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【発明の名称】 コンテンツ再生装置および管理サーバ
【発明者】 【氏名】竹内 正樹

【要約】 【課題】コンテンツの再生管理と、コンテンツの再生を行なう装置とを管理することが可能なコンテンツ再生装置および管理サーバを提供する。

【構成】コンテンツを他の装置から受信し、受信したコンテンツと、コンテンツを提供する他の装置を特定するための提供元情報とを記憶する。コンテンツが再生された場合、再生されたコンテンツの再生情報と、提供元情報とを、管理サーバへ送信する。管理サーバは、コンテンツの再生情報と、コンテンツを提供する他の装置を特定するための提供元情報と受信することで、コンテンツの再生管理を行なう。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツの再生管理を行なう管理サーバとデータ通信可能なコンテンツ再生装置であって、
コンテンツを他の装置から受信する受信手段と、
受信した前記コンテンツと、前記コンテンツを提供する前記他の装置を特定するための提供元情報とを記憶する記憶手段と、
前記コンテンツを再生する再生手段と、
前記再生手段により前記コンテンツが再生された場合、再生された前記コンテンツの再生情報と、前記提供元情報とを、前記管理サーバへ送信する送信手段とを備える、コンテンツ再生装置。
【請求項2】
前記コンテンツは、広告情報を含み、
前記送信手段が送信する前記再生情報は、前記広告情報に基づくデータの再生情報である、請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項3】
前記コンテンツ再生装置は、広告データを配信する広告サーバとデータ通信可能であって、
前記広告情報は、前記広告サーバを特定するためのネットワークアドレスを含み、
前記受信手段は、前記ネットワークアドレスにより特定される前記広告サーバから前記広告データを受信し、
前記再生手段は、前記広告データを再生する、請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
【請求項4】
請求項1に記載のコンテンツ再生装置から送信される、再生されたコンテンツの再生情報と、前記コンテンツを前記コンテンツ再生装置へ提供した装置を特定するための提供元情報とを受信する受信手段と、
受信した前記再生情報を、受信した前記提供元情報と対応づけて記憶する記憶手段とを備える、管理サーバ。
【請求項5】
前記記憶手段に記憶されている前記再生情報に応じたサービスを、前記提供元情報により特定される装置に提供する、請求項4に記載の管理サーバ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツ再生装置および管理サーバに関し、特に、コンテンツの再生管理を行なうためのコンテンツ再生装置および管理サーバに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、音楽や映像等のディジタルデータとしてのコンテンツの再生を行なう装置が普及しつつある。コンテンツがディジタルデータの場合、ネットワーク回線、記録媒体等を使用して、コンテンツを他の装置に容易にコピーすることが可能となる。そこで、オリジナルのコンテンツの不正コピーを防ぐため、オリジナルのコンテンツには、一般的に、コピー制御情報が含まれる。このコピー制御情報は、たとえば、オリジナルのコンテンツを録画した装置のみ再生可能にする情報である。
【0003】
しかしながら、オリジナルのコンテンツにコピー制御情報を含める方法では、コピー制御情報が解析されてしまうと、オリジナルのコンテンツを自由にコピー可能となってしまう。
【0004】
そこで、特開2004−326592号公報(特許文献1)には、オリジナルのコンテンツを有する、正規ユーザの装置において、オリジナルのコンテンツの再生管理を行なう技術(以下、第1の先行技術ともいう)が開示されている。
【特許文献1】特開2004−326592号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最近では、オリジナルのコンテンツの提供会社等が、不正コピーによる損失を調べるために、オリジナルのコンテンツの再生管理のみでなく、不正コピーしたコンテンツの再生管理までも要求するようになってきている。すなわち、不正コピーしたコンテンツを再生している装置を特定することまでも要求するようになってきている。
【0006】
しかしながら、第1の先行技術では、不正コピーしたコンテンツを再生している装置を特定することができないという問題点がある。
【0007】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、コンテンツの再生管理と、コンテンツの再生を行なう装置とを管理することが可能なコンテンツ再生装置を提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、コンテンツの再生管理と、コンテンツの再生を行なう装置とを管理することが可能な管理サーバを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、コンテンツの再生管理を行なう管理サーバとデータ通信可能なコンテンツ再生装置は、コンテンツを他の装置から受信する受信手段と、受信したコンテンツと、コンテンツを提供する他の装置を特定するための提供元情報とを記憶する記憶手段と、コンテンツを再生する再生手段と、再生手段によりコンテンツが再生された場合、再生されたコンテンツの再生情報と、提供元情報とを、管理サーバへ送信する送信手段とを備える。
【0010】
好ましくは、コンテンツは、広告情報を含み、送信手段が送信する再生情報は、広告情報に基づくデータの再生情報である。
【0011】
好ましくは、コンテンツ再生装置は、広告データを配信する広告サーバとデータ通信可能であって、広告情報は、広告サーバを特定するためのネットワークアドレスを含み、受信手段は、ネットワークアドレスにより特定される広告サーバから広告データを受信し、再生手段は、広告データを再生する。
【0012】
この発明の他の局面に従う管理サーバは、コンテンツ再生装置から送信される、再生されたコンテンツの再生情報と、コンテンツをコンテンツ再生装置へ提供した装置を特定するための提供元情報とを受信する受信手段と、受信した再生情報を、受信した提供元情報と対応づけて記憶する記憶手段とを備える。
【0013】
好ましくは、記憶手段に記憶されている再生情報に応じたサービスを、提供元情報により特定される装置に提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツを他の装置から受信し、受信したコンテンツと、コンテンツを提供する他の装置を特定するための提供元情報とを記憶する。コンテンツが再生された場合、再生されたコンテンツの再生情報と、提供元情報とを、管理サーバへ送信する。管理サーバは、コンテンツの再生情報と、コンテンツを提供する他の装置を特定するための提供元情報と受信することで、コンテンツの再生管理を行なう。
【0015】
したがって、コンテンツの再生管理と、コンテンツの再生を行なう装置とを管理することができるという効果を奏する。
【0016】
本発明に係る管理サーバは、コンテンツ再生装置から送信される、再生されたコンテンツの再生情報と、コンテンツをコンテンツ再生装置へ提供した装置を特定するための提供元情報とを受信する。そして、受信した再生情報を、受信した提供元情報と対応づけて記憶する。
【0017】
したがって、コンテンツの再生管理と、コンテンツの再生を行なう装置とを管理することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0019】
本発明において取り扱うコンテンツとは、映像、音声、画像などのディジタルデータおよびそれらに関連する関連情報などを意図している。当然のことながら、上記コンテンツと同様の扱い方をされるものであれば、コンテンツはディジタルデータに限定されるものではない。また、コンテンツが、テレビ放送、インターネット放送、携帯電話網などのネットワークを介して提供されるならば、一つのコンテンツが複数のネットワークから提供されることも可能である。
(システムの構成)
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム1000には、ホームネットワーク501が含まれる。
【0020】
ホームネットワーク501は、たとえば、宅内に設けられたネットワークである。宅内とは、たとえば、ユーザの自宅内、会社内等である。ホームネットワーク501には、通信端末装置500と、映像表示装置600と、通信部50とが含まれる。
【0021】
通信端末装置500は、PDA(Personal Digital Assistance)である。また、通信端末装置500は、電話の機能を有する。なお、通信端末装置500は、電話の機能を有していなくてもよい。また、通信端末装置500は、PDAに限定されることなく、通信機能を備え、携帯可能な装置であればどのような装置(たとえば、PC(Personal Computer)、携帯電話、リモコン端末)でもよい。
【0022】
通信端末装置500は、電話網60と、無線によりデータ通信可能である。電話網60は、たとえば、携帯電話のための電話網である。なお、通信端末装置500は、電話網60とデータ通信をした場合、データ通信時に使用したデータ量に応じたパケット料金が発生する。
【0023】
映像表示装置600は、液晶テレビである。なお、映像表示装置600は、液晶テレビに限定されることなく、画像を表示可能な装置であればどのような装置であってもよい。映像表示装置600は、たとえば、プラズマテレビであってもよい。また、映像表示装置600は、画像を表示するための表示装置と、当該表示装置に表示させるための画像データを送信する画像データ送信装置とから構成される装置であってもよい。画像データ送信装置は、たとえば、STB(Set Top Box)、HDDレコーダ、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等である。
【0024】
通信端末装置500と、映像表示装置600とは、無線または有線でデータ通信を行なう。すなわち、通信端末装置500と、映像表示装置600とから映像表示システムが構成される。
【0025】
通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、データ通信を行なう機能を有する。ネットワーク70は、インターネットなどの外部のネットワークである。
【0026】
通信部50は、無線LANの規格である、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく無線技術を利用して、複数の機器と同時にデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、無線でデータ通信を行なうことが可能である。
【0027】
また、通信部50は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースを有し、ホームネットワーク501内の装置がネットワーク70への接続要求を出した場合、機器が有するアドレスをネットワーク70におけるアドレスに変換するNAT(Network Address Translation)機能を含むルータ機能を持つ。したがって、通信部50は、たとえば、LANケーブルを介して、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々とデータ通信を行なうことができる。すなわち、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、有線でデータ通信を行なうことが可能である。
【0028】
また、ネットワーク70は、電話網60と、無線または有線によりデータ通信可能である。したがって、通信端末装置500は、電話網60を介して、ネットワーク70とデータ通信可能である。
【0029】
ネットワークシステム1000には、さらに、サービスサーバ800Aと、検索サーバ800Sと、Webサーバ800Wとが含まれる。
【0030】
サービスサーバ800Aは、コンテンツおよび、コンテンツに関連する情報等を提供するサーバである。コンテンツは、たとえば、動画像、音楽データ等である。コンテンツが、たとえば、番組の動画像である場合、コンテンツに関連する情報とは、たとえば、番組情報である。サービスサーバ800Aは、PCである。なお、サービスサーバ800Aは、PCに限定されることなく、動画像等のコンテンツ、音楽データ等のコンテンツ、コンテンツに関連する情報等を提供する機能を有した装置であればどのような装置であってもよい。
【0031】
サービスサーバ800Aは、現在の日時から、所定期間(たとえば、24時間)前の日時までの期間における、全てのチャンネルの全ての番組を録画し、番組を録画した録画データを記憶している。なお、サービスサーバ800Aは、現在の日時から、所定期間(たとえば、24時間)経過後の録画データを自動的に削除する。したがって、サービスサーバ800Aには、現在の日時から、所定期間前の日時までの期間における、全てのチャンネルの全ての番組の録画データが記憶されている。また、サービスサーバ800Aは、放送される番組の録画データとは別に、装置からの配信要求に応じて配信する、映画などの映像コンテンツを記憶している。なお、サービスサーバ800Aは、録画データの配信要求があれば、録画データの配信要求を行なった装置へ、配信要求された録画データを、送信またはストリーミング配信する。
【0032】
また、サービスサーバ800Aは、現在、放送中の番組およびこれから放送予定の動画像データを所定期間(たとえば、24時間)分予め記憶している。そして、現在、放送中の番組の動画像データの配信要求があれば、動画像データの配信要求を行なった装置へ、配信要求された動画像データをストリーミング配信する。
【0033】
検索サーバ800Sは、ネットワーク70に接続された端末装置から、検索情報としてのキーワードを受信すると、受信したキーワードに関連する情報のWebページのURL(Uniform Resource Locator)を検索するサーバである。検索サーバ800Sは、PCである。なお、検索サーバ800Sは、PCに限定されることなく、ネットワーク70に接続された端末装置からキーワードを受信した場合、受信したキーワードに関連する情報のWebページのURL(Uniform Resource Locator)を検索する機能を有する装置であればどのような装置であってもよい。
【0034】
Webサーバ800Wは、複数種類の情報の各々に対応する複数のWebページのデータを提供するサーバである。Webサーバ800Wは、たとえば、映画に関連する情報に対応する複数のWebページのデータを提供する。Webサーバ800Wは、PCである。なお、Webサーバ800Wは、PCに限定されることなく、複数種類の情報の各々に対応する複数のWebページのデータを提供する機能を有する装置であればどのような装置であってもよい。
【0035】
サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々は、ネットワーク70と、無線または有線でデータ通信を行なう。
【0036】
本実施の形態では、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、高速にデータ通信が可能であるとする。通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、たとえば、最大で100Mbps(Mega bit per second)の速度でデータ通信が可能であるとする。
【0037】
また、ネットワーク70は、通信部50、電話網60、サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々と、高速にデータ通信が可能であるとする。ネットワーク70は、通信部50、電話網60、サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々と、たとえば、最大で100Mbpsの速度でデータ通信が可能であるとする。したがって、たとえば、映像表示装置600とネットワーク70とのデータ通信の最大速度は100Mbpsであるとする。また、たとえば、通信端末装置500とネットワーク70とのデータ通信の最大速度は100Mbpsであるとする。
【0038】
なお、通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の速度は、通信端末装置500とネットワーク70とのデータ通信の速度よりも遅いとする。通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の最大速度は、たとえば、256kbpsであるとする。
【0039】
また、通信端末装置500と映像表示装置600とのデータ通信の速度は、通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の速度よりも、十分に速いとする。通信端末装置500と映像表示装置600とのデータ通信の最大速度は、たとえば、4Mbpsであるとする。
(通信端末装置)
次に、通信端末装置500について詳細に説明する。
【0040】
図2は、通信端末装置500の外観を正面から示した図である。図2を参照して、通信端末装置500は、表示部530と、音声出力部570と、LED576と、入力部540とを備える。
【0041】
表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部530は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)、FEDパネル(Field Emission Display Panel)および有機ELディスプレイパネル(Organic Electro Luminescence Display Panel)のいずれかを使用した装置である。なお、表示部530は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。
【0042】
表示部530の解像度は、横480(ドット)×縦640(ドット)である。なお、表示部530の解像度は、横480(ドット)×縦640(ドット)に限定されることなく、他の解像度(たとえば、横240(ドット)×縦320(ドット))であってもよい。
【0043】
また、表示部530は、ユーザが、画面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有する。表示部530は、ユーザが画面にタッチした位置情報を、後述する制御部510へ送信する。制御部510は、受信した位置情報に基づいて、所定の処理を行なう。
【0044】
音声出力部570は、電話の音声を出力する機能を有する。音声出力部570には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部570は、後述する制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
【0045】
LED576は、通信端末装置500で行なわれる処理に応じて、光による報知を行なう。たとえば、LED576は、電話の着信があった場合、光を点滅させる。
【0046】
入力部540は、ボタン群541を含む。ボタン群541は、方向ボタン541A,541B,541C,541Dと、決定ボタン541Eとを含む。方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、ユーザによる短時間(たとえば、1秒未満)の押下操作(以下、短押操作ともいう)により、表示部530に画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。具体的には、短押操作があった、方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、たとえば、カーソルを、それぞれ、上,下,左,右に移動させるためのボタンである。また、方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、ユーザによる長時間(たとえば、一秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)により、たとえば画面をそれぞれ、上,下,左,右に画面スクロールすることも可能である。
【0047】
決定ボタン541Eは、短押操作により、たとえば、方向ボタン541A,541B,541C,541Dの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
【0048】
入力部540は、さらに、機能ボタン542A,542B,543A,543Bを含む。機能ボタン542A,542Bの各々は、短押操作により、たとえば、ユーザにより予め設定されたプログラム等を起動させるためのボタンである。
【0049】
機能ボタン543Aは、通信端末装置500に電話がかかってきた場合、短押操作により通話開始を行なうためのボタンである。機能ボタン543Bは、通信端末装置500が通話中である場合、短押操作により通話を終了させるためのボタンである。また、機能ボタン543Bは、ユーザによる長時間(たとえば、1秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)により、通信端末装置500の電源のオンとオフとの切替えを行なうためのボタンである。
【0050】
入力部540は、入力部540に含まれる複数のボタンのうち、短押操作または長押操作されたボタンに対応するボタン信号を、後述する制御部510へ送信する。すなわち、入力部540は、ユーザが通信端末装置500を操作するためのインターフェースである。以下においては、ユーザによる、入力部540の操作または表示部530に対するタッチ操作を、インターフェース操作Mともいう。
【0051】
通信端末装置500は、さらに、音声入力部574を備える。音声入力部574は、通話のときに、音声を入力する機能を有する。音声入力部574には、音声を入力するマイクが含まれる。音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、通信端末装置500内の後述する制御部510へ送信する。
【0052】
図3は、通信端末装置500の外観を左側面から示した図である。図3を参照して、通信端末装置500は、記録媒体挿入部550Aを備える。記録媒体挿入部550Aは、通信端末装置500に後述する記録媒体を挿入する部分である。
【0053】
図4は、通信端末装置500の外観を背面から示した図である。図4を参照して、通信端末装置500は、さらに、音声出力部572と、撮像部578とを備える。音声出力部572は、後述する制御部510で行なわれる処理に対応した音声を出力する機能を有する。音声出力部572には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部572は、後述する制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
【0054】
撮像部578は、撮像対象となる被写体を撮像する撮像処理を行なう機能を有する。撮像部578は、図示しない、撮像レンズ、受光部およびカラーフィルタ部とを含む。受光部は、入力された光を電気信号に変換する機能を有する。受光部は、複数の受光素子から構成される。受光素子は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を使用した素子である。
【0055】
カラーフィルタ部は、複数のカラーフィルタから構成される。カラーフィルタは、R、G、Bの各々に対応したフィルタである。複数のカラーフィルタは、複数の受光素子にそれぞれ対応して設けられる。
【0056】
撮像処理では以下の処理が行なわれる。まず、撮像部578が、撮像対象となる被写体に反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタ部を介して、受光部に入力させる。受光部は入力された光を電気信号に変換する。そして、撮像部578は、変換した電気信号をディジタルデータ(以下、撮像画像データともいう)に変換する。
【0057】
図5は、通信端末装置500の内部構成を示したブロック図である。なお、図5には、説明のために、記録媒体555も示している。記録媒体555には、後述するプログラム180が記録されている。すなわち、プログラム180は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555もプログラム製品として流通される。
【0058】
図5を参照して、通信端末装置500は、さらに、制御部510と、一時記憶部522と、記憶部520とを備える。
【0059】
記憶部520は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部520は、制御部510によってデータアクセスされる。記憶部520は、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。記憶部520には、プログラム180、後述する録画データ、その他の各種データ等が記憶されている。プログラム180は、後述する、リモコンプログラムを含む。
【0060】
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、通信端末装置500内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部510は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)およびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
【0061】
一時記憶部522は、制御部510によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部522は、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
【0062】
通信端末装置500は、さらに、アンテナ502と、チューナ505と、データ処理部507とを備える。
【0063】
アンテナ502は、チューナ505と接続されている。チューナ505は、制御部510により指示された周波数の放送信号を、アンテナ502を介して受信する。チューナ505は、ディジタル放送およびアナログ放送に基づく放送信号を受信する機能を有する。
【0064】
放送信号は、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPG(Electric Program Guide)データを含む。なお、放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、放送信号は、さらに、BML(Broadcast Markup Language)データ等が含まれる。EPGデータは、複数の番組情報を示すデータである。BMLデータは、画像データ、音声データおよびテキストデータの各々の配置位置や、動作などの制御を行なうためのデータである。チューナ505は、受信した放送信号を、データ処理部507へ送信する。
【0065】
データ処理部507は、受信した放送信号を復調し、復調データとする。受信した放送信号が、アナログ放送に基づく信号である場合、データ処理部507は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部507は、復調データを、デコード処理し、画像データ、音声データを得るとともに、放送信号の垂直帰線区間(VBI:Vertical Blanking Interval)から、テキストデータ、EPGデータを得る。
【0066】
そして、データ処理部507は、制御部510から、表示部530に画像を表示させるための表示指示を受信すると、画像データを、後述するVDP(Video Display Processor)532へ送信する。VDP532は、画像データを受信すると、表示部530に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
【0067】
また、データ処理部507は、制御部510から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、画像データおよび音声データを圧縮して、録画データとして、記憶部520に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。録画データは、MPEG(Moving Picture Experts Group)4形式で圧縮されたデータである。なお、録画データは、MPEG4形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、MPEG2、H.264等の形式である。
【0068】
また、受信した放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、データ処理部507は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部507は、復調データを、ディジタル放送のプロトコルに基づいてデコード処理し、デコードデータにする。デコードデータには、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータ、BMLデータが含まれる。デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG4形式で圧縮されたデータである。なお、デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG4形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、MPEG2、H.264等の形式である。
【0069】
そして、データ処理部507は、制御部510から、表示部530に画像を表示させるための表示指示を受信すると、表示指示により指定されたチャンネルのデコードデータに含まれる画像データを、後述するVDP532へ送信する。VDP532は、画像データを受信すると、表示部530に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
【0070】
また、データ処理部507は、制御部510から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、録画指示により指定されたチャンネルのデコードデータを、録画データとして、記憶部520に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。この場合、録画データには、画像データ、音声データ、テキストデータおよびBMLデータが含まれる。
【0071】
通信端末装置500は、さらに、VDP532と、VRAM(Video Random Access Memory)536とを備える。
【0072】
VRAM536は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、VDP532に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部530に表示させる指示である。
【0073】
VDP532は表示部530と接続されている。VDP532は、制御部510からの描画指示に応じて、記憶部520内の後述するプログラム180からフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM536を利用して画像を生成する。そして、VDP532は、VRAM536に記憶された画像データを読出し、表示部530に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
【0074】
通信端末装置500は、さらに、入力部540と、記録媒体アクセス部550を備える。
【0075】
制御部510は、入力部540に含まれる、前述した複数のボタンのうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を、入力部540から受信する。制御部510は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
【0076】
記録媒体アクセス部550は、記録媒体555が前述の記録媒体挿入部550Aから通信端末装置500に挿入(装着)されると、記録媒体555にデータアクセス可能となる。これにより、記録媒体アクセス部550は、プログラム180が記録された記録媒体555から、プログラム180を読出すことが可能となる。
【0077】
記録媒体555に記憶されているプログラム180は、制御部510のインストール処理により、記録媒体アクセス部550により読み出され、制御部510が、プログラム180を、記憶部520に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、インストール処理は、制御部510が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
【0078】
なお、記憶部520には、プログラム180がインストールされていなくてもよい。この場合、制御部510は、記録媒体アクセス部550を介して、記録媒体555に記憶されたプログラム180を読み出して、プログラム180に基づいた所定の処理を行なう。記録媒体555には、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
【0079】
記録媒体555は、フロッピー(登録商標)ディスク、CF(Compact Flash(登録商標)) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card(登録商標))、SD(Secure Digital(登録商標))メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカード(登録商標)および上記以外の不揮発性メモリのいずれであってもよい。
【0080】
通信端末装置500は、さらに、通信部560と、通信部562とを備える。
通信部560は、制御部510とデータの送受信を行なう。また、通信部560は、映像表示装置600と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。
【0081】
通信部560は、USB(Universal Serial Bus)1.1またはUSB2.0の規格に基づく、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有する。なお、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの規格は、USB1.1またはUSB2.0に限定されることなく他の規格であってもよい。
【0082】
なお、通信部560は、パラレル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有していてもよい。パラレル転送を行なう通信用インターフェースは、たとえば、セントロニクス準拠の規格またはIEEE1284(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1284)の規格に準拠したインターフェースである。また、通信部560は、IEEE1394またはSCSI規格に基づく通信用インターフェースの機能を有していてもよい。
【0083】
また、通信部560は、さらに、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、Bluetooth(登録商標)を使用して、無線でデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線データ通信は、Bluetooth(登録商標)を使用した方式に限定されることなく、たとえば、赤外線等を使用した他の通信方式であってもよい。通信部560は、制御部510からの制御指示に応じて、映像表示装置600と無線でデータ通信を行なう。
【0084】
通信部562は、制御部510と、データの送受信を行なう。通信部562は、無線LANの規格である、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく無線技術を利用してデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部562は、無線により、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
【0085】
また、通信部562は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースの機能を有する。したがって、通信部562は、たとえば、LANケーブルを介して、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
【0086】
したがって、本実施の形態における通信端末装置500は、ネットワーク70から、通信部50および通信部562を介して、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部520に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180である。
【0087】
制御部510は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、ダウンロード処理は、制御部510が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
【0088】
通信端末装置500は、さらに、アンテナ564と、通信部566とを備える。
アンテナ564は、通信部566と接続されている。通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号を送受信する機能を有する。通信部566は、制御部510により指示された周波数の無線通信信号を、アンテナ564を介して受信する。無線通信信号は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む信号である。
【0089】
通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号により、図示しない最寄の基地局と通信を行なう。最寄の基地局は、電話網60と通信を行なうことができる。したがって、通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号により、最寄の基地局を介して、電話網60と通信を行なう。通信部566は、無線通信信号を受信した場合、当該無線通信信号を復調し、復調した無線通信信号に基づくデータを、制御部510へ送信する。また、通信部566は、無線通信信号を送信する場合、制御部510からデータ(たとえば、音声データ)を受信し、当該データを、所定のプロトコルに基づいて、無線通信信号に変換する。そして、通信部566は、アンテナ564を利用して、変換した無線通信信号を、図示しない最寄の基地局を介して、電話網60へ送信する。
【0090】
通信部566は、最寄の基地局と通信を行なうことで、基地局の位置を示す情報(以下、基地局位置情報ともいう)も取得可能である。通信部566は、制御部510からの制御指示に応じて、取得した基地局位置情報を、制御部510へ送信する。制御部510は、受信した基地局位置情報に基づいて、通信端末装置500の位置を大まかに把握することができる。
【0091】
また、通信部566は、GPS(Global Positioning System)機能を有する。GPS機能とは、人口衛星と通信して、通信端末装置500の位置(緯度、経度、高度等に基づく位置)の情報(以下、GPS位置情報ともいう)を取得する機能である。通信部566は、制御部510からの制御指示に応じて、GPS位置情報を取得し、制御部510へ送信する。
【0092】
制御部510は、前述した音声出力部570,572、音声入力部574とデータ通信する。
【0093】
制御部510が、音声データを音声出力部570へ送信すると、音声出力部570は、制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。制御部510が、音声データを音声出力部572へ送信すると、音声出力部572は、制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
【0094】
ユーザが音声入力部574に含まれるマイクに対して音声を発すると、音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、制御部510へ送信する。
【0095】
制御部510は、前述したLED576、撮像部578とデータ通信する。LED576は、制御部510からの制御指示に基づいて、光を発する。
【0096】
撮像部578は、制御部510からの制御指示に基づいて、前述の撮像処理を行ない、撮像画像データを制御部510へ送信する。制御部510は、撮像画像データを受信すると、撮像画像データを、一時記憶部522、記憶部520および記録媒体555のいずれかに記憶させる。
【0097】
通信端末装置500は、さらに、振動部579を備える。振動部579は、制御部510からの制御指示に基づいて、通信端末装置500を振動させる機能を有する。振動部579は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部510からの制御指示に基づいて、通信端末装置500を振動させる。
【0098】
通信端末装置500は、さらに、RFID580を備える。RFID580は、たとえば、FeliCa(登録商標)などのセキュリティ機能をもったRFID(Radio Frequency Identification)に基づく集積回路で、非接触で図示しない読み取り端末と通信を行う。また、RFID580は、制御部510からの制御指示に基づいて、端末IDなどのデータを出力する。
(映像表示装置)
次に、映像表示装置600について詳細に説明する。
【0099】
図6は、映像表示装置600の外観を正面から示した図である。図6を参照して、映像表示装置600は、表示部630と、音声出力部670とを備える。
【0100】
表示部630は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部630は、LCDパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、FEDパネル、PDP(Plasma Display Panel)および有機ELディスプレイパネルのいずれかを使用した装置である。なお、表示部630は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。表示部630の解像度は、表示部530の解像度より大きい。たとえば、表示部630の解像度は、PCの画像が表示できる横1366(ドット)×縦768(ドット)の解像度である。なお、表示部630の解像度は、横1366(ドット)×縦768(ドット)に限定されることなく、他の解像度(たとえば、1024×768)であってもよい。表示部630の映像を表示する部分のアスペクト比は16:9である。なお、アスペクト比は16:9に限定されることなく、たとえば、4:3であってもよい。
【0101】
音声出力部670は、後述する制御部610で行なわれる処理に対応した音声を出力する機能を有する。音声出力部670には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部670は、後述する制御部610から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
【0102】
図7は、映像表示装置600の内部構成を示したブロック図である。なお、図7には、説明のために、記録媒体555Aも示している。記録媒体555Aには、後述するプログラム180Aが記録されている。すなわち、プログラム180Aは、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555Aもプログラム製品として流通される。
【0103】
図7を参照して、映像表示装置600は、さらに、制御部610と、一時記憶部622と、記憶部620とを備える。
【0104】
記憶部620は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部620は、制御部610によってデータアクセスされる。記憶部620は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部620は、ハードディスクに限定されることなく、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。記憶部620には、プログラム180A、後述する録画データ、映像表示装置600を識別するための装置ID、その他の各種データ等が記憶されている。
【0105】
制御部610は、記憶部620に記憶されたプログラム180Aに従って、映像表示装置600内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部610は、前述の制御部510と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
【0106】
一時記憶部622は、制御部610によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部622は、前述の一時記憶部522と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
【0107】
映像表示装置600は、さらに、アンテナ602と、チューナ605と、データ処理部607とを備える。
【0108】
アンテナ602は、チューナ605と接続されている。チューナ605は、制御部610により指示された周波数の放送信号を、アンテナ602を介して受信する。チューナ605は、ディジタル放送およびアナログ放送に基づく放送信号を受信する機能を有する。
【0109】
放送信号は、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータを含む。なお、放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、放送信号は、さらに、前述したBMLデータ等が含まれる。チューナ605は、受信した放送信号を、データ処理部607へ送信する。
【0110】
データ処理部607は、受信した放送信号を復調し、復調データとする。受信した放送信号が、アナログ放送に基づく信号である場合、データ処理部607は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部607は、復調データを、デコード処理し、画像データおよび音声データを取得するとともに、放送信号の垂直帰線区間から、テキストデータ、EPGデータを取得する。
【0111】
そして、データ処理部607は、制御部610から、表示部630に画像を表示させるための表示指示を受信すると、画像データを、後述するVDP632へ送信する。VDP632は、画像データを受信すると、表示部630に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
【0112】
また、データ処理部607は、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、画像データおよび音声データを圧縮して、録画データとして、記憶部620に記憶させる。録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータである。なお、録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、H.264等の形式である。
【0113】
また、受信した放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、データ処理部607は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部607は、復調データを、ディジタル放送の規格に基づいてデコード処理し、デコードデータにする。デコードデータには、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータ、BMLデータが含まれる。デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG2形式で圧縮されたデータである。なお、デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG2形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、H.264等の形式である。
【0114】
そして、データ処理部607は、制御部610から、表示部630に画像データを表示させるための表示指示を受信すると、表示指示により指定されたチャンネルのデコードデータに含まれる画像データを、後述するVDP632へ送信する。VDP632は、画像データを受信すると、表示部630に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
【0115】
以下においては、チューナ605が受信した放送信号に基づく画像であって、かつ、表示部630に表示される画像を、TV画像ともいう。なお、映像表示装置600を操作するための後述するリモコン300に設けられる、“1”〜“12”の数字ボタンの押下操作で、直接、選局可能なTV画像のチャンネルの種類の数は、最大で12個であるとする。当然のことながら、リモコン300に設けられる数字ボタンの数が多ければ多いほど、直接、選局可能なTV画像のチャンネルの種類の数は多くなる。
【0116】
リモコン300の“1”〜“12”の数字ボタンには、それぞれ、“1”〜“12”のリモコンチャンネル番号が設定される。たとえば、“3”の数字ボタンには、リモコンチャンネル番号“3”が設定される。また、1つのリモコンチャンネル番号には、1つのTV画像のチャンネルを登録可能である。たとえば、リモコンチャンネル番号“1”に対し、TV画像のチャンネル番号“8”が登録されているとする。この場合、リモコン300の“1”の数字ボタンが、ユーザにより押下処理されることにより、リモコン300から、チャンネル番号“8”のTV画像を選局するためのリモコン信号が、映像表示装置600へ送信される。
【0117】
なお、映像表示装置600は、複数種類のTV画像を同時に、表示部630に表示する機能を有する。また、映像表示装置600は、TV画像と、他の種類の画像とを同時に、表示部630に表示する機能を有する。
【0118】
また、データ処理部607は、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、録画指示により指定されたチャンネルのデコードデータを、録画データとして、記憶部620に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。この場合、録画データには、画像データ、音声データ、テキストデータおよびBMLデータが含まれる。
【0119】
映像表示装置600は、さらに、VDP632と、VRAM636とを備える。
VRAM636は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
【0120】
制御部610は、記憶部620に記憶されたプログラム180Aに従って、VDP632に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部630に表示させる指示である。
【0121】
VDP632は表示部630と接続されている。VDP632は、制御部610からの描画指示に応じて、記憶部620内の後述するプログラム180Aからフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM636を利用して画像を生成する。そして、VDP632は、VRAM636に記憶された画像データを読出し、表示部630に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
【0122】
映像表示装置600は、さらに、入力部640と、記録媒体アクセス部650とを備える。
【0123】
入力部640は、図示されない複数のボタンを含む。複数のボタンは、映像表示装置600の外部に設けられている。複数のボタンのうち、いずれかのボタンがユーザにより押下操作されると、入力部640は、押下操作されたボタンに対応するボタン信号を、制御部610へ送信する。制御部610は、受信したボタン信号に基づいて、所定の処理を行なう。以下においては、ユーザによる、入力部640のボタン操作を、インターフェース操作Tともいう。
【0124】
記録媒体アクセス部650は、プログラム180Aが記録された記録媒体555Aから、プログラム180Aを読出す機能を有する。記録媒体555Aに記憶されているプログラム180Aは、制御部610のインストール処理により、記録媒体アクセス部650により読み出され、制御部610が、プログラム180Aを、記憶部620に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部620に格納されており、インストール処理は、制御部610が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
【0125】
なお、記憶部620には、プログラム180Aがインストールされていなくてもよい。この場合、制御部610は、記録媒体アクセス部650を介して、記録媒体555Aに記憶されたプログラム180Aを読み出して、プログラム180Aに基づいた所定の処理を行なう。記録媒体555Aには、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
【0126】
記録媒体555Aは、Blu-ray Disc(登録商標)、HD−DVD(High-Definition Digital Versatile Disc)(登録商標)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)、DVD+RW(Digital Versatile Disk Re-Writable)、DVD−RW、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク、CFカード(登録商標)、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(登録商標)、SDメモリーカード(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカード、USBメモリ、磁気テープおよび上記以外の不揮発性メモリのいずれであってもよい。
【0127】
映像表示装置600は、さらに、通信部660と、通信部662とを備える。
通信部660は、制御部610とデータの送受信を行なう。また、通信部660は、通信端末装置500と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部660は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
【0128】
通信部662は、制御部610と、データの送受信を行なう。通信部662は、前述の通信部562と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。したがって、通信部662は、無線により、通信部50とデータ通信を行なうことができる。また、通信部662は、たとえば、LANケーブルを介して、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
【0129】
したがって、本実施の形態における映像表示装置600は、ネットワーク70から、通信部50および通信部662を介して、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部620に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180Aである。
【0130】
制御部610は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180A)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部620に格納されており、ダウンロード処理は、制御部610が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
【0131】
映像表示装置600は、さらに、リモコン信号受信部680を備える。リモコン信号受信部680は、リモコン(リモートコントローラー)300から出力される、映像表示装置600を操作するためのリモコン信号を受信する機能を有する。リモコン信号受信部680は、受信したリモコン信号を制御部610へ送信する。制御部610は、受信したリモコン信号に応じて、対応する処理を行なう。なお、リモコン300には、前述したように、TV画像を選局するための“1”〜“12”の数字ボタンが設けられる。以下においては、ユーザによる、リモコン300の操作も、インターフェース操作Tともいう。
【0132】
なお、前述した通信端末装置500がリモコン300の機能を有することも想定でき、通信端末装置500、リモコン300は、2つが存在する場合、および一方のみしか存在しない場合なども想定できる。
【0133】
制御部610は、前述した音声出力部670とデータ通信する。制御部610が、音声データを音声出力部670へ送信すると、音声出力部670は、制御部610から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
(サービスサーバ、検索サーバおよびWebサーバ)
図8は、サービスサーバ800Aの内部構成を示したブロック図である。図8を参照して、サービスサーバ800Aは、表示部830と、制御部810と、一時記憶部822と、記憶部820とを備える。
【0134】
表示部830は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部830は、前述の表示部630と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
【0135】
記憶部820は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部820は、制御部810によってデータアクセスされる。記憶部820は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部820は、ハードディスクに限定されることなく、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。記憶部820には、プログラム180B、録画データ、コンテンツデータ、その他の各種データ等が記憶されている。
【0136】
制御部810は、記憶部820に記憶されたプログラム180Bに従って、サービスサーバ800A内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部810は、前述の制御部510と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
【0137】
一時記憶部822は、制御部810によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部822は、前述の一時記憶部522と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
【0138】
サービスサーバ800Aは、さらに、VDP832と、VRAM836とを備える。
VRAM836は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
【0139】
制御部810は、記憶部820に記憶されたプログラム180Bに従って、VDP832に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部830に表示させる指示である。
【0140】
VDP832は表示部830と接続されている。VDP832は、制御部810からの描画指示に応じて、記憶部520内の後述するプログラム180Bからフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM836を利用して画像を生成する。そして、VDP832は、VRAM836に記憶された画像データを読出し、表示部830に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
【0141】
サービスサーバ800Aは、さらに、入力部840を備える。
入力部840には、マウス842と、キーボード844とが接続されている。ユーザは、マウス842またはキーボード844を利用して、サービスサーバ800Aに指示を与える。マウス842またはキーボード844からの入力指示は、入力部840を介して制御部810へ送信される。制御部810は、入力部840からの入力指示に基づいて所定の処理を行なう。
【0142】
サービスサーバ800Aは、さらに、通信部860と、通信部862とを備える。
通信部860は、制御部810とデータの送受信を行なう。また、通信部860は、図示しない他の装置と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部860は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
【0143】
通信部862は、制御部810と、データの送受信を行なう。通信部862は、前述の通信部562と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。したがって、通信部862は、無線により、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。また、通信部862は、たとえば、LANケーブルを介して、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。
【0144】
なお、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々も、前述したサービスサーバ800Aと同様な構成を有するので詳細な説明は繰り返さない。
(リモコン)
次に、通信端末装置500を、映像表示装置600を操作するためのリモコン(以下、表示装置リモコンともいう)として使用するための処理について説明する。インターフェース操作Mにより、制御部510がプログラム180のリモコンプログラムを実行すると、通信端末装置500を、表示装置リモコンとして使用することが可能となる。この場合、表示部530には、以下のリモコン画像MG100が表示される。
【0145】
図9は、一例としてのリモコン画像MG100を示す図である。図9を参照して、リモコン画像MG100には、ボタン画像MBG110,MBG120,MBG130が配置される。
【0146】
ボタン画像MBG110,MBG120,MBG130の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
【0147】
ボタン画像MBG110は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、電源リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。ここで、映像表示装置600は、待機モードを有する。待機モードとは、表示部630に画像を表示させるための電源がオフであるために、表示部630が画像を表示できない状態であって、主電源がオフでない状態である。すなわち、待機モードとは、表示部630に画像が表示されていない状態であって、主電源がオフでない状態である。以下においては、表示部630に画像を表示させるための電源を画像表示電源ともいう。
【0148】
したがって、映像表示装置600が待機モードの場合、電源リモコン信号を受信することにより、画像表示電源がオンされることにより、表示部630に画像を表示させることができる。なお、以下においては、画像表示電源がオンの状態の映像表示装置600を通常モードともいう。すなわち、電源リモコン信号は、映像表示装置600において、待機モードと、通常モードとを切替えるためのリモコン信号である。
【0149】
ボタン画像MBG120は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、番組表表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。番組表表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述する番組表画像を表示させるためのリモコン信号である。
【0150】
ボタン画像MBG130は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、メニュー表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。メニュー表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述するメニュー画像を表示させるためのリモコン信号である。
【0151】
リモコン画像MG100には、さらに、ボタン画像MBG142,MBG144,MBG152,MBG154が配置される。ボタン画像MBG142,MBG144,MBG152,MBG154の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
【0152】
ボタン画像MBG142は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、音量アップリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。音量アップリモコン信号は、映像表示装置600の音声出力部670から出力される音声を大きくさせるためのリモコン信号である。ボタン画像MBG144は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、音量ダウンリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。音量ダウンリモコン信号は、映像表示装置600の音声出力部670から出力される音声を小さくさせるためのリモコン信号である。
【0153】
ボタン画像MBG152は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、チャンネルプラスリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。チャンネルプラスリモコン信号は、映像表示装置600の表示部630にTV画像が表示されている場合に、前述のリモコンチャンネル番号を1インクリメントさせるためのリモコン信号である。なお、リモコンチャンネル番号が“12”の場合に、上記の1インクリメントされる処理が行われた場合、リモコンチャンネル番号は、“1”になる。
【0154】
ボタン画像MBG154は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、チャンネルマイナスリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。チャンネルマイナスリモコン信号は、映像表示装置600の表示部630にTV画像が表示されている場合に、前述のリモコンチャンネル番号を1デクリメントさせるためのリモコン信号である。なお、リモコンチャンネル番号が“1”の場合に、上記の1デクリメントされる処理が行われた場合、リモコンチャンネル番号は、“12”になる。
【0155】
リモコン画像MG100には、さらに、ボタン画像MBG170,MBG180が配置される。ボタン画像MBG170,MBG180の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
【0156】
ボタン画像MBG170は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、設定画像表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。設定画像表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述する設定画像を表示させるためのリモコン信号である。ボタン画像MBG180は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、詳細リモコン画像表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。詳細リモコン画像表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、詳細リモコン画像を表示させるためのリモコン信号である。詳細リモコン画像とは、映像表示装置600に対し頻繁に使用されるリモコン信号以外のリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するための画像である。
【0157】
以下においては、通信端末装置500が、映像表示装置600へリモコン信号を送信することで映像表示装置600を操作可能な場合における、通信端末装置500の動作モードを、リモコンモードともいう。
(コンテンツの処理)
次に、映像表示装置600が、サービスサーバ800Aからコンテンツを受信するための処理(以下、コンテンツ取扱い処理ともいう)について説明する。なお、通信端末装置500の表示部530には、リモコン画像MG100が表示されているとする。この場合、通信端末装置500は、リモコンモードに設定されているとする。ここで、通信端末装置500および映像表示装置600の装置IDは、それぞれ、“11MA”および“11TA”であるとする。ここで、装置IDとは、装置を識別するための情報(以下、装置識別情報ともいう)である。
【0158】
なお、通信端末装置500および映像表示装置600の各々は、ユーザIDを記憶している。ユーザIDは、対応する装置のユーザを特定するためのIDである。すなわち、ユーザIDは、対応する装置を特定するためのIDでもある。また、ユーザIDとは、通信端末装置500および映像表示装置600の各々が、サービスサーバ800Aから、サービスを受けるための識別情報である。ここで、サービスとは、たとえば、コンテンツとしての動画像データのダウンロードである。
【0159】
ユーザIDは、通信端末装置500および映像表示装置600の各々が、サービスサーバ800Aに対し、サービスを受けるためのサービス享受登録処理を行なうことで、サービスサーバ800Aから発行されるIDである。
【0160】
本実施の形態では、通信端末装置500および映像表示装置600の各々が、サービスサーバ800Aに対し、事前にサービス享受登録処理を行なうことで、ユーザIDを受信して、記憶部に記憶しているものとする。通信端末装置500の記憶部520に記憶されているユーザIDは、“11MA−U”であるとする。映像表示装置600の記憶部620に記憶されているユーザIDは、“11TA−U”であるとする。
【0161】
図10は、コンテンツ取扱い処理のフローチャートである。図10では、通信端末装置500、映像表示装置600、サービスサーバ800Aの各々において行なわれる処理を示す。図10を参照して、通信端末装置500では、まず、ステップS110の処理が行なわれる。
【0162】
ステップS110では、制御部510が、リスト取得操作があるか否かを判定する。リスト取得操作とは、サービスサーバ800Aから取得可能なコンテンツのリストを表示部530に表示させるための操作である。具体的には、リスト取得操作は、図9のボタン画像MBG130を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS110において、YESならば、ステップS111に進む。一方、ステップS110において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
【0163】
ステップS111では、リスト取得処理が行なわれる。リスト取得処理では、まず、制御部510が、リスト取得要求としてのリスト取得リモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信する。リスト取得リモコン信号は、サービスサーバ800Aから取得可能なコンテンツのリストを、映像表示装置600に取得させるためのリモコン信号である。
【0164】
映像表示装置600では、まず、ステップS120の処理が行なわれる。ステップS120では、制御部610が、リスト取得要求としてのリスト取得リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS120において、YESならば、ステップS121に進む。一方、ステップS120において、NOならば、再度、ステップS120の処理が行なわれる。
【0165】
ステップS121では、リスト取得処理Aが行なわれる。リスト取得処理Aでは、まず、制御部610が、通信部662を利用して、サービスサーバ800Aから取得可能なコンテンツのリストを取得するためのリスト取得要求Aを、サービスサーバ800Aへ送信する。
【0166】
サービスサーバ800Aでは、まず、ステップS140の処理が行なわれる。
ステップS140では、制御部810が、リスト取得要求Aを受信したか否かを判定する。ステップS140において、YESならば、ステップS141に進む。一方、ステップS140において、NOならば、再度、ステップS140の処理が行なわれる。
【0167】
ステップS141では、制御部810が、リスト取得要求Aを送信した装置に対し、配信可能なコンテンツのリストのデータである、以下のリストデータD100を送信する。その後,ステップS141の処理は終了する。
【0168】
図11は、一例としてのリストデータD100を示す図である。図11を参照して、リストデータD100は、複数のコンテンツ情報から構成される。「管理番号」とは、複数のコンテンツ情報の各々を管理するための番号である。「番組ID」とは、コンテンツを識別するためのIDである。「タイトル」とは、対応するコンテンツのタイトルを示す。
【0169】
再び、図10を参照して、映像表示装置600では、リスト取得処理Aにおいて、制御部610が、リストデータD100を受信する。制御部610は、リストデータD100を受信すると、記憶部620にリストデータD100を記憶させる。そして、制御部610が、リストデータD100に基づいて、VDP632を利用して、以下のリスト画像G200を生成し、生成したリスト画像G200を表示部630に表示させる。
【0170】
図12は、一例としてのリスト画像G200を示す図である。図12を参照して、リスト画像G200には、ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219が配置される。ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219の各々には、コンテンツのタイトルが表示される。
【0171】
ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219の各々は、押下処理されることにより、対応するコンテンツを、サービスサーバ800Aから取得するためのボタン画像である。
【0172】
なお、リスト画像G200は、EPGデータに基づいて生成された電子番組表が表示された画像であってもよい。この場合、ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219の各々は、番組の動画像を取得するためのボタン画像となる。
【0173】
再び、図10を参照して、ステップS121のリスト取得処理Aでは、さらに、制御部610が、通信部660を利用して、受信したリストデータD100を、通信端末装置500へ送信(転送)する。その後、ステップS121の処理は終了する。
【0174】
通信端末装置500において、ステップS111のリスト取得処理では、さらに、制御部510が、リストデータD100を受信する。制御部510は、リストデータD100を受信すると、記憶部520にリストデータD100を記憶させる。そして、制御部510が、リストデータD100に基づいて、VDP532を利用して、以下のリスト画像MG200を生成し、生成したリスト画像MG200を表示部530に表示させる。そして、ステップS111の処理は終了する。
【0175】
図13は、一例としてのリスト画像MG200を示す図である。図13を参照して、リスト画像MG200には、コンテンツ一覧画像G210と、ボタン画像MBG170,MBG280が配置される。
【0176】
コンテンツ一覧画像G210は、サービスサーバ800Aからコンテンツを取得するためのボタン画像を表示する画像である。コンテンツ一覧画像G210には、ボタン画像MBG211,MBG212,MBG213,MBG214,MBG215,MBG216,MBG217,MBG218,MBG219が配置される。ボタン画像MBG211,MBG212,MBG213,MBG214,MBG215,MBG216,MBG217,MBG218,MBG219の各々には、コンテンツのタイトルが表示される。
【0177】
ボタン画像MBG211,MBG212,MBG213,MBG214,MBG215,MBG216,MBG217,MBG218,MBG219の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることにより、映像表示装置600に表示されているリスト画像G200内の、同じタイトルを表示するボタン画像を押下処理するためのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
【0178】
たとえば、インターフェース操作Mにより、「B映画」というタイトルを表示するボタン画像MBG211が押下処理されると、制御部510は、リスト画像G200内において、「B映画」というタイトルを表示するボタン画像BG211を押下処理するためのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。
【0179】
ボタン画像MBG170は、図9のリモコン画像MG100内のボタン画像MBG170と同様なので詳細な説明は繰り返さない。ボタン画像MBG280は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることにより、表示部530に、リスト画像MG200の代わりに、図9のリモコン画像MG100の画像を表示させるためのボタン画像である。
【0180】
なお、リモコン画像MG100は、EPGデータに基づいて生成された電子番組表が表示された画像であってもよい。この場合、ボタン画像MBG211,MBG212,MBG213,MBG214,MBG215,MBG216,MBG217,MBG218,MBG219の各々は、コンテンツとしての番組の動画像を取得するためのボタン画像となる。
【0181】
再び、図10を参照して、通信端末装置500では、ステップS111の処理が終了すると、ステップS112に進む。
【0182】
ステップS112では、制御部510が、コンテンツ取得操作があるか否かを判定する。コンテンツ取得操作とは、サービスサーバ800Aからコンテンツを受信するための操作である。具体的には、コンテンツ取得操作は、インターフェース操作Mにより、ボタン画像MBG211,MBG212,MBG213,MBG214,MBG215,MBG216,MBG217,MBG218,MBG219のいずれかを押下処理する操作である。
【0183】
ステップS112において、YESならば、ステップS113に進む。一方、ステップS112において、NOならば、再度、ステップS112の処理が行なわれる。ここでは、インターフェース操作Mにより、「B映画」というタイトルを表示するボタン画像MBG211を押下処理するコンテンツ取得操作があったとして、ステップS113に進む。以下においては、コンテンツ取得操作により、サービスサーバ800Aに対し、取得要求されるコンテンツを取得要求コンテンツという。
【0184】
ステップS113では、制御部510が、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信する。そして、このステップS113の処理は終了する。この場合、コンテンツ取得リモコン信号は、タイトルが「B映画」の取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信するためのリモコン信号である。
【0185】
映像表示装置600では、ステップS121の処理が終了すると、ステップS122に進む。
【0186】
ステップS122では、制御部610が、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS122において、YESならば、ステップS123に進む。一方、ステップS122において、NOならば、再度、ステップS122の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツ取得要求としての、タイトルが「B映画」の取得要求コンテンツを受信するためのコンテンツ取得リモコン信号を受信したとして、ステップS123に進む。
【0187】
ステップS123では、制御部610が、通信部662を利用して、サービスサーバ800Aから、受信したコンテンツ取得リモコン信号が特定するコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求Aを、サービスサーバ800Aへ送信する。その後、ステップS123の処理は終了する。コンテンツ取得要求Aには、取得要求コンテンツを特定するための番組IDと、ユーザIDとが含まれる。
【0188】
ここでは、コンテンツ取得要求Aに含まれる番組IDは、タイトルが「B映画」の取得要求コンテンツを特定するための番組ID“P1234”であるとする。また、コンテンツ取得要求Aに含まれるユーザIDは、記憶部620に記憶されている “11TA−U”である。
【0189】
サービスサーバ800Aでは、ステップS141の処理が終了すると、ステップS142に進む。
【0190】
ステップS142では、制御部810が、コンテンツ取得要求Aを受信したか否かを判定する。ステップS142において、YESならば、ステップS143に進む。一方、ステップS142において、NOならば、再度、ステップS142の処理が行なわれる。
【0191】
ステップS143では、制御部810が、受信したコンテンツ取得要求Aに含まれるユーザIDが、前述のサービス享受登録処理により自装置が発行したIDであるか否かを判定する。ステップS143において、YESと判定される場合、すなわち、受信したコンテンツ取得要求Aに含まれるユーザIDが、自装置が発行したIDである場合、認証成功として、ステップS144に進む。一方、ステップS143において、NOならば、再度、ステップS142の処理が行なわれる。
【0192】
ステップS144では、制御部810が、取得要求コンテンツの番組IDに対応するコンテンツ再生必要データを、映像表示装置600へ送信する。コンテンツ再生必要データとは、取得要求コンテンツを再生するために必要なデータである。その後、ステップS144の処理は終了する。なお、サービスサーバ800Aの記憶部820には、複数の番組IDにそれぞれ対応する、複数のコンテンツ再生必要データが予め記憶されている。ここでは、送信されるコンテンツ再生必要データは、以下に説明するコンテンツ再生必要データD200であるとする。
【0193】
図14は、一例としてのコンテンツ再生必要データD200を示す図である。図14を参照して、「番組ID」とは、取得要求コンテンツの番組IDである。「URL」とは、取得要求コンテンツのURLである。ここでは、番組IDが“P1234”の取得要求コンテンツのファイル名は、“P1234.mpg”であるとする。
【0194】
コンテンツ再生必要データD200において、「広告サーバアドレス」とは、広告サーバを特定するためのネットワークアドレスである。広告サーバは、取得要求コンテンツを再生するときに必要とされるCMデータを配信するサーバである。CMデータは、広告提供会社等の広告情報を表示する動画像または静止画像のデータである。
【0195】
広告サーバは、一例として、サービスサーバ800Aであるとする。したがって、サービスサーバ800Aの記憶部820には、複数種類のCMデータが記憶されている。なお、広告サーバは、サービスサーバ800Aとは異なる、ネットワーク70とデータ通信可能な他の装置であってもよい。広告サーバアドレスは、一例として、URLで示される。なお、広告サーバアドレスは、URLに限定されることなく、たとえば、IPアドレスであってもよい。
【0196】
「CM表示基準時間ST」とは、CMデータを再生する基準となる時間である。コンテンツ再生必要データD200では、「CM表示基準時間ST」は、一例として、15秒であるとする。「CM表示タイミング」とは、取得要求コンテンツの再生時に、CMデータが再生されるタイミングである。「CM表示タイミング」が、たとえば、“00:00:00”の場合、CMデータが再生されるタイミングは、取得要求コンテンツの一番先頭部分の再生を開始する時刻(以下、再生開始時刻ともいう)である。また、「CM表示タイミング」が、たとえば、“00:29:30”の場合、CMデータが再生されるタイミングは、再生開始時刻から29分30秒経過した時刻となる。
【0197】
「CMID」とは、CMデータを特定するためのIDである。「CM表示時間」とは、CMデータが再生表示される時間である。k(自然数)STとは、「CM表示時間」が、「CM表示基準時間ST」のk倍の時間であることを示す。「CM表示時間」が、たとえば、2STであり、「CM表示基準時間ST」が、15秒である場合、「CM表示時間」は30秒となる。
【0198】
コンテンツ再生必要データD200では、たとえば、「CM表示タイミング」が“00:14:45”の場合、再生開始時刻から14分45秒経過した時刻に、CMIDが“CM0002”のCMデータが、45秒表示されることを示す。
【0199】
コンテンツ再生必要データD200において、「コピー回数」とは、番組IDで特定されるコンテンツを他の装置にコピーした場合、インクリメントされる数である。「マスターユーザID」とは、自装置(サービスサーバ800A)が発行したユーザIDを有する装置が、コンテンツ取得要求Aを、自装置に対して送信した場合に、自装置(サービスサーバ800A)が受信したコンテンツ取得要求Aに含まれるユーザIDをコンテンツ再生必要データに記述したIDである。
【0200】
したがって、コンテンツ再生必要データを受信した装置が、コンテンツ再生必要データを他の装置へ送信した場合においても、コンテンツ再生必要データを参照することで、コンテンツ再生必要データに示される番組IDのコンテンツの元の所有装置を、「マスターユーザID」により特定することができる。
【0201】
再び、図10を参照して、サービスサーバ800Aでは、ステップS144の処理の後、ステップS145に進む。
【0202】
ステップS145では、制御部810が、データ要求対応処理を実行する。データ要求対応処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、再度、ステップS142の処理が行なわれる。
【0203】
映像表示装置600では、ステップS123の処理が終了すると、ステップS124に進む。
【0204】
ステップS124では、制御部610が、コンテンツ再生必要データを受信し、受信したコンテンツ再生必要データを、記憶部620に記憶させる。ここでは、受信したコンテンツ再生必要データは、図14のコンテンツ再生必要データD200であるとする。その後、ステップS125に進む。
【0205】
ステップS125では、制御部610が、プログラム送信処理が行なわれる。プログラム送信処理では、制御部610が、コンテンツを再生するための再生操作プログラムを、通信端末装置500へ送信する。その後、再度、ステップS122の処理が行なわれる。通信端末装置500において再生操作プログラムが実行されると、以下の操作パネル画像PG100が、表示部530に表示される。
【0206】
図15は、一例としての操作パネル画像PG100を示す図である。図15を参照して、操作パネル画像PG100には、前述のコンテンツ取得操作によって選択されたコンテンツの再生準備ができた旨と、コンテンツの再生に必要な操作とを示すメッセージが表示される。表示されるメッセージは、たとえば、「選択したコンテンツの再生準備ができました。コンテンツを再生するには、再生ボタンを押してください。」である。図15は、あくまでも一例であり、例えば、図13にてコンテンツを選択した時点で、映像表示装置で選択したコンテンツの再生が始まるというようなことも想定される。
【0207】
操作パネル画像PG100には、さらに、再生ボタン画像PBG110と、ボタン画像PBG180とが配置される。
【0208】
再生操作プログラムには、再生ボタン画像PBG110およびボタン画像PBG180のデータと、操作パネル画像PG100内に再生ボタン画像PBG110およびボタン画像PBG180をそれぞれ配置する複数の相対座標値の情報、ボタン画像の名称の情報等が含まれる。
【0209】
再生ボタン画像PBG110ボタン画像名は、「再生」である。
また、再生操作プログラムには、再生ボタン画像PBG110に対応するリモコン信号のデータも含まれる。通信端末装置500において再生操作プログラムが実行されている場合に、再生ボタン画像PBG110が押下操作されると、押下操作されたボタン画像に対応するリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する処理が行なわれる。
【0210】
再生ボタン画像PBG110に対応するリモコン信号は、映像表示装置600において、コンテンツを再生させつつ、録画処理させるためのリモコン信号(以下、再生リモコン信号ともいう)である。なお、再生ボタン画像PBG110に対応するリモコン信号は、映像表示装置600において、コンテンツの録画処理をさせることなく、コンテンツの再生のみを実行させるためのリモコン信号であってもよい。
【0211】
ボタン画像PBG180は、インターフェース操作Mにより押下処理されることにより、コンテンツの再生処理を行なうことなく、図13のリスト画像MG200を表示部530に表示させるためのボタン画像である。
【0212】
再び、図10を参照して、通信端末装置500では、ステップS113の処理の後、ステップS114に進む。
【0213】
ステップS114では、制御部510が、プログラムを受信したか否かを判定する。ステップS114において、YESならば、ステップS115に進む。一方、ステップS114において、NOならば、再度、ステップS114の処理が行なわれる。ここでは、再生操作プログラムを受信したとして、ステップS115に進む。
【0214】
ステップS115では、操作パネル画像表示処理が行なわれる。操作パネル画像表示処理では、制御部510が、受信したプログラムを実行する。ここで、受信したプログラムは、再生操作プログラムであるとする。制御部510は、再生操作プログラムを実行することにより、VDP532を利用して、図15の操作パネル画像PG100を生成し、操作パネル画像PG100を表示部530に表示させる。その後、ステップS116に進む。
【0215】
ステップS116では、制御部510が、キャンセル操作があるか否かを判定する。キャンセル操作とは、ボタン画像PBG180を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS116において、YESならば、ステップS117に進む。一方、ステップS116において、NOならば、再度、ステップS116の処理が行なわれる。
【0216】
ステップS117では、リスト画像表示処理が行なわれる。リスト画像表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、図13のリスト画像MG200を生成し、生成したリスト画像MG200を表示部530に表示させる。そして、再度、ステップS112の処理が行なわれる。
(コンテンツの再生)
次に、映像表示装置600において、コンテンツを再生させつつ、録画処理させるための処理(以下、コンテンツ再生処理Rともいう)について説明する。コンテンツ再生処理Rは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
【0217】
なお、通信端末装置500の表示部530には、図15の操作パネル画像PG100が表示されているとする。また、映像表示装置600の記憶部620には、コンテンツ再生必要データD200が記憶されているとする。
【0218】
図16は、コンテンツ再生処理Rのフローチャートである。図16では、通信端末装置500、映像表示装置600およびサービスサーバ800Aの各々において行なわれる処理を示す。
【0219】
通信端末装置500では、まず、ステップS210の処理が行なわれる。
ステップS210では、制御部510が、再生操作があるか否かを判定する。再生操作は、再生ボタン画像PBG110を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS210において、YESならば、ステップS211に進む。一方、ステップS210において、NOならば、再度、ステップS210の処理が行なわれる。ここでは、再生操作があったとして、ステップS211に進む。以下においては、再生操作により再生対象となるコンテンツを再生対象コンテンツともいう。ここでは、再生対象コンテンツは、一例として、番組IDが“P1234”のコンテンツであるとする。また、以下においては、再生対象コンテンツが再生される場合、再生されるCMデータを、再生対象CMデータともいう。
【0220】
なお、再生操作があった場合、再生ボタン画像PBG110は、後述の処理において再生されるコンテンツを、たとえば、一時停止させるためのボタン画像等に変更されてもよい。
【0221】
ステップS211では、制御部510が、再生指示としての再生リモコン信号を映像表示装置600へ送信する。その後、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
【0222】
映像表示装置600では、まず、ステップS220の処理が行なわれる。
ステップS220では、制御部610が、再生指示としての再生リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS220において、YESならば、ステップS221に進む。一方、ステップS220において、NOならば、再度、ステップS220の処理が行なわれる。
【0223】
ステップS221では、データ取得処理Tが行なわれる。データ取得処理Tは、制御部610が、記憶部620に記憶されているコンテンツ再生必要データに基づいて、再生対象コンテンツを再生するために必要なデータを、サービスサーバ800Aから受信するための処理である。ここでは、コンテンツ再生必要データは、図14のコンテンツ再生必要データD200であるとする。
【0224】
図17は、データ取得処理Tおよびデータ要求対応処理のフローチャートを示す。図17を参照して、映像表示装置600が行なうデータ取得処理Tでは、まず、ステップS320の処理が行なわれる。
【0225】
ステップS320では、制御部610が、自装置の装置情報を生成し、生成した装置情報を、サービスサーバ800Aへ送信する。その後、ステップS320の処理は終了する。ここで、送信される装置情報は、以下の装置情報TD300である。
【0226】
図18は、一例としての装置情報TD300を示す図である。図18を参照して、「ユーザID」とは、前述のサービス享受登録処理を行なうことで、サービスサーバ800Aから発行されたIDである。「日時」とは、装置情報TD300を送信する日時である。「位置」とは、映像表示装置600が設置されている位置を示す情報である。装置情報TD300では、一例として、郵便番号を位置情報としている。なお、装置情報TD300が示す位置情報としての郵便番号は、関西における、ある地域の郵便番号であるとする。すなわち、装置情報TD300が示す位置情報に基づく地域は、「関西」であるとする。なお、位置情報は、郵便番号に限定されることなく、たとえば、住所等であってもよい。なお、映像表示装置600が設置されている位置を示す情報(たとえば、郵便番号、電話番号、GPS情報)は、記憶部620に記憶されている。
【0227】
「装置ID」とは、映像表示装置600の装置IDである。「再生可能フォーマット」とは、映像表示装置600が再生可能な動画像のフォーマットである。映像表示装置600は、一例として、MPEG1形式、MPEG2形式、MPEG2−TS形式およびH.264形式の動画像を再生可能であるとする。「解像度」とは、映像表示装置600の表示部630の解像度である。表示部630の解像度は、一例として、横1366(ドット)×縦768(ドット)であるとする。
【0228】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、まず、ステップS340の処理が行なわれる。
【0229】
ステップS340では、制御部810が、装置情報を受信し、受信した装置情報を、記憶部820に記憶させる。ここで、受信した装置情報は、装置情報TD300であるとする。その後、ステップS340の処理は終了する。
【0230】
映像表示装置600が行なうデータ取得処理Tでは、ステップS320の処理の後、ステップS321に進む。
【0231】
ステップS321では、制御部610が、経過時間測定処理を実行する。経過時間測定処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。経過時間測定処理は、ステップS320の処理が終了してからの経過時間ETを管理する処理である。その後、ステップS322に進む。
【0232】
ステップS322では、CM表示タイミングであるか否かが判定される。具体的には、制御部610が、経過時間測定処理により管理されている経過時間ETが、コンテンツ再生必要データD200に示されるCM表示タイミングの時刻と一致するか否かが判定される。ステップS322において、YESならば、ステップS323に進む。一方、ステップS322において、NOならば、後述するステップS330に進む。
【0233】
たとえば、経過時間ETが、0秒の場合、コンテンツ再生必要データD200に示されるCM表示タイミングの時刻“00:00:00”と一致するので、制御部610は、経過時間ETが、CM表示タイミングと一致すると判定する。ここでは、経過時間ETが0秒であるとする。この場合、ステップS322において、YESと判定され、ステップS323に進む。
【0234】
ステップS323では、制御部610が、後述するコンテンツ表示処理が実行中であるか否かを判定する。ステップS323において、YESならば、後述するステップS324に進む。一方、ステップS323において、NOならば、ステップS325に進む。ここでは、コンテンツ表示処理が実行中でないとして、ステップS325に進む。
【0235】
ステップS325では、制御部610が、CMデータ取得処理を実行する。CMデータ取得処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、ステップS325の処理は終了する。
【0236】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、ステップS340の処理の後、ステップS341に進む。
【0237】
ステップS341では、制御部810が、CMデータ要求対応処理を実行する。CMデータ要求対応処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。
【0238】
図19は、CMデータ取得処理およびCMデータ要求対応処理のフローチャートを示す。図19を参照して、映像表示装置600が行なうCMデータ取得処理では、まず、ステップS422の処理が行なわれる。
【0239】
ステップS422では、制御部610が、CMデータ要求を、コンテンツ再生必要データD200に示される広告サーバアドレスで特定されるサービスサーバ800Aへ送信する。CMデータ要求には、再生対象CMデータを特定するためのCMIDと、CMIDに対応するCM表示時間と、再生対象コンテンツの番組IDとが含まれる。ここで、再生対象CMデータのCMIDおよび再生対象コンテンツの番組IDは、それぞれ、“CM0001”および“P1234”であるとする。したがって、CMデータ要求には、再生対象CMデータのCMIDである“CM0001”と、CM表示時間である30秒と、再生対象コンテンツの番組IDである“P1234”とが含まれるとする。その後、ステップS422の処理は終了する。
【0240】
サービスサーバ800Aが行なうCMデータ要求対応処理では、まず、ステップS440の処理が行なわれる。
【0241】
ステップS440では、制御部810が、CMデータ要求を受信したか否かを判定する。ステップS440において、YESならば、ステップS442に進む。一方、ステップS440において、NOならば、再度、ステップS440の処理が行なわれる。ここでは、CMデータ要求を受信したとして、ステップS442に進む。
【0242】
ステップS442では、制御部810が、受信したCMデータ要求に含まれる番組IDに対応する番組情報データを、記憶部820から読出す。ここで、記憶部820には、複数の番組IDにそれぞれ対応する複数の番組情報データが記憶されているとする。その後、ステップS442の処理は終了する。なお、CMデータ要求に含まれる番組IDが“P1234”の場合、読み出される番組情報データは、以下の番組情報データSD400であるとする。
【0243】
図20は、一例としての番組情報データSD400を示す図である。図20を参照して、「番組ID」とは、CMデータ要求に含まれる番組IDである。すなわち、番組IDは、再生対象コンテンツの番組IDである。「ジャンル」とは、再生対象コンテンツのジャンルを示す。「CM配信地域」および「CM配信期限」は後述する。「CMID」の行の“PRECM”および“ENDCM”以外のIDは、再生対象CMデータを特定するためのIDである。
【0244】
「CMID」の行の“PRECM”とは、図14の「CM表示基準時間ST」が、後述する処理により変更された場合、必要に応じて、再生対象CMデータの前に再生されるCMデータ(以下、前挿入CMデータともいう)を特定するためのIDである。この場合、前挿入CMデータは、再生対象CMデータとなる。
【0245】
「CMID」の行の“ENDCM”とは、図14の「CM表示基準時間ST」が、後述する処理により変更された場合、必要に応じて、再生対象CMデータの後に再生されるCMデータ(以下、後挿入CMデータともいう)を特定するためのIDである。この場合、後挿入CMデータは、再生対象CMデータとなる。
【0246】
「ファイル名」とは、対応する列のCMIDにより特定されるCMデータのファイル名である。「時間」とは、対応する列の対応する列のCMIDにより特定されるCMデータの再生時間である。
【0247】
「CM配信地域」は、再生対象CMデータを再生可能な地域を示す。「CM配信地域」が、たとえば、「関西」の場合、再生対象コンテンツを再生する装置が関西にある場合にのみ、番組情報データSD400に示される再生対象CMデータが再生される。
【0248】
「CM配信期限」は、番組情報データSD400に示される再生対象CMデータを配信する期限を示す。たとえば、再生対象コンテンツが再生される日時が、「CM配信期限」に示される2006年10月30日より後の日時であれば、番組情報データSD400に示される再生対象CMデータは、配信されない。
【0249】
再生対象CMデータが、たとえば、新製品の紹介のCM映像である場合、当該新製品の次期製品の発売のため、たとえば、当該新製品の製造を中止する事前の日時が再生対象CMデータの配信期限として設定される。このように再生対象CMデータに配信期限を設けることで、再生対象CMデータの配信を要求された日時において配信するのに適さない再生対象CMデータの配信を防ぐことができる。
【0250】
また、これまでのテレビ放送などのCMは、放送枠・番組に応じてCMが挿入されるのみでCM自体が変化することが無かった。しかしながら、このような仕組みにより、ユーザが、録画・保存、配布した録画コンテンツの再生時において、最新のCMを提供することが可能となる。すなわち、コンテンツ再生時に、いつまでも同じCMが再生されることを防ぎ、CM本来の効果が失われることを防ぐことができる。
【0251】
また、本実施の形態では、コンテンツ再生時に、CMを挿入する。したがって、このような仕組みにより、コンテンツ自体に複雑な暗号化処理などをする必要なくコンテンツの流通を促進できるという効果を奏する。
【0252】
再び、図19を参照して、サービスサーバ800Aでは、ステップS442の処理の後、ステップS443に進む。
【0253】
ステップS443では、制御部810が、受信した装置情報が示す日時が、読み出された番組情報データが示す配信期限より後の日時であるか否かを判定する。ステップS443において、YESならば、後述するステップS447に進む。一方、ステップS443において、NOならば、ステップS444に進む。ここで、受信した装置情報は、図18の装置情報TD300であるとする。また、読み出された番組情報データは、番組情報データSD400であるとする。したがって、ステップS443において、NOと判定されて、ステップS444に進む。
【0254】
ステップS444では、制御部810が、受信した装置情報が示す位置情報に基づく地域と、読み出された番組情報データが示すCM配信地域とが一致するか否かを判定する。ステップS444において、YESならば、ステップS445に進む。一方、ステップS444において、NOならば、後述するステップS447に進む。
【0255】
ここで、受信した装置情報は、図18の装置情報TD300であるとする。なお、装置情報TD300が示す位置情報に基づく地域は、「関西」であるとする。また、読み出された番組情報データは、番組情報データSD400であるとする。番組情報データSD400が示すCM配信地域は、「関西」である。したがって、ステップS444において、YESと判定されて、ステップS445に進む。
【0256】
ステップS445では、CMデータ配信処理が行なわれる。CMデータ配信処理では、まず、制御部810が、CMデータ要求に含まれるCM表示時間が、番組情報データに示される再生対象CMデータの再生時間のs(s:自然数)倍であるか否かを判定する。ここで、番組情報データは、番組情報データSD400であるとする。この場合、CMデータ要求に含まれるCM表示時間は30秒であり、番組情報データSD400に示されるCMIDが“CM0001”の再生対象CMデータの再生時間(15秒)のs倍となっている。
【0257】
なお、詳細は後述するが、s倍となっていない場合、再生対象CMデータの再生によるCM表示時間を調整するために、番組情報データSD400に示されるCMIDが“PRECM”および“ENDCM”の少なくとも一方のCMデータを、記憶部820から読み出す。
【0258】
そして、制御部810は、番組情報データを参照して、受信したCMデータ要求に含まれるCMIDにより特定される再生対象CMデータを、記憶部820から読み出す。そして、制御部810は、受信した装置情報を参照して、再生対象CMデータが、データ変換が必要か否かを判定する。ここで、装置情報は、図18の装置情報TD300であるとする。また、再生対象CMデータは、MPEG2−TS(Transport Stream)形式で圧縮された動画像データであるとする。なお、動画像データの圧縮形式は、MPEG2−TS形式に限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1の形式である。
【0259】
また、再生対象CMデータの再生時の画像サイズは、横1366(ドット)×縦768(ドット)であるとする。この場合、装置情報TD300は、ユーザIDが“11TA−U”の装置が、MPEG2−TS形式のデータを再生可能であり、かつ、横1366(ドット)×縦768(ドット)の画像を再生可能であることを示す。そのため、装置情報TD300に対応する映像表示装置600は、再生対象CMデータを、そのまま再生可能であるので、制御部810は、データ変換が必要ないと判定し、再生対象CMデータを、CMデータ要求を送信した装置(映像表示装置600)へストリーミング配信する。
【0260】
ここで、番組情報データは、番組情報データSD400であるとする。ここで、CMデータ要求に含まれるCMIDは、“CM0001”であるとする。この場合、制御部810は、ファイル名が“CM0001.mpg”の再生対象CMデータを、記憶部820から読出し、再生対象CMデータを、映像表示装置600へストリーミング配信する。CMデータ要求により要求されたCMデータのストリーミング配信が終了すると、ステップS445の処理は終了し、ステップS449に進む。
【0261】
なお、制御部810が、データ変換が必要と判定した場合の詳細な処理の説明は後述する。
【0262】
CMデータのストリーミング配信が全て終了すると、ステップS445の処理は終了し、ステップS449に進む。ここでは、ストリーミング配信されるCMデータは、再生対象CMデータのみである。
【0263】
なお、記憶部820に記憶されている複数種類のCMデータは、サービスサーバ800Aとデータ通信可能な他の装置(以下、CMデータミラーサーバともいう)の記憶部にも記憶されているとする。したがって、サービスサーバ800Aの記憶部820内の記憶領域の一部の破損等により、ファイル名が“CM0001.mpg”の再生対象CMデータが読み出せない場合、制御部810は、CMデータミラーサーバから、再生対象CMデータを受信し、受信した再生対象CMデータを映像表示装置600へストリーミング配信する。
【0264】
ステップS449では、制御部810が、送信したコンテンツ再生必要データに示される全てのCMIDにそれぞれ対応する全ての再生対象CMデータを配信したか否かを判定する。ステップS449において、YESならば、このCMデータ要求対応処理は終了する。一方、ステップS449において、NOならば、再度、ステップS440の処理が行なわれる。ここで、送信したコンテンツ再生必要データは、図14のコンテンツ再生必要データD200であるとする。ここでは、全ての再生対象CMデータを配信していないとして、再度、ステップS440に進む。
【0265】
映像表示装置600では、ステップS422の処理の後、ステップS424に進む。
ステップS424では、表示処理が行なわれる。表示処理では、制御部610が、VDP632を利用して、再生対象CMデータをサービスサーバ800Aから受信しながら、再生対象CMデータの再生(復号化)を行ない、再生対象CMデータに基づく画像(以下、CM画像ともいう)を、表示部630に表示するストリーミング再生表示処理が行なわれる。CM画像には、文字、映像等による広告情報が表示される。
【0266】
なお、受信したCMデータが、CMID“CM0001”に対応するCMデータである場合、CM表示時間は、図14のコンテンツ再生必要データD200により、30秒間となる。CMIDが“CM0001”のCMデータの長さは15秒なので、この場合、CMIDが“CM0001”のCMデータは、2回、再生表示される。
【0267】
なお、再生対象CMデータの受信が完了し、再生対象CMデータに基づく画像の再生が終了した場合、この表示処理は終了し、このCMデータ取得処理は終了する。
【0268】
再び、図17を参照して、ステップS325の処理の後、ステップS326に進む。
ステップS326では、制御部610が、ステップS325で実行したCMデータ取得処理が終了したか否かを判定する。ステップS326において、YESならば、ステップS327に進む。一方、ステップS326において、NOならば、再度、ステップS326の処理が行なわれる。
【0269】
ステップS327では、制御部610が、CM再生終了情報を、サービスサーバ800Aへ送信する。CM再生終了情報は、再生対象CMデータの再生が終了した旨を示す情報である。CM再生終了情報には、CMデータ取得処理において、再生が終了したCMデータのCMIDおよび再生回数と、提供元情報とが含まれる。
【0270】
ここでは、再生が終了したCMデータのCMIDは、“CM0001”であるとする。また、CMIDが“CM0001”のCMデータの再生回数は、2回である。提供元情報は、再生対象コンテンツを映像表示装置600に提供した装置を特定するための情報である。提供元情報は、ユーザIDにより示されるとする。ここでは、再生対象コンテンツを映像表示装置600に提供する装置は、サービスサーバ800Aである。この場合、サービスサーバ800Aは、ユーザIDを有してないので、ここでは、提供元情報は、ユーザIDを含まない情報となる。なお、提供元情報は、ユーザIDに限定されることなく、たとえば、装置ID等であってもよい。その後、ステップS327の処理は終了する。
【0271】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、ステップS341の処理の後、ステップS342に進む。
【0272】
ステップS342では、制御部810が、CM再生終了情報を受信したか否かを判定する。ステップS342において、YESならば、ステップS343に進む。一方、ステップS342において、NOならば、後述するステップS346に進む。ここでは、CM再生終了情報を受信したとして、ステップS343に進む。
【0273】
ステップS343では、制御部810が、受信したCM再生終了情報に含まれる提供元情報にユーザIDが含まれるか否かを判定する。ステップS343において、YESならば、ステップS344に進む。一方、ステップS343において、NOならば、後述するステップS346に進む。ここでは、受信したCM再生終了情報に含まれる提供元情報にユーザIDが含まれないとして、後述するステップS346に進む。
【0274】
映像表示装置600が行なうデータ取得処理Tでは、ステップS327の処理の後、ステップS328に進む。
【0275】
ステップS328では、制御部610が、後述するコンテンツ表示処理が一時停止中であるか否かを判定する。ステップS328において、YESならば、後述するステップS329に進む。一方、ステップS328において、NOならば、ステップS330に進む。ここでは、後述するコンテンツ表示処理が一時停止中でないとして、ステップS330に進む。
【0276】
ステップS330では、制御部610が、後述するコンテンツ表示処理が実行中であるか否かを判定する。ステップS330において、YESならば、後述するステップS333に進む。ステップS330において、NOならば、ステップS331に進む。ここでは、コンテンツ表示処理が実行中でないとして、ステップS331に進む。
【0277】
ステップS331では、制御部610が、再生対象コンテンツを取得するための再生対象コンテンツ取得要求を、サービスサーバ800Aへ送信する。再生対象コンテンツ取得要求には、再生対象コンテンツの番組IDが含まれる。ここで、再生対象コンテンツの番組IDは、“P1234”であるとする。その後、ステップS331の処理は終了する。
【0278】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、ステップS342,S343,S344のいずかにおいてNOと判定された場合またはステップS345の処理の後、ステップS346に進む。
【0279】
ステップS346では、制御部810が、再生対象コンテンツ取得要求を受信したか否かを判定する。ステップS346において、YESならば、ステップS347に進む。一方、ステップS346において、NOならば、後述するステップS352に進む。ここでは、再生対象コンテンツ取得要求を受信したとして、ステップS347に進む。
【0280】
ステップS347では、制御部810が、コンテンツ配信処理を実行する。コンテンツ配信処理は、他の処置とは独立した処理である。その後、ステップS347の処理は終了する。
【0281】
コンテンツ配信処理では、制御部810が、受信した再生対象コンテンツ取得要求に含まれる番組IDにより特定される再生対象コンテンツを、記憶部820から読み出す。再生対象コンテンツ取得要求に含まれる番組IDは、“P1234”であるとする。したがって、再生対象コンテンツは、番組IDが“P1234”であり、ファイル名が“P1234.mpg”のコンテンツである。
【0282】
そして、制御部810は、受信した装置情報を参照して、再生対象コンテンツが、データ変換が必要か否かを判定する。ここで、装置情報は、装置情報TD300であるとする。また、再生対象コンテンツは、MPEG2−TS形式で圧縮された動画像データであるとする。なお、動画像データの圧縮形式は、MPEG2−TS形式に限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1の形式である。
【0283】
また、再生対象コンテンツの再生時の画像サイズは、横1366(ドット)×縦768(ドット)であるとする。この場合、装置情報TD300は、ユーザIDが“11TA−U”の装置が、MPEG2−TS形式のデータを再生可能であり、かつ、横1366(ドット)×縦768(ドット)の画像を再生可能であることを示す。そのため、装置情報TD300に対応する映像表示装置600は、再生対象コンテンツを、そのまま再生可能であるので、制御部810は、データ変換が必要ないと判定し、再生対象コンテンツを、再生対象コンテンツ取得要求を送信した装置(映像表示装置600)へストリーミング配信する。再生対象コンテンツにより要求された再生対象コンテンツのストリーミング配信が終了すると、コンテンツ配信処理は終了する。
【0284】
なお、データ変換が必要か否かの判断は、コンテンツに限定されることなく、たとえば、通信路の状態(通信状況)等によっても行なわれてもよい。この場合、ビットレートなどのリアルタイム変換をするようなことも想定される。
【0285】
なお、制御部810が、データ変換が必要と判定した場合の詳細な処理の説明は後述する。
【0286】
ステップS347の処理の後、ステップS352に進む。
ステップS352では、制御部810が、後述するコンテンツ再生終了情報を受信したか否かを判定する。ステップS352において、YESならば、ステップS353に進む。一方、ステップS352において、NOならば、再度、ステップS342の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツ再生終了情報を受信していないとして、ステップS342に進む。
【0287】
映像表示装置600が行なうデータ取得処理Tでは、ステップS331の処理の後、ステップS332に進む。
【0288】
ステップS332では、制御部610が、コンテンツ表示処理を実行する。コンテンツ表示処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、ステップS333に進む。
【0289】
コンテンツ表示処理では、制御部610が、VDP632を利用して、再生対象コンテンツをサービスサーバ800Aから受信しながら、再生対象コンテンツの再生(復号化)を行ない、再生対象コンテンツに基づく画像(以下、コンテンツ画像ともいう)を、表示部630に表示するストリーミング再生表示処理が行なわれる。ここで、再生対象コンテンツは、番組IDが“P1234”であり、ファイル名が“P1234.mpg”のコンテンツである。
【0290】
なお、制御部610は、再生対象コンテンツを受信しながら、受信した一部の再生対象コンテンツを記憶部620に順次記憶させる。再生対象コンテンツの受信が完了し、再生対象コンテンツに基づく画像の再生が終了した場合、このコンテンツ表示処理は終了する。なお、コンテンツ表示処理が終了したときには、記憶部620に再生対象コンテンツの全てのデータが記憶されることになる。
【0291】
ステップS333では、制御部610が、コンテンツ表示処理が終了したか否かを判定する。ステップS333において、YESならば、ステップS334に進む。一方、ステップS333において、NOならば、ステップS335に進む。ここでは、コンテンツ表示処理が終了してないとして、ステップS335に進む。
【0292】
ステップS335では、コンテンツ再生必要データが示す、再生対象コンテンツおよび全ての再生対象CMデータの再生が終了したか否かを判定する。ステップS335において、YESならば、後述するステップS338に進む。一方、ステップS335において、NOならば、再度、ステップS322の処理が行なわれる。
【0293】
ここで、コンテンツ再生必要データは、図14のコンテンツ再生必要データD200であるとする。この場合、再生対象コンテンツは、番組IDが、“P1234”のコンテンツである。また、全ての再生対象CMデータは、コンテンツ再生必要データD200に示される全てのCMIDにそれぞれ対応する複数の再生対象CMデータである。ここでは、ステップS335において、NOと判定されたとして、ステップS322に進む。
【0294】
ステップS322では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、経過時間測定処理により管理されている経過時間ETが、14分45秒であるとする。この場合、経過時間測定処理により管理されている経過時間ETが、コンテンツ再生必要データD200に示されるCM表示タイミングの時刻“00:14:45”と一致するので、ステップS322において、YESと判定され、ステップS323に進む。
【0295】
ステップS323では、前述したように、制御部610が、コンテンツ表示処理が実行中であるか否かを判定する。ここでは、コンテンツ表示処理が実行中であるとして、ステップS324に進む。
【0296】
ステップS324では、制御部610が、実行中のコンテンツ表示処理を一時停止させる。ここでは、再生対象コンテンツの最初から14分45秒経過した時点で、再生対象コンテンツの再生が一時停止されるとする。その後、ステップS325に進む。
【0297】
ステップS325では、前述したCMデータ取得処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。前述したCMデータ取得処理およびCMデータ要求対応処理により、表示部630には、CMIDが“CM0002”の再生対象CMデータが、図14のコンテンツ再生必要データD200に示される「CM表示時間」である45秒間、再生表示される。この場合、たとえば、CMIDが“CM0002”のCMデータが3回再生されることで、CM画像が45秒間、表示部530に表示される。その後、ステップS326に進む。
【0298】
ステップS326では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、CMデータ取得処理が終了したとして、ステップS327に進む。
【0299】
ステップS327では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、ステップS328に進む。
【0300】
ステップS328では、制御部610が、コンテンツ表示処理が一時停止中であるか否かを判定する。ステップS328において、YESならば、ステップS329に進む。一方、ステップS328において、NOならば、ステップS330に進む。ここでは、コンテンツ表示処理が一時停止中であるとして、ステップS329に進む。
【0301】
ステップS329では、制御部610が、一時停止中のコンテンツ表示処理を再開する。ここで、一時停止中のコンテンツ表示処理により、再生対象コンテンツの最初から14分45秒経過した時点で、再生対象コンテンツの再生が一時停止されているとする。この場合、制御部610は、コンテンツ表示処理の実行を再開することで、再生対象コンテンツの最初から14分45秒経過した時点から、再生対象コンテンツの再生が開始される。なお、再開されたコンテンツ表示処理は、他の処理とは独立して実行される。その後、ステップS330に進む。
【0302】
ステップS330では、前述したように、制御部610が、コンテンツ表示処理が実行中であるか否かを判定する。この場合、コンテンツ表示処理は実行中であるとして、ステップS333に進む。
【0303】
ステップS333では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、コンテンツ表示処理が終了したとして、ステップS334に進む。
【0304】
ステップS334では、制御部610が、コンテンツ再生終了情報を、サービスサーバ800Aへ送信する。コンテンツ再生終了情報は、再生対象コンテンツの再生が終了した旨を示す情報である。コンテンツ再生終了情報には、コンテンツ表示処理において、再生が終了した再生対象コンテンツの番組ID(たとえば、“P1234”)と、提供元情報とが含まれる。提供元情報は、再生対象コンテンツを提供した装置を特定するための情報である。提供元情報は、ユーザIDにより示されるとする。ここでは、映像表示装置600に再生対象コンテンツを提供した装置は、サービスサーバ800Aである。この場合、サービスサーバ800Aは、ユーザIDを有してないので、ここでは、提供元情報は、ユーザIDを含まない情報となる。なお、提供元情報は、ユーザIDに限定されることなく、たとえば、装置ID等であってもよい。その後、ステップS334の処理は終了する。
【0305】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、コンテンツ再生終了情報を受信した場合、前述したステップS352において、YESと判定されて、ステップS353に進む。
【0306】
ステップS353では、制御部810が、受信したコンテンツ再生終了情報に含まれる提供元情報にユーザIDが含まれるか否かを判定する。ステップS353において、YESならば、ステップS354に進む。一方、ステップS353において、NOならば、後述するステップS358に進む。ここでは、受信したコンテンツ再生終了情報に含まれる提供元情報にユーザIDが含まれないとして、ステップS358に進む。
【0307】
ステップS358では、制御部810が、他の処理とは独立して実行されているCMデータ要求対応処理が終了したか否かを判定する。ステップS358において、YESならば、このデータ要求対応処理は終了する。一方、ステップS358において、NOならば、再度、ステップS358の処理が行なわれる。
【0308】
前述したように、CMデータ要求対応処理が終了するのは、送信したコンテンツ再生必要データに示される全てのCMIDにそれぞれ対応する全ての再生対象CMデータが配信された場合である。また、ステップS358の処理が実行されるのは、コンテンツ再生終了情報を受信した場合である。したがって、ステップS358でYESと判定されるのは、制御部810が、送信したコンテンツ再生必要データに示される、再生対象コンテンツおよび全ての再生対象CMデータの配信が終了した場合である。
【0309】
映像表示装置600が行なうデータ取得処理Tでは、ステップS334の処理の後、ステップS335に進む。
【0310】
ステップS335では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、再生対象コンテンツおよび全ての再生対象CMデータの再生が終了したとして、ステップS338に進む。
【0311】
ステップS338では、コピー回数更新処理が行なわれる。コピー回数更新処理では、制御部610が、記憶部620に記憶されているコンテンツ再生必要データが示すコピー回数を“1”インクリメントする。すなわち、コピー回数が変更される。ここでは、コンテンツ再生必要データは、図14のコンテンツ再生必要データD200であるとする。したがって、コピー回数更新処理により、コンテンツ再生必要データD200は、以下のコンテンツ再生必要データD200Aとなる。その後、このデータ取得処理Tは終了し、図16のコンテンツ再生処理Rに戻り、ステップS221の処理も終了し、再度、ステップS220の処理が行なわれる。
【0312】
図21は、一例としてのコンテンツ再生必要データD200Aを示す図である。図21を参照して、コンテンツ再生必要データD200Aは、図14のコンテンツ再生必要データD200と比較して、コピー回数が、“0”の代わりに“1”である点のみが異なる。それ以外は、コンテンツ再生必要データD200と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
【0313】
以上の処理により、コンテンツ表示処理が終了したことで、記憶部620に再生対象コンテンツの全てのデータが記憶されることになる。上記処理が行なわれることにより、サービスサーバ800Aから直接コンテンツを受信した装置が、オリジナルのコンテンツを有する装置となる。ここでは、映像表示装置600が、オリジナルのコンテンツを有する装置となる。なお、通信端末装置500が、サービスサーバ800Aから直接コンテンツを受信してもよい。この場合、通信端末装置500が、オリジナルのコンテンツを有する装置となる。
(コンテンツのコピー)
次に、データ取得処理Tが行なわれることにより映像表示装置600の記憶部620に記憶された、オリジナルのコンテンツである再生対象コンテンツを、他の装置にコピーする処理(以下、コピー処理ともいう)について説明する。ここで、他の装置は、一例として、通信端末装置500であるとする。なお、通信端末装置500の記憶部520および映像表示装置600の記憶部620には、それぞれ、コピープログラムMおよびコピープログラムTが記憶されている。通信端末装置500で行なわれるコピー処理は、通信端末装置500の制御部510が、コピープログラムMを実行することで行なわれる処理である。映像表示装置600で行なわれるコピー処理は、映像表示装置600の制御部610が、コピープログラムTを実行することで行なわれる処理である。
【0314】
また、映像表示装置600の記憶部620には、前述した処理が複数回行なわれることにより、サービスサーバ800Aから受信した複数のコンテンツが記憶されているとする。以下においては、記憶部620に記憶されている複数のコンテンツのリストを、コンテンツリストともいう。記憶部620には、以下のコンテンツリストLD500も記憶されているとする。
【0315】
図22は、一例としてのコンテンツリストLD500を示す図である。図22を参照して、コンテンツリストLD500は、複数のコンテンツ情報から構成される。「番号」とは、複数のコンテンツ情報の各々を管理するための番号である。「番組ID」とは、コンテンツを識別するためのIDである。「タイトル」とは、対応するコンテンツのタイトルを示す。
【0316】
図23は、コピー処理のフローチャートである。図23では、通信端末装置500、映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。なお、通信端末装置500の表示部530には、コンテンツリストを取得するためのリスト取得画像が表示されているとする。リスト取得画像には、押下処理されることで、映像表示装置600からコンテンツリストを取得するためのリスト取得ボタンが配置されているとする。
【0317】
図23を参照して、通信端末装置500では、まず、ステップS510の処理が行なわれる。
【0318】
ステップS510では、制御部510が、コンテンツリスト取得操作があるか否かを判定する。コンテンツリスト取得操作とは、映像表示装置600の記憶部620に記憶されているコンテンツリストを取得するためのインターフェース操作Mである。すなわち、コンテンツリスト取得操作は、リスト取得ボタンを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ここで、コンテンツリストは、図22のコンテンツリストLD500であるとする。ステップS510において、YESならば、ステップS511に進む。一方、ステップS510において、NOならば、再度、ステップS510の処理が行なわれる。
【0319】
ステップS511では、制御部510が、コンテンツリストを取得するためのコンテンツリスト取得要求を、映像表示装置600へ送信する。その後,ステップS511の処理は終了する。
【0320】
映像表示装置600では、まず、ステップS520の処理が行なわれる。
ステップS520では、制御部610が、コンテンツリスト取得要求を受信したか否かを判定する。ステップS520において、YESならば、ステップS521に進む。一方、ステップS520において、NOならば、再度、ステップS520の処理が行なわれる。
【0321】
ステップS521では、制御部610が、コンテンツリストを、通信端末装置500へ送信する。送信されるコンテンツリストは、図22のコンテンツリストLD500であるとする。その後、ステップS521の処理は終了する。
【0322】
通信端末装置500では、ステップS511の処理の後、ステップS512に進む。
ステップS512では、コンテンツリスト受信処理が行なわれる。コンテンツリスト受信処理では、制御部510が、コンテンツリストLD500を受信し、記憶部520に記憶させる。その後、制御部510は、VDP532を利用して、コンテンツリストLD500に基づく、以下のコンテンツリスト画像MG300を生成し、コンテンツリスト画像MG300を表示部530に表示する。その後、ステップS512の処理は終了する。
【0323】
図24は、一例としてのコンテンツリスト画像MG300を示す図である。図24を参照して、コンテンツリスト画像MG300には、リスト画像MG310が配置される。リスト画像MG310には、コンテンツリストLD500に示される複数の番組のタイトルがリスト表示される。
【0324】
枠MSR312は、タイトルを選択するための枠である。枠MSR312は、方向ボタン541Aの短押操作により、リスト画像MG310内において、上に移動させることが可能である。枠MSR312は、方向ボタン541Bの短押操作により、リスト画像MG310内において、下に移動させることが可能である。
【0325】
コンテンツリスト画像MG300には、さらに、ボタン画像MBG350が配置される。ボタン画像MBG350は、インターフェース操作Mにより押下処理されることにより、枠MSR312により選択されているタイトルのコンテンツを、映像表示装置600から受信するためのボタン画像である。
【0326】
再び、図23を参照して、通信端末装置500では、ステップS512の処理の後、ステップS513に進む。
【0327】
ステップS513では、制御部510が、コピー操作があるか否かを判定する。コピー操作は、ボタン画像MBG350を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS513において、YESならば、ステップS514に進む。一方、ステップS513において、NOならば、再度、ステップS513の処理が行なわれる。ここでは、コピー操作があったとして、ステップS514に進む。以下においては、コピー操作により、映像表示装置600に対し、取得要求されるコンテンツをコピー取得要求コンテンツという。
【0328】
ステップS514では、制御部510が、コピーコンテンツを要求するためのコピーコンテンツ取得要求を、映像表示装置600へ送信する。ここで、コピーコンテンツとは、コピー操作があったときに、枠MSR312により選択されていたタイトルのコンテンツを複製したコンテンツである。具体的には、制御部510は、コピーコンテンツ取得要求としてのコピーコンテンツ取得リモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信する。そして、ステップS514の処理は終了する。コピーコンテンツ取得リモコン信号には、コピー取得要求コンテンツを特定するための番組IDと、ユーザIDとが含まれる。
【0329】
ここでは、コピーコンテンツ取得リモコン信号に含まれる番組IDは、タイトルが「B映画」のコピー取得要求コンテンツを特定するための番組ID“P1234”であるとする。また、コピーコンテンツ取得リモコン信号に含まれるユーザIDは、記憶部520に記憶されている “11MA−U”である。
【0330】
映像表示装置600では、ステップS521の処理の後、ステップS522に進む。
ステップS522では、制御部610が、コピーコンテンツ取得要求としてのコピーコンテンツ取得リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS522において、YESならば、ステップS523に進む。一方、ステップS522において、NOならば、再度、ステップS522の処理が行なわれる。
【0331】
ステップS523では、コンテンツ再生必要データ変更処理が行なわれる。コンテンツ再生必要データ変更処理では、制御部610が、要求されているコピーコンテンツを再生するために必要なコンテンツ再生必要データの一部を変更する。ここで、変更されるコンテンツ再生必要データは、コピー取得要求コンテンツの番組IDに対応するコンテンツ再生必要データである。コピー取得要求コンテンツの番組IDは、“P1234”であるので、コンテンツ再生必要データは、図21のコンテンツ再生必要データD200Aである。
【0332】
具体的には、制御部610は、コンテンツ再生必要データD200Aにおける「URL」を、記憶部620に記憶されている、コピーコンテンツのファイル名に変更する。また、制御部610は、コンテンツ再生必要データD200Aにおける「CM表示時間ST」を、15秒から、たとえば、16秒というように長くする。なお、コンテンツ再生必要データD200Aにおける「CM表示時間ST」は、変更されなくてもよい。
【0333】
また、制御部610は、コンテンツ再生必要データD200Aにおけるコピー回数を“1”インクリメントする。すなわち、コピー回数が変更される。また、制御部610は、コンテンツ再生必要データD200Aに対して、コピーコンテンツを要求している装置(通信端末装置500)のユーザID(“11MA−U”)をコピーユーザIDとして追加する。なお、ステップS523の処理が行なわれる毎にコピーユーザIDとしてユーザIDが、1つ追加される。
【0334】
以上の制御部610の処理により、コンテンツ再生必要データD200Aは、以下のコンテンツ再生必要データD200Bに変更される。その後、ステップS523の処理は終了する。
【0335】
図25は、一例としてのコンテンツ再生必要データD200Bを示す図である。図25を参照して、コンテンツ再生必要データD200Bは、図21のコンテンツ再生必要データD200Aと比較して、「URL」が「ファイル名」に変更されている点と、CM表示時間STが、15秒から16秒に変更されている点と、コピー回数が、1から2に変更されている点と、コピーコンテンツを要求している通信端末装置500のユーザID(“11MA−U”)が、「コピーユーザID1」として追加されている点とが異なる。それ以外は、コンテンツ再生必要データD200Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
【0336】
CM表示時間STが、15秒から16秒に変更されことにより、複数の「CMID」に対応するCMデータのCM表示時間は、長くなることになる。たとえば、「CM表示時間」が、たとえば、2STであり、「CM表示基準時間ST」が、16秒である場合、「CM表示時間」は32秒となる。
【0337】
再び、図23を参照して、映像表示装置600では、ステップS523の処理の後、ステップS524に進む。
【0338】
ステップS524では、制御部610が、コピーコンテンツ取得リモコン信号に含まれる番組IDにより特定されるコピー取得要求コンテンツおよび変更後のコンテンツ再生必要データを、通信端末装置500へ送信する。ここで、変更後のコンテンツ再生必要データは、コンテンツ再生必要データD200Bであるとする。
【0339】
通信端末装置500では、ステップS514の処理の後、ステップS515に進む。
ステップS515では、受信処理Mが行なわれる。受信処理Mでは、制御部510が、コピー取得要求コンテンツおよび変更後のコンテンツ再生必要データを受信する。そして、制御部510は、受信したコピー取得要求コンテンツおよび変更後のコンテンツ再生必要データを、記憶部520に記憶させる。
【0340】
ここでは、受信したコピー取得要求コンテンツは、タイトルが「B映画」であり、かつ、番組IDが“P1234”のコンテンツであるとする。また、受信したコンテンツ再生必要データは、コンテンツ再生必要データD200Bであるとする。したがって、記憶部520には、番組IDが“P1234”のコピー取得要求コンテンツと、コンテンツ再生必要データD200Bとが記憶される。その後、再度、ステップS513の処理が行なわれる。
【0341】
なお、受信処理Mにおいて受信される、コピー取得要求コンテンツおよびコンテンツ再生必要データは、コンテンツである。すなわち、受信処理Mにおいて受信されるコンテンツは、コピー取得要求コンテンツおよびコンテンツ再生必要データを含む。この場合、コンテンツ再生必要データは、広告データを取得するための広告情報である。
【0342】
映像表示装置600では、ステップS524の処理の後、ステップS525に進む。
ステップS525では、コンテンツ提供管理処理が行なわれる。コンテンツ提供管理処理では、制御部610が、送信したコピー取得要求コンテンツを管理するための提供コンテンツ管理データを更新する。なお、初期状態では、提供コンテンツ管理データには情報が記述されていない。提供コンテンツ管理データは、記憶部620に記憶されている。
【0343】
具体的には、制御部610が、コピー取得要求コンテンツを送信した装置のユーザIDと、送信したコピー取得要求コンテンツの番組IDとを対応づけて提供コンテンツ管理データに追記することにより、提供コンテンツ管理データを更新する。その後、再度、ステップS522の処理が行なわれる。更新後の提供コンテンツ管理データは、以下の提供コンテンツ管理データD600となる。
【0344】
図26は、一例としての提供コンテンツ管理データD600を示す図である。図26を参照して、「ユーザID」とは、コピー取得要求コンテンツを送信した装置のユーザIDである。「番組ID」とは、送信したコピー取得要求コンテンツの番組IDである。
【0345】
以上のコピー処理により、映像表示装置600の記憶部620に記憶されているオリジナルのコンテンツをコピーしたコピーコンテンツが、通信端末装置500の記憶部520記憶される。なお、コンテンツのコピーは、記録媒体を使用して行なわれてもよい。
【0346】
この場合、映像表示装置600では、制御部610が、コンテンツと、前述のステップS523のコンテンツ再生必要データ変更処理を行なうことにより生成したコンテンツ再生必要データとを記録媒体555Aに記憶させる。
【0347】
そして、通信端末装置500では、制御部510が、記録媒体555Aに記憶されたコンテンツと、コンテンツ再生必要データとを、記録媒体555Aから読出し、記憶部520に記憶させる。これらの処理により、映像表示装置600の記憶部620に記憶されたオリジナルのコンテンツをコピーしたコピーコンテンツが、通信端末装置500の記憶部520に記憶される。
【0348】
また、通信端末装置500の記憶部520に記憶されたオリジナルのコンテンツが、他の通信端末装置500の記憶部520にコピーされてもよい。ここで、コンテンツを提供する通信端末装置500を、通信端末装置Aという。また、コンテンツが提供される通信端末装置500を、通信端末装置Bという。
【0349】
この場合、通信端末装置Aが、図23のコピー処理における映像表示装置の処理を行なう。また、通信端末装置Bが、図23のコピー処理における通信端末装置の処理において、制御部610および記憶部620をそれぞれ制御部510および記憶部520に置き換えた処理を行なう。上記処理により、オリジナルのコンテンツをコピーしたコピーコンテンツが、通信端末装置Bの記憶部520に記憶される。
【0350】
また、コンテンツのコピーは記録媒体を使用して行なわれてもよい。
この場合、通信端末装置Aでは、制御部510が、コンテンツと、前述のステップS523のコンテンツ再生必要データ変更処理の処理において、制御部610および記憶部620をそれぞれ制御部510および記憶部520に置き換えた処理を行なうことにより生成したコンテンツ再生必要データとを記録媒体555Aに記憶させる。
【0351】
そして、通信端末装置Bでは、制御部510が、記録媒体555Aに記憶されたコンテンツと、コンテンツ再生必要データとを、記録媒体555Aから読出し、記憶部520に記憶させる。これらの処理により、通信端末装置Aの記憶部520に記憶されたオリジナルのコンテンツをコピーしたコピーコンテンツが、通信端末装置Bの記憶部520に記憶される。
(コピーコンテンツの再生)
次に、前述のコピー処理により通信端末装置500の記憶部520に記憶されたコピーコンテンツを再生するための処理(以下、コンテンツ再生処理Mともいう)について説明する。なお、記憶部520には、番組IDが“P1234”のコンテンツと、コンテンツ再生必要データD200Bとが記憶されているとする。
【0352】
コンテンツ再生処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。なお、通信端末装置500の記憶部520には、再生プログラムMが記憶されている。コンテンツ再生処理Mは、通信端末装置500の制御部510が、再生プログラムMを実行することで行なわれる処理である。
【0353】
図27は、コンテンツ再生処理Mのフローチャートである。図27を参照して、ステップS610では、コンテンツリスト画像表示処理が行なわれる。コンテンツリスト画像表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、コンテンツリスト画像を生成し、生成したコンテンツリスト画像を、表示部530に表示させる処理を行なう。その後、ステップS610の処理は終了する。以下においては、記憶部520に記憶された、再生の対象となるコンテンツも再生対象コンテンツともいう。前述したように、再生対象コンテンツが再生される場合、再生されるCMデータを、再生対象CMデータともいう。
【0354】
コンテンツリスト画像は、記憶部520に記憶されている再生対象コンテンツのタイトルに基づいて生成される。表示部530に表示されるコンテンツリスト画像は、以下のコンテンツリスト画像MG400であるとする。
【0355】
図28は、一例としてのコンテンツリスト画像MG400を示す図である。図28を参照して、コンテンツリスト画像MG400には、リスト画像MG410が配置される。リスト画像MG410には、記憶部520に記憶されている再生対象コンテンツのタイトルが表示される。なお、記憶部520に複数の再生対象コンテンツが記憶されている場合は、リスト画像MG410には、複数の再生対象コンテンツのタイトルが表示される。
【0356】
枠MSR412は、タイトルを選択するための枠である。リスト画像MG410に複数の再生対象コンテンツのタイトルが表示されている場合、枠MSR412は、方向ボタン541Aの短押操作により、リスト画像MG410内において、上に移動させることが可能である。また、リスト画像MG410に複数の再生対象コンテンツのタイトルが表示されている場合、枠MSR412は、方向ボタン541Bの短押操作により、リスト画像MG410内において、下に移動させることが可能である。
【0357】
コンテンツリスト画像MG400には、さらに、ボタン画像MBG450が配置される。ボタン画像MBG450は、インターフェース操作Mにより押下処理されることにより、枠MSR412により選択されているタイトルの再生対象コンテンツを、再生するためのボタン画像である。
【0358】
再び、図27を参照して、ステップS610の処理の後、ステップS611に進む。
ステップS611では、制御部510が、再生操作があるか否かを判定する。再生操作は、ボタン画像MBG450を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS611において、YESならば、ステップS612に進む。一方、ステップS611において、NOならば、再度、ステップS611の処理が行なわれる。ここでは、再生操作があったとして、ステップS612に進む。
【0359】
ステップS612では、データ取得処理Mが行なわれる。データ取得処理Mは、制御部510が、コンテンツ再生必要データに基づいて、再生対象コンテンツを再生するために必要なデータを、サービスサーバ800Aから受信するための処理である。ここでは、コンテンツ再生必要データは、図25のコンテンツ再生必要データD200Bであるとする。
【0360】
なお、通信端末装置500は、サービスサーバ800Aとデータ通信可能であるとする。なお、通信端末装置500が、サービスサーバ800Aとデータ通信可能であるか否かの判定処理を、後述するデータ取得処理MのステップS720の前に行なってもよい。この場合、サービスサーバ800Aとデータ通信可能である場合に、ステップS720の処理が行なわれる。
【0361】
図29は、データ取得処理Mおよびデータ要求対応処理のフローチャートを示す。図29のデータ要求対応処理は、前述したサービスサーバ800Aが行なう図17のデータ要求対応処理と同様な処理である。図29を参照して、通信端末装置500が行なうデータ取得処理Mでは、まず、ステップS720の処理が行なわれる。
【0362】
ステップS720では、制御部510が、自装置の装置情報を生成し、生成した装置情報を、サービスサーバ800Aへ送信する。その後、ステップS720の処理は終了する。ここで、送信される装置情報は、以下の装置情報MD300である。
【0363】
図30は、一例としての装置情報MD300を示す図である。図30を参照して、「ユーザID」とは、前述のサービス享受登録処理を行なうことで、サービスサーバ800Aから発行されたIDである。「日時」とは、装置情報MD300を送信する日時である。「位置」とは、制御部510が通信部566から取得するGPS位置情報が示す情報である。「位置」の項目のX、Yは、それぞれ、通信端末装置500の経度および緯度を示す。したがって、装置情報MD300では、一例として、通信端末装置500の経度および緯度は、それぞれ、135度40分および34度25分であることを示す。
【0364】
なお、通信端末装置500の位置情報としてのGPS位置情報は、所定時間(たとえば、1分)間隔で、制御部510が、通信部566から取得し、記憶部520に記憶させる。したがって、記憶部520に記憶される通信端末装置500の位置情報は、所定時間毎に更新される。
【0365】
「装置ID」とは、通信端末装置500の装置IDである。「再生可能フォーマット」とは、通信端末装置500が再生可能な動画像のフォーマットである。通信端末装置500は、一例として、MPEG1形式およびH.264形式の動画像を再生可能であるとする。「解像度」とは、通信端末装置500の表示部530の解像度である。表示部530の解像度は、一例として、横480(ドット)×縦640(ドット)であるとする。
【0366】
サービスサーバ800Aが行なうデータ要求対応処理では、まず、ステップS340の処理が行なわれる。
【0367】
ステップS340では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、記憶部820に、装置情報MD300が記憶される。
【0368】
通信端末装置500が行なうデータ取得処理Mでは、ステップS720の処理の後、ステップS721に進む。
【0369】
ステップS721では、制御部510が、経過時間測定処理Mを実行する。経過時間測定処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。経過時間測定処理Mは、ステップS720の処理が終了してからの経過時間(以下、経過時間EMTともいう)を管理する処理である。その後、ステップS722に進む。
【0370】
ステップS722では、CM表示タイミングであるか否かが判定される。具体的には、制御部510が、経過時間測定処理Mにより管理されている経過時間EMTが、コンテンツ