| 【発明の名称】 |
携帯端末装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】葛西 信行
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| 【要約】 |
【課題】ユーザ同士が離れた場所にいる場合であっても相手のユーザに簡易な方法で操作方法を教えることができる携帯端末装置を提供する。
【構成】携帯端末装置1は、ユーザの操作内容を示すキー押下情報と、ユーザの操作内容に応じて携帯端末装置1の表示部に表示される表示内容を示す画面表示情報とをスクリプトデータSDを生成し、このスクリプトデータSDを電子メール等により他の携帯端末装置2に送信する。携帯端末装置2は、携帯端末装置1から送信されたスクリプトデータSDに含まれるキー押下情報及び画面表示情報の少なくとも一方を表示する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ユーザに操作される操作部と、前記ユーザに対して情報を表示する表示部とを備える携帯端末装置において、 前記操作部の操作内容を示す第1情報と、前記操作部の操作内容に応じた前記表示部の表示内容を示す第2情報とを含む操作データを生成するデータ生成部と、 前記データ生成部で生成された前記操作データを他の携帯端末装置に送信する送信部と を備えることを特徴とする携帯端末装置。 【請求項2】 前記操作データは、前記第1情報と前記第2情報とが時系列に対応付けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 【請求項3】 前記操作データを受信するデータ受信部と、 前記データ受信部で受信した前記操作データに含まれる前記第1情報及び前記第2情報の少なくとも一方を表示させる表示制御手段と を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯端末装置。 【請求項4】 前記操作部は、複数の操作キーと当該操作キーをそれぞれ発光させる発光部とを備えており、 前記表示制御手段は、前記第1情報に基づいて前記発光部を発光させることにより前記第2情報を表示させることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記第1情報及び第2情報を表示させる時間間隔が可変であることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の携帯端末装置。 【請求項6】 前記データ受信部で受信した前記操作データに含まれる前記第1情報に応じた操作を実行させる制御部を備えることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載の携帯端末装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、例えばユーザにより携帯される携帯端末装置に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、及びPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置が広く普及しており、場所を選ばずに通話・通信が可能となっている。ところで、これらの携帯端末装置は、携帯可能であるということが最大の利点の一つであるが、このことは、換言すれば、携帯端末装置が紛失したり或いは盗難される可能性があるということである。 【0003】 以下の特許文献1には、多くの携帯電話機は電子メール機能が設けられていることに着目し、携帯電話機、一般電話機、及びコンピュータの何れかから送信された電子メールを受信し、その受信した電子メールに記述される内容を識別し、その内容に従った制御を行う携帯電話機が開示されている。ここで、電子メールを受信した携帯電話機で行われる制御は、例えば各種機能の設定・解除、又はメモリダイヤル情報の登録、又はメモリダイヤルの情報読み出し等である。 【特許文献1】特開2001−8270号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 ところで、近年における携帯端末装置は、利便性の向上等を目的として多機能化されており、種々の機能を使用するときには特殊な操作が必要になる。このため、ユーザがある機能を使いたい場合において、操作内容が分からないときにはマニュアルを参照して操作内容を覚えるか、或いは所持する携帯端末装置と同機種の携帯端末装置を所持する他のユーザに操作内容を教えてもらう必要がある。 【0005】 携帯端末装置の操作を覚えているユーザと操作を覚えていないユーザとがお互いに面と向かって話せる場所にいる場合には、操作を覚えていないユーザは、操作を覚えているユーザに実際に操作してもらうことにより操作を覚えることができる。これに対し、携帯端末装置の操作を覚えているユーザと操作を覚えていないユーザとが遠隔にいる場合には、操作を覚えていないユーザは、通話により教えてもらうか、或いは操作手順を記述した電子メールを送ってもらうしか方法はない。しかしながら、上記の方法により操作方内容を教えてもらう場合には、両ユーザ間で意志の疎通を十分に行うことができないことが多々ある。 【0006】 上記の特許文献1に開示された技術を用いれば、制御命令が記述された電子メールを送信してもらうことにより、携帯端末装置の操作を覚えているユーザと操作を覚えていないユーザとが離れた場所にいる場合であっても、操作を覚えていないユーザは一時的にその機能を使用することができる。しかしながら、そのユーザが再びその機能を使おうとした場合には、再度その電子メールを送信してもらう必要があり、両ユーザにとって利便性が悪いという問題があった。 【0007】 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ同士が離れた場所にいる場合であっても相手のユーザに簡易な方法で操作方法を教えることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記課題を解決するために、本発明の携帯端末装置は、ユーザに操作される操作部と、前記ユーザに対して情報を表示する表示部とを備える携帯端末装置において、前記操作部の操作内容を示す第1情報と、前記操作部の操作内容に応じた前記表示部の表示内容を示す第2情報とを含む操作データを生成するデータ生成部と、前記データ生成部で生成された前記操作データを他の携帯端末装置に送信する送信部とを備えることを特徴としている。 ここで、本発明の携帯端末装置は、前記操作データが、前記第1情報と前記第2情報とが時系列に対応付けられていることが望ましい。 また、本発明の携帯端末装置は、前記操作データを受信するデータ受信部と、前記データ受信部で受信した前記操作データに含まれる前記第1情報及び前記第2情報の少なくとも一方を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴としている。 また、本発明の携帯端末装置は、前記操作部が、複数の操作キーと当該操作キーをそれぞれ発光させる発光部とを備えており、前記表示制御手段は、前記第1情報に基づいて前記発光部を発光させることにより前記第2情報を表示させることを特徴としている。 また、本発明の携帯端末装置は、前記表示制御手段が、前記第1情報及び第2情報を表示させる時間間隔が可変であることが望ましい。 更に、本発明の携帯端末装置は、前記データ受信部で受信した前記操作データに含まれる前記第1情報に応じた操作を実行させる制御部を備えることを特徴としている。 【発明の効果】 【0009】 本発明によれば、ユーザによる携帯端末装置の操作内容を示す第1情報と、ユーザの操作内容に応じて携帯端末装置の表示部に表示される表示内容を示す第2情報とを含む操作データが生成される。このデータを他の携帯端末装置で再生(表示)すれば、ユーザ同士が離れた場所にいる場合であっても相手のユーザに簡易な方法で操作方法を教えることができるという効果がある。 また、操作方法は通話又は電子メールで教え合うことができるが、本発明を用いることで、無駄な通話料、通信料が発生することなく両者の意志疎通を十分に行うことができるという効果がある。 また、前記第1情報及び第2情報を表示させる時間間隔が可変であるため、ユーザのペースに合わせて操作方法を覚えることができる。 更に、操作データに含まれる第1情報及び第2情報の表示以外に、第1情報に応じた操作が実行可能であるため、ユーザが自分の所持する携帯端末装置に対して特段の操作を行うことなく相手のユーザが操作した内容を自分が所持する携帯端末装置で自動的に行うことも可能である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、図面を参照して本発明の一実施形態による携帯端末装置について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による携帯端末装置が用いられる通信システムの概略構成を示す図である。図1に示す通り、通信システムは、本発明の一実施形態による携帯端末装置1〜3とネットワークNとを含んでいる。ネットワークNには複数の基地局(図示省略)が接続されており、携帯端末装置1〜3が基地局との間で無線通信を行うことにより、ネットワークNを介した携帯端末装置1〜3の間の通信が行われる。 【0011】 また、本実施形態の携帯端末装置1〜3は、他の携帯端末装置との間で、ネットワークNを介して、又はネットワークNを介さずにスクリプトデータSD(操作データ)の送受信が可能である。ここで、スクリプトデータSDは、ユーザによる携帯端末装置の操作内容を示すキー押下情報(第1情報)と、ユーザの操作内容に応じた携帯端末装置における表示部の表示内容を示す画面表示情報(第2情報)とを含むデータである。尚、以下の説明では、携帯端末装置1,2は同一機種であるものとし、スクリプトデータSDが携帯端末装置1から携帯端末装置2に対して送信される場合を例に挙げて説明する。 【0012】 図2は、携帯端末装置1,2の概略構成を示すブロック図である。図2に示す通り、携帯端末装置1,2は、無線通信部11、交信部12、操作部13、表示部14、音声入出力部15、画像撮影部16、制御部17、ROM(Read Only Memory)18、及びRAM(Random Access Memory)19を含んで構成される。 【0013】 無線通信部11は、制御部17による制御の下で所定の通信方式、例えばCDMA方式等を用いて不図示の基地局との間で無線通信を行うものである。交信部12は、制御部17による制御の下で、例えば数十〜百メートル程度の距離に位置する他の携帯端末装置(例えば、図2に示す携帯端末装置が携帯端末装置1である場合には携帯端末装置2)との間での局所的(ローカル)な無線通信の送受信による交信を行うものである。この交信部12の通信規格としては、例えばBluetooth(登録商標)通信を用いることができる。 【0014】 操作部13は、ダイヤルキー、ファンクションキー、サイドキー、電源キー等から構成されており、これらキーのユーザによる操作内容を操作信号として制御部17に出力する。また、操作部13に設けられるキーの各々には、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子(発光部)が付随して設けられており、ユーザに操作されたキーが発光するよう構成されている。 【0015】 表示部14は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等であり、制御部17から入力される表示制御信号に基づいて各種メッセージ、電話番号、画像等を表示する。音声入出力部15は、スピーカ及びマイクを備え、制御部17から入力される音声信号に基づいて音声や音楽をスピーカを介して外部に出力する一方、マイクを介して入力された音声等を音声信号に変換して制御部17に出力する。画像撮影部16は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラ等の撮像素子を備え、制御部17の制御の下で、撮影した撮影データを制御部17に出力する。尚、画像撮影部16は、静止画及び動画の何れか一方が撮影可能なもの、又は静止画及び動画の両方が撮影可能なものを用いることができる。 【0016】 制御部17は、ROM18に予め記憶された所定の制御プログラム、操作部13から入力される操作信号、及び無線通信部11の通信状態又は交信部12の交信状態等に基づいて、携帯端末装置1,2の全体動作を制御するものである。また、この制御部17は、上記制御プログラムを実行することにより、データ生成部21及び表示制御部22を実現している。ここで、データ生成部21は、前述したスクリプトデータSDを生成するものであり、表示制御部22はスクリプトデータSDを再生(表示)するものである。 【0017】 ROM18は、例えばフラッシュメモリであり、制御部17が実行する制御プログラムや各種データを記憶する。また、ユーザ毎の電話番号、電子メールアドレス等の個人情報を含むアドレス帳を記憶する。また、画像撮影部16で撮影された撮影データも記憶する。RAM17は、制御部17による制御動作に使用されるワーキングエリアである。 【0018】 次に、スクリプトデータSDについて説明する。図3は、スクリプトデータSDの一例を示す図である。前述の通り、スクリプトデータSDは、ユーザによる携帯端末装置の操作内容を示す押下情報KIと、ユーザの操作内容に応じた携帯端末装置における表示部の表示内容を示す画面表示情報DIとを含むデータである。図3(a)は押下情報KIの一例を示す図であり、ユーザにより操作されたキーを示すキー情報と、そのキーが操作されたときの表示部14の表示画面データのファイル名とが対応付けられて時系列的に列挙されたテキストデータである。 【0019】 例えば、第1行目には、「左キー」が操作された旨を示すキー情報「Left」と、その「左キー」が操作されたときの表示画面データを示すファイル名「0001.jpg」とが対応付けられている。また、第2行目には、上下左右キーの中央に配置されている「センターキー」が操作された旨を示すキー情報「Center」と、その「センターキー」が操作されたときの表示画面データを示すファイル名「0002.jpg」とが対応付けられている。 【0020】 図3(b)は画面表示情報DIの一例を示す図であり、表示部14に表示された表示画面の内容を示す複数のイメージデータからなる。このイメージデータのデータ形式は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式であり、予め設定された保存場所(例えば、データフォルダ)に保存される。尚、各イメージデータのファイル名は一意に定まるものであり、各イメージデータのファイル名は、図3(a)に示す押下情報KIに記録される。 【0021】 図3(c)は、スクリプトデータSDの一例を示す図であり、図示の通り、押下情報KIと画面表示情報DIとを含んでいる。尚、前述の通り、押下情報KIはテキスト形式のデータであり、画面表示情報DIはイメージデータであるが、スクリプトデータSDは、これらを統合したものであり、任意の形式のデータにすることができる。また、図3(b)においては、スクリプトデータSDの先頭部分に押下情報KIが格納されており、続いて画面表示情報DIが格納されている例を図示しているが、これらの格納順は任意でよい。 【0022】 次に、携帯端末装置1のユーザが携帯端末装置2のユーザに操作方法を教える場合の手順について説明する。尚、携帯端末装置1のユーザと携帯端末装置2のユーザとは離れた場所に居り、お互いに面と向かって話せない状況にあるとする。例えば、携帯端末装置2にユーザがある機能を使いたいと思い立った場合において、その機能の使用方法が分からないときには、同一機種である携帯端末装置1を所持するユーザ宛に電話をかけて、或いは電子メールを送信してある機能を使用したい旨を伝える。携帯端末装置1のユーザがその機能の使用方法を知っている場合には、図4に示す操作を行ってスクリプトデータSDを作成する。 【0023】 図4は、スクリプトデータSDの作成手順の一例を示すフローチャートである。携帯端末装置1のユーザが携帯端末装置1に設けられたサイドキーを押下すると、制御部17は、ユーザの操作内容を記録する操作記録モードを開始するか否かを確認する画面表示(例えば、ポップアップ画面への「YES」,「NO」表示)を表示部14に表示させる(ステップS11)。この表示をさせると、制御部17は、ユーザによる操作部13の操作により、操作記録モードを開始するか否かを判断する(ステップS12)。ユーザが「NO」を選択した場合には、制御部17は一連の処理を終了する。これに対し、ユーザが操作部13を操作して「YES」を選択した場合には、制御部17は、操作記録モードを開始させる。尚、操作記録モードが開始された場合には、例えば表示部14の一部に操作記録モードであることが分かるアイコンを表示するのが望ましい。 【0024】 操作記録モードが開始されると、制御部17は、ユーザによって操作部13が操作されたされたときに出力される操作信号の有無を判断する(ステップS13)。この判断結果が「NO」の場合には、ステップS13の判断を繰り返す。一方、ユーザによって操作部13の操作がなされて操作信号が出力された場合には、制御部17はその操作信号が、記録終了キーの操作により出力されたものであるか否かを判断する(ステップS14)。尚、記録終了キーとしては、例えばサイドキーを用いることができる。この判断結果が「NO」である場合には、制御部17は、その押下キー番号(各キーに予め割り当てられている一意のキー番号)を押下情報KIに設定する(ステップS15)。 【0025】 次に、制御部17は、ユーザによりキーが操作されたときに表示部14に表示されている画面表示内容(イメージデータ)を取得する(ステップS16)。尚、このイメージデータの形式は、例えばビットマップ形式のデータ(BMPデータ)である。このイメージデータを取得すると、制御部17は、データ量を削減するために、イメージデータの形式を変換する処理を行う(ステップS17)。例えば、BMP形式のイメージデータを、JPEG形式のイメージデータに変換する処理を行う。そして、制御部17は、変換して得られたJPEG形式のイメージデータを、予め設定された保存場所(例えば、データフォルダ)に保存するとともに、そのファイル名をステップS15で設定した押下キー番号に対応させて押下情報KIに設定する(ステップS18)。 【0026】 以上の処理を終えると、処理はステップS13に戻り、ユーザによって操作部13が操作されたか否かが判断される。そして、操作がなされたと判断された場合(ステップS13の判断結果が「YES」の場合)には操作されたキーが記録終了キーであるか否かが判断される(ステップS14)。以下、ユーザによって記録終了キーが押下されてステップS14の判断結果が「YES」になるまで、ステップS13〜ステップS18の処理が繰り返されて、押下情報KIに押下キー番号及びファイル名の設定が行われるとともに、画面表示内容の保存が行われる。 【0027】 ユーザによって記録終了キーが操作されるとステップS14の判断結果は「YES」になり、操作記録モードは終了する。尚、記録終了キーが操作された場合に、直ちに操作記録モードを終了するのではなく、操作記録モードを終了させるか否かを確認する画面表示(例えば、ポップアップ画面への「YES」,「NO」表示)を表示部14に表示させ、ユーザにより操作記録モードを終了させる旨の操作(「YES」を選択する操作)がなされたときに操作記録モードを終了するのが望ましい。 【0028】 操作記録モードが終了すると、制御部17のデータ生成部21は、ステップS15〜S18の処理により記録された押下情報KIと画面表示情報DIとからスクリプトデータSDを作成する(ステップS19)。スクリプトデータSDを作成すると、制御部17は、このスクリプトデータSDを電子メールに添付して送信する(ステップS20)。尚、スクリプトデータSDの送信先は、電子メールを送信するときにユーザが指定する。 【0029】 以上の処理によって、ユーザによる携帯端末装置1の操作内容を示すキー押下情報と、ユーザの操作内容に応じた携帯端末装置1における表示部14の表示内容を示す画面表示情報とを含むスクリプトデータSDが携帯端末装置2に送信される。尚、ここでは、スクリプトデータSDを電子メールで送信する場合を例に挙げるが、スクリプトデータSDを送信する手段は電子メールに限られる訳ではなく、例えば交信部12を介して行うことも可能である。 【0030】 図5は、スクリプトデータSDの再生処理の一例を示すフローチャートである。携帯端末装置1から送信されたスクリプトデータSDが添付された電子メールを受信すると、携帯端末装置2は、予め設定された保存場所(例えば、データフォルダ)に保存する(ステップS21)。そして、携帯端末装置2のユーザが、操作部13を操作して、受信した電子メールに添付されているスクリプトデータSDにカーソルを合わせてセンターキーを押下すると、そのスクリプトデータSDが実行される(ステップS22)。 【0031】 スクリプトデータSDが実行されると、まず表示部14に画面遷移スピードを変更するタイマ値の設定が行われる(ステップS23)。このタイマ値は、携帯端末装置2にスクリプトデータSDを表示させる時間間隔を規定する値であり、例えばタイマ値を小さくするとスクリプトデータSDの切り換え時間が短くなり、タイマ値を大きくするとスクリプトデータSDの切り換え時間が長くなる。尚、予めタイマ値を設定しておくことにより、このステップS23の処理は省略することができる。 【0032】 次に、携帯端末装置2の制御部17は、「通常実行」を行うか、「ナビ実行」を行うかを選択させるための画面表示(例えばポップアップの選択画面表示)を行う。ここで、「通常実行」とは、スクリプトデータSDに従った操作を携帯端末装置2に自動的に行わせる実行モードであり、「ナビ実行」とは、携帯端末装置2の表示部14にスクリプトデータSDを表示するだけの実行モードである。つまり、「通常実行」を選択すると、携帯端末装置1で行われた操作と同様の操作が携帯端末装置2において自動的になされる。これに対し、「ナビ実行」を選択すると、携帯端末装置1で操作が行われたときの表示部13の表示内容と同様の表示が携帯端末装置2の表示部13に表示される。 【0033】 上記の選択画面を表示すると、携帯端末装置2の制御部17は、「ナビ実行」が選択されたか否かを判断する(ステップS24)。この判断結果が「YES」である場合には、携帯端末装置2の制御部17に設けられた表示制御部22は、スクリプトデータSDに従った表示処理を行う(ステップS25)。図6は、携帯端末装置2で行われるスクリプトデータSDに従った表示処理を示すフローチャートである。 【0034】 図6に示す通り、表示処理が開始されると、表示制御部22は、スクリプトデータSDの押下情報KIに格納されている第N行目(Nは1以上の整数)のスクリプトを取得する(ステップS31)。そして、取得したスクリプトから押下キー番号を取得する(ステップS32)。押下キー番号を取得すると、表示制御部22は、取得した押下キー番号で示されるキーに付随して設けられている不図示の発光素子を発光させることにより、押下キー番号で示されるキーを表示する(ステップS33)。 【0035】 次いで、表示制御部22は、ステップS31で取得したスクリプトから、画面表示情報DIのファイル名(JPEG形式のイメージデータのファイル名)を取得し(ステップS34)、データフォルダに保存されているスクリプトデータSDからそのファイル名のイメージデータを取得する(ステップS35)。そして、このイメージデータをデコードし(例えば、JPEG形式のイメージデータをBMP形式のイメージデータに変換し)、表示部14に表示させる(ステップS36)。これにより、携帯端末装置1のユーザにより操作されたキーと、そのキーが操作されたときの画面表示の内容とが携帯端末装置2に表示されることになる。図6中のステップS31〜S36の処理は、スクリプトデータSDに含まれる押下情報KIの行数の分だけ行われる。 【0036】 ステップS25の処理が終了した場合、及び通常実行が選択されてステップS24の判断結果が「NO」になった場合には、携帯端末装置2の制御部17は、「通常実行」が選択されたか否かを判断する(ステップS26)。この判断結果が「YES」である場合には、携帯端末装置2の制御部17は、スクリプトデータSDに沿って実行する(ステップS27)。これにより、携帯端末装置1のユーザが携帯端末装置1に対して行った操作と同様の操作が自動的に携帯端末装置2においても行われる。尚、ステップS27の処理が終了した場合、及びステップS26の判断結果が「NO」である場合には、一連の処理が終了する。 【0037】 以上説明した通り、本実施形態では、ユーザによる携帯端末装置1の操作内容を示すキー押下情報KIと、ユーザの操作内容に応じた携帯端末装置1における表示部14の表示内容を示す画面表示情報DIとを含むスクリプトデータSDが携帯端末装置2に送信され、この内容が携帯端末装置2に表示されるため、ユーザ同士が離れた場所にいる場合であっても相手のユーザに簡易な方法で操作方法を教えることができる。また、操作方法は通話又は電子メールで教え合うことができるが、本実施形態を用いることで、無駄な通話料、通信料が発生することなく両者の意志疎通を十分に行うことができる。 【0038】 以上、本発明の一実施形態による携帯端末装置について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、以上説明した実施形態では、キーに付随して設けられた発光素子を発光させることにより、押下キー番号で示されるキーを表示していた。しかしながら、キーの表示は任意の表示方法を用いることができる。例えば、操作部13に設けられたキーを小さく表示部14に表示させ(例えば、画面の下半分又は画面の下三分の一に表示)、押下キー番号に応じたキーの表示を変えることにより、操作されたキーを表示するようにしても良い。 【0039】 また、上記実施形態では、携帯端末装置1から送信されたスクリプトデータSDに含まれるキー押下情報KIと画面表示情報DIとを共に携帯端末装置2に表示する場合を例に挙げた。しかしながら、携帯端末装置2に表示させるのは、画面表示情報DIのみであってもよく、また、キー押下情報KIのみであってもよい。また、本発明は、携帯電話機、PHS、及びPDA等のユーザにより操作される操作部とユーザに対して表示を行う表示部を備える端末装置であれば適用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0040】 【図1】本発明の一実施形態による携帯端末装置が用いられる通信システムの概略構成を示す図である。 【図2】携帯端末装置1,2の概略構成を示すブロック図である。 【図3】スクリプトデータSDの一例を示す図である。 【図4】スクリプトデータSDの作成手順の一例を示すフローチャートである。 【図5】スクリプトデータSDの再生処理の一例を示すフローチャートである。 【図6】携帯端末装置2で行われるスクリプトデータSDに従った表示処理を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0041】 1,2,3 携帯端末装置 11 無線通信部 12 交信部 13 操作部 14 表示部 17 制御部 22 表示制御部 DI 画面表示情報 KI キー押下情報 SD スクリプトデータ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006633 【氏名又は名称】京セラ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年6月26日(2006.6.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武
【識別番号】100101465 【弁理士】 【氏名又は名称】青山 正和
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| 【公開番号】 |
特開2008−5397(P2008−5397A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−175182(P2006−175182) |
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