| 【発明の名称】 |
撮像装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】昔 城根
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| 【要約】 |
【課題】ICタグ情報を、デジタルカメラで表示し、なおかつ、撮影物を本来撮影するのと同様な操作方法で撮影物の画像とICタグの情報を関連づけて取得することによって使い勝手を向上させ、ICタグ情報を活用するうえでのユーザの利便性、用途を向上させる。
【構成】被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、前記被写体画像データを記録する記録手段と、前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、前記被写体画像データの画像情報領域に受信された前記タグ情報を埋め込んだ結合データを作成し、該結合データを前記記録手段に記録させる制御手段とを備えた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、 前記被写体画像データを記録する記録手段と、 前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、 前記被写体画像データの画像情報領域に受信された前記タグ情報を埋め込んだ結合データを作成し、該結合データを前記記録手段に記録させる制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、 前記記録手段は、前記タグ情報に基づいて分類されるデータ格納手段を備え、 前記制御手段は、前記結合データを、前記タグ情報に基づいて前記データ格納手段に記録させることを特徴とする撮像装置。 【請求項3】 被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、 前記被写体画像データを記録する記録手段と、 前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、 前記被写体画像データが表す前記被写体の画像に前記タグ情報を合成した合成データを作成し、該合成データを前記記録手段に記録させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。 【請求項4】 少なくとも被写体を表示する表示手段と、 複数のレンズを備え、少なくとも前記被写体にピントを合わせる鏡胴部材と、 前記被写体画像データを記録する記録手段と、 前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、 前記鏡胴部材が前記被写体にピントを合わせた後、前記表示手段における前記被写体の表示に前記タグ情報を合成する制御手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。 【請求項5】 被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、 前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、 前記タグ情報基づいて前記撮影手段の撮影パラメータを変更する変更手段と、 前記被写体画像データを記録する記録手段と、 前記被写体画像データを圧縮する画像圧縮手段と、 圧縮された前記被写体画像データを前記記録手段に記録させる記録制御手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は撮像装置に関わり、特にICタグ認識装置を備えて被写体に付けられたICタグの情報を認識する機能を備えた撮像装置に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、バーコードの代替としてICタグが注目されており、一部の商品には、すでにICタグ、とりわけ非接触型のICタグが埋め込まれているものが増えており、非接触ICタグについては特開2003−303328公報、特開2005−234871公報に開示されるような技術が知られている。 一般に、この種の非接触ICタグは、情報を記録するメモリなどからなるICチップと、ICチップに接続され、外部装置との間で非接触で信号を送受するアンテナと、ICチップとアンテナ間を接続する導線部からなる。 このようなICタグは、商品のきめ細かい情報が埋め込まれており、外部装置からアクセスされると、ICチップに記録されている物品の品名や価格などの固有のタグ情報をアンテナを介して外部装置に送出することができ、外部装置によって読みとった情報は、商品の在庫管理、流通管理等様々な用途に用いることができる。 【特許文献1】特開2003−303328公報 【特許文献2】特開2005−234871公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、従前は、ICタグ情報を読みとって活用するのには、専用の読みとり装置が必要であったりして、一般ユーザに使いづらかったり、また、ICタグ情報を読みとっても、商品等とそのICタグ情報を関連づけて取り扱うことが難しいため、必ずしも使い勝手のよいものであるとは言い難かく、その用途も限定的なものに留まっていた。 そこで、本発明は、専用の読みとり装置を使うことなく、ICタグ情報を、より身近な存在であるデジタルカメラで表示し、なおかつ、撮影物(被写体)を本来撮影するのと同様な操作方法で画像とICタグの情報を関連づけて取得することによって使い勝手を向上させ、ICタグ情報を活用するうえでのユーザの利便性、用途を向上させることを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0004】 以上の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、前記被写体画像データを記録する記録手段と、前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、前記被写体画像データの画像情報領域に受信された前記タグ情報を埋め込んだ結合データを作成し、該結合データを前記記録手段に記録させる制御手段と、を備えた画像形成装置を特徴とする。 請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮像装置において、前記記録手段は、前記タグ情報に基づいて分類されるデータ格納手段を備え、前記制御手段は、前記結合データを、前記タグ情報に基づいて前記データ格納手段に記録させる撮像装置を特徴とする。 請求項3記載の発明は、被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、前記被写体画像データを記録する記録手段と、前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、前記被写体画像データが表す前記被写体の画像に前記タグ情報を合成した合成データを作成し、該合成データを前記記録手段に記録させる制御手段と、を備えた撮像装置を特徴とする。 【0005】 請求項4記載の発明は、少なくとも被写体を表示する表示手段と、複数のレンズを備え、少なくとも前記被写体にピントを合わせる鏡胴部材と、前記被写体画像データを記録する記録手段と、前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、前記鏡胴部材が前記被写体にピントを合わせた後、前記表示手段における前記被写体の表示に前記タグ情報を合成する制御手段と、を備えた撮像装置を特徴とする。 請求項5記載の発明は、被写体を撮影して被写体画像データを取得する撮影手段と、前記被写体に付されたICタグ内のタグ情報を認識するICタグ認識手段と、前記タグ情報基づいて前記撮影手段の撮影パラメータを変更する変更手段と、前記被写体画像データを記録する記録手段と、前記被写体画像データを圧縮する画像圧縮手段と、圧縮された前記被写体画像データを前記記録手段に記録する記録制御手段と、を備えた撮像装置を特徴とする。 【発明の効果】 【0006】 本発明は、撮影物(被写体)を本来撮影するのと同様な操作方法で画像とICタグの情報を関連づけて取得することにより、ICタグ情報の使い勝手を向上させ、ICタグ情報を活用するうえでのユーザの利便性、用途を向上させることが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。 図1は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの概観図であり、図1(a)はカメラ上面図、図1(b)はカメラ正面図、図1(c)はカメラ裏面図である。又、図2は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラを機能ごとに示したブロック図である。 まず、図1、図2を用いて本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの動作を説明する。 図1、2において、鏡胴ユニット(鏡胴手段)7は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ7−1a及びズームモータ7−1bからなるズーム光学系7−1、フォーカスレンズ7−2a及びフォーカスモータ7−2bからなるフォーカス光学系7−2、絞り7−3a絞り3bからなる絞りユニット7−3、メカシャッタ7−4a、メカシャッタモータ7−4bからなるメカシャッタユニット7−4、これらの各モータを駆動するモータドライバ7−5からなっている。 【0008】 操作キーユニットは、電池電源をON・OFFする電源SW13と、ZOOM・SW(WIDE)SW3と、ZOOM・SW(TELE)SW4と、セルフタイマ/削除SW・SW5と、MENU・SW・SW6と、上/ストロボSW・SW7と、右SW・SW8と、DISPLAY・SW・SW9と、下/マクロSW・SW01と、左/画像確認SW・SW11と、OK・SW・SW12と、レリーズキーSW1、各撮影モードを指示するモードダイアルSW2から構成される。 モータドライバ7−5は、リモコン受光部6への入力や、操作キーユニット(SW1−SW13)の入力に基づいて、後述するデジタルスチルカメラプロセッサ104内のCPU(Central Processing Unit)104−3からの駆動指令により駆動制御される。 ROM(Read Only Memory)108にはCPU104−3が解読可能なコードで記述された制御プログラム、制御パラメータが格納されている。ROM108に書き換え可能なフラッシュROMを用いることで、制御プログラムや制御パラメータを変更することが可能になり、機能のアップデートが容易に行える。 デジタルカメラの電源がオンの状態になると、前記プログラムは、図示しないメインメモリにロードされ、CPU104−3はそのプログラムに従って、装置各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM107、及びデジタルスチルカメラプロセッサ104内にあるローカルSRAM(Static RAM)104−4に記録する。 【0009】 CCD(Charge Coupled Device)101は、撮影手段としての、光学画像を光電変換する固体撮像素子であり、フロントエンドIC102は、画像ノイズ除去用二重サンプリングを行うCDS(Correlated Double Sampling)102−1、ゲイン調整を行うAGC(Automatic Gain Control)102−2、アナログ−ディジタル信号変換を行うA/D102−3、デジタルスチルカメラプロセッサ104内のCCD1制御部104−1より垂直同期信号(以下、VD)、水平同期信号(HD)を供給されてCPU104−3により制御されるCCD101、フロントエンドIC102の駆動タイミング信号を発生するTG(Timing Generator)102−4を備える。 デジタルスチルカメラプロセッサ104は、フロントエンドIC102の出力データにホワイトバランス設定やガンマ設定を行い、また前述したVD信号、HD信号を供給するCCD1制御部104−1、フィルタリング処理により輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2制御部104−2、前述した装置各部の動作を制御するCPU(制御手段)104−3、前述した制御に必要なデータ等を一時的に保管するローカルRAM104−4、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSB(Universal Serial Bus)制御部104−5、シリアル通信を行うシリアル制御部104−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEGコーデック部104−7、画像データのサイズを補完処理により拡大縮小するRESIZE部104−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示部104−9、撮影された画像データを記録するメモリカードや、汎用のPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードやCF(Compact Flash)、SD(Secure Digital)カードに対応しているGPSカードなどの制御を行うメモリカードコントローラ104−10を有する。 【0010】 SDRAM103は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ104で画像データに各種処理を施す際に画像データを一時的に記録する。記録されるデータは、例えばCCD101からフロントエンドIC102を経由して取り込み、CCD1信号処理部104−1で、ホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態のRAW−RGB画像データや、CCD2制御部104−2で、輝度データ・色差データ変換が行われた後のYUV画像データ、JPEGコーデック部104−7で、JPEG圧縮が行われたJPEG画像データなどである。 メモリカードスロット121は、着脱可能メモリカードや、GPSカードなどを装着するためのスロットである。内蔵メモリ120は、前述したメモリスロット121にメモリカードが装着されていない場合でも、撮影した画像データを記録できるようにするためのメモリである。 【0011】 LCDドライバ111は、後述するLCDモニタ10を制御するドライブ回路であり、TV信号表示部104−9から出力されたビデオ信号をLCDモニタ10に表示するための信号に変換する機能を有している。 LCDモニタ10は、例えば撮影画像のプレビューを表示するモニタであって、撮影前に被写体の状態を監視したり、撮影した画像を確認したり、メモリカードや前述した内蔵メモリ120に記録した画像データを表示するのに用いる。 ビデオAMP118は、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプであり、ビデオジャック119は、TVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。USBコネクタ122はパソコンなどの外部機器とシリアル接続を行うためのコネクタである。 シリアルドライバ回路123−1は、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うために、前述したシリアル部104−6の出力信号を電圧変換するための回路であり、RS−232Cコネクタは、シリアル接続のためのコネクタである。 【0012】 SUB−CPU109は、ROM及びRAMをワンチップに内蔵したCPUであって、操作キー部(SW1−13)や、リモコン受光部6の出力信号をユーザの操作情報として前述したCPU104−3より出力されるカメラの状態を、後述するサブLCD1、AF LED8、ストロボLED9、ブザー113の制御信号に変換して出力する。 サブLCD1は、例えば、撮影可能枚数や、撮影モード(バルブモード)等の撮影条件を表示するための表示部であって、サブLCDドライバ111は、前述したSUB−CPU109の出力信号より前述したサブLCD1を駆動するためのドライブ回路である。 AF LED8は、撮影時の合焦状態を表示するためのLEDであり、ストロボLED9は、ストロボ充電状態を表すためのLEDである。 なお、このAF LED8と、ストロボLED9は、メモリカードへのアクセス中であることなどを示すなど別の表示用途に使用してもよい。 【0013】 操作キーユニット(SW1−13)は、ユーザが操作するキー回路であり、リモコン受光部6は、ユーザが操作したリモコン送信器の信号の受信部である。 音声記録ユニット115は、ユーザが音声信号を入力するマイク115−3、入力された音声信号を増幅するマイクAMP115−2、増幅された音声信号を増幅し、スピーカを駆動するためのオーディオAMP116−2、音声信号を出力するスピーカ116−3からなる。 方向センサユニット117は、方向や加速度をなどを検出して出力する加速度・ジャイロセンサ117−2と、センサから出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路117−1からなる。 ICタグ認識部(ICタグ認識手段)301は、ICタグからの情報を受信する受信部と、情報を分析してデジタルスチルカメラプロセッサ104に伝達する装置であり、ICタグからの情報を分析するための分析部と、アンテナ17及び変復調回路受信部よりなる。 【0014】 以下に、本発明に係る撮像装置が、撮影物に付されたICカードを読みとって利用する態様について詳しく説明する。 [実施例1] 本発明の第1の実施例について説明する。 まず、被写体の撮影時にデジタルスチルカメラの撮影範囲に入っている撮影物(被写体)に埋め込まれたICタグから、ICタグ認識部301によってICタグデータを取得し、情報を認識する。 ここで、ICタグは、非接触式ICタグである。非接触ICタグは、情報を記録するメモリなどからなるICチップと、ICチップに接続されて外部装置との間で非接触で信号を伝送するアンテナと、ICチップ・アンテナ間を接続する導線部からなっている。 ICタグ認識部301は、アンテナ及び変復調回路を解してICタグ内(ICタグ情報)の情報を読み取る。 取得したタグ情報の全てを埋め込んでもよいが、ユーザが必要な情報を決定(選択)するようにしてもよい。 【0015】 ICタグ認識部301で取得されたデータは、デジタルスチルカメラプロセッサ104に転送される。CPU104−3は、ICタグ認識部301から送られたICタグデータ中のタグ情報から、ユーザが指定した情報のみを検索して抽出する(全てのタグ情報を用いる場合は不要)。 CPU104−3は、同時に撮影され、画像処理された撮影物画像データのデータフォーマットの一部にこれらのデータ(ユーザが必要である指定した情報)を埋め込んだ結合データを作成し、内蔵メモリ120あるいは、メモリカードスロット121に挿入されたメモリカード(記録手段)に記録する。 これにより、撮影物を撮影するだけで、撮影範囲内のすべての撮影物のタグ情報を簡単に、撮影物と関連づけて記録することができる。 ここで、ユーザが撮影物画像データの画像情報領域に埋め込むタグ情報を決定(選択)する方法について説明する。あらかじめユーザが必要な情報を決定(選択)して、カメラに記録させておいてもよいし、撮影時にユーザが任意に決定(選択)してもよい。 【0016】 まず、撮影前に予めユーザが必要な指定タグ情報を決定(選択)する場合について説明する。 撮影物画像に埋め込む指定タグ情報の決定(選択)を撮影前に予め行う場合は、指定タグ情報のリストからユーザが必要な指定タグ情報を決定(選択)する。 ここで、指定タグ情報のリストは、例えば、既にユーザが独自に作成した指定タグ情報のリストをPC等の外部装置を用いてカメラに転送することによってカメラに記録することで作成してもよいし、カメラの撮影モードとこの撮影モードで想定される撮影物の種類から、撮影物画像に埋め込む指定タグ情報の種類を特定し、カメラに直接指定タグ情報を記録させることで作成してもよい。 上記のカメラのモードは、例えば、夜景モード、接写モード、水中モード、スポーツモード、オークションモード、室内モード等がある。これらの撮影モードから想定される撮影物には、例えば夜景モードにおいては、街灯や、ライトアップされた建築物、接写モードにおいては花や昆虫、水中モードにおいては、小魚や珊瑚、スポーツモードにおいては、短距離走の選手や球技におけるボール、オークションモードにおいては洋服や玩具、CDジャケットや棚等家具、室内モードにおいては、ひとやペット(動物)などがある。 【0017】 次に、撮影時にユーザが任意に指定タグ情報を決定(選択)する場合について説明する。 撮影画像がプレビュー画像としてLCDモニタ10に表示されるようにしたカメラにおいて、このLCDモニタ10におけるプレビュー画像表示に対応させてプレビュー画像に関して取得した指定タグ情報を表示する。このときの指定タグ情報の表示は、LCDモニタ上にプレビュー画像に重畳して表示してもよく、サブLCD1に文字情報として表示してもよい。 そして、ユーザはこの表示された指定タグ情報から必要な指定タグ情報を任意に決定(選択)する。 なお、指定タグ情報のリストは、上記取得・記録よるリストに限らず、カメラを操作するユーザに、指定タグ情報を決定(選択)させることができるものであればよい。 また、指定タグ情報の決定(選択)については、以下の実施例について同様である。 【0018】 ところで、撮影物画像データへタグ情報を埋め込む方法について説明する。画像データの画像情報領域、例えばExifフォーマットのタグエリア(画像サイズなどの画像情報が記録されているエリア)に記録する方法が一例として考えられる。具体的には、Exifフォーマットにおけるメーカーノートの領域(Exifフォーマットにおいて、記録内容をメーカーで決めることができる領域)に上記ユーザが必要として指定した情報(以下、指定タグ情報)を記録することになる。 なお、本実施例において、受信したICタグデータ中の情報を撮影物画像データの情報の一部として埋め込むとは、上記Exifフォーマットのメーカーノート領域への記録に加えて、独自のフォーマットに従って埋め込む場合などがあり、これらの埋め込み方式は自由に選択できる。 つまり、指定タグ情報を記録できる領域であればよく、Exifフォーマットや独自のフォーマットに限定されることはない。さらに、タグ情報からどの情報を選択するかについても自由に選択できるものとする。 【0019】 図3は、本実施例の処理の流れを示したフローチャートである。なお、これはユーザが予め、あるいは撮影時にタグ情報を選択(決定)した場合のフローチャートである。ユーザがレリーズキーSW1を押して撮影要求をすると(S100でYes)、ICタグ認識部301で、撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報を取得する(S101)。CPU104は、ICタグ認識部301が取得した情報からユーザが必要な情報を検索抽出する(S102)。続いて、撮影範囲に入っている撮影物を撮影し、撮影物画像データを取り込む(S103)。CPU104は、撮影物画像データと指定タグ情報を結合して、結合データを作成する(S104)。最後にCPU104は、内蔵メモリ120(記録手段)あるいはメモリカードに結合データを記録する。 以上のように構成することで、ユーザの利便性を向上し、ICタグの用途拡大することが出来る。 【0020】 [実施例2] 本発明の第2の実施例について説明する。 まず、被写体を撮影する際に、撮影範囲に入っている撮影物(被写体)に埋め込まれたICタグに記録されるICタグデータをICタグ認識部301で取得(受信)し、情報を認識する。そして、ユーザが必要とした指定した情報(指定タグ情報)だけをデジタルスチルカメラプロセッサ104のCPU104−3で検索・抽出し、画像処理された撮影物画像に図8のように合成処理を行い、CPU104−3は、合成データを、内蔵メモリ120又はメモリカードスロット部121に挿入されたメモリカードに記録する。 ICタグ情報を撮影物画像に埋め込んで記録する例を図8を用いて説明する。 図8において、傘と焼物とFAXに各々ICタグが付けられている。これらの3つの撮影物をひとつの撮影画像として撮影し、上記したようにICタグを読み取って、タグ情報を取得する。 取得した情報の全てを画像に埋め込んでもよいが、ユーザが必要な情報を決定(選択)するようにしてもよい、 【0021】 以下、この点について説明する。 取得した情報のすべて(図8の例では、傘と焼物とFAXに関するタグ情報のすべて)を画像に合成する情報として用いる場合は、この情報を撮影画像の対応する位置に合成する。 ユーザが撮影物画像に合成するタグ情報を決定(選択)する場合は、すべてのタグ情報からユーザが必要な情報を決定(選択)する。 この、合成する情報の決定(選択)の方法は、上記した実施例1の画像データに埋め込むタグ情報の決定(選択)方法と同様である。 画像に表示されるべきタグ情報を撮影物画像に対応する位置に表示することについて説明する。表示されるべきタグ情報は、上記したとおり、取得したすべてのタグ情報か、ユーザが予めまたは撮影時に決定(選択)した指定タグ情報のいずれかである。 ここで、撮影画像について、そのエッジを認識してこれを基準とし、この基準の位置から所定距離(例えばLCDモニタ10上で数ミリ)離れた位置を撮影画像に対応する位置としてもよい。 【0022】 また、撮影画像のプレビュー時に、ユーザが撮影画像に対応する位置を決定する方法として、例えばLCDモニタ10上のタグ情報表示領域を示す点線からなる四角形をプレビュー画像に重畳させて表示し、カメラ本体の上下左右ボタン(SW6、SW7、SW8、SW11)の操作によってLCDモニタ10上の上記四角形を移動させてOKボタンでタグ情報の表示位置を決定する構成にしてもよい。 このことにより、撮影するだけで撮影したすべての撮影物のタグ情報を簡単に画像ファイルとして記録できる。さらに、タグ情報の表示方法、どの情報を選択するかについても、図8に限定できるものではなく、自由に選択できるものとする。 【0023】 図4は、本実施例の処理の流れを示したフローチャートである。なお、これはユーザが予め、あるいは撮影時にタグ情報を選択(決定)した場合のフローチャートである。ユーザがレリーズキーSW1を押して撮影要求をすると(S200でYes)、ICタグ認識部301で、撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報を取得する(S201)。CPU104−3は、ICタグ認識部301が取得した情報から指定タグ情報を検索・抽出する(S202)。続いて、撮影範囲に入っている撮影物を撮影し、撮影物画像データを取り込む(S203)。CPU104−3は、撮影物画像に指定タグ情報を合成して、合成データを作成する(S204)。最後にCPU104は、内蔵メモリ120あるいはメモリカードに合成データを記録する。 なお、上記のように各々の撮影物から指定タグ情報を取得するときに、異なる複数の撮影物が近接していた等、撮影物の配置によっては、取得したタグ情報と撮影画像が食い違うという誤りが生じ得る。 このような場合は、例えば撮影時にLCDモニタ10上にタグ情報と撮影画像撮影物画像)とを重畳して表示し、ユーザが撮影画像と食い違っているICタグを選択して修正する(文字情報を編集するなど修正する)ことで、タグ情報と、撮影画像とを正しく関連付けることもできる。 また、後述するように、自動で修正することもできる。 以上のように構成することで、ユーザの利便性を向上し、ICタグの用途拡大することが出来る。 【0024】 [実施例3] 次に、本発明の第3の実施例について説明する。 まず、ユーザがLCDモニタ10又は図示しないEVF(Electric View Finer:電子ビューファインダ)から撮影する画像を確認(見ることができる)モードにした場合、LCDモニタ(表示手段)10及びEVF(表示手段)から撮影する画像を確認することができる。その状態で操作キーユニット(SW1−13)のレリーズキーSW1を押した場合、鏡胴ユニット7でフォーカシングを行い、撮影物にピントをあわせる。 撮影物にピントをあわせることをトリガーとして、タグ情報を取得する。すなわち、レリーズキーを押してピントをあわせると、撮影物のタグ情報をICタグ認識部301がICタグからデータを取得(受信)し、情報を認識する。そして、上述したように、ユーザが必要として指定した情報だけをデジタルスチルカメラプロセッサ104のCPU104−3が検索し、LCDモニタ10及びファインダに図9のように画像と併せて表示する。 図9におけるタグ情報と画像を併せて表示する方法については上述した、図8のタグ情報の取得、決定(選択)、表示の方法を用いればよい。 このことにより、デジタルカメラでタグ情報を見たい撮影物にピントを併せるだけで表示することにより、撮影物のいろいろな情報が一目でわかることになる。 さらに、タグ情報の表示方法、どの情報を選択するかについても図9の例に限らず、自由に選択することができるものとする。 【0025】 以上の実施例をフローチャートで示した図が図5である。なお、これはユーザが予め、あるいは撮影時にタグ情報を選択(決定)した場合のフローチャートである。 鏡胴ユニット7でユーザが撮影物にピントを合わせると(S300でYES)、ピントを合わせた撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報を取得する(S301)。CPU104−3は、ICタグ認識部301が取得した情報から指定タグ情報を検索・抽出し(S302)、CPU104−3は、撮影物の表示にタグ情報を合成し(S303)、LCDモニタ10およびファインダにタグ情報を表示する(S304)。 【0026】 ここで、異なる複数の撮影物が接近したために生じる取得したタグ情報と撮影物とが食い違う等の誤りを自動で修正する方法について説明する。 鏡胴ユニット7でフォーカシング等を行い、カメラのLCDモニタ10に表示される撮影物と、その撮影物のタグ情報として表示される内容が食い違っている状態になった場合は、あわせたピントを一旦解除して、複数の撮影物のうち、タグ情報を取得したい撮影物に再度ピントを合わせて当該撮影物のICタグ認識部301で、ICタグよりデータを取得(受信)し情報を認識する。すなわち、レリーズキーSW1を一旦解除し、再度レリーズキーSW1を押してピントを合わせ、ICタグよりデータを取得(受信)し、タグ情報を認識する。このとき、LCDモニタ10上にタグ情報と撮影物とを重畳して表示し、撮影物とICタグよりデータとが正しく対応していることをユーザが視認して確認する。このように、撮影物にピントを合わせることをトリガーとして撮影物と食い違ったタグ情報を修正する(正しいタグ情報を更に取得する)。 なお、複数撮影物へのピント合わせ時におけるタグ情報の自動修正は、上記した例に限らず、撮影物を指定しなおすことにより当該撮影物のタグ情報を再取得できるものであればよい。 以上のように構成することで、ユーザの利便性を向上し、ICタグの用途拡大することが出来る。 【0027】 [実施例4] 本発明の第4の実施例について説明する。 まず、撮影時に、撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報をICタグ認識部301で取得し、タグ情報を認識する。そして、ユーザが指定した情報だけをデジタルカメラプロセッサ104のCPU104−3で検索・抽出し、画像処理された撮影物画像のデータフォーマットの一部に記録する。 そして、メモリカードスロット121に挿入されたメモリカードにこのタグ情報の情報により予め作成されている分類ごとの記録フォルダ(データ格納手段)に自動的に分類して記録する。 【0028】 この分類について説明する。 この分類については、上記したExifフォーマットにおけるメーカーノート領域に記録されているタグ情報を取得し、この取得情報(及び取得情報の一部)を分類として利用することができる。例えば、Exifフォーマットにおけるメーカーノート領域に撮影画像(又は/及び個々の撮影物)のタグ情報を記録しておき、この領域からすべて(又は一部)のタグ情報を取得して分類して用いることができる。 また、取得したタグ情報をPC等の外部装置(又はカメラの液晶モニタ)で編集・表示(ソート等)の加工等を行うことができる。 この編集等の操作は、ユーザが手動することもでき、予めカメラ記録させたプログラムや外部装置に記録させたプログラム等により自動で行うようにしてもよい。 また、後から(撮影時にかかわらず)、記録してある上述した結合ファイル(撮影画像データにタグ情報を埋め込んだファイル)をICタグの情報によりユーザが選択した分類(例:上着、スカート、ズボン)のように自動的にフォルダ分けすることが可能である。 この場合、自動的にわける操作も、予めカメラに記録させたプログラムや外部装置に記録させたプログラム等によって行うことができる。 【0029】 以上の実施例の流れをフローチャートで示したものが図6である。なお、これはユーザが予め、あるいは撮影時にタグ情報を選択(決定)した場合のフローチャートである。 ユーザがレリーズキーSW1を押して撮影要求をすると(S400でYes)、ICタグ認識部301で、撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報を取得する(S401)。CPU104−3は、ICタグ認識部301が取得した情報から指定タグ情報を検索・抽出する(S402)。続いて、撮影範囲に入っている撮影物を撮影し、撮影物画像データを取り込む(S403)。CPU104−3は、撮影物画像データに指定タグ情報を合成して、結合ファイルを作成する(S404)。最後にCPU104−3は、結合ファイル内のタグ情報のもとにファイルを分類し、内蔵メモリ120あるいはメモリカードに結合ファイルを記録する(S405)。 このようにすることで、ユーザの利便性を向上させることができる。 【0030】 [実施例5] 本発明の第5の実施例について説明する。 まず、カメラで撮影時に撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報をICタグ認識部301で取得して情報を認識する。そして、ユーザが指定した情報だけをデジタルカメラプロセッサ104内の、CPU104−3が検索・抽出し、その情報をもとにあらかじめ決められている画像パラメータを変更する。 撮影パラメータは、撮影に影響する項目である、ホワイトバランス、エッジ強調、EV値、ガンバ値、カラーバランス等を示す。そして、そのパラメータで撮影し、デジタルカメラプロセッサユニット104のJPEGコーデック部104−7で圧縮し、メモリカードスロット121に挿入されたメモリカードにJPEGファイルとして記録する。 【0031】 例えば、撮影物として、赤いリンゴがあり、かつこの撮影物がタグ情報を有している場合を用いて説明する。 デジタルスチルカメラには、例えば、色が赤であるときのカラーバランスは、赤を強めて鮮やかさを強調するパラメータ値、撮影物が果物であるときのエッジは、エッジ強調を弱めて果物をおいしく見せるように撮影するといったパラメータ値のように、各画像パラメータにおいて、撮影物と対応付けたパラメータのデータを登録している。この場合、撮影物であるリンゴのタグ情報をICタグ認識部で取得し、リンゴのタグ情報を認識する。 すなわち、撮影物がリンゴであること、撮影物が赤いことを指定タグ情報として取得し、この情報をもとにデジタルスチルカメラで上記撮影物と対応させた各パラメータのデータを用いて撮影パラメータを変更する。 上記の赤いリンゴの例では、取得したタグ情報のリンゴ、赤というタグ情報をもとに、カラーバランスの赤を強くするようにカラーバランスのパラメータを変更し、エッジを弱めるように撮影パラメータを変更する。 【0032】 以上の処理の流れを図7のフローチャートに示す。なお、これはユーザが予め、あるいは撮影時にタグ情報を選択(決定)した場合のフローチャートである。 ユーザがレリーズキーSW1を押して撮影要求をすると(S500でYes)、ICタグ認識部301で、撮影範囲に入っている撮影物のタグ情報を取得する(S501)。CPU104−3は、ICタグ認識部301が取得した情報から指定タグ情報を検索・抽出する(S502)。 続いて、抽出した情報をもとに、撮影物に合った撮影パラメータに変更し(S503)、その撮影パラメータに沿って、撮影範囲に入っている撮影物を撮影し、撮影物画像データを取り込む(S504)。JPEG CODEC部104−3は、撮影物画像データを圧縮してJPEGファイルとし(S505)、記録制御手段としてのCPU104−3が、内蔵メモリ120あるいはメモリカードに記録する(S506)。 このようにすることで、モード切替えなどの面倒な操作をしなくても、撮影物によって最適な画像パラメータで撮影することができる。 すなわち、読み取ったタグ情報をもとに自動的に撮影物にマッチした撮影パラメータを変更することができるので、ユーザの操作性を向上させ、簡単に最適な画像を撮影することができる効果がある。 また、本発明は、撮影物のタグ情報で撮影パラメータを変更する発明であり、変更するタイミング、変更するパラメータなどは上記の例に限定されないことはいうまでもない。 【図面の簡単な説明】 【0033】 【図1】本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの概観図。 【図2】本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラを機能ごとに示したブロック図。 【図3】第1の実施例の処理の流れを示したフローチャート。 【図4】第2の実施例の処理の流れを示したフローチャート。 【図5】第3の実施例の処理の流れを示したフローチャート。 【図6】第4の実施例の処理の流れを示したフローチャート。 【図7】第5の実施例の処理の流れを示したフローチャート。 【図8】ICタグデータ情報を撮影物画像に埋め込んで記録する例を示す図。 【図9】タグ情報と撮影物を併せて表示する例を示す図。 【符号の説明】 【0034】 7 鏡胴ユニット、6 リモコン受光部、SW1〜SW13 操作部キーユニット、104 デジタルスチルカメラプロセッサ、102 フロントエンドIC、101 CCD、102−1 CDS、102−2 AGC、104−4 Local SRAM、104−5 USBブロック、104−7 JPEG CODEC部、103 SDRAM、121 カードスロット、120 内蔵メモリ、117 LCDドライバ、10 LCDモニタ、301 ICタグ認識部、104−3 CPU
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006747 【氏名又は名称】株式会社リコー
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| 【出願日】 |
平成18年9月15日(2006.9.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085660 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 均
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| 【公開番号】 |
特開2008−72675(P2008−72675A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−251942(P2006−251942) |
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