| 【発明の名称】 |
画像処理装置、画像出力装置、端末装置および画像形成システムならびにプログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】宮崎 康一
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| 【要約】 |
【課題】CMYK-CMYKの色変換を行なう場合に、写真画像および文字領域と背景領域を有する画像のいずれに対しても画像特性に応じた適切な色変換を行なう。
【構成】画像処理モード選択部47は、ユーザの入力により、写真画像の画質を優先した画像処理を行うのか、ビジネス文書、地図等の文字領域と背景領域を有する画像の画質を優先した画像処理を行うのかを選択する。色変換方法切替部41は、画像処理モード選択部47により写真画像の画質を優先した画像処理が選択された場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMYK4色色変換部42に供給し、文字領域と背景領域を有する画像の画質を優先した画像処理が選択された場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMY/K分割部43に供給する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置。 【請求項2】 前記分割手段により分割された特定色成分画像の色変換を行う特定色変換手段を備え、 前記合成手段は、前記特定色変換手段により色変換された特定色成分画像と前記色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像とを合成する請求項1に記載の画像処理装置。 【請求項3】 前記合成手段は、該合成手段により合成される合成画像を2値画像に変換する2値画像変換手段を有する請求項1又は2に記載の画像処理装置。 【請求項4】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報の色変換を行う色変換手段、を備え、 該色変換手段は、該色変換手段により色変換が行われた後において、前記第1画像における前記第2画像が重ねられていない領域と、前記第1画像における前記第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行う画像処理装置。 【請求項5】 複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 該写真画像色変換手段により色変換を行うのか前記色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択手段と、 を有する請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置。 【請求項6】 複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換手段により色変換を行うように設定する設定手段と、 を有する請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置。 【請求項7】 前記複数色成分は、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色であり、 前記特定色成分は、ブラックの1色である請求項1から6のいずれか1項記載の画像処理装置。 【請求項8】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置と、 前記画像処理装置により色変換が行なわれた後の画像情報に基づいた画像を出力する画像出力装置と、 前記画像処理装置により色変換が行なわれる前の画像情報を該画像処理装置に送信する端末装置と、 を備えた画像形成システム。 【請求項9】 前記画像処理装置は、入力された複数色の画像情報の全ての色の画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 前記色変換手段により色変換を行うのか前記写真画像色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択手段と、 を有する請求項8記載の画像形成システム。 【請求項10】 前記画像処理装置は、入力された複数色の画像情報の全ての色の画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換手段により色変換を行うように設定する設定手段と、 を有する請求項8項記載の画像形成システム。 【請求項11】 前記複数色は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色であり、 前記特定色は、ブラックの1色である請求項8から10のいずれか1項記載の画像形成システム。 【請求項12】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置により色変換が行なわれる前の画像情報を該画像処理装置に送信する端末装置。 【請求項13】 前記画像処理装置により色変換が行われる前の画像情報に、入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを示す属性情報を付加して前記画像処理装置に送信する送信手段を備えた請求項12記載の端末装置。 【請求項14】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置により色変換が行なわれた後の画像情報に基づいた画像を出力する画像出力装置。 【請求項15】 複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割ステップと、 該分割ステップにより分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換ステップと、 該色変換ステップにより色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成ステップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラム。 【請求項16】 複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換ステップと、 該写真画像色変換ステップにより色変換を行うのか前記色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択ステップと、 をコンピュータに実行させる請求項15記載のプログラム。 【請求項17】 複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換ステップと、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換ステップにより色変換を行うように設定する設定ステップと、 をコンピュータに実行させる請求項15記載のプログラム。 【請求項18】 前記複数色は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色であり、 前記特定色は、ブラックの1色である請求項15から17のいずれか1項記載のプログラム。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、画像処理装置、画像出力装置、端末装置および画像形成システムならびにプログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 特許文献1に開示されているように、トラッピング処理とは、2つの画像を隣接して印刷する場合に、隣接する画像のどちらか一方を少し大きくして一部重なる画像にする処理方法である。つまり、図9(a)に示すように、背景画像を太らせる(白抜き部分を細らせる)ことにより黒文字画像部分と背景画像部分が重なる領域を設けるようにする処理方法である。このようなトラッピング処理を行った黒文字画像と背景画像を有する画像であれば、図9(b)に示すように、例えば、印字位置ずれが発生したとしても白抜き部分が現れない。 【0003】 また、オーバープリント処理とは、図10(a)に示すように、背景画像に白抜き部分を全く設けないようにした処理方法であり、このオーバープリント処理によっても、図10(b)に示すように、例えば、印字位置ずれが発生したとしても白抜き部分が現れない。 【0004】 しかし、このようなトラッピング処理やオーバープリント処理等の処理が行なわれた画像に対して、例えばCMYK-CMYKのような色変換を行う場合に、以下のような現象が生じる。 【0005】 例えば、図11(a)に示すように、(C1、M1、Y1)という色の組み合わせにより構成された背景画像に黒文字画像(K)が重ね合わされた画像に対して色変換を行う場合、背景画像に黒文字画像が重なった領域の画素の値は(C1、M1、Y1、K)という値になり、背景画像だけの領域の画素の値は(C1、M1、Y1、0)となる。 このような場合、背景画像だけの領域の画素に対して色変換を行った場合、図12(a)に示すように、(C1、M1、Y1、0)という値は(C2、M2、Y2、0)に変換される。そして、背景画像に黒文字画像が重なった領域の画素に対して色変換を行った場合、図12(b)に示すように、(C1、M1、Y1、K)という値は(C3、M3、Y3、K)に変換される。つまり、CMYK画像データをCMYK画像データに変換する場合、CMYK4色の各色の値の組み合わせ毎に、対応させておいた他のCMYKの値に置き換えるような色変換が行なわれ、そのため、CMYの値が同じ値だとしてもKの値が異なれば、変換されるCMYの値は異なることになる。 したがって、図11(b)に示すように、黒文字が存在するか否かにより、背景画像は、それぞれ(C2、M2、Y2)、(C3、M3、Y3)という異なる色合いの画像に変換されることになる。 【0006】 【特許文献1】特開2000−165693号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明は、複数色成分からなる第1画像(例えば、YMCK色成分の背景画像)と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像(例えば、K色成分の黒文字画像)とを有する画像情報の色変換を適切に行うことができる画像処理装置、画像出力装置、端末装置、画像形成システム、及びプログラムを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 [画像処理装置] 請求項1に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置である。 【0009】 請求項2に記載された本発明は、前記分割手段により分割された特定色成分画像の色変換を行う特定色変換手段を備え、 前記合成手段は、前記特定色変換手段により色変換された特定色成分画像と前記色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像とを合成する請求項1に記載の画像処理装置である。 【0010】 請求項3に記載された本発明は、前記合成手段は、該合成手段により合成される合成画像を2値画像に変換する2値画像変換手段を有する請求項1又は2に記載の画像処理装置である。 【0011】 請求項4に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報の色変換を行う色変換手段、を備え、 該色変換手段は、該色変換手段により色変換が行われた後において、前記第1画像における前記第2画像が重ねられていない領域と、前記第1画像における前記第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行う画像処理装置である。 【0012】 請求項5に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 該写真画像色変換手段により色変換を行うのか前記色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択手段と、 を有する請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置である。 【0013】 請求項6に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換手段により色変換を行うように設定する設定手段と、 を有する請求項1から4のいずれか1項記載の画像処理装置である。 【0014】 請求項7に記載された本発明は、前記複数色成分は、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色であり、 前記特定色成分は、ブラックの1色である請求項1から6のいずれか1項記載の画像処理装置である。 【0015】 [画像形成システム] 請求項8に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置と、 前記画像処理装置により色変換が行なわれた後の画像情報に基づいた画像を出力する画像出力装置と、 前記画像処理装置により色変換が行なわれる前の画像情報を該画像処理装置に送信する端末装置と、 を備えた画像形成システムである。 【0016】 請求項9に記載された本発明は、前記画像処理装置が、入力された複数色の画像情報の全ての色の画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 前記色変換手段により色変換を行うのか前記写真画像色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択手段と、 を有する請求項8記載の画像形成システムである。 【0017】 請求項10に記載された本発明は、前記画像処理装置が、入力された複数色の画像情報の全ての色の画像情報の色変換を行う写真画像色変換手段と、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換手段により色変換を行うように設定する設定手段と、 を有する請求項8項記載の画像形成システムである。 【0018】 請求項11に記載された本発明は、前記複数色が、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色であり、 前記特定色が、ブラックの1色である請求項8から10のいずれか1項記載の画像形成システムである。 【0019】 [端末装置] 請求項12に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置により色変換が行なわれる前の画像情報を該画像処理装置に送信する端末装置である。 【0020】 請求項13に記載された本発明は、前記画像処理装置により色変換が行われる前の画像情報に、入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを示す属性情報を付加して前記画像処理装置に送信する送信手段を備えた請求項12記載の端末装置である。 【0021】 [画像出力装置] 請求項14に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割手段と、 該分割手段により分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換手段と、 該色変換手段により色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成手段と、 を有する画像処理装置により色変換が行なわれた後の画像情報に基づいた画像を出力する画像出力装置である。 【0022】 [プログラム] 請求項15に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、前記特定色成分と同じ色成分の特定色成分画像と、前記複数色成分のうち前記特定色成分以外の色成分の特定色外成分画像とに分割する分割ステップと、 該分割ステップにより分割された特定色外成分画像の色変換を行う色変換ステップと、 該色変換ステップにより色変換が行われた特定色外成分画像と前記分割手段により分割された特定色成分画像とを合成する合成ステップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラムである。 【0023】 請求項16に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換ステップと、 該写真画像色変換ステップにより色変換を行うのか前記色変換手段により色変換を行うのかを選択する選択ステップと、 をコンピュータに実行させる請求項15記載のプログラムである。 【0024】 請求項17に記載された本発明は、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の色変換を行う写真画像色変換ステップと、 入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であると判定された場合に、前記写真画像色変換ステップにより色変換を行うように設定する設定ステップと、 をコンピュータに実行させる請求項15記載のプログラムである。 【0025】 請求項18に記載された本発明は、前記複数色は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色であり、 前記特定色は、ブラックの1色である請求項15から17のいずれか1項記載のプログラムである。 【発明の効果】 【0026】 請求項1に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うことができるため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができる画像処理装置を提供できる。 【0027】 請求項2に記載された発明によれば、特定色成分画像の色変換を行うことができるため、より適切な色変換を行うことができる画像処理装置を提供できる。 【0028】 請求項3に記載された発明によれば、合成手段は2値画像変換手段を有するため、簡単な構成で合成処理と2値化処理とを行うことができる画像処理装置を提供できる。 【0029】 請求項4に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができる画像処理装置を提供できる。 【0030】 請求項5に記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を行うことができる。 つまり、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができる画像処理装置を提供できる。 【0031】 請求項6に記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を自動的に行うことができる。 つまり、簡単に、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができる画像処理装置を提供できる。 【0032】 請求項7に記載された発明によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられるブラックの1色からなる第2画像とを有する画像情報の色変換を適切に行うことができる画像処理装置を提供できる。 【0033】 請求項8に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うことができるため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができる画像形成システムを提供できる。 【0034】 請求項9記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を行うことができる。 つまり、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができる画像形成システムを提供できる。 【0035】 請求項10に記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を自動的に行うことができる。 つまり、簡単に、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができる画像形成システムを提供できる。 【0036】 請求項11に記載された発明によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられるブラックの1色からなる第2画像とを有する画像情報の色変換を適切に行うことができる画像形成システムを提供できる。 【0037】 請求項12に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うことができるため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができる端末装置を提供できる。 【0038】 請求項13に記載された発明によれば、簡単な構成で、入力された画像情報が、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報であるか否かの判定を可能とする端末装置を提供できる。 【0039】 請求項14に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うことができるため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができる画像出力装置を提供できる。 【0040】 請求項15に記載された発明によれば、複数色成分からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像とを有する画像情報を、 第1画像における第2画像が重ねられていない領域と、第1画像における第2画像が重ねられた領域の色合いが異なることがないように色変換を行うことができるため、 印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった、第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができるプログラムを提供できる。 【0041】 請求項16に記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を行うことができる。 つまり、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に、第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができるプログラムを提供できる。 【0042】 請求項17に記載された発明によれば、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報の場合と、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報の場合とで、それぞれに適した色変換を自動的に行うことができる。 つまり、簡単に、第1画像上に少なくとも一部が重ねられる特定色成分からなる第2画像を有する画像情報に対しては、印字位置ずれが生じた場合に第1画像における第2画像が重ねられていない領域と色合いの異なった第1画像における第2画像が重ねられた領域が現れることを防ぐことができ、複数色成分からなる第1画像のみを有する画像情報に対しては、忠実な色変換を行うことができるプログラムを提供できる。 【0043】 請求項18に記載された発明によれば、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色からなる第1画像と、該第1画像上に少なくとも一部が重ねられるブラックの1色からなる第2画像とを有する画像情報の色変換を適切に行うことができるプログラムを提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0044】 次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 【0045】 (第1の実施形態) 図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置10を含む画像形成システムの構成を示す図である。 【0046】 図1に示すように、画像形成システムは、ネットワーク14を介して接続された画像形成装置10および端末装置20を含む。端末装置20は、印刷ジョブ等の印刷データを生成して、色変換が行なわれる前の画像データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を印刷用紙上に出力する。 【0047】 次に、本実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。 画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU18、メモリ19、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置22、ネットワーク14を介して外部のコンピュータなどとデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)24、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置26、印刷エンジン28を有する。これらの構成要素は、制御バス16を介して互いに接続されている。 【0048】 CPU18は、メモリ19または記憶装置22に格納された画像処理プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。また、画像処理プログラムは、通信IF24を介して外部から提供するようにしてもよいし、CD−ROM等の記憶媒体に格納して提供するようにしてもよい。 【0049】 図3は、上記の画像処理プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、給紙装置29と、印刷エンジン28K〜28Yと、エンジンコントローラ30K〜30Yと、排出装置31と、プリンタコントローラ32と、CMYK−CMYK4色変換用の色変換テーブル34と、CMY−CMY3色変換用の色変換テーブル35とを備えている。そして、プリンタコントローラ32内には、印刷しようとする画像データに対して画像処理を行うための画像処理装置33が構成されている。 【0050】 エンジンコントローラ30K〜30Yは、印刷エンジン28K〜28Yの動作をそれぞれ制御している。印刷エンジン28K〜28Yは、給紙装置29により給紙された印刷用紙に対して、YMCK各色毎の印刷データに基づいた印刷をそれぞれ行い排出装置31に対して出力する。なお、印刷エンジン28K〜28Yは、画像処理装置33により色変換が行なわれた後の画像データに基づいた画像を出力する画像出力装置として機能している。 【0051】 次に、図3中の画像処理装置33の構成を図4を参照して説明する。 本実施形態における画像処理装置33は、図4に示されるように、色変換方法切替部41と、CMYK4色色変換部42と、CMY/K分割部43と、CMY3色色変換部44と、K色変換部45と、スクリーン処理部46と、画像処理モード選択部47とを備えている。 【0052】 画像処理モード選択部47は、ユーザから入力された、写真画像の画質を優先した画像処理を行うのか、ビジネス文書、地図等の文字領域と背景領域を有する画像の画質を優先した画像処理を行うのかという選択指示を受け付ける。つまり、画像処理モード選択部47は、色変換しようとするCMYK画像データの属性が、写真画像であるのか文字領域と背景領域を有する画像であるのかという情報を受け付けることになる。 【0053】 ここで、写真画像とは、撮像装置により撮像することによって得られた画像であり、階調が極端に変化するような領域を含まない画像である。また、文字領域と背景領域を有する画像とは、コンピュータ等によって人工的に作成された画像であり、階調が大幅に変化するような領域を含む画像である。 【0054】 色変換方法切替部41は、画像処理モード選択部47による選択結果に基づいて、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMYK4色色変換部42に供給するのか、またはCMY/K分割部43に供給するのかを切り替える。具体的には、色変換方法切替部41は、画像処理モード選択部47により写真画像の画質を優先した画像処理が選択された場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMYK4色色変換部42に供給し、画像処理モード選択部47により文字領域と背景領域を有する画像の画質を優先した画像処理が選択された場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMY/K分割部43に供給する。 【0055】 CMYK4色色変換部42は、写真画像色変換手段として機能し、色変換方法切替部41により供給されたCMYK4色の画像データに対して、図3に示した色変換テーブル(CMYK-CMYK4色変換)34を用いて色変換を行なう。 【0056】 CMY/K分割部43は、色変換方法切替部41により供給されたCMYK4色の画像データをCMY3色の画像データとK色の画像データとに分割する。 【0057】 CMY3色色変換部44は、CMY/K分割部43により分割されたCMY3色の画像データに対して、図3に示した色変換テーブル(CMYK−CMYK3色変換)35を用いて色変換を行なう。 【0058】 K色変換部45は、CMY/K分割部43により分割されたK色の画像データに対して、図示しない色変換テーブルを用いて色変換を行なう。 【0059】 スクリーン処理部46は、CMYK4色色変換部41により色変換が行なわれた後のCMYK画像データ(C2M2Y2K2)または、CMY3色色変換部44により色変換が行なわれた後のCMY画像データ(C3M3Y3)とK色変換部45により色変換が行なわれた後のK画像データを合わせたCMYK画像データ(C3M3Y3K3)を2値画像データに変換して、エンジンコントローラ30K〜30Yに対して出力する。 【0060】 次に、本実施形態の画像処理装置の動作を図5のフローチャートを参照して詳細に説明する。 【0061】 先ず、ユーザは、色変換を行なおうとする画像データに対して、写真画像の画質を優先するのか、文字領域と背景領域を有する画像の画質を優先するのかを選択して、その選択指示を画像処理モード選択部47に対して行なう(S101)。つまり、画像処理モード選択部47は、入力されたCMYK画像データの属性をユーザから受け付ける。 【0062】 次に、色変換方法切替部41は、画像処理モード選択部47により選択された画像処理モードが写真画像優先なのか文字領域と背景領域を有する画像優先なのかを判定する(S102)。 【0063】 S102において写真画像優先の画像処理モードが選択されたと判定された場合、色変換方法切替部41は、色変換を行なおうとするCMYK画像データをCMYK4色色変換部42に対して供給する。そのため、CMYK4色色変換部42によりCMYK−CMYK4色の色変換が行なわれ、色変換後のCMYK画像データ(C2M2Y2K2)がスクリーン処理部46に出力される(S103)。 【0064】 S102において文字領域と背景領域を有する画像優先の画像処理モードが選択されたと判定された場合、色変換方法切替部41は、色変換を行なおうとするCMYK画像データをCMY/K分割部43に対して供給する。そのため、色変換を行なうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)は、CMY3色の画像データ(C1M1Y1)と、K色の画像データ(K1)とに分割される(S104)。 【0065】 そして、CMY/K分割部43により分割されたCMY3色の画像データ(C1M1Y1)は、CMY3色色変換部44によりCMYK−CMYK3色の色変換が行なわれ、色変換後のCMY画像データ(C3M3Y3)がスクリーン処理部46に出力される(S105)。 【0066】 そして、CMY/K分割部43により分割されたK色の画像データ(K1)は、K色変換部45によりK色のみの色変換が行なわれ、色変換後の画像データ(K3)がスクリーン処理部46に出力される(S106)。 【0067】 次に、オーバープリント処理が施された文字領域と背景領域を有する画像に対して、CMY3色色変換部44による色変換とK色変換部45による色変換とをそれぞれ別に行った場合の様子を図6に示す。 【0068】 図6(a)は、色変換が行なわれる前の文字領域と背景領域を有する画像の断面を示した模式図である。図6(a)を参照すると、(C1、M1、Y1)からなる背景に黒文字(K1)が重ね合わされているのがわかる。 【0069】 この図6(a)に示した文字領域と背景領域を有する画像に対して、本実施形態の画像処理装置により、文字領域と背景領域を有する画像優先の画像処理モードが選択されてCMYK−CMYKの色変換が行なわれた場合、図6(b)に示すように、背景画像は(C3、M3、Y3)に色変換され、黒文字画像はK3に色変換される。 【0070】 また、トラッピング処理が施された文字領域と背景領域を有する画像に対して、CMY3色色変換部44による色変換とK色変換部45による色変換とをそれぞれ別に行った場合の様子を図7に示す。 【0071】 図7(a)は、色変換が行なわれる前の文字領域と背景領域を有する画像の断面を示した模式図である。図7(a)を参照すると、(C1、M1、Y1)からなる背景に黒文字(K1)が重ね合わされているのがわかる。 【0072】 この図7(a)に示した文字領域と背景領域を有する画像に対して、本実施形態の画像処理装置により、文字領域と背景領域を有する画像優先の画像処理モードを選択してCMYK−CMYKの色変換が行なわれた場合、図7(b)に示すように、背景画像は(C3、M3、Y3)に色変換され、黒文字画像はK3に色変換される。 【0073】 つまり、CMY3色色変換部44は、文字領域を構成しているK色以外の画像データの色変換を行うことにより、文字領域と背景領域を有する画像に対して、文字領域が重ねられた背景領域の色と文字領域が重ねられていない背景領域の色とが色変換後において異なることがないように色変換を行っている。 尚、文字領域が重ねられた背景領域の色と文字領域が重ねられていない背景領域の色とが色変換後において異なることがないとは、視認にて略同じ色合いと判断できるものであればよく、完全に一致したものに限定されるものではない。 【0074】 (第2の実施形態) 次に、本発明の第2の実施形態の画像形成装置について説明する。 【0075】 本発明の第2の実施形態の画像形成装置における画像処理装置33aを図8に示す。 本実施形態における画像処理装置33aは、図8に示されるように、図4に示した第1の実施形態における画像処理装置33に対して、画像処理モード選択部47が画像特徴判定部48に置き換えられた構成となっている。図8において、図4中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。 【0076】 画像特徴判定部48は、入力されたCMYK画像データの属性を判定して、色変換を行おうとする画像が文字領域と背景領域を有する画像なのか写真画像なのかを判定する。具体的には、画像特徴判定部48は、例えば、エッジ抽出処理等の処理を用いて入力画像データが写真画像なのか文字領域と背景領域を有する画像なのかを判定する。 【0077】 なお、図1に示した端末装置10に、画像データの属性情報を画像処理装置33に送信する属性送信部を備えるようにして、画像特徴判定部48は、端末装置10から受信した属性情報に基づいて入力されたCMYK画像データの属性を判定するようにしてもよい。 【0078】 そして、本実施形態における色変換方法切替部41は、画像特徴判定部48による判定結果に基づいて、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMYK4色色変換部42に供給するのか、またはCMY/K分割部43に供給するのかを切り替える。具体的には、色変換方法切替部41は、画像特徴判定部48により判定された属性が写真画像である場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMYK4色色変換部42に供給する。そして、色変換方法切替部41は、画像特徴判定部48により判定された属性が文字領域と背景領域を有する画像である場合、色変換を行なおうとするCMYK画像データ(C1M1Y1K1)をCMY/K分割部43に供給する。 【0079】 本実施形態の画像処理装置33aでは、入力しようとする画像データにより表される画像が写真画像なのか文字領域と背景領域を有する画像なのかが画像特徴判定部48において判定される以外の動作は、図4に示した第1の実施形態の画像処理装置33の動作と同様であるためのその説明は省略する。 【0080】 [変形例] 上記実施形態では、文字領域がK色により構成されているため文字領域と背景領域を有する画像に対してはYMCK4色の画像データからK色の画像データのみを分割して、特定色であるK色の画像データの色変換とYMC3色の画像データの色変換とをそれぞれ別に実施するようにしているが、本発明はこのような場合に限定されるものではない。文字が他の特定の色により構成されている場合には、その特定の色のみをYMCK4色画像データから分割し、残りの3色の画像データの色変換と特定の色の画像データの色変換とをそれぞれ別に実施するようにしてもよい。 【0081】 また、背景領域における文字領域が重ねられていない領域と、背景領域における文字領域が重ねられた領域との色合いが異なることがないように色変換を行う色変換をものであれば他の方法も考えられ、例えば、特定色(K色)成分に影響されない色変換テーブルで色変換を行うことで、背景領域における文字領域が重ねられていない領域と、背景領域における文字領域が重ねられた領域との色合いが異ならないようにするもの、背景領域における文字領域が重ねられていない領域と背景領域における文字領域が重ねられた領域との色合いが異なる色変換を行った後に同じ色合いとなるように補正を行うもの、画像情報全面に対して均一の特定色成分を付与することで、背景領域における文字領域が重ねられていない領域と、背景領域における文字領域が重ねられた領域との色合いが異ならないようにするもの等の種々の変形例が考えられる。 【0082】 さらに、色変換を行おうとする画像データがCMYK4色の画像データに限定されるものではなく、RGB画像データ等の複数色の画像データを色変換する場合にも同様に適用することができるものである。 【0083】 また、上記実施形態における画像処理装置は、画像形成装置だけでなく画像データの色変換処理を行う画像形成システムであればどのようなシステムに対しても適用可能である。 【図面の簡単な説明】 【0084】 【図1】本発明の第1の実施形態の画像形成装置10を含む画像形成システムの構成を示す図である。 【図2】本発明の第1の実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。 【図3】本発明の第1の実施形態の画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 【図4】図3中の画像処理装置33の構成を示すブロック図である。 【図5】本発明の第1の実施形態の画像処理装置33の動作を示すフローチャートである。 【図6】オーバープリント処理が施された文字領域と背景領域を有する画像に対して、本発明の第1の実施形態の画像処理装置により色変換が行なわれた場合の様子を示す図である。 【図7】トラッピング処理が施された文字領域と背景領域を有する画像に対して、本発明の第1の実施形態の画像処理装置により色変換が行なわれた場合の様子を示す図である。 【図8】本発明の第2の実施形態の画像処理装置33aの構成を示すブロック図である。 【図9】トラッピング処理を説明するための図である。 【図10】オーバープリント処理を説明するための図である。 【図11】オーバープリント処理が施された画像に対してCMYK−CMYK色変換が行なわれた場合の様子を示す図である。 【図12】黒文字が存在するか否かにより背景画像が異なる色の画像に変換される様子を説明するための図である。 【符号の説明】 【0085】 10 画像形成装置 14 ネットワーク 16 制御バス 18 CPU 19 メモリ 20 端末装置 22 記憶装置 24 通信インタフェース(IF) 26 ユーザインタフェース(UI)装置 28、28K〜28Y 印刷エンジン 29 給紙装置 30K〜30Y エンジンコントローラ 31 排出装置 32 プリンタコントローラ 33、33a 画像処理装置 34 色変換テーブル(CMYK−CMYK4色変換) 35 色変換テーブル(CMY−CMY3色変換) 41 色変換方法切替部 42 CMYK4色色変換部 43 CMY/K分割部 44 CMY3色色変換部 45 K色変換部 46 スクリーン処理部 47 画像処理モード選択部 48 画像特徴判定部 S101〜S106 ステップ
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005496 【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月1日(2006.9.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000039 【氏名又は名称】特許業務法人アイ・ピー・エス
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| 【公開番号】 |
特開2008−61069(P2008−61069A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−237444(P2006−237444) |
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