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【発明の名称】 弾器装置、弾器コード、及び弾器ジャック
【発明者】 【氏名】平川 哲也

【要約】 【課題】通話路盤とテスト盤のいずれの側の弾器プラグと弾器ジャックを先に装着しても、ライン側接続線と装置側接続線との回線が遮断されて通信障害を引き起こす恐れがない弾器構成を提供する。

【構成】通話路盤1に設けられた弾器ジャック2とテスト盤3に設けられた弾器ジャック4とを弾器コード5を介して接続可能とする弾器装置において、弾器ジャック2,4を、常時は接触して弾器コード5の弾器プラグ15,16が挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対8a,8b,11a,11bと、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部9,12とを有して構成し、弾器コード5の弾器プラグ15,16を、ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して絶縁突出部9,12が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対17a,17b,18a,18bとを有して構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信装置に設けられた弾器とテスト盤とを弾器コードを介して接続可能にする弾器装置において、
前記弾器と前記弾器コードとの接続箇所の一方側、及び、前記弾器コードと前記テスト盤との接続箇所の一方側を、常時は接触して下記する弾器プラグが挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対と、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部とを有して構成した弾器ジャックとし、
前記弾器と前記弾器コードとの接続箇所の他方側、及び、前記弾器コードと前記テスト盤との接続箇所の他方側を、前記ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成した弾器プラグとする
ことを特徴とする弾器装置。
【請求項2】
通信装置の通話路盤に設けられた弾器ジャックとテスト盤に設けられた弾器ジャックとを弾器コードを介して接続可能とする弾器装置において、
前記弾器ジャックを、常時は接触して前記弾器コードの弾器プラグが挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対と、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部とを有して構成し、
前記弾器コードの弾器プラグを、前記ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成した
ことを特徴とする弾器装置。
【請求項3】
通信装置の通話路盤に設けられた弾器ジャックと接続可能な弾器プラグを一端に具備し、テスト盤に設けられた弾器ジャックと接続可能な弾器プラグを他端に具備する弾器コードにおいて、
前記弾器プラグを、前記弾器ジャックの対をなすジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記ジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成したことを特徴とする弾器コード。
【請求項4】
通信装置の通話路盤とテスト盤とに設けられ、弾器コードの弾器プラグが接続されて、該弾器コードを介して前記通信路盤と前記テスト盤とを接続可能とする弾器ジャックにおいて、
前記弾器ジャックを、常時は接触して前記弾器プラグのプラグ側ピン対が挿入されたときに非接触となり、前記プラグ側ピン対と電気的に接続可能である対をなすジャック側ピン対と、
前記弾器プラグの挿入時に前記プラグ側ピン対間に挿入されて該プラグ側ピン対を非接触とする絶縁突出部と
を具備して構成したことを特徴とする弾器ジャック。



【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送端局装置等の通信装置に設けられた弾器とテスト盤とを弾器コードを介して接続して回線の確認試験を行うために有用な弾器装置と、この弾器装置に用いられる弾器コード及び弾器ジャックに関する。
【背景技術】
【0002】
多重無線装置や光ファイバケーブルで信号を伝送するために、信号を多重化して送出し、また多重化した信号を受信側で元の信号に分離する搬送端局装置が設けられている。この搬送端局装置は、図4に示されるように、その通話路盤(チャンネルシート)1に弾器コード5の一端に設けられた弾器プラグ15を装着可能とする弾器ジャック2が設けられ、この弾器ジャック2に接続される弾器コード5を介してライン側接続線6と装置側接続線7とをテスト盤3に接続するようにしている。テスト盤3と弾器コード5との接続においても、テスト盤3に設けられた弾器ジャック4に弾器コード5の他端に設けられた弾器プラグ16を装着させるようにしている。そして、テスト盤3に試験コード13を介して計器14を接続し、この計器14により回線の音声レベル試験等が行われるようになっている。
【0003】
ところで、搬送端局装置側の弾器ジャック2は、通信路盤1の伝送路の途中に設けられているもので、従来においては、同図に示されるように、弾器ジャック2をライン側接続線6と装置側接続線7とに接続された板ばね状の対をなすジャック側ピン対8a,8bを複数並設して構成し、それぞれの対をなすジャック側ピン対8a,8bを自身の弾力により弾接した状態とし、物理的及び電気的に接続させている。また、テスト盤側の弾器ジャック4も、同様に板ばね状の対をなすジャック側ピン対11a,11bを複数並設して構成し、それぞれの対をなすジャック側ピン対11a,11bを自身の弾力により弾接した状態とし、物理的及び電気的に接続させている。
【0004】
これに対して、弾器コード5の両端部には、弾器ジャック2,4に装着可能な弾器プラグ15,16が設けられ、それぞれの弾器プラグ15,16は、弾器ジャック2,4のジャック側ピン対間に挿入可能な絶縁部材19,20に固定された複数対の細幅なプラグ側ピン対21a,21b,22a,22bを備え、それぞれの対をなすプラグ側ピン対21a,21b,22a,22bは、絶縁部材19,20の両側に離間させた状態で固定され、弾器プラグ15,16を弾器ジャック2,4に装着すると、ジャック側ピン対8a,8b、11a,11bが物理的に分離されて自身の弾接状態が解除され、プラグ側ピン対21a,21b,22a,22bに圧接されてこのプラグ側ピン対と電気的及び物理的に接続されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実開昭62−39389号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の弾器コード5は、両端部の弾器プラグ15,16のプラグ側ピン対21a,21b,22a,22bが絶縁部材19,20の両側に離間させて固定されているので、弾器コード5の装着手順は、テスト盤3の弾器ジャック4に弾器コード5の一方の弾器プラグ16を装着し、その後、弾器コード5の他方の弾器プラグ15を通話路盤1の弾器ジャック2に装着する必要があり、また、弾器コード5の抜去手順は、通話路盤1の弾器ジャック2から弾器コード5の弾器プラグ15を抜去し、その後、テスト盤3の弾器ジャック4から弾器コード5の他方の弾器プラグ16を抜去するようにしており、この順序を誤ると、ライン側接続線6と装置側接続線7との回線が遮断され、通信障害を引き起こす不都合がある。このため、従来の回線確認作業は慎重に行う必要があり、作業者の精神的な負担は大きなものであった。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、通話路盤とテスト盤のいずれの側の弾器プラグと弾器ジャックを先に装着しても、ライン側接続線と装置側接続線との回線が遮断されて通信障害を引き起こす恐れがなく、また、作業者の精神的負担を軽減することが可能な弾器技術を提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するために、通信装置に設けられた弾器とテスト盤とを弾器コードを介して接続可能にする本発明に係る弾器装置は、前記弾器と前記弾器コードとの接続箇所の一方側、及び、前記弾器コードと前記テスト盤との接続箇所の一方側を、常時は接触して下記する弾器プラグが挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対と、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部とを有して構成した弾器ジャックとし、前記弾器と前記弾器コードとの接続箇所の他方側、及び、前記弾器コードと前記テスト盤との接続箇所の他方側を、前記ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成した弾器プラグとすることを特徴としている(請求項1)。
【0008】
したがって、弾器コードの一端側において、弾器ジャックに弾器プラグを装着させると、弾器ジャックのジャック側ピン対間にプラグ側ピン対が挿入されてジャック側ピン対が物理的に分離されると共にジャック側ピン対とプラグ側ピン対とが電気的に接続し、また、プラグ側ピン対間に絶縁突出部が挿入されてこのプラグ側ピン対が非接触となる。
【0009】
この状態において、弾器コードの他端側においては、他端が弾器プラグであっても弾器ジャックであっても、それぞれのピン対(プラグ側ピン対又はジャック側ピン対)は、相手側の弾器ジャック又は弾器プラグに装着されるまで、接触状態が保持されているので、弾器コードの接続によって回線が遮断されることがなくなる。即ち、通話路盤の弾器と弾器コードとの接続を先に行っても、回線が遮断されることがなくなる。
【0010】
上述した弾器装置の一例として、通信装置の通話路盤に設けられた弾器ジャックとテスト盤に設けられた弾器ジャックとを弾器コードを介して接続可能とする弾器装置においては、前記弾器ジャックを、常時は接触して弾器コードの弾器プラグが挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対と、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部とを有して構成し、前記弾器コードの弾器プラグを、前記ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成するとよい(請求項2)。
【0011】
また、このような弾器装置に用いられる弾器コード、即ち、通信装置の通話路盤に設けられた弾器ジャックと接続可能な弾器プラグを一端に具備し、テスト盤に設けられた弾器ジャックと接続可能な弾器プラグを他端に具備する弾器コードにおいては、前記弾器プラグを、前記弾器ジャックの対をなすジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記ジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成するとよい(請求項3)。
【0012】
さらに、上述の弾器装置に用いられる弾器ジャック、即ち、通信装置の通話路盤とテスト盤とに設けられ、弾器コードの弾器プラグが接続されて、該弾器コードを介して前記通信路盤と前記テスト盤とを接続可能とする弾器ジャックにおいては、前記弾器ジャックを、常時は接触して前記弾器プラグのプラグ側ピン対が挿入されたときに非接触となり、前記プラグ側ピン対と電気的に接続可能である対をなすジャック側ピン対と、前記弾器プラグの挿入時に前記プラグ側ピン対間に挿入されて該プラグ側ピン対を非接触とする絶縁突出部とを具備して構成するとよい(請求項4)。
【発明の効果】
【0013】
以上述べたように、本発明によれば、通信装置に設けられた弾器に弾器コードを介してテスト盤を接続する構成において、弾器と弾器コードとの接続箇所の一方側、及び、弾器コードとテスト盤との接続箇所の一方側を、常時は接触して弾器プラグが挿入されたときに非接触となる対をなすジャック側ピン対と、このジャック側ピン対の内側に配設された絶縁突出部とを有して構成した弾器ジャックとし、前記弾器と前記弾器コードとの接続箇所の他方側、及び、前記弾器コードと前記テスト盤との接続箇所の他方側を、前記ジャック側ピン対間に挿入して該ジャック側ピン対と電気的に接続可能であり、常時は接触して前記絶縁突出部が挿入されたときに非接触となる対をなすプラグ側ピン対とを有して構成した弾器プラグとしたので、いずれの側の弾器プラグと弾器ジャックとを先に装着しても、ライン側接続線と装置側接続線との回線が遮断されて通信障害を引き起こす恐れがなくなる。このため、従来のように作業順序にこだわる必要がなくなり、確認試験の作業効率を高めることが可能になると共に、作業者の精神的負担を軽減することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0015】
図1において、搬送端局装置の通話路盤1(装置側)に設けられた弾器ジャック2とテスト盤3に設けられた弾器ジャック4とを弾器コード5を介して接続可能とする弾器装置の構成例が模式図で示されている。
【0016】
通話路盤1に設けられた弾器ジャック2は、通話路盤1の伝送路の途中に設けられているもので、弾器ジャック2は、図2及び図3にも示されるように、ライン側接続線6と装置側接続線7とにそれぞれ接続された板ばね状の対をなすジャック側ピン対8a,8bが複数並設され、通常においては、各対をなす対向したジャック側ピン対8a,8bが自身の弾力によって先端近傍で弾接した状態(接触状態)にあり、物理的にも電気的にも接続されている。
【0017】
また、ジャック側ピン対8a,8bの内側には、例えば、弾器ジャック2の底部2aからジャック側ピン対8a,8bの先端に向かって突出した絶縁突出部9が配設されている。この絶縁突出部9は、ジャック側ピン対8a,8bの並設方向に連続的に延設された板状に形成され、ジャック側ピン対8a,8bとの間に所定の隙間が設けられている。
【0018】
同様に、テスト盤3に設けられた弾器ジャック4も、Uリンク10に通じる接続線に接続された板ばね状の対をなすジャック側ピン対11a、11bが複数並設され、通常においては、各対をなす対向したジャック側ピン対11a、11bが自身の弾力によって先端近傍で弾接した状態(接触状態)にあり、物理的にも電気的にも接続されている。
【0019】
また、ジャック側ピン対11a、11bの内側には、例えば、弾器ジャック4の底部4aからジャック側ピン対11a、11bの先端に向かって突出した絶縁突出部12が配設されている。この絶縁突出部12は、ジャック側ピン対11a、11bの並設方向に連続的に延設された板状に形成され、ジャック側ピン対11a、11bとの間に所定の隙間が設けられている。
【0020】
尚、テスト盤3のUリンク10は、対をなす接触端子を有し、この対をなす接触端子間の電気的導通状態を維持しつつ該端子間に試験コードを挿入できるようになっており、試験コード13を介して接続された計器14により回線の音声レベル試験等が行われるようになっている。
【0021】
これに対して、弾器コード5の両端部には弾器プラグ15,16が設けられ、それぞれの弾器プラグ15,16は、弾器ジャック2、4のジャック側ピン対(8a,8b、11a,11b)間に挿入される対をなす細幅な接触子からなるプラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)を複数並設し、各プラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)は、絶縁部材19,20の両側に離間して設けられており、常時は自身の弾力によって先端部分が弾接した状態(接触状態)にあり、物理的にも電気的にも接続されている。
【0022】
そして、弾器コード5の弾器プラグ15,16が弾器ジャック2,4に装着されると、ジャック側ピン対(8a,8b、11a,11b)間に弾器プラグ15,16のプラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)が挿入され、ジャック側ピン対(8a,8b、11a,11b)が物理的に分離されて自身の弾接状態が解除され、ジャック側ピン対(8a,8b、11a,11b)がプラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)に圧接されて電気的及び物理的に接続されるようになっている。また、プラグ側ピン対がジャック側ピン対間に挿入されると、弾器ジャック2,4の絶縁突出部9,12がプラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)間に挿入され、プラグ側ピン対(17a,17b、18a,18b)が物理的に分離されて自身の弾接状態が解除されるようになっている。
【0023】
以上の構成において、弾器コード5のいずれか一方の端部に設けられた弾器プラグを通話路盤1及びテスト盤3のいずれか一方の弾器ジャックに装着させると、弾器ジャックのジャック側ピン対間にプラグ側ピン対が挿入され、ジャック側ピン対が物理的に分離されて自身の弾接状態が解除されると共にジャック側ピン対がプラグ側ピン対に圧接されてジャック側ピン対とプラグ側ピン対とが電気的及び物理的に接続する。また、プラグ側ピン対間に絶縁突出部が挿入され、このプラグ側ピン対が物理的に分離されて自身の弾接状態が解除される。この状態において、弾器コード5の他方の端部に設けられた弾器プラグは、プラグ側ピン対が接触状態にあり、電気的に導通しているので、弾器プラグを接続した弾器ジャックのジャック側ピン対が離反して自身の弾接状態が解除されていても、このジャック側ピン対は弾器コード5を介して電気的に接続された状態にある。
【0024】
したがって、先に、通話路盤1の弾器ジャック2に弾器コード5の弾器プラグ15を装着しても、通話路盤1の回線は、ライン側接続線6、通話路盤1の弾器ジャック2の一方のジャック側ピン8a、弾器コード5の一方の弾器プラグ15のプラグ側ピン17a、弾器コード5の他方の弾器プラグ16のプラグ側ピン18a、弾器コード5の他方の弾器プラグ16のプラグ側ピン18b、弾器コード5の一方の弾器プラグ2のプラグ側ピン17b、通話路盤1の弾器ジャック2の他方のジャック側ピン8b、及び装置側接続線7によって構成される経路によって導通状態が維持される。
【0025】
その後、弾器コード5の他方の端部に設けられた弾器プラグ16をテスト盤3の弾器ジャック4に装着させると、弾器ジャック4のジャック側ピン対11a,11b間にプラグ側ピン対18a,18bが挿入され、ジャック側ピン対11a,11bが物理的に分離されて自身の弾接状態が解除されると共にジャック側ピン対11a,11bがプラグ側ピン対18a,18bに圧接されてジャック側ピン対11a,11bとプラグ側ピン対18a,18bとが電気的及び物理的に接続する。また、プラグ側ピン対18a,18b間に絶縁突出部12が挿入され、このプラグ側ピン対18a,18bが物理的に分離されて自身の弾接状態が解除される。
【0026】
このため、通話路盤1の回線は、ライン側接続線6、通話路盤1の弾器ジャック2の一方のジャック側ピン8a、弾器コード5の一方の弾器プラグ15のプラグ側ピン17a、弾器コード5の他方の弾器プラグ16のプラグ側ピン18a、テスト盤3の弾器ジャック4の一方のジャック側ピン11a、U−リンク10、テスト盤3の弾器ジャック4の他方のジャック側ピン11b、弾器コード5の他方の弾器プラグ16のプラグ側ピン18b、弾器コード5の一方の弾器プラグ15のプラグ側ピン17b、通話路盤1の弾器ジャック2の他方のジャック側ピン8b、及び装置側接続線7によって構成される経路によって導通状態が維持される。
【0027】
このため、通話路盤1の弾器ジャック2と弾器コード5の弾器プラグ15との接続を先に行っても、回線が遮断されることがなくなるので、ライン側接続線6と装置側接続線7との回線が遮断されて通信障害を引き起こす恐れがなく、また、作業者の精神的負担を軽減することが可能となる。
【0028】
尚、上述の弾器装置の構成例においては、通話路盤1とテスト盤3に弾器ジャック2,4を設け、弾器コード5の両端部に弾器プラグ15,16を設けた例を示したが、通話路盤1とテスト盤3に弾器プラグを設け、弾器コード5の両端部に弾器ジャックを設けるようにしても、また、弾器コード5の一端に弾器プラグを設け、これと接続する弾器ジャックを通話路盤1とテスト盤3の一方に設け、弾器コード5の他端に弾器ジャックを設け、これと接続する弾器プラグを通話路盤1とテスト盤3の他方に設けるようにしてもよい。
また、上述の構成例において、絶縁突出部9,12は、複数の対をなすジャック側ピン対の内部に配設された板状構造に形成したが、対をなすジャック側ピン対毎に絶縁部材を突出形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、本発明にかかる弾器装置を構成する通話路盤に設けられた弾器ジャックと、テスト盤に設けられた弾器ジャックと、弾器コードとを示す模式図であり、(a)は弾器コードが弾器ジャックに接続されていない状態を示し、(b)は弾器コードが弾器ジャックに接続されている状態を示す図である。
【図2】図2は、弾器ジャックと弾器プラグの装着前の状態を示す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)はその断面図である。
【図3】図3は、弾器ジャックと弾器プラグの装着後の状態を示す図であり、(a)はその斜視図であり、(b)はその断面図である。
【図4】図4は、従前の弾器装置を構成する通話路盤に設けられた弾器ジャックと、テスト盤に設けられた弾器ジャックと、弾器コードとを示す模式図であり、(a)は弾器コードが弾器ジャックに接続されていない状態を示し、(b)は弾器コードが弾器ジャックに接続されている状態を示す図である。
【符号の説明】
【0030】
1 通話路盤
2,4 弾器ジャック
3 テスト盤
5 弾器コード
8a,8b,11a,11b ジャック側ピン対
9,12 絶縁突出部
15,16 弾器プラグ
17a,17b,18a,18b プラグ側ピン対



【出願人】 【識別番号】000211307
【氏名又は名称】中国電力株式会社
【出願日】 平成18年6月26日(2006.6.26)
【代理人】 【識別番号】100069073
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 和保

【識別番号】100102613
【弁理士】
【氏名又は名称】小竹 秋人


【公開番号】 特開2008−5363(P2008−5363A)
【公開日】 平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願番号】 特願2006−174674(P2006−174674)