| 【発明の名称】 |
携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】岩崎 誠
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| 【要約】 |
【課題】比較的遠距離にある被写体を撮影するための標準撮影モード又は比較的近距離にある被写体を撮影するための接写撮影モードに選択設定可能なカメラ付きの携帯電話機などの撮影時の操作性を改善する。
【構成】撮影モード検出部31により、カメラ27に設定されている撮影モードが検出され、標準撮影モードに選択設定されているときに液晶表示部24に「通常モード」が表示され、接写撮影モードに選択設定されているときに「接写モード」が表示されるので、ユーザは、カメラ27の起動時に撮影モードを確認することができるため、撮影モードの選択の誤操作がなくなると共に、カメラぶれなどの使い勝手上の不具合も回避される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 標準撮影モード及び接写撮影モードに対応可能なカメラと、該カメラに対して、前記標準撮影モード又は前記接写撮影モードに択一的に設定する撮影モード設定部とを備える携帯端末装置であって、 前記撮影モード設定部により設定されている撮影モードを検出し、かつ、検出された前記撮影モードに対応した情報を表す撮影モード情報を表示する撮影モード検出表示手段が設けられていることを特徴とする携帯端末装置。 【請求項2】 前記カメラは、撮影レンズ及び撮像素子を有し、 前記撮影モード設定部は、 前記標準撮影モード設定時では、比較的遠距離にある第1の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定する一方、前記接写撮影モード設定時では、比較的近距離にある第2の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定するレンズ位置設定部を有し、 前記撮影モード検出表示手段は、 前記レンズ位置設定部により設定されている前記撮影レンズの位置に基づいて、設定されている前記撮影モードを検出する撮影モード検出部と、 該撮影モード検出部により検出された前記撮影モードに基づいて前記撮影モード情報を表示する検出結果表示部とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 【請求項3】 前記レンズ位置設定部は、 前記標準撮影モード又は接写撮影モードに対応して前記撮影レンズの位置を切り替えるためのレンズ位置切替え機構部を備え、 前記撮影モード検出部は、 前記レンズ位置切替え機構部に連動してオン/オフ制御されるスイッチ手段を有し、該スイッチ手段のオン状態又はオフ状態に対応して前記撮影モードを検出する構成とされていることを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。 【請求項4】 標準撮影モード及び接写撮影モードに対応可能なカメラと、該カメラに対して、前記標準撮影モード又は前記接写撮影モードに択一的に設定する撮影モード設定部とを備える携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置であって、 前記撮影モード設定部により設定されている撮影モードを検出し、かつ、検出された前記撮影モードに対応した情報を表す撮影モード情報を表示する構成とされていることを特徴とする撮影モード検出表示装置。 【請求項5】 前記カメラは、撮影レンズ及び撮像素子を有し、 前記撮影モード設定部は、前記標準撮影モード設定時では、比較的遠距離にある第1の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定する一方、前記接写撮影モード設定時では、比較的近距離にある第2の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定するレンズ位置設定部を有し、 前記レンズ位置設定部により設定されている前記撮影レンズの位置に基づいて、設定されている前記撮影モードを検出する撮影モード検出部と、 該撮影モード検出部により検出された前記撮影モードに基づいて前記撮影モード情報を表示する検出結果表示部とから構成されていることを特徴とする請求項4記載の撮影モード検出表示装置。 【請求項6】 前記レンズ位置設定部は、 前記標準撮影モード又は接写撮影モードに対応して前記撮影レンズの位置を切り替えるためのレンズ位置切替え機構部を備え、 前記撮影モード検出部は、 前記レンズ位置切替え機構部に連動してオン/オフ制御されるスイッチ手段を有し、該スイッチ手段のオン状態又はオフ状態に対応して前記撮影モードを検出する構成とされていることを特徴とする請求項5記載の撮影モード検出表示装置。 【請求項7】 コンピュータに請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯端末装置を制御させるための撮影モード検出表示制御プログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラムに係り、特に、カメラ付きの携帯電話機など、カメラの撮影モードを標準撮影モード又は接写撮影モードに選択的に設定する機能を有する携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 携帯電話機などの携帯端末装置では、近年では、通常の音声通話機能に加え、たとえばカメラ機能など、複数の機能を有するものが広く普及している。同カメラ機能として用いられるカメラは、比較的遠距離にある被写体を撮影するための標準撮影モード及び比較的近距離にある被写体を撮影するための接写撮影モード(「マクロモード」ともいう)を択一的に設定可能な構成となっていることが多い。 【0003】 この種の携帯電話機は、従来では、たとえば図8(a)に示すように、ユニット1,2を備えている。同ユニット1は、レシーバ3と、液晶表示部4と、操作キー5と、マイク6とを備え、また、図8(b)に示すように、ユニット2は、カメラ7と、スライドスイッチ8とを備えている。この携帯電話機の内部では、図9に示すように、基板9が設けられ、同基板9上にカメラ7及び図示しない制御回路などが実装されている。カメラ7は、スライドスイッチ8に連動する撮影距離切替えレバー10を有し、同スライドスイッチ8の位置によって撮影モードが標準撮影モード又は接写撮影モードに選択設定される。この携帯電話機では、カメラ7は、標準撮影モードに選択設定されているとき、比較的遠距離にある被写体にピントを合わせて撮影する一方、接写撮影モードに選択設定されているとき、比較的近距離にある被写体にピントを合わせて撮影する。撮影された画像は、液晶表示部4に表示される。 【0004】 上記の携帯電話機の他、従来、この種の技術としては、たとえば、特許文献1に記載されたものがある。 特許文献1に記載されたDIPスイッチでは、箱形のケースと、同ケースに対向して複数対鋳込み成型され、先端に接点部を有するへの字状の接点可動部を内端部に一体成型した一側の端子及び同接点部が接触可能な接点部を内端部に有する他側の端子と、同ケースにその開口部を閉鎖して接合され、各接点可動部と対応する矩形の穴を設けたカバーと、カバーの各穴にそれぞれ移動可能に係合したつまみ部を有して内蔵され、他側の端子側への移動によって接点可動部を押し下げてその接点部を他側の端子の接点部に接触させる複数の接点操作部材とが備えられている。これにより、接触信頼性が高められ、超小型化に対応できる。 【0005】 また、特許文献2に記載された携帯電話機では、上下に移動可能なスライドスイッチ及び表示部が備えられ、同スライドスイッチが可動下限位置及び可動上限位置以外の位置にある場合、同スライドスイッチの移動量と移動方向と移動速度に対応して、同表示部に表示された表示画面のスクロール動作を行い、同スライドスイッチが可動下限位置に移動された時点で下から上に、可動上限位置に移動された時点で上から下に、表示画面のスクロール動作を連続的に行う。 【0006】 また、特許文献3に記載されたカメラの焦点切換構造では、飾りリングの突起を回転させることにより、同飾りリングが有する腕がレンズ回転レバーに回転を伝え、同レンズ回転レバーはカメラレンズを回転と同時に上下し、通常撮影と、接写撮影のための焦点の切換えが行われる。 【0007】 また、特許文献4に記載された携帯電話機では、カメラボタンが押下されると、表示部に撮影モード設定画面が表示されて、夜景ポートレート、ストロボ発光、赤目防止、撮影最優先、又は風景などの各種撮影モードの設定内容がユーザにより選択可能に表示される。また、ユーザにより設定された内容に基づく被写体の撮影を可能とし、撮影結果表示画面が表示部に表示され、撮影した画像が記憶部に記憶される。 【0008】 また、特許文献5に記載された携帯型情報端末装置では、マクロ撮影用に設けられた操作ダイヤルの操作に連動して、撮影レンズが撮像素子に近付き、絞りの絞り込み動作が行われ、焦点距離(被写界深度)がマクロ撮影に適する設定状態に変更され、撮像部がマクロ撮影に設定されると、バーコードが最適な露出条件で撮影され、読み取られたバーコード画像が解読されてバーコード情報として記録及び表示される。 【特許文献1】実開平05−036726号公報(要約書、図1) 【特許文献2】特開2003−224633号公報(要約書、図1) 【特許文献3】特開2004−163830号公報(要約書、図6) 【特許文献4】特開2004−166129号公報(要約書、図3) 【特許文献5】特開2004−289465号公報(要約書、図1) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0009】 しかしながら、上記従来の携帯電話機では、次のような問題点があった。 すなわち、図8の携帯電話機では、ユーザは、カメラ7を使用するとき、被写体が表示される液晶表示部4を目視すると共に、スライドスイッチ8の位置を目視することにより、設定されている撮影モードを確認する必要がある。このため、操作性に支障があるばかりでなく、カメラぶれが発生するなど、使い勝手上の不具合が発生するという問題点がある。また、この携帯電話機をユーザがポケットやバッグなどに入れて移動する際、同ポケットやバッグとの摩擦などにより、スライドスイッチ8がユーザの意図しない位置へ切り替えられても、ユーザが気付かずにカメラ7を使用することがあり、撮影が正常に行われないという問題点がある。 【0010】 また、特許文献1に記載されたDIPスイッチは、接点については、この発明の実施例と類似しているが、同接点の信頼性を向上させるものであり、上記の問題点を改善するものではない。 【0011】 特許文献2に記載された携帯電話機は、表示画面のスクロール動作がスライドスイッチによって制御されるものであり、上記の問題点を改善するものではない。 【0012】 特許文献3に記載されたカメラの焦点切換構造では、通常撮影と接写撮影とでレンズの焦点の切換えが行われるが、ユーザに認識されるものではないため、上記の問題点は改善されない。 【0013】 特許文献4に記載された携帯電話機では、各種撮影モードの設定内容が表示部に表示されるが、接写モードに対応するものではないため、上記の問題点は改善されない。 【0014】 特許文献5に記載された携帯型情報端末装置では、撮像部がマクロ撮影に設定されると、バーコードが最適な露出条件で撮影されるが、ユーザに注意を喚起するものではないため、上記の問題点は改善されない。 【0015】 この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、カメラによる撮影時の操作性が改善された携帯端末装置、同携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラムを提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0016】 上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、標準撮影モード及び接写撮影モードに対応可能なカメラと、該カメラに対して、前記標準撮影モード又は前記接写撮影モードに択一的に設定する撮影モード設定部とを備える携帯端末装置に係り、前記撮影モード設定部により設定されている撮影モードを検出し、かつ、検出された前記撮影モードに対応した情報を表す撮影モード情報を表示する撮影モード検出表示手段が設けられていることを特徴としている。 【0017】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯端末装置に係り、前記カメラは、撮影レンズ及び撮像素子を有し、前記撮影モード設定部は、前記標準撮影モード設定時では、比較的遠距離にある第1の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定する一方、前記接写撮影モード設定時では、比較的近距離にある第2の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定するレンズ位置設定部を有し、前記撮影モード検出表示手段は、前記レンズ位置設定部により設定されている前記撮影レンズの位置に基づいて、設定されている前記撮影モードを検出する撮影モード検出部と、該撮影モード検出部により検出された前記撮影モードに基づいて前記撮影モード情報を表示する検出結果表示部とから構成されていることを特徴としている。 【0018】 請求項3記載の発明は、請求項2記載の携帯端末装置に係り、前記レンズ位置設定部は、前記標準撮影モード又は接写撮影モードに対応して前記撮影レンズの位置を切り替えるためのレンズ位置切替え機構部を備え、前記撮影モード検出部は、前記レンズ位置切替え機構部に連動してオン/オフ制御されるスイッチ手段を有し、該スイッチ手段のオン状態又はオフ状態に対応して前記撮影モードを検出する構成とされていることを特徴としている。 【0019】 請求項4記載の発明は、標準撮影モード及び接写撮影モードに対応可能なカメラと、該カメラに対して、前記標準撮影モード又は前記接写撮影モードに択一的に設定する撮影モード設定部とを備える携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置に係り、前記撮影モード設定部により設定されている撮影モードを検出し、かつ、検出された前記撮影モードに対応した情報を表す撮影モード情報を表示する構成とされていることを特徴としている。 【0020】 請求項5記載の発明は、請求項4記載の撮影モード検出表示装置に係り、前記カメラは、撮影レンズ及び撮像素子を有し、前記撮影モード設定部は、前記標準撮影モード設定時では、比較的遠距離にある第1の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定する一方、前記接写撮影モード設定時では、比較的近距離にある第2の被写体の共役像面の位置に前記撮像素子が位置するように前記撮像素子に対する前記撮影レンズの位置を設定するレンズ位置設定部を有し、前記レンズ位置設定部により設定されている前記撮影レンズの位置に基づいて、設定されている前記撮影モードを検出する撮影モード検出部と、該撮影モード検出部により検出された前記撮影モードに基づいて前記撮影モード情報を表示する検出結果表示部とから構成されていることを特徴としている。 【0021】 請求項6記載の発明は、請求項5記載の撮影モード検出表示装置に係り、前記レンズ位置設定部は、前記標準撮影モード又は接写撮影モードに対応して前記撮影レンズの位置を切り替えるためのレンズ位置切替え機構部を備え、前記撮影モード検出部は、前記レンズ位置切替え機構部に連動してオン/オフ制御されるスイッチ手段を有し、該スイッチ手段のオン状態又はオフ状態に対応して前記撮影モードを検出する構成とされていることを特徴としている。 【0022】 請求項7記載の発明は、撮影モード検出表示制御プログラムに係り、コンピュータに請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯端末装置を制御させることを特徴としている。 【発明の効果】 【0023】 この発明の構成によれば、撮影モード検出表示手段により、撮影モード設定部で設定されている撮影モードが検出され、かつ、検出された撮影モードに対応した撮影モード情報が表示されるので、ユーザは、カメラの起動時に撮影モードを確認することができるため、撮影モードの選択における誤操作がなくなると共に、カメラぶれなどの使い勝手上の不具合も回避できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0024】 カメラの起動時に撮影モード設定部で設定されている撮影モード(標準撮影モード又は接写撮影モード)を検出し、検出された撮影モードに対応した情報を表示部に表示する携帯端末装置、同携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラムを提供する。 【実施例1】 【0025】 図1は、この発明の一実施例である携帯端末装置の外観の要部を示す斜視図である。 この例の携帯端末装置は、同図(a)に示すように、携帯電話機20であり、たとえば、ストレート型のユニット21,22を備えている。同ユニット21は、レシーバ23と、液晶表示部24と、操作キー25と、マイク26とを備え、また、同図(b)に示すように、ユニット22は、カメラ27と、スライドスイッチ28とを備えている。この携帯電話機の内部では、図2に示すように、基板29が設けられ、同基板29上にカメラ27及び図示しない制御回路などが実装されている。カメラ27は、スライドスイッチ28に連動する撮影距離切替えレバー30を有し、同スライドスイッチ28の位置によって撮影モードが標準撮影モード又は接写撮影モードに選択設定される。標準撮影モードは、比較的遠距離にある被写体を撮影するための撮影モード、また、接写撮影モードは、比較的近距離(たとえば、カメラ27から約5cmの距離)にある被写体を撮影するための撮影モードである。 【0026】 カメラ27は、図示しない撮影レンズ及び撮像素子を有し、撮影距離切替えレバー30は、標準撮影モード設定時では、比較的遠距離にある被写体の共役像面の位置に同撮像素子が位置するように同撮像素子に対する同撮影レンズの位置を設定する一方、接写撮影モード設定時では、比較的近距離にある被写体の共役像面の位置に同撮像素子が位置するように同撮像素子に対する同撮影レンズの位置を切り替え設定する。また、特に、この実施例では、基板29上に撮影モード検出部31が実装されている。撮影モード検出部31は、ランド31aと、板ばね31bとから構成されている。ランド31a及び板ばね31bは、基板29上で、かつスライドスイッチ28の軌道上に設けられ、同板ばね31bは、図3に示すように、スライドスイッチ28が同板ばね31bの方向にスライドされたとき、押下されてランド31aと接触するようになっている。これらのランド31a及び板ばね31bにより、スライドスイッチ28に連動してオン/オフ制御されるスイッチ手段が構成され、同スイッチ手段のオン状態又はオフ状態に対応してカメラ27の撮影モードが検出されるようになっている。 【0027】 図4は、図1の携帯電話機20の要部の電気的構成を示すブロック図である。 この携帯電話機20は、同図4に示すように、レシーバ23と、液晶表示部(LCD)24と、操作キー25と、マイク26と、カメラ27と、撮影モード検出部31と、アンテナ32と、無線部33と、画像記憶部34と、制御部35と、2次電池36とから構成されている。レシーバ23は、着メロや通話時の音声など、各種の情報に対応した音声を発生する。画像記憶部34は、たとえばRAM(Randam Access Memory)やROM(Read Only Memory)などで構成され、カメラ27により取り込まれた画像を記憶する他、撮影モード検出部31により検出される撮影モードに対応した撮影モード情報を記憶する。LCD24は、通常の音声通話では、たとえば、相手先の電話番号情報やアイコン情報など、諸々の情報を表示し、また、画像記憶部34に記憶されている撮影モード情報に対応した画像を表示する。操作キー25は、送信キー、英字/カナ/漢字/数字の変換キー、電源のオン/オフキー、カーソル操作を行うための十文字キー、及び終了キーなどから構成されている。マイク26は、ユーザの音声を受けて送話を行う。カメラ27は、上記撮像素子として、たとえば400万画素のCCD(Charge Coupled Device 、電荷結合素子)センサなどを有している。 【0028】 撮影モード検出部31は、図1中のスライドスイッチ28により設定されているカメラ27の撮影レンズの位置に基づいて、設定されている撮影モードを検出し、たとえば、ランド31aと板ばね31bとがオフ状態のときに標準撮影モード、及びオン状態のときに接写撮影モードとして検出する。アンテナ32は、図示しない無線基地局との間で電波Wを送受信する。無線基地局は、図示しない移動通信制御局、在圏移動通信交換局及び関門移動通信交換局を介して一般電話回線網に接続されている。無線部33は、図示しない受信回路、送信回路及び周波数シンセサイザなどを有している。 【0029】 制御部35は、携帯電話機20全体を制御するCPU(中央処理装置)35a及び同CPU35aを動作させるための撮影モード検出表示制御プログラムが記録されたROM(リード・オンリ・メモリ)35bを有している。特に、この実施例では、制御部40は、撮影モード検出部31により検出された撮影モードに基づいて、画像記憶部34に記憶されている撮影モード情報を液晶表示部24に表示させる。2次電池36は、たとえばリチウムイオン電池などで構成され、この携帯電話機20の各部に電源を供給する。 【0030】 図5は、図2中のスライドスイッチ28が切り替えられた状態を示す図、図6は、図5のA方向矢視図、及び図7が、液晶表示部24に表示される撮影モード情報に対応した画像の一例を示す図である。 これらの図を参照して、この携帯電話機20の動作について説明する。 この携帯電話機20では、カメラ27は、標準撮影モードに選択設定されているとき、比較的遠距離にある被写体にピントを合わせて撮影する一方、接写撮影モードに選択設定されているとき、比較的近距離にある被写体にピントを合わせて撮影する。撮影された画像は、液晶表示部24に表示される。また、撮影モード検出部31により、カメラ27に設定されている撮影モードが検出され、検出された同撮影モードに対応した撮影モード情報が画像記憶部34から読み出されて液晶表示部24に表示される。 【0031】 すなわち、ランド31aと板ばね31bとがオフ状態のとき、撮影モード検出部31によりカメラ27が標準撮影モードに選択設定されていることが検出され、図7に示すように、液晶表示部24の補助記号表示領域24aに撮影モード情報として「通常モード」が表示される。一方、図5又は図6に示すように、スライドスイッチ28がスライドされて板ばね31bが押下され、ランド31aと同板ばね31bとがオン状態になっているとき、撮影モード検出部31によりカメラ27が接写撮影モードに選択設定されていることが検出され、液晶表示部24の補助記号表示領域24aに撮影モード情報として図示しない「接写モード」が表示される。 【0032】 以上のように、この実施例では、撮影モード検出部31により、カメラ27に設定されている撮影モードが検出され、標準撮影モードに選択設定されているときに液晶表示部24に「通常モード」が表示され、接写撮影モードに選択設定されているときに「接写モード」が表示されるので、ユーザは、カメラ27の起動時に撮影モードを確認することができるため、撮影モードの選択の誤操作がなくなると共に、カメラぶれなどの使い勝手上の不具合も回避される。 【0033】 以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。 たとえば、撮影モード検出部31は、スライドスイッチ28のスライドによって光が通過/遮断することによりオン/オフ動作するフォトインタラプタなどで構成しても良い。また、上記実施例では、撮影モード情報が補助記号表示領域24aに表示されるようになっているが、同撮影モード情報(「接写モード」/「通常モード」)に対応して点灯/消灯するLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)などを設けても良い。また、補助記号表示領域24aには、ユーザに撮影モードの切替えを促す注意メッセージ(たとえば、「撮影モードを切り替えてください」)などを表示するようにしても良い。また、液晶表示部24は、EL(electroluminescence 、エレクトロルミネセンス)などでも良い。また、携帯端末装置は、携帯電話機に限らず、たとえば、PDA(Personal Digital Assistants )などでも良い。また、携帯電話機の筐体は、上記実施例のストレート型に限らず、折り畳み型、スライド型、回転型などでも良い。 【産業上の利用可能性】 【0034】 この発明は、撮影モードを標準撮影モード又は接写撮影モードに選択設定能なカメラを備えた携帯電話機などの携帯端末装置全般に適用できる。また、この発明は、バーコード読取り機能や文字認識機能など、カメラを有する携帯端末装置に特有の機能に応用できる。これらの特有の機能を使用する場合では、被写体を接写撮影する必要があるため、設定されている撮影モードを電気的に判断し、接写撮影モードに設定されていないとき、表示部に撮影モードの切替えを促す表示を行うことにより、ユーザが撮影モードを切り替える。これにより、撮影モードの選択の誤操作が回避される。 【図面の簡単な説明】 【0035】 【図1】この発明の一実施例である携帯端末装置の外観の要部を示す斜視図である。 【図2】図1の携帯端末装置の内部構成の要部を示す斜視図である。 【図3】図2のA方向矢視図である。 【図4】図1の携帯電話機20の要部の電気的構成を示すブロック図である。 【図5】図2中のスライドスイッチ28が切り替えられた状態を示す図である。 【図6】図5のA方向矢視図である。 【図7】液晶表示部24に表示される撮影モード情報に対応した画像の一例を示す図である。 【図8】従来の携帯電話機の外観の要部を示す斜視図である。 【図9】図8の携帯電話機の内部構成の要部を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0036】 20 携帯電話機(携帯端末装置) 24 液晶表示部(撮影モード検出表示手段の一部、検出結果表示部) 27 カメラ 28 スライドスイッチ(撮影モード設定部の一部、レンズ位置設定部の一部、レンズ位置切替え機構部の一部) 30 撮影距離切替えレバー(撮影モード設定部の一部、レンズ位置設定部の一部、レンズ位置切替え機構部の一部) 31 撮影モード検出部(撮影モード検出表示手段の一部、スイッチ手段) 31a ランド(撮影モード検出部の一部、スイッチ手段の一部) 31b 板ばね(撮影モード検出部の一部、スイッチ手段の一部) 34 画像記憶部(撮影モード検出表示手段の一部) 35 制御部(撮影モード検出表示手段の一部) 35a CPU(中央処理装置)(撮影モード検出表示手段の一部) 35b ROM(リード・オンリ・メモリ)(撮影モード検出表示手段の一部)
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| 【出願人】 |
【識別番号】390010179 【氏名又は名称】埼玉日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月14日(2006.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100099830 【弁理士】 【氏名又は名称】西村 征生
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| 【公開番号】 |
特開2008−72465(P2008−72465A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−249510(P2006−249510) |
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