| 【発明の名称】 |
録画装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小笠原 宏一
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| 【要約】 |
【課題】HDDなどの大容量記憶媒体を適用した録画装置を複数のユーザーが共用する場合に、録画予約リストや録画コンテンツファイルの仕分け操作を容易、確実、安全に実行可能な手段を提供する。
【構成】録画装置の工場出荷時点で用意されたユーザー別フォルダごとに異なる画面表示色を有するユーザー別フォルダを用意し、該ユーザー別フォルダの中から選択使用する。さらに、該ユーザー別フォルダにアクセス時にパスワードを要求することにより複数のユーザーにより共用される該録画装置であってもプライバシーを保護する事が出来る。また、子供を含む家庭内での該録画装置の共用にあっては、子供用のユーザー別フォルダに子供による操作を制限するレーティングコード情報を設定することにより、子供を有害情報から保護することが出来る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 HDDなどの大容量記憶媒体を具備する録画装置において、複数のユーザーにより使用される録画予約リストまたは録画コンテンツファイルを格納可能な複数のユーザー別フォルダを具備したことを特徴とする録画装置。 【請求項2】 請求項1記載の録画装置において、録画予約リストまたは録画コンテンツファイルを格納した複数のユーザー別フォルダごとに設定した異なる画面表示色により表示可能としたことを特徴とする録画装置。 【請求項3】 請求項1または2に記載のいずれかの録画装置において、予め設定したパスワード入力により、ユーザー別フォルダへのアクセスが許諾されることを特徴とする録画装置。 【請求項4】 請求項1乃至3に記載のいずれかの録画装置において、各ユーザー別フォルダに録画予約、録画、または仕分けをコンテンツのレーティングコード情報により、制限する機能を具備したことを特徴とする録画装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量記憶媒体を具備する録画装置の操作性向上を実現する技術であり、詳しくは複数のユーザー別の録画予約、録画コンテンツファイルを複数のユーザー別に仕分け、ログイン中のユーザーを確実に識別可能な画面表示手段を提供する録画装置の操作性向上技術に関する。 【背景技術】 【0002】 テレビ放送番組やDVD(Digital Versatile Disc)パッケージソフトなどのコンテンツを録画するには、大容量記憶媒体を必要とし、民生用機器では磁気テープを記憶媒体とするビデオテープレコーダが、広く普及してきた。近時、大容量記憶が可能なHDD記憶媒体の応用技術の進展、および該HDD記憶媒体のコスト低減が顕著となり、該HDD記憶媒体を適用した録画装置が一部の業務用のみならず民生機器用途にも広く適用されつつある。 【0003】 従来の一般家庭用途のビデオテープレコーダでは、僅かに数時間程度のテレビ放送規格に基づくコンテンツの収録のみが可能であったが、大容量記憶が可能なHDD記憶媒体を具備する録画装置では数百時間分にも達する多数のタイトルのコンテンツを録画することが可能となった。このため録画したコンテンツは後刻の閲覧に供するための利便性を考慮し、録画予約および録画コンテンツファイルの一覧リストを作成する機能を具備するのが一般的であった。 【0004】 しかしながら、大容量記憶媒体を具備する録画装置に多数のタイトルのコンテンツが録画予約され、または録画され、且つ、該録画装置が複数のユーザーにより共用される事により、自身が録画予約または録画したタイトルと他のユーザーが録画予約または録画したタイトルとの区別が出来ないばかりか、自身が録画予約または録画したタイトルを同一の録画装置を共用する他のユーザーに知られ、あるいはコンテンツを閲覧される懸念もあり、プライバシーの確保に困難が伴うなどの不都合が生じる。このような状況に鑑み、該不都合に対する対応手段として、特許文献1に見られるごとく、録画コンテンツファイルの簡便な管理技術が発明されている。 【特許文献1】特開2004−199741号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 大容量記憶媒体を具備する録画装置に多数のタイトルのコンテンツが記録され、該録画装置が複数のユーザーにより共用される場合、混在する録画予約タイトルや録画コンテンツファイルのそれぞれが、自身または他のユーザーの何れに所属するかの区別が出来ない。 【0006】 前記大容量記憶媒体を具備した録画装置が複数のユーザーにより共用される場合、混在する録画予約タイトルや録画コンテンツファイルを複数のユーザーが保有する多数の個人別フォルダへの仕分け作業中に混乱する懸念がある。 【0007】 前記大容量記憶媒体を具備した録画装置が複数のユーザーにより共用される場合、自身の録画予約リストや録画済みタイトルを同一の録画装置を共用する他のユーザーに知られ、あるいはコンテンツ内容を閲覧される懸念もあり、プライバシーの確保に困難が伴う不都合が生じる。 【0008】 放送番組やパッケージソフトのコンテンツ中には過激な暴力シーン、性描写、言語などの子供にとって有害な情報が含まれている場合がある。大容量記憶媒体を具備した録画装置は、数百時間分にも達する多数のタイトルのコンテンツを録画することが可能なことから、家庭内の複数のユーザーにより共用される場合もあり、子供による該録画装置の操作を通じ、子供が該有害情報にアクセスすることが懸念される。 【課題を解決するための手段】 【0009】 HDDなどの大容量記憶媒体を具備する録画装置において、該録画装置の工場出荷時点で、複数のユーザーにより使用される録画予約リストまたは録画コンテンツファイルを格納可能で、且つ、予め予測される代表的な家族構成に基づき命名された複数のユーザー別フォルダを用意し、該録画装置のユーザーは複数の該ユーザー別フォルダの中から該当するフォルダを適宜に選択使用する。 【0010】 前記録画装置において、録画予約リストまたは録画コンテンツファイルを格納した複数のユーザー別フォルダを異なる表示色により画面表示する。 【0011】 前記の録画装置において、ユーザー別フォルダへのアクセス時には、予め設定されたパスワードを要求する機能を該録画装置に具備させる。 【0012】 欧米地域でのテレビ放送番組中には、過激な暴力シーン、性描写、言語などの子供にとって有害な情報から子供を保護するため、放送局側が番組ごとに格付け情報(以下、レーティングコード情報と言う)をコンテンツに重畳し送信しているが、該レーティングコード情報により、各ユーザー別フォルダにコンテンツの予約、録画または仕分を制限する機能を前記録画装置に具備させる。 【発明の効果】 【0013】 録画装置の工場出荷時点で用意された複数のユーザー別フォルダ中から該当するユーザー別フォルダを選択使用することにより、ユーザーは容易に録画予約リストや録画コンテンツファイルを該ユーザー別フォルダに仕分け、管理することが出来る。 【0014】 ユーザー別の録画予約リストや録画コンテンツファイルを含むユーザー別フォルダを画面表示する場合、該ユーザー別フォルダごとに異なる画面表示色を適用することにより、該ユーザー別フォルダの当該ユーザーを容易に識別することが可能となり、録画予約リストや録画済みタイトルの仕分け作業時の作業ミスの発生を回避することが出来る。 【0015】 ユーザー別の録画予約リストや録画コンテンツファイルを含むユーザー別フォルダにアクセスする場合、予め設定されたパスワードの入力を要求とすることにより、当該ユーザー以外の他のユーザーのアクセスを防止することが出来、プライバシー保護が可能となる。 【0016】 大容量記憶媒体を具備した録画装置は、数百時間分にも達する多数のタイトルのコンテンツを録画することが可能なことから、家庭内の複数のユーザーに子供が含まれる場合も想定され、予め親が子供用のユーザー別ファイルに録画予約や録画が可能なレーティングコード情報を設定することにより、子供が過激な放送番組やパッケージソフトのコンテンツにアクセスすることを回避することが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、図に基づき本発明による録画装置に関し説明する。図1は本発明の実施形態に係わる録画装置の要部を示す構成図である。図1において、1はメイン処理部であり、マイクロコンピューターチップにより構成され、リモートコントロール送信機などを通じてユーザーから本発明による録画装置への命令により該録画装置内部の各機能部を制御するマンマシンインタフェース部や命令内容を画面に表示する表示制御部などにより構成される。2はユーザー別フォルダ設定部であり、複数のユーザー別フォルダごとに異なる画面表示色を設定出来るほか、該ユーザー別フォルダに録画予約リストの入力、ユーザーごとのパスワード設定、およびレーティングコード情報設定が可能である。3はHDDなどの大容量記憶媒体により構成される録画部である。 【0018】 図2は、本発明の実施形態に係わる録画装置の工場出荷時に用意されたユーザー別フォルダの構成例および設定内容の概要を示している。数百時間分にも達する多数のタイトルのコンテンツを録画することが可能な大容量記憶媒体を具備する録画装置は、単一のユーザーにより使用される他に、家庭内の複数のユーザーが共用することも十分に可能である。このようなケースを想定し、本発明による録画装置では、図2に例示するごとく、想定される家族構成中の各ユーザーにより使用されるユーザー別フォルダを該録画装置の工場出荷時に予め用意しておくことにより、ユーザーは該ユーザー別フォルダの使用を容易に開始することが可能となる。 【0019】 本発明による録画装置が単一のユーザーにより使用されるか、または家庭内の複数のユーザーにより使用されるかを選択後に、図2に示すごとく表示される各ユーザー別ファイルを該ユーザー別フォルダごとに異なる画面表示色を設定する。画面上にユーザーごとに異なる表示色で表示されたユーザー別ファイルを表示することにより、表示中の録画予約リストや録画コンテンツファイルが複数のユーザー中の何れのユーザーに属するものかを容易に識別することが出来る。 【0020】 さらに、必要に応じ各ユーザー別フォルダにアクセスするためのパスワードを設定する。もし、複数のユーザー中に子供が含まれる場合は、テレビ放送番組中の過激な暴力シーン、性描写、または言語などの子供にとって有害な情報から子供を保護するため、放送局側が番組ごとに当該番組に重畳して送信するレーティングコード情報に従い、予め親が子供用のユーザー別ファイルにレーティングコード情報を設定し、録画予約や録画を制限することにより、有害な情報から子供を保護することが出来る。 【0021】 次に、図3に基づき、ユーザー別フォルダの設定手順を流れ図に沿って詳述する。本発明による録画装置が、単一ユーザーに使用される場合、予め該録画装置の工場出荷時に用意された図2に示すユーザー別フォルダのメニューから例えば「本人」を選択する。また本発明による録画装置が、家族を構成する複数のユーザーにより使用される場合は、状況に応じユーザー数と「兄」や「妹」などの続柄を選択する。 【0022】 その後、ユーザー別フォルダごとに、該ユーザー別フォルダの画面表示色のほかに、必要に応じパスワードを設定する。もし、複数のユーザー中に「子供」が含まれる場合は、必要に応じレーティングコード情報を設定することにより、録画予約や録画を制限することが可能となり、有害な情報から子供を保護することが出来る。以上の手順により、本発明の録画装置のユーザー別フォルダとして必要な設定を終了することになる。 【0023】 次に、ユーザー別フォルダへのログイン手順を図4の流れ図に沿って説明する。ユーザー別フォルダにアクセスするために続柄名によりユーザーを選択すると、セキュリティを目的とする本人確認のため、予めユーザーごとに設定したパスワード入力が要求され、パスワードを入力することにより当該ユーザーに所属するユーザー別フォルダが予め設定された画面表示色により画面上に表示され、該ユーザー別フォルダには録画予約リストや録画コンテンツファイルが表示される。 【0024】 前記のログイン手順に沿ってユーザー別フォルダを表示した状態で、録画予約リストや録画済コンテンツファイルをユーザー別フォルダへ仕分ける作業の手順を図5に沿って説明する。録画予約を実行する場合、メニューから録画予約を選択し、次に録画予約を実行するユーザーの続柄名を選択する。ユーザー選択によりユーザー別フォルダが画面にユーザーごとに異なる画面表示色で表示されるので、所望の録画予約内容を該ユーザー別フォルダ中の録画予約リストに書き込む。この際にユーザーが「子供」である場合には、予め保護者が設定したレーティングコード情報の条件を満たさないコンテンツが含まれる場合には、録画予約リストに書き込むことが制限され、録画の場合も同様である。 【0025】 尚、本実施の形態においては、ユーザー別フォルダの名称を家族構成における続柄の表示としたが、個人の名前を入力できるようにしても良い。名前を表示されることで個人を特定し易くなるので、利便性が良くなる。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】本発明の実施形態に係わる録画装置の要部を示す構成図である。 【図2】本発明の実施形態に係わる録画装置の工場出荷時に用意されたユーザー別フォルダの構成例および設定内容の概要を示している。 【図3】本発明の実施形態に係わる録画装置のユーザー別フォルダの設定手順を示す流れ図である。 【図4】本発明の実施形態に係わる録画装置のユーザー別フォルダへのログイン手順を示す流れ図である。 【図5】ユーザー別フォルダに録画予約リストや録画コンテンツファイルを仕分ける作業の手順を示す流れ図である。 【符号の説明】 【0027】 1: メイン処理部 2: ユーザー別フォルダ設定部 3: 録画部(HDD)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月14日(2006.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095739 【弁理士】 【氏名又は名称】平山 俊夫
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| 【公開番号】 |
特開2008−72439(P2008−72439A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−249105(P2006−249105) |
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