| 【発明の名称】 |
テレビジョン装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山田 智行
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| 【要約】 |
【課題】ユーザが他のユーザの予約に係るテレビジョン番組以外を視聴又は録画するためにチャンネルの設定を変更してもよいか否かを判断して、他の番組を視聴又は録画することができるテレビジョン装置を提供する。
【構成】テレビジョン装置は、番組が選択されて予約を受け付けた場合、予約に対する付加情報として予約者識別情報及び重要度情報を受け付け、予約する番組の開始・終了時刻及びチャンネルと対応付けて記憶しておく。予約時刻に到達して、予約に係る番組を出力中にチャンネルの設定を変更する操作を受け付けた場合は(S204:YES)、予約に係る付加情報として記憶している予約者識別情報及び重要度情報を出力する(S205)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 テレビジョン放送の信号を受信する手段と、チャンネルの設定を受け付ける手段と、設定されたチャンネルに基づいて、受信したテレビジョン放送の信号を出力する手段と、予約時刻に、予約チャンネルに設定する予約を受け付ける予約受付手段と、受け付けた予約に基づいて、予約時刻に到達した場合は予約チャンネルへチャンネルの設定を変更する手段とを備えるテレビジョン装置において、 前記予約受付手段で予約を受け付ける場合に、付加情報の入力を受け付ける手段と、 予約に対応付けて前記付加情報を記憶する手段と、 予約に基づくテレビジョン放送の信号の出力中に、チャンネルの設定を受け付けた場合、 予約に基づくテレビジョン放送の信号を出力中である旨を出力する手段と、 予約に対応する付加情報を出力する手段と を備えることを特徴とするテレビジョン装置。 【請求項2】 予約に基づくテレビジョン放送の映像信号の出力中にチャンネルの設定を受け付けた場合、チャンネルの設定を変更するか否かの選択を受け付ける手段と、 変更する選択を受け付けた場合は、予約に基づくテレビジョン放送の信号の出力中であることに拘わらずチャンネルの設定を変更する手段と を備えることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン装置。 【請求項3】 予約時刻に到達し、予約されたチャンネルへ設定を変更する場合に、 予約チャンネルへ設定を変更する旨を出力する手段と、 予約に係る前記付加情報を出力する手段と、 予約チャンネルへの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける手段と、 予約チャンネルへの設定の変更を実行しない選択を受け付けた場合は、予約に拘わらず、チャンネルの設定の変更を中止する手段と を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビジョン装置。 【請求項4】 前記予約受付手段で予約を受け付ける場合に、 受け付けた予約時刻と他の予約の予約時刻とが重複しているか否かを判断する手段と、 他の予約と予約時刻が重複していると判断したとき、他の予約に係る付加情報を出力する手段と を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のテレビジョン装置。 【請求項5】 前記付加情報は、予約者を識別する予約者識別情報及び予約の重要度を示す重要度情報、又は何れか一方であること を特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のテレビジョン装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、テレビジョン放送の視聴又は録画について予約が可能なテレビジョン装置に関し、特に、予約の際に付加情報を対応付けて記憶しておき、予約に基づく視聴又は録画中に他のチャンネルへ設定を変更する操作を受け付けた場合、対応する付加情報を出力するテレビジョン装置に関する。 【背景技術】 【0002】 近年、テレビジョン放送のアナログからデジタルへの移行に向けて、デジタルテレビジョン放送を受信し映像信号を出力することが可能なテレビジョン装置を備える表示装置及び記録装置が普及している。 【0003】 これまでのアナログ放送では、映像信号及び音声信号を電波に乗せて伝播する。テレビジョン装置は当該電波を受信して、受信した電波から設定されたチャンネルに対する帯域の映像信号及び音声信号を抽出する。テレビジョン装置は、抽出した映像信号を表示装置を介して表示させることに同期して音声信号を音声出力装置を介して出力し、テレビジョン放送をユーザに視聴させることができる。 【0004】 一方デジタル放送では、映像信号及び音声信号をMPEG−2(Moving Picture Expert Group−2)規格に準拠したデジタルデータに圧縮変換し、圧縮したデジタルデータを電波に乗せる。デジタル放送規格で採用されているMPEG−2規格では映像信号及び音声信号の他に、文字データ又は画像データ等の情報をもデジタルデータに含むことができる。そのため、デジタル放送規格ではテレビジョン放送の番組表を示すEPG(Electronic Program Guide)情報を、映像信号等と共に電波に乗せるようにしてある。 【0005】 そこで、デジタル放送を受信して映像信号を抽出することが可能なテレビジョン装置は受信したデジタルデータからEPG情報を抽出し、表示装置を介して番組表を表示することができる。また、このテレビジョン装置を備えてデジタル放送を録画することが可能なビデオレコーダ等の記録装置でも、受信したデジタルデータからEPG情報を抽出して表示装置に出力し、表示装置を介して番組表を表示させることができる。 【0006】 また、デジタル放送規格に準拠するテレビジョン装置は、EPG情報に基づいて出力した番組表からユーザが選択する番組を検知し、選択された番組のチャンネル及び開始/終了時刻の情報をEPG情報に基づいて抽出する。テレビジョン装置は選択された番組の開始時刻に到達した場合に、表示する番組のチャンネルを選択されたチャンネルに自動的に設定を変更する予約が可能である。テレビジョン装置を備える記録装置でも、選択されたチャンネルに自動的に設定を変更して記録を開始する録画予約が可能である。 【0007】 ところが、デジタル放送を受信して映像信号を出力するテレビジョン装置を備える表示装置又は記録装置は、家族などの複数のユーザで一つの装置を使用する場合が多い。従って、視聴予約又は録画予約を行った後に、一のユーザが、予約を行った他のユーザによる視聴予約又は録画予約の時刻に予約番組以外の番組を観たい又は記録させたい場合がある。 【0008】 この場合、一のユーザが、予約を行った他のユーザの承諾なくチャンネルの設定を変更してしまい、視聴予約を行った他のユーザが予約した番組を観ることができない場合、又は録画予約した他のユーザが予約した番組を記録させることができない場合が起こり得る。 【0009】 そこで、録画予約がされてあり、予約時刻到達後に当該録画予約に基づいてチャンネルを設定して録画している間に、予約に係るチャンネル以外のチャンネルへ設定を変更する操作が一のユーザによってされた場合、チャンネルの設定を変更せず録画予約がされている旨を示す警告を表示装置を介して表示する技術が開示されている(特許文献1)。これにより、録画予約した番組以外の番組が記録されることを回避することができる。 【0010】 一方、一のユーザが他のユーザによる録画予約に係る時刻に予約番組以外の番組を観たい場合又は録画予約を行いたい場合、先に録画予約を行った他のユーザが誰であるのかを判別することにより録画予約を中止してもよいか否かを該当する他のユーザに確認することができるとも考えられる。これに対し、録画予約を行った他のユーザを判別するために、予約された番組に対応付けてユーザを識別する情報を記憶する技術が開示されている(特許文献2)。 【特許文献1】特開平10−162448号公報 【特許文献2】特開2005−80012号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0011】 しかしながら、特許文献1で開示されている技術では、録画予約がされているためにチャンネルを変更できない旨の警告が画面に表示されるのみであり、警告が表示されたとしても自分が予約した場合以外は当該予約が他の何れのユーザによってされたかが不明であるため、予約してある番組以外のチャンネルへ切り替えてよいか否かをユーザが判断することができない。 【0012】 また、特許文献2で開示されている技術は、録画予約したユーザが誰であるのかを判別するのはユーザと該ユーザが予約した番組との対応を記憶することにより、ユーザ毎に番組の嗜好を特定することを目的とする。そのため、他のユーザが予約していることを通知するために使用することは考慮されていない。 【0013】 本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、予約の操作を受け付ける場合に予約に係る付加情報を共に受け付け、予約の情報と付加情報とを対応付けて記憶しておき、予約に係るテレビジョン放送の映像信号を出力中にチャンネルの設定を変更する操作を受け付けたとき、予約に係る映像信号を出力中である旨に加え予約に係る付加情報も出力する構成とすることにより、ユーザが他のユーザの予約に係るテレビジョン番組以外を視聴又は録画するためにチャンネルの設定を変更してもよいか否かを判断することができるテレビジョン装置を提供することを主たる目的とする。 【0014】 また、本発明の他の目的は、予約に係るテレビジョン番組を表示中又は録画中にチャンネル操作を受け付けた場合、予約に係る映像信号を出力中である旨を出力しチャンネルの設定変更を実行するか否かの選択を受け付け、変更する選択を受け付けたときは予約に係る映像信号を出力中であるにも拘わらずチャンネルの設定を変更する構成とすることにより、他のユーザの予約に係るテレビジョン番組以外の番組を視聴又は録画することができるテレビジョン装置を提供することにある。 【0015】 また、本発明の他の目的は、視聴予約又は録画予約の予約時刻に到達し予約に係るチャンネルに自動的に設定を変更する場合チャンネルの設定を変更する旨を出力し、予約に基づいてチャンネルの設定を変更するか否かの選択を受け付け、設定を変更しない選択を受け付けたときは予約に拘わらずチャンネルの設定変更を中止する構成とすることにより、他のユーザの予約に基づいてチャンネルが強制的に設定変更されることを回避し、一のユーザが予約に係るテレビジョン番組以外の番組を視聴又は録画することができるテレビジョン装置を提供することにある。また、他のユーザによる予約に係る付加情報を出力する構成とすることにより、一のユーザがチャンネルの設定の変更を中止してもよいかを判断することができるテレビジョン装置を提供することにある。 【0016】 また、本発明の他の目的は、視聴予約又は録画予約を受け付ける場合に受け付けた予約時刻と他のユーザによる予約の予約時刻とが重複しているときは、他のユーザによる予約に係る付加情報を出力する構成とすることにより、他のユーザによる予約と重複する場合に予約を行うことができない事態を回避し、一のユーザが他のユーザによる予約を解除してもよいか否かを判断することができるテレビジョン装置を提供することにある。 【0017】 また、本発明の他の目的は、予約の操作の際に共に受け付ける付加情報を予約したユーザを識別する情報及び予約の重要度を示す情報、又は何れか一方とする構成により、ユーザが他のユーザの予約に係るテレビジョン番組以外を視聴又は録画するためにチャンネルを変更してもよいか否かを予約した他のユーザに聞くことができ、また、予約の重要度に基づいて判断することができるテレビジョン装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0018】 本発明に係るテレビジョン装置は、テレビジョン放送の信号を受信する手段と、チャンネルの設定を受け付ける手段と、設定されたチャンネルに基づいて、受信したテレビジョン放送の信号を出力する手段と、予約時刻に、予約チャンネルに設定する予約を受け付ける予約受付手段と、受け付けた予約に基づいて、予約時刻に到達した場合は予約チャンネルへチャンネルの設定を変更する手段とを備えるテレビジョン装置において、前記予約受付手段で予約を受け付ける場合に、付加情報の入力を受け付ける手段と、予約に対応付けて前記付加情報を記憶する手段と、予約に基づくテレビジョン放送の信号の出力中に、チャンネルの設定を受け付けた場合、予約に基づくテレビジョン放送の信号を出力中である旨を出力する手段と、予約に対応する付加情報を出力する手段とを備えることを特徴とする。 【0019】 これにより、テレビジョン装置は予約を受け付ける場合に予約に係る付加情報を受け付けて記憶する。予約に基づくテレビジョン放送の信号を出力中にチャンネルの設定を変更する操作を受け付けた場合は、予約に基づくテレビジョン放送の信号を出力中である旨を出力するとともに予約に係る付加情報を出力する。 【0020】 本発明に係るテレビジョン装置は、予約に基づくテレビジョン放送の映像信号の出力中にチャンネルの設定を受け付けた場合、チャンネルの設定を変更するか否かの選択を受け付ける手段と、変更する選択を受け付けた場合は、予約に基づくテレビジョン放送の信号の出力中であることに拘わらずチャンネルの設定を変更する手段とを備えることを特徴とする。 【0021】 これにより、テレビジョン装置は予約に基づくテレビジョン放送の信号を出力中にチャンネル変更操作を受け付けた場合、チャンネルの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける。チャンネルの変更を実行する選択を受け付けた場合、予約に拘わらずチャンネルを変更する。 【0022】 本発明に係るテレビジョン装置は、予約時刻に到達し、予約されたチャンネルへ設定を変更する場合に、予約チャンネルへ設定を変更する旨を出力する手段と、予約に係る前記付加情報を出力する手段と、予約チャンネルへの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける手段と、予約チャンネルへの設定の変更を実行しない選択を受け付けた場合は、予約に拘わらず、チャンネルの設定の変更を中止する手段とを備えることを特徴とする。 【0023】 これにより、テレビジョン装置は予約時刻に到達してチャンネルを変更する場合、予約に係る付加情報を出力してチャンネルの変更を実行するか否かの選択を受け付ける。チャンネルの変更を実行しない選択を受け付けた場合は予約に拘わらずチャンネルの設定の変更を中止する。 【0024】 本発明に係るテレビジョン装置は、前記予約受付手段で予約を受け付ける場合に、受け付けた予約時刻と他の予約の予約時刻とが重複しているか否かを判断する手段と、他の予約と予約時刻が重複していると判断したとき、他の予約に係る付加情報を出力する手段とを備えることを特徴とする。 【0025】 これにより、テレビジョン装置は予約時刻にチャンネルの設定を変更する予約を受け付けた場合、受け付けた予約に係る予約時刻と他の予約に係る予約時刻とが重複するか否かを判断し、重複すると判断した場合は予約に基づいてテレビジョン放送の映像信号を出力中である旨を出力する。更に、予約に係る付加情報を出力する。 【0026】 本発明に係るテレビジョン装置は、前記付加情報は、予約者を識別する予約者識別情報及び予約の重要度を示す重要度情報、又は何れか一方であることを特徴とする。 【0027】 これにより、テレビジョン装置は、視聴予約を受け付ける場合に予約したユーザを識別する情報及び予約の重要度を示す情報、又は何れか一方を受け付けて記憶する。予約に基づくテレビジョン放送の映像信号を出力中にチャンネル変更操作を受け付けた場合、予約時刻に到達して予約チャンネルへ設定を変更する場合、又は、予約が他の予約と予約時刻が重複すると判断した場合は、予約に係る付加情報として記憶してある予約したユーザを識別する情報及び予約の重要度を示す情報、又は何れか一方を出力する。 【発明の効果】 【0028】 本発明による場合は、予約の際予約に係る付加情報を対応付けて記憶しておき、予約に基づいてテレビジョン放送の信号を出力中にチャンネルの設定変更の操作を受け付けた場合、他のユーザによる予約に係るテレビジョン放送の信号を出力中である旨と予約に係る付加情報とを出力する構成とすることにより、当該テレビジョン装置からの出力を表示装置を介して表示することで、ユーザは他のユーザの予約に係るテレビジョン放送の信号を出力中である旨だけでなく予約に係る付加情報を認識することができる。そのため、ユーザは付加情報に基づいてチャンネルの設定を変更してもよいか否かを判断することができる。 【0029】 本発明による場合は、視聴予約又は録画予約に基づいてテレビジョン番組を表示中又は録画中にチャンネルの変更操作を受け付けた場合に、チャンネルの設定を変更するか否かの選択を受け付け、変更する選択を受け付けたときは予約に係る番組の表示又は録画中に拘わらずチャンネルの設定を変更する構成とすることにより、ユーザは他のユーザによる視聴予約又は録画予約に基づく視聴又は録画中であってもチャンネルの設定を変更して他のテレビジョン番組を視聴又は録画することができる。 【0030】 本発明による場合は、視聴予約又は録画予約に基づいて予約時刻に到達した際、予約に係るチャンネルに設定を変更する場合に予約に係る付加情報を出力し、チャンネルの設定変更を実行するか否かを受け付け、設定変更を実行しない選択を受け付けた場合は予約に拘わらずチャンネルの設定の変更を中止する構成とすることにより、他のユーザが予約した番組へチャンネルの設定が強制的に変更されることを回避し、ユーザはチャンネルの設定の変更を中止してもよいか否かを判断することができ、他のユーザが予約した番組以外の番組を視聴又は録画することができる。 【0031】 本発明による場合は、視聴予約又は録画予約を受け付ける場合に他のユーザによる予約の予約時刻と重複しているときは、他のユーザによる予約に係る付加情報を出力する構成とすることにより、ユーザは他のユーザによる予約を解除してチャンネルの設定を変更してもよいか否かを判断することができ、他のユーザが予約した番組以外の番組の視聴又は録画について予約することができる。 【0032】 本発明による場合は、予約の際に予約したユーザを識別することができる予約者識別情報及び予約の重要度を示す重要度情報、又は何れか一方を予約に対応付けて記憶しておき、予約に基づくテレビジョン放送の映像信号を出力中にチャンネル変更操作を受け付けた場合、予約時刻に到達して予約チャンネルへ設定を変更する場合、又は、予約が他の予約と予約時刻が重複すると判断した場合に、予約に係る予約者識別情報及び重要度情報、又は何れか一方を出力する構成とする。これにより、テレビジョン装置からの出力を表示装置を介して表示することで、ユーザは他のユーザの予約に係るテレビジョン放送の映像信号を出力中である旨だけでなく予約を行った他のユーザを判別することができる。そのため、ユーザは予約を行った他のユーザにチャンネルの設定を変更してもよいか否か、設定の変更を中止してもよいか否かを聞くことができ、チャンネルの設定の変更について判断することができる。また、ユーザは予約の重要度を判別することができるため、予約の重要度を参考にチャンネルの設定を変更してもよいか否か、又は設定の変更を中止してもよいか否かを判断することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0033】 以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。 【0034】 (実施の形態1) 実施の形態1では、本発明に係るテレビジョン装置として、映像を表示するディスプレイと音声を出力するスピーカとを更に備えてデジタル放送を受信し、受信したデジタル放送の信号に基づいて音声と共に映像を表示する表示装置を例に説明する。図1は、本発明の実施の形態1における表示装置1の構成を示すブロック図である。表示装置1は、少なくとも、制御部10と、記憶部11と、操作部12と、受信部13と、復号部14と、映像出力部15と、音声出力部16と、ディスプレイ17と、スピーカ18とを備える。 【0035】 制御部10は、表示装置1全体の動作を制御する。記憶部11には、少なくとも、デジタル放送の番組表情報(EPG;Electronic Program Guide)、及び、予約時刻、予約チャンネル等の予約情報が記憶される。 【0036】 操作部12は、チャンネル変更ボタン、番組表ボタン等の各種ボタン等を有しており、ユーザは、当該操作部12が有するチャンネル変更ボタンの押下によりチャンネルを設定する操作を行うことができる。制御部10は、操作部12のチャンネル変更ボタンを介してユーザが設定したチャンネルを検知することができる。尚、操作部12は、各種ボタン等を有するリモートコントローラにより構成して赤外線通信等によって操作部12の操作を制御部10により検知することが可能な構成としてもよい。 【0037】 受信部13は、図示しないバッファメモリを有し、テレビジョン放送の信号を受信して一時的にバッファメモリに記憶する。デジタル放送では、テレビジョン放送の信号はMPEG−2規格に基づいて構成され、映像信号、音声信号、その他番組情報等の信号を夫々圧縮符号化したデジタルデータを多重化した信号である。また、制御部10が前記操作部12を介して設定されたチャンネルを検知し、検知したチャンネルを示す情報を受信部13に通知することにより、受信部13は通知されたチャンネルに対応する信号を抽出してバッファメモリに記憶する。 【0038】 復号部14は、図示しないバッファメモリを有し、受信部13のバッファメモリから読み出した信号をMPEG−2規格に基づいて復号し、復号して得られたデータを復号部14が有するバッファメモリに一時的に記憶する。復号部14は、多重化された信号を夫々の識別信号の判別により映像データ、音声データ、番組表データ等に分離し、分離して得られた映像データ及び音声データを圧縮符号化する前の映像信号及び音声信号に復号し、夫々の時間情報に基づいて映像信号と音声信号とが時間的に同期するようにバッファメモリに記憶する。 【0039】 尚、デジタル放送では、多重化信号としてMPEG−2TS(Transport Stream)を採用し、圧縮符号化した映像データ、音声データ、その他番組表等のデータを夫々固定長のパケットに分割して送信するように規定されている。また、MPEG−2TS規格ではパケット毎に当該パケットが映像データを含むか、音声データを含むか等を判別することが可能なように識別信号を付与するように規定されている。 【0040】 また、復号部14は、分離した番組表データから番組表情報を抽出する。デジタル放送では、MPEG−2TSの規格に基づいてEPG情報を含むパケットを定期的に送信するように規定されている。制御部10は、復号部14により抽出した番組表情報を読み出して記憶部11に記憶する。更に、制御部10は、操作部12を介して番組表ボタンの押下を検知した場合、記憶した番組表情報に基づいてディスプレイ17に番組表を表示するための信号を生成し映像出力部15に送信する。 【0041】 映像出力部15には、映像を表示する液晶表示装置等からなるディスプレイ17が接続されている。映像出力部15は、復号部14のバッファメモリに記憶された映像信号を読み出してディスプレイ17で映像表示できるようにディスプレイ17用の信号に変換し、変換した信号をディスプレイ17に出力する。また、映像出力部15は、制御部10により送信された番組表を表示するための信号をディスプレイ17に出力する。 【0042】 音声出力部16には、音声を出力するスピーカ18が接続されている。音声出力部16は、復号部14のバッファメモリに記憶された音声信号を読み出して、スピーカ18で出力できるように変換し、変換した信号をスピーカ18に出力する。 【0043】 上述のように構成された表示装置1において、制御部10が視聴予約を受け付けて記憶する処理について説明する。図2は、実施の形態1における表示装置1の制御部10が予約を受け付けて記憶する処理手順を示すフローチャートである。 【0044】 制御部10は、受信部13、復号部14、映像出力部15、及び音声出力部16により、設定されているチャンネルに対応する映像信号のディスプレイ17での表示、及び音声信号のスピーカ18での出力の処理を行っている間に操作部12の番組表ボタンの押下を検知したか否かを判断する(ステップS101)。制御部10は、番組表ボタンの押下を検知していないと判断した場合は(S101:NO)、処理をステップS101へ戻し、番組表ボタンの押下を検知したと判断するまで映像信号及び音声信号の表示、出力処理を継続する。 【0045】 制御部10は、操作部12を介して番組表ボタンの押下を検知した場合は(S101:YES)、記憶部11に記憶している番組表情報に基づいてディスプレイ17に番組表を表示するための信号を生成し、映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS102)。このとき番組表を表示するための信号を受信した映像出力部15から出力される信号により、ディスプレイ17には番組表が表示されてユーザにより視認が可能である。またユーザは、操作部12を介して番組表から番組を選択することができる。 【0046】 次に、制御部10は、操作部12を介してユーザによる番組の選択を検知したか否かを判断する(ステップS103)。制御部10は、ユーザによる番組の選択を検知していないと判断した場合は(S103:NO)、処理をステップS103へ戻し、ユーザによる番組の選択を検知したと判断するまで待機する。尚、制御部10は、番組表の表示中に番組の選択を検知することなく番組表ボタンの押下を再度検知した場合は、処理をステップS101へ戻し、番組表を非表示として処理を終了し映像信号及び音声信号の表示、出力処理を継続してもよい。 【0047】 制御部10は、ユーザによる番組の選択を検知したと判断した場合は(S103:YES)、視聴予約を行うか否かの旨を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS104)。制御部10は、ステップS104で表示した視聴予約を行うか否かの表示に対し、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択であるか否かを判断する(ステップS105)。制御部10は、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択ではないと判断した場合は(S105:NO)、処理をステップS102へ戻し、ディスプレイ17に番組表を表示する信号を送信して(S102)番組の選択を検知したか否かの判断(S103)を継続する。 【0048】 制御部10は、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択であると判断した場合は(S105:YES)、予約したユーザを識別する予約者識別情報及び予約の重要度を示す重要度情報の選択を受け付ける(ステップS106)。このとき、ディスプレイ17には複数の予約者識別情報と複数の重要度情報とが表示されており、ユーザにより操作部12を介して夫々選択が可能である。 【0049】 制御部10は、受け付けた予約者識別情報及び重要度情報を判別する(ステップS107)。また、制御部10は、ステップS103で選択された番組の開始・終了時刻及びチャンネルを記憶部11に記憶している番組表情報から読み出す(ステップS108)。制御部10は、読み出した開始・終了時刻及びチャンネルの情報を予約時刻及び予約チャンネルの予約情報として記憶し(ステップS109)、当該予約情報に判別した予約者識別情報及び重要度情報を対応付けて記憶部11に記憶し(ステップS110)処理を終了する。 【0050】 次に、表示装置1の制御部10が記憶部11に記憶した予約情報に基づいてチャンネルの設定を変更した後に操作部12を介してチャンネルの設定を受け付けた場合、予約に基づいて処理中である旨を示す情報を出力する処理について説明する。図3は、実施の形態1における表示装置1の制御部10が、予約に基づく処理中にチャンネルの設定を受け付けた場合の処理手順を示すフローチャートである。 【0051】 制御部10は、記憶部11から予約情報を読み出し(ステップS201)、読み出した予約情報の予約時刻に到達したか否かを判断する(ステップS202)。制御部10は、予約時刻に到達していないと判断した場合は(S202:NO)、処理をステップS202へ戻し、予約時刻に到達したと判断するまで待機する。 【0052】 制御部10は、予約時刻に到達したと判断した場合は(S202:YES)、当該予約情報の予約チャンネルへチャンネルの設定を変更し(ステップS203)、予約チャンネルに対応する映像信号のディスプレイ17での表示、及び音声信号のスピーカ18での出力の処理を受信部13、復号部14、映像出力部15、及び音声出力部16を介して行う。 【0053】 制御部10は、予約に係る映像表示及び音声出力の処理中に操作部12を介してチャンネル変更ボタンの押下を検知したか否かを判断する(ステップS204)。制御部10は、チャンネル変更ボタンの押下を検知していないと判断した場合は(S204:NO)、処理をステップS204に戻して予約チャンネルに対応する映像信号のディスプレイ17での表示及び音声信号のスピーカ18での出力の処理を継続し、チャンネル変更ボタンの押下を検知するまで待機する。 【0054】 制御部10は、チャンネル変更ボタンの押下を検知したと判断した場合は(S204:YES)、予約に基づいて実行中である旨、予約を解除してチャンネルの設定を変更するか否かの旨、予約者識別情報、及び重要度情報を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS205)。 【0055】 この場合、制御部10は、映像表示及び音声出力の処理を予約に基づいて実行中であることを示すフラグ等の情報を記憶部11に記憶しておくことにより、当該フラグが記憶部11で記憶されている場合にチャンネルの設定を受け付けたときは、ステップS205により予約に基づいて実行中である旨、チャンネルの設定を変更するか否かの旨、予約者識別情報、及び重要度情報を表示するための信号を出力すると判断する構成としてもよい。 【0056】 次に、制御部10は、ステップS205で表示したチャンネルの設定を変更するか否かの表示に対しユーザによる選択がチャンネルの設定を変更する選択であるか否かを判断する(ステップS206)。制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定を変更する選択でないと判断した場合は(S206:NO)、処理をステップS204に戻し、予約に基づく映像信号のディスプレイ17での表示及び音声信号のスピーカ18での出力の処理中に、操作部12を介してチャンネル変更ボタンの押下を検知したか否かの判断を継続する。制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定を変更する選択であると判断した場合は(S206:YES)、チャンネルの設定を変更し(ステップS207)、処理を終了する。 【0057】 以上の処理手順により、ユーザは表示装置1で他のユーザの予約に係る映像及び音声の出力中に他の番組を視聴したい場合、予約に係る付加情報を認識することができ、チャンネルの設定を変更してもよいか否かを判断することができる。 【0058】 図4及び図5は、実施の形態1における表示装置1の制御部10が映像出力部15を介してディスプレイ17に表示する画面の一例を示す説明図である。図4には、図2に示した制御部10による処理手順のステップS106において、制御部10が予約者識別情報及び重要度情報を受け付ける場合に、ディスプレイ17で表示される画面の一例を示している。 【0059】 図4(a)には、複数の予約者識別情報として予約メンバーの識別番号を示している。図4(a)には、下線により予約メンバーの識別番号として「2」が選択されていることを示している。ユーザが操作部12を介して識別番号を選択することにより、制御部10は予約者識別番号を予約に対応付けて記憶部11に記憶することができる。この場合、当該表示装置1を共通して使用するユーザどうしで識別番号とユーザ夫々との対応を予め判別できるようにしておくことで、識別番号で誰が予約を行ったかを判断することが可能である。予約者識別情報としては図4(a)に示す識別番号以外に、ニックネーム等の名前を登録しておく構成としてもよい。 【0060】 また、図4(b)には、複数の重要度情報として高/中/低の三段階で区別された情報を示している。図4(b)には、下線により予約の重要度として「低」が選択されていることを示している。予約するユーザが操作部12を介して高/中/低の何れかを選択することにより、制御部10は、重要度情報を予約に対応付けて記憶部11に記憶することができる。尚、図4(b)に示す重要度情報では、高/中/低の三段階で区別されているが、これに限らず五段階の重要度を数字で表す構成としてもよい。 【0061】 図5には、図3に示した制御部10による処理手順のステップS205において、制御部10が、予約を解除してチャンネルの設定を変更するか否かの旨、予約者識別情報、及び重要度情報を表示するための信号を出力した場合に、ディスプレイ17で表示される画面の一例を示している。図5(a)には、予約を解除してチャンネルの設定を変更するか否かに対し、はい/いいえを選択できることを示している。ユーザが操作部12を介して、はい/いいえの何れかを選択することにより、制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定を変更する選択であるか否かを判断することができる。また、図5(b)には、当該予約の予約者識別情報が識別番号「2」であることを示している。ユーザは、予約したユーザが識別番号「2」に対応するユーザであることを認識することができる。更に図5の(c)には、当該予約の重要度情報が「低」であることを示している。ユーザは重要度が「低」であることから、予約の重要度が低いことを認識することができる。 【0062】 これにより、ユーザは予約に係る付加情報として予約したユーザ及び予約の重要度を認識することができ、チャンネルの設定を変更してよいか否かを当該付加情報に基づいて判断することができる。従って、ユーザは表示装置1で他のユーザの視聴予約に基づいて映像及び音声の出力中であってもチャンネルを変更して他の番組を視聴することができる。 【0063】 また、実施の形態1では、予約者識別情報及び重要度情報を表示すると共に、チャンネルの設定を変更するか否かの旨を表示し、チャンネルの設定を変更する選択がされた場合に予約によるチャンネルの固定を解除してチャンネルの設定を変更する構成とした。これに限らず、予約に係るテレビジョン放送の信号の出力中に他のチャンネルへの設定の変更を受け付けた場合、予約に係る予約者識別情報及び重要度情報を表示するのみで終了する構成としてもよい。この場合、ユーザは、予約に係る予約者識別情報及び重要度情報を確認してチャンネルの設定を変更するか否かを判断した上でチャンネルの設定を変更すると判断した場合は改めて予約を解除する操作を行い、自分が視聴したい番組を視聴することができる。 【0064】 (実施の形態2) 実施の形態2では、実施の形態1における表示装置1が、表示処理中に予約時刻に到達した場合は当該予約に係る付加情報を出力して予約チャンネルへの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける。 【0065】 実施の形態2における表示装置1のハードウェア構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略し、表示装置1の制御部10が映像信号及び音声信号の出力処理中に予約時刻に到達した場合、予約に係る付加情報を出力し予約チャンネルへの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける処理について同一の符号を用いて説明する。 【0066】 図6は、実施の形態2における表示装置1の制御部10が、予約時刻に到達した場合に予約チャンネルへ設定を変更するときに予約に係る付加情報を出力してチャンネルの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける処理手順を示すフローチャートである。 【0067】 制御部10は、記憶部11から予約情報を読み出し(ステップS301)、読み出した予約情報の予約時刻に到達したか否かを判断する(ステップS302)。制御部10は、予約時刻に到達していないと判断した場合は(S302:NO)、処理をステップS302へ戻し、予約時刻に到達したと判断するまで待機する。 【0068】 制御部10は、予約時刻に到達したと判断した場合は(S302:YES)、予約に基づいてチャンネルの設定の変更を実行するか否かの旨、予約者識別情報、及び重要度情報を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS303)。 【0069】 次に、制御部10は、ステップS303で表示したチャンネルの設定の変更を実行するか否かの表示に対してユーザによる選択がチャンネルの設定の変更を実行する選択であるか否かを判断する(ステップS304)。制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定の変更を実行する選択であると判断した場合は(S304:YES)、予約に基づいて予約チャンネルへチャンネルの設定を変更し(ステップS305)、処理を終了する。 【0070】 一方、制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定の変更を実行する選択でないと判断した場合は(S304:NO)、予約に基づくチャンネルの設定の変更を実行せず記憶部11の当該予約情報の記憶を消去し(ステップS306)、処理を終了する。 【0071】 以上の処理手順により、表示装置1で他のユーザの予約に基づいて確認なく強制的にチャンネルの設定が変更されることを回避することができる。ユーザは、予約に基づいてチャンネルの設定の変更を実行する場合に当該予約に係る付加情報を認識することができ、表示装置1にチャンネルの設定の変更を実行させるか否かを当該付加情報に基づいて判断することができる。 【0072】 図7は、実施の形態2における表示装置1の制御部10が映像出力部15を介してディスプレイ17に表示する画面の一例を示す説明図である。図7に示す例では、図6に示した制御部10の処理手順のステップS303において、制御部10が予約に基づいてチャンネルの設定の変更を実行するか否かの旨、予約者識別情報、及び重要度情報を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17に出力した場合に、ディスプレイ17で表示される画面の一例を示している。 【0073】 図7(a)には、予約に基づいて視聴するか否かに対し、はい/いいえを選択できることを示している。ユーザが操作部12を介して、はい/いいえの何れかを選択することにより、制御部10は、ユーザによる選択がチャンネルの設定の変更を実行する選択であるか否かを判断することができる。また、図7(b)には、当該予約の予約者識別情報が識別番号「2」であることを示している。ユーザは、予約したユーザが識別番号「2」に対応するユーザであることを認識することができる。更に図7(c)には、当該予約の重要度情報が「低」であることを示している。ユーザは重要度が「低」であることから、予約の重要度が低いことを認識することができる。 【0074】 これにより、ユーザは、予約に係る付加情報として予約したユーザ及び予約の重要度を認識することができ、予約に基づいてチャンネルの設定の変更を実行させるか否かを当該付加情報に基づいて判断することができる。従って、ユーザは他のユーザが予約した番組以外の番組を視聴することができる。 【0075】 (実施の形態3) 実施の形態3では、実施の形態1における表示装置1が予約を受け付けた場合に当該予約時刻が他の先の予約と重複するとき先の予約に係る付加情報を出力し、先の予約を解除するか否かの選択を受け付ける。 【0076】 実施の形態3における表示装置1のハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため説明を省略し、表示装置1の制御部10が予約を受け付けた場合に当該予約時刻が先の予約と重複するとき、先の予約を解除するか否かの選択を先の予約に係る付加情報とともに出力する処理について同一の符号を用いて説明する。 【0077】 図8及び図9は、本発明の実施の形態3における表示装置1の制御部10が予約を受け付けた場合に当該予約時刻が先の予約と重複するとき、先の予約を解除するか否かの選択を受け付ける処理手順を示すフローチャートである。 【0078】 制御部10は、受信部13、復号部14、映像出力部15、及び音声出力部16により、設定されているチャンネルに対応する映像信号のディスプレイ17での表示、及び音声信号のスピーカ18での出力の処理を行っている間に操作部12の番組表ボタンの押下を検知したか否かを判断する(ステップS401)。制御部10は、番組表ボタンの押下を検知していないと判断した場合は(S401:NO)、処理をステップS401へ戻し、番組表ボタンの押下を検知したと判断するまで映像信号及び音声信号の表示、出力処理を継続する。 【0079】 制御部10は、操作部12を介して番組表ボタンの押下を検知した場合は(S401:YES)、記憶部11に記憶している番組表情報に基づいてディスプレイ17に番組表を表示するための信号を生成し、映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS402)。このとき番組表を表示するための信号を受信した映像出力部15から出力される信号により、ディスプレイ17には番組表が表示されてユーザにより視認が可能である。またユーザは操作部12を介して番組表から番組を選択することができる。 【0080】 次に、制御部10は、操作部12を介してユーザによる番組の選択を検知したか否かを判断する(ステップS403)。制御部10は、ユーザによる番組の選択を検知していないと判断した場合は(S403:NO)、処理をステップS403へ戻し、ユーザによる番組の選択を検知したと判断するまで待機する。尚、制御部10は、番組表の表示中に番組の選択を検知することなく番組表ボタンの押下を再度検知した場合は、処理をステップS401へ戻し、番組表を非表示として処理を終了して映像信号及び音声信号の表示、出力処理を継続してもよい。 【0081】 制御部10は、ユーザによる番組の選択を検知したと判断した場合は(S403:YES)、視聴予約を行うか否かの旨を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS404)。制御部10は、ステップS404で表示した視聴予約を行うか否かの表示に対し、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択であるか否かを判断する(ステップS405)。制御部10は、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択ではないと判断した場合は(S405:NO)、処理をステップS402へ戻し、ディスプレイ17に番組表を表示する信号を送信して(S402)、番組の選択を検知したか否かの判断(S403)を継続する。 【0082】 制御部10は、ユーザによる選択が視聴予約を行う選択であると判断した場合は(S405:YES)、ステップS403で選択された番組の開始・終了時刻及びチャンネルを記憶部11に記憶している番組表情報から読み出す(ステップS406)。制御部10は、記憶部11に記憶されている予約情報を読み出し(ステップS407)、ユーザによって選択された番組の開始・終了時刻が読み出した予約情報の予約時刻と重複するか否かを判断する(ステップS408)。 【0083】 制御部10は、読み出した予約情報の予約時刻と重複しないと判断した場合は(S408:NO)、予約したユーザを識別する予約者識別情報及び予約の重要度を示す重要度情報の選択を受け付ける(ステップS409)。このとき、ディスプレイ17には複数の予約者識別情報と複数の重要度情報とが表示されており、ユーザにより操作部12を介して夫々選択が可能である。制御部10は、受け付けた予約者識別情報及び重要度情報を判別する(ステップS410)。また制御部10は、読み出した予約時刻及び予約チャンネルの情報を予約情報とし、該予約情報に判別した予約者識別情報及び重要度情報を対応付けて記憶部11に記憶し(ステップS411)、処理を終了する。 【0084】 制御部10は、読み出した予約情報の予約時刻と重複すると判断した場合は(S408:YES)、先の予約と重複している旨、先の予約を解除して予約するか否かの旨、先の予約の予約者識別情報、及び先の予約の重要度情報を表示するための信号を、映像出力部15を介してディスプレイ17に出力する(ステップS412)。 【0085】 制御部10は、ステップS412で表示した先の予約を解除して予約を行うか否かの表示に対し、ユーザによる選択が先の予約を解除して予約を行う選択であるか否かを判断する(ステップS413)。制御部10は、ユーザによる選択が先の予約を解除して予約を行う選択であると判断した場合は(S413:YES)、先の予約の情報を消去し(ステップS414)、処理をステップS409へ戻してステップS409〜S411の処理によって選択された番組の開始・終了時刻及びチャンネルを番組表情報から読み出して予約情報として記憶して処理を終了する。 【0086】 一方、制御部10は、ユーザによる選択が先の予約を解除して予約を行う選択でないと判断した場合は(S413:NO)処理を終了して予約を行わない。 【0087】 以上の処理手順により、ユーザは表示装置1で予約を行いたい場合に他のユーザによって先にされた予約と予約時刻が重複するとき、先の予約に係る付加情報を認識することができ、当該付加情報に基づいて先の予約を解除してもよいか否かを判断することができる。 【0088】 図10は、実施の形態3における表示装置1の制御部10が映像出力部15を介してディスプレイ17に表示する画面の一例を示す説明図である。図10に示す例では、図8に示した制御部10の処理手順のステップS412において、制御部10が先の予約と重複している旨、先の予約を解除して予約するか否かの旨、先の予約の予約者識別情報、及び先の予約の重要度情報を表示するための信号を映像出力部15を介してディスプレイ17で表示される画面の一例を示している。 【0089】 図10(a)には、重複している先の予約を解除するか否かに対し、はい/いいえを選択できることを示している。ユーザが操作部12を介して、はい/いいえの何れかを選択することにより、制御部10は、ユーザによる選択が先の予約を解除して予約を行う選択であるか否かを判断することができる。また、図10(b)には、当該予約の予約者識別情報が識別番号「2」であることを示している。ユーザは、予約に係るユーザが識別番号「2」に対応するユーザであることを認識することができる。更に図10(c)には、当該予約の重要度情報が「低」であることを示している。ユーザは重要度が「低」であることから、予約の重要度が低いことを認識することができる。 【0090】 これにより、ユーザは、重複する先の予約に係る付加情報として予約したユーザ及び予約の重要度を認識することができ、重複する他のユーザの予約を解除してもよいか否かを当該付加情報に基づいて判断することができる。従って、ユーザは他のユーザが予約した番組以外の番組の視聴予約を行うことができる。 【0091】 尚、実施の形態1乃至3では、付加情報として予約者識別情報及び重要度情報の何れも出力する構成としたが、これに限らず何れか一方のみを出力する構成としてもよい。 【0092】 また、実施の形態1乃至3では、予約を解除してもよいか否かを判断するための付加情報として、予約者識別情報及び重要度情報の何れも出力する構成とした。しかし本発明は、付加情報はユーザが予約を解除してもよいか否かを判断できる情報であればこれらに限るものではない。例えば、予約の際に予約したユーザによるメッセージの入力を受け付けて予約に基づく信号の出力中にチャンネルの変更を受け付けた場合等に、予約したユーザのメッセージを出力して表示させることにより、ユーザは当該メッセージに基づいて予約を解除してもよいか否かを判断することができる。 【0093】 尚、本発明に係るテレビジョン装置として、デジタル放送を受信し、受信したデジタル放送の信号に基づいて音声と共に映像をビデオテープ、DVD、HDD等の記録媒体に記録する記録装置として構成してもよい。この場合、実施の形態1乃至3における視聴予約は録画予約になる。他のユーザによる録画予約の予約時刻に到達して録画している間に、当該記録装置のデジタル放送の信号の受信機能及び復号機能を使用して、映像及び音声の出力部を介して表示装置1で他の番組を視聴したいと考えるユーザに対し、付加情報を出力して表示装置1で表示することにより、当該ユーザは録画予約を解除してもよいか否かを判断することができる。ユーザが当該記録装置のデジタル放送の信号の受信機能及び復号機能を使用して、映像及び音声の出力部を介して表示装置1で他の番組を視聴している場合に他のユーザによる録画予約の予約時刻に到達してチャンネルの設定を変更するとき、チャンネルの設定変更を実行するか否かの旨と付加情報を出力し、表示装置1で表示する。これにより、ユーザは録画予約を解除してチャンネルの設定変更を中止してもよいか否かを判断することができる。更に、ユーザが録画予約を行う際に、他のユーザにより時刻が重複する予約がされている場合、重複している先の予約を解除して予約を行うか否かの旨と付加情報を出力して表示装置1で表示することにより、ユーザは先の録画予約を解除して自分の録画予約を行ってもよいか否かを判断することができる。 【図面の簡単な説明】 【0094】 【図1】本発明の実施の形態1における表示装置の構成を示すブロック図である。 【図2】実施の形態1における表示装置の制御部が予約を受け付けて記憶する処理手順を示すフローチャートである。 【図3】実施の形態1における表示装置の制御部が、予約に基づく処理中にチャンネルの設定を受け付けた場合の処理手順を示すフローチャートである。 【図4】実施の形態1における表示装置の制御部が映像出力部を介してディスプレイに表示する画面の一例を示す説明図である。 【図5】実施の形態1における表示装置の制御部が映像出力部を介してディスプレイに表示する画面の一例を示す説明図である。 【図6】実施の形態2における表示装置の制御部が、予約時刻に到達した場合に予約チャンネルへ設定を変更するときに予約に係る付加情報を出力してチャンネルの設定の変更を実行するか否かの選択を受け付ける処理手順を示すフローチャートである。 【図7】実施の形態2における表示装置の制御部が映像出力部を介してディスプレイに表示する画面の一例を示す説明図である。 【図8】本発明の実施の形態3における表示装置の制御部が予約を受け付けた場合に当該予約時刻が先の予約と重複するとき、先の予約を解除するか否かの選択を受け付ける処理手順を示すフローチャートである。 【図9】本発明の実施の形態3における表示装置の制御部が、予約を受け付けた場合に当該予約時刻が先の予約と重複するとき、先の予約を解除するか否かの選択を受け付ける処理手順を示すフローチャートである。 【図10】実施の形態3における表示装置の制御部が映像出力部を介してディスプレイに表示する画面の一例を示す説明図である。 【符号の説明】 【0095】 1 表示装置 10 制御部 11 記憶部 12 操作部 13 受信部 15 映像出力部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月1日(2006.9.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078868 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 登夫
【識別番号】100114557 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 英仁
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| 【公開番号】 |
特開2008−61138(P2008−61138A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−238196(P2006−238196) |
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