| 【発明の名称】 |
紙へのデータ埋め込みあるいは紙からのデータ読み出しを行うシステムおよびその制御方法ならびにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】浜田 昇
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| 【要約】 |
【課題】MDSデータを画像として縮小コピーしてしまうと、データ埋め込み密度が高い場合には解像度の関係で正しくデコードできない場合がある。あるいはデータ埋め込み密度が比較的低密度で解像度の問題が無い場合であっても、2in1などのレイアウト変換を伴う場合には、MDSデータのエリア間ギャップ(空白部分)が存在するため、MDSデータを正しく読み出すためには、読み出しアプリに画像が2in1になっていることを通知する必要がある。片面/両面の設定についても同様である。
【構成】原稿画像にレイアウト情報をあらかじめなんらかの方法で埋め込んでおき、そのレイアウト情報に従ってスキャン、画像処理およびデータ復号の処理を行うように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読み取り手段と、 前記読み取った画像に埋め込まれているデータ取り出すデータ復号手段と、 前記原稿において画像がどのようにレイアウトされているかを示すレイアウト情報を検出するレイアウト情報検出手段と、 ユーザが入力した前記原稿画像の読み取り設定を保持する設定情報保持手段と、 前記設定情報保持手段に保持されている原稿画像の読み取り設定が適切であるかどうかを判断する画像読み取り設定判断手段と、 前記画像読み取り設定判断手段での判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に原稿画像の読み取り設定を自動的に修正する画像読み取り設定修正手段を持つ ことを特徴とする紙からのデータ読み出しシステム。 【請求項2】 紙に画像を印刷する印刷手段と、 ユーザが入力した印刷出力のレイアウト設定情報を保持する出力設定情報保持手段と、 前記出力設定情報保持手段に保持されている設定情報が適切かどうかを判断する出力設定判断手段と、 前記出力設定判断手段における判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に出力画像の設定を自動的に修正する出力設定修正手段を持つ ことを特徴とする紙へのデータ埋め込みシステム。 【請求項3】 原稿画像を読み取る画像読み取りステップと、 前記読み取った画像に埋め込まれているデータ取り出すデータ復号ステップと、 前記原稿において画像がどのようにレイアウトされているかを示すレイアウト情報を検出するレイアウト情報検出ステップと、 ユーザが入力した前記原稿画像の読み取り設定を保持する設定情報保持手段から設定情報を読み出す設定情報読み出しステップと、 前記設定情報保持手段に保持されている原稿画像の読み取り設定が適切であるかどうかを判断する画像読み取り設定判断ステップと、 前記画像読み取り設定判断ステップでの判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に原稿画像の読み取り設定を自動的に修正する画像読み取り設定修正ステップを持つ ことを特徴とする紙からのデータ読み出し方法。 【請求項4】 紙に画像を印刷する印刷ステップと、 ユーザが入力した印刷出力のレイアウト設定情報を保持する出力設定情報保持ステップと、 前記出力設定情報保持手段に保持されている設定情報が適切かどうかを判断する出力設定判断ステップと、 前記出力設定判断ステップにおける判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に出力画像の設定を自動的に修正する出力設定修正ステップを持つ ことを特徴とする紙へのデータ埋め込み方法。 【請求項5】 原稿画像を読み取る画像読み取りステップと、 前記読み取った画像に埋め込まれているデータ取り出すデータ復号ステップと、 前記原稿において画像がどのようにレイアウトされているかを示すレイアウト情報を検出するレイアウト情報検出ステップと、 ユーザが入力した前記原稿画像の読み取り設定を保持する設定情報保持手段から設定情報を読み出す設定情報読み出しステップと、 前記設定情報保持手段に保持されている原稿画像の読み取り設定が適切であるかどうかを判断する画像読み取り設定判断ステップと、 前記画像読み取り設定判断ステップでの判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に原稿画像の読み取り設定を自動的に修正する画像読み取り設定修正ステップを持つ ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 【請求項6】 紙に画像を印刷する印刷ステップと、 ユーザが入力した印刷出力のレイアウト設定情報を保持する出力設定情報保持ステップと、 前記出力設定情報保持手段に保持されている設定情報が適切かどうかを判断する出力設定判断ステップと、 前記出力設定判断ステップにおける判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に出力画像の設定を自動的に修正する出力設定修正ステップを持つ ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、紙に大容量のデータを埋め込み、あるいは読み出すシステムに関する。 【背景技術】 【0002】 バーコードやQRコードに代表されるように、従来から製品等の情報をコード化して紙(この場合ラベル等が多い)に埋め込む事が行われてきた。このような紙(以下、これをデータシートと呼ぶ)をリーダで読み取る事により、コード化される前の情報を取得し、商品の管理等に利用する形態が実用化されている。 【0003】 さらに最近では、単なるテキストデータだけでなく画像やその他の様々な情報をコード化して紙に埋め込むべく、上記従来のコードよりも大容量の情報が埋め込み可能なコード化方法が考えられている。 【0004】 例えば特許文献1では、サムネイルと共にその元ファイルをコード化して紙に印刷する方法が開示されている。 【特許文献1】特開2001−344588号公報 【特許文献2】特開2005−94107号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ところで、前記従来例に示されたような紙に印刷された大容量の情報を含む画像を、そのまま画像としてコピーをする場合を考える。 【0006】 この場合、もし画像読み込み解像度が低く設定されている場合には、コピーの過程で情報量が落ちるため、コピーされた画像からオリジナルの情報を復元できないことがある。 【0007】 あるいは、画像読み込み解像度が十分高いか、あるいはデータ埋め込み密度が十分に低密度で解像度の問題が無い場合であっても、2in1などのレイアウト変換を伴う場合には問題がある。すなわち、コピーされた画像は向きが回転しているし、一ページの中に二つの領域があって、それらの領域間に空白部分が存在するため、埋め込まれているデータを正しく読み出すためには、読み出しを行う装置あるいはアプリケーションに、画像が2in1になっていることを通知する必要がある。 【0008】 この問題について、図を用いてさらに詳しく説明する。 【0009】 図6は、一般的なコピー機における通常コピーのデータ処理を示す概念図である。 【0010】 図6において、601は、大容量のデータを画像にエンコードして紙に印刷した原稿であり、データは二枚の紙にまたがって印刷されている。この原稿を2in1設定で一枚の紙にコピーすることを考える。606は、2in1設定で一枚の紙にコピーされた出力結果を示している。 【0011】 二枚の原稿601は、原稿読み取り手段602によって読み込まれ、ユーザによって指定された設定情報605の指定に従って画像処理手段603によって画像の90度回転および縮小処理を施された後、印刷手段604によって印刷される。 【0012】 次に、こうして得られた出力画像604からデータを読み出し、オリジナルのデータを復号する場合について考察する。 【0013】 図7は、データ画像のデコード処理における課題を説明する概念図である。 【0014】 図7において、701は、図6における出力結果606そのものである。この2in1印刷された原稿は、原稿読み取り手段702によって読み込まれ、ユーザによって指定された設定情報705の指定に従って復号処理手段703によって解釈され、復号されたデータ704となる。 【0015】 この際、復号処理手段703によって正しく復号が行われるためには、原稿が2in1で印刷されていることが設定情報705としてユーザによって正しく設定されている必要がある。 【0016】 上記の説明は、2in1の設定を例にとって行ったが、それに限ることなく、片面二枚の原稿を両面一枚にするようにコピーをとった場合についても、ユーザによって設定情報705が正しく設定されている必要がある。 【0017】 こうした設定を正しく行うことは、ユーザにとってわずらわしいものである。 【0018】 この課題に対処するため、例えば特許文献2では、読み取りの際にエラーを起こした場所を正確に特定し、スキャンパラメータを設定しなおしてその場所を再度読み取る方法が提案されている。 【0019】 しかしながら、上記方法では、スキャンに失敗した場合に再度の読み込みが必要になるなど、処理に時間がかかるという課題がある。 【0020】 本発明は、ユーザの設定誤りを防止し、あるいは設定の手間を低減することを目的とし、データ復号時の読み出し設定を自動的に設定するシステムを提供する。 【課題を解決するための手段】 【0021】 上記の問題を鑑み、本発明では、 原稿画像を読み取る画像読み取り手段と、 前記読み取った画像に埋め込まれているデータ取り出すデータ復号手段と、 前記原稿において画像がどのようにレイアウトされているかを示すレイアウト情報を検出するレイアウト情報検出手段と、 ユーザが入力した前記原稿画像の読み取り設定を保持する設定情報保持手段と、 前記設定情報保持手段に保持されている原稿画像の読み取り設定が適切であるかどうかを判断する画像読み取り設定判断手段と、 前記画像読み取り設定判断手段での判断の結果、設定が適切でないと判断された場合に原稿画像の読み取り設定を自動的に修正する画像読み取り設定修正手段 を有する構成とした。 【発明の効果】 【0022】 本発明によれば、原稿に含まれるレイアウト情報を読み取ることにより、スキャン設定を自動的に正しく設定することができ、例えばデータを埋め込んだ画像を2in1にレイアウトしてコピーした原稿からでも、正しくデータを復号することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 (実施例1) 以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。 【0024】 まず、図1および図9は、データシートの生成から利用までの全体像を示した概念図である。 【0025】 図1おいて、113は複合機(MFP)であり、入力されたデータから2次元符号化データを生成し、プリント用紙へ出力するまでの処理を示したものである。 【0026】 処理の対象となる入力データ101は、文書ファイル、画像ファイル、動画ファイル、音声ファイル、実行ファイルなどであり、スキャナや電話回線(FAX)、外部媒体、ネットワーク機器から複合機に投入される。例えば、画像ファイルはスキャナで読み取られた113画像データであり、電話回線(FAX)からの入力103や、外部媒体からの入力104、ネットワーク機器からの入力105も可能である。同様に、文書ファイルや動画ファイル、音声ファイル、実行ファイルはネットワーク機器から入力105することが出来る。 【0027】 複合機113は、入力されたデータ101から2次元符号化データを生成して、プリント用紙へ出力106するか(108は2次元符号化されたデータのプリント結果である)、または、入力データ自体101をネットワーク機器へ送信107、送信先のネットワークアドレスに対して2次元符号化を行いプリントする106。 【0028】 図9において、113は複合機(MFP)であり、スキャナから読み込んだ2次元符号化データを復号し、元データを復元するまでの処理を示したものである。 【0029】 複合機113は、2次元符号化されたデータがプリントされた原稿108を、スキャナから読み取り109、2次元符号化データを抽出すると同時に、復号する111ことにより、復号されたデータ112、つまり図1における入力データ101を得ることが出来る。このとき復号されたデータがネットワークアドレスであった場合は、そのアドレスを参照、ネットワーク機器からファイルを取得することで、図1における入力データ101を得ることが出来る。 【0030】 図2は、複合機(MFP)113の内部構成を示したものであり、本発明の複合機のコントローラも同様の構成を取るものである。 【0031】 図2において、200は複合機全体である。複合機200は、ROM202あるいは例えばハードディスクなどの大規模記憶装置210に記憶されたソフトウェアを実行するCPU201を備え、CPU201はシステムバス213に接続される各デバイスを総括的に制御する。 【0032】 203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205は外部入力コントローラ(PANELC)で、複合機に備えられた各種ボタンあるいはタッチパネル206等からの指示入力を制御する。207はディスプレイコントローラ(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)208の表示を制御する。 【0033】 204はネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN214を介して、他のネットワーク機器あるいはファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。 【0034】 211は、例えば電子写真方式あるいはインクジェット方式などで実現される紙への印字部である。 【0035】 212は、紙に印字された画像を読み込むための画像読み取り部である。多くの場合、画像読み取り部212にはオプションとしてオートドキュメントフィーダ(不図示)が装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。 【0036】 なお、大規模記憶装置210は、場合によっては画像の一時記憶場所としても使われることがある。 【0037】 続いて、上記のような一般的な複写機やMFPにおける、本発明の具体的な実施例について、図面を用いて詳細に説明する。 【0038】 図3は、本発明のMFPによってデコードされる原稿の一例を示す図である。 【0039】 図3において、300は原稿全体を示す。この原稿は、大容量のデータを画像にエンコードして紙に印刷した二枚の原稿を2in1コピーしたものであり、データをエンコードした領域(302および303)を二つ含んでいる。 【0040】 301は、この原稿のレイアウト情報(2in1でコピーされたものであるか、あるいは両面に情報を含んでいるか否か、等)が印刷された領域であり、ここにはレイアウト情報が、例えばQRコードあるいは302および303と同じエンコード方式によって印刷されているものとする。 【0041】 図4は、本発明のMFP内部におけるデータ処理の一例を示すデータフロー図である。 【0042】 画像読み取り手段212から読み取られたデータは、回転401、縮小402、面付け403などの一連の画像処理を施され、その結果が例えば印刷手段211に送られてコピー出力となる。 【0043】 また、画像読み取り手段212から読み取られたデータは、埋め込みデータ検出404や読み取りモードチェック405などの一連の設定制御判断ルーチンにも送られる。 【0044】 ここで、レイアウト情報検出404とは、送られてきた画像データの中にレイアウト情報を埋め込んだ領域があるかどうかを検出し、ある場合にはそこからレイアウト情報を引き出す手段である。より具体的には読み取った原稿画像のなかから領域を切り出すためのブロックセレクションなどの画像処理によってレイアウト情報を埋め込んだ領域を検出し、その中に埋め込まれているレイアウト情報を復号する。もし、レイアウト情報が原稿の常に同じ位置に記載されているのであれば、ブロックセレクション技術を用いず、あらかじめ定められた固定領域からレイアウト情報を復号するということでも実現可能である。 【0045】 また、読み取りモードチェック405とは、レイアウト情報検出404で検出したレイアウト情報とユーザによって指定された設定情報406とを比較して、もし現在の設定情報が解像度あるいはレイアウト等の関係で正しく読み取りあるいは復号ができない設定である場合には、ディスプレイコントローラ(DISPC)207を制御して表示モジュール(DISPLAY)208にユーザに注意を促すメッセージを表示したり、レイアウト情報検出404で検出した情報に従って設定情報406を自動的に修正したりする。 【0046】 上記の動作は、CPU201がROM202あるいは大規模記憶装置210にあらかじめ記憶されているソフトウェアを実行することによって行われる。制御の途中で、RAM203あるいは大規模記憶装置210が、画像あるいは作業用の変数を格納するための作業領域として用いられる。 【0047】 ソフトウェアによる制御手順をより詳細に説明するため、次に図5を用いて説明を行う。図5は、本発明のMFPにおけるコピー処理の制御を示すフローチャートである。 【0048】 図5の手順は、ユーザが各種ボタンあるいはタッチパネル206等を操作することによりコピー操作を開始した場合に起動される。 【0049】 以下の説明において判断と実行はCPU201が行う。 【0050】 コピー手順が起動すると、まずステップ501において画像読み取り手段212を制御して原稿画像を読み出すとともに、その原稿画像のなかからレイアウト情報を検出する。 【0051】 次にステップ502に進み、ステップ501での検出の結果、レイアウト情報が含まれていると判断された場合には、ステップ503に進む。 【0052】 ステップ503では、ステップ501で検出したレイアウト情報の詳細をチェックし、レイアウトがNin1であったかどうかを判断する。もしNin1であったと判断された場合にはステップ504に進む。 【0053】 ステップ504では、読み込んだ原稿画像の1ページ内に含まれる複数エリアをそれぞれ独立した領域とみなしてそれぞれからオリジナルデータを正しく復号するべく、スキャン設定がNin1になるように設定情報406を自動的に修正する。 【0054】 次にステップ505に進み、読み込んだ原稿画像の複数エリアのそれぞれからオリジナルデータを復号するとともに、必要に応じてそれらを結合し合成する処理を行う。 【0055】 一方、ステップ503における判断の結果、レイアウトがNin1ではないと判断された場合にはステップ506に進み、原稿画像全体をひとつのデータ領域とみなしてオリジナルデータの復号処理を行う。 【0056】 ステップ505あるいはステップ506の処理が終わったら、それぞれステップ507に合流して処理を継続する。 【0057】 ステップ507は埋め込み密度変換ステップであり、例えば今後のコピーに備えて情報埋め込み密度を低密度に変換するなどの処理を行う。 【0058】 次にステップ508に進み、設定情報406に設定されている情報のうち、出力レイアウトの情報にアクセスし、出力レイアウトがNin1指定になっているかどうかを判断する。 【0059】 ステップ508での判断の結果、Nin1指定になっている場合には、ステップ509に進む。 【0060】 ステップ509では、Nin1指定を行った結果として、画像が一ページ内にどの程度の情報埋め込み密度で記録されるかを算出し、それがあらかじめ定められた密度以上であれば問題あり、そうでなければ問題なしとして判断を行う。 【0061】 ステップ509での判断の結果、問題なしであればステップ510に進む。 【0062】 ステップ510では、出力結果にレイアウト情報を付加するべく、レイアウト情報を例えばQRコードなどの形にエンコードして準備しておく。 【0063】 一方、ステップ509での判断の結果が問題ありであった場合には、ステップ512に進む。 【0064】 ステップ512では、ディスプレイコントローラ(DISPC)207を制御して表示モジュール(DISPLAY)208にユーザに注意を促すメッセージを表示するとともに、設定情報406にアクセスして設定内容を解像度的に問題のない埋め込み密度に自動修正する。 【0065】 ステップ510あるいはステップ512の処理が完了したら、ステップ511に合流して処理を継続する。また、ステップ508での判断の結果、Nin1指定ではないと判断された場合にもステップ511に合流する。 【0066】 ステップ511では、ステップ505あるいはステップ506で復号したオリジナルデータを再度画像にエンコードするとともに、ステップ509での判断の結果が問題なしだった場合にはステップ510で用意したレイアウト情報と合成した上で印刷手段211を制御して紙に印刷する。 【0067】 一方、ステップ502の判断の結果、ステップ501での検出の結果、原稿にはレイアウト情報が含まれていないと判断された場合には、ステップ513に進む。 【0068】 ステップ513では、埋め込まれたオリジナルデータの復号処理を伴わない、原稿画像をそのまま画像としてコピーする通常のコピー処理を行う。 【0069】 ステップ511あるいはステップ513の処理を終了したら、本手順は終了である。 【0070】 なお、上記の説明における各ステップのうち、ステップ501からステップ505までは、読み込んだ画像からオリジナルデータを復号する読み込みおよび復号の処理、一方ステップ508からステップ512は、復号されたオリジナルデータを再エンコードして印刷するプリントの処理というように分けて考えると理解が容易である。 【0071】 図8は、記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示す図である。9999はディレクトリ情報を記憶してある領域で、以降のインストールプログラムを記憶してある領域9998および複写機の制御プログラムを記憶してある領域9997の位置を示している。9998は、インストールプログラムを記憶してある領域である。9997は、複写機200の制御プログラムを記憶してある領域である。本発明の複写機の制御プログラムが複写機200にインストールされる際には、まずインストールプログラムを記憶してある領域9998に記憶されているインストールプログラムがシステムにロードされ、CPU201によって実行される。次に、CPU201によって実行されるインストールプログラムが、複写機制御プログラムを記憶してある領域9997から複写機の制御プログラムを読み出して、ROM202の内容を書き換えるか、あるいは大規模記憶装置211にインストールする。この場合、ROM202は単純なマスクROMではなく、フラッシュROMなどの書き換え可能がROMである必要がある。 【0072】 なお、本発明は、複数の機器(例えばスキャナ、プリンタ、ネットワークストレージなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。 【0073】 また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。 【0074】 この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0075】 プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。 【0076】 また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。 【0077】 さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。 【0078】 なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。 【0079】 (実施例2) 実施例1の説明において、ステップ507は、画像の埋め込み密度の変更を行うステップとして説明を行ったが、ここのステップを、Nin1されて入っているそれぞれの画像領域に埋め込まれた画像の向きが異なっている場合に、画像の向きを合わせるステップであると読み替えることもできる。 【0080】 この場合、ステップ501で取得するレイアウト情報として、Nin1情報や埋め込み解像度の情報の他に、画像の向きに関する情報も取り出しておくものとする。 【0081】 ステップ501で取得した画像の向きに関する情報を利用して、ステップ507においては、Nin1されたそれぞれの画像領域に埋め込まれる画像の向きを合わせるように画像の回転等の処理を行えばよい。 【図面の簡単な説明】 【0082】 【図1】本発明に関わるデータシート処理の全体像を示した概念図である。 【図2】図1におけるMFP113を示すブロック図である。 【図3】本発明のMFPによってデコードされる原稿の一例を示す図である。 【図4】本発明のMFP内部におけるデータ処理の一例を示すデータフロー図。 【図5】本発明のMFPおけるコピー処理の制御を示すフローチャートである。 【図6】一般的なコピー機における通常コピーのデータ処理を示す概念図である。 【図7】データ画像のデコード処理における課題を説明する概念図である。 【図8】記憶媒体の一例であるCD−ROMのメモリマップを示す模式図である。 【図9】本発明に関わるデータシート処理の全体像を示した概念図である。 【符号の説明】 【0083】 113,200 複合機(MFP) 201 CPU 211 印刷手段 212 画像読み取り手段 211 印刷手段 404,502 レイアウト情報検出手段 406 設定情報 405,503 画像読み取り設定判断手段 405,504 画像読み取り設定修正手段 505,506 データ復号手段 509 出力設定判断手段 512 出力設定修正手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月14日(2006.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三
【識別番号】100096965 【弁理士】 【氏名又は名称】内尾 裕一
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| 【公開番号】 |
特開2008−72480(P2008−72480A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−249580(P2006−249580) |
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