| 【発明の名称】 |
撮像装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】喜多 一記
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| 【要約】 |
【課題】効率的に高速度撮影を行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
【構成】撮影操作があったか否か、及び開始トリガーが検出されたか否かを判断し(S110)、YESであれば、予め選択された選択シーンは高速度の連続撮影か否かを判断する(S112)。YESである場合には、選択されたシーン又は見本画像に従って、必要な撮影速度(コマ数/秒)、コマ数、及び露出時間を設定する(S113)。設定された撮影速度に基づいて、撮影時間間隔とを設定する(S114)。設定された露出時間、及びその他の撮影条件に基づいて、露出及び撮影処理を行って1フレーム分の画像を撮影する(S115)。この撮影した1フレーム分の撮影画像データを圧縮し符号化して(S116)、順次メモリに記録していく(S117)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 フレーム周期を可変的に設定するための制御情報を記憶した記憶手段と、 設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像し、順次画像データを取得する撮像手段と、 前記記憶手段に記憶された前記制御情報に基づき、前記撮像手段のフレーム周期を可変設定する制御手段と、 を備えることを特徴とする撮像装置。 【請求項2】 前記撮像手段により取得される前記画像データに基づいてトリガーを検出するトリガー検出手段を備え、 前記制御手段は、前記トリガー検出手段によるトリガーの検出に応答して、前記制御情報に基づき前記フレーム周期を可変設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 【請求項3】 前記制御手段は、前記トリガー検出手段によるトリガー検出に応答して、前記フレーム周期を第1のフレーム周期から第2のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 【請求項4】 前記第2のフレーム周期で前記撮像手段が取得した画像データのフレーム数を計数する計数手段を備え、 この計数手段により計数された前記フレーム数が所定数に到達した際に、前記フレーム周期を前記第2のフレーム周期から第1のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 【請求項5】 前記計数手段より計数される前記フレーム数が所定数に到達した際に、トリガーを発生するトリガー発生手段を備え、 前記制御手段は、前記トリガー発生手段によるトリガーの発生に応答して前記フレーム周期を前記第2のフレーム周期から第1のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 【請求項6】 前記第2のフレーム周期が、前記第1のフレーム周期よりも短いことを特徴とする請求項3から5にいずれか記載の撮像装置。 【請求項7】 前記撮像手段により順次取得される画像データを記録媒体に記録する記録手段を備え、 前記記録手段は、前記記録媒体に前記画像データとともに取得時のフレーム周期を記録することを特徴とする請求項1から6にいずれか記載の撮像装置。 【請求項8】 前記記録手段は、前記トリガー検出手段によりトリガーが検出された時点において前記撮像手段により取得された画像データを識別可能に前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。 【請求項9】 前記記録手段は、前記トリガー発生手段によりトリガーが発生された時点において前記撮像手段により取得された画像データを識別可能に前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項7又は8記載の撮像装置。 【請求項10】 前記記憶手段は、前記制御情報として撮影シーンに対応して異なるフレーム周期を記憶し、 前記制御手段は、選択された撮影シーンに対応するフレーム周期を設定する手段を備えることを特徴とする請求項1から9にいずれか記載の撮像装置。 【請求項11】 前記撮像手段により取得される画像データの各フレーム毎の露光時間が等しくなるように、露光を制御する露光制御手段を備えることを特徴とする請求項1から10にいずれか記載の撮像装置。 【請求項12】 前記トリガー検出手段は、前記撮像手段により取得される前記画像データ中における被写体の動きに基づき、前記トリガーを検出することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 【請求項13】 前記記録媒体に記録された各画像データをそれぞれ等しい時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備えることを特徴とする請求項7、8又は9にいずれか記載の撮像装置。 【請求項14】 前記記録媒体に記録された各画像データを所定の表示時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備え、 この再生表示制御手段は、前記画像データ取得時のフレーム周期の逆数と前記表示時間間隔との積が、それぞれ各画像間で等しくなるように再生表示することを特徴とする請求項7、8又は9にいずれか記載の撮像装置。 【請求項15】 前記記録媒体に記録された各画像データを所定の表示時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備え、 この再生表示制御手段は、前記記録媒体から前記トリガーが検出された時に取得された画像データを検索して、この検索した画像データから再生表示を開始することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 【請求項16】 前記選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像データを合成する画像合成手段と を備えることを特徴とする請求項10記載の撮像装置。 【請求項17】 前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンの応じた被写体が撮像されている画像データを間欠的に抽出することを特徴とする請求項16記載の撮像装置。 【請求項18】 前記画像合成手段は、前記抽出手段により抽出した画像データを所定のレイアウトに配置して、画像合成することを特徴とする請求項16又は17記載の撮像装置。 【請求項19】 前記所定のレイアウトは、前記画像データの時系列に従ったレイアウト配置であることを特徴とする請求項18記載の撮像装置。 【請求項20】 前記抽出手段は、 前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された各画像データから、前記選択された撮影シーンに応じた所定の画像領域を抽出する第2の抽出手段とを備え、 前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを合成することを特徴とする請求項16又は17記載の撮像装置。 【請求項21】 前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを時系列に従った順序で配置して画像合成することを特徴とする請求項18記載の撮像装置。 【請求項22】 複数種の撮影シーンを記憶した記憶手段と、 設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像し、順次画像データを取得する撮像手段と、 前記記憶手段に記憶された撮影シーンのいずれかを選択する選択手段と、 前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された画像データを合成する画像合成手段と を備えることを特徴とする撮像装置。 【請求項23】 前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンの応じた被写体が撮像されている画像データを間欠的に抽出することを特徴とする請求項22記載の撮像装置。 【請求項24】 前記画像合成手段は、前記抽出手段により抽出した画像データを所定のレイアウトに配置して、画像合成することを特徴とする請求項22又は23記載の撮像装置。 【請求項25】 前記所定のレイアウトは、前記画像データの時系列に従ったレイアウト配置であることを特徴とする請求項24記載の撮像装置。 【請求項26】 前記抽出手段は、 前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する第1の抽出手段と、 この第1の抽出手段により抽出された各画像データから、前記選択された撮影シーンに応じた所定の画像領域を抽出する第2の抽出手段とを備え、 前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを合成することを特徴とする請求項22又は23記載の撮像装置。 【請求項27】 前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを時系列に従った順序で配置して画像合成することを特徴とする請求項24記載の撮像装置。 【請求項28】 設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像するとともに、設定された任意のサイズの画像領域内の撮像信号を出力する撮像手段と、 この撮像手段の前記撮像信号を出力する画像領域を可変的に設定するための領域制御情報を記憶した記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記領域制御情報に基づき、前記撮像手段が撮像信号を出力する画像領域を選択制御する制御手段と を備えることを特徴とする撮像装置。 【請求項29】 前記記憶手段は、前記領域制御情報として撮影シーンに対応して異なる画像領域を記憶し、 前記制御手段は、選択された撮影シーンに応じて前記前記撮像手段が撮像信号を出力する画像領域を設定する手段を備えることを特徴とする請求項28記載の撮像装置。 【請求項30】 前記記憶手段は、撮影シーンに対応して異なるフレーム周期を記憶し、 前記制御手段は、選択された撮影シーンに対応するフレーム周期を設定する手段を備えることを特徴とする請求項28又は29記載の撮像装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、高速度撮影機能を備えた撮像装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、高速で移動する物体を明瞭な画像でスロー再生可能に撮影する高速度撮像装置が提案されている。この高速度撮像装置は、第1、第2、第3の撮像素子を順次作動させることにより、高速移動する球状物体を短い時間間隔で撮像して、時系列的に連続する複数の画像を得る。したがって、これら時系列的に連続する複数の画像をスロー再生した場合であっても、明瞭に球状物体の動作を再生することができる(例えば、特許文献1参照。)。 【特許文献1】特開平06−22320号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ところで、今日においては6百万画素の解像度で60フレーム/秒、VGAの低解像度でも300フレーム/秒以上など、高解像度で高速度撮影が可能なCMOSイメージセンサが開発されるに至っている。このようなCMOSイメージセンサを利用すると、前述した従来技術のように第1、第2、第3の撮像素子を用いることなく、コンパクトカメラでも高解像度で高フレームレートの高速連写や動画撮影が可能となる。 【0004】 しかしながら、前記CMOSイメージセンサを利用すると、短時間で大量のフレーム画像が簡単に撮影できる反面、画像を記録するためのメモリが短時間で満杯となってしまい、高速度撮影以外の通常撮影に支障を来してしまう。また、一般的に高速度撮影を必要とする対象物体の動作時間は短いことから、単に前記CMOSイメージセンサをコンパクトカメラ等に搭載すると、撮影対象の動作開始前や動作終了後まで高速度撮影が行われることとなり、その結果、無用にメモリが使用されてしまう。 【0005】 本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、効率的に高速度撮影を行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係る撮像装置にあっては、フレーム周期を可変的に設定するための制御情報を記憶した記憶手段と、設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像し、順次画像データを取得する撮像手段と、前記記憶手段に記憶された前記制御情報に基づき、前記撮像手段のフレーム周期を可変設定する制御手段とを備えることを特徴とする。 【0007】 また、請求項2記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮像手段により取得される前記画像データに基づいてトリガーを検出するトリガー検出手段を備え、前記制御手段は、前記トリガー検出手段によるトリガーの検出に応答して、前記制御情報に基づき前記フレーム周期を可変設定することを特徴とする。 【0008】 また、請求項3記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記制御手段は、前記トリガー検出手段によるトリガー検出に応答して、前記フレーム周期を第1のフレーム周期から第2のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする。 【0009】 また、請求項4記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記第2のフレーム周期で前記撮像手段が取得した画像データのフレーム数を計数する計数手段を備え、この計数手段により計数された前記フレーム数が所定数に到達した際に、前記フレーム周期を前記第2のフレーム周期から第1のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする。 【0010】 また、請求項5記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記計数手段より計数される前記フレーム数が所定数に到達した際に、トリガーを発生するトリガー発生手段を備え、前記制御手段は、前記トリガー発生手段によるトリガーの発生に応答して前記フレーム周期を前記第2のフレーム周期から第1のフレーム周期に切り換え設定する手段を備えることを特徴とする。 【0011】 また、請求項6記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記第2のフレーム周期が、前記第1のフレーム周期よりも短いことを特徴とする。 【0012】 また、請求項7記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮像手段により順次取得される画像データを記録媒体に記録する記録手段を備え、前記記録手段は、前記記録媒体に前記画像データとともに取得時のフレーム周期を記録することを特徴とする。 【0013】 また、請求項8記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記録手段は、前記トリガー検出手段によりトリガーが検出された時点において前記撮像手段により取得された画像データを識別可能に前記記録媒体に記録する。 【0014】 また、請求項9記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記録手段は、前記トリガー発生手段によりトリガーが発生された時点において前記撮像手段により取得された画像データを識別可能に前記記録媒体に記録することを特徴とする。 【0015】 また、請求項10記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記憶手段は、前記制御情報として撮影シーンに対応して異なるフレーム周期を記憶し、前記制御手段は、選択された撮影シーンに対応するフレーム周期を設定する手段を備えることを特徴とする。 【0016】 また、請求項11記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記撮像手段により取得される画像データの各フレーム毎の露光時間が等しくなるように、露光を制御する露光制御手段を備えることを特徴とする。 【0017】 また、請求項12記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記トリガー検出手段は、前記撮像手段により取得される前記画像データ中における被写体の動きに基づき、前記トリガーを検出することを特徴とする。 【0018】 また、請求項13記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記録媒体に記録された各画像データをそれぞれ等しい時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備えることを特徴とする。 【0019】 また、請求項14記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記録媒体に記録された各画像データを所定の表示時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備え、この再生表示制御手段は、前記画像データ取得時のフレーム周期の逆数と前記表示時間間隔との積が、それぞれ各画像間で等しくなるように再生表示することを特徴とする。 【0020】 また、請求項15記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記録媒体に記録された各画像データを所定の表示時間間隔で再生表示させる再生表示制御手段を備え、この再生表示制御手段は、前記記録媒体から前記トリガーが検出された時に取得された画像データを検索して、この検索した画像データから再生表示を開始することを特徴とする。 【0021】 また、請求項16記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された画像データを合成する画像合成手段とを備えることを特徴とする。 【0022】 また、請求項17記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンの応じた被写体が撮像されている画像データを間欠的に抽出することを特徴とする。 【0023】 また、請求項18記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記画像合成手段は、前記抽出手段により抽出した画像データを所定のレイアウトに配置して、画像合成することを特徴とする。 【0024】 また、請求項19記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記所定のレイアウトは、前記画像データの時系列に従ったレイアウト配置であることを特徴とする。 【0025】 また、請求項20記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する第1の抽出手段と、この第1の抽出手段により抽出された各画像データから、前記選択された撮影シーンに応じた所定の画像領域を抽出する第2の抽出手段とを備え、前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを合成することを特徴とする。 【0026】 また、請求項21記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを時系列に従った順序で配置して画像合成することを特徴とする。 【0027】 また、請求項22記載の発明に係る撮像装置にあっては、複数種の撮影シーンを記憶した記憶手段と、設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像し、順次画像データを取得する撮像手段と、前記記憶手段に記憶された撮影シーンのいずれかを選択する選択手段と、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出された画像データを合成する画像合成手段とを備えることを特徴とする。 【0028】 また、請求項23記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンの応じた被写体が撮像されている画像データを間欠的に抽出することを特徴とする。 【0029】 また、請求項24記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記画像合成手段は、前記抽出手段により抽出した画像データを所定のレイアウトに配置して、画像合成することを特徴とする。 【0030】 また、請求項25記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記所定のレイアウトは、前記画像データの時系列に従ったレイアウト配置であることを特徴とする。 【0031】 また、請求項26記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記抽出手段は、前記撮像手段が順次取得する画像データから、前記選択手段により選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出する第1の抽出手段と、この第1の抽出手段により抽出された各画像データから、前記選択された撮影シーンに応じた所定の画像領域を抽出する第2の抽出手段とを備え、前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを合成することを特徴とする。 【0032】 また、請求項27記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記画像合成手段は、前記第2の抽出手段により抽出された画像領域からなる画像データを時系列に従った順序で配置して画像合成することを特徴とする。 【0033】 また、請求項28記載の発明に係る撮像装置にあっては、設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像するとともに、設定された任意のサイズの画像領域内の撮像信号を出力する撮像手段と、この撮像手段の前記撮像信号を出力する画像領域を可変的に設定するための領域制御情報を記憶した記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記領域制御情報に基づき、前記撮像手段が撮像信号を出力する画像領域を選択制御する制御手段とを備えることを特徴とする。 【0034】 また、請求項29記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記憶手段は、前記領域制御情報として撮影シーンに対応して異なる画像領域を記憶し、前記制御手段は、選択された撮影シーンに応じて前記前記撮像手段が撮像信号を出力する画像領域を設定する手段を備えることを特徴とする。 【0035】 また、請求項30記載の発明に係る撮像装置にあっては、前記記憶手段は、撮影シーンに対応して異なるフレーム周期を記憶し、前記制御手段は、選択された撮影シーンに対応するフレーム周期を設定する手段を備えることを特徴とする。 【発明の効果】 【0036】 請求項1に係る発明によれば、設定されたフレーム周期に従って被写体を撮像する撮像手段のフレーム周期を可変設定できることから、高速度撮影を必要とする場合にのみフレーム周期を高めることができる。したがって、効率的に高速度撮影を行うことが可能となり、その結果、撮像手段により取得された画像データを記録するためのメモリを効率的に使用することが可能となる。よって、コンパクトカメラ等に高解像度で高速度撮影が可能なイメージセンサを採用した場合であっても、メモリ容量との関係で撮影に支障を来す不都合を未然に防止することができる。 【0037】 また、請求項22に係る発明によれば、撮像手段が順次取得する画像データから、選択された撮影シーンに応じた画像データを間欠的に抽出して画像合成することから、コンパクトカメラ等に高解像度で高速度撮影が可能なイメージセンサを採用した場合であっても、メモリ容量との関係で支障を来すことなく、連続するシーンを画像合成することができる。 【0038】 また、請求項28に係る発明によれば、設定された任意のサイズの画像領域内の撮像信号を出力する撮像手段の前記画像領域を選択制御できる。よって、コンパクトカメラ等にに採用された撮像手段が高速度撮影が可能なイメージセンサであっても、必要に応じて画像領域を制限し、高速レートでも、画像データ量の小さい撮像信号に変換して出力することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0039】 以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る高速度カメラ1の概略的回路構成を示すブロック図である。この高速度カメラ1は、制御手段101を備えており、この制御手段101は、撮影制御手段102、撮影条件設定手段103、トリガー信号発生手段104、トリガー条件のカスタム設定手段(メモリ)105、シーンの選択手段106、及びシーン別撮影制御プログラム107を有している。そして、操作入力部108からの操作信号は、前記撮影制御手段102、撮影条件設定手段103、トリガー条件のカスタム設定手段(メモリ)105、シーンの選択手段106に入力される。また、測光/測距/AF検出ブロック110には受光センサ/AFセンサ109が接続され、手ブレ/振動検出ブロック112には角速度センサ/加速度センサ111が接続されている。これら測光/測距/AF検出ブロック110及び手ブレ/振動検出ブロック112からの検出信号は、前記撮影条件設定手段103とトリガー信号発生手段104とに与えられ、トリガー信号発生手段104にはさらに外部トリガー入力端子113からの入力が与えられる。また、前記撮影制御手段102には、ズームレンズ/フォーカスレンズ114を駆動するズームレンズ/フォーカスレンズ駆動部115、絞り/シャッタ116を駆動する絞り/シャッタ駆動部117、ストロボ118を駆動するストロボ駆動部119が接続されている。 【0040】 一方、ズームレンズ/フォーカスレンズ114の光軸上には、イメージセンサ120が配置されており、このイメージセンサ120は並列読み出しなどの高速読み出しが可能な撮像素子である。また、イメージセンサ120から高速で出力される画像信号を処理する信号処理手段121も同様に高速符号化処理可能なDSPである。この信号処理手段(DSP)121は、S/P変換部122、バッファメモリ123、リサイズ/補間部124、カラー補間部125、WB/カラー補正部126、輪郭補正部127、ガンマ補正部128、マトリクス129、画像検出処理部130、及び撮像素子コントローラ131を備えている。そして、信号処理手段121は、その全体的な動作を撮影制御手段102により制御され、信号処理手段121が有する前記撮像素子コントローラ131は、イメージセンサ120の動作周期を制御する。 【0041】 そして、動画撮影時における信号処理手段121からの連続的なデジタル画像データ(動画データ)は、バッファメモリ132に格納されて、画像補正処理/画像編集処理部133により処理されるとともに、画像符号化/復号化手段134により符号化されて、画像記録/入出力手段135により画像メモリ媒体136に記録され、あるいは無線LANなどの送受信装置137により外部に送信されるように構成されている。 【0042】 以上の構成にかかる高速度カメラ1は、高速度撮影モードにおいて高速度で連写撮影(動画撮影)を行う場合の撮影速度、撮影画素数、撮影コマ数等を可変設定できるようにしたものである。より具体的には、複数のシーンの中から所望のシーン又はその見本画像をシーンの選択手段106により選択すると、選択されたシーン毎に設定された所要データの設定値に応じて、撮影速度(連写撮影間隔、又は動画フレーム速度、連写撮影コマ数(又は動作撮影時間)、動画サイズ(画素数)等をシーン別撮影プログラム107により、選択されたシーンの高速度撮影に最適となるように自動設定して、高速度撮影動作を制御するようにしたものである。 【0043】 図2は、高速度カメラ1の具体的回路構成を示すブロック図である。図に示すように、高速度カメラ1は、制御回路2を有している。制御回路2には、CPU3とこのCPU3にデータバス4を介して各々接続されたインタフェース5、音声入出力回路6、入力回路7、メモリカード・IF8、USBコントローラ9、入出力インタフェース10、入出力回路11、入出力ポート12、13、HDD・IF14が設けられている。音声入出力回路6には、マイク16がアンプ17及びA/D変換器18を介して接続されているとともに、スピーカ19がアンプ20及びD/A変換器21を介して接続されている。入力回路7には、各種操作キー、スイッチ等が設けられた操作入力部22が接続され、メモリカード・IF8には脱着自在に設けられた画像メモリ媒体25が接続されている。USBコントローラ9はUSB端子26に接続されており、入出力インタフェース10はアンテナ27を有する無線LAN送受信部28に通信コントローラ29を介して接続されている。また、入出力回路11には、外部トリガー端子30がトリガー検出部31を介して接続されている。 【0044】 前記入出力ポート12には、焦点レンズ駆動部32、ズームレンズ駆動部33、絞り駆動部34及びシャッタ駆動部35が接続されているとともに、ストロボ36がストロボ駆動回路37を介して接続され、測光/測距センサ38が検出回路39を介して接続されている。前記入出力ポート13には、当該高速度カメラ1の上下方向のブレを検出する角速度センサ(Y/Pitch)40と、上下方向のブレを検出する角速度センサ(X/Yaw)42とが各々検出回路41、43を介して接続されている。HDD・IF14には、HDD記憶装置46が接続されている。HDD記憶装置46は、ディスク媒体47を有するとともに、モータ48、モータドライバ49、マイコン部50、VCモータ51、ヘッドアンプ52、リード/ライトチャンネル53、HDD制御部54等を有している。 【0045】 また、制御回路2には、電池44が電源制御部45を介して接続され、電源制御部45は制御回路2により制御されて各部に電池44からの電力を供給する。さらに、前記データバス4には音声CODEC(符号器/復号器)15、プログラムメモリ23及びデータメモリ24が接続されている。音声CODEC15は、音声信号を符号化するとともに音声データを復号化する。プログラムメモリ23は、後述するフローチャートに示す制御回路2が動作するためのプログラムを格納しており、データメモリ24は各種データが予め格納されているとともに画像データ以外の他のデータを格納する。 【0046】 一方、ズームレンズを含む撮像光学系55の後方光軸上には、撮像素子56が配置されているとともに、撮像光学系55中には前記絞り駆動部34により駆動される絞り57及び前記シャッタ駆動部35により駆動されるシャッタ58が介挿されている。また、前記焦点レンズ駆動部32は、撮像光学系55中の焦点レンズを駆動し、ズームレンズ駆動部33はズームレンズを駆動するように構成されている。 【0047】 前記撮像素子56は、並列読み出しなどの高速読み出しが可能なものであり、イメージセンサ部59、水平走査部60、垂直走査部61、P/S変換部62を有している。この撮像素子56には、DSP部63が接続されている。DSP部63には、撮像素子56のP/S変換部62から取り込んだ画像信号を処理するためのS/P変換部64、バッファメモリ65、WB補正部66、リサイズ/画素補間部67、カラー補間部68、輪郭補正部69、ガンマ補正部70、マトリクス71を備えているとともに、前記垂直走査部61の周期を制御するためのコントローラ73、前記バッファメモリ65及び画像認識処理ほかデジタル信号処理部72を備えている。 【0048】 前記マトリクス71とデジタル信号処理部72とは、画像データバス74を介してバッファメモリ75、画像CODEC(符号器/復号器)76、動画像CODEC(符号器/復号器)77及び表示駆動回路78に接続され、画像データバス74は前記制御回路2のインタフェース5に接続されている。バッファメモリ75は、画像CODEC76及び動画像CODEC77が符号化及び復号化処理する際の画像データを一時的に格納し、表示駆動回路78は、表示部79を駆動する。 【0049】 図3、4は、前記プログラムメモリ23に格納されているシーン別撮影プログラムの設定データの例を示す図である。すなわち、高速度カメラ1は、高速度連写、動画撮影のみならず静止画撮影を可能であって、図3に示すように一般のシーン別(静止画)撮影プログラムにおいては、人物を撮影する場合、風景を撮影する場合等のシーン別撮影プログラム毎に見本画像と、この見本画像と説明等を表示させるための表示用データが記憶されている。 【0050】 また、これら見本画像等に対応して「高速度撮影の条件」と「その他の撮影条件/補正条件」が記憶されている。「高速度撮影の条件」としては、「撮影速度(f/s(frame/second))」、「連続撮影コマ数」、「露出時間(s)」、「画像サイズ」、「トリガー条件」、「再生速度(f/s)」、「画像合成ほか」が記憶されており、その「他の撮影条件/補正条件」としては、「ストロボ」、「ホワイトバランス」、「ISO感度、測光方式」、「AFエリア」、「フィルタ」、「色強調」、「彩度」、「シャープネス」等が記憶されている。 【0051】 また、図4に示すように高速度撮影のシーン別撮影プログラムにおいては、ミルククラウンを撮影する場合、走る車を撮影する場合、ゴルフスィングを撮影する場合等の、高速度撮影のシーン別撮影プログラム毎に見本画像と、この見本画像と説明等を表示させるための表示用データが記憶されているとともに、前述した「高速度撮影の条件」と「その他の撮影条件/補正条件」が記憶されている。 【0052】 なお、図3は一般(単一の静止画)のシーン別撮影プログラムの設定データであることから、「撮影速度(f/s)」、「連続撮影コマ数」は記憶されておらず、図4は高速度撮影のシーン別撮影プログラムの設定データであることから、「撮影速度(f/s)」として「1200fps」、「300fps」等が記憶され、「連続撮影コマ数」として「連続600コマ(0.5秒)」、「連続900コマ(3秒)」等が記憶されている。 【0053】 なお、「高速度撮影の条件」の中には、図4に示すミルククラウンにおける「60fps(スロー再生1/20)」のように再生時の速度である「再生速度(f/s)」が含まれている。 【0054】 (高速度静止画撮影) 図5及び図6は、本実施の形態における高速度静止画撮影モードの処理手順を示す一連のフローチャートである。制御回路2はプログラムメモリ32に格納されているプログラムに基づき、このフローチャートに示すような処理を実行する。先ず、ユーザーによる操作入力部22での操作により、撮影モードが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。撮影モードが設定されていない場合には、その他のモード処理に移行する(ステップS102)。 【0055】 撮影モードが設定された場合には、ユーザーによる操作入力部22での操作により、「シーン別撮影プログラムから選択」が選択されたか否かを判断する(ステップS103)。「シーン別撮影プログラムから選択」が選択されなかった場合には、操作入力に応じて、撮影速度(コマ数/秒)、露出時間及びその他の撮影条件を設定して(ステップS104)、ステップS109に進む。 【0056】 「シーン別撮影プログラムから選択」が選択された場合には、シーン別撮影プログラムの見本画像又はその一覧を表示部79に表示し(ステップS105)、操作入力に応じて、シーン又は見本画像を選択する(ステップS106)。また、この選択されたシーン又は見本画像のプログラムに従って、その他の撮影条件(図3、4参照)を設定する(ステップS107)。 【0057】 次に、ズーム処理、AF処理、測光処理を実行した後(ステップS108)、被写体像のスルー画像を表示部79に表示させる(ステップS109)。このスルー画像の表示状態におけるフレーム周期は、通常の周期例えば30fps(第1のフレーム周期)である。ユーザはこの表示部79に表示されたスルー画像を見ながら、この高速度カメラ1の向きを調整する。この間、操作入力部22に設けられているレリーズ釦が操作されたか、又は所定の撮影操作があったか否か、及び開始トリガーが検出されたか否かを判断し(図6、ステップS110)、いずれもない場合にはその他のキー処理、表示処理を実行する(ステップS111)。なお、この開始トリガーの検出動作については、図25において後述する。 【0058】 また、レリーズ釦の操作や撮影操作があったか、又は開始トリガーが検出された場合には、前記ステップS106で選択された選択シーンは高速度の連続撮影か否かを判断する(ステップS112)。選択シーンが高速度の連続撮影である場合には、選択されたシーン又は見本画像に従って、必要な撮影速度(コマ数/秒)、コマ数、及び露出時間を設定する(ステップS113)。つまり、ミルククラウンの撮影シーンが選択された場合には、撮影速度は「1200fps」であることから、撮影速度として1200fps(第2のフレーム周期)が設定され、コマ数は「600コマ」であることからコマ数として600が設定され、露出時間は「1/6000(s)」であること露出時間として1/6000(s)が設定される。これにより、フレーム周期は前記通常の周期例えば30fps(第1のフレーム周期)から、これよりも高い1200fps(第2のフレーム周期)に変化することとなる。 【0059】 さらに、設定された撮影速度に基づいて、撮影時間間隔とを設定する(ステップS114)。つまり、ミルククラウンの撮影シーンが選択された場合には、撮影速度は1200fpsであることから、撮影時間間隔は1/1200秒となり、撮影時間間隔として1/1200秒が設定される。 【0060】 次に、設定された露出時間、及びその他の撮影条件に基づいて、露出及び撮影処理を行って1フレーム分の画像を撮影する(ステップS115)。また、この撮影した1フレーム分の撮影画像データを圧縮し符号化して(ステップS116)、メモリ(バッファメモリ75)に記録する(ステップS117)。このとき、前記ステップS110で開始トリガーを検出した時点で撮影した撮影画像データに関しては、図8、図11、図14、図17に示すように、開始トリガー点の撮影画像データであることを示す情報も記録する。なお、図8に示すように、当該シーンにおける代表的な画像を特定すための代表トリガーを検出して、代表トリガー点の撮影画像データであることを示す情報も記録するようにしてもよい。しかる後、撮影コマ数をカウントするカウンタをカウントアップさせる(ステップS118)。 【0061】 次に、撮影コマ数が設定コマ数(ミルククラウンの場合「600コマ」)以上となったか否かを判断し(ステップS119)、撮影コマ数≧設定コマ数となっていなければ、計時処理を行って前回の1フレームの撮影からの時間を計時する(ステップS120)。この計時した前回の1フレーム撮影からの時間が、前記ステップS114で設定した撮影時間間隔(1/1200秒)を経過したか否かを判断する(ステップS122)。そして、撮影時間間隔を経過した時点でステップS115からの処理を繰り返す。したがって、ミルククラウンの撮影シーンが選択された場合には、ステップS115からの処理が1/1200秒の周期で繰り返され、1/1200秒毎に撮影された各フレーム画像データがメモリ(バッファメモリ75)に蓄積されていく。 【0062】 そして、本例の場合撮影コマ数が「600」となると、撮影コマ数=設定コマ数となり、ステップS119の判断がYESとなる。よって、ステップS119からステップS122に進み、終了トリガーを発生させる。また、連続撮影画像データ(600のフレーム画像データ)を、グループデータとして、撮影条件とともにメモリ(画像メモリ媒体25、又はディスク媒体47)に記録する処理を実行する。ここで、前述のように撮影条件には、「再生速度(f/s)」も含まれることから、「再生速度(f/s)」もグループデータとともに記録されることとなる。また、前記ステップS122で終了トリガーを発生した時点で撮影した撮影画像データに関しては、図8、図11、図14、図17に示すように、終了トリガー点の撮影画像データであることを示す情報も記録する。 【0063】 さらに、レイアウト合成や多重合成などの自動編集機能に設定されているか否かを判断し(ステップS124)、設定されていない場合には、ステップS125及びステップS126の処理を行うことなく、ステップS127に進む。また、設定されている場合には、後述するように設定条件に基づいて、連続撮影画像から抽出した所定の画像を自動編集し(ステップS125)、この編集された画像データをメモリ(画像メモリ媒体25、又はディスク媒体47)に記録する(ステップS126)。しかる後に、前記連続撮影した撮影画像又は自動編集済画像を表示部79にレビュー表示する(ステップS127)。 【0064】 他方、ステップS114での判断の結果、連続撮影ではなく単一の静止画撮影であった場合には、設定された撮影条件に基づいて、露出して撮影処理し(ステップS128)、撮影画像データを圧縮、符号化する(ステップS129)。また、この圧縮、符号化した画像データを撮影情報とともにメモリ(画像メモリ媒体25、又はディスク媒体47)へ記録した後(ステップS130)、この撮影画像を表示部79にレビュー表示する(ステップS131)。 【0065】 (高速度撮影画像の合成処理) 【0066】 次に、図7〜図17に従って、前記ステップS125で実行される設定条件に基づいて、連続画像から抽出した所定の画像を自動編集する処理の処理例について説明する。 図7は、高速度撮影画像のレイアウト合成処理の処理手順を示すフローチャートである。前述のように、選択されたシーン別の撮影プログラムに基づいて連続撮影を実行した後(ステップS1)、レイアウト合成撮影に設定されているか否かを判断し(ステップS2)、設定されてない場合にはその他の処理に移行する(ステップS3)。設定されている場合には、撮影プログラムとトリガー信号に従って、連続画像から複数枚の画像を所定間隔(又はランダム)に選択する(ステップS4)。すなわち、図8に示すように開始トリガー点から終了トリガー点までの複数の連続画像Pから、複数枚(本例では9枚)の画像P1〜P9を所定間隔で選択する。 【0067】 次に、選択された複数枚の画像を、所定のサイズ、レイアウトで1枚の画像に合成する(ステップS5)。このステップS5での処理により、図8に例示するように、1列目から3列目までに時系列的に画像P1〜P9が配置されたミルククラウンの合成画像P0が生成されることとなる。そして、この合成された画像データを符号化してメモリに記憶する(ステップS6)。 【0068】 なお、前述した図6のフローチャートにおいて、ステップS125の処理が実行される以前に連続撮影等が行われており、また、次ステップS126でメモリへの記録を行うこから、ステップS125においては、ステップS4とステップS5の処理を行えばよい。また、画像の配置レイアウトは図8に示したものに限ることなく、代表トリガー点に対応する画像を中央に配置する代表画像として選択し、図9に示すように、この代表画像P10を中央に配置し、周囲に他の選択した画像を配置するレイアウトとしてもよい。 【0069】 図10は、高速度撮影画像のスライス合成処理の処理手順を示すフローチャートである。前述のように、選択されたシーン別の撮影プログラムに基づいて連続撮影を実行した後(ステップS11)、スライス合成撮影に設定されているか否かを判断し(ステップS12)、設定されてない場合にはその他の処理に移行する(ステップS13)。設定されている場合には、撮影プログラムとトリガー信号に従って、連続画像から所定数枚の画像を選択する(ステップS14)。すなわち、図11に示すように開始トリガー点から終了トリガー点までの複数の連続画像Pから、所定数枚(本例では6枚)の画像P1〜P6を選択する。 【0070】 次に、撮影プログラムに従って、各画像の中央など一部領域をスライスして切り出す(ステップS15)。このステップS15での処理により、図11に例示するように、画像P1〜P6の中央部をスライスして切り出したスライス画像PS1〜PS6が生成される。引き続き、複数画像からのスライス画像を、所定間隔ずつずらして重ねて合成する(ステップS16)。これにより、図11に例示するように、スライス画像PS1〜PS6所定間隔ずつずらして重ねて合成されたゴルフスィングの合成画像P0が生成されることとなる。そして、この合成された画像データを符号化してメモリに記憶する(ステップS17)。 【0071】 なお、前述した図6のフローチャートにおいて、ステップS125の処理実行される以前に連続撮影等が行われており、また、次ステップS126でメモリへの記録を行うこから、ステップS125においては、ステップS14〜S16の処理を行えばよい。また、図10に示したゴルフスィングに限ることなく、図12に示した他の動作体に関しても、この高速度撮影画像のスライス合成処理を用いることができる。 【0072】 図13は、高速度撮影画像の多重焼き合成処理の処理手順を示すフローチャートである。前述のように、選択されたシーン別の撮影プログラムに基づいて連続撮影を実行した後(ステップS21)、多重焼き合成撮影に設定されているか否かを判断し(ステップS22)、設定されてない場合にはその他の処理に移行する(ステップS23)。設定されている場合には、撮影プログラムとトリガー信号に従って、連続画像から所定間隔毎に(又は全画像)を選択する(ステップS24)。すなわち、図14に示すように開始トリガー点から終了トリガー点までの複数の連続画像Pから、所定間隔毎に画像P1〜PNを選択する。 【0073】 次に、選択された複数枚の画像を、重ね合わせて多重合成する(ステップS25)。このステップS25での処理により、図14に例示するように、単一のボールがバウンドを繰り返す合成画像P0が生成されることとなる。そして、この合成された画像データを符号化してメモリに記憶する(ステップS26)。 【0074】 なお、前述した図6のフローチャートにおいて、ステップS125の処理実行される以前に連続撮影等が行われており、また、次ステップS126でメモリへの記録を行うこから、ステップS125においては、ステップS24とステップS25の処理を行えばよい。また、図14に示したゴルフスィングに限ることなく、図15に示した他の動作体に関しても、この高速度撮影画像のスライス合成処理を用いることができる。 【0075】 図16は、高速度撮影画像のスリット多重合成処理の処理手順を示すフローチャートである。前述のように、選択されたシーン別の撮影プログラムに基づいて連続撮影を実行した後(ステップS31)、スリット合成撮影に設定されているか否かを判断し(ステップS32)、設定されてない場合にはその他の処理に移行する(ステップS33)。設定されている場合には、撮影プログラムとトリガー信号に従って、連続画像から所定間隔毎に(又は全画像)画像を選択する(ステップS34)。すなわち、図17に示すように開始トリガー点から終了トリガー点までの複数の連続画像Pから、所定間隔毎に画像P1〜PNを選択する。 【0076】 次に、選択された複数画像の所定スリット枠内の画像を切り出す(抽出する)(ステップS35)。このステップS35での処理により、図17に例示するように、画像P1〜PNの中央部に位置するスリット枠F内の画像を切り出したスリット画像が生成される。引き続き、最終画像上に、抽出されたスリット画像を重ねて多重合成する(ステップS36)。これにより、図17に例示するように、最終画像PE上に複数のスリット画像PFが重ねて合成され、投球したボールの合成画像P0が生成されることとなる。そして、この合成された画像データを符号化してメモリに記憶する(ステップS37)。 【0077】 なお、前述した図6のフローチャートにおいて、ステップS125の処理実行される以前に連続撮影等が行われており、また、次ステップS126でメモリへの記録を行うこから、ステップS125においては、ステップS34〜S36の処理を行えばよい。 【0078】 したがって、本実施の形態によれば、選択されたシーンや見本画像が高速度撮影シーンの場合には、一般の撮影条件や画像補正条件などに加えて、当該シーンに対応する撮影速度や露出時間、連続撮影コマ数などが設定され、設定された撮影速度や露出時間、撮影コマ数に応じて、高速度撮影が制御される。また、当該シーンがレイアウト合成や多重合成などの自動合成画像機能がONとなるよう設定されたシーンで撮影した場合には、連続撮影された画像データから自動的に所定のレイアウト合成や多重合成、スライス合成などを施した画像を自動的に合成して記録するよう制御することができる。 【0079】 (高速度動画撮影) 図18は、本実施の形態における高速度動画撮影モードの処理手順を示すフローチャートである。先ず、ユーザーによる操作入力部22での操作により、撮影モードが設定されているか否かを判断する(ステップS201)。撮影モードが設定されていない場合には、その他のモード処理に移行する(ステップS202)。撮影モードが設定された場合には、ユーザーによる操作入力部22での操作により、「シーン別撮影プログラムから選択」が選択されたか否かを判断する(ステップS203)。「シーン別撮影プログラムから選択」が選択されなかった場合には、操作入力に応じて、撮影速度(コマ数/秒)、コマ数、露出時間、画像サイズ、及びその他の撮影条件を設定して(ステップS204)、ステップS208に進む。 【0080】 「シーン別撮影プログラムから選択」が選択された場合には、シーン別撮影プログラムの見本画像又はその一覧を表示部79に表示し(ステップS205)、操作入力に応じて、シーン又は見本画像を選択する(ステップS206)。次に、この選択されたシーン又は見本画像に該当する撮影プログラムに従って、必要な撮影速度、コマ数、露出時間、画像サイズ及びその他の撮影条件を設定する(ステップS207)。また、トリガー撮影条件が選択されたか否かを判断する(ステップS208)。そして、トリガー撮影条件が選択されなかった場合には、ステップS209の処理を行うことなくステップS210に進み、選択された場合には、操作入力に応じて、トリガーの種別、トリガー条件、トリガーによる撮影制御機能、編集制御機能などを選択する(ステップS209)。 【0081】 しかる後に、ズーム処理、AF処理、測光処理を実行し(ステップS210)、被写体像のスルー画像を表示部79に表示させる(ステップS211)。引き続き、トリガーを検出したか否か、又は自動撮影を開始中であるか否かを判断する(ステップS212)。トリガーを検出し、又は自動撮影を開始中である場合には、トリガー撮影条件に基づいて、撮影信号又はその他の信号によるトリガー信号の検出処理を実行する(ステップS213)。しかし、トリガーを検出せず、かつ自動撮影を開始中でもない場合には、ステップS213の処理を行うことなくステップS214に進み、動画撮影中であるか否かを判断する(ステップS214)。 【0082】 動画撮影中ではなく、動画撮影停止中である場合には撮影開始トリガーを検出したか否か、又は操作入力部22での操作による撮影開始操作があったか否かを判断する(ステップS215)。これら、撮影開始トリガーの検出、又は撮影開始操作のいずれもなかった場合には、その他のトリガー処理、キー処理に移行する(ステップS217)。また、撮影開始トリガーの検出、又は撮影開始操作のいずれかがあった場合には、動画の撮影を開始して、動作撮影状態に移行した後(ステップS217)、前述したステップS210からの処理を実行する。したがって、ステップS217の処理が実行されて動画撮影中となることにより、再度ステップS210からの処理が実行された際に、ステップS214の判断はYESとなる。 【0083】 したがって、ステップS214からステップS218に進み、撮影終了トリガーを検出したか否か、又は操作入力部22での操作による撮影終了操作があったか否かを判断する。これら、撮影終了トリガーの検出、又は撮影終了始操作のいずれもなかった場合には、撮影条件変更トリガーを検出したか否かを判断する(ステップS219)。撮影条件変更トリガーを検出した場合には、検出された撮影条件トリガーの種別に応じて、撮影条件を変更する(ステップS320)。引き続き、この変更により設定された撮影条件に基づいて、撮影動作を行い、撮影画像データを取得する(ステップS221)。また、取得した撮影画像データを圧縮し符号化し(ステップS222)、この圧縮符号化した画像データとともに、検出トリガー情報を、該当シーンの撮影画像データに対応付けてメモリ(バッファメモリ75)に記録し(ステップS223)、ステップS210に戻る。また、ステップS219の判断がNOであって、撮影条件変更トリガーを検出しなった場合には、編集点挿入トリガーが検出されたか否かを判断する(ステップS224)。編集点挿入トリガーが検出された場合には、検出された編集点挿入情報をトリガー情報としてメモリ(バッファメモリ75)に記録し(ステップS225)、しかる後に前述したステップS221に進む。 【0084】 したがって、撮影終了トリガーが検出されるか、又は撮影終了操作があるまでは、ステップS210からの処理が繰り返し実行されることとなる。そして、撮影終了トリガーが検出されるか、又は撮影終了操作があると、ステップS218の判断がYESとなる。したがって、ステップS218からステップS226に進み、動画の撮影を停止して、動画撮影停止状態に移行する。次に、連続撮影された動画像データをグループデータとして符号化し、メモリ媒体(画像メモリ媒体25、又はディスク媒体47)に記録保存する(ステップS227)。 【0085】 したがって、動画撮影も基本的には上記の連写撮影時と略同様であるが、各種のトリガー信号を入力して、検出されたトリガー信号に応じて、動画撮影の開始や停止などの自動撮影制御を行ったり、あるいは、動画中の任意のコマに各種の検索再生用のしおりや、編集点などを挿入して記録しておき、撮影後の画像データに対して、所望のシーンにジャンプして素早く検索したり、カット編集などを自動的に行うことができる。 【0086】 (再生、編集) 図19及び図20は、本実施の形態における再生、編集モードの処理手順を示すフローチャートである。先ず、ユーザーによる操作入力部22での操作により、再生又は編集モードが設定されているか否かを判断する(ステップS301)。再生又は編集モードが設定されていない場合には、その他のモード処理に移行する(ステップS302)。再生又は編集モードが設定された場合には、画像の再生表示が指示されたか否か判断する(ステップS303)。画像の再生表示に移行すべき場合には、当該画像再生が高速度撮影の画像再生であるか否かを判断する(ステップS306)。高速度の撮影画像の再生ではなく、通常の連写あるいは動画の再生である場合には、選択された画像を伸張、復号して表示部79にて再生する。 【0087】 当該画像再生が高速度撮影の画像再生である場合には、撮影画像データに記録されていた撮影時のシーンに応じて、再生方法を自動的に設定する(ステップS307)。したがって、前述したミルククラウンの高速度撮影画像を再生する場合には、「再生速度(f/s)」として「60fps(スロー再生1/20)」が記録されていることから、「60fps(スロー再生1/20)」が自動設定されることとなる。次に、図8、図11、図14、図17に示した開始トリガー点を検索し、選択された画像又はグループ画像を開始トリガー点から伸張、復号して設定された再生方法やスロー再生速度等に従って、表示部79に再生表示する(ステップS309)。また、前記ステップS303での判断の結果、画像の再生表示でない場合には、一覧表示に移行すべきか否かを判断し(ステップS304)、一覧表示に移行すべき場合には、画像データの一覧表示又はサムネイル画像の一覧を表示部79に表示する(ステップS305)。 【0088】 そして、ステップS305、S309、S310のいずれかに続くステップS311においては、ユーザーによる操作入力部22での操作により、画像選択の操作があったか否かを判断し、画像選択の操作があった場合には、操作入力に応じて再生する画像を選択し、当該画像の再生表示に移行する(ステップS312)。また、画像選択の操作がなかった場合には、早送り又は早戻し再生操作があったか否かを判断し(ステップS313)、あった場合には設定された早送り又は早戻し速度の従って、動画像を早送り、早戻し再生する(ステップS314)。 【0089】 ステップS313での判断の結果、早送り又は早戻し再生操作がなかった場合には、一覧表示操作があったか否かを判断し(ステップS315)、あった場合には画像データの一覧表示に移行する(ステップS316)。また、一覧表示操作がなかった場合には(ステップS315;NO)、メニュー操作があったか否かを判断する(ステップS317)。メニュー操作があった場合には、メニュー画面の表示へ移行し(ステップS318)、なかった場合には、その他のキー処理に移行する(ステップS319)。 【0090】 他方、ステップS304での判断の結果、一覧表示に移行すべきでない場合には、メニュー表示に移行すべきか否かを判断する(図20、ステップS320)。メニュー表示に移行すべき場合には、操作項目などを選択するメニュー画面を表示部79に表示する(ステップS321)。そして、この表示した項目に対する選択操作があったか否かを判断し(ステップS322)、なかった場合にはその他のキー処理を実行する(ステップS324)。選択操作があった場合には、当該選択操作に応じて、各編集項目を選択し、該当項目の編集画面へ移行する(ステップS323)。 【0091】 また、ステップS320での判断の結果、メニュー表示に移行すべきでない場合には、各編集画像の表示に移行すべきであるか否かを判断し(ステップS325)、各編集画像の表示に移行すべきでない場合には、その他の表示処理を実行する(ステップS326)。また、各編集画像の表示に移行すべきある場合には、再生画像と共に、該当する編集項目の操作画面を表示する(ステップS327)。そして、この再生画像に対応してトリガー情報の記録があるか否かを判断し(ステップS328)、ある場合には記録されたトリガー情報を該当シーンに対応して表示する(ステップS329)。 【0092】 次に、自動編集操作があったか否かを判断し(ステップS330)、あった場合には記録されたトリガー情報に応じて、編集条件などを自動的に入力又は選択する(ステップS333)。また、自動編集操作がなかった場合には、編集操作があったか否かを判断し(ステップS331)、なかった場合にはその他のキー処理を実行する(ステップS332)。編集操作があった場合には、操作入力及び記録トリガー情報に応じて、編集条件などを入力又は選択する(ステップS334)。 【0093】 そして、ステップS333又はS334に続くステップS335においては、該当する編集処理(図7〜図17参照)を実行し、次にその編集結果を表示部79にプレビュー表示する(ステップS336)。引き続き、編集された画像を記録する指示がなされたか否か(操作入力部22にてOK操作がなされたか否か)を判断する(ステップS337)。当該指示がなされた場合には、元の画像データとは別に、編集された画像データを、撮影条件、編集条件データとともに、メモリ媒体(画像メモリ媒体25、又はディスク媒体47)へ記録する(ステップS339)。 【0094】 したがって、本実施の形態においては、シーンまたは見本画像を選択して撮影された画像や動画像を再生する場合には、撮影時にシーン別に予め設定されたスロー再生などの再生方法や、シーンに最適な再生フレーム速度で再生表示が行われる。すなわち、撮影シーンに対応付けて、撮影条件などの設定データとともに、連続撮影された画像を再生する際の最適な再生フレーム速度を設定するための設定データを記憶しておき、シーンを選択するとシーンに対応する撮影条件などの設定データがカメラに設定される。つまり、撮影された画像データが符号化されてメモリに記録される際には、撮影画像データと対応付けて、シーンに最適な再生フレーム速度、あるいは、撮影時の撮影シーン、撮影フレーム速度のいずれかに関するデータを合せて前記メモリに記録しておき、再生モードにおいて、再生する画像として、連続撮影画像が選択された際には、画像データと対応付けて記録された再生フレーム速度に基づいて、あるいは、撮影シーンまたは撮影フレーム速度に基づいて、例えば撮影時の5倍〜20倍程度に遅い(長い)時間でスロー再生されるように、再生フレーム速度が自動的に設定され、設定された再生フレーム速度にて連続スロー再生するよう制御する。 【0095】 また、同様に、動画像の早送りや早戻し再生の速度を、再生フレーム速度もしくは撮影フレーム速度に応じて、例えば、再生フレーム速度の4〜8倍になるように、自動的に可変設定するようにすると、早送りや早戻し再生の操作があった場合には、撮影シーンや撮影時のフレーム速度に最適な速度で早送りや早戻し再生が行えるので、大量多数の良く似た連続画像でも、所望のシーンなどを容易に検索して再生することが容易になる。また、動画撮影時に各種のトリガー信号に対応付けて記録されたシーンでは、当該トリガーの種別やトリガー制御機能の設定に応じて、トリガーが挿入記録されたシーンの画像にジャンプしたり、記録されたトリガーの種別に応じて、トリミング編集やカット編集などの編集処理を自動的に行うことができる。 【0096】 (その他) (1)撮像素子 前記撮像素子56を、例えば、CCDイメージセンサで構成した場合には、入射光によってフォトダイオードに発生した信号電荷を増幅せずにそのまま、垂直と水平のCCD転送路によって順繰りに転送され、出力回路で初めてFD(Floating Diffusion)アンプにより信号電圧に増幅されて出力される。CCDから出力された撮像信号は、CDS回路(相関二重サンプル回路)でノイズ除去およびサンプル&ホールド処理され、AGC(自動利得制御)アンプで増幅され、ADC(A/D変換器)でデジタル撮像信号に変換されて、DSP(信号処理回路)に出力される。 【0097】 一方、撮像素子をCMOS(相補型金属一酸化膜半導体)イメージセンサで構成する場合には、図2に示したような、一般的なAPS(増幅型画素センサ)型のCMOSセンサでは、フォトダイオードを含む単位画素回路毎に増幅素子(アンプ)が内蔵されており、フォトダイオードで光電変換された信号電荷は画素回路内アンプで一旦増幅され、垂直走査回路からの行アドレス選択信号と水平走査回路からの列選択信号によりXYアドレス方式で選択された画素毎の撮像信号が、出力から順次電圧または電流として取り出すことができる。CCDのように順番に取り出さなくとも、CMOSセンサでは、任意の画素や領域の撮像信号だけを、任意の順序で取り出しできるので、デジタルズーム処理で所定領域のみを切出して読出す場合には、高速で読み出せる。 【0098】 また、CCDでは、信号電荷をそのまま転送するのでスミアやノイズに弱いが、CMOSセンサでは、画素毎にランダムアクセスで読出せ、各画素回路は電気的に分離しているので伝送ノイズに強く、またCMOS LSI等と同様に、同じ製造プロセスにてイメージセンサ部の周辺に各種のCMOS回路や加算演算回路などデジタル論理回路などを高集積化して比較的容易に一緒に作りこめる利点がある。その反面、CMOSセンサでは、画素毎のアンプの闇値など、個々の素子バラツキによる固定パターンノイズ(FPN)や暗電流、KTC雑音が大きい難点があったが、(CCDと同様に)埋め込みフォトダイオードとFDアンプを用いる構造にして、暗電流とKTC雑音を低減できるようになり、列信号線毎に並列に並んだ列回路に設けたColumn型のCDS/ADC回路等により、フォトダイオードをリセットする前と後の信号を減算して固定パターンノイズを除去できるようになり、列回路毎に積分型や巡回型、逐次型などのAD変換器を組み込んで、デジタル信号での撮像信号出力も容易になった。 【0099】 本実施の形態に係る高速度カメラ1に用いる撮像素子では、任意のサイズの画像領域を選択して、領域内の画素の撮像信号を読み出す選択読み出しができるように、図21に示す撮像素子200を用いることが好ましい。すなわち、この撮像素子200は、タイミング発生回路201に接続された垂直走査回路202と水平走査回路203及び列回路部204を備えるとともに、並列直列変換部204、符号器205を有している。列回路部204には、CDS回路206、A/D変換回路207、画素加算回路208を一組とする回路が複数設けられて、各々列信号線209が接続されている。一方、垂直走査回路202には、行選択線(アドレス線)210と転送TC線(行読出し線)211及び行リセット線212とが接続されている。また、イメージセンサ部213には、複数の単位画素回路214が設けられており、各単位画素回路214は、前記列信号線209、行選択線(アドレス線)210、転送TC線(行読出し線)211、行リセット線212に接続されたフォトダイオード215等で構成されている。 【0100】 したがって、この撮像素子200においては、列回路部204のCDS回路206、A/D回路207の後段に隣接する同色(フィルタ)の複数の画素の信号同士をデジタル信号で加算する画素加算回路208を設けることにより、デジタルズーム時には、選択領域内の画素データを任意の行列毎に所定の複数画素分加算された撮像信号を読出しできるように構成し、スルー画像や動画撮影において、高速レートでも、画像データ量の小さい撮像信号に変換して出力できるようにしてある。 【0101】 なお、選択読出しされた選択領域の撮像信号、さらに画素加算された撮像信号は、列回路部204のCDS回路206、A/D回路207から水平走査回路202の列選択信号により選択された列信号が順次出力されるが、このとき、高速クロックに同期させて並列のデジタル信号として出力するか、若しくは、並列のデジタル信号を符号化し、並列/直列変換回路により変換して、直列のデジタル撮像信号として出力して、高解像度の撮像信号を、DSPに高速フレームレートで転送出力することができる。 【0102】 また、図4に示した前記プログラムメモリ23に格納されているシーン別撮影プログラムの設定データにおいて、「高速度の撮影条件」として、図示した「撮影速度(f/s)」〜「合成画像ほか」に加えて、各シーンに対応させて、撮像素子200にから画素の信号を読み出す画像領域を記憶しておき、撮影シーンが選択された場合には、記憶された画像領域内の画素の撮像信号を読み出す選択読み出しを行うようにしてもよい。 【0103】 (2)DSP部 また、撮像素子56がCCDの場合にはCDS/ADC回路から出力されたデジタル撮像信号をDSP部63に入力すると、(あるいは、CMOSイメージセンサの場合にはCMOSセンサ内蔵のCDS/ADC回路でノイズ除去及びデジタル変換され、同じく内蔵の高速出力回路から並列または直列のデジタル信号で転送された撮像信号を入力すると、)DSP部63は、まずホワイトバランス調整やカラーバランス調整を行った後に、撮像素子56の前面に設けられ、モザイク状の「ベイヤー(Bayer)配列」や、水平/垂直に2画素単位の繰り返し周期で千鳥配列されたGreen市松R/B色差線順次方式など、RGB原色フィルタなどカラーフィルタ配列に従って、画素毎には一つの色成分しか持たないが、他の色差成分の画素値も、近隣周辺の画素値から画素補間(Pixel Signal Interpolation)して求めて(カラー補間処理)、画素毎にRGB色差成分毎の階調値を持つデジタル画像データに変換される。 【0104】 また、カラー補間の前に、必要に応じて、リサイズ/補間処理回路により、撮像画像サイズを異なる画像サイズに変換する解像度変換処理(Resolution Conversion)を行う場合もある。例えば、スルー画像や再生画像をファインダや画像モニタに表示する為にvideo RAMや表示ドライバ内の表示RAM領域に書込む為に、所定の画像サイズ(VGAサイズなど)に変換するリサイズ(Resize)、若しくは、補間処理(lnterpolation)を行う。あるいは、撮影記録時に、所望の記録画像サイズで記録する為に、設定記録画像サイズの画像に縮小/拡大処理や、リサイズ/補間処理もしくは解像度変換処理を行う。リサイズや補間処理を行った場合に、画像がぽけたり解像感が落ちたりしやすいので、合せて、アンシャープネス・フィルタ(Unsharpness Filtering)など輪郭強調フィルタ演算や画像鮮鋭化フィルタ処理などを行うことが好ましい。さらに、DSP部63では、ガンマ補正回路により階調補正されたRGB系のデジタル画像信号はバッファメモリに一時記憶された後、LCDモニタなど電子ファインダに再生表示されるか、カラーマトリクス回路でRGB系からYUV系/YCbCr系など所定の色空間の画像信号に変換され、画像CODECにより、JPEG静止画像データやMPEG4やH.264動画像データなどに圧縮/符号化処理される。 【0105】 (3)撮影フレーム速度 【0106】 図22は、高速度カメラ1における被写体速度(V)や撮影倍率(M)と撮影速度(R)との関係の例を示す図であり、図23は、撮影速度(R)と露出時間(T)の関係を示す図である。従来の業務用の高速度カメラなどでは、銀塩フィルム時代のフィルム送り機構の制約などから、各コマ毎に必要な露出時間の約5倍程度の時間間隔を設けて連続撮影速度やフレーム速度を設定して撮影する。これを基準に、定式のシャッタ係数をα=5程度に設定するが、これは、必ずしも所要の撮影速度から決められたものではなく、前記フィルム送り機構の制約などから、あるいは、習慣的に決められている。 【0107】 また、従来のデジタルカメラでは、露出時間は1/1000秒から1/8000秒など微少時間に設定して撮影できるものもあるが、速写撮影の速度は、CCDなど使用する撮像素子の制約、例えば、撮像電荷を垂直及び水平転送路で順に伝送して読み出す原理上から、撮像信号の読出しに要する読出し時間や、読出し後の信号処理に要する処理時間などの制約から精々3〜8枚/秒程度の速写しかできない。撮像信号を高速度で読出し可能な高速度撮影用CMOSイメージセンサ、及び高速度で信号処理や符号化処理可能なDSPなどを用いた場合にも、やはり、撮像信号の読出し時間や信号処理時間による制約は免れないが、今日においては、従来のCCDなどによるデジタルカメラに比べると数十倍の高速度で読出しや信号処理が可能となるので、所望の動く被写体や微少時間に起こる現象などを、適切な露出条件で、かつ、ブレなく撮影できるような所望の条件を満たしさえすれば、上記のシャッタ係数αなどのような制約は、任意に設定することも可能となる。 【0108】 例えば、撮影速度R(fps)は、シーン毎に設定された撮影倍率Mや被写体の移動速度Vなどの設定情報に従って、 式(1)必要な撮影速度 R=(MXV)/(dxα) (ただし、R:撮影速度(コマ/秒)、M:撮影倍率=イメージサイズ(Y′)/被写体サイズ(Y)、 V:被写体の移動速度(mm/秒)、d:許容錯乱円径、α:シャッタ係数(α=1〜5、など) などの計算式で撮影速度の目安を算出し、それに基づいて、撮影速度Rを設定する。同一シーンでも、操作に応じて、または、所望の作画表現に応じて、ユーザー所望の撮影速度や、撮影時間、画像サイズ、撮影感度などの条件を選択できるようにして、その条件を満たした中で、上記の自動設定をしてもよい。 【0109】 (4)感度・証明条件・補正処理の設定 シーン毎の所要データには、必要な露出条件の範囲、必要な被写体照度などをも設定しておき、シーン毎の設定値と撮影倍率や測光値に応じて、撮影速度等とともに、露出時間やISO撮影感度、ストロボ照明条件、高感度撮影時のノイズ除去などの補正処理などを、所望の高速撮影条件ができるように自動的に設定して、撮影動作するよう制御してもよい。 【0110】 例えば、必要な露出時間(T)は、シーン毎に設定された撮影倍率(M)や被写体の移動速度(V)などの設定情報に従って、 式(2)必要な露出時間 T=βxd/(MXV)、 (ただし、T:露出時間(秒)、d:許容錯乱円径、M:撮影倍率=イメージサイズ(Y’)/被写体サイズ(Y)、V:被写体の移動速度(mm/秒)、β:係数(β=0.2〜1.0、など))又は、 式(3)必要な露出時間 T=βXY′/(mxMXV) (ただし、T:露出時間(秒)、Y′: 撮像素子のイメージサイズ(mm)、m:撮像素子の画素数、M:撮影倍率、V:被写体の移動速度(mm/秒)、β:係数(β=0.2〜1.0、など)) などの計算式で必要露出時間の目安を算出し、それを満たす範囲で、測光値や照明条件に応じて、露出時間Tを設定する。 【0111】 あるいは、撮影に必要な光量(被写体照度)Eは、撮影倍率や絞り値、前述の露出時間(T)などに応じて、例えば、次式、 式(4)必要な被写体照度E=γ×(1十M)2×F2/(T×ISO) (ただし、E:撮影に必要な被写体照度(ルクス)、M:撮影倍率、F:カメラのレンズ絞り値、T:撮影露出時間(秒)、ISO:ISO相当の撮影感度、γ:定数(例えば、γ=200〜235程度)) などにより算出された被写体照度(E)を満足する被写体の明るさやEV値の環境条件で撮影する、又は、それを満足するようにISO感度やストロボ光量等を設定して撮影するよう制御する。 【0112】 (5)シーン別の撮影プログラムの設定データ 【0113】 図24に、高速度撮影の各シーンにおける撮影速度と露出時間の設定データの他の例を示す。本例は、前述の図3、4に示した設定データの例と異なり、「撮影速度」のみならず、「被写体速度」「被写体範囲」「撮影倍率」までも記憶されているとともに、露出時間に関してもより詳細に記憶されている。一般の撮影シーンでは、シーンやその代表見本画像を選択すると、ストロボやホワイトバランス、ISO感度、AFエリアなど、このような予め設定された撮影条件データが設定され、それに従って撮影制御が行われるが、高速度の撮影シーンが選択された場合には、例えば「テニス」の場合「ストローク」と「サービス」では異なる必要な被写体速度に応じて、所望の撮影速度や必要な露出時間やその範囲などが設定することができる。 【0114】 しかし、前述の図3、4に示した設定データの例のように、撮影速度や露出時間に加えて、なるべく少ないメモリ所要量で、当該シーン撮影に必要な画像サイズや連続撮影コマ数(または撮影時間)、あるいは、さらに、シーンに応じて、トリガー条件や連続再生時の再生フレーム速度(fps)や早送り/早戻し再生時の再生速度などを同時に設定するのが好ましい。また、一般シーンと同じく、必要なその他の撮影条件や画像補正条件を同時に設定することが好ましい。 【0115】 また、撮影シーンに応じて、撮影後の自動合成画像作成などを設定できるように構成すると、上記で撮影された高速速写画像または高速度動画画像の複数枚の画像から、所定の画像やトリガー入力タイミングの画像を自動的に選択して、選択された画像を複数枚レイアウト合成した画像、もしくは、多重合成した画像、分解写真のように少しづつ位置をずらして多重合成した画像、各画像の部分画像を抽出してスライス合成した画像などを自動的に作成して、別の画像ファイルとして記録するように制御できる。 【0116】 (6)トリガー検出 【0117】 次に、前述した本実施の形態のフローチャートにおいて実行するトリガーの検出について説明する。図25は、トリガーを検出する際の処理の詳細を示すフローチャートである。まず、撮影画像の画像データを取り込み(ステップS501)、前処理1により取り込んだ画像データを画像強調処理、又は鮮鋭化処理(あるいは雑音除去処理など)する(ステップS502)。次に、前処理2により、画像データを2値化処理、又は正規化処理すする(あるいは回転処理、座標変換処理など)(ステップS503)。また、これら前処理1及び2を行った画像データから特徴抽出1により、フィルタ処理、又は輪郭抽出処理(あるいは、領域抽出処理、細線化処理、膨脹収縮処理など)する(ステップS504)。 【0118】 そして、このステップS504で特徴抽出1処理を行った画像データをステップS505〜S509において、特徴抽出2a〜2eの少なくとも1つの処理を実行する。すなわち、ステップS505の特徴抽出2aにおいては、色特徴、色分布の特徴抽出を行って、代表色、輝度分布、色分布、RGBヒストグラム、DCT係数などを取得する。ステップS506の特徴抽出2bにおいては、形状特徴の抽出を行って、周囲長L、面積S、円形度e、偏角関数θ(s)、Z形フーリエ記述子Cz[k]、パワースペクトルなどを取得する。ステップS507の特徴抽出2cにおいては、テクスチャ特徴の抽出を行って、輝度ヒストグラム、フーリエスペクトル、共起行列、自己相関関数などを取得する。ステップS508の特徴抽出2dにおいては、位置、配置の特徴抽出を行って、位置座標、DCT係数などを取得する。ステップS509の特徴抽出2eにおいては、動きの特徴抽出を行って、動きベクトル、強度分布などを取得する。なお、動きの速度を検出するようにしてもよい。 【0119】 次に、当該トリガー検出処理が認識処理を行うものであるか否かを判断し(ステップS510)、認識処理を行うものである場合には、認識処理を実行して、予め設定されたテンプレート又は参照画像とのテンプレートマッチングを行って、相関度、類似度、類似の距離などを算出する(ステップS511)。そして、前記ステップS505〜S509で取得した特徴抽出結果、又はステップS511で取得された認識結果に応じて、トリガーと断定(判断)する(ステップS512)。つまり、このステップS512での処理により、特徴抽出結果が否定的であったり、相関度、類似度、類似の距離等の認識結果が所定以下であった場合にはトリガーと断定(判断)せず、特徴抽出結果が肯定的的であったり、相関度、類似度、類似の距離等の認識結果が所定以上であった場合にはトリガーと断定(判断)し、これにより画像に基づきトリガー(開始トリガー)を検出することができる。 【0120】 図26及び図27はトリガーを検出する処理の他の例を示すフローチャートである。すなわち、トリガー検出機能がON設定されているか、又は自動撮影中であるから否かを判断する(ステップS401)。この判断がYESであるならば、外部トリガー信号によるトリガー検出に設定されているか否かを判断する(ステップS402)。外部トリガー信号によるトリガー検出に設定されている場合には、外部トリガー入力端子(図2の外部トリガー端子30参照)から外部トリガー信号を入力させ(ステップS403)、外部トリガー信号のレベル及び立上り/立下りを検出する(ステップS404)。次に、この立上り/立下りを検出できたか否かを判断し(ステップS405)、できた場合にのみ外部トリガー信号の立上り/立下りタイミングに従って、トリガー信号及びトリガー識別コードを出力する(ステップS406)。 【0121】 また、ステップS402での判断の結果、外部トリガー信号によるトリガー検出に設定されていない場合には、外光の色温度によるトリガー検出に設定されているか否かを判断する(ステップS407)。外光の色温度によるトリガー検出に設定されている場合には、撮像信号又は受光センサ又は照明光のRGB別又は波長帯別強度を検出し(ステップS408)。さらに、RGB別又は波長別強度より色温度又は色座標を算出し(ステップS409)、色温度(又は色座標、HSVなど)との比較処理を実行する(ステップS410)次に、設定された色温度や色座標などに一致するか否かを判断し(ステップS411)、一致する場合にのみ外トリガー信号及びトリガー識別コードを出力する(ステップS412)。 【0122】 また、ステップS407での判断の結果、外光の色温度によるトリガー検出に設定されていない場合には、画像特徴によるトリガー検出に設定されているか否かを判断する(図26、ステップS413)。画像特徴によるトリガー検出に設定されている場合には、画像信号より被写体光の所定の領域の画像を抽出し(ステップS414)、この抽出した所定の領域の画像から、設定条件に従い該当する色、色分布、輪郭形状、テクスチャー、動きベクトルなどの特徴を抽出する処理を実行する(ステップS415)。さらに、この抽出した特徴と、設定された特徴との比較処理を行って、類似度を算出する(ステップS416)次に、この算出した類似度が所定値以上であるか否かを判断し(ステップS417)、所定値以上である場合にのみ外トリガー信号及びトリガー識別コードを出力する(ステップS418)。 【0123】 また、ステップS413での判断の結果、画像特徴によるトリガー検出に設定されていない場合には、赤外線又は無線信号によるトリガー検出に設定されているか否かを判断すし(ステップS419)、設定されていない場合には、その他のトリガー処理に移行する(ステップS431)。赤外線又は無線信号によるトリガー検出に設定されている場合には、プリアンブル(又は、リーダー、同期信号)の検出処理を実行して(ステップS420)、プリアンブル等を検出するまで待機する(ステップS421)。プリアンブル等を検出したならば、高速トリガー入力がON設定されているか否かを判断し(ステップS422)、ON設定されているならば高速トリガー信号及びトリガー識別コードを出力する(ステップS423) 【0124】 さらに、ゲイン調整、プリアンブル等をカウントして(ステップS424)、プリアンブルを所定数(時間)カウントするまで待機する(ステップS425)。プリアンブルを所定数(時間)カウントしたならば、カスタムコード又はMACアドレス等のアドレス識別情報を復号し(ステップS426)、この復号したカスタムコード又はアドレス識別情報が設定されたカスタムコード又はアドレス情報と一致するか否かを判断する(ステップS427)。そして、一致する場合にのみ、一般トリガー信号及びトリガー識別コードを出力するとともに(ステップS428)、パケットの組立て/データ復号処理を実行して(ステップS429)、復号データを出力する(ステップS430)。 【0125】 したがって、以上の処理によりトリガー検出を行うことにより、外部トリガー信号、外光の色温度、画像特徴、赤外線/無線信号等をトリガーとして、前述の実施の形態に示した処理を開始することができる。 【0126】 また、 (a)撮像素子からの映像信号の色差信号、カラー信号によって、トリガーをかけ、ある色やHSB(色相/彩度/明度)やRGBの所定範囲をトリガー信号として検出し、撮影中に、その瞬間の撮影フレーム画像にしおりデータ等をつけて記録する。又は、撮影記録を開始する/停止する。 (b)撮像素子以外のWBセンサやRGBセンサなど受光センサからの信号により、外光や照明光の色やHSB、RGB、XYZなどの色差成分により、トリガーをかける。 (c)外光や照明光の色温度、分光特性(波長毎のスペクトル強度分布)、又は、特定の波長の照明光により、トリガーをかける。 (d)所定の波長帯の赤外線光やリモコン信号(波長、搬送周波数、コード)などを検出し、それによりトリガーをかける。 (e)無線LANやBluetooth、RF−IDなどの無線電波や電磁誘導によるワイヤレス手段を利用し、所定の無線電波信号や無線リモコン信号によりトリガーをかける。 (f)マイク入力からの音声信号の周波数成分、所定周波数帯の音量、音声の断続、その他特性、ステレオマイクによる音声入力方向などにより、トリガーをかける。 (g)手ブレ検出用の振動ジャイロ(角速度センサ)や、HDD保護用の衝撃センサ(加速度センサ)などの検出信号を用いて、カメラの揺れや振動などの強度、方向成分、所定周波数帯の振動、衝撃、それらの断続、などにより、トリガーをかける。 (h)レリーズスイッチや、動画撮影開始/停止スイッチ以外の他のスイッチや複数のスイッチをトリガースイッチとして登録できるようにする。撮影中にトリガーとして登録されたスイッチが押されたら、トリガー信号として検出し、その瞬間の撮影フレーム画像にしおり等をつけて記録する。 等を行うことができる。 【図面の簡単な説明】 【0127】 【図1】本発明の一実施の形態に係る高速度カメラの概略的回路構成を示すブロック図である。 【図2】本発明の一実施の形態に係る高速度カメラの具体的的回路構成を示すブロック図である。 【図3】シーン別撮影プログラムの設定データの例を示す図である。 【図4】図3に続くシーン別撮影プログラムの設定データの例を示す図である。 【図5】本実施の形態における高速度静止画撮影モードの処理手順を示すフローチャートである。 【図6】図5に続くフローチャートである。 【図7】高速度撮影画像のレイアウト合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 【図8】高速度撮影画像のレイアウト合成処理の処理手順を示す説明図である。 【図9】高速度撮影画像のレイアウト合成処理された画像例を示す図である。 【図10】高速度撮影画像のスライス合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 【図11】高速度撮影画像のスライス合成処理の処理手順を示す説明図である。 【図12】高速度撮影画像のスライス合成処理された画像例を示す図である。 【図13】高速度撮影画像の多重焼き合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 【図14】高速度撮影画像の多重焼き合成処理の処理手順を示す説明図である。 【図15】高速度撮影画像の多重焼き合成処理された画像例を示す図である。 【図16】高速度撮影画像のスリット多重合成処理の処理手順を示すフローチャートである。 【図17】高速度撮影画像のスリット多重合成処理の処理手順を示す説明図である。 【図18】高速度動画撮影モードの処理手順を示すフローチャートである。 【図19】再生、編集モードの処理手順を示すフローチャートである。 【図20】図19に続くフローチャートである。 【図21】撮像素子の回路構成例を示す図である。 【図22】高速度カメラにおける被写体速度(V)、撮影倍率(M)と撮影速度(R)との関係の例を示す図である。 【図23】撮影速度(R)と露出時間(T)の関係を示す図である。 【図24】高速度撮影の各シーンにおける撮影速度と露出時間の設定データの他の例を示す図である。 【図25】トリガー検出処理の例を示すフローチャートである。 【図26】トリガー検出処理の他の例を示すフローチャートである。 【図27】図26に続くフローチャートである。 【符号の説明】 【0128】 1 高速度カメラ 2 制御回路 3 CPU 5 制御回路 23 プログラムメモリ 24 データメモリ 25 画像メモリ媒体 30 外部トリガー端子 31 トリガー検出部 32 プログラムメモリ 39 検出回路 47 ディスク媒体 56 撮像素子 58 シャッタ 59 イメージセンサ部 60 水平走査部 61 垂直走査部 62 P/S変換部 63 DSP部 64 S/P変換部 65 バッファメモリ 75 バッファメモリ 78 表示駆動回路 79 表示部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001443 【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年2月9日(2007.2.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088100 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 千明
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| 【公開番号】 |
特開2008−72682(P2008−72682A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2007−30038(P2007−30038) |
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