| 【発明の名称】 |
自動写真館 |
| 【発明者】 |
【氏名】土手 真悟
【氏名】戸来 信行
【氏名】松本 健志
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| 【要約】 |
【課題】自動写真館において、後日になってからの画像(写真)の選択や編集や追加印刷を可能とすると共に、自動写真館側に画像の保管・管理の負担をかけないようにする。
【構成】自動写真館において、利用者が保管用の画像を選択するための保存用画像選択手段と、利用者が選択した画像を暗号化してリムーバブル記憶媒体に記録するデータ処理・読み書き制御手段とを有し、データ処理・読み書き制御手段は、暗号化した画像を記録したリムーバブル記憶媒体を持参した利用者が自動写真館を再利用する際には、リムーバブル記憶媒体に記録された暗号化された画像を読み出して復号し、復号した画像を、自動写真館での処理対象の画像とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被写体を自動的に撮影する撮影手段と、画像を編集するための画像編集手段と、画像を印刷する印刷手段とを備えた自動写真館において、 利用者が保管用の画像を選択するための保存用画像選択手段と、 利用者が選択した画像を暗号化してリムーバブル記憶媒体に記録するデータ処理・読み書き制御手段とを有し、 前記データ処理・読み書き制御手段は、暗号化した画像を記録した前記リムーバブル記憶媒体を持参した利用者が前記自動写真館を再利用する際には、前記リムーバブル記憶媒体に記録された暗号化された画像を読み出して復号し、復号した画像を、前記自動写真館での処理対象の画像とすることを特徴とする自動写真館。 【請求項2】 請求項1に記載の自動写真館において、 前記データ処理・読み書き制御手段は、前記リムーバブル記憶媒体に、暗号化して記録した画像と対応する暗号化していないサムネイル画像を併せて記録することを特徴とする自動写真館。 【請求項3】 請求項1に記載の自動写真館において、 前記データ処理・読み書き制御手段は、画像を暗号化する際に、暗号化に必要な暗号鍵Aを画像のファイル名に基づいて生成することを特徴とする自動写真館。 【請求項4】 請求項3に記載の自動写真館において、 前記データ処理・読み書き制御手段は、前記暗号鍵Aの生成に用いた画像のファイル名を、前記自動写真館で固有に設定された暗号鍵Bを用いて暗号化し、暗号化したファイル名を前記リムーバブル記憶媒体に記録することを特徴とする自動写真館。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、子供を中心とする被写体の画像(被写体画像)を自動的に撮影する自動写真館に関するものである。 【背景技術】 【0002】 最近の子供は6つの財布を持っていると言われる。近年一人っ子が増え、一人っ子同士が結婚して子供が生まれると、両親と祖父母の合計6人が、この一人の子供を金に糸目をつけずに可愛がるという現象を指す言葉である。 【0003】 こうした社会状況を反映して、国内各地において子供の写真撮影を専業的に行う写真館が増加している。このような写真館においては、母親が小さな子供を連れて来店し、カメラマンに子供の写真を撮影してもらい、撮影した写真はその場で出来上がりを確認することができる。そして、「いい写真」(子供の可愛らしさが見て取れる写真、子供の生き生きした姿が写っている写真など)が撮れていると、祖父母にも送りたいため、同じ写真を何枚も焼き増し注文することになる。このため、写真館ではプリンセス風のドレスなどの着替えも用意して、普段とは違うイメージの写真が撮れるようにもしている。 【0004】 こうした写真館では、利用者が満足する写真を撮影するために、プロのカメラマンが撮影を行っている。しかし、プロのカメラマンを雇うことによって写真館の運営費用は増大し、その結果、利用者の支払う対価も増大する。 【0005】 また、プロのカメラマンにとっても小さな子供(概ね6歳以下程度の子供)の「いい写真」を撮影するのは容易ではない。というのは、小さな子供は、カメラマンが視線の向きやポーズを指示しても、指示の意味を理解することができないことがあるし、たとえ意味を理解しても従わず、自分の興味がある方向を向いたり、逆に表情が硬くなったり、静止を求められても走り回っていたりすることが常だからである。 【0006】 むしろ、母親以外の見知らぬカメラマンが存在することにより、小さな子供がリラックスすることができず、なかなか「いい写真」を撮影することができないというのが現実である。 【0007】 最近では、前述した運用費用の低減を図るため、および、カメラマン等の他人を排除してリラックスした雰囲気で撮影を行うようにするため、自動写真館システムが提案されている。 【0008】 自動写真館システムとは、自動撮影スタジオ、写真編集用の設備および印刷装置を備えた写真館であり、利用者は自動撮影スタジオにおいて他人の目を気にすることなく、自分の子供の写真を撮影し、写真編集用の設備を使用して、撮影した写真に装飾用のフレームを付けたり、撮影日付を記入するなどの編集を行うことができる。そして、気に入った写真だけを、その場でさまざまな大きさに印刷し、自宅に持ち帰ることができる。 【0009】 このような子供連れのための自動写真館システムについては、本願出願人らにより、特願2005−192183が既に提案されている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0010】 ところで、上述したような自動写真館システムにおいては、長時間滞在するうちに子供がぐずり始めたり眠くなったりと、子供の相手をする必要が出てきて、満足のいくまで写真選択や写真編集を行うことができない場合がある。そこで、撮影した自分の子供の写真を一旦自宅に持ち帰り、子供の機嫌が良いときに再度このような自動写真館に来館して、再び写真の選択や編集の続きをしたいという欲求も出てくる。 【0011】 また、自宅で予め写真を見て、編集や印刷したい写真の目星を付けておきたいという欲求も出てくる。 【0012】 また、祖父母や親戚等に写真をプレゼントするために、追加印刷したいという欲求も出てくる。 【0013】 ここで、上記のような要求を満たすためには、利用者が撮影した画像(写真)を保管しておき、後日になってからの写真編集や追加印刷が可能な環境を実現する必要があるが、自動写真館側で画像を保管するためには、画像を保管するための膨大な容量のデータベースが必要となる。しかも、それらのデータベースはデータの消失対策が必要であり、さらに長期間の保管も求められることが予想されることから、総じて画像の保管・管理に莫大なコストがかかり、したがって、このコストが利用者にはねかえることになり、自動写真館側での画像の保管という手法は現実的ではない。 【0014】 本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、後日になってからの画像(写真)の選択や編集や追加印刷を可能とするとともに、自動写真館側に画像の保管・管理の負担をかけないようにすることにある。 【課題を解決するための手段】 【0015】 本発明は上記した目的を達成するために、被写体を自動的に撮影する撮影手段と、画像を編集するための画像編集手段と、画像を印刷する印刷手段とを備えた自動写真館において、 利用者が保管用の画像を選択するための保存用画像選択手段と、利用者が選択した画像を暗号化してリムーバブル記憶媒体に記録するデータ処理・読み書き制御手段とを有し、 データ処理・読み書き制御手段は、暗号化した画像を記録したリムーバブル記憶媒体を持参した利用者が自動写真館を再利用する際には、リムーバブル記憶媒体に記録された暗号化された画像を読み出して復号し、復号した画像を、自動写真館での処理対象の画像とする。 また、データ処理・読み書き制御手段は、リムーバブル記憶媒体に、暗号化して記録した画像と対応する暗号化していないサムネイル画像を併せて記録する。 また、データ処理・読み書き制御手段は、画像を暗号化する際に、暗号化に必要な暗号鍵Aを画像のファイル名に基づいて生成し、暗号鍵Aの生成に用いた画像のファイル名を、自動写真館で固有に設定された暗号鍵Bを用いて暗号化し、暗号化したファイル名をリムーバブル記憶媒体に記録する。 【発明の効果】 【0016】 本発明によれば、自動写真館において、後日になってからの画像(写真)の選択や編集や追加印刷を可能とできるユーザフレンドリィな仕組みを、自動写真館に画像長期保管用のデータベースを構築することなく実現でき、したがって、膨大な容量のデータベースを構築するための機器費用、運用費用が発生することがなく、よって、利用者に対して費用負担の増加を強いることも回避できる。また、リムーバブル記憶媒体には画像を暗号化して記録してあるので、このリムーバブル記憶媒体を持ち帰った利用者が、当該自動写真館以外で課金なしに画像を利用することを禁止でき、自動写真館の運営側に不利益となることもない。また、リムーバブル記憶媒体には、暗号化して記録した画像と対応する暗号化していないサムネイル画像を併せて記録してあるので、リムーバブル記憶媒体を自宅などに持ち帰った利用者は、時間の余裕のある時などにサムネイル画像を見ることで、編集や印刷したい写真の目星を予め付けておくことができる。また、画像の暗号化に必要な暗号鍵Aを画像のファイル名に基づいて生成するようにしているので、画像ファイル毎に異なる暗号鍵Aを生成でき、さらに、暗号鍵Aを生成して画像を暗号化し、暗号鍵Aを用いて暗号化画像を復号するという簡単な仕組みを用意するだけで、画像の暗号化/復号を実現でき、したがってソフトウェア開発の負担をごく少なくできる。さらにまた、暗号鍵Aの生成に用いた画像のファイル名を、自動写真館で固有に設定された暗号鍵Bを用いて暗号化し、暗号化したファイル名をリムーバブル記憶媒体に記録するようにしているので、画像のファイル名からの暗号鍵Aの生成が、自動写真館以外では困難なものとなる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0017】 以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。 【0018】 図1は、本発明の一実施形態(以下、本実施例と記す)に係る自動写真館の店内(館内)構造を示す配置図である。 【0019】 自動写真館0101には、カウンタ0102、サテライト0106、スタジオ0107の各設備が配置されている。 【0020】 各設備の詳細な構成・機能等については後述するが、カウンタ0102は、利用者が店内で使用するICカードの発行を行い、また会計を行うための設備である。スタジオ0107は、カメラ、照明、背景等を備えた自動写真撮影スタジオである。撮影対象とする子供の年代等によって、必要とする機材・機能が多少異なるため、ノーマルスタジオ、アクションスタジオ、ベビースタジオの3種に区別している。サテライト0106は、利用者が撮影前の時間を過ごしたり、撮影済みの画像を編集するための設備であり、コンピュータを設置したテーブルと、1つ以上の椅子からなる。 【0021】 自動写真館0101の店内には、複数の利用者が同時に撮影や画像の編集を行うことを可能とするために、複数のスタジオ0107、および複数のサテライト0106を設置している。 【0022】 なお、図1には示されていないが、カウンタ0102の近傍には、コンピュータシステムとそれに接続された各種構成要素からなるカウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サーバシステム0103が設置されている。同様に、各サテライト0106にはサテライトシステム0110が、各スタジオ0107にはスタジオシステム0111が設置されている。 【0023】 また、店内には以上の設備のほか、撮影時に使用する貸衣装を収納した衣装棚、衣装を着替えるための部屋、撮影に使用するぬいぐるみ等の小物を収納する棚、トイレ、下駄箱、退屈した子供を遊ばせるためのプレイエリア、機材等を保管するためのバックヤード等、自動写真館の運営に必要なさまざまな設備が存在する。 【0024】 図2は、本実施例に係る自動写真館のシステム構成全体の概略図である。図2中の各システム内部の詳細な構成については後述するが、サーバシステム0103は、主として自動写真館システム全体で使用する各種のファイルを記録しており、他のシステムからの要求に従ってデータを提供する、いわゆるファイルサーバとして機能する。カウンタシステム0104は、ICカードの発行、印刷状況の確認、会計等の、自動写真館の運営に必要な業務を行う。一方、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111は、主として利用者のためのシステムであり、それぞれ、画像(写真)の編集、画像の撮影に使用される。プリンタシステム0105は、プリンタによる画像の印刷を制御するためのシステムである。 【0025】 各システムは、PC等のコンピュータと、ICカードR/W(リーダー/ライター)、タッチパネル式モニタなどの周辺機器を接続したものであり、通信回線0114によって、相互に通信可能に接続されている。従って、例えば、サーバシステム0103がサテライトシステム0110の稼動状況情報を受け取って、自動写真館システムの稼動状況を管理するためのファイルに記録しておき、これをカウンタシステム0104からの要求に従って送付し、カウンタシステム0104のタッチパネル式モニタに表示するといったことが可能である。 【0026】 プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111は、利用者や画像印刷枚数の多寡に応じて同種のシステムを複数設置すればよい。なお、以降の説明では、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105、サテライトシステム0110、スタジオシステム0111の総称として単に「システム」と記載する。また、複数のシステムが全て同じ用途のシステム、例えばプリンタシステム0105である場合に、「同一種類のシステム」というように記載する。 【0027】 図3は、本実施例に係る自動写真館(以下、「店」と略記する)における、利用者による自動写真館利用の流れを示すフローチャートである。 【0028】 利用者は入店すると(S0301)、まずカウンタ0102で受付を行い(S0302)、ICカードを受取る。利用者としては親子連れ(特に母親とその子供からなる利用者グループ)が中心になると想定され、1利用者グループに対して1枚のICカードが渡される。ICカードには、利用者または利用者グループ(以下、利用者グループの場合であっても、複数人であることを特に明示する必要のない場合には単に「利用者」と記載する)を識別するための固有のコードが記録されている。 【0029】 次に、利用者は、空いているサテライト0106に移動して腰を下ろし、撮影に使用したいスタジオ0107が空くのを待つ(S0303)。このとき、初めての来店で店の利用方法が良く分からないような場合には、サテライトシステム0110を使用して利用方法の説明を見ることもできる。 【0030】 目当てのスタジオ0107を使用していた利用者が退出すると、スタジオ0107の入口付近に設置された、スタジオが使用中であることを示すランプが消灯する。利用者は、消灯によってスタジオ0107が使用可能になったことを確認し、スタジオ0107に移動し、スタジオシステム0111を使用して撮影を行う(S0304)。 【0031】 撮影終了後、引き続き別のスタジオ0107で撮影したい場合には、そのスタジオ0107が使用可能であることを確認後に移動して、再び撮影を行い、目当てのスタジオが使用中の場合には、サテライト0106に引き返す(S0305でYESの場合)。また、一旦撮影済み写真を表示して確認したい場合にも、サテライト0106に引き返す(S0305でNOの場合)。このとき、必ずしも来店後に腰を下ろしたサテライト0106に戻る必要はなく、この時点で空いているサテライト0106に向かえばよい。 【0032】 サテライト0106では、サテライトシステム0110を使用して、撮影した画像の確認、選択を行うことができる(S0306)。そして、気に入った画像を選択した場合であっても、さらに撮影したい場合(S0307でYESの場合)には、再びスタジオ0107で撮影を行うことができる。 【0033】 追加撮影の必要がない場合(S0307でNOの場合)には、利用者はサテライトシステム0110を使用して選択済み画像の編集を行い、次に、最終的に印刷したい写真を選択して印刷指示する(S0308)。 【0034】 本実施形態では、利用者は、記録可能な光ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、撮影した画像のなかから所望の画像を記録して(保管して)持ち帰ることが可能となっており、画像の編集、印刷指示の後に、画像の保管が必要であるかどうかを指示する(S0309)。なお、画像の保管が必要であるかどうかの指示は、編集対象とする画像の選択が終了したことを指示する前、あるいは、画像の編集が終了したことを指示する前、あるいは、印刷を指示する前であっても、利用者の適宜の操作で行えるようになっている。 【0035】 画像の保管(持ち帰り)が必要でない場合(S0309でNOの場合)には、カウンタ0102に立ち寄って、ICカードを返却し、会計を済ませ、出力した写真を受取り(S0310)、退店する(S0314)。 【0036】 画像の保管(持ち帰り)が必要である場合(S0309でYESの場合)には、保管用の画像の選択を行って、保管用の画像のリムーバブル記録媒体への記録を指示(S0311)した後、カウンタ0102に立ち寄って、ICカードを返却し、会計を済ませ、出力した写真を受取り(S0312)、さらに、保管用の画像を記録したリムーバブル記録媒体を受取り(S0313)、退店する(S0314)。なお、本実施例では、リムーバブル記録媒体は、自動写真館側で用意した媒体を、媒体の代金を利用者から徴収して、利用者に渡すようにしているが、利用者が持参したリムーバブル記録媒体を、来店・受付時にカウンタ0102で渡すようにすることも可能である。 【0037】 以降は、まず、図1、図2に示した各設備および各システムの詳細な構成等を説明し、続いて、図3のフローチャート中の各処理(受付、撮影、編集等)について各システムの動作を説明する。 【0038】 図4は、カウンタ0102の一部を斜め上方から見た図である。また、図5、図6、図7は、それぞれ、サーバシステム0103、カウンタシステム0104、プリンタシステム0105のブロック図である。 【0039】 図4に示すように、カウンタのテーブル内部には、カウンタシステム0104のPC本体0600、およびプリンタシステム0105のPC本体0700が納められている。カウンタテーブルの上には、従業員が受付などの処理を行うためのタッチ式モニタ0603、追加プリントなどの処理を行うためのタッチ式モニタ0703、写真を印刷・出力するプリンタ0710aが置かれている。また、図4には示していないが、カウンタシステム0104のICカードR/W0606a、0606b、プリンタシステム0105のICカードR/W0706も、カウンタテーブルの上部に置かれている。 【0040】 カウンタ0102の内側には、サーバシステム0103のPC本体0500、モニタ0503、および、図4には示していないが、キーボード0504、ICカードR/W0506が設置されている。 【0041】 なお、各システムのPC本体とその周辺機器、および各システムのPC本体同士は、有線または無線方式により互いに通信可能であれば良いのであって、設置場所は上述の場所に限るものではない。店内の美観等も考慮した上で、通常の運営に便利な位置に設置すればよい。 【0042】 図5に示すように、サーバシステム0103は、PC本体0500、モニタ(サーバ用モニタ)0503、キーボード0504、ICカードR/W0506を含んで構成されている。 【0043】 従業員は、キーボード0504を使用して操作を行い、ICカードR/W0506を使用して新たに採用した従業員用のICカード(以下「オペレータカード」と記述する)を作成したり、システム設定を初期作成あるいは変更したり、モニタ0503上に各システムの稼動状況を表示したりすることができる。 【0044】 PC本体0500は、CPU0501、メモリ0502、画像出力部0505、通信インタフェース0507、磁気ディスク0508を有している。磁気ディスク0508には、店の運営等に必要な情報が記録される。 【0045】 各情報は、通信インタフェース0507および通信回線0114を経由して、カウンタシステム0104等、他システムとの間で送受信される。 【0046】 図6は、カウンタシステム0104のブロック図である。カウンタシステム0104は、PC本体0600、タッチ式モニタ(タッチ式のカウンタ用モニタ)0603、ICカードR/W0606a、0606b、リムーバブルメディアR/W(リムーバブル記録媒体R/W)0609を含んで構成されている。PC本体0600は、CPU0601、メモリ0602、画像出力部0605、通信インタフェース0607、磁気ディスク0608を有している。 【0047】 従業員(オペレータ)は、ICカードR/W0806aにオペレータカードを挿入することでカウンタシステム0104の操作が許容され、指をモニタ0603にタッチさせることで実際の操作を行う。例えば、来店した利用者の情報を入力して、ICカードR/W0806bに挿入されたICカードをプレイヤーカードとして作成したり、モニタ0603に各システムの利用状況を表示したりすることができる。 【0048】 カウンタシステム0104で入力された利用者情報等は、通信インタフェース0607および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。 【0049】 図7は、プリンタシステム0105のブロック図である。プリンタシステム0105は、PC本体0700、タッチ式モニタ(タッチ式のプリンタ用モニタ)0703、ICカードR/W0706および1台以上のプリンタ0710a、0710b、0710cを含んで構成されている(以降、プリンタ0710a、0710b、0710cを総称して、プリンタ0710と記載する)。プリンタ0710が複数台接続されている理由は、複数のプリンタ0710を使用して並列的に印刷を行うことで、印刷待ち時間を短縮する目的のほか、市場において一般に流通しているプリンタはA3サイズ程度の大きさまでしか印刷できず、例えばA1版の印刷を行うためには専用の特殊なプリンタが必要であるという事情による。また、PC本体0700は、CPU0701、メモリ0702、画像出力部0705、通信インタフェース0707、磁気ディスク0708、プリンタ制御部0709を有している。 【0050】 従業員(オペレータ)は、ICカードR/W0706にオペレータカードを挿入することでプリンタシステム0105の操作が許容され、指をモニタ0703にタッチさせることで実際の操作を行う。例えば、印刷時に不具合が発生した場合の再印刷(やり直し印刷)などの操作を行うことができる。なお、本実施例においてはプリンタシステム0105で操作可能なオペレーション(例えば再印刷)は、カウンタシステム0104を使用して同じ操作が可能である。従って、プリンタシステム0105を使用するのは、カウンタシステム0104が会計処理等の最中である場合や、プリンタシステム0105自身のシステム環境を設定・更新する場合などに限られる。 【0051】 プリンタシステム0105の処理状況等は、通信インタフェース0707および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。 【0052】 図8は、サテライト0106を斜め上方から見た図である。また、図9は、サテライトシステム0110のブロック図である。 【0053】 サテライト0106は、利用者がスタジオ0107の空きを待ったり、撮影済みの画像を編集したりするための設備である。本実施例においては、図8に示すように、円形のテーブルを仕切り板1604によって略4等分に仕切り、仕切られたそれぞれの場所に、1つまたは複数の椅子とサテライトシステム0110を備えている。 【0054】 本実施例では、テーブル1601の支柱1603の内部に、サテライトシステム0110のPC本体1700が納められており、テーブル1601の上面1602には、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706が取り付けられている。PC本体1700と、タッチ式モニタ1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706とは、有線または無線により通信可能に接続されている。 【0055】 図9に示すように、サテライトシステム0110は、PC本体1700、タッチ式モニタ(サテライト用モニタ)1703、タッチペン1704、ICカードR/W1706を含んで構成されている。PC本体1700は、CPU1701、メモリ1702、画像出力部1705、通信インタフェース1707、磁気ディスク1708を有している。 【0056】 利用者は、タッチペン1704を使用して操作を行い、タッチ式モニタ1703にスタジオ0107での撮影方法等を表示したり、撮影した画像の編集や印刷指示などの操作を行ったりすることができる。なお、タッチペン1704を使わず、指を使って操作するようにすることもできる。このようにした場合には、タッチペンが不要になるので、システム構築に必要な費用を減少させることができ、また、タッチペンの故障や紛失も発生しないため、店としては大きなメリットがある。しかし、他人の手が触れたモニタ画面に触ることを嫌がる利用者もいるので、この点に注意が必要である。 【0057】 メモリ1702には、画像編集に使用する線描パターンや太さ、画像合成用に予め用意された各種のスタンプ画像、印刷レイアウトの見本、各種の案内メッセージ(音声及び文情報)などが記憶されている。これらの情報は、サーバシステム0103の磁気ディスク0508内に記録しておき、サテライトシステム0110を起動するときや、磁気ディスク0508の記録内容を更新するときなどに、必要に応じてサテライトシステム0110に転送することができる。 【0058】 サテライトシステム0110の使用状況等は、通信インタフェース1707および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。 【0059】 次に、スタジオ0107の構成と機能について説明する。前述したように、スタジオ0107は、その用途により、ノーマルスタジオ、アクションスタジオ、ベビースタジオの3種に区別されており、設置されている機材の種類等も少しずつ異なっている。 【0060】 ここで、ノーマルスタジオは、親の指示により立ち位置を変えたり、ポーズを取ったりすることができる、ある程度の年齢以上の子供を対象とした撮影スタジオである。アクションスタジオは、ノーマルスタジオと同程度または多少年長の子供を対象としており、ジャンプ台から飛び降りる等の動きのあるポーズを撮影するためのスタジオである。一方、ベビースタジオは、乳児の撮影を主体とするスタジオであり、子供を寝かせた状態で撮影するための設備が備えられている。 【0061】 以上のように、各スタジオの用途は若干異なるが、いずれも子供を撮影するためのスタジオという点では用途を同じくしており、撮影用カメラ、照明設備等の撮影スタジオとしての基本的な設備においては異なるところがない。 以下、各スタジオの構成と機能について説明する。 【0062】 図10は、ノーマルスタジオ0107を斜め上方から見た図である。スタジオ0107は、外からの覗かれることがないように、壁1805a、1805b、1805cによって3方を囲まれており、スタジオへの出入りは出入口1806によって行う。出入口1806近辺の、壁1805cには、使用中ランプ2227が設置されており、撮影中はランプが点灯し、撮影が終了するとランプが消灯するようになっている。従って、利用者はスタジオが空いているかどうかを、使用中ランプ2227の点滅によって外部から知ることができる。 【0063】 なお、図10においては、壁1805cを透かしたスタジオ内部の様子を描いているが、これは壁1805cが透明壁であることを示しているのではなく、描画上の必要によるものである。壁1805cは透明ガラス等であっても良いが、通常は不透明な壁材とすべきであろう。 【0064】 ノーマルスタジオ0107の内部には、一方の端部付近に、撮影用カメラ2221等を収納したカメラボックス1802と、被写体である利用者を照射する照明装置2222(正面ストロボ1801a、右ストロボ1801b、左ストロボ1801c、図18では示していない常時点灯する面光源2222a)が設置され、反対側の端部付近には、ホリゾントカーテン1804、背景機構2223が設置されている。カメラボックス1802とホリゾントカーテン1804の間の空間が撮影用空間となり、被写体である利用者(通常は子供)が撮影用空間内に入り、母親の指示に従うなどによってポーズをとり、撮影される。なお、ノーマルスタジオ0107を含め各スタジオには、照明装置2222として、天井に設置される天井ストロボを備える構成であってもよい(図10では符号2222を図示していない。図16を参照)。 【0065】 撮影用空間の手前には操作卓1803が置かれており、操作卓1803には、利用者(通常は母親)が、後述する撮影モードを決めたり、被写体のポーズを確認したりするためのタッチパネル式操作用モニタ2203が取り付けられている。 【0066】 また、操作卓1803には、ICカードR/W2206も取り付けられている。利用者がプレイヤーカードをICカードR/W2206に挿入することにより、ノーマルスタジオ0107のスタジオシステム0111が使用可能になり、使用中ランプ2227が点灯する。 【0067】 カメラボックス1802には、被写体を撮影するための3台の撮影用カメラ2221、2101a、2101bが収納されている。ノーマルスタジオ0107における撮影は、常に上下2台のカメラ(2221と2101a、または2101aと2101b)で同時に行われる。子供の場合、いくら母親が指示しても、撮影に最適な場所に移動し、最適なポーズをとってくれるとは限らない。このため、上下2台のカメラを使用して少しだけアングルを変えて撮影することで、どちらかのカメラによってうまく撮影されている可能性を高めるためである。 【0068】 カメラボックス1802には、この他、被写体の映像をリアルタイムに撮影するための3台のモニタ用カメラ2220a、2220b、2220cが収納されている。各モニタ用カメラは、3台の撮影用カメラのそれぞれ近傍に設置され、撮影用カメラ2221、2101a、2101bによって撮影されるはずの画像とそれぞれほぼ同一の画像を写している。本実施例においては、撮影用カメラ2221とモニタ用カメラ2220a、撮影用カメラ2101aとモニタ用カメラ2220b、撮影用カメラ2101bとモニタ用カメラ2220cとが、それぞれほぼ同一の画像を撮影するように設置されている(ただし、モニタ用カメラのほうがやや広角である)。 【0069】 モニタ用カメラ2220a、2220b、2220cが映し出した映像(動画像)は、操作用モニタ2203に3つのウィンドウで表示され、母親はこれを確認することで、子供が撮影画角内に納まっているかどうか確認し、また、子供に前後左右に移動したりポーズを取ったりするようにするように指示することができる。 【0070】 また、モニタ用カメラ2220a、2220b、2220cが映し出した映像は、カメラボックス1802に収納された2台の確認用モニタ2205a、2205bのいずれか一方にも表示される。目的は、被写体である子供に見せて、その興味を引くためである。 【0071】 撮影の背景としては、背景機構2223に設定された複数のロールカーテンのうちから気に入ったものを選択して使用することもできるし、ロールカーテンを全て巻き上げた状態で、クロマキー合成しやすい色に着色されたホリゾントカーテン1804を使用することもできる。 【0072】 図11は、ノーマルスタジオの撮影空間を真上から見た図である。スタジオの床部分には、複数の感圧式センサ2243が設置され、被写体である子供が躓かないようにするために、その上に柔らかなカバーが敷かれている。 【0073】 感圧式センサ2243は、カメラボックス1802から遠ざかるにつれ数が増加する扇状に設置されている。カメラボックス1802から遠ざかるにつれて撮影画角が広くなるためである。 【0074】 各感圧式センサ2243は、スタジオシステム0111のスタジオメインPC2200(図16)の感圧式センサ入力処理部2242(図16)に接続されており、被写体の体重による圧力を検知して、当該感圧式センサ2243の位置情報とともに、スタジオメインPC2200に通知する。その結果、スタジオメインPC2200は、被写体が撮影空間内のどの場所にいるかを知ることができる。 【0075】 感圧式センサ2243の位置情報としては、例えば各感圧式センサに位置の識別番号を付与し、この識別番号、カメラボックス1802と感圧式センサ間の距離情報、カメラボックス1802の正面方向を基準とした感圧式センサの設置場所の角度情報を対にして、スタジオメインPC2200の磁気ディスク2208(図16)に記録しておけばよい。 【0076】 また、感圧式センサ2243が位置情報を通知するような機能を持たない場合には、各感圧式センサ243に対してスタジオシステム0111の信号受信部をそれぞれ別に割り付けることで、同じ効果を得ることが可能である。 【0077】 図12は、アクションスタジオ0107を斜め上方から見た図である。ノーマルスタジオとの主要な相違は、カメラボックス1802に、撮影用カメラ2101a、2101bが2台しか収納されておらず、もう1台の撮影用カメラ2221は天井付近に設置されていることである。 【0078】 アクションスタジオ0107においては、子供がジャンプ台1901から飛び降りる瞬間や、見上げたポーズなどを撮影するため、天井付近にカメラを備えているのである。従って、撮影用カメラ2221に対応するモニタ用カメラ2220a、確認用モニタ2205aも天井付近に設置されている。 【0079】 ジャンプ台1901の上部には、感圧式センサ2243aが設置されており、柔らかなカバー等によって覆われている。感圧式センサ2243aは、被写体である子供が上に乗ったとき、およびジャンプした時にその圧力を検知し、圧力値をスタジオシステム0111のスタジオメインPC2200に通知する。スタジオメインPC2200は、通知された圧力値を予め設定した閾値と比較することにより、子供が立っただけの状態なのか、ジャンプしたのかを判定することができる。 【0080】 図13は、ベビースタジオ0107を斜視して見た図である。アクションスタジオとの主要な相違は、ジャンプ台1901がなく、撮影用ベッド2001が設置されていることである。 【0081】 すなわち、ベビースタジオ0107においては、乳児を撮影用ベッド2001に寝かせた状態を中心に撮影を行う。このため、操作卓1803も、母親が乳児の安全を確保できるように、撮影用ベッド2001にそばに置かれている。 【0082】 また、ベビースタジオ0107には、撮影用カメラが2台しか設置されていない。想定被写体である乳児は動きが乏しいため、見上げたポーズを撮影するカメラ2221と横向きのポーズを撮影するカメラ2101aの2台で撮影可能だからである。 【0083】 図14は、各スタジオに設置される撮影用カメラ2221の近傍の拡大表示図である。なお、他の撮影用カメラ2101aおよび2101bの近傍についても、同じ構造である。 【0084】 撮影用カメラ2221の左右には、微小なLEDランプ2241が複数個直線状に設置されており、全体として視線指示ランプ2240aを形成している。撮影用カメラ2221が撮影を行う場合、撮影に先立って、撮影用カメラ2221の左右において最も離れた位置に設置されたLEDランプ2241が発光し、一定時間(例えば0.1秒)後、隣接した、撮影用カメラ2221により近いLEDランプ2241が発光するとともに先ほど発光していたLEDランプ2241は消灯する。この動作が次々に行われる結果、人間の目には、左右のLEDランプ2241の光が徐々に撮影用カメラ2221に近づくように見える。そして、撮影用カメラ2221に最も近い左右のLEDランプ2241が発光した一定時間後(例えば0.1秒後)に、撮影が行われる。 【0085】 このようにすることで、被写体の視線が自然に撮影用カメラ2221に集まるので、カメラ目線の写真を撮影することができる。 【0086】 以上説明したように本実施例においては、ノーマルスタジオ、アクションスタジオ、ベビースタジオの3種のスタジオが存在するが、大きな相違は、機器等の設置場所や撮影補助設備の設置状況であり、コンピュータシステムの構成としてはほぼ同一である。 【0087】 以下、ノーマルスタジオを例にとって、スタジオシステム0111の構成と機能について説明する。 【0088】 図15は、スタジオシステム0111の簡略化したブロック構成図である。スタジオシステム0111のコンピュータシステムは、スタジオメインPC2200と2台のスタジオサブPC2100a、2100bからなる、1つのLANセグメントによって構成される。 【0089】 スタジオメインPC2200には、3台のモニタ用カメラ2220a、2220b、2220cと、撮影用カメラ2221と、操作用モニタ2203と、2台の確認用モニタ2205a、2205bとが接続されている。 【0090】 また、スタジオサブPC2100a、2100bには、それぞれ1台の撮影用カメラ2101a、2101bが接続されている。 【0091】 スタジオメインPC2200は、撮影タイミングを検出すると、撮影用カメラ2221を使用して撮影を行うとともに、必要に応じてスタジオサブPC2100a、2100bのいずれか、あるいは両方に通信回線を経由して、撮影時刻等を指定したコマンドを送出する。スタジオサブPC2100a、2100bは、スタジオメインPC2200からコマンドを受信すると、撮影用カメラ2101a、2101bを使用して撮影を行う。 【0092】 撮影した画像は、撮影を行ったスタジオメインPC2200または各スタジオサブPC2100a、2100bの磁気ディスク等に一時的に記録され、サーバシステム0103に転送される。 【0093】 以上のように、スタジオシステム0111の主要な機能はスタジオメインPC2200が制御しており、スタジオサブPC2100a、2100bは、いわばリモートカメラ制御装置として機能するに過ぎない。このような構成をとる理由は、下記のとおりである。 【0094】 すなわち、本実施例においては一度に撮影する枚数が100枚程度であり、またA1サイズ等の印刷に耐えるために高精細な画像で記録する必要があり、撮影画像の記録サイズが大きくなる。また、撮影した画像にはクロマキー合成を行うことが多いため、撮影後いずれかの時点で、被写体部分の画像(本願でいう被写体部分の画像とは、被写体のみを背景から分離・抽出した画像を指す)と、背景画像とを分離する処理が必要になる。この処理は、画像サイズが大きいためにPCに高度な性能を要求し、もしサテライトシステム0110で行うなら、各サテライトシステム0110の性能を、その他にサテライトシステム0110で行われる処理に比べて不釣合いに高くしなければならない。一方、サーバシステム0103で行うとすると、サーバシステム0103に負荷が集中することになる。そのため、スタジオシステム0111のPC2200、2100a、2100bがそれぞれ行うことが望ましく、負荷を分散させるために、3台の撮影用カメラをそれぞれ別のPCで制御し、撮影した画像は各PCで処理することにしたものである。 【0095】 従って、PCの性能やコストパフォーマンス等の問題が解決できるなら、本実施例のように3台のPCによるシステムとする必要はなく、1台のスタジオメインPC2200が全ての撮影機材を制御するようにしても良い。 【0096】 次に、スタジオシステム0111の主要な構成要素であるスタジオメインPC2200およびそれに接続される各構成要素の構成(図15の撮影用カメラ2101a、2101bおよびスタジオサブPC2100a、2100bを除いたスタジオシステム0111の構成)を説明する。 【0097】 図16は、スタジオメインPC2200およびそれに接続される各構成要素の構成を示すブロック図である。スタジオシステム0111のスタジオメインPC2200には、前述したような各構成要素等が接続されている。スタジオメインPC2200は、メモリ2202に格納されたプログラムによってスタジオメインPC2200全体を制御するCPU2201と、撮影用カメラ2221に撮影指示を与え、また撮影された画像を入力する撮影用カメラ制御部2232と、確認用モニタ2205a、2205bに被写体の動画像等を表示させるための確認用モニタ画像出力部2235a、2235bと、スピーカ2224に各種の案内メッセージの音声信号を出力する音声出力部2237と、各種の案内メッセージ(音声及び文字情報)などが記憶されているパターンメモリ2238と、各種操作時間等を計測するためのタイマ2225と、背景機構2223を制御する背景機構制御部2236と、使用中ランプ2227を制御する使用中ランプ制御部2224等を含んでいる。 【0098】 また、3台の撮影用カメラ2221、2101a、2101bのそれぞれの左右に配置される3組の視線指示ランプ2240a、2240b、2240cを制御する、視線指示ランプ制御部2239を含んでいる。 【0099】 スタジオシステム0111で撮影された画像情報等は、通信インタフェース2207および通信回線0114を経由して、サーバシステム0103等、他システムとの間で送受信される。 【0100】 以上で、各システム構成要素についての説明を終わり、以降は、本発明と直接関係する画像の保管処理について説明する。 サテライト0106のサテライトシステム0110において、利用者が画像(写真)の印刷指示を行うと、あるいは、利用者が、編集対象とする画像選択処理の中断の指示、または、画像編集処理の中断の指示、または、印刷指示処理の中断の指示を行うと、図示していないが、画像のリムーバブル記録媒体への記録(保管)を行うか否かを、利用者に選択させる画像保管要否選択画面が表示される。利用者は、この画像保管要否選択画面において、画像の保管を行うかどうかを選択し、画像の保管を選択すると、画像保管処理へと進む。 【0101】 図17は画像保管処理(図3のS0311の処理)の概要を示したフローチャートである。画像保管が選択されると、保管用画像選択画面が表示される(S3801)。 【0102】 図18に保管用画像選択画面の例を示す。保管用に選択できる画像は、利用者が撮影した全ての画像が対象であり、保管用画像選択画面には、撮影した全ての画像のサムネイル画3901が表示される。なお、全ての画像のサムネイル画3901を同時に表示しきれない場合には、図示していないが、スクロールボタンを操作することによって、右または左にスクロールされて隠れていたサムネイル画3901が表示されるようになっている。 【0103】 画像編集を行った画像のサムネイル画の上には、「EDIT」3902が表示され、画像印刷の指示を行った画像のサムネイル画の上には、「PRINT」3903が表示されている。 【0104】 利用者が保存したい画像のサムネイル画3901をタッチする(S3802でYESとなる)と、そのサムネイル画に対応する画像の保管の指示と認知し、保管用に選択された画像のデータ累積容量を逐次計算した上で、リムーバブル記録媒体の記憶可能容量を超過していないかどうかをチェックし(S3803)、超過していない場合には、サテライトシステム0110からサーバシステム0103および/またはカウンタシステム0104に対して、利用者の識別コードとともに選択された画像の識別コードを通知し、また、保管用画像選択画面の選択されたサムネイル画3901の上に、「STOCK」3904を表示する。 【0105】 一方、保管用に選択された画像のデータ累積容量がリムーバブル記録媒体の記憶可能容量を超過した場合には、その旨を警告するエラーメッセージの表示と選択終了の操作を促す表示とを行い、保管用画像として選択しても、サムネイル画3901の上には「STOCK」3904は表示されず、保管選択は受け付けられない(S3804)。 【0106】 利用者が「NEXT」ボタン3905をタッチする(S3805でYESとなる)ことで、保管画像の選択は終了し、リムーバブル記録媒体への画像の記録(保管)が行われる(S3806)。 【0107】 図19に、リムーバブル記録媒体への画像の暗号化保管処理のフローチャートを示す。まず、保管すべき画像のファイル名から暗号鍵Aを生成する(S4001)。ここで言う画像のファイル名とは、例えば、利用者が使用するICカードに書き込んである当日の年月日と、当日に来店した利用者に順次割り当てられる通番であり、これにより、利用者毎に固有の画像のファイル名とすることができ、利用者毎に固有の暗号鍵Aを生成することができる。次に、この暗号鍵Aを使用して画像(画像データ)を暗号化する(S4002)。次に、自動写真館のシステム内に固定で持つ暗号鍵Bを使用して、上記のファイル名を暗号化し(S4003)、暗号化した画像データの先頭に、暗号化したファイル名を埋め込んで(S4004)、これをリムーバブル記録媒体に保管する暗号化データとする。 【0108】 次に、画像内容の簡易確認用に、暗号化した画像に対応する、暗号化していないサムネイル画像(サムネイル画像データ)を作成して(S4005)、先の暗号化したデータと一緒に、リムーバブル記録媒体に記録する(S4006)。リムーバブル記録媒体に保管すべき画像がまだある場合(S4007でNOの場合)は、S4001に戻り、同様の処理を繰り返す。 【0109】 なお、リムーバブル記録媒体への暗号化画像データやサムネイル画像データなどの記録(保管)が正常に行われたことが確認されると、自動写真館のシステム側では、画像の保管を行った利用者に対応する画像は全て消去される。この消去のタイミングは任意であり、個々のリムーバブル記録媒体への記録が完了した時点でもよいし、個々の利用者が退店した時点でもよいし、当日の営業終了時に当日分の画像を一括して消去するようにしてもよい。 【0110】 続いて、リムーバブル記録媒体を持ち帰った利用者が、リムーバブル記録媒体を持参して再来店し、リムーバブル記録媒体に保管された画像の選択、編集、印刷の操作を行う場合について説明する。図20は、リムーバブル記録媒体に保管した画像の選択、編集、印刷を行う場合の、利用者の流れの1例を示すフローチャートである。 【0111】 利用者は入店すると(S4101)、まず、カウンタ0102で受付を行って、この受付時にリムーバブル記録媒体を従業員に渡し、従業員は受け取ったリムーバブル記録媒体をリムーバブルメディアR/W(リムーバブル記録媒体R/W)0609に装着して、リムーバブル記録媒体に記録された暗号化された全ての画像を読み出し復号して、自動写真館のシステム(サーバシステム0103)に取り込む。また、同時に利用者に渡すICカードの固有コードを、復号して読み出した画像と対応するコードに設定して、利用者が持つICカードと読み込んだ画像とをリンクさせる(S4102)。次に、利用者は、従業員から渡されたリムーバブル記録媒体とICカードを受け取る(S4103)。 【0112】 次に、利用者は、空いているサテライト0106に移動して、サテライト0106において、ICカードR/W1706に挿入する。これにより、モニタ1703には、カウンタ0102においてリムーバブル記録媒体から読み込まれた画像のサムネイル画の一覧が表示され、編集、印刷したい画像を選択することができる(S4104)。その後、選択した画像の編集(S4105)、印刷指示(S4106)を行い、最後に会計をして、ICカードを返却し、出力した写真を受取り(S4107)、退店する(S4108)。 【0113】 図21に、リムーバブル記録媒体から読み出した暗号化画像データの復号処理のフローチャートを示す。まず、リムーバブル記録媒体から読み出した暗号化画像データから暗号化した画像ファイル名を取り出す(S4201)。次に、システム内に持つ暗号鍵Bで、暗号化した画像ファイル名を復号して画像ファイル名を得る(S4202)。次に、その画像ファイル名から暗号鍵Aを生成して(S4203)、暗号鍵Aで暗号化画像データを復号して画像データを得る(S4204)。まだ、復号すべき暗号化画像データがあれば(S4205でYESであれば)、S4201に戻り一連の繰り返す。そして、全ての暗号化画像データを復号した後(S4205でNOとした後)、サテライト0106における画像の選択、編集、印刷を可能とする(S4206)。 【図面の簡単な説明】 【0114】 【図1】本発明の一実施形態に係る自動写真館の店内構造を示す配置図である。 【図2】本発明の一実施形態に係る自動写真館のシステム構成図である。 【図3】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、利用者による写真館利用の流れを示すフローチャートである。 【図4】本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタを斜め上方から見た説明図である。 【図5】本発明の一実施形態に係る自動写真館のサーバシステムのブロック図である。 【図6】本発明の一実施形態に係る自動写真館のカウンタシステムのブロック図である。 【図7】本発明の一実施形態に係る自動写真館のプリンタシステムのブロック図である。 【図8】本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトを斜め上方から見た説明図である。 【図9】本発明の一実施形態に係る自動写真館のサテライトシステムのブロック図である。 【図10】本発明の一実施形態に係る自動写真館のノーマルスタジオを斜め上方から見た説明図である。 【図11】本発明の一実施形態に係る自動写真館のノーマルスタジオの撮影空間を真上から見た要部説明図である。 【図12】本発明の一実施形態に係る自動写真館のアクションスタジオを斜め上方から見た説明図である。 【図13】本発明の一実施形態に係る自動写真館のベビースタジオを斜視して見た説明図である。 【図14】本発明の一実施形態に係る自動写真館のスタジオにおいて用いられる、撮影用カメラの近傍を拡大表示した説明図である。 【図15】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、ノーマルスタジオのスタジオシステムの簡略化したブロック構成図である。 【図16】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、ノーマルスタジオのスタジオメインPCおよびそれに接続される構成要素の構成を示すブロック図である。 【図17】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、リムーバブル記録媒体への画像保管処理の概要を示したフローチャートである。 【図18】本発明の一実施形態に係る自動写真館の表示画面の例を示す説明図である。 【図19】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、リムーバブル記録媒体への画像の暗号化保管処理の例を示すフローチャートである。 【図20】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、リムーバブル記録媒体に保管した画像の選択、編集、印刷を行う場合の、利用者の流れの1例を示すフローチャートである。 【図21】本発明の一実施形態に係る自動写真館における、リムーバブル記録媒体から読み出した暗号化画像データの復号処理の例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0115】 0101 自動写真館 0102 カウンタ 0103 サーバシステム 0104 カウンタシステム 0105 プリンタシステム 0106 サテライト 0107 スタジオ 0110 サテライトシステム 0111 スタジオシステム 0114 通信回線 0500 (サーバシステムの)PC本体 0501 (サーバシステムの)CPU 0502 (サーバシステムの)メモリ 0503 (サーバシステムの)モニタ 0504 (サーバシステムの)キーボード 0505 (サーバシステムの)画像出力部 0506 (サーバシステムの)ICカードR/W 0507 (サーバシステムの)通信インタフェース 0508 (サーバシステムの)磁気ディスク 0600 (カウンタシステムの)PC本体 0601 (カウンタシステムの)CPU 0602 (カウンタシステムの)メモリ 0603 (カウンタシステムの)モニタ 0605 (カウンタシステムの)画像出力部 0606a (カウンタシステムの)ICカードR/W 0606b (カウンタシステムの)ICカードR/W 0607 (カウンタシステムの)通信インタフェース 0608 (カウンタシステムの)磁気ディスク 0700 (プリンタシステムの)PC本体 0701 (プリンタシステムの)CPU 0702 (プリンタシステムの)メモリ 0703 (プリンタシステムの)モニタ 0705 (プリンタシステムの)画像出力部 0706 (プリンタシステムの)ICカードR/W 0707 (プリンタシステムの)通信インタフェース 0708 (プリンタシステムの)磁気ディスク 0709 (プリンタシステムの)プリンタ制御部 0710a (プリンタシステムの)プリンタ 0710b (プリンタシステムの)プリンタ 0710c (プリンタシステムの)プリンタ 1601 サテライトテーブル 1602 サテライトテーブルの上面 1603 サテライトテーブルの支柱 1700 (サテライトシステムの)PC本体 1701 (サテライトシステムの)CPU 1702 (サテライトシステムの)メモリ 1703 (サテライトシステムの)モニタ 1704 (サテライトシステムの)タッチペン 1705 (サテライトシステムの)画像出力部 1706 (サテライトシステムの)ICカードR/W 1707 (サテライトシステムの)通信インタフェース 1708 (サテライトシステムの)磁気ディスク 1801a 正面ストロボ 1801b 右ストロボ 1801c 左ストロボ 1802 カメラボックス 1803 操作卓 1804 ホリゾントカーテン 1805a スタジオ後方の外壁 1805b スタジオ側面の内壁 1805c スタジオ前方の内壁 1806 出入口 1901 ジャンプ台 2001 撮影用ベッド 2100a スタジオサブPC1 2101a (スタジオサブPC1で制御される)撮影用カメラ 2100b スタジオサブPC2 2101b (スタジオサブPC2で制御される)撮影用カメラ 2200 スタジオメインPC 2201 (スタジオメインPCの)CPU 2202 (スタジオメインPCの)メモリ 2203 (スタジオシステムの)操作用モニタ 2205a (スタジオシステムの)確認用モニタ1 2205b (スタジオシステムの)確認用モニタ2 2206 (スタジオシステムの)ICカードR/W 2207 (スタジオメインPCの)通信インタフェース 2208 (スタジオメインPCの)磁気ディスク 2220a (スタジオシステムの)モニタ用カメラ1 2220b (スタジオシステムの)モニタ用カメラ2 2220c (スタジオシステムの)モニタ用カメラ3 2221 (スタジオシステムの)撮影用カメラ 2222 (スタジオシステムの)照明装置 2223 (スタジオシステムの)背景機構 2224 (スタジオシステムの)スピーカ 2225 (スタジオメインPCの)タイマ 2226 (スタジオシステムの)センサ 2227 (スタジオシステムの)使用中ランプ 2231 (スタジオメインPC)モニタ用カメラ制御部 2232 (スタジオメインPCの)撮影用カメラ制御部 2233 (スタジオメインPCの)照明制御部 2234 (スタジオメインPCの)操作用モニタ制御部 2235a (スタジオメインPCの)確認用モニタ画像出力部1 2235b (スタジオメインPCの)確認用モニタ画像出力部2 2236 (スタジオメインPCの)背景機構制御部 2237 (スタジオメインPCの)音声出力部 2238 (スタジオメインPCの)パターンメモリ 2239 (スタジオメインPCの)視線指示ランプ制御部 2240a (スタジオシステムの)視線指示ランプ 2240b (スタジオシステムの)視線指示ランプ2 2240c (スタジオシステムの)視線指示ランプ3 2241 LEDランプ 2242 (スタジオメインPCの)感圧式センサ入力処理部 2243 (スタジオシステムの)感圧式センサ 2243a (スタジオシステムの)感圧式センサ 2244 (スタジオメインPCの)使用中ランプ制御部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132471 【氏名又は名称】株式会社セガ 【識別番号】000233055 【氏名又は名称】日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月1日(2006.9.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000442 【氏名又は名称】特許業務法人 武和国際特許事務所
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| 【公開番号】 |
特開2008−61095(P2008−61095A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−237825(P2006−237825) |
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