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【発明の名称】 色処理装置およびその方法
【発明者】 【氏名】三角 瑞恵

【要約】 【課題】異なる色域をもつ画像機器間の無彩色軸の違いを考慮した好ましいグレイ再現を実現する。

【構成】第一および第二の画像機器のアピアランス色空間の色域情報を取得する取得ステップと、前記色域情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換する第一の変換ステップと、前記第一の変換ステップの後、前記第一の画像機器の色域情報が示す色域を、前記第二の画像機器の色域情報が示す色域内へマッピングするマッピングステップとを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
異なる色域をもつ画像機器間の色処理方法であって、
第一および第二の画像機器のアピアランス色空間の色域情報を取得する取得ステップと、
前記色域情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換する第一の変換ステップと、
前記第一の変換ステップの後、前記第一の画像機器の色域情報が示す色域を、前記第二の画像機器の色域情報が示す色域内へマッピングするマッピングステップとを有することを特徴とする色処理方法。
【請求項2】
前記第一の変換ステップは、前記無彩色軸の近傍の色信号を前記好ましいグレイ軸の近傍の色信号に変換する処理を含むことを特徴とする請求項1に記載された色処理方法。
【請求項3】
異なる色域をもつ画像機器間の色処理装置であって、
第一および第二の画像機器のアピアランス色空間の色域情報を取得する取得手段と、
前記色域情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換する第一の変換手段と、
前記第一の変換手段の処理後、前記第一の画像機器の色域情報が示す色域を、前記第二の画像機器の色域情報が示す色域内へマッピングするマッピング手段とを有することを特徴とする色処理装置。
【請求項4】
画像機器が再現する色合いを調整する色処理方法であって、
目標とする色合いを示す第一の色情報、および、前記画像機器の出力色を示す第二の色情報を取得する取得ステップと、
前記色情報をアピアランス色空間の色情報に変換する第一の変換ステップと、
前記色情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換する第二の変換ステップと、
前記第一の変換ステップの後、前記第一の色情報が示す色域を、前記第二の色情報が示す色域内へマッピングするマッピングステップと、
前記マッピングステップの処理結果から、前記画像機器に前記目標とする色合いを再現させるための色変換テーブルを作成する作成ステップとを有することを特徴とする色処理方法。
【請求項5】
さらに、製造または販売が終了した画像機器の色合いを示す情報を前記第一の情報としてメモリに格納する格納ステップと、
前記メモリに記憶された、取得すべき前記第一の情報を選択する選択ステップとを有することを特徴とする請求項4に記載された色処理方法。
【請求項6】
さらに、メモリに記憶された色変換テーブルを選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択した色変換テーブルによって色処理を行う処理ステップを有することを特徴とする請求項5または請求項5に記載された色処理方法。
【請求項7】
画像機器が再現する色合いを調整する色処理装置であって、
目標とする色合いを示す第一の色情報、および、前記画像機器の出力色を示す第二の色情報を取得する取得手段と、
前記色情報をアピアランス色空間の色情報に変換する第一の変換手段と、
前記色情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換する第二の変換手段と、
前記第一の変換手段の処理後、前記第一の色情報が示す色域を、前記第二の色情報が示す色域内へマッピングするマッピング手段と、
前記マッピング手段の処理結果から、前記画像機器に前記目標とする色合いを再現させるための色変換テーブルを作成する作成手段とを有することを特徴とする色処理装置。
【請求項8】
画像処理装置を制御して、請求項1から請求項2、請求項4から請求項6の何れかに記載された色処理を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は色処理装置およびその方法に関し、例えば、異なる色域をもつ画像機器間における色処理に関する。
【背景技術】
【0002】
ディジタルカメラやスキャナの普及などにより、ユーザが画像をプリンタで出力して鑑賞したり、保存する機会が増え、好ましい色で画像を出力したいという要求が高まっている。また、グラフィックアーティストなど、プリンタを仕事のツールとして用いるユーザには、プリンタの故障または機能向上のためにプリンタを買い替えようにも、プリンタの色特性が変わり、期待する色が得られなくなる懸念がある。
【0003】
ユーザは、大別すると下の二つの方法を用いて、所望する色合いを実現することになる。第一の方法は、画像レタッチソフトなどを用いて、モニタ上で画像を所望する色合いに変換する方法である。また、第二の方法は、ユーザが望む色合いの画像を出力するようにプリンタの色処理を調整する方法である。
【0004】
しかし、第一の方法は、画像レタッチソフトの機能・操作を習得し、さらに、モニタの色再現性と、プリンタの色再現性の両方を考慮した上で色変換を行う、非常に高度な知識を要する方法である。また、第二の方法は、プリンタドライバが提供する色調整ユーザンタフェイスの機能・操作を習得し、かつ、プリンタの色再現性や一般的な画像処理の知識を必要と方法である。このような二つの方法によれば、ユーザは、所望する色合いの印刷物を得るまでに試行錯誤を繰り返して色合いを調整しなければならず、ユーザの負担が大きい。
【0005】
特開2004-213317公報は、全体のプロファイルを保持したまま、ある特定の色に関するマッチングのみを変更することで汎用性を高める画像処理装置を記載する。つまり、選択された色について、そのプロファイルデータを色調整する機能である。
【0006】
また、上記のように、カラー画像機器が色再現可能な色域は機器の特性により異なる。そこで、異なる機器間において、画像の色の見えを等しくする変換(カラーマッチング)を行って、狭い色域をもつ画像機器Aの色を、よりも広い色域をもつ画像機器Bで再現する場合は、画像機器Bで、画像機器Aの色をそのまま再現すればよい。しかし、例えばモニタに表示されているカラー画像をプリンタで出力するように、画像機器Cの色を、よりも狭い色域をもつ画像機器Dで再現する場合は、画像機器Dで、画像機器Cの色をそのまま再現することはできない。
【0007】
モニタとプリンタといった異なる機器の間における色再現のみならず、プリンタ同士の間でも、印刷方式、記録紙の種類、色材(インクやトナー)などにより、色再現可能な色域が異なる。そのため、例えば同じプリンタでも、広い色域をもつ光沢紙で再現した色を、色域が非常に狭い普通紙で再現する場合などは、モニタとプリンタ間の色再現と同様の問題が発生する。
【0008】
このように、色再現可能な色域が異なる画像機器間のカラーマッチングにおいては、画像機器Aの色を、なるべくその色みを保ちつつ、画像機器Bの色域内にマッピングする処理(ガマットマッピング)が必要になる。
【0009】
特開2002-262120公報は、同一色相の入力色信号が色差最小になる色相の出力色信号にマッピングすることで、色みの変化を小さくする技術を開示する。
【0010】
しかし、特開2002-262120公報に開示されたガマットマッピングは、マッピング前の画像とマッピング後の画像を比較すると、中彩度、高彩度領域においては良好なカラーマッチングを得られるが、全体的には不自然な印象を与える場合がある。これは、当該ガマットマッピングが、入力色域と出力色域の違いを吸収することのみに主眼を置いているため、入出力色域の白色(R, G, B) = (255, 255, 255)および黒色(R, G, B) = (0, 0, 0)、さらに、白色と黒色を結ぶ無彩色軸の違いを考慮しないことに起因する。
【0011】
印刷物においては、一般に、白色は紙の白色に依存し、黒色はインクやトナーの色材の色に依存する。このように白色と黒色、および、それらを結ぶ無彩色軸は、機器特性への依存度が強い。
【0012】
図13は、CIELAB空間の明度L*-彩度C*平面において、モニタの色域1001とプリンタの色域1002、および、機器に固有の無彩色軸(モニタの無彩色軸1003およびプリンタの無彩色軸1004)を表す図である。また、図14は、CIELAB空間の明度L*-彩度C*平面において、異なる記録紙および異なるプリンタの色域1011および1012、並びに、各記録紙に固有の無彩色軸1013および1014を表す図である。
【0013】
図13、図14に示すように、使用する機器あるいは使用する記録紙の種類によって、色域のみならず無彩色軸も異なる。とくに無彩色軸は、画像全体の色みを決定する。例えばプルーフの際など、異なるプリンタ間のカラーマッチングを実現するには、色域の相違のみならず、白色、黒色および無彩色軸の違いを吸収する色処理が必要になる。
【0014】
特開平01-167791公報は、色再現可能な色域が異なる画像機器間のカラーマッチングにおいて、それぞれの画像機器の無彩色軸を色空間における明度軸上に変換し、ガマットマッピングをおこなう技術を開示する。しかし、特開平01-167791公報に開示された、白色、黒色および無彩色軸の違いを吸収する色処理では、色空間における無彩色、いわばニュートラルグレイを中心にマッピングを行うため、黒色や白色などのデバイス条件を考慮しつつも出力目的に応じたグレイ色(好ましいグレイ色)を考慮した色変換を行うことができず、無彩色軸および低彩度領域で好ましいグレイの再現精度が低下する。
【特許文献1】特開2004-213317公報
【特許文献2】特開2002-262120公報
【特許文献3】特開平01-167791公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
本発明は、異なる色域をもつ画像機器間の無彩色軸の違いを考慮した好ましいグレイ再現を実現する色処理を提供することを目的とする。
【0016】
また、任意の画像出力環境において、ユーザが所望する色合いの再現を容易に実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0018】
異なる色域をもつ画像機器間の色処理方法であって、第一および第二の画像機器のアピアランス色空間の色域情報を取得し、前記色域情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換し、前記第一の変換ステップの後、前記第一の画像機器の色域情報が示す色域を、前記第二の画像機器の色域情報が示す色域内へマッピングすることを特徴とする色処理方法。
【0019】
また、画像機器が再現する色合いを調整する色処理方法であって、目標とする色合いを示す第一の色情報、および、前記画像機器の出力色を示す第二の色情報を取得し、前記色情報をアピアランス色空間の色情報に変換し、前記色情報の無彩色軸の色信号を第一および第二の画像機器に応じた好ましいグレイ軸の色信号に変換し、前記第一の変換ステップの後、前記第一の色情報が示す色域を、前記第二の色情報が示す色域内へマッピングするマッピングし、前記マッピングステップの処理結果から、前記画像機器に前記目標とする色合いを再現させるための色変換テーブルを作成する作成することを特徴とする色処理方法。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、異なる色域をもつ画像機器間の無彩色軸の違いを考慮した好ましいグレイ再現を実現する色処理を提供することができる。
【0021】
また、任意の画像出力環境において、ユーザが所望する色合いの再現を容易に実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下では、本発明にかかる実施例の画像処理を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0023】
[装置の構成]
図3は実施例1の画像処理装置1の構成例を示すブロック図である。
【0024】
画像処理装置1は、スキャナなどの画像入力装置19から入力した画像をモニタなどの画像表示装置2に画像を表示し、画像表示装置2に表示した画像などをプリンタなどの画像出力装置3に出力する画像処理を行う。画像出力装置3で画像を印刷する際、詳細は後述するが、ターゲットプリンタで印刷した場合の色みを表現するように、画像にガマットマッピングを施す。
【0025】
画像表示部4は、画像表示装置2に画像を表示するための信号を生成する。画像処理部5は、画像表示装置2に表示された色を、画像出力装置3に出力するための階調変換処理などを行う。ターゲット色記憶部6は、ターゲットのプリンタの色再現情報、言い換えれば、色再現の目標になるプリンタの色域情報を記憶する。
【0026】
均等色空間変換部7は、モニタプロファイル記憶部13、プリンタプロファイル記憶部14、ターゲット色記憶部6などの測色的なデバイス特性データを、予め定義した、見た目に忠実なアピアランス色空間に変換する処理を行う。好適グレイ補償色空間変換部8は、好適グレイ色変換部10にて算出された好適なグレイ色が、無彩色軸となるように色空間を変換する処理を行う。
【0027】
色域圧縮処理部9は、ガマットマッピングを行う。好適グレイ色変換部10は、予め決められた無彩色軸を各機器における白色と黒色の関係から算出する好適なグレイ色へ変換を行う。画像入出力部11は、画像入力装置19から画像信号を入力し、画像出力装置3に出力する印刷用の画像信号を生成する。
【0028】
データバッファ12は、データ処理を行うために一時的に、入力画像を含む各種データ保存するメモリで、例えばRAMによって構成される。モニタプロファイル記憶部13は画像表示装置2などのモニタプロファイルを記憶し、プリンタプロファイル記憶部14は画像出力装置3などのプリンタプロファイルを記憶するメモリで、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリによって構成される。
【0029】
ユーザインタフェイス(UI)部15は、画像処理装置1の操作するためのグラフィカルユーザインタフェイス画面を例えば画像表示装置2に表示して、ユーザに画像処理装置1の操作環境を提供する。色変換処理部16は、画像出力装置3に画像を出力するための色変換処理を行う。テーブル作成部17は、画像表示装置2に表示される色と画像出力装置3によって出力される色のカラーマッチング用のルックアップテーブル(LUT)を作成する。
【0030】
上記の構成は、ハードウェアとして実現することもできるが、RAMをワークメモリとして、ROMやハードディスクに格納されたオペレーティグシステム(OS)や各種処理のプログラムを実行するCPUに、後述する処理を実行するプログラム(例えばプリンタドライバのプログラム)を供給することでも実現可能である。その場合、画像表示部4はグラフィカルプロセッサ(GPU)を備えるビデオカードで、画像出力部11はUSB (Universal Serial Bus)やIEEE1394などのシリアルバス用のインタフェイスカードで構成し、CPU、RAM、ROM、ハードディスク、ビデオカード、インタフェイスカード間をシステムバス18で接続すればよい。
[全体処理]
図1は画像処理部5が実行する画像処理を示すフローチャートで、画像入力装置19から入力した画像を画像出力装置3へ出力する際に実行する処理である。
【0031】
まず、UI部15にユーザインタフェイスを表示させ、色変換テーブルを作成するプリンタ(画像出力装置3)および記録紙の種類をユーザに選択させ、選択されたプリンタおよび記録紙の種類に対応するプリンタ特性データPcをプリンタプロファイル記憶部14から取得する(S401)。
【0032】
次に、色変換テーブルの色再現の目標色を示す特性データTcをターゲット記憶部6から取得する(S402)。特性データTcの取得は次のように行う。まず、例えばRGBデータで表現した、複数のカラーパッチを備えるカラーチャートをターゲットプリンタで印刷する。そして、印刷したカラーチャートのカラーパッチを測色し、測色結果の例えばLab値とRGB値の関係を示すテーブルを作成し、このテーブルを色再現の目標になるプリンタの色域情報(特性データTc)にする。勿論、ターゲットプリンタの既存の色域情報があれば、それを利用すればよい。
【0033】
次に、人の視覚特性に近いアピアランス色空間などを利用して、プリンタ特性データPcを均等色空間のデータPc1に変換する処理を均等色空間変換部7に実行させる(S403)。続いて、同様に、目標色の特性データTcを均等色空間のデータTc1に変換する処理を均等色空間変換部7に実行させる(S404)。アピアランス色空間の例としては、CIECAM97sやCIECAM02などが挙げられる。以下では、見た目に忠実な色空間としてCIECAM02を用いた色変換を例に説明するが、これに限定されるわけではない。
【0034】
次に、プリンタ特性データPc1のR=G=Bの色信号に対応する無彩色軸を、好適グレイ軸に変換する処理を好適グレイ色変換部8に実行させる(S405)。続いて、同様に、目標色の特性データTc1のR=G=Bの色信号に対応する無彩色軸を、好適グレイ軸に変換する処理を好適グレイ色変換部8に実行させる(S406)。
【0035】
次に、ステップS405の処理によって決まる色域において、好適グレイ軸が色度座標の原点にくるような、好適グレイ補償色空間に変換する処理を好適グレイ補償色空間変換部20に実行させる(S407)。続いて、同様に、目標色の特性データTc2においても、ステップS406の処理によって決まる色域において、好適グレイ軸が色度座標の原点にくるような、好適グレイ補償色空間変換に変換する処理を好適色空間変換部20に実行させる(S408)。
【0036】
次に、ステップS407およびS408の処理によって決まる色域を用いて、目標色の特性データTc1が示す色域を、プリンタ特性データPc1が示す色域内にマッピングする処理(詳細は後述する)を色域圧縮処理部9に実行させる(S409)。
【0037】
次に、ステップS409の処理によって決まる色域を、好適グレイ補償色空間色空間から測色的な色空間へ変換する(S410)。測色的な色空間とは、例えばCIELABのような色空間で、ここでは、モニタプロファイル記憶部13やプリンタプロファイル記憶部14などに記憶されているデバイス特性データの色空間のことを示す。続いて、ステップS409までの処理で得られた色信号RGBと測色値の対応関係、並びに、ステップS401で取得したプリンタ特性データから、色変換テーブルを作成する(S411)。
[プリンタの無彩色軸を好適なグレイ軸上へ変換する処理(S405)]
図5は、機器依存無彩色変換部8が実行する、プリンタ特性データPc1の無彩色軸を好適なグレイ軸上へ変換する処理の詳細を示すフローチャートである。
【0038】
まず、プリンタ特性データPc1の無彩色軸を好適なグレイ軸上に変換する際、当該変換により、プリンタ特性データの色域内で急峻な変化にならないようにする必要がある。そこで、無彩色軸のみを変換するのではなく、無彩色軸の近傍も変換するために、補正領域Reを算出する(S501)。本実施例では、図7に示す好適グレイ補償となる色空間のある明度の色相平面において、プリンタ特性データPc1の無彩色軸上の色P1と、色相平面の原点(無彩色P0)を結ぶ線分を主軸とする楕円によって、当該色相平面の補正領域Reを定義する。なお、補正領域Reの定義は楕円に限定するわけではない。
【0039】
図6は補正領域Reを算出する処理の詳細を示すフローチャートである。補正領域Reを定義する楕円の中心G1(Ga, Gb)を下式で計算する(S601)。
【0040】
Ga = Pa/2, Gb = Pb/2 …(1)
ここで、Pa、Pbは色P1におけるCIECAM02の色度a、b
次に、無彩色P0と色P1の距離Eを下式で算出する(S602)。
【0041】
E = √(Pa2 + Pb2) …(2)
次に、補正領域Reを定義する楕円の長軸L1を算出する(S603)。楕円の長軸L1は、パラメータαを用いて下式で計算する。
【0042】
L1 = E×α …(3)
次に、補正領域Reを定義する楕円の短軸L2を算出する(S604)。楕円の短軸L2は、パラメータβを用いて下式で計算する。
【0043】
L2 = L1×β …(4)
パラメータαはα≧1の値で、値が大きいと補正領域Reにおける色変化は緩やかになるが、変換が影響する範囲が拡がる。逆に、値が小さいと変換が影響する範囲は狭まるが、領域Reの色変化が急になり、階調性が劣化する場合がある。また、パラメータβは楕円形状を決定するパラメータで、β=1であれば補正領域Reは円になる。パラメータβも、値が大きいと変換が影響する範囲が拡がり、値が小さいと補正領域Reの色変化が急になり階調性が劣化する場合がある。
【0044】
なお、上記Tc1では、一色相平面の補正領域Reの定義を説明したが、プリンタ特性データPc1の無彩色軸の範囲において、必要な数の色相平面の補正領域Reを定義することは言うまでもない。
【0045】
図5に戻り、プリンタ特性データPc1に含まれる各データがステップS501で定義した補正領域Re内の色か否かを判定し(S502)、補正領域内の色であれば、プリンタ特性データPc1の無彩色軸は明度軸上に変換し、無彩色軸の近傍の色も当該変換に追従するような処理を行う(S503)。この処理により、例えば図8に示すCIECAM02色空間のある明度の色相平面において、線分P1PB上の色PAは、下式に示す関係で、線分P0PB上の色PDへ写像される。
【0046】
P1PA/P1PB = P0PD/P0PB …(5)
そして、ステップS504の判定により、プリンタ特性データPc1に含まれるすべての色(データ)についてステップS502およびS503の処理を繰り返す。
[目標色の無彩色軸を明度軸上へ変換する処理(S406)]
本処理は、図5から図7に示した処理において、色P1を、目標色データTc1の好適なグレイ軸上の色にするだけで、その他は同一の処理であるから、その詳細説明を省略する。
[ガマットマッピング(S409)]
図9は、色域圧縮部9が実行する、目標色の特性データTc1が示す色域をプリンタ特性データPC1が示す色域に圧縮するガマットマッピングを説明するフローチャートである。なお、本処理は、ステップS406で算出した目標色の特性データTc1が示す色域を入力色域に、ステップS405で算出したプリンタ特性データPC1が示す色域を出力色域に使用する。
【0047】
まず、入力色信号Pの色相角を算出し、出力色域の色相角として、入力色域の色相角をそのまま使用する(S901)。
【0048】
次に、図10に示すように各明度値における、入力色域の最大彩度色(色域最外郭色)RGoを算出し(S902)、出力色域の色域最外郭色SGoを算出する(S903)。
【0049】
次に、入力色信号Pと所定のマッピング点Lst(例えば明度50%の点に設定する)を結ぶ線分λstを算出し(S904)、線分λstと入力色域の最外郭色RGoの交点Qを算出し(S905)、線分λstと出力色域の最外郭色SGoの交点Rを算出する(S906)。
【0050】
次に、マッピング点Lstと交点Qとの距離Sin(max)を算出し(S907)、マッピング点Lstと入力色信号Pの距離Sinを算出し(S908)、マッピング点Lstと交点Rの距離Sout(max)を算出する(S909)。
【0051】
次に、距離Sin、Sin(max)およびSout(max)に基づき、マッピング点Lstと出力色信号Xの距離Soutを設定し、言い換えれば、入力色信号Pを出力色信号Xにマッピングし(S910)、距離Soutから出力色信号Xを算出する(S911)。
【0052】
図11はステップS910の処理を説明する図で、距離SinとSoutの関係を表す彩度圧縮関数である。入力色域の方が出力色域よりも大きい場合、図11に示すように、出力Soutは入力Sinをそのまま再現することができないため、入力Sin(max)に対して出力はSout(max)になる。彩度圧縮関数は、ある領域(例えば図11に示すSout(max)のα%)までは入力Sinを保持し、高彩度域では彩度を圧縮する。
[変形例]
上記では、中間明度における色度点は、CIECAM02における無彩色としたが、これに限定しない。色変換の目的によって変化させてよいことはいうまでもない。
【0053】
ガマットマッピング(S407)は、図9に示した処理に限定されるわけではなく、入力色域の色を出力色域内の、色差最小になる色に変換するなど、必要な精度、ガマットマッピングの目的に応じた処理を行えばよい。
【0054】
また、上記では、異なる色域を画像機器間のカラーマッチングにCIECAM02の色空間を使用する例を説明したが、色空間はこれに限定されるわけではなく、CIECAM97sなど、必要な精度、カラーマッチングの目的に応じた色空間を使用すればよい。
【0055】
また、上記では、ターゲットプリンタで印刷したカラーチャートのカラーパッチを測色し、その測色結果を色再現の目標になる色域情報(特性データTc)にし、プリンタプロファイル記憶部14から画像出力装置3と記録紙に応じた色域情報(特性データPc)を取得して、プルーフを行う色処理を説明した。ターゲットプリンタの代りに画像表示装置2などのモニタに、カラーチャートを表示してカラーパッチを測色して特性データTcを作成すれば、モニタと画像出力装置3の間のカラーマッチングを実行することができる。
【0056】
このように、異なる色域をもつ画像機器間のカラーマッチングにおいて、第一の画像機器の無彩色軸と、色域が狭い第二の画像機器の無彩色軸を、見た目に忠実な色空間(例えばCIECAM02)の無彩色軸に合わせた上で、第一の画像機器の色を第二の画像機器の色域の等色相角上に変換(階調性を保ちつつ圧縮)し、さらに、第二の画像機器の無彩色軸の色信号を、第一の画像機器のグレイ色と見た目に等しいまたは近い、好適なグレイ色を再現する色信号に変換することで、見た目の違和感が少ない自然な色再現が可能になる。
【実施例2】
【0057】
以下、本発明にかかる実施例2の画像処理を説明する。なお、実施例2において、実施例1と略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
[システムの構成]
図15は実施例2の画像出力システムの構成例を示すブロック図である。
【0058】
画像出力システムを制御するパーソナルコンピュータ(PC) 401は、スキャナ406により原稿画像を読み取り、その画像データを取得し、モニタ402に画像を表示し、プリンタ403により記録紙に画像を印刷する。
【0059】
また、PC 401は、印刷する画像の色合いを調整するために、プリンタ403を用いて、記録紙にテストチャートを印刷する。図15に示すテストチャート405は、ユーザがプリンタ403にセットした記録紙Aに印刷したテストチャートであり、テストチャート406は、ユーザがプリンタ403にセットした、記録紙Aと異なる記録紙Bに印刷したテストチャートである。なお、このテストチャートを印刷するための画像データは、RGB9段階のデータ(729色)をA4サイズの記録紙一枚に印刷できるようなデータで、かつ、ユーザが望む出力環境(プリンタおよび記録紙)の色再現性を取得可能なデータが好ましい。
【0060】
PC 401上では、オペレーティングシステム(OS) 412が稼働し、OS 412の下で、画像処理用のアプリケーション407、アプリケーション407とプリンタ403の間をつなぐプリンタドライバ408などが稼働する。なお、図には示さないが、原稿画像を読み取る場合はスキャナドライバも稼働する。
【0061】
プリンタドライバ408には、色変換プロファイルを記憶したデフォルトプロファイル記憶部409、ユーザの希望に合わせてプロファイルを作成するプロファイル作成処理部410、プロファイル作成処理部410が作成したプロファイルをプリンタドライバ408が管理するメモリ領域に記憶するためのプロファイル追加処理部411などが存在する。
【0062】
なお、OS 412、アプリケーション407、プリンタドライバ408などはハードディスクなどの不揮発性メモリに記憶され、必要に応じて、PC 401のCPUによりRAMなどのワークメモリにロードされ、実行されることは言うまでもない。
[ユーザインタフェイス]
図16は、ユーザがアプリケーション407のメニューで「印刷」を指示した場合に、プリンタドライバ408によってモニタ402に表示される印刷設定画面101の一例を示す図である。
【0063】
ユーザは、印刷設定画面101に配置された、記録紙の種類を選択するためのプルダウンメニュー102、印刷品位を選択するためのラジオボタン103、色調整を切り換えるためのラジオボタン104を操作し、「印刷」ボタン105をマウスなどでクリックすると、プリンタ403によって画像を印刷することができる。また、「キャンセル」ボタン106をクリックすれば印刷をキャンセルすることができる。
【0064】
プリンタドライバ408は、色調整ラジオボタン104の「自動」が選択された状態で、「印刷」ボタン105がクリックされると、デフォルトプロファイル記憶部409に記憶されたプロファイルを用いて画像をプリンタ403用に色変換する。一方、色調整ラジオボタン104の「マニュアル調整」が選択された状態で、「印刷」ボタン105がクリックされると、図17に示すマニュアル色調整画面201をモニタ402に表示する。
【0065】
ユーザは、マニュア色調整画面201に配置された、カラーバランス設定部208の各色のスライダバー202を操作することで、カラーバランスを調整することができる。また、間珍具方法設定部209のプルダウンメニュー203によって所望するマッチング方法を設定することができる。さらに、ユーザが所望する色合いを実現するために、色変換のターゲットを指定するためのチェックボックス204がある。ターゲット指定用のチェックボックス204をチェックすると、プルダウンメニュー205によるターゲットの選択が可能になる。ユーザは、プルダウンメニュー205によって、既に作成したプロファイルを選択することが可能であるが、新規作成を選択することも可能である。プリンタドライバ408は、新規作成が選択され、「OK」ボタン206がクリックされると図2に示す処理を開始する。
【0066】
また、ターゲット指定用のチェックボックス204がオフ(未チェック)、あるいは、オンでもプルダウンメニュー205でプロファイルが選択された状態で、「OK」ボタン206がクリックされると、プリンタドライバ408の処理は、図16の印刷設定画面101に戻る。
[プロファイルの作成]
図2はプロファイル作成処理部410が実行するプロファイルの作成処理を示すフローチャートである。
【0067】
まず、プロファイル作成処理部410は、図4に示すプロファイル作成画面301をモニタ402に表示し(S500)、ユーザのターゲットデータTcを取得する(S501)。ユーザは、図4に示すプロファイル作成画面301のターゲットデータ取得用のラジオボタン308によって参照または読み取りを指定する。事前にターゲットデータTcを測色(取得)済みの場合、ユーザは参照を指定し、PC 401のハードディスクなどに格納したターゲットデータTcのファイル名を入力部302に入力するか、参照ボタンを押して当該ファイルを選択する。また、ターゲットデータが未取得の場合、ユーザは読み取りを指定し、スキャナ406にターゲットのカラーチャートをセットした後、読み取り開始ボタン303をクリックする。プロファイル作成処理部410は、ターゲットデータを参照またはスキャナ406から取得する。
【0068】
ターゲットのカラーチャートは、例えば、画像レタッチソフトを用いてテストチャートの各パッチの画像データを調整し、印刷して得た、ユーザが好ましい色と感じる色のパッチが印刷されたチャートである。その際、ユーザ自ら調整を行う必要はなく、調整に慣れた者に依頼して、好ましいと感じる色のカラーチャートを作成すればよい。そして、このカラーチャートを、写真用、グラフィックス用、ビジネスカラー用など画像の属性に応じて用意すれば、印刷する画像の属性に応じたターゲットデータを用意することができる。勿論、このカラーチャートは、ユーザが使用する、図15に示す印刷システムで印刷する必要はなく、他の印刷システムで、あるいは、過去に使っていたプリンタで印刷したカラーチャートでよい。
【0069】
次に、プロファイル作成処理部410は、ユーザの出力条件Pcを取得する(S502)。ユーザは、出力条件Pcを設定するために、プリンタ403に所望する記録紙をセットした後、「チャート印刷」ボタン304をクリックする。プロファイル作成処理部410は、テストチャートの印刷命令がプリンタ403に出力し、テストチャートを印刷する。ユーザは、このテストチャートをスキャナ406にセットした後、「スキャナ読み取り」ボタン305をクリックする。プロファイル作成処理部410は、出力条件Pcをスキャナ406から取得する。
【0070】
次に、プロファイル作成処理部410は、作成するプロファイルの名称(またはファイル名)を受け付ける(S503)。ユーザは、入力部306にプロファイル名を入力する。このプロファイル名は、図17のターゲット指定用のプルダウンメニュー205の操作において識別し易い名称が好ましい。ユーザがプロファイル名を入力後、「プロファイル作成」ボタン307をクリックすること、プロファイル作成処理部410は、ユーザが設定した出力環境(出力条件Pc)下において、ユーザが指定した色合い(ターゲットデータTc)に一致するように色変換するためのプロファイル(色変換テーブル)の作成を開始する。
【0071】
まず、人の視覚特性に近いアピアランス色空間などを利用して、取得した出力条件Pcを均等色空間のデータPc1に変換し(S504)、同様に、ターゲットデータTcを均等色空間のデータTc1に変換する(S505)。アピアランス色空間の例としては、CIECAM97sやCIECAM02などが挙げられる。以下では、見た目に忠実な色空間としてCIECAM02を用いた色変換を例に説明するが、これに限定されるわけではない。
【0072】
次に、出力条件Pc1のR=G=Bの色信号に対応する無彩色軸をCIECAM02色空間の明度軸へ変換し(S506)、同様に、ターゲットデータTc1のR=G=Bの色信号に対応する無彩色軸をCIECAM02色空間の明度軸へ変換する(S507)。
【0073】
次に、ステップS506およびS507の処理によって決まる色域を用いて、ターゲットデータTc1が示す色域を、出力条件Pc1が示す色域内にマッピングする処理を行い(S508)、ターゲットデータのR=G=B(無彩色軸)に対応する、出力条件Pc1が示す色域内にマッピングした色信号を、出力条件Pc1の白色および黒色に応じた好ましいグレイ色へ変換する(S509)。
【0074】
次に、ステップS509の処理によって決まる色域を、均等色空間から測色的な色空間へ変換する(S510)。測色的な色空間とは、例えばCIELABのような色空間である。続いて、ステップS510までの処理で得られた色信号RGBと測色値の対応関係、並びに、ステップS502で取得した出力条件Pcから、色変換テーブルを作成する(S511)。
【0075】
このようにして作成した色変換テーブル(プロファイル)は、プロファイル追加処理部411により、プリンタドライバ408が管理するメモリ領域に記憶され、図17に示すターゲット指定用のプルダウンメニュー205によって指定(選択)可能になる。
[変形例]
図12に示すように、マニュアル色調整画面201のプルダウンメニュー205から選択可能なプロファイルとして、プリンタドライバ408に、プリンタ機種に対応するプロファイルを記憶しておくこともできる。このようにすれば、プリンタの故障や機能アップのためにプリンタの機種を変更した場合も、過去に使用していたプリンタの機種に対応するプロファイルをターゲットデータに指定することで、出力画像の色合いの変化を最小にすることができる。製造または販売が終了したプリンタ機種のプロファイルを記憶しておけば、とくに有効である。
【0076】
また、実施例2の無彩色軸に関する変換においても、実施例1と同様に、無彩色軸上の色だけではなく、無彩色軸近傍の色も変換することが好ましい。
【0077】
このように、任意のプリンタ環境(使用するプリンタの機種や使用する記録紙の種類)において、所望する色合いの印刷物を得るまでに試行錯誤を繰り返して色合いを調整するといったユーザの負担をなくして、ユーザが望む色合いを容易に実現することができる。
[他の実施例]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0078】
また、本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0079】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】画像処理部が実行する画像処理を示すフローチャート
【図2】プロファイル作成処理部が実行するプロファイルの作成処理を示すフローチャート
【図3】実施例1の画像処理装置の構成例を示すブロック図
【図4】プロファイル作成画面の一例を示す図
【図5】プリンタ特性データの無彩色軸を明度軸上へ変換する処理の詳細を示すフローチャート
【図6】補正領域を算出する処理の詳細を示すフローチャート
【図7】補正領域の定義を説明する図
【図8】無彩色軸およびその近傍の色の変換を説明する図
【図9】目標色の色域をプリンタの色域に圧縮するガマットマッピングを説明するフローチャート
【図10】ガマットマッピングを説明する模式図
【図11】彩度圧縮関数を説明する図
【図12】マニュアル色調整画面の第二例を示す図である。
【図13】モニタの色域とプリンタの色域、および、機器に固有の無彩色軸を表す図
【図14】異なる記録紙および異なるプリンタの色域、並びに、各記録紙に固有の無彩色軸を表す図
【図15】画像出力システムの構成例を示すブロック図
【図16】印刷設定画面の一例を示す図
【図17】マニュアル色調整画面の一例を示す図
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年9月14日(2006.9.14)
【代理人】 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三

【識別番号】100096965
【弁理士】
【氏名又は名称】内尾 裕一


【公開番号】 特開2008−72476(P2008−72476A)
【公開日】 平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願番号】 特願2006−249575(P2006−249575)