報を管理するようにしても良い。 【0044】 移動体端末1のダウンロードが失敗した場合には、移動体端末1は、ダウンロード失敗の場合、失敗した旨の制御信号をサーバ装置5に送信する(ST24)。サーバ装置5においては、移動体端末1の状態について状態管理テーブルを参照し、現在の状態でダウンロードが可能であるかどうかを確認した上で(ST25)、再度移動体端末1に情報配信する(ST26)。なお、サーバ装置5は、情報配信が失敗したときは、正常に情報配信されなかったデータのみを情報配信するようにしても良い。これにより、トラフィックを軽減させることが可能となる。この場合、移動体端末1は、ダウンロードが失敗した旨の制御信号にどこまでデータが正常に送られているかの情報を付加しておく。このように、本発明の方法によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。 【0045】 このように本発明の方法によれば、自装置のダウンロード受け入れ態勢を確認した上でダウンロードを行うので、携帯電話などのモバイル機器であっても、正常にソフトウェアをダウンロードできる。さらに、この方法によれば、ダウンロードに失敗した場合であっても、サーバ装置側でダウンロード受け入れ態勢を確認した上で再度ダウンロードを行うので、移動体端末装置側の負荷を軽減することができる。 【0046】 本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態においては、すべての状態項目がダウンロード可能になったときにダウンロードを行う場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、少なくとも一つの状態項目がダウンロード可能になったときにダウンロードを行うように設定しても良い。また、上記実施の形態においては、サーバ装置に移動体端末の状態確認を行う機能を搭載した場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、移動通信センターに移動体端末の状態確認を行う機能を搭載するようにしても良い。また、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて状態項目の内容や項目分けなどについて適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0047】 【図1】本発明の実施の形態に係るダウンロード制御システムの概略構成を示す図である。 【図2】図1に示すダウンロード制御システムにおける移動体端末の概略構成を示すブロック図である。 【図3】図2に示す移動体端末のダウンロード判断部の参照テーブルを示す図である。 【図4】図1に示すダウンロード制御システムにおけるサーバ装置の概略構成を示すブロック図である。 【図5】図4に示すサーバ装置のダウンロード制御部の状態管理テーブルを示す図である。 【図6】本発明の実施の形態に係るダウンロード制御方法を説明するためのシーケンス図である。 【図7】本発明の実施の形態に係るダウンロード制御方法を説明するためのシーケンス図である。 【符号の説明】 【0048】 1 移動体端末 2 移動通信網 3 移動通信センター 4 インターネット 5 サーバ装置 11,51 制御部 12,52 通信制御部 13,55 格納部 14 時間計測部 15 電源 16 光量検知部 17,53 アプリ制御部 18 DL判断部 19 移動検知部 54 DL制御部 541 状態管理テーブル
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| 【出願人】 |
【識別番号】392026693 【氏名又は名称】株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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| 【出願日】 |
平成18年7月5日(2006.7.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100121083 【弁理士】 【氏名又は名称】青木 宏義
【識別番号】100138391 【弁理士】 【氏名又は名称】天田 昌行
【識別番号】100132067 【弁理士】 【氏名又は名称】岡田 喜雅
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| 【公開番号】 |
特開2008−17118(P2008−17118A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−185591(P2006−185591) |
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