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【発明の名称】 記録装置
【発明者】 【氏名】九鬼 一夫

【要約】 【課題】電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号のシリーズ番組を録画予約によって記録媒体に記録する場合でも、タイトルの一覧表示のみで録画番組の話数まで確認できるようにする。

【構成】マイコン12は、シリーズ番組のシリーズ録画予約時に自動タイトル番号の記録モードが選択されると、そのシリーズ番組の放送パターンに従った録画パターンの選択、タイトル名の入力、開始話数の設定の各項目の設定画面をモニタ装置30に表示し、ユーザがこの設定画面の各項目に入力を行うと、前記選択された録画パターンと録画予約日とに基づき、クロック回路14の時計機能とカレンダー機能とを用いて、シリーズ番組のそれ以降の話数を計算し、予約録画時には計算した話数のデータを番組データとともに、DVD部5の光ディスクやHDD部6のハードディスク(HD)に記録する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを録画予約によって記録媒体に記録する制御手段を備えた記録装置において、
現在時刻を計時する時計手段と、
年月日を計測するカレンダー手段とを備えており、
前記制御手段は、シリーズ番組のシリーズ録画予約時に自動タイトル番号の記録モードが選択されると、そのシリーズ番組の放送パターンに従った録画パターンの選択、タイトル名の入力、開始話数の設定の各項目の設定画面を表示し、ユーザがこの設定画面の各項目に入力を行うと、前記選択された録画パターンと録画予約日とに基づき、前記時計手段とカレンダー手段とを用いて前記シリーズ番組のそれ以降の話数を計算し、予約録画時には前記計算した話数のデータを番組データとともに前記記録媒体に記録し、前記記録媒体に記録されたシリーズ番組の一覧を表示するときには、前記タイトル名とともに話数も併せて表示することを特徴とする記録装置。
【請求項2】
電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを録画予約によって記録媒体に記録する制御手段を備えた記録装置において、
前記制御手段は、シリーズ番組のシリーズ録画予約時に自動タイトル番号の記録モードが選択されると、そのシリーズ番組の放送パターンと録画予約日とに基づいて、前記シリーズ番組のそれ以降の話数を計算し、予約録画時には前記計算した話数のデータを番組データとともに前記記録媒体に記録することを特徴とする記録装置。
【請求項3】
シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、前記放送パターンに従った録画パターンの選択、タイトル名の入力、開始話数の設定の各項目の設定画面が表示され、ユーザがこの設定画面の各項目に入力を行うことで、前記話数の計算が開始されることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
現在時刻を計時する時計手段と年月日を計測するカレンダー手段とを備えており、前記制御手段は、前記話数の計算をこれら時計手段とカレンダー手段とを用いて行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記放送パターンは、毎日放送、毎週放送、月曜から金曜まで毎日放送、月曜から土曜まで毎日放送などの各種パターンであることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項6】
前記放送パターンが1回の放送時に複数話を放送するパターンである場合、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、話数分割のための分割時間設定画面がさらに表示され、この分割時間設定画面に話数分に対応した分割時間が入力されると、前記制御手段は、この入力分割時間に従って、複数話の連続放送を各話ごとに分割して順次話数を計算することを特徴とする3に記載の記録装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記記録媒体に記録されたシリーズ番組の一覧を表示するときには、前記タイトル名とともに話数も併せて表示することを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の記録装置。


【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを録画予約によって記録媒体に記録する記録装置に関する。
【背景技術】
【0002】
番組データを録画予約によって記録媒体に記録する記録装置は従来から種々提案されている(例えば、特許文献1〜4等参照)。
【0003】
特許文献1には、記憶部に記憶されたタイトルと同じタイトルの番組を検出すると、その検出した番組の番組データに含まれる話数と記憶部に記憶されている話数とを比較し、両話数が一致するときには、その番組の放送日時に、チューナ部にて該当する番組を受信し、記録媒体であるビデオカセットレコーダの磁気テープに記録するとともに、記録後に記憶部に記憶されている話数を+1して更新記憶する放送信号受信システムが記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、録画される連続放送番組に関して月単位、週単位または日単位に録画する予約モードを選択すると、選択された予約モードに基づいて次回のタイマー予約録画すべき連続放送番組の第i(i=1〜n)話を設定し、この設定された連続放送番組の次回第i話を予約モードに基づいて録画する記録再生装置が記載されている。
【0005】
また、特許文献3には、番組設定手段で設定された番組話数をシリーズ情報復調手段で復調されたシリーズ記述子から検索する番組検索手段を備え、シリーズ番組の録画に抜けが生じた場合に、シリーズ記述子を用いて予約できなかった番組を検出し、その抜け番組の再録画を自動的に行うデジタル放送受信装置が記載されている。
【0006】
また、特許文献4には、番組をグループとして扱うシリーズ番組情報一覧をEPG画面と同一画面に表示し、切替手段によりEPG画面、シリーズ番組一覧、番組内容一覧の何れかをアクティブ状態に切替え、シリーズ番組一覧表の画面のアクティブ状態において、シリーズ番組を選択することにより、番組内容一覧表を表示し、この番組内容一覧表においてシリーズ番組の各放送回の情報が表示されるので、この番組内容一覧表から所望の放送回を選択することにより、その放送回の番組説明および/または録画予約を行うように制御する番組表搭載デジタル放送受信機が記載されている。
【特許文献1】特開2001−245244号公報
【特許文献2】特開2002−84481号公報
【特許文献3】特開2002−354354号公報
【特許文献4】特開2006−115227号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1〜4によれば、録画済みの番組データが何話目であるのかを確認したい場合、タイトル一覧を表示(例えば、番組のサムネイル画像を表示)すると、そこに話数(すなわち、第何話)が表示されるので、サブタイトルや本編を再生しなくても、話数を確認することができる。
【0008】
しかし、上記特許文献1〜4に記載のものはいずれも、電子番組表(EPG)等の番組情報を含むデジタル放送信号の番組データを録画する場合に対応したものであり、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを録画予約によって記録媒体に記録する場合には、話数を併せて記録することができないといった問題があった。
【0009】
そのため、アナログ放送信号の番組データを記録媒体に記録した場合、録画した番組の話数を確認するためには、タイトルの一覧表示では分からず、ユーザはサブタイトルや本編を再生して確認するか、何か別の資料(番組表の掲載されている雑誌等)を探すか、インターネット等で調べて確認する必要があった。
【0010】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号のシリーズ番組を録画予約によって記録媒体に記録する場合でも、タイトルの一覧表示のみで録画番組の話数まで確認できるようにした記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するため、本発明の記録装置は、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを録画予約によって記録媒体に記録する制御手段を備えた記録装置において、前記制御手段は、シリーズ番組のシリーズ録画予約時に自動タイトル番号の記録モードが選択されると、そのシリーズ番組の放送パターンと録画予約日とに基づいて、前記シリーズ番組のそれ以降の話数を計算し、予約録画時には前記計算した話数のデータを番組データとともに前記記録媒体に記録することを特徴としている。
【0012】
この場合、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、前記放送パターンに従った録画パターンの選択、タイトル名の入力、開始話数の設定の各項目の設定画面が表示され、ユーザがこの設定画面の各項目に入力を行うことで、制御手段が前記話数の計算を開始するようになっている。
【0013】
また、制御手段は、現在時刻を計時する時計機能と年月日を計測するカレンダー機能とを備えており、話数の計算をこれら時計機能とカレンダー機能とを用いて行うようになっている。また、前記放送パターンは、毎日放送、毎週放送、月曜から金曜まで毎日放送、月曜から土曜まで毎日放送などの各種パターンのことである。この場合、前記放送パターンが1回の放送時に複数話を放送するパターンである場合、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、話数分割のための分割時間設定画面がさらに表示され、この分割時間設定画面に話数分に対応した分割時間が入力されると、前記制御手段は、この入力分割時間に従って、複数話の連続放送を各話ごとに分割して順次話数を計算するように構成してもよい。
【0014】
また、本発明では、前記制御手段は、前記記録媒体に記録されたシリーズ番組の一覧を表示するときには、前記タイトル名とともに話数も併せて表示するようになっている。これにより、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号のシリーズ番組を録画予約によって記録媒体に記録した場合でも、タイトルの一覧表示のみで録画番組の話数まで確認することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明の記録装置によれば、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号のシリーズ番組をシリーズ録画予約によって記録媒体に記録する場合に、録画パターンと録画予約日とに基づいてシリーズ番組の話数を計算によって求め、予約録画時には計算した話数のデータを番組データとともに記録媒体に記録する構成としたので、再生時には、タイトルの一覧表示のみで録画番組の話数も表示することができる。これにより、録画した番組の話数を確認する場合、ユーザはサブタイトルや本編を再生したり、何か別の資料を探したり、インターネット等で調べたりしなくても、録画番組の話数を簡単に確認することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態である記録装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態の記録装置1は、アンテナ16により受信されたアナログ放送信号やデジタル放送信号等のテレビ放送から選択されたチャンネルの番組放送を受信するチューナ2と、受信した番組の映像データの信号を処理する信号処理回路3と、信号処理後の映像データをDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクに記録再生するDVD部5と、信号処理後の映像データをハードディスク(HD)に記録再生するHDD(Hard Disk Drive)部6と、これらDVD部5及びHDD部6の記録再生を制御するストレージ制御部7と、文字情報信号を映像信号に重畳して、文字情報をモニタ装置30の画面に表示するOSD(On−Screen Character Display)回路8と、音声信号を増幅してスピーカ40を駆動する音声出力回路9と、本装置のシステム全体を制御するマイコン12と、各種データを記憶するメモリ(EEPROMやフラッシュメモリ等)13と、年月日の日付を計測するカレンダー機能及び現在時刻を計時する時計機能を有するクロック回路14と、リモコン20から送信された赤外線信号のリモコン信号を受信して、所定の電気信号に変換するリモコン受信部15とで構成されている。
【0018】
上記構成の記録装置1において、本実施形態では特に、電子番組表(EPGデータ)のような番組情報を含まないアナログ放送信号の番組データを、録画予約によってDVDやハードディスク(HD)等の記録媒体に記録する場合の処理に特徴を有している。すなわち、本実施形態の記録装置1は、シリーズ番組を順次録画するシリーズ録画予約機能と、このシリーズ録画予約機能の実行時にさらに、自動タイトル番号を記録する機能とを備えている。
【0019】
具体的には、マイコン12は、アナログ放送によるシリーズ番組のシリーズ録画予約時に、自動タイトル番号の記録モードが選択されると、そのシリーズ番組の放送パターン(毎日放送、毎週放送、月曜から金曜まで毎日放送、月曜から土曜まで毎日放送などの各種放送パターン)と録画予約日とに基づいて、シリーズ番組のそれ以降の話数を計算し、予約録画時には計算した話数のデータを番組データとともに記録媒体であるDVDまたはハードディスク(HD)に記録するようになっている。この場合、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、放送パターンに従った録画パターンの選択、タイトル名の入力、開始話数の設定の各項目の設定画面がモニタ装置30に表示され、ユーザがこの設定画面の各項目に入力を行うことで、マイコン12が話数の計算を開始するようになっている。さらに、放送パターンが1回の放送時に複数話を放送するパターンである場合、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録モードでは、話数分割のための分割時間設定画面がさらに表示され、この分割時間設定画面に話数分に対応した分割時間が入力されると、マイコン12は、この入力分割時間に従って、複数話の連続放送を各話ごとに分割して順次話数を計算するようになっている。
【0020】
以下、シリーズ番組のシリーズ録画予約時において、自動タイトル番号の記録モードが選択された場合のマイコン12による処理動作の実施例1について、図2及び図3に示すフローチャート、並びに図4ないし図6、図8に示す表示画面例を参照して具体的に説明する。
【実施例1】
【0021】
まず、シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録処理動作について、図2に示すフローチャート及び図4ないし図6に示す表示画面例を参照して説明する。
【0022】
シリーズ番組の録画予約を行うために、ユーザがリモコン20の図示しないメニューボタンを操作すると、モニタ装置30には図示しないメニュー画面が表示されるので、ユーザは、このメニュー画面から録画予約の項目を選択してリモコン20の図示しない決定ボタンを操作することにより、録画予約モードに移行する。
【0023】
録画予約モードに移行すると、モニタ装置30には、図4に示す録画予約画面50が表示される。この録画予約画面50では、予約番号、放送日、放送時間(開始時刻と終了時刻等)、録画チャンネル、録画モード(EPモード、SPモード等)、録画先(DVD、ハードディスク(HD)等)、自動タイトル番号設定、の各項目が表示される。
【0024】
ユーザは、この各項目にリモコン20から必要事項を入力することで録画予約を行う。図4に示す例では、予約番号1の放送日の項目51に「7月2日」、放送時間の項目52に「午後8時〜8時45分」、録画チャンネルの項目53に「2」、録画モードの項目54に「SP」、録画先の項目55に「ハードディスク(HD)」が入力されている。
【0025】
ここで、自動タイトル番号設定の項目56には、初期設定として「OFF」が入力されている。上記各項目51〜55の設定がシリーズ録画予約ではない通常録画予約である場合には、ユーザは、この状態で画面右下の「決定」ボタン57を押せばよい。これにより、従来通り通常録画予約が設定される。
【0026】
一方、上記設定の放送番組がシリーズ番組であり、このシリーズ番組を話数も含めて順次録画して行きたい場合には、自動タイトル番号設定の項目56を選択する。すなわち、カーソルを自動タイトル番号設定の項目56の「OFF」表示されているところに合わせてリモコン20の図示しない決定ボタンを押す(ステップS1でYesと判断)。これにより、モニタ装置30には、図5に示す録画パターン設定画面60が表示される。
【0027】
録画パターン設定画面60は、シリーズ番組の録画パターンを設定する画面であり、画面上部には、予め考えられる代表的な録画パターン(すなわち、番組の放送パターン)が番号順に表示されている。すなわち、(1)の項目は放送パターンが毎日の場合、(2)の項目は放送パターンが毎週の場合、(3)の項目は放送パターンが月曜から金曜まで毎日の場合、(4)の項目は放送パターンが月曜から土曜まで毎日の場合である。
【0028】
また、(5)の項目は「その他」の項目となっており、ユーザが自分でパターンを設定できるようになっている。すなわち、再放送などの場合、その放送パターンは変則的な場合が多く、例えば、月、水、金の隔日であったり、週前半の月曜から水曜までであったり、週後半の水曜から金曜までであったりする場合がある。そのため、このような変則的な放送パターンにも対応可能とするために、その他の項目が設けられている。(5)の「その他」の項目では、ユーザが新聞やインターネットなどで確認した放送パターンに従って、該当する放送曜日の欄にチェックを入れて行き、最後に画面右下の「決定」ボタン61を押すことで、その他の録画パターンを設定することができる。なお、(1)から(4)の項目の放送パターンを選択する場合は、その位置に画面上のカーソルを移動させて「決定」ボタン61を押せばよい。これにより、録画パターンが決定される(ステップS2でYesと判断)。
【0029】
「決定」ボタン61が押されて録画パターンが決定されると、モニタ装置30には、図6に示す自動タイトル番号設定画面70が表示される。
【0030】
自動タイトル番号設定画面70は、(1)の項目に最初の放送日「7月2日」、(2)の項目に放送時間「午後8時〜8時45分」、(3)の項目に録画チャンネル「2」、(4)の項目に録画モード「SP」、(5)の項目に録画先「ハードディスク(HD)」が表示される。この(1)〜(5)の各項目の表示は、図4の録画予約で設定した内容が表示されている。また、(6)の録画パターンの項目には、図5で設定した録画パターンが表示されている。
【0031】
自動タイトル番号設定画面70にはさらに、(7)の項目71にタイトル名の入力欄が設けられており、(8)の項目72に開始タイトル番号の入力欄が設けられており、(9)の項目73に1回での放送話数の入力欄が設けられており、(10)の項目74に分割時間の設定項目が設けられている。すなわち、これら(7)〜(10)の項目がこの画面でのユーザ設定項目となっている。
【0032】
ここで、ユーザは、(7)の項目71に、今回録画するシリーズ番組のタイトル名(番組名:「日本の歴史」)を入力する(ステップS3)。タイトル名の入力は、携帯電話などと同様に、リモコン20の数字ボタンに日本語の単語と英語の単語をそれぞれ複数単語割り当てておき、該当する数字ボタンを所望の単語が出てくるまで押すことで入力することが可能である。また、単語選択は、OSD表示を利用して単語一覧をモニタ画面20に表示し、画面上のカーソルを移動させることで所望する単語を選択するようにしてもよい。
【0033】
この後、所定時間が経過するまでに(ステップS4でYesと判断される前に)、ユーザは、(8)の項目72に、開始タイトル番号を入力する(ステップS5)。ここで、所定時間を計測するのは、タイトル名を入力したが、その後何も操作されることなく長い時間が経過した場合には、何らかの不都合が生じて設定を断念したと判断して、処理を一旦終了させるためである。
【0034】
ここで、開始タイトル番号は、例えばシリーズ番組の第1話から録画する場合には、「1」と設定する。また、例えば第1話は内容がよく分からないため単に視聴していたが、その視聴の結果、2話目以降を録画しておこうと思ったような場合には、開始タイトル番号として「2」を設定する。なお、(9)の項目73及び(10)の項目74については、本実施例1では設定しないものとし、次の実施例2で設定するものとする。
【0035】
すなわち、ユーザは、(9)の項目73を選択することなく(ステップS6でNoと判断)、画面右下の「決定」ボタン75を押すと(ステップS7でYesと判断)、モニタ装置30には、再び図4に示す録画予約画面50が表示される(ステップS8)。ただし、このときには、自動タイトル番号設定の項目56が「OFF」から「ON」に変更されている。ユーザは、これらの内容を目視により確認すると、画面右下の「決定」ボタン57を押す(ステップS9でYesと判断)。これにより、マイコン12は、予約番号1に設定されたこれらのシリーズ録画予約データを例えばメモリ13に記憶して(ステップS10)、シリーズ録画予約の処理を終了する。
【0036】
次に、このようにして設定されたシリーズ録画予約による録画動作時に、自動タイトル番号を付加して録画する処理動作について、図3に示すフローチャート、並びに図6及び図8に示す表示画面例を参照して説明する。
【0037】
マイコン12は、上記のシリーズ録画予約が設定されると、クロック回路14を駆動して、録画開始時刻になったかどうかを監視する(ステップS21)。その結果、録画開始時刻になると、その録画予約されている番組が自動タイトル番号を記録するように設定された番組かどうかを確認する(ステップS22)。この場合の確認は、シリーズ録画予約として記憶されている番組の録画開始時刻と、クロック回路14の時計機能によって計時されている現在時刻とが一致しているか否かで行い、一致している場合には、自動タイトル番号を記録するように設定された番組の録画であると判断する。
【0038】
このようにして、録画する番組が自動タイトル番号を付加して記録する番組であることが確認されると(ステップS22でYesと判断されると)、マイコン12は、その番組のシリーズ録画予約データを参照して、その録画パターンを確認する(ステップS23〜ステップS27)。
【0039】
その結果、録画パターンが毎週録画である場合(ステップS23でYesと判断された場合)には、マイコン12は、クロック回路14のカレンダー機能と時計機能とを用いて、録画する番組の話数を、毎週録画予約用の計算手法に従って計算する。すなわち、第1回目の予約日からの経過日時に基づいて現在の話数を算出する(ステップS28)。具体的には、経過日時が第1回目の予約日(当日)である場合には、最初に設定されている話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が例えば「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「1(第1話)」とする。また、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が例えば「3」であった場合には、今回録画する番組の話数を「3(第3話)」とする。
【0040】
また、ステップS28で計算した結果、第1回目の予約日から7日が経過している場合には、最初に設定されている話数に+1した話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「2」とする。さらに、ステップS28で計算した結果、第1回目の予約日から14日が経過している場合には、最初に設定されている話数に+2した話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「3」とする。このように、本発明では、録画する番組の話数を第1回目の予約日を基準として、その日からの経過日時に基づいて計算により求める構成としている。これにより、例えば第2話が装置の設定の都合等で録画できなかったような場合でも、その次の週に放送される同タイトルの番組を第3話として録画することが可能となる。つまり、第2話を飛ばして第3話として録画することが可能となる。
【0041】
また、録画パターンの確認の結果(ステップS23〜ステップS27)、録画パターンが毎日録画である場合(ステップS24でYesと判断された場合)には、マイコン12は、クロック回路14のカレンダー機能と時計機能とを用いて録画する番組の話数を、毎日録画予約用の計算手法に従って計算する。すなわち、第1回目の予約日からの経過日時に基づいて現在の話数を算出する(ステップS29)。具体的には、経過日時が第1回目の予約日(当日)である場合には、最初に設定されている話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が例えば「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「1」とする。
【0042】
また、ステップS29で計算した結果、第1回目の予約日から1日が経過している場合には、最初に設定されている話数に+1した話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「2」とする。さらに、ステップS29で計算した結果、第1回目の予約日から2日が経過している場合には、最初に設定されている話数に+2した話数を、録画した番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が「1」であった場合には、今回録画する番組の話数を「3」とする。このように、本発明では、録画する番組の話数を第1回目の予約日を基準として、その日からの経過日時に基づいて計算により求める構成としている。これにより、例えば第2話が装置の設定の都合等で録画できなかったような場合でも、その次の日に放送される同タイトルの番組を第3話として録画することが可能となる。つまり、第2話を飛ばして第3話として録画することが可能となる。
【0043】
また、録画パターンの確認の結果(ステップS23〜ステップS27)、録画パターンが月曜から金曜まで毎日放送するパターンである場合(ステップS25でYesと判断された場合)には、マイコン12は、クロック回路14のカレンダー機能と時計機能とを用いて録画する番組の話数を、月−金録画予約用の計算手法に従って計算する(ステップS30)。すなわち、月曜から金曜までの計算手法はステップS28と同じである。一方、金曜日の録画が終了すると、マイコン12は、クロック回路14のカレンダー機能を利用して曜日を監視し、曜日が月曜日になるまでシリーズ録画動作は行わない。すなわち、翌日の土曜日や翌々日の日曜日の同じ録画開始時刻になっても、録画は行わない。そして、曜日が月曜日になると、第1回目の予約日からの経過日時に基づいて現在の話数を算出する。具体的には、第1回目の予約日から7日が経過している場合には、金曜日に録画した番組の話数に+1した話数を、録画する番組に付加して記録する。すなわち、図6に示す(8)の項目72に設定された開始タイトル番号(話数)が「1」であった場合、1回目の予約日の月曜日が1話、火曜日が2話、水曜日が3話、木曜日が4話、金曜日が5話と計算(実際に録画したか否かに係わらず計算)できるので、今回録画する月曜日の番組の話数は「6」となる。これにより、例えば第5話の金曜日の番組が装置の設定の都合等で録画できなかったような場合でも、その次の月曜日に放送される同タイトルの番組を第6話として(5話を飛ばして)録画することが可能となる。
【0044】
なお、ステップS26でYesと判断された場合のステップS31の処理、及びステップS27でYesと判断された場合のステップS32の処理も、実質的に上記ステップS28、ステップS29、ステップS30等の処理と同等に行うことができるので、ここでは説明を省略する。
【0045】
このようにし話数を計算すると、マイコン12は、録画した番組データに、算出した話数を付加して記録媒体に記録する(ステップS33)。これにより、電子番組表のような番組情報を含まないアナログ放送信号の受信時において、シリーズ番組の録画時に、自動タイトル番号(話数)を付加して録画することが可能となる。
【0046】
一方、このようにして録画したシリーズ番組の内容を確認する場合、ユーザはリモコン20を操作して、メニュー画面からシリーズ録画の録画リストを選択する。これにより、例えば図8に示すように、各番組のサムネイル画像の下に番組情報が付加された録画リスト一覧が表示される。図8に示す録画リスト一覧は毎週録画の場合の一部の表示例であり、14回目の録画ではその話数が「第14話」として表示されており、15回目の録画ではその話数が「第15話」として表示されている。従って、ユーザは、この録画リスト一覧からさらにサブタイトルを再生したり、本編を再生しなくても、この録画リスト一覧を見るだけで、その番組がシリーズ番組の第何話であるかを確認することができる。
【0047】
なお、ステップS5で話数が設定された場合や、ステップS28〜ステップS32で話数が計算された場合、マイコン12は、タイトル番号の設定が上限値を超えていないかどうかを判断するように構成してもよい。ここで、上限値とは、本装置で記録可能な話数の上限値のことである。例えば、本装置で1000話まで記録可能であった場合に、すでにその1000話分が記録されている場合には、今回録画時の話数が1001話目になるため、上限値を超えることになる。そのため、この場合には、モニタ装置30に記録限界でありシリーズ録画ができない旨を表示してユーザに通知する。
【実施例2】
【0048】
本実施例2は、図2に示すステップS6で、1回の放送話数を設定することを選択した場合の実施例である。すなわち、この場合には、1回の放送話数と分割時間とを設定する。以下、図6及び図7に示す画面表示例を参照して具体的に説明する。
【0049】
上記したように、再放送などの場合、その放送パターンは変則的な場合が多く、その例は上記した通りであるが、その他にも、例えば1回の放送で複数話(1話から3話まで等)を一挙に放送するような場合もある。このような場合には、話数をどのように設定するかが問題となる。
【0050】
そこで、本実施例2では、このような場合を考慮し、1回の放送で複数話が連続して放送される場合には、ステップS6で「放送話数を設定する」を選択(ステップS6でYesと判断)することになる。具体的には、図6に示す(9)の項目73と(10)の項目74とを設定することになる(ステップS11〜ステップS13)。
【0051】
すなわち、(8)の項目72まで入力した後、ユーザは、(9)の項目73に1回の放送話数を入力する(ステップS11)。上記したように、1回の放送で3話ずつ放送する場合には、(9)の項目73に「3」を入力する。この後、ユーザは、1回に放送される3話分をひとまとめにした番組データとして記録する場合には、次の(10)の項目74は設定(入力)せずに「決定」ボタン75を押す(ステップS12でNo、ステップS7でYesと判断)。これにより、モニタ装置30には、再び図4に示す録画予約画面50が表示される(ステップS8)。ただし、このときには、自動タイトル番号設定の項目56が「OFF」から「ON」に変更されている。ユーザは、これらの内容を目視により確認すると、画面右下の「決定」ボタン57を押す(ステップS9でYesと判断)。これにより、マイコン12は、予約番号1に設定されたこれらのシリーズ録画予約データを例えばメモリ13に記憶して(ステップS10)、シリーズ録画予約の処理を終了する。
【0052】
このような処理により、マイコン12は、1回に放送される3話分を番組データとしては1話分として扱う一方で、話数としては3話分として計算する。すなわち、(8)の項目72の開始タイトル番号に設定された話数が「1」であった場合、その番組を録画したときに、話数の計算としては、その設定された話数「1」から3話分、すなわち「第1話〜第3話」が録画されたものとして話数を計算する。
【0053】
その結果、1回目が録画されると、その録画された番組データには、話数データとして「第1話〜第3話」が付加されることになる。同様に、2回目が録画されると、その録画された番組データには、話数データとして「第4話〜第6話」が付加され、3回目が録画されると、その録画された番組データには、話数データとして「第7話〜第9話」が付加されることになる。これにより、録画リスト一覧を表示すると、1回目に録画した番組のサムネイル画像の下の話数の表示箇所には「第1話〜第3話」と表示され、2回目に録画した番組のサムネイル画像の下の話数の表示箇所には「第4話〜第6話」と表示され、3回目に録画した番組のサムネイル画像の下の話数の表示箇所には「第7話〜第9話」と表示されることになる。
【0054】
一方、ユーザは、(9)の項目73に1回の放送話数として「3」を入力した後、次の(10)の項目74の分割時間を選択すると(ステップS12でYesと判断)、モニタ装置30には、図7(a)に示す分割時間設定画面80Aが表示される。
【0055】
この分割時間設定画面80Aは、(9)の項目73で設定した放送話数によってその分割数が決定されている。すなわち、放送話数として「3」を入力した場合、3話を区分するのは1話目と2話目の区切り時刻と、2話目と3話目の区切り時刻の2箇所でよい。従って、分割時間設定画面80Aでは、2箇所の区切り時刻を入力するようになっている。ここで、この図7(a)に示す例では、各区切り時刻を直接入力するようになっている。従って、ユーザは、この2箇所の区切り時刻の欄に区切り時刻を直接入力し(ステップS13)、画面右下の「決定」ボタン81を押すと、図6の自動タイトル番号設定画面70に戻る。このとき、(10)の項目74の分割時間の表示窓は、初期設定の「設定ナシ」表示から「設定有り」の表示に変更されている。そして、自動タイトル番号設定画面70の画面右下の「決定」ボタン75を押すと(ステップS7でYesと判断)、モニタ装置30には、再び図4に示す録画予約画面50が表示される(ステップS8)。ただし、このときには、自動タイトル番号設定の項目56が「OFF」から「ON」に変更されている。ユーザは、これらの内容を目視により確認すると、画面右下の「決定」ボタン57を押す(ステップS9でYesと判断)。これにより、マイコン12は、予約番号1に設定されたこれらのシリーズ録画予約データを例えばメモリ13に記憶して(ステップS10)、シリーズ録画予約の処理を終了する。
【0056】
このようにして分割時間を設定した場合には、1回の放送での複数話の番組の録画時に、マイコン12はこの設定された区切り時刻を考慮して、番組データを1話ずつ区切って記録するとともに、話数についても1話ずつ順次区切って(インクリメントして)記録することになる。すなわち、このときの自動タイトル番号の記録は、上記実施例1の場合と同様である。
【0057】
また、図7(b)及び(c)は、分割時間の他の設定画面例を示している。すなわち、図7(b)に示す分割時間設定画面80Bでは、各話の区切り時刻を直接入力するのではなく、最初の録画開始時刻から何分毎に区切るのかを入力するようになっている。録画開始時刻は図4に示す録画予約画面50ですでに入力されているので、この時刻(××時△△分)が自動的に表示される。すなわち、分割時間設定画面80Bでユーザが入力するのは、符号82で示された何分毎の何分の数値だけである。
【0058】
また、図7(c)に示す分割時間設定画面80Cでは、各話の開始時刻と終了時刻とを入力するようになっている。この例では、第1話の開始時刻と終了時刻、第2話の開始時刻と終了時刻、第3話の開始時刻と終了時刻をそれぞれ入力するようになっている。すなわち、各話の間には通常コマーシャルが入るので、これをカットしたいと考えるユーザにとっては、このように、各話の終了時刻も入力できるようにしておく方が便利である。図7(c)は、このような場合を考慮した分割時間の設定画面となっている。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の一実施形態である記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】シリーズ録画予約時の自動タイトル番号の記録処理動作を示すフローチャートである。
【図3】シリーズ録画予約による録画動作時に自動タイトル番号を付加して録画する処理動作を示すフローチャートである。
【図4】録画予約画面の表示例を示す説明図である。
【図5】録画パターン設定画面の表示例を示す説明図である。
【図6】自動タイトル番号設定画面の表示例を示す説明図である。
【図7】分割時間設定画面の表示例を示す説明図である。
【図8】録画リストの表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0060】
1 記録装置
2 チューナ
3 信号処理回路
5 DVD部
6 HDD部
7 ストレージ制御部
3 OSD回路
9 音声出力回路
12 マイコン
13 メモリ
14 クロック回路
15 リモコン受信部
20 リモコン
30 モニタ装置
40 スピーカ


【出願人】 【識別番号】000201113
【氏名又は名称】船井電機株式会社
【出願日】 平成18年9月14日(2006.9.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−72483(P2008−72483A)
【公開日】 平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願番号】 特願2006−249633(P2006−249633)