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【発明の名称】 無線リモートスイッチ、この無線リモートスイッチを備えた住宅設備操作システム及びシステムリモコンユニット
【発明者】 【氏名】松田 宏

【氏名】田中 敏之

【要約】 【課題】消費電力を抑制した省電力の無線リモートスイッチ、この無線リモートスイッチを採用した住宅設備操作システム及びシステムリモコンユニットを提供すること。

【構成】無線リモートスイッチ2は、所定の周波数の搬送波信号に操作信号を重畳して送信する無線送信回路21と、操作者によるスイッチ操作を取り込むスイッチ手段22と、操作信号を生成し、無線送信回路21に入力する操作信号生成回路23と、操作信号生成回路の動作クロックであるクロック信号を生成するクロック信号生成回路24と、電力を供給する電源供給回路25とを備えている。無線送信回路21は、クロック信号生成回路24が生成したクロック信号に基づく搬送波信号を利用する。電源供給回路25は、スイッチ操作が継続する期間に属する通電期間にのみ、無線送信回路21、操作信号生成回路23及びクロック信号生成回路24に電力を供給する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
固有のIDデータを含む操作信号を電波を介して送信する無線リモートスイッチであって、
所定の周波数の搬送波信号に上記操作信号を重畳して送信する無線送信回路と、
操作者によるスイッチ操作を取り込むスイッチ手段と、
上記操作信号を生成し、上記無線送信回路に入力する操作信号生成回路と、
上記操作信号生成回路の動作クロックであるクロック信号を生成するクロック信号生成回路と、
上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路の動作に要する電力を供給する電源供給回路とを備えており、
上記無線送信回路の上記搬送波信号は、上記クロック信号に基づいて生成した信号であり、
上記電源供給回路は、上記スイッチ操作が継続する期間に属する通電期間を設定し、該通電期間にのみ、上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路に電力を供給するように構成してあるとを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項2】
請求項1において、上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路のうちの少なくともいずれかの回路は、低電位状態から高電位状態への印加電圧の変動に応じて当該いずれかの回路を動作可能な状態に設定するためのリセット端子を有し、
該リセット端子に対して、上記スイッチ操作の終了に応じて上記リセット端子の印加電圧を低電位状態に移行させるように構成した放電手段を電気的に接続してあることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項3】
請求項1又は2において、上記電源供給回路は、発電手段を備えていることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項4】
請求項3において、上記発電手段は、光を電力に変換する太陽電池であることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項5】
請求項4において、上記太陽電池は、法線方向が異なる少なくとも2以上の複数の略平面状の受光面を備えていることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項6】
請求項3〜5のいずれか1項において、上記電源供給回路は、上記発電手段が発電した電力を蓄える蓄電手段を備えていることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項において、上記クロック信号生成回路は、リング発振回路であることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項において、上記スイッチ手段は、非接触により上記スイッチ操作を検知する赤外線センサであることを特徴とする無線リモートスイッチ。
【請求項9】
固有のIDデータを含む操作信号を電波を介して送信する無線リモートスイッチと、
上記操作信号を電波を介して受信する受信手段と、
該受信手段が受信した上記操作信号に基づいて制御信号を生成する制御手段と、
上記制御信号に応じて動作する住宅設備機器とを含む住宅設備操作システムであって、
上記無線リモートスイッチとして請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線リモートスイッチを備えていることを特徴とする住宅設備操作システム。
【請求項10】
請求項9において、上記住宅設備機器は、上記制御信号に応じて施錠あるいは開錠を行う電子ロックユニットであることを特徴とする住宅設備操作システム。
【請求項11】
請求項9において、上記住宅設備機器は、上記制御信号に応じて開閉するドア扉、あるいは収納物を出し入れ可能な使用状態と収納状態とを上記制御信号に応じて切り替える収納キャビネットであることを特徴とする住宅設備操作システム。
【請求項12】
請求項9において、上記住宅設備機器は、吐水口を設けた水栓ヘッドを介した吐水量を上記制御信号に応じて制御する水栓装置であることを特徴とする住宅設備操作システム。
【請求項13】
請求項12において、上記無線リモートスイッチは、上記水栓ヘッドに配設してあることを特徴とする住宅設備操作システム。
【請求項14】
操作面に操作スイッチを複数設けたシステムリモコンユニットであって、
上記各操作スイッチに対応して配設した請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線リモートスイッチと、
該各無線リモートスイッチを保持する筐体とを備えており、
上記各操作スイッチは、上記無線リモートスイッチのスイッチ手段であることを特徴とするシステムリモコンユニット。
【請求項15】
請求項14において、キッチン、洗面所、トイレあるいは浴室に適用するものであることを特徴とするシステムリモコンユニット。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、家電製品や住宅設備機器を遠隔操作するためのリモコン、及びリモコンを含む遠隔操作システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、家電製品や住宅設備機器等を遠隔操作するための遠隔操作手段がある。このような遠隔操作手段によれば、操作する者の操作自由度を高め、利便性を格段に向上することができる。例えば、テレビの遠隔操作手段(いわゆるリモコン。)によれば、テレビの設置場所まで移動しなくてもチャンネル操作が可能になる等、操作する場所の自由度を格段に向上できる。また、例えば、温水洗浄便座等の住宅設備機器を操作する遠隔操作手段(操作パネル等。)をトイレの壁面等に配置すれば、温水洗浄便座を操作する際、一層、楽な姿勢で操作できるようになる。
【0003】
上記のような遠隔操作手段としては、例えば、風呂の給湯システム等の住宅設備機器を操作するための有線のものがある。有線の遠隔操作手段では、例えば、操作対象である住宅設備機器の制御信号等を送信するための信号線等の電線を接続する必要がある。一方、例えば、無線で操作信号を送信する無線の遠隔操作手段によれば、信号線等の電線を接続する必要がない。それ故、無線の遠隔操作手段は、使用者が操作する場所を自由に選択でき、操作自由度が一層高くなっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
しかしながら、上記従来の無線の遠隔操作手段では、次のような問題がある。すなわち、電源電池の定期的な交換等のメンテナンスに手間がかかるおそれがあるという問題がある。
【0005】
【特許文献1】特開2004−285733号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、消費電力を抑制することにより、電源電池の交換等のメンテナンスの手間を軽減した無線リモートスイッチ、この無線リモートスイッチを採用した住宅設備操作システム及びシステムリモコンユニットを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、固有のIDデータを含む操作信号を電波を介して送信する無線リモートスイッチであって、
所定の周波数の搬送波信号に上記操作信号を重畳して送信する無線送信回路と、
操作者によるスイッチ操作を取り込むスイッチ手段と、
上記操作信号を生成し、上記無線送信回路に入力する操作信号生成回路と、
上記操作信号生成回路の動作クロックであるクロック信号を生成するクロック信号生成回路と、
上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路の動作に要する電力を供給する電源供給回路とを備えており、
上記無線送信回路の上記搬送波信号は、上記クロック信号に基づいて生成した信号であり、
上記電源供給回路は、上記スイッチ操作が継続する期間に属する通電期間を設定し、該通電期間にのみ、上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路に電力を供給するように構成してあるとを特徴とする無線リモートスイッチにある(請求項1)。
【0008】
上記第1の発明の無線リモートスイッチの上記無線送信回路は、上記操作信号生成回路の動作クロックである上記クロック信号に基づく上記搬送波信号を利用する回路である。すなわち、上記無線送信回路は、上記クロック信号を信号処理等して得られた上記搬送波信号を利用するように構成した回路である。そのため、上記無線リモートスイッチでは、上記操作信号生成回路と上記無線送信回路との間で、基準となる信号を生成するための発振回路として上記クロック信号生成回路を共用することができる。
【0009】
このように上記クロック信号生成回路を発振回路として共用する上記無線リモートスイッチでは、上記クロック信号生成回路の立ち上がりに同期して、上記操作信号生成回路及び上記無線送信回路が、ほぼ同時に動作可能な状態となり得る。上記無線リモートスイッチでは、上記操作信号生成回路及び上記無線送信回路の立ち上がりが同期しているため、立ち上がりが遅い方のいずれかの回路を待機するためのウェイト等を別途、設ける必要がない。
【0010】
上記無線リモートスイッチでは、上記スイッチ手段の操作に応じて上記クロック信号生成回路等に電力を供給すれば、上記クロック信号生成回路の立ち上がりに要する短時間の間に、上記無線送信回路及び上記操作信号生成回路が動作可能な状態となり得る。それ故、上記無線リモートスイッチによれば、上記クロック信号生成回路の起動から上記操作信号の送信完了までの一連の処理を、上記スイッチ操作の継続期間に属する上記通電期間内のごく短時間に十分実施し得るようになる。
【0011】
上記第1の発明の無線リモートスイッチによれば、上記電源供給回路から上記クロック信号生成回路等への電力供給を、上記スイッチ操作の継続期間に属する上記通電期間のみに限定することで消費電力を抑制できる。そして、消費電力を抑制した上記無線リモートスイッチによれば、上記電源供給回路の負担を軽減できる。例えば、電源電池を含む上記電源供給回路を採用した場合等では、電源電池の交換頻度を効果的に低減し得る。
【0012】
以上のように、上記第1の発明の無線リモートスイッチは、消費電力を抑えたことによりメンテナンスの手間を軽減した優れた特性のものである。
【0013】
第2の発明は、固有のIDデータを含む操作信号を電波を介して送信する無線リモートスイッチと、
上記操作信号を電波を介して受信する受信手段と、
該受信手段が受信した上記操作信号に基づいて制御信号を生成する制御手段と、
上記制御信号に応じて動作する住宅設備機器とを含む住宅設備操作システムであって、
上記無線リモートスイッチとして上記第1の発明の無線リモートスイッチを備えていることを特徴とする住宅設備操作システムにある(請求項9)。
【0014】
上記第2の発明の住宅設備操作システムは、上記操作信号を送信する上記無線リモートスイッチとして上記第1の発明の無線リモートスイッチを備えたものである。この住宅設備操作システムでは、上記受信手段が受信した上記操作信号を基に、上記制御手段が上記制御信号を生成する。そして、上記住宅設備操作システムの上記住宅設備機器は、上記制御信号に応じて動作する。
【0015】
ここで、上記操作信号を送信する上記無線リモートスイッチは、上記第1の発明のものである。それ故、上記住宅設備操作システムにおいては、上記無線リモートスイッチの消費電力を抑制できる。この無線リモートスイッチによれば、例えば、電源電池の消耗度合いを抑制でき、その交換頻度を抑制し得る。
【0016】
以上のように、上記第2の発明の住宅設備操作システムは、上記第1の発明の無線リモートスイッチを採用したことによりメンテナンスの手間を軽減した優れた特性を備えたものである。
【0017】
第3の発明は、操作面に操作スイッチを複数設けたシステムリモコンユニットであって、
上記各操作スイッチに対応して配設した請求項1〜7のいずれか1項に記載の無線リモートスイッチと、
該各無線リモートスイッチを保持する筐体とを備えており、
上記各操作スイッチは、上記無線リモートスイッチのスイッチ手段であることを特徴とするシステムリモコンユニットにある(請求項14)。
【0018】
上記第3の発明のシステムリモコンユニットは、上記各操作スイッチに対応する上記無線リモートスイッチを複数、上記筐体に保持したものである。このシステムリモコンユニットによれば、上記筐体に保持する上記無線リモートスイッチの組み合わせに応じて、様々な機能を備えた遠隔操作手段を実現できる。ここで、上記システムリモコンユニットの上記無線リモートスイッチは、上記第1の発明のものである。それ故、上記システムリモコンユニットでは、上記各無線リモートスイッチの消費電力をそれぞれ低減でき、メンテナンスの手間を軽減することができる。
【0019】
以上のように、上記第3の発明のシステムリモコンユニットは、消費電力の低い上記無線リモートスイッチを採用したことにより、メンテナンスの手間を軽減した優れた特性のものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
上記第1〜上記第3の発明において、上記クロック信号に基づいて上記搬送波信号を生成するとは、ソフトウェアあるいはハードウェアによる信号処理等により、所定の周波数の上記クロック信号を元にして異なる周波数(高い周波数)の上記搬送波信号を生成する旨を意味している。
【0021】
また、上記スイッチ操作が継続する期間とは、使用者等が上記スイッチ手段に対する操作行為を継続的に実施している期間を意味している。そして、上記スイッチ操作の継続期間に属する上記通電期間としては、例えば、上記スイッチ操作の開始タイミングを始期に設定すると共に、上記スイッチ操作の継続期間の任意の時点を終期に設定することが良い。上記通電期間の終期としては、例えば、上記操作信号を所定回数、送信完了した時点を設定したり、上記スイッチ操作の継続期間の終期を設定することができる。なお、当然ながら、上記スイッチ操作の継続期間の任意の時点に、上記通電期間の始期を設定することもできる。
【0022】
また、上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路のうちの少なくともいずれかの回路は、低電位状態から高電位状態への印加電圧の変動に応じて当該いずれかの回路を動作可能な状態に設定するためのリセット端子を有し、
該リセット端子に対して、上記スイッチ操作の終了に応じて上記リセット端子の印加電圧を低電位状態に移行させるように構成した放電手段を電気的に接続してあることが好ましい(請求項2)。
【0023】
上記のような、いわゆるパワーオンリセットのための上記リセット端子を設けた場合には、該リセット端子に対する上記印加電圧の立ち上がりに応じて上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路のうちの少なくともいずれかの回路を初期化でき、動作可能な状態を確実性高く設定し得る。一方、上記リセット端子を設けた場合、上記印加電圧が高い上記高電位状態から再び上記低電位状態に戻った後でなければ、上記無線送信回路、上記操作信号生成回路及び上記クロック信号生成回路のうちの少なくともいずれかの動作を開始させることができないおそれを生じる。
【0024】
そこで、上記のごとく上記スイッチ操作の終了に応じて上記リセット端子の印加電圧を低電位状態に移行させるように構成した上記放電手段を上記リセット端子に接続した場合には、上記スイッチ操作の終了に応じて上記印加電圧の低い上記低電位状態を瞬時に形成し得る。それ故、上記スイッチ操作を素早く繰り返すような使用状況において、そのスイッチ操作に追従して上記リセット端子を設けた回路を繰り返し動作させることができる。
【0025】
また、上記電源供給回路は、発電手段を備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、例えば、上記電源供給回路から電源電池等を省略することができる。定期的な交換を必要とする電源電池等を省略できれば、電源電池の消耗等により使用不能に至るおそれを回避できると共に、電池交換等のメンテナンスの手間を省くことができるようになる。さらに、電池交換が不要になれば、電池交換用の交換蓋等を設けることが不要になる。電池交換蓋が不要になれば、構造を簡単にでき、密閉構造の実現が容易となる。
【0026】
また、上記発電手段は、光を電力に変換する太陽電池を含んでいることが好ましい(請求項4)。
この場合には、太陽光や照明光を利用し得る環境であれば、上記無線リモートスイッチを作動させることができる。
なお、上記発電手段としては、上記太陽電池のほか、温度差を利用して発電する熱電素子(ペルチェ素子)を含むものを採用することもできる。さらに、例えば、上記無線リモートスイッチを水栓装置等に適用する場合には、水流を利用して発電する発電手段を採用することも可能である。
【0027】
また、上記太陽電池は、法線方向が異なる少なくとも2以上の複数の略平面状の受光面を備えていることが好ましい(請求項5)。
ここで、上記受光面についての上記法線方向とは、上記受光面に対して直交する方向、すなわち上記受光面の向きを意味している。そして、上記のように法線方向が異なる少なくとも2以上の上記受光面を備えた場合には、当該複数の受光面を介して、様々な角度方向から照射される光を効率良く電力に変換し得るようになる。なお、上記略平面状の受光面としては、略平板状の太陽電池の表面のほか、曲面状を呈する上記太陽電池の局所的な表面であっても良い。すなわち、上記太陽電池としては、向き(法線方向)が異なる複数の略平板状の太陽電池を採用し得るほか、上記受光面が曲面状を呈する太陽電池を採用することもできる。
【0028】
また、上記電源供給回路は、上記発電手段が発電した電力を蓄える蓄電手段を備えていることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記無線リモートスイッチに動作に要する電力の大きさに対して、上記発電手段に要求される発電能力を低く抑えることができる。上記発電手段に必要な発電能力を抑制できれば、該発電手段を小型化、低コスト化でき、上記無線リモートスイッチ全体の小型化、低コスト化が可能になる。
なお、上記蓄電手段としては、キャパシタ、あるいは2次電池等を含むものを採用することができる。特に、上記キャパシタを含む上記蓄電手段によれば、その初期特性を長期間の使用期間に渡って維持し得るため、メンテナンスの手間をさらに軽減できる。
【0029】
また、上記クロック信号生成回路は、リング発振回路であることが好ましい(請求項7)。
上記リング発振回路とは、トランジスタなどの半導体増幅器の遅延(位相遅れ)を利用した発振回路である。このリング発振回路は、例えば、水晶発振回路等と比較して電力供給後の立ち上がりが極めて迅速である。上記クロック信号生成回路として上記リング発振回路を採用すれば、上記スイッチ手段の操作から上記操作信号の送信を完了するまでの時間を短縮でき、上記通電時間をさらに短く設定し得る。それ故、上記クロック信号生成回路として上記リング発振回路を採用した場合には、上記無線リモートスイッチの消費電力を一層、抑制できる。
【0030】
なお、リング発振回路を内蔵したマイコンを上記操作信号生成回路として採用することも良い。この場合には、マイコン内蔵の上記リング発振回路を上記クロック信号生成回路として利用できる。さらに、この場合には、マイコンに組み込みしたソフトウェア等の実行により、上記クロック信号に基づいて上記搬送波信号あるいは、搬送波信号の生成に適した中間信号を生成し得る可能性がある。
【0031】
また、上記スイッチ手段は、非接触により上記スイッチ操作を検知する赤外線センサであることが好ましい(請求項8)。
この場合には、操作する者が手をかざす等、非接触の操作により上記無線リモートスイッチを動作させることができる。なお、上記赤外線センサとしては、量子型の赤外線センサや、光電子型の赤外線センサや、焦電型等の熱型の赤外線センサ等、様々な態様のものを採用し得る。
【0032】
特に、上記量子型の赤外線センサであれば、受光した赤外線の絶対量に応じて起電力を発生し得る。この量子型の赤外線センサは、赤外線の絶対量を検出し得る点で、例えば、赤外線の変化量を検出する焦電型の赤外線センサ等とは異なる特徴を有している。このような量子型の赤外線センサを上記スイッチ手段として採用すれば、操作者による操作を一層、確実性高く取り込みできるようになる。
【0033】
上記第2の発明における上記住宅設備機器は、上記制御信号に応じて施錠あるいは開錠を行う電子ロックユニットであることが好ましい(請求項10)。
この場合には、上記住宅設備機器である上記電子ロックユニットを遠隔操作するための上記無線リモートスイッチの消費電力を低減し得る。それ故、例えば、電源電池等の消耗度合いを抑制でき、これにより、上記電子ロックユニットの開錠あるいは施錠ができないというトラブルが発生するおそれを抑制できる。
【0034】
さらに、上記発電手段を備えた上記無線リモートスイッチによれば、電源電池等の消耗により開錠あるいは施錠ができないといったトラブルが発生するおそれをほぼ解消し得る。さらに、例えば、電池交換が不要であることを活用すれば、密閉構造の実現が比較的容易となる。この場合には、例えば、水中に落下させても壊れないような耐環境性を高めた無線リモートスイッチを実現し得る。耐環境性を高く確保した無線リモートスイッチによれば、例えば、浴室やキッチンや洗面台等の水回りへの適用が容易となる。
【0035】
特に、上記無線リモートスイッチの上記電源供給回路として発電手段及び電力を蓄える蓄電手段を設けた場合には、例えば、上記電子ロックユニットである上記住宅設備機器への適用が特に有効となる。一般的に、上記電子ロックユニットでは、施錠あるいは開錠の操作から次の操作までの操作間隔が比較的長くなる傾向にある。それ故、上記電子ロックユニットである上記住宅設備機器の場合には、上記の操作間隔に当たる非使用期間において、上記無線リモートスイッチの動作に必要な電力を上記蓄電手段を利用して充分に蓄電し得る。
【0036】
また、上記住宅設備機器は、上記制御信号に応じて開閉するドア扉、あるいは収納物を取り出し可能な使用状態と収納状態とを上記制御信号に応じて切り替える収納キャビネットであることが好ましい(請求項11)。
また、上記住宅設備機器は、給水口を設けた水栓ヘッドを介した吐水量を上記制御信号に応じて制御する水栓装置であることが好ましい(請求項12)。
【0037】
ここで、上記制御信号に応じて開閉する上記ドア扉とは、上記制御信号に応じて自律的に開閉し得る、いわゆる自動開閉ドアである。また、上記制御信号に応じて収納物を取り出し可能な使用状態と収納状態とを切り替える上記収納キャビネットとしては、例えば、電動により昇降する機能を備えた吊戸棚や、電動により進退する機能を備えた引き出し等がある。また、上記吐水量を制御することの意味は、吐水状態における上記吐水量を調整することだけではない。上記吐水量を制御する旨は、例えば、吐水量ゼロと低吐水量と高吐水量とを切り換えることや、吐水量ゼロである非吐水状態(オフ)と吐水状態(オン)とを切り換えること等を含む広い概念を意味している。
【0038】
そして、上記のような場合には、上記ドア扉や上記収納キャビネットあるいは上記水栓ヘッドに対応して個別に上記無線リモートスイッチを複数、設けた際にも、メンテナンスの手間が問題となるおそれが少ない。消費電力を抑えた上記無線リモートスイッチでは、個々の無線リモートスイッチに必要なメンテナンスの手間が軽減されているからである。さらに、上記発電手段を備えた上記無線リモートスイッチであれば、上記電池交換等のメンテナンスの手間をほぼ解消し得る。そのため、複数の上記無線リモートスイッチを個別に配設した場合においても、メンテナンスの負担を完全に近く解消し得る。
【0039】
また、上記無線リモートスイッチは、上記水栓ヘッドに配設してあることも良い(請求項13)。
この場合には、上記水栓ヘッドに上記無線リモートスイッチを配置することで、上記水栓装置の操作性を格段に向上し得る。特に、上記発電手段を備えた上記無線リモートスイッチであれば、密閉構造を採用することで防水性の確保が容易である。
【0040】
上記第3の発明における上記システムリモコンユニットは、キッチン、洗面所、トイレあるいは浴室に適用するものであることが好ましい(請求項15)。
この場合には、上記固有のIDデータが異なる上記無線リモートスイッチを適宜、組み合わせて上記筐体に保持させることで、上記キッチン、上記洗面所、上記トイレあるいは上記浴室に適した上記システムリモコンユニットを実現できる。
【実施例】
【0041】
(実施例1)
本例は、無線リモートスイッチ2による遠隔操作が可能な住宅設備システム1に関する例である。この内容について、図1〜図7を用いて説明する。
本例の住宅設備システム1(本例では、給水制御システム。以下、給水制御システム1という。)は、図1〜図3に示すごとく、固有のIDデータを含む操作信号を電波を介して送信する無線リモートスイッチ2と、操作信号を電波を介して受信する受信手段31と、受信手段31が受信した操作信号に基づいて制御信号を生成する制御手段32と、制御信号に応じて動作する住宅設備機器10(本例では、水栓装置。以下、水栓装置10という。)とを含むシステムである。
【0042】
上記無線リモートスイッチ2は、図1に示すごとく、所定の周波数の搬送波信号に上記操作信号を重畳して送信する無線送信回路21と、操作者によるスイッチ操作を取り込むスイッチ手段22と、操作信号を生成し、無線送信回路21に入力する操作信号生成回路23と、操作信号生成回路23の動作クロックであるクロック信号を生成するクロック信号生成回路24と、上記無線送信回路21、上記操作信号生成回路23及び上記クロック信号生成回路24の動作に要する電力を供給する電源供給回路25とを備えている。
ここで、上記無線送信回路21の搬送波信号は、クロック信号生成回路24が生成したクロック信号に基づいて生成した信号である。
上記電源供給回路25は、上記スイッチ操作が継続する期間に属する通電期間を設定し、該通電期間にのみ、無線送信回路21、操作信号生成回路23及びクロック信号生成回路24に電力を供給するように構成してある。
以下、この内容について詳しく説明する。
【0043】
本例の水栓装置10は、図2及び図3に示すごとく、凹状のボウル部121を設けたシンク12と、吐水口110を有する水栓ヘッド11と、使用者が給水止水の切替操作を行うレバー15と、水栓ヘッド11に水を供給するための給水管13と、給水管13に設けた弁装置14と、シンク12の底面に設けた排水口(図示略)に接続した排水管19とを備えたものである。さらに、水栓装置10は、弁装置14を制御する制御手段32と、無線リモートスイッチ2の操作信号を受信する受信手段31とを備えている。
【0044】
シンク12は、上面をなすカウンター面120と、該カウンター面120に対して凹む上記ボウル部121と、利用者に対面するウォール部122とを有する。ウォール部122は、ボウル部121の内壁面がカウンター面120を越えて鉛直方向上方に延設された部分である。水栓ヘッド11及びレバー15は、ウォール部121から突出するよう、隣り合わせて立設されている。
【0045】
排水管19は、図2に示すごとく、シンク12の下側に配設されている。排水管19の上流側(シンク12側)の端部は上記排水口に接続され、下流側の端部は図示しない下水管に接続されている。
給水管13は、住宅に引き込みされた図示しない水道管から分岐した略円管状のパイプである。この給水管13は、シンク12の下側からウォール部122の裏側に回り込むように配設されている。給水管13の下流側(シンク12側)の端部は、水栓ヘッド11における吐水口110とは反対側の端部、すなわちウォール部122の裏側に位置する端部に接続してある。給水管13の経路中には、上記弁装置14と、レバー15の手動操作に応じて経路を開閉する図示しない弁装置とを設けてある。
【0046】
本例では、上記弁装置14として電磁弁(以下、電磁弁14という。)を採用している。電磁弁14は、図2に示すごとく、上流側(インフラ側)に位置する給水管130を接続する流入口141と、下流側(シンク12側)に位置する給水管131を接続する流出口142と、流入口141と流出口142との間の流路を開閉する弁本体140と、弁本体140が収容するプランジャ(図示略)を駆動するソレノイド143(図4参照。)とを有している。本例の電磁弁14では、流路を閉塞するように上記プランジャに付勢力が作用している。この電磁弁14では、ソレノイド143への通電によりプランジャが後退して流路が開放される。一方、非通電時には、上記の付勢力によりプランジャが前進し、流路が閉塞される。
【0047】
水栓ヘッド11は、図2及び図3に示すごとく、シンク12のウォール部122に取り付けるための台座部114と、給水管13に連通する給水パイプ(図示略)を貫通配置した胴部111と、給水管13から供給された水を吐出する吐水口110と、吐水状態と止水状態との切替操作を行うための無線リモートスイッチ2と、胴部111及び無線リモートスイッチ2等を収容するための略中空筒状の筐体115を有している。水栓ヘッド11は、台座部114の内部に、図示しない延長ホースを引き出し可能な状態で収容している。本例の水栓ヘッド11は、この延長ホースを引き出すことによりシャワーヘッドのごとく使用し得る。
【0048】
胴部111は、図3に示すごとく、吐水口110側の先端面に、無線リモートスイッチ2を保持している。筐体115は、無線リモートスイッチ2側の先端面に、上記スイッチ手段22をなす操作スイッチ221を貫通配置するための貫通孔116を穿孔してなる。さらに、筐体115の表面のうち、鉛直方向上方に面する上面の一部は、透明樹脂プレートにより形成してある。この透明樹脂プレートは、その内側に、無線リモートスイッチ2の太陽電池250が位置するように形成してある。
【0049】
上記無線リモートスイッチ2は、図1及び図3に示すごとく、図示しないROM、RAMを内蔵するマイコン27と、上記無線送信回路21をなすRF送信IC28と、太陽電池250を発電手段として備えた電源供給回路25と、上記スイッチ手段22をなす押込操作型の操作スイッチ221とを有している。
【0050】
マイコン27とRF送信IC28とを電気的に接続する経路としては、図1に示すごとく、デジタルデータを1ビットずつ伝送するデータ信号線201と、マイコン27が生成した外部クロック信号をRF送信IC28に入力するクロック信号線202とがある。マイコン27及びRF送信IC28と、電力供給回路25とは、電源ラインをなす電力供給経路255を介して接続してある。
【0051】
操作スイッチ221は、図1〜図3に示すごとく、電源供給回路25とRF送信IC28及びマイコン27とを接続する電力供給経路255を断続するスイッチである。操作スイッチ221は、押し込み状態を保持するラッチ機構等を具備しない単純な押込操作型のものである。この操作スイッチ221は、押し込み操作(スイッチ操作)されている間のみ、上記電力供給経路255を連通させる。なお、人間の反応速度を考慮すれば、1回の操作において、最短でも約50m秒以上の押し込み状態が持続されると期待し得る。
【0052】
一方、本例の無線リモートスイッチ2では、図1に示すごとく、マイコン27の立ち上がりから操作信号を所定回数(本例では5回。)、送信するまでに要する時間がおよそ20ミリ秒である。それ故、無線リモートスイッチ2によれば、使用者が操作スイッチ221を軽く押し込み操作した短時間に属する通電期間内に、十分な余裕をもって一連の処理を完了し得る。なお、本例では、通電期間として、操作信号を所定回数、送信するのに要する時間を設定した。これに代えて、押し込み操作の継続期間を通電期間に設定することもできる。
【0053】
マイコン27は、図1に示すごとく、ソフトウェアプログラムに沿って各種の演算を実行するCPU(図示しない中央演算処理回路)と、メモリ手段としてのROM、RAM(図示略)と、周波数約25MHzのクロック信号を生成するクロック信号生成回路24とを一体化して構成した1チップマイコンである。
【0054】
マイコン27は、上記データ信号線201を接続するデータ出力端子271と、上記クロック信号線202を接続する外部クロック出力端子272と、上記電力供給経路255を接続する電源端子277とを有している。ROMは、無線リモートスイッチ2を一意に(ユニークに)特定する8ビットのIDデータと、各種の演算処理を規定したソフトウェアプログラムとを記憶している。RAMは、ROMから読み出したソフトウェアプログラム等を実行するためのワークエリア等として機能する。
【0055】
マイコン27が備えるクロック信号生成回路24は、図1に示すごとく、リング発振回路よりなる。ここで、リング発振回路とは、トランジスタなどの半導体増幅器の遅延(位相遅れ)を利用した発振回路である。このリング発振回路は、例えば、水晶発振回路等に比べて立ち上がりに要する時間が極めて短時間であるという利点がある。それ故、上記操作スイッチ221が押し込み操作(スイッチ操作)される短時間の間に、マイコン27の起動から操作信号を送信するまでの全処理を完結させることが可能となる。なお、リング発振回路と同様、立ち上がり時間が短い発振回路としては、CR回路等がある。リング発振回路に代えて、これらの回路を採用することも可能である。
【0056】
マイコン27の図示しないCPUは、図1に示すごとく、ソフトウェアプログラムの実行により上記操作信号生成回路23としての機能を実現する。操作信号生成回路23は、上記のごとく、ROMから読み出したIDデータを含むデジタルの操作信号を生成する回路である。本例では、8ビットのIDデータそのものを操作信号として設定した。操作信号生成回路23としてのマイコン27は、上記データ信号線201を介してデジタル8ビットの操作信号を1ビットずつ出力する。
【0057】
さらに、本例のCPUは、図1に示すごとく、ソフトウェアプログラムの実行により上記クロック信号を基準とした所望の周波数の外部クロック信号を生成する。本例では、マイコン27の動作クロックである上記クロック信号を基にして9844KHzの外部クロック信号をソフトウェアプログラムの実行により生成し、上記外部クロック出力端子272に出力している。この外部クロック信号は、搬送波信号を生成するための中間信号をなす。
【0058】
無線送信回路21をなすRF送信IC28は、図1に示すごとく、マイコン27から取り込みしたデジタルの操作信号を変調する変調回路211と、外部クロック端子282を介して取り込みした外部クロック信号を分周して搬送波信号を生成するPLL回路213と、変調回路211による変調信号をアンテナ218を介して送信する送信回路212とを有している。RF送信IC28は、外部端子として、上記データ信号線201を接続するデータ入力端子281と、上記クロック信号線202を接続する外部クロック端子282とを有している。
【0059】
変調回路211は、操作信号生成回路23から受信した操作信号を、振幅変調により搬送波信号に重畳する回路である。PLL回路213は、外部クロック端子282を介して取り込みした周波数9844KHzの外部クロック信号(中間信号)に基づいて、周波数315MHzの搬送波信号を生成する回路である。ここで、外部クロック信号は、上記のごとくクロック信号に基づいてマイコン27がソフトウェア的に生成した信号である。本例では、上記のように構成したRF送信IC28が、上記無線送信回路21を構成している。
【0060】
電源供給回路25は、光を電池に変換する発電手段としての太陽電池250と、この太陽電池で発電した電力を蓄える蓄電手段としてのキャパシタ251とを含む回路である。電源供給回路25は、操作スイッチ221の操作に応じて、キャパシタ251に蓄えた電力をマイコン27及びRF送信IC28に供給する。なお、本例の電源供給回路25では、太陽電池250の下流側に挿入したダイオード252により電力供給経路255を流れる電流方向を一方向に規制してある。
【0061】
なお、太陽電池250の発電能力を高く確保できる場合には、キャパシタ251を省略して電源供給回路25を構成することも可能である。さらに、本例の太陽電池250に代えて、熱を電力に変換するペルチェ素子や、流体が有するエネルギーを電力に変換する水車や、コイルと磁石との相対運動を電力に変換する発電機構や、圧電素子の変形により発電する機構等を発電手段として採用することも可能である。
【0062】
次に、上記受信手段31は、図2及び図4に示すごとく、無線リモートスイッチ2から受信した電波に基づいてデジタルの操作信号を復調する手段である。受信手段31は、無線リモートスイッチ2の送信電波(操作信号)をアンテナ318を介して受信する受信回路311と、受信電波を復調して操作信号を得る復調回路312とを有している。受信手段31は、復調した操作信号を制御手段32に入力するように構成してある。なお、無線リモートスイッチ2は、上記のごとく時間的に連続して複数回(本例では5回。)に渡って操作信号を送信するように構成してある。受信手段31は、操作信号を受信する毎に、受信した操作信号を制御手段32に随時、入力する。
【0063】
制御手段32は、図4に示すごとく、ROM、RAM(図示略)を内蔵した1チップマイコン321と、電磁弁14(図2参照。)のソレノイド143に動作電流を供給する駆動回路322とを有している。マイコン321は、受信手段31から操作信号を取り込む毎に、予め記憶するIDデータとの一致を判断する。マイコン321は、IDデータと一致する操作信号の取り込み回数が予め規定した回数(本例では3回を設定。)に達したとき、所定のI/Oポート321PのHi−Lo状態を交互に切り替える。
【0064】
駆動回路322は、図4に示すごとく、ソレノイド143に通電する電流をコントロールする回路である。駆動回路322は、マイコン321のI/Oポート321PがHi状態であるときにソレノイド143に通電し、Lo状態であるときにソレノイド143への通電を停止するように構成してある。なお、図2の電磁弁14は、上記のごとくソレノイド143への通電時に流路を開け、非通電時に流路を閉じるように構成してある。
【0065】
次に、以上のように構成した給水制御システム1の動作について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、無線リモートスイッチ2による操作信号の送信処理の流れを示している。図6は、受信手段31が操作信号を受信し、制御手段32が制御信号を出力する一連の処理の流れを示している。
【0066】
まず、図5を用いて無線リモートスイッチ2による操作信号の送信処理の流れを説明する。ここでは、まず、ステップS101のごとく操作スイッチ221の操作を待機する。操作スイッチ221が押し込み操作(スイッチ操作)されたとき、ステップS102及びS103のごとく、上記通電期間を開始して上記操作信号生成回路23を起動し、操作信号を生成する。そして、ステップS104及びS105のごとく、振幅変調により操作信号を搬送波信号に重畳して送信する。本例では、ステップS106とステップS116との組み合わせにより、操作信号を送信する毎に変数nを1ずつ加算し、初期値1の変数nの値が5に到達するまで操作信号を反復的に送信する。すなわち、本例では、操作スイッチ221の1回の操作につき、操作信号を5回連続的に送信した。そして、操作信号を5回送信した後、ステップS107のごとく通電期間を終了した。
【0067】
次に、図6を用いて受信手段31が操作信号を受信し、制御手段32が制御信号を出力する一連の処理の流れを説明する。ここでは、まず、ステップS201のごとく操作信号を重畳した送信電波を受信し、ステップS202のごとく復調して操作信号を得る。受信した操作信号が予め記憶するIDデータと一致するものであるとき(ステップS203)、ステップS204のごとく受信回数を表すカウンター変数mを1ずつ加算する。
【0068】
その後、ステップS205のごとくカウンター変数mが3に達したとき、ステップS206のごとく電磁弁14を駆動する制御信号を出力する。なお、本例では、ステップS206を処理する毎に、電磁弁14を制御するための制御信号を交互に切り替えた。具体的には、ソレノイド143(図4参照。)の非通電状態ではステップS206によりソレノイド143への通電を開始し、通電状態ではステップS206によりソレノイド143への通電を停止した。したがって、本例の給水制御システム1では、操作スイッチ221を操作する毎に、水栓ヘッド11の給水状態と止水状態とが交互に切り替えられる。
【0069】
以上のように、本例の給水制御システム1は、消費電力を抑制し、太陽電池250による動作を実現した無線リモートスイッチ2を利用して構成したシステムである。発電手段である太陽電池250を電源として採用すれば、電池交換等のメンテナンスの手間をほぼ解消し得る。さらに、電池交換用の交換蓋等を省略できるため、密閉構造を実現し易くなる。それ故、本例のごとく、無線リモートスイッチ2を水栓ヘッド11に設けた場合にも、防水性を高く確保し易く、水の浸入等により電気的なリーク等の発生を未然に抑制し得る。
【0070】
なお、太陽電池としては、図7Aに示すごとく、受光面の向き(法線方向M)が異なる2枚の平板状の太陽電池250を組み合わせることも良い。この場合には、受光面の向きが異なる2枚の太陽電池250の組み合わせにより、光の多様な入射角に対応して効率よく発電を行うことができる。さらに、図7Bに示すごとく、曲面状の受光面を有する太陽電池250を採用することも良い。曲面状の受光面によれば、受光面が局所的に様々な方向を向いているため、受光面の向きを変更して平板状の太陽電池を複数配置するのと同様の上記の作用効果を得ることができる。
【0071】
さらに、本例の無線リモートスイッチ2を、住宅用のインターホンの呼び鈴スイッチとして利用することもできる。この場合には、インターホンを無線により構成でき、配線の手間を解消できる。
またなお、本例では、操作スイッチ221を操作する毎に5回、操作信号を送信したが、この送信回数は、1回〜数回の範囲で適宜変更することができる。
【0072】
(実施例2)
本例は、実施例1の無線リモートスイッチを基にして、放電手段26を追加した例である。この内容について、図8及び図9を用いて説明する。
本例の無線リモートスイッチ2のマイコン27は、いわゆるパワーオンリセットのためのリセット端子278を有するものである。マイコン27は、リセット端子278の印加電圧が低電位状態から高電位状態に移行するに応じて初期化でき、動作可能な状態を設定し得る。リセット端子278に対しては、スイッチ操作の終了に応じてリセット端子278の印加電圧を低電位状態に移行させるための放電手段26を電気的に接続してある。図8における放電手段26は、2接点型のスイッチ手段22を利用して構成した手段である。図9における放電手段26は、トランジスタ261を利用して構成したディスチャージ回路よりなる手段である。
【0073】
まず、図8の放電手段26について説明する。同図中のスイッチ手段22は、押し込み操作時にスイッチ端子225Aとスイッチ端子225Bとを電気的に短絡する一方、非操作時にスイッチ端子226Aとスイッチ端子226Bとを電気的に短絡するように構成したものである。このスイッチ手段22によれば、上記のごとく押し込み操作に応じてスイッチ端子225Aとスイッチ端子225Bとを短絡し、電源供給回路25からマイコン27及びRF通信IC28に向けて電源供給できる。このとき、スイッチ端子225Bは、マイコン27のリセット端子278と電気的に接続される。それ故、スイッチ手段22の押し込み操作により、リセット端子278の印加電圧が低電位状態から高電位状態に移行する。
【0074】
その後、図8におけるスイッチ手段22の操作を終了すると、上記のごとくスイッチ端子226Aとスイッチ端子226Bとが短絡する。ここで、スイッチ端子226Bは、マイコン27のリセット端子278と電気的に接続されている。また、スイッチ端子226Aは、グランドに接続されている。それ故、スイッチ手段22の操作を終了すれば、リセット端子278とグランドとが電気的に接続され、リセット端子278に電気的に接続された周辺回路をなすコンデンサ等の蓄電素子の電荷を放電できる。
【0075】
したがって、同図の無線リモートスイッチ2では、スイッチ手段22の操作終了に応じて、速やかにリセット端子278の印加電圧を低電位状態に戻すことが可能になる。それ故、無線リモートスイッチ2によれば、スイッチ手段22を操作終了した直後に、スイッチ手段22を再操作した場合にも、即座にマイコン27を初期化して上記操作信号を送信し得る。
【0076】
次に、図9の放電手段26について説明する。同図に示す無線リモートスイッチ2では、マイコン27のリセット端子278に対して、放電手段26を構成するディスチャージ回路を接続してある。このディスチャージ回路は、pnp型のトランジスタ261を含む回路である。このトランジスタ261では、エミッタ端子261Eがマイコン27のリセット端子278に接続され、ベース端子261Bがスイッチ手段22に接続され、コレクタ端子261Cがグランドに接続されている。
【0077】
この放電手段26は、以下のように動作する。すなわち、まず、スイッチ手段22を操作すると、マイコン27の電源端子277及びリセット端子278の印加電圧が高電位状態に設定され、マイコン27を初期化できる。このとき、ディスチャージ回路を構成するトランジスタ261では、ベース端子261B及びエミッタ端子261Eとが等電位となる。そのため、リセット端子278側とコレクタ端子261C側との間の通電が規制された状態が得られる。
【0078】
その後、図9の無線リモートスイッチ2のスイッチ手段22の操作を終了すると、該スイッチ手段22に接続したベース端子261Bの電位が低下する。一方、リセット端子278の電位は、マイコン27の周辺回路中のコンデンサ等の蓄電素子に蓄えられた電荷により、操作終了直後のしばらくの間、高電位状態がそのまま維持される。そうすると、トランジスタ261のエミッタ端子261Eとベース端子261Bとの間に電位差が生じ、両端子間に電流が発生する。そうすると、トランジスタ261において、エミッタ端子261Eとコレクタ端子261Cとの間の通電状態がオンに設定される。
【0079】
このようにエミッタ端子261Eとコレクタ端子261Cとの間の通電状態をオンに設定できれば、リセット端子278側に蓄えられた電荷を、コレクタ端子261Cを介してグランドに瞬間的に放電できる。このような放電は、上記スイッチ手段22の操作終了時の一瞬の間に完了し得る。それ故、同図の無線リモートスイッチ2によれば、図8のものと同様、スイッチ手段22の操作終了に応じて、リセット端子278の印加電圧を瞬時に低電圧状態に移行させ得る。そしてそれ故、図9の無線リモートスイッチ2では、スイッチ手段22の反復的な操作に追従してマイコン27を確実性高く動作させ得る。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
【0080】
(実施例3)
本例は、実施例1の住宅設備操作システム(給水制御システム)を基にして、操作対象をロック機構40に変更した例である。この内容について、図10〜図13を用いて説明する。
本例は、図10及び図11に示すごとく、例えば、キッチンや洗面所の収納キャビネットである吊戸棚4にロック機構40を適用した住宅設備操作システムの例である。この吊戸棚4は、扉43が閉まった状態を確実性高く保持できるよう、ロック機構40を設けたものである。
【0081】
吊戸棚4は、図10及び図11に示すごとく、使用者に面して位置する略矩形状の開口部400を介して開口し得る収納空間を有している。吊戸棚4は、開口部400の水平方向の両端を中心として回動する、いわゆる観音開きの一対の扉43を有している。各扉43は、開口部の中央側に当たる位置に、使用者が把持するためのハンドル431を有している。使用者は、ハンドル431を手前に操作することで、扉43を回動でき、上記収納空間へのアクセスが可能となる。
【0082】
扉43は、図11に示すごとく、その裏面側に、ロック機構40を構成するロックプレート433を有している。ロックプレート433は、後述するロックピン411を収容する貫通孔435を設けた略平板状の金属製の部材である。ロックプレート433は、扉43が閉まった状態において、吊戸棚4の底板44の下面に沿うよう、扉43の裏面に固定してある。
【0083】
ロック機構40を構成する電子ロックユニット41は、軸方向に進退するロックピン411を有している。電子ロックユニット41は、図示しないソレノイド駆動機構により、ロックピン411を軸方向に進退させる。電子ロックユニット41は、吊戸棚4の底板44をロックピン411が貫通する状態で、収納空間の底面440に配置してある。本例では、底面440のうち、扉43の回動中心から遠い側に電子ロックユニット41を配置してある。なお、図11では、電子ロックユニット41を制御する制御手段及び、制御手段と電気的に接続した受信手段を省略して図示してある。
【0084】
本例のロック機構40では、図10及び図11に示すごとく、電子ロックユニット41のロックピン411を前進させてロックプレート433の貫通孔435に係合させることで、扉43のロック状態を確実性高く保持できる。一方、ロック機構40によれば、貫通孔435からロックピン411を引き抜くように後退させることで、扉43の回動を可能にできる。
【0085】
扉43は、図10〜図12に示すごとく、ハンドル431の下側に当たる表面に、ロック機構40を制御するための無線リモートスイッチ2を埋設してなる。本例の無線リモートスイッチ2は、略矩形状の表面形状を呈するブロック状の筐体290に、電子基板293等を収容したものである。筐体290は、凹状を呈するケース部291と、蓋状を呈すると共に扉43の表面に露出するカバー部292とを組み合わせたものである。
【0086】
カバー部292は、透明な樹脂よりなり、その内周面にハーフミラー処理を施したものである。ここで、ハーフミラー処理とは、外側から内側に向かう光の透過率を確保する一方、内側から外側に向かう逆向きの光の反射率を高く確保する表面処理である。また、樹脂よりなるケース部291は、その内周面に、光の反射率を高めるための表面処理を施したものである。
【0087】
図12に示すごとく、ケース部291とカバー部292とを組み合わせた筐体290の内部には、スイッチ手段22をなす赤外線センサ222等の電子部品を実装した電子基板293と、発電手段としての太陽電池250と、送信用のアンテナ218とを収容してある。電子基板293は、マイコン27、RF送信IC28、赤外線センサ222及びキャパシタ251等を実装したものである。太陽電池250としては、法線方向Mが異なる2枚の太陽電池を保持してある。電線よりなるアンテナ218は、筐体290の内部空間をほぼ1周するよう、底面の外周に配設してある。本例の無線リモートスイッチ2では、太陽電池250の背面側において、太陽電池250の外周を取り巻くようにアンテナ218をなす電線を配設してある。
【0088】
本例の赤外線センサ222は、図12に示すごとく、カバー部292を介して受光した赤外線の絶対量に応じた検知電圧を出力する量子型のものである。この赤外線センサ222によれば、ハンドル431を操作しようとする使用者の腕や手から放出される赤外線の量に応じた検知電圧を出力し得る。なお、赤外線センサとしては、焦電型等の一般的なものを採用することもできる。さらに、発電センサであっても良い。
【0089】
本例のシステムでは、図10〜図12に示すごとく、扉43を開閉しようとハンドル431を操作する使用者の手(図示略)を赤外線センサ222が検知したとき、無線リモートスイッチ2が操作信号を送信する。そして、図示しない受信手段を用いて操作信号を受信できたとき、制御手段を介してロックピン411を後退させ、ロック機構40によるロック状態を解除する。
【0090】
本例の無線リモートスイッチ2では、ハーフミラー処理を施したカバー部292を介して外部光が太陽電池250に供給される。そして、太陽電池250に直接、照射されなかった光や、太陽電池250の表面で反射した光等は、ケース部291あるいはカバー部292の内周面で反射を繰り返し、再度、太陽電池250に供給されることになる。
【0091】
それ故、本例の無線リモートスイッチ2では、カバー部292を介して受光した光エネルギーを無駄なく活用でき、太陽電池250の発電効率を高めることができる。さらに、本例の無線リモートスイッチ2は、法線方向Mの異なる2枚の太陽電池250を有している。法線方向Mの異なる2枚の太陽電池250の組み合わせによれば、様々な照射方向からの光を効率良く受光でき、発電効率をさらに向上できる。
【0092】
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
また、複数の吊戸棚4を設け、それぞれのロック機構40を一つの無線リモートスイッチ2により集中制御することもできる。
さらにまた、図13に示すごとく、2枚の太陽電池250の向きを略一致させることもできる。例えば、天井に照明器具が配設されている場合等では、2枚の太陽電池250の法線方向Mを天井に向かう方向に設定すれば、太陽電池250の発電効率を高めることができる。
【0093】
なお、本例のロック機構40は、吊戸棚4のロック機構のほか、住宅のドア等の防犯用のロック機構に適用することもできる。この場合には、ドアに埋設した無線リモートスイッチ2について、赤外線センサ222に代えて指紋照合センサ等を組み込むことも好ましい。あるいは、本例のロック機構40を防犯用のロック機構に適用する際には、無線リモートスイッチ2を携帯型として構成することも良い。
【0094】
また、本例のロック機構40に代えて、扉43の開閉機構を設けることも良い。この場合には、赤外線センサ222に手をかざすことで、扉43の開閉を行うことができる。さらに、収納空間に収容した収納トレイを昇降する昇降機構を制御することも良い。この場合には、赤外線センサ222に手をかざすことで、収納トレイを昇降させることができる。さらに、本例の無線リモートスイッチ2を換気扇のスイッチとして利用することもできる。
【0095】
(実施例4)
本例は、実施例1あるいは実施例2の無線リモートスイッチを利用したシステムリモコンユニットに関する例である。この内容について、図14〜図17を用いて説明する。
本例のシステムリモコンユニット5は、ブロック型の無線リモートスイッチ2と、無線リモートスイッチ2を保持する筐体50とを含むものである。
【0096】
筐体50は、図14に示すごとく、最大4個までの無線リモートスイッチ2を1列に収容するための凹溝状の収容部500を2列設けてなる。溝形状をなすように相互に対面する収容部500の側面には、溝方向に沿って延びる凸状のレール501を形成してある。
ブロック型の本例の無線リモートスイッチ2は、厚さ方向に薄い略直方体形状のスイッチである。無線リモートスイッチ2は、その表面に、スイッチ手段22をなす操作スイッチ221と、太陽電池250の受光面を配置してなる。無線リモートスイッチ2は、収容部500の側面に対面する側面に、レール501を収容する凹状の溝部231を有している。本例のシステムリモコンユニット5では、溝部231にレール501を収容した状態において、無線リモートスイッチ2が筐体50の表面と略面一をなしている。
【0097】
無線リモートスイッチ2は、同図に示すごとく、溝部231にレール501を収容した状態で収容部500の溝方向に沿って進退し得る。無線リモートスイッチ2を収容部500内で順次、前進させていくことで、最大4個までの複数の無線リモートスイッチ2を各収容部500に配置することができる。ここで、筐体50に保持する無線リモートスイッチ2としては、IDデータが異なるものの組み合わせを選択するのが良い。さらに、保持する無線リモートスイッチ2が少ない場合には、スペーサとしてのダミースイッチ502を収容することも良い。さらに、収容部500の開口側の端部は、無線リモートスイッチ2等と断面形状が略同一の封止ブロック503を固定することが良い。
【0098】
本例のシステムリモコンユニット5によれば、操作する対象に応じて最大8個の無線リモートスイッチ2の組み合わせを変更することで、様々な操作対象に対応し得るという高い汎用性を実現し得る。さらに、オプション機器の追加購入等による将来的な仕様変更に対しても、臨機応変に対応し得る。図15は、本例のシステムリモコンユニット5を、トイレ便器55を配設したトイレの壁面に配置した例である。
【0099】
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1あるいは実施例2と同様である。
さらに、図16及び図17に示すごとく、各無線リモートスイッチ2について操作スイッチ221を3つずつ設けることも良い。この場合には、3つの操作スイッチ221のオンオフの組み合わせよりなる3ビットデータをマイコン27に取り込むことが良い。この無線リモートスイッチ2によれば、マイコン27に取り込む3ビットデータに応じて少なくとも3種類の操作信号を送信することが可能になる。なお、3個の操作スイッチ221に基づけば、各操作スイッチ221のオンオフの組み合わせにより、操作スイッチ221の個数(3種類)を超える複数種類の操作信号を出力することも可能である。さらになお、操作スイッチ221の配設個数としては、2個、4個、5個等、様々な個数を設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0100】
【図1】実施例1における、無線リモートスイッチのシステム構成を示すブロック図。
【図2】実施例1における、住宅設備操作システムを構成する水栓装置を示す正面図。
【図3】実施例1における、水栓ヘッドの構造を示す斜視図。
【図4】実施例1における、受信手段及び制御手段のシステム構成を示すブロック図。
【図5】実施例1における、無線リモートスイッチによる操作信号の送信処理の流れを示すフロー図。
【図6】実施例1における、操作信号を受信して制御信号を出力する一連の処理の流れを示すフロー図。
【図7】実施例1における、その他の太陽電池の組込み例を示す斜視図。
【図8】実施例2における、第1の無線リモートスイッチのシステム構成を示すブロック図。
【図9】実施例2における、第2の無線リモートスイッチのシステム構成を示すブロック図。
【図10】実施例3における、住宅設備操作システムを構成する吊戸棚を示す正面図。
【図11】実施例3における、吊戸棚の断面構造を示す断面図。
【図12】実施例3における、無線リモートスイッチの断面構造を示す断面図。
【図13】実施例3における、その他の無線リモートスイッチの断面構造を示す断面図。
【図14】実施例4における、システムリモコンユニットを示す斜視図。
【図15】実施例4における、システムリモコンユニットの適用例を示す説明図。
【図16】実施例4における、その他の無線リモートスイッチを示す斜視図。
【図17】実施例4における、その他の無線リモートスイッチのシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】
【0101】
1 住宅設備システム
10 水栓装置
11 水栓ヘッド
110 吐水口
12 シンク
120 カウンター面
13 給水管
14 弁装置(電磁弁)
2 無線リモートスイッチ
21 無線送信回路
22 スイッチ手段
221 操作スイッチ
222 赤外線センサ
23 操作信号生成回路
24 クロック信号生成回路
25 電源供給回路
250 太陽電池
251 キャパシタ
27 マイコン
28 RF通信IC
40 ロック機構
41 電子ロックユニット
5 システムリモコンユニット
50 筐体
500 収容部
【出願人】 【識別番号】000000479
【氏名又は名称】株式会社INAX
【識別番号】505061469
【氏名又は名称】ソーホーエード有限会社
【出願日】 平成18年6月29日(2006.6.29)
【代理人】 【識別番号】100129654
【弁理士】
【氏名又は名称】大池 達也


【公開番号】 特開2008−11279(P2008−11279A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−180479(P2006−180479)