| 【発明の名称】 |
番組表作成装置、番組表作成方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】松林 慶
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| 【要約】 |
【課題】これまでよりもユーザにとって有用とされる内容の番組表を提示する。
【構成】統合番組表を作成出力するテレビジョン受像機21は、AVホームネットワーク10に接続されている他のテレビジョン放送受信機器から収集したEPGデータに基づいて、基本的な統合番組表のデータを作成するようにされる。また、AVホームネットワーク10においてコンテンツを送受信する機器の組ごとについての通信品質を判定するようにされる。そして、この通信品質の判定結果から、統合番組表に提示されるチャンネル単位あるいは番組単位で、コンテンツ再生機能を有する機器ごとの再生品質を推定する。そして、この再生品質が統合番組表において提示されるようにして、統合番組表データを作成し、これを表示あるいはプリントにより出力可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 放送を受信して得られたコンテンツデータを通信網経由で送信可能なネットワーク対応装置と、上記通信網経由で受信取得したコンテンツデータを対象とする所定の動作を実行可能なネットワーク対応装置を少なくとも有して成る放送コンテンツ送受信システムの上記通信網と接続する接続手段と、 自身が取得可能とされる電子番組ガイド情報と、他のネットワーク対応装置により取得可能とされる電子番組ガイド情報のうちで、少なくとも1つの電子番組ガイド情報を、自身から取り込むようにして、あるいは上記通信網経由で他のネットワーク対応装置から取り込むようにして、収集する電子番組ガイド情報収集手段と、 上記放送コンテンツ送受信システムにおいて、コンテンツデータの送受信が可能とされる所定のネットワーク対応装置の組の通信品質を検出する通信品質検出手段と、 上記電子番組ガイド情報収集手段により収集したとされる電子番組ガイド情報を利用して、ユーザが視覚的に認識可能な所定の態様により番組表が出力されるようにするための番組表情報を作成するもので、上記通信品質検出手段により検出された通信品質に基づいて、放送コンテンツを再生出力可能なネットワーク対応装置が上記番組表において提示される番組としての放送コンテンツを再生出力した場合の再生品質を推定し、この推定した再生品質が番組表の内容に反映されるようにして上記番組表情報を作成する番組表作成手段と、 を備えることを特徴とする番組表作成装置。 【請求項2】 現在より以降の放送番組の受信動作をテレビジョン放送が受信可能な上記ネットワーク装置に実行させることについての指定内容を有する情報である予約設定情報を、上記通信網経由で他のネットワーク対応装置から取り込むようにして、あるいは、自身から取り込むようにして収集し、これらの収集した予約設定情報に基づいて、放送コンテンツ送受信システムにおける番組予約状況を認識する番組予約状況認識手段をさらに備え、 上記番組表作成装置は、 上記番組予約状況認識手段により認識した上記番組予約状況が番組表の内容に反映されるようにして上記番組表情報を作成する、 ことを特徴とする請求項1に記載の番組表作成装置。 【請求項3】 放送を受信して得られたコンテンツデータを通信網経由で送信可能なネットワーク対応装置と、上記通信網経由で受信取得したコンテンツデータを対象とする所定の動作を実行可能なネットワーク対応装置を少なくとも有して成る放送コンテンツ送受信システムの上記通信網と接続するための接続処理手順と、 自身が取得可能とされる電子番組ガイド情報と、他のネットワーク対応装置により取得可能とされる電子番組ガイド情報のうちで、少なくとも1つの電子番組ガイド情報を、自身から取り込むようにして、あるいは上記通信網経由で他のネットワーク対応装置から取り込むようにして、収集する電子番組ガイド情報収集手順と、 上記放送コンテンツ送受信システムにおいて、コンテンツデータの送受信が可能とされる所定のネットワーク対応装置の組の通信品質を検出する通信品質検出手順と、 上記電子番組ガイド情報収集手順により収集したとされる電子番組ガイド情報を利用して、ユーザが視覚的に認識可能な所定の態様により番組表が出力されるようにするための番組表情報を作成するもので、上記通信品質検出手順により検出された通信品質に基づいて、放送コンテンツを再生出力可能なネットワーク対応装置が上記番組表において提示される番組としての放送コンテンツを再生出力した場合の再生品質を推定し、この推定した再生品質が番組表の内容に反映されるようにして上記番組表情報を作成する番組表作成手順と、 を実行することを特徴とする番組表作成方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、電子番組ガイド情報を利用して、ユーザに視認可能な態様で出力するための番組表の元となる情報(番組表情報)を作成する番組表作成装置と、その方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 デジタル衛星放送をはじめ、地上波放送においても、近年のテレビジョン放送では、電子番組ガイド(EPG:Electrical Program Guide)の情報を提供することが行われている。このようなEPGの情報は、例えば番組としての情報と共に、データ放送あるいはビデオ信号のブランキング期間に重畳される方式などにより提供される。あるいは、インターネット上にEPGの情報をアップロードするサーバを設置し、このサーバからインターネット経由で放送受信装置などにダウンロードすることが行われる。 そして、EPGの情報を取得した放送受信装置などでは、これを利用して番組表を表示出力することができるようにされている。例えばユーザは、この番組表を見ながら、番組選択などの操作を行うようにされる。 【0003】 このようなEPGの情報に基づいて表示する番組表としては、ユーザにとってできるだけ利用価値の高いものであることが好ましい。そこで、特許文献1などのような技術が提案されている。特許文献1には、EPGの情報に付加される各種の付加情報のうちから、ユーザの操作に応じて指定されたものを表示により出力させるようにされた技術が記載されている。 【0004】 また、近年においては、いわゆるホームネットワークといわれるものとして、ビデオ・オーディオ向けのネットワークを構築することが行われるようになってきており、また、提案されている。ちなみに、このようなビデオ・オーディオ向けのホームネットワーク(AVホームネットワーク)に対応した規格の1つとしてDLNA(Digital Living Network Alliance)が策定されている。DLNAに準拠することで、例えば、同じベンダーに制限されることなく高い汎用性でAVホームネットワークを構築することができる。 【0005】 【特許文献1】特開2001−309323号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本願発明としても、できるだけユーザにとって利用価値が高いとされる内容の番組表が提示できるようにすることを目的とするものであり、特に、AVホームネットワークなどのようにしてネットワーク接続により構築されるAVシステムに適用して有用となるものを提案する。 【課題を解決するための手段】 【0007】 そこで本発明は上記した課題を考慮して、番組表作成装置として次のように構成する。 つまり、放送を受信して得られたコンテンツデータを通信網経由で送信可能なネットワーク対応装置と、通信網経由で受信取得したコンテンツデータを対象とする所定の動作を実行可能なネットワーク対応装置を少なくとも有して成る放送コンテンツ送受信システムの上記通信網と接続する接続手段と、自身が取得可能とされる電子番組ガイド情報と、他のネットワーク対応装置により取得可能とされる電子番組ガイド情報のうちで、少なくとも1つの電子番組ガイド情報を、自身から取り込むようにして、あるいは通信網経由で他のネットワーク対応装置から取り込むようにして、収集する電子番組ガイド情報収集手段と、放送コンテンツ送受信システムにおいて、コンテンツデータの送受信が可能とされる所定のネットワーク対応装置の組の通信品質を検出する通信品質検出手段と、電子番組ガイド情報収集手段により収集したとされる電子番組ガイド情報を利用して、ユーザが視覚的に認識可能な所定の態様により番組表が出力されるようにするための番組表情報を作成するもので、通信品質検出手段により検出された通信品質に基づいて、放送コンテンツを再生出力可能なネットワーク対応装置が番組表において提示される番組としての放送コンテンツを再生出力した場合の再生品質を推定し、この推定した再生品質が番組表の内容に反映されるようにして上記番組表情報を作成する番組表作成手段とを備えて構成することとした。 【0008】 上記構成にあっては、本願発明の番組表作成装置は、放送コンテンツ送受信システムに接続される装置であることとされている。この放送コンテンツ送受信システムは、放送受信して得たコンテンツデータを通信網経由で送信するネットワーク対応装置と、通信網経由で受信取得したコンテンツデータを対象に所定動作を実行するネットワーク対応装置から成るものとしている。 そして、本願発明の番組表作成装置は、放送コンテンツ送受信システムとしてのネットワークから、自身や他のネットワーク対応機器にて取得可能とされる電子番組ガイド情報を収集して番組表情報(番組表データ)を作成する。そして、この際において、本願発明の番組表作成装置は、コンテンツデータの送受信が可能とされる所定のネットワーク対応装置の組の通信品質を検出する。ここで、或る番組を受信するネットワーク対応装置と、或る放送コンテンツを再生出力可能なネットワーク対応装置との通信品質が特定されれば、この放送コンテンツを再生出力可能なネットワーク対応装置が、上記或る番組の放送コンテンツのデータを受信して再生出力して得られる画像、音声などの品質も一義的に推定することが可能である。そこで、本願としては、通信品質の検出結果に基づいて、放送コンテンツのデータを受信して再生出力するネットワーク対応装置が、番組表に提示される番組としての放送コンテンツを再生出力した場合の再生品質を推定し、この再生品質が反映された内容の番組表情報を作成するものである。 【発明の効果】 【0009】 そして、上記のようにして、放送番組の再生品質が反映された内容の番組表情報が得られることで、例えばこの番組表情報に基づいて出力された番組表を見たユーザは、自分が視聴しようと思っている予定の番組について、どのネットワーク対応装置により再生すれば、どの程度の品質で再生されるのかを予め認識できることになる。つまり、放送番組を視聴できるシステムがネットワーク接続により構築される場合において有用とされる番組表を提供できるものである。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本願発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明を行っていく。本実施の形態が対応する放送コンテンツ送受信システムとしては、例えば家庭内において、ネットワーク経由でビデオ・オーディオコンテンツのデータを送受信可能に構築されたネットワーク(AVホームネットワーク)を例に挙げることとする。そのうえで、本実施の形態においては、本願発明としての番組表作成装置を、上記AVホームネットワークを形成するネットワーク機器(ネットワーク対応装置)の1つである、テレビジョン受像機に適用しているものとされる。 【0011】 図1は、本実施の形態としてのAVホームネットワークの構成例を示している。この図に示す例では二階建ての家屋1において、先ず、一階と二階のそれぞれにある部屋に設置されている各種機器をネットワーク回線により接続することで、1つのAVホームネットワーク10を構築することとしている。 そして、この場合のAVホームネットワーク10としての具体的なネットワーク構成としては、先ず、一階に設置されているネットワーク機器(ネットワーク対応装置)を有線ネットワーク回線11aにより接続すると共に、二階に設置されているネットワーク機器を有線ネットワーク回線12aにより接続したうえで、これらの有線ネットワーク回線11a、12aを無線ネットワーク回線13により接続することとしている。このような接続態様により、一階と二階にまたがって、ネットワーク機器が相互に通信可能なようにして、AVホームネットワーク10としてのネットワーク通信網が形成されることになる。なお、ここでは、有線ネットワーク回線11aにより相互接続されて形成されるネットワーク部分と、有線ネットワーク回線12aにより相互接続されて形成されるネットワーク部分とを、それぞれ、一階セグメント11、二階セグメント12ということにする。 【0012】 先ず、一階セグメント11においては、ネットワーク機器として、テレビジョン受像機21、ビデオ装置22、CATVチューナ23、プリンタ装置24、及び無線ブリッジ25が、有線ネットワーク回線11aと接続されている。 テレビジョン受像機21は、所定の放送キャリア(例えば地上波、BS放送、CS放送、CATVなどの放送波(放送信号)の別、あるいは同じ放送波における事業者、プラットフォームの別などを指す)の放送を受信可能なチューナを備えて、このチューナにより受信復調して得られたビデオコンテンツ(放送コンテンツ)として、ビデオ信号と、このビデオ信号に再生時間が同期したオーディオ信号を、それぞれ画像、音声として出力する。また、ネットワーク通信網を経由して送信されてくるビデオコンテンツのデータの他、外部ビデオ入力端子から供給されるビデオコンテンツの信号を入力して表示出力することが可能とされている。また、他のネットワーク機器からの要求に応じて、自身が受信して得たビデオコンテンツをネットワーク通信網経由で送信出力することも可能とされる。 【0013】 この場合のビデオ装置22は、ネットワーク通信網を経由して他の機器、装置から送信されてくるビデオコンテンツのデータを取り込んで、所定の記憶媒体(例えばHDD(ハードディスク)など)に記憶して保存させる機能を有するようにして構成される。つまり、ビデオ装置22は、AVホームネットワーク10上のテレビジョン放送受信機能を持つ機器が受信取得したビデオコンテンツのデータを記憶保存する機器とされる。なお、ビデオ装置22についても、所定の放送キャリアのテレビジョン放送を受信可能なチューナを備えた構成としてもよいのであるが、ここでは、テレビジョン放送の受信機能は備えていないものとする。 CATVチューナ23は、所定のケーブルテレビジョン放送を受信して得たビデオコンテンツデータを、ネットワーク通信網を経由して、データ要求元の機器に対して送信出力する。 【0014】 また、プリンタ装置25は、ネットワーク通信網を経由して他の機器から、印刷要求と共に送信されてくる印刷用データに応じて印刷動作を実行する。このネットワーク構成におけるプリンタ装置25としては、後述するようにして、例えばテレビジョン受像機21からの指示に応じて、番組表などを印刷することができる。 【0015】 無線ブリッジ25は、後述する二階セグメント12において備えられる無線ブリッジ29と、無線によるネットワーク通信を実行するようにされる。これにより、一階セグメント11と二階セグメント12とが、無線ネットワーク回線13により接続されることとなって、一階と二階にまたがるAVホームネットワーク10としての通信が可能となるものである。 【0016】 次に、二階セグメント12においては、ネットワーク機器として、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27、テレビジョン受像機28、及び無線ブリッジ29が、有線ネットワーク回線12aと接続されている。 衛星放送チューナ26は、所定の放送キャリアの衛星放送を受信復調して、ビデオコンテンツデータを得る。そして、このビデオコンテンツデータを、ネットワーク通信網を経由して、データ要求元の機器に対して送信出力する。 テレビジョン受像機27、28は、テレビジョン受像機21と同様に、所定の放送キャリアの放送を受信して、先ずは自身が、画像、音声として出力可能とされる。あるいは、外部のネットワーク機器に送信可能とされる。また、ネットワーク通信網を経由して送信されてくるビデオコンテンツのデータの他、外部ビデオ入力端子から供給されるビデオコンテンツの信号を入力して表示出力することが可能とされる。 また、無線ブリッジ29は、先にも説明したように、一階セグメント11の無線ブリッジ25と、無線によるネットワーク通信を実行するようにされる。 【0017】 ここで、例えば二階に設置される衛星放送チューナ26により放送を受信して得られるビデオコンテンツを、一階のテレビジョン受像機21により再生出力させる場合を考える。この場合には、テレビジョン受像機21が衛星放送チューナ26に対して、例えば番組などを指定してビデオコンテンツを要求するようにされる。この要求は、有線ネットワーク回線11a経由で無線ブリッジ25が受け取り、さらに無線ブリッジ29に対して無線により伝送され、有線ネットワーク回線12aを経由して衛星放送チューナ26にて受信される。 衛星放送チューナ26は、この要求の受信に応答して、テレビジョン受像機21に対して指定されたビデオコンテンツデータを送信する。このビデオコンテンツデータは、上記の要求の信号とは逆の経路で伝送され、テレビジョン受像機21により受信されることになる。テレビジョン受像機21は、受信したビデオコンテンツデータについて所定の再生信号処理を実行して、自身の表示部とスピーカ(あるいはヘッドフォン出力)により、画像音声の再生出力を行うようにされる。 【0018】 上記図1に示されるようなホームネットワークを構築するための規格としては、例えば、現状であれば、DLNA(Digital Living Network Alliance)を挙げることができる。DLNAは、周知のようにして、ビデオコンテンツ及びオーディオコンテンツのデータをやりとりするホームネットワークについてできる限りの汎用性が与えられることを目的とし、IPネットワークなどの既存の規格を基として規格化されたものである。しかしながら、本実施の形態としては、ホームネットワークを構築するための規格としては、DLNA以外が採用されてもよいものであり、特に限定されるべきものではない。また、1つのAVホームネットワーク10を、例えばEthernet(登録商標)やHDMI(High-Definition Multimedia Interface)などの複数のネットワーク規格を混在させて形成することも可能である。 【0019】 上記図1に示したAVホームネットワーク10において、テレビジョン放送を受信することのできる機器(以降、「テレビジョン放送受信機器」ともいう)は、テレビジョン受像機21、CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27,28の5台とされる。そして、この場合において、これらテレビジョン放送受信機器は、それぞれ、自身が受信可能とされている放送キャリアによる放送に関してのEPG(電子番組ガイド: Electrical Program Guide)の情報(EPGデータ)を取得可能であることとする。なお、EPGデータの取得については、例えば番組としてのビデオコンテンツとともにデータ放送や垂直ブランキング期間の挿入信号などとして多重化送出されてくるEPGデータを受信することが考えられる。また、図1には示されていないが、テレビジョン放送受信機器をインターネットなどと接続し、インターネット上に用意されたサーバから、EPGデータをダウンロードして取得できるようにすることも考えられる。 【0020】 そして、これらのテレビジョン放送受信機器のうち、少なくとも、テレビジョン受像機21については、自身が取得したEPGデータを利用して、電子番組ガイドとしての番組表を表示出力することが可能とされている。また、EPGデータを利用して作成した番組表の内容をプリンタ装置24により印刷させて出力することも可能とされている。つまり、番組表の出力としては、表示又は印刷により、ユーザにとって視覚的に認識できる態様によって行うものである。 また、他のテレビジョン放送受信機器である、CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27,28などは、それぞれ、例えばテレビジョン受像機21の要求に応じて、自身が取得したEPGデータをテレビジョン受像機21に対してネットワーク通信網を経由して送信出力することができるようにされている。そして、テレビジョン受像機21では、他のテレビジョン放送受信機器から送信されてきたEPGデータを受信して、受信したEPGデータごとの番組表を、表示あるいはプリンタ装置24に実行させる印刷により出力させることができる。 【0021】 ここで、上記したことによると、本実施の形態のテレビジョン受像機21は、自身を含めて、AVホームネットワーク10上に存在するテレビジョン放送受信機器からEPGデータを収集することが可能とされていることになる。 そこで、テレビジョン受像機21では、このようにして収集した、複数のテレビジョン放送受信機器のEPGデータを利用して、AVホームネットワーク10により受信可能な放送を統合した番組表(統合番組表)のデータを作成し、この番組表のデータに基づいた内容の番組表を、自身による表示、あるいはプリンタ装置24に実行させる印刷により出力可能に構成される。 【0022】 例えば、テレビジョン放送受信機器が個別に取得したEPGデータごとに基づいて番組表を作成する機能しか持たない場合、AVホームネットワーク10全体により受信視聴が可能な番組を把握しようとすれば、テレビジョン放送受信機器により取得したEPGデータごとに対応する番組表を切り換えて出力させていかなければならない。これに対して、本実施の形態のようにして統合番組表を出力可能に構成すれば、ユーザは、AVホームネットワーク10全体で受信可能な放送チャンネルや番組を一覧して把握することができる。つまり、これまでよりも効率的であり、また、ユーザにとっても利便性や有用性の高い番組表の提示が行えるものである。 【0023】 しかしながら、本実施の形態のAVホームネットワーク10が、テレビジョン放送受信機器などをネットワーク接続により形成されていることを考慮すると、実際にあっては、次のような問題が生じる可能性がある。 例えば、ホームネットワークに限らず、1つのネットワークとして扱われる通信網を形成するのにあたっては、複数のネットワーク通信規格が混在して採用されることがしばしばある。本実施の形態の場合であれば、図1に示されるようにして、AVホームネットワーク10は、一階セグメント11を形成する有線ネットワーク回線11aと、二階セグメント12を形成する有線ネットワーク回線12aと、これら有線ネットワーク回線11a,12aを相互接続する無線ネットワーク回線13との、3つのネットワーク回線が混在しているということがいえる。 この場合、有線ネットワーク回線11a,12aと、無線ネットワーク回線13とは、その通信方式が有線と無線で区別されることから、必然的に異なる通信規格を採用することにはなるのであるが、さらに、有線ネットワーク回線11a,12aの間でも、異なる通信規格が採用される可能性がある。つまり、図1に示される本実施の形態のAVホームネットワーク10では、最大で、3つの異なる通信規格が採用されている可能性があることになる。 そのうえで、ネットワーク通信規格にあっては、例えば、有線であればEthernet(商標登録)における100BASE-TXと10BASE-Tなどの関係にあるように、あるいは無線であれば、IEEE802.11b/gなどの無線LAN規格のように、複数の規格間で互換性を持たせている場合がしばしばある。このために、例えば一階セグメント11において、有線ネットワーク回線11aが上位の規格に対応しているとしても、そのうちの何らかの機器が、上位規格と互換性のある下位規格にしか対応していなければ、この機器との通信は、下位規格によって行われることになる。 このようにして、1つのネットワークは、複数のネットワーク規格が混在した環境で構築される可能性があるものとされる。そして、これまでの説明によれば、本実施の形態のAVホームネットワーク10としては、3以上のネットワーク規格による通信が混在する環境となる可能性がある、ということになる。 【0024】 そして、特に現状において、本実施の形態のAVホームネットワーク10のようにして放送受信により取得したビデオコンテンツのデータを送受信するのにあたっては、ネットワーク規格の違いによる通信品質が、相応に重要な意味を持つことになる。 つまり、ネットワーク規格が異なることに応じては、規定される通信速度や最大伝送距離などが異なってくることになる。一方で、AVホームネットワーク10においては、ビデオコンテンツとしての映像データをストリーミングにより送受信するようにされる。現状にあって、映像データは、比較的高速なデータ通信速度が要求されるものであり、また、特にストリーミング伝送の場合には、その通信の安定性についても高いものが要求される。つまり、相応に高い通信品質が要求される。さらに、映像データとしては、以前からのテレビジョン方式に対応するいわゆるSD(Standard Definition)といわれるものに加えて、HD(High Definition)といわれるより高画質な方式のものも扱うようになってきており、このようなHDの映像データを伝送するためには、さらに高い通信品質が要求される。 すると、AVホームネットワーク10におけるビデオコンテンツデータの送受信経路と、ビデオコンテンツデータの伝送に必要なデータレートの関係によっては、そのビデオコンテンツデータを伝送するのに必要とされる通信品質を満たせない場合も生じてくる可能性があることになる。 【0025】 具体例として、衛星放送チューナ26にて放送を受信して取得したHDソースのビデオコンテンツを他の機器に伝送する場合を想定してみる。 この場合において、先ず、二階セグメント12の有線ネットワーク回線12aと接続される機器同士の通信は、HDソースの伝送に対して充分な通信品質を有しているものとする。そのうえでテレビジョン受像機27、28がHDソースの再生に対応しているとすれば、これらの機器では、衛星放送チューナ26から送信されたHDソースのビデオコンテンツデータを受信して、HDソースの画像品質により表示出力させることが可能であることになる。 これに対して、有線ネットワーク回線11aと有線ネットワーク回線12aを接続する無線ネットワーク回線13に関しては、例えば、その伝送速度がHDソース伝送に必要なデータレートよりも小さかったり、あるいは、伝送距離が許容範囲を越えているなどの理由で、HDソースのビデオコンテンツデータを伝送するのに充分な性能(通信品質)を有していないものとする。すると、衛星放送チューナ26にて受信取得されたHDソースのビデオコンテンツを、一階セグメント11と接続されるテレビジョン放送受信機器21に受信させて表示出力させようとした場合には、例えば再生出力される画像が途中で途切れたり乱れたりするなどの状態を生じやすくなってしまう。そこで、例えば、ビデオコンテンツデータの送受信時において、ビデオコンテンツデータの解像度をより小さいものに変換したり、あるいはHDソースからSDソースにダウンコンバートしたりするなどして、データレートを低下させるようにする。これにより、例えば画像品位はHDよりも劣ったり、より小さい画サイズにはなったりはするものの、再生途中での画像の乱れについての解消が期待されることになる。しかしながら、いずれにせよ、AVホームネットワーク10としては、実際の通信動作に対応するネットワーク規格や、通信距離などの物理的な要因などにより、ビデオコンテンツについて本来の再生品質により再生出力することができない可能性がある、ということがいえる。 【0026】 上記したようなことを前提にすると、ビデオコンテンツについての再生品質についての情報を、ユーザが予め把握しておくことができれば、ユーザにとっては有利であり好ましいということがいえる。再生品質が予め分かっていれば、例えば、ユーザは、自分が視聴しようと思っているチャンネル、番組などを、どの機器で再生出力させて視聴することが妥当であるのかを、前もって適切に判断できるからである。 例えば、先の具体例である、衛星放送チューナ26にて放送を受信して取得したHDソースのビデオコンテンツを他の機器に伝送する場合に対応させてみると、先ず、二階セグメント12に接続されているテレビジョン受像機27、28によっては、衛星放送チューナ26から伝送されてきたHDソースのビデオコンテンツデータを通常に再生できるだけの良好な再生品質を有していることになる。これに対して、一階セグメント11に接続されているテレビジョン受像機21では、上記よりも再生品質が劣り、例えばデータレートをより小さくして伝送しなければ安定した再生ができない程度のものであることになる。 そして、このような再生品質に関する情報をユーザが予め把握できるようにすれば、ユーザにとっては、視聴に使用するテレビジョン受像機を予め決めることができることになって、それだけ便利なものになる。 例えばユーザが、衛星放送チューナ26にて受信できる或る番組について、できる限り安定した高画質で視聴したいと思っているとする。この場合において、上記の再生品質が予め分かっていれば、二階セグメント12におけるテレビジョン受像機27、28の何れかにより視聴すればよい、つまり、そのときには二階に上がって視聴することが良いのであると、ユーザは判断できることになる。あるいは、適当に流し見程度で視聴できていればよいと思えば、わざわざ二階に上がらずに、一階のテレビジョン受像機21により視聴すればよいと判断することができるわけである。 【0027】 そこで、本実施の形態のテレビジョン受像機21としては、AVホームネットワーク10においてコンテンツを再生可能な機器(コンテンツ再生機器、図1の構成ではテレビジョン受像機21、27、28)ごとについての、放送により受信取得されるビデオコンテンツを再生した場合の再生品質を示す情報を、先に述べた統合番組表に盛り込むようにされる。これにより、ユーザは、統合番組表を見て、AVホームネットワーク10により視聴可能な番組の放送スケジュールを把握すると共に、例えば視聴しようと思う番組についての、コンテンツ再生機器ごとの再生品質を把握できることになる。 【0028】 このようにしてテレビジョン受像機21により作成され、表示又は印刷により出力された統合番組表の基本的な内容例を、図2に示す。 この図に示される統合番組表は、先ず、領域全体の上側から下側にかけて、それぞれ、局表示領域Y1、再生品質表示領域Y2、番組スケジュール表示領域Y3に分割される。また、領域全体の左から右にかけては、時間帯領域X0と、局表示領域Y1に表示される放送局ごとに対応する局単位領域X1〜Xnとに分割される。 例えばユーザが、「ABテレビ」という放送局の番組の放送スケジュールを確認、把握しようとする場合には、局表示領域Y1において「ABテレビ」と示されている列である局単位領域X1に交差する番組スケジュール表示領域Y3に示されている番組を、時間帯領域X0に示される時間帯と対照させて見るようにされる。 【0029】 そして、コンテンツ再生機器ごとの再生品質についての情報は、再生品質表示領域Y2により示されることになる。 再生品質表示領域Y2としては、先ず、時間帯領域X0に対応する列位置において、AVホームネットワーク10におけるコンテンツ再生機器の名称が示される。この図では、上から下にかけて順に、「1階居間TV」「2階子供部屋TV」「2階寝室TV」のようにしてコンテンツ再生機器に付したとされる名称が示されている。なお、例えば本実施の形態のAVホームネットワーク10に対応するネットワーク規格にあっては、AVホームネットワークを形成するネットワーク機器に対して、所定の使用可能文字や文字数の制限範囲内で、ユーザ操作に応じて任意に名称を設定登録することが可能とされている。再生品質表示領域Y2において上記のようにして示されるコンテンツ再生機器の名称は、このような名称の設定登録機能により、例えば、図1に示したテレビジョン受像機21、27、28ごとに対して設定されたものとされる。 そして再生品質表示領域Y2においては、上記のコンテンツ再生機器の名称のそれぞれに対応させて、放送局ごとについての再生品質が示されている。つまり、再生品質表示領域Y2と交差する局単位領域X1ごとに、コンテンツ再生機器の名称のそれぞれに対応して再生品質が示される。 あくまでも一例であるが、ここでは再生品質を、◎,○,△のようにして、記号によって段階的に示している。この場合には、◎が例えば本来の映像ソースのフォーマット品位により良好に表示することのできるとされる、最良の再生品質を示し、○が、例えば本来の映像ソースのフォーマット品位では充分に良好とはいえないが、視聴に問題はない程度の再生品質であることを示し、△は、ネットワークの通信状態によっては若干の画像の乱れを生じる可能性があるとされる程度の再生品質であることを示すものとされる。 すると、例えばテレビCDの放送局の番組についてであれば、1階居間TVについては○、2階子供部屋TVについては◎、2階寝室TVについては○で示される再生品質により視聴可能である、ということが把握できることになる。 【0030】 ところで、本実施の形態のような統合番組表は、AVホームネットワーク10における複数のテレビジョン放送受信機器から収集したEPGデータを利用して作成されるので、この統合番組表において一覧的に提示される放送局のそれぞれは、必ずしも同じ放送キャリアにより放送されているものとは限らない。つまり、必ずしも同じテレビジョン放送受信機器により受信されるものとは限らない。 一具体例として、局単位領域X1に対応する放送局(チャンネル)であるABテレビは、1階のCATVチューナ23によってのみ受信可能とされているのに対して、局単位領域X2に対応する放送局であるテレビCDは、二階の衛星放送チューナ26によってのみ受信可能とされるものである。そしてこのことは、放送局が特定されることに応じてそれを受信するテレビジョン放送受信機器が特定されるという、放送局とテレビジョン放送受信機器との対応関係が存在することも示している。 また、先に説明したように、AVホームネットワーク10におけるコンテンツ再生機器ごとの再生品質の決定要因の主たるものは、サーバとなるテレビジョン放送受信機器と、プレーヤであるコンテンツ再生機器とによって決まるとされる通信経路についての通信速度、通信安定度(通信品質)などとされる。このことからすると、統合番組表においては、放送局単位で、コンテンツ再生機器ごとの再生品質を示せば、ほぼ信頼性のある再生品質の情報を提示できていることになる。 また、統合番組表の本来的な利点は、AVホームネットワーク10に接続されている個々のテレビジョン放送受信機器にとらわれずに、AVホームネットワーク10全体として受信可能な放送の番組表を一覧できることにあるが、上記のようにして、再生品質に関しては、個々のテレビジョン放送受信機器とコンテンツ再生機器との関係によって決まってしまうので、ユーザとしても、再生品質を意識するときには、放送局がどのテレビジョン放送受信機器により受信されるものなのかを意識せざるを得ない。 そこで、上記図2のようにしてコンテンツ再生機器ごとの再生品質を、放送局ごとに対応させて示すこととすれば、統合番組表としての本来の利点を生かしながら、再生品質についても有効に提示できることになるものである。 【0031】 ただし、例えば、同じ放送局であっても、ある番組についてはHDのフォーマットで送出し、ある番組についてはSDのフォーマットで送出するというように、ビデオコンテンツデータのフォーマットを変更して放送を行うことが可能性として考えられる。 先に述べたように、再生品質は、通信経路の通信品質と、伝送されるデータのデータレートとの関係によって決まるものであるということが厳密にはいえるので、上記のようにして、例えば画質品位フォーマットを切り換えての放送が行われた場合、同じ放送局と同じコンテンツ再生機器との関係であっても、番組ごとに再生品質が変わり得ることになる。このようなことを考慮すれば、統合番組表の表示態様として、番組ごとに対応して再生品質を提示できるようにすることも有効であり、本実施の形態の変形例として考えられるものである。 【0032】 また、先に説明したように、本実施の形態のAVホームネットワーク10では、ビデオ装置22を備えることで、テレビジョン放送受信機器により放送を受信して取得したビデオコンテンツのデータをビデオ装置22に伝送して記憶保存させることが可能とされている。そのうえで、本実施の形態のビデオ装置22は、番組予約録画機能が与えられているものとする。この番組予約録画機能は、例えば統合番組表などに対する録画予約設定操作に応じて、ビデオ装置22が、録画予約設定を行うようにされる。この録画予約設定の情報としては、例えば録画すべき番組を受信するチャンネル(放送局)と、その放送局を受信させるテレビジョン放送受信機器を特定する情報、及び録画すべき番組についての開始時刻及び終了時刻などとされる。また、他には録画として保存するときのデータレート(画像品質)なども含まれて良い。 そして、ビデオ装置22では、上記のようにして設定される録画予約情報を保持しておくようにされたうえで、この録画予約情報に基づいて、AVホームネットワーク10上のテレビジョン放送受信機器にて受信取得される放送コンテンツを録画ソースとして取り込んで記憶保持する、録画予約としての動作を実行するようにされる。 【0033】 ここで、録画予約された番組(ビデオコンテンツデータ)の録画を正常に終了させることを考慮した場合、その放送番組を受信中にあるテレビジョン放送受信機器については、不用意にチャンネルの切り換えなどが行われないようにすることが必要になる。このことを考慮して、本実施の形態のAVホームネットワーク10としては、録画予約番組を受信するものとして指定されたテレビジョン放送受信機器については、その録画予約番組を受信している間は、ビデオ装置22以外の他の機器に対して、ビデオコンテンツデータを送信しないように制限をかけることとしている。つまり、ビデオ装置22による予約録画設定に応じて放送を受信しているテレビジョン放送受信機器がある場合、このテレビジョン放送受信機器にて受信している番組を、他のコンテンツ再生機器などにより視聴することはできないようにされている。換言すれば、録画予約が行われた場合、その録画予約を実行する時間内においては、録画番組を受信する機器(チューナ)は、ビデオ装置22によって占有されることとしているものである。 ただし、録画予約された番組を放送している放送局は、予約録画番組を受信するものとして指定された以外のテレビジョン放送受信機器によっても受信可能とされている場合がある。また、予約録画番組を受信するものとして指定されたテレビジョン放送受信機器であっても、2以上のチューナ部を備えており、予約録画番組の受信時において使用される以外のチューナが、特に他の機器によって占有されていないのであれば、このチューナを、他のコンテンツ再生機器などは利用できることになる。 つまり、AVホームネットワーク10においては、ビデオ装置22に登録される録画予約設定の内容に応じて、コンテンツ再生機器により視聴可能な番組に制限が与えられる場合がある。このような、番組視聴に関する現時点よりも未来の情報についても、例えば統合番組表により提示されれば、それだけユーザにとっての利便性が高まり、付加価値も高いものとなる。 【0034】 そこで、上記したようなことを考慮して、統合番組表についての他の例として、番組ごとに対応して再生品質を提示すると共に、ビデオ装置22による録画予約状況に応じた番組視聴制限の情報を提示するようにした場合の内容例を図3により示す。なお、図3において、図2と同一とされる部分については同一符号を付して説明を省略する。 先ず、図3の統合番組表にあっては、図2において示されていた再生品質表示領域Y2は省略されている。そして、その代わりに、番組スケジュール表示領域Y3における番組領域ごとに、再生品質指示領域部100が含められるようにして示されている。例えば、図におけるABテレビの局単位領域X1における11時台の番組領域の再生品質指示領域部100には、カタカナの「リ」の文字を○で囲った記号と、漢字の「子」の文字を○で囲った記号と、漢字の「寝」の文字を△で囲った記号が示されている。カタカナの「リ」の文字は、1階居間(リビング)TVを示すもので、漢字の「子」の文字は、2階子供部屋TVを示し、漢字の「寝」の文字は、2階寝室TVを示す。そして、このコンテンツ再生機器を示す文字を○で囲っている場合には、そのコンテンツ再生機器により、この番組を再生出力させた場合の再生品質は、一定条件を満たす程度に良好であることを示している。また、△で囲っている場合は、○で囲っている場合よりは劣るとされる或る一定水準範囲の再生品質であることを示している。 【0035】 また、図3において、ABテレビに対応する局単位領域X1における11時台の番組領域と、テレビCDに対応する局単位領域X2における同じ11時台の番組領域には、録画状況指示領域部101が含められるようにして示されている。 この録画状況指示領域101において示される視覚的な提示態様の具体例については多様に考えられるので、ここでの説明は省略するが、その内容としては、現時点において、その番組についての録画予約設定が行われていることと、この番組の放送局を受信可能なチューナとして、この番組の放送時間における占有の予約がされていないものの数(つまり、この番組の放送時間において、この番組のコンテンツデータを受信してリアルタイムで再生可能なコンテンツ再生機器の数に対応する)を、少なくとも示すようにされる。 例えば、局単位領域X1における録画状況指示領域101は「録 0」と示されているが、これは、その番組が予約録画設定されており、この番組をリアルタイムに再生できるためのチューナは残っていない(0である)ことを示している。一方、局単位領域X1における録画状況指示領域101については「録 1」と示されているので、これにより、その番組が予約録画設定されており、この番組をリアルタイムに再生できるためのチューナは1つ残っていることを示していることになる。 【0036】 なお、本実施の形態では、チューナが占有されることによる番組視聴の制限は、予約録画が実行されているときだけではなく、単に、或るテレビジョン放送受信機器にて受信取得したビデオコンテンツを、或るコンテンツ再生機器により受信して再生取得しているときにも行われるものとされる。その理由であるが、或るコンテンツ再生機器により番組を再生出力しているときに、不意に他のコンテンツ再生機器などによってチャンネルが切り換えられてしまうと、それまで番組を視聴していたユーザにとっては予期せずしてチャンネルが切り換わることになって好ましくないからである。 そこで、図3には示していないが、現在放送中の番組を含んで統合番組表を表示させる場合にも、現在の視聴状況を、予約録画状況と同様にして統合番組表に反映させることが考えられる。つまり、現在放送中の番組を再生出力しているコンテンツ再生機器の有無、数などの情報と、その番組を再生出力可能な他のコンテンツ再生機器の数などを提示するものである。このような情報を提示して、AVホームネットワーク10における現在の番組視聴状況が把握できるようにすることも、ユーザにとっては有用である。 【0037】 以降、本実施の形態のテレビジョン受像機21により、上記図2あるいは図3に示したような番組表を出力可能とするための技術構成例について説明を行っていくこととする。 先ず、図4により、テレビジョン受像機21の内部構成例について説明する。 インターフェイス31は、AVホームネットワーク10に対応するネットワーク通信網と接続するためのインターフェイス機能部であり、例えばネットワーク通信網と接続して通信を行うための、物理層に対応するハードウェアデバイスと、所定のソフトウェア階層に対応するプログラムとにより構成される。 【0038】 アンテナ32から表示部37までの系は、所定放送キャリアのテレビジョン放送を受信選局して最終的に画像として表示出力させるための部位となる。 アンテナ32により所定の放送キャリアの放送波を受信して得られた信号(受信信号)は、チューナ部33に入力される。チューナ部33では、例えば制御部50の選局制御(チャンネル指定)に従って選局処理を行うことで、受信信号から、指定された放送局(チャンネル)に対応する受信信号成分を得るようにされる。このとき、制御部50は、例えば操作部51に対して行われた選局操作などに応じて指定されたチャンネルが選局されるようにして制御を実行する。チューナ部33にて得られた指定チャンネルの受信信号成分は、復調部34に入力される。復調部34では、例えば入力された信号について、送出時に施された変調に対する復調処理を実行してベースバンド信号を得るようにされる。この場合、ベースバンド信号としてのビデオデータは、圧縮符号化されているものとされる。そこで、信号処理部35においては、先ず、この圧縮符号化されたビデオデータに対する復号(伸長)処理を実行し、所定形式のビデオデータを得るようにされる。そのうえで、さらに、例えば必要に応じて他の各種所要の信号処理を施すようにされる。このような信号処理としては、例えばビデオデータについての水平/垂直画素数を、表示部27としての表示デバイスの水平/垂直画素数に適合させるようにして変換する、いわゆる画素数変換処理や、走査方式をインタレース方式とプログレッシブ方式との間で変換する、いわゆるIP変換処理などを挙げることができる。また、画質調整などのための信号処理も実行可能とされる。 また、放送信号に対してスクランブル処理が施されている場合には、例えば上記チューナ部33から信号処理部35までの系における所定段階において、スクランブル処理に対する復調処理部を設けるようにされる。 【0039】 信号処理部35にて復号処理が施された後のビデオデータは、表示駆動部36に対して出力される。表示駆動部36では、入力されたビデオデータを利用して、表示部37としての表示デバイス種別と、その駆動方式に適合した表示用ドライブ信号を生成し、この表示用ドライブ信号により表示部37の表示デバイスを駆動するようにされる。これにより、選局したチャンネルのテレビジョン放送の画像が表示されることになる。なお、確認のために述べておくと、実際のテレビジョン放送としては、放送番組のビデオコンテンツとして、ビデオデータと共に、このビデオデータに再生時間が同期するオーディオデータも送出するようにされており、テレビジョン受像機21では、これに応じて、ビデオデータの画像とともに、音声も同期させて出力するように構成されるものである。しかしながら、ここでは、例えば説明を簡単で分かりやすいものとすることの便宜上、画像と同期して音声を再生出力するための系については図示を省略している。 【0040】 なお、表示部37として採用されるディスプレイデバイスについては、特に限定されるべきものではないが、現状であれば、例えば、陰極線管、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、FED(Field Emission Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどを挙げることができる。 【0041】 また、本実施の形態のテレビジョン受像機21は、ネットワーク通信網を経由して接続された他の映像機器から転送させたビデオコンテンツのデータをインターフェイス21により取り込んで、このビデオコンテンツデータの画像を表示部27により表示させる(音声も同時に出力させる)ことが可能とされている。 このためには、先ず、テレビジョン受像機21がプレーヤとして、ネットワーク通信網を経由して接続されるサーバとしての他の映像機器に対して、ビデオコンテンツを指定したうえで、その送信を要求するようにされる。図1との対応では、テレビジョン受像機21がビデオコンテンツの送信要求を行う対象(サーバ)とすることのできる機器としては、ビデオ装置22、CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27、28の何れかとなる。 【0042】 CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27、28などがサーバとなる場合には、プレーヤであるテレビジョン受像機21では、ビデオコンテンツを要求するのに際して、受信チャンネルを指定することになる。この要求のために、テレビジョン受像機21においては、制御部50の制御により、インターフェイス31からサーバに対して、チャンネル指定と共にビデオコンテンツの要求を送信させる。この要求を受信したCATVチューナ23、衛星放送チューナ26、あるいはテレビジョン受像機27、28は、プレーヤから指定されたチャンネルを受信選局して得たビデオデータについて、ネットワーク通信網の規格に適合したパケット化などを行って、ネットワーク通信網による伝送に適合した送信信号形式に変換して、要求元のプレーヤに対して送信するようにされる。 また、ビデオ装置22がサーバとなる場合、プレーヤであるテレビジョン受像機21は、ビデオコンテンツの要求として、ビデオ装置22において保存管理されている録画済みのビデオコンテンツ(録画コンテンツ)のうちから、ある1つのものを指定するようにされる。この指定に応じて、ビデオ装置22では、録画コンテンツを保存管理している記憶部(例えばHDD(ハードディスク)など)から指定された録画コンテンツのデータを読み出してパケット化などの処理を施し、ネットワーク通信網を経由してテレビジョン受像機21宛に送信出力するようにされる。なお、ここでのネットワーク通信網を経由して送受信されるビデオコンテンツは、ストリーミング形式により再生出力すべきものとされる。 【0043】 プレーヤであるテレビジョン受像機21は、送信されてくるパケットについて、逐次、アンパケットの処理を実行していくことでビデオコンテンツとしての時系列的なデータを取り出すようにされる。そして、このビデオコンテンツのデータ形式に従って、必要があれば圧縮符号化に対する復号処理などを信号処理部35に実行させたうえで、表示駆動部36に対してビデオコンテンツのビデオデータを出力するようにされる。そして、表示駆動部36が、入力されたビデオデータにより表示部37を駆動することで、表示部37の画面には、サーバ(CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27、28、ビデオ装置22など)から送出されてきた放送番組の画像、又は録画コンテンツの画像が表示されることになる。 【0044】 また、AVホームネットワーク10においては、テレビジョン受像機21がサーバとして動作する場合もある。 テレビジョン受像機21がサーバとして動作する場合の1つとしては、ビデオ装置22がテレビジョン受像機21にて受信した放送番組のビデオコンテンツを受信取得して記憶保存(録画)する場合を挙げることができる。つまり、この場合のビデオ装置22は、ネットワーク通信網を経由して接続されている他の映像機器から送信出力させたビデオコンテンツを受信して、録画することができるようになっている。そして、図1のネットワーク構成のようにして、ビデオ装置22以外のサーバとしての映像機器が、CATVチューナ23、衛星放送チューナ26、テレビジョン受像機27、28などとされて、テレビジョン放送受信機能を持つもの(テレビジョン放送受信機器)である場合、録画のためのビデオコンテンツを要求することに応じて、サーバは、要求されたビデオコンテンツとしての番組を放送するとされるチャンネルを受信選局し、これにより得られたビデオコンテンツのデータを、プレーヤであるビデオ装置22に対して送信するようにされる。テレビジョン受像機21がサーバとされてビデオコンテンツが要求された場合には、例えば制御部50は、指定されたビデオコンテンツを特定するコンテンツIDなどの情報に基づいて、そのビデオコンテンツを放送するチャンネルを、チューナ部33により受信選局させる。そして、これにより得られたビデオコンテンツのデータを、インターフェイス31からネットワーク通信網を経由させて、プレーヤであるビデオ装置22宛に送信出力する。 【0045】 制御部50は、例えばCPU、ROM、RAMなどが組み合わされて成るマイクロコンピュータを備えて構成され、各種の制御処理を実行する。なお、制御部50がテレビジョン受像機21内部の各部と通信を行うときには、内部バス52を使用する。 また、この場合の操作部51は、テレビジョン受像機21の本体に設けられる各種操作子と、この操作子に対して行われた操作に応じた操作信号を発生して制御部50(CPU)に出力する操作信号出力部とを一括して示している。また、テレビジョン受像機21が、リモートコントローラによって操作を行えるように構成されている場合には、このリモートコントローラと、本体側においてリモートコントローラから送信された操作コード信号を受信し、操作信号として制御部50に出力する受信部なども、操作部51に含められることになる。 【0046】 また、本実施の形態のテレビジョン受像機21としては、統合番組表のデータを作成するために、EPGデータ収集/記憶部41、EPGデータ統合処理部42、統合EPGデータ記憶部43、番組表データ作成部44、番組表データ記憶部45、通信品質判定部46、通信品質情報記憶部47、録画予約状況認識部48、録画予約状況情報記憶部49を備える。 【0047】 先に説明したように、本実施の形態のAVホームネットワーク10において、少なくともテレビジョン放送を受信可能な機器は、自身が受信可能な放送キャリアに対応して提供されるEPGデータを受信して取得することが可能とされている。EPGデータ収集/記憶部41は、AVホームネットワーク10において、上記のようにして、EPGデータを取得して保持しているとされる機器に対してEPGデータの要求を行ってEPGデータを収集する。なお、この場合には、テレビジョン受像機21自体も、放送を受信可能とされており、自身も受信可能な放送キャリアに対応するEPGデータを取得して保持しているとされる。そこで、EPGデータ収集/記憶部41がEPGデータを収集するのにあたっては、他機のEPGデータと共に、自機のEPGデータについても収集するようにされる。 そして、EPGデータ統合処理部42により、上記のようにして収集したEPGデータを所定のデータ形式、構造により統合する処理を実行して、1つの統合EPGデータの情報を得るようにされる。そして、この統合EPGデータを、EPGデータ記憶部43において記憶保持させる。 【0048】 また、通信品質判定部46は、例えばAVホームネットワーク10に接続される他の機器と、所定のプロトコル、コマンドによる通信を実行することで、AVホームネットワーク10上に存在する全てのテレビジョン放送受信機器とコンテンツ再生機器との1対1の組み合わせについての通信品質を判定するようにされる。 この通信品質の判定の仕方としては、いくつか考えることができるが、先ず、1つには、実際に、テレビジョン放送受信機器とコンテンツ再生機器の組み合わせごとにデータ送受信を実行させて、そのときのデータレート、エラーレートなどの、通信速度、通信安定度などを示し得るとされる具体的な値を検出し、これらの検出した値に基づいて、通信品位を判定するようにするものである。 また、もう1つには、より簡易な手法として、いわゆるネットワークトポロジなどともいわれるネットワーク構成がどのような形態であるのかを検出し、この検出したネットワーク形態から、テレビジョン放送受信機器とコンテンツ再生機器の組み合わせごとの通信品位を推定するものである。 例えば、図1の場合であれば、検出すべきAVホームネットワーク10のネットワーク構成についての事柄として、一階セグメント11の有線ネットワーク回線11aと、二階セグメント12の有線ネットワーク回線12aとを無線ネットワーク回線13により接続したものであるということを検出したうえで、有線ネットワーク回線11a、12aを形成している有線LAN規格や、無線ネットワーク回線13を形成している無線LAN規格が何であるのかなどを検出するようにされる。例えば、最大通信速度は、LAN規格に応じて決められていることから、上記のようにしてネットワーク回線を形成している規格が検出されることで、各ネットワーク回線における標準的な通信速度も推定することが可能である。そして、例えばこのような通信速度に基づいて、テレビジョン放送受信機器とコンテンツ再生機器の組み合わせごとについての通信品位を推定して設定することが可能とされるものである。 なお、上記したようなネットワーク構成の検出は、所定のプロトコルにより規定されるコマンドなどを利用して、例えば、有線ネットワーク回線11a、12aのそれぞれに接続される機器ごとが対応するLAN規格が何であるのかという情報を取得し、また、無線ブリッジ25、29などから提供される無線LAN規格に対応した自身のプロフィールを示す情報などを取得することにより実現できる。 上記のようにして、通信品質判定部46により判定された通信品質情報は、通信品質情報記憶部47にて記憶保持するようにされる。 【0049】 また、録画予約状況認識部48は、図1のビデオ装置22のようにして、AVホームネットワーク10においてテレビジョン放送受信機器により受信した放送番組のコンテンツデータを予約録画可能な機器において保持されている録画予約設定情報を収集し、この収集した録画予約設定情報の内容から、現時点におけるAVホームネットワーク10における放送番組についての録画予約状況を認識するようにされる。つまり、予約録画可能な機器が保持しているとされる録画予約情報としては、予約録画すべき番組(チャンネル)を示す情報と、この番組を受信させるテレビジョン放送受信機器と、録画開始時刻、録画終了時刻の情報などから成るものとされるが、これらの情報要素により、AVホームネットワーク10においては、現時点以降において、どの番組が録画予約対象とされており、また、録画予約対象とされた番組を受信するテレビジョン放送受信機器がどれであるのかなどについての、録画予約の状況を認識できることになる。録画予約状況認識部48では、このようにして、録画予約の状況についての認識を行い、認識した録画予約の状況を示す情報である録画予約情報を、録画予約状況情報記憶部49にて保持させるようにする。 【0050】 これまでの説明のようにして、本実施の形態のテレビジョン受像機21においては、統合EPGデータ、通信品質情報、及び録画予約状況情報を取得して記憶保持するようにされる。そして、これらの情報を利用して、番組表データ作成部44により、統合番組表データを作成するようにされる。 つまり、先ず、番組表データ作成部44は、統合EPGデータ記憶部43に保持されている統合EPGデータを利用することで、統合番組表としての基本的な内容である、所定の選択基準に従って選択したとされる放送局の番組スケジュールを提示するための、統合番組表データの内容を作成するようにされる。 そのうえで、さらに番組表データ作成部44は、通信品質情報記憶部47に保持されている通信品質情報を取り込み、これを利用して再生品質情報を生成するようにされる。例えば図2の統合番組表を作成する場合に対応しては、統合番組表に提示されるチャンネル単位とコンテンツ再生機器ごとの対応による再生品質情報を生成する。そして、この生成した再生品質情報を利用して、図2の統合番組表における再生品質表示領域Y2に相当する部分のための番組表データの内容を作成するようにされる。あるいは、図3の統合番組表を作成することとされている場合には、統合番組表に提示される番組単位とコンテンツ再生機器ごとの対応による再生品質情報を生成し、再生品質指示領域部100としての提示が行われるようにするための統合番組表データの内容を作成する。 さらに、図3の統合番組表に示した録画状況指示領域101のようにして、番組単位に対応させて録画状況を提示しようとする場合においては、番組表データ作成部44は、録画予約状況情報記憶部49から取り込んだ録画予約情報を利用することで、例えば録画状況指示領域101としての内容が統合番組表にて提示されるようにするための統合番組表データの内容を作成するようにされる。 このようにして、番組表データ作成部44によっては、例えば図2あるいは図3などに例示したような態様の統合番組表を提示するための元となるデータである、統合番組表データが作成されることになる。この統合番組表データは、番組表データ記憶部45にて保持するようにされる。 【0051】 そして、テレビジョン受像機21では、上記番組表データ記憶部45にて記憶保持しているとされる番組表データを利用して、統合番組表を視覚的に認識可能なようにして、自機又は他機による表示、又は印刷により出力させることが可能とされている。なお、このような統合番組表の出力は、例えば、ユーザによるテレビジョン受像機21に対する所定操作に基づく統合番組表の出力指示、あるいは、他の機器に対する操作などに応じて他の機器により行われる統合番組表データの要求などに応じて行うようにされる。 【0052】 先ず、テレビジョン受像機21が、自身の表示部37により統合番組表を表示出力させるためには、例えば制御部50が番組表データ記憶部45にて記憶されている統合番組表データを読み込んで、画像表示に適合した形式の表示用画像データに変換したうえで、例えば信号処理部35に伝送して表示出力を指示するようにされる。これに応じて、信号処理部35では、入力された統合番組表の表示用画像データについて所定の処理を施して、表示駆動部36に転送するようにされる。これにより、統合番組表の画像が表示部37にて表示されることになる。 また、他のテレビジョン受像機27、28など他のコンテンツ再生機器などにより統合番組表を表示出力させるためには、例えば制御部50は、番組表データ記憶部45にて記憶されている統合番組表データを読み込んで、AVホームネットワーク10上での伝送に適合した統合番組表の表示用画像データを生成し、これをインターフェイス31経由で、例えば統合番組表データの要求元とされるコンテンツ再生機器に対して送信出力させる。そして、統合番組表データを受信したコンテンツ再生機器では、統合番組表を表示出力するようにされる。 【0053】 また、印刷により統合番組表を出力すべきときには、テレビジョン受像機21においては、制御部50により、番組表データ記憶部45にて記憶されている統合番組表データを読み込んで、プリント出力に適合した統合番組表データを作成するようにされる。 例えば本実施の形態のAVホームネットワーク10におけるネットワーク通信網を経由したネットワークプリントシステムでは、プリンタ装置24によりプリント(印刷)を実行させるにあたり、プリンタ装置24に対して印刷画のイメージに対応する画像データを転送するのではなく、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語によりプリント内容を指定する言語記述ファイルなどととともに、リンク先の画像データなどが付加されて成る印刷用データを用意し、これを転送するようにされる。従って、テレビジョン受像機21としても、統合番組表データを印刷出力するために、プリンタ装置24に印刷実行を命令するときには、このような言語記述ファイルに基づいた印刷用データを作成し、これをプリンタ装置24に送信するようにされる。 そして、プリンタ装置24では、言語記述ファイルのマークアップ言語を解析して再生する機能を有しており、例えば、印刷用データの言語記述ファイルを解析して、リンク画像を貼り付けたり、指定のフォントを選択して使用したり、指定のレイアウトに従って画像、文字などを配置させたりして印刷用の画像データを生成し、印刷を実行するようにされる。これにより、統合番組表としての画内容が印刷により出力されることになる。 なお、リンク画像などについては、インターネットなどを経由して、言語記述ファイルに記述されるURL(Uniform Resource Identifiers)にアクセスして取得させたりすることも可能とされる。 【0054】 また、上記図4に示した統合番組表データ作成のための機能部である、EPGデータ収集/記憶部41、EPGデータ統合処理部42、統合EPGデータ記憶部43、番組表データ作成部44、番組表データ記憶部45、通信品質判定部46、通信品質情報記憶部47、録画予約状況認識部48、録画予約状況情報記憶部49のうち、EPGデータ収集/記憶部41、統合EPGデータ記憶部43、番組表データ記憶部45、通信品質情報記憶部47、及び録画予約状況情報記憶部49などについては、例えば実際においては、制御部29内において備えられるとされる、RAMなどの記憶装置が有するものとされればよい。RAMは揮発性の記憶領域となるが、これらの記憶部に記憶保持される情報のほとんどは、時間経過に応じて更新される可能性がある。従って、これらの情報については、電源が投入されて起動したときに、再度取得することが妥当であり、従って、不揮発性の記憶領域に保持しておくべき必要性は必ずしも無いということがいえる。もちろん、特段に不都合を生じない限りは、不揮発性の記憶領域に保持させておくこととしても構わない。 また、同じく、EPGデータ収集/記憶部41、EPGデータ統合処理部42、統合EPGデータ記憶部43、番組表データ作成部44、番組表データ記憶部45、通信品質判定部46、通信品質情報記憶部47、録画予約状況認識部48、録画予約状況情報記憶部49のうち、EPGデータ収集/記憶部41におけるEPGデータの収集機能、EPGデータ統合処理部42、番組表データ作成部44、通信品質判定部46、及び録画予約状況認識部48などとしても、例えば、制御部50におけるCPUがプログラムを実行することで実現される機能とされてよいものである。 【0055】 次に、図5により、テレビジョン受像機21にとってのEPGデータの収集先となる他のテレビジョン放送受信機器の代表例として、衛星放送チューナ26の構成例について示しておくこととする。 図5に示す衛星放送チューナ26において、先ず、インターフェイス61は、例えばテレビジョン受像機21のインターフェイス31と同様に、AVホームネットワーク10に対応するネットワーク通信網と接続するためのインターフェイス機能部として構成される部位である。 【0056】 また、アンテナ62によっては、衛星放送チューナ26が対応する所定の衛星放送キャリアの放送波を受信し、その受信信号をチューナ部63が入力する。チューナ部43及びその後段の復調部64によっては、例えば制御部68の制御に応じて選局動作を実行するとともに、例えばキャリア変調に対応する復調処理などを実行して、指定されたチャンネルの番組のビデオデータとして、ストリームデータを取り出し、信号処理部65に出力する。 信号処理部65では、例えば、上記ビデオデータ(ストリームデータ)についての圧縮符号化に対する復調処理(伸長処理)のほか、所要の信号処理を実行して、所定形式のデジタル又はアナログのビデオ信号を得るようにされる。 上記のようにして得られるビデオ信号のうちの所定形式のものは、外部出力端子66から出力させることができるようにされている。例えば、この外部出力端子67と、ここでは図示していない外部モニタ装置などが備えるビデオ入力端子とを接続することで、外部モニタ装置により衛星放送チューナ26にて受信したチャンネルの番組の映像(及び音声)を出力させることができる。 また、信号処理部65にて得られる所定形式のデジタルビデオ信号データは、インターフェイス61からネットワーク通信網を経由して、AVホームネットワーク10上の映像表示機能を有する機器に送信させることができる。つまり、衛星放送チューナ26がサーバとして、要求されたチャンネルの番組のビデオデータを、プレーヤとなる他のネットワーク上の機器に対して送信するようにされる。 【0057】 制御部68は、例えばCPU、ROM、RAMなどが組み合わされて成るマイクロコンピュータを備えて構成され、衛星放送チューナ26における各種の制御処理を実行する。なお、制御部68が衛星放送チューナ26内部の各部位と通信をするときには内部バス70を通信経路として用いるようにされる。 操作部69は、衛星放送チューナの本体に設けられる各種操作子と、この操作子に対して行われた操作に応じた操作信号を発生して制御部68(CPU)に出力する操作信号出力部とを一括して示している。また、衛星放送チューナ26を操作するためのリモートコントローラと、このリモートコントローラから送信された操作コード信号を受信して操作信号を制御部68に出力する本体側受信部も含めてよい。 【0058】 また、この衛星放送チューナ26においては、EPGデータ記憶部67を備えている。なお、このEPGデータ記憶部67も、例えば実際においては、制御部68内において備えられるとされるRAMなどの記憶装置において形成されるものとされる。 衛星放送チューナ26としても、例えば、制御部68により、放送信号に重畳されて送出されてくるEPGデータを、例えばチューナ部63により受信された信号から抽出して取得するようにされている。あるいは、ここでは図示していないインターネットの接続機能を用いて、インターネット上のEPGデータを供給するサーバからEPGデータをダウンロードするようにして取得することが可能とされる。そして、このようにして取得した自身が受信可能とされる放送キャリアに対応するEPGデータを、EPGデータ記憶部67にて記憶保持するようにされる。 【0059】 本実施の形態としては、先に説明したように、テレビジョン受像機21が統合番組表データの作成機能を有しており、そのために、AVホームネットワーク10に接続される機器からEPGデータを収集するようにされている、そして、EPGデータを収集するために、テレビジョン受像機21は、他のテレビジョン放送受信機器に対してEPGデータを要求する。例えば、図5に示した衛星放送チューナ26が、このEPGデータ要求を受信したとされると、これに対する応答として、そのときにEPGデータ記憶部67にて保持されているEPGデータの読み出しを行って、インターフェイス61を経由して、テレビジョン受像機21に対して送信出力するようにされる。 また、図示は省略するが、他のEPGデータの収集先となるテレビジョン放送受信機器であるCATVチューナ23、テレビジョン受像機27、28なども、ネットワーク通信網と接続するためのインターフェイスと、所定の放送キャリアを受信してビデオ信号を取得する受信選局処理系(テレビジョン受像機27、28はさらにビデオ信号を表示する表示出力系も備える)と、自身の放送キャリアに対応するEPGデータを取得して保持するための記憶領域を備えるようにされる。そして、テレビジョン受像機21の要求に応じては、例えば自身が記憶保持しているEPGデータの返送を行うようにされる。 テレビジョン受像機21のEPGデータ収集/記憶部41では、このようにして、各テレビジョン放送受信機器からEPGデータを送信させて収集するようにされる。 【0060】 次に、図6により、テレビジョン受像機21が予約録画状況情報を得るための予約録画情報の収集先となるビデオ装置22の構成例について示す。 この図に示すビデオ装置22においても、インターフェイス71を備えることでAVホームネットワーク10に対応するネットワーク通信網と接続可能とされている。 【0061】 記憶部72は、現状であれば、ハードディスクなどのように、コスト、技術面で大容量化が比較的容易とされる記憶媒体により構成される。そして、この記憶媒体72には、例えば少なくとも、AVホームネットワーク10に接続されるテレビジョン放送受信機器により受信取得された放送番組のビデオコンテンツデータが記憶保存される。つまり、番組の録画データが記憶されているものである。 制御部75は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM、RAMなどから成るコンピュータシステムを備えて構成され、ビデオ装置22における各種の制御処理を実行するようにされている。 操作部76は、衛星放送チューナの本体に設けられる各種操作子と、この操作子に対して行われた操作に応じた操作信号を発生して制御部75(CPU)に出力する操作信号出力部、さらには、リモートコントローラと、これに対応して装置側に設けられる受信部などを一括して示している。 【0062】 そして、ビデオ装置22においては、録画予約設定部73が設けられる。 例えば、ビデオ装置22には、操作部76に対して行われた予約録画操作に応じて予約録画設定のための処理を行うようにされる。あるいは、他のネットワーク機器に対して行われた予約録画操作などに応じて送信されてきた予約録画要求をネットワーク通信網経由で受信したのに応じて、予約録画設定のための処理を行うようにされる。このような予約録画設定処理としては、例えば、録画予約対象の番組を放送するチャンネル、録画開始時刻/録画終了時刻、録画予約対象の番組のコンテンツデータを受信取得させるテレビジョン放送受信機器などを指定する情報である、録画予約情報を生成する。そして、この録画予約情報を、録画予約情報記憶部74に記憶保持させる。 なお、この録画予約情報記憶部74の実際としては、例えば制御部75において備えられるとされるRAMあるいはフラッシュメモリなどの、揮発性又は不揮発性の記憶領域とされる。ただし、予約録画情報は、ビデオ装置22のメイン電源がオフとされた後も記憶保持されることが好ましいことから、本実施の形態としては、不揮発性の記憶領域に保持させることとしている。また、録画予約設定部73の実際としても、制御部75のCPUがプログラムを実行することで実現するようにされればよい。 【0063】 そして、ビデオ装置22では、録画予約情報記憶部74に記憶保持されている録画予約情報に基づいて、ネットワーク通信網経由でテレビジョン放送受信機器を制御して、録画予約としてのデータ記憶動作を実行することが可能とされている。つまり、録画予約情報記憶部74に記憶保持されている録画予約情報において、或る録画予約情報が示す録画開始時刻に対応するタイミングに至ったとされると、その録画予約情報が指定するテレビジョン放送受信機器に対して、その録画予約情報が指定するチャンネルが選局されるように指示を行うようにされる。そして、選局されたチャンネルにより受信取得されるビデオコンテンツデータがビデオ装置22に転送されるように要求を行うものである。ビデオ装置22は、この要求に応じて転送されてくるビデオコンテンツデータをインターフェイス71経由で受信して、記憶部72に書き込んで保存するようにされる。このようにして、ビデオ装置22によっては、AVホームネットワーク10に接続されるテレビジョン放送受信機器により受信可能な番組についての予約録画が行われる。 また、ビデオ装置22は、テレビジョン受像機21が統合番組表データを作成するために、録画予約情報を要求してきたときには、そのときに録画予約情報記憶部74に記憶保持されている録画予約情報を、テレビジョン受像機21に送信するようにされる。このようにして、テレビジョン受像機21の録画予約状況認識部48による予約録画情報の取得が行われる。 【0064】 続いて、図7及び図8のフローチャートを参照して、統合番組表の出力(表示又は印刷)に関連してAVホームネットワーク10に接続される機器が実行する処理手順の流れについて説明する。 先に説明したように、テレビジョン受像機21が統合番組表を作成するのにあたっては、AVホームネットワーク10上のテレビジョン放送受信機器の各々からEPGデータを収集して取得するようにされる。これに応じて、先にも説明したように、AVホームネットワーク10上のテレビジョン放送受信機器は、例えば自身が受信可能な放送キャリアに対応するEPGデータを取得して保持するようにしており、テレビジョン受像機21からの要求に応答して、保持しているEPGデータを返送するようにされる。図7は、このようなテレビジョン放送受信機器が実行するとされる、EPGデータ管理のためのフローチャートである。なお、ここでの図7の説明にあたっては、図5に示した衛星放送チューナ26が実行する手順であることとして説明する。 【0065】 また、この図に示す処理手順は、そのテレビジョン放送受信機器(衛星放送チューナ26)が備える制御部68内のCPUが、ROMなどの記憶装置に記憶されているプログラムを実行することで実現される処理動作であるとみることができる。このようなプログラムは、上記のようにして、例えばROMに対して製造時などに書き込んで記憶させるほか、リムーバブルの記憶媒体に記憶させておいたうえで、この記憶媒体からインストールさせるようにしてテレビジョン放送受信機器におけるしかるべき記憶装置、記憶媒体に記憶させることが考えられる。また、ネットワーク上のサーバなどにおける記憶装置に記憶させておいたうえで、衛星放送チューナ26にネットワーク機能を持たせることとし、サーバからダウンロードして取得し、所定の記憶装置、記憶媒体にインストールさせることも考えられる。この点については、後述する図8のフローチャートについても同様のことがいえる。 【0066】 ここで、テレビジョン放送受信機器である衛星放送チューナ26は、例えば、放送番組のデータに重畳されるEPGデータの内容が更新されることに応じて、その更新された内容のEPGデータを取得し、この取得したEPGデータを利用して、それまで自身がEPGデータ記憶部67に記憶保持していたEPGデータの内容を更新するようにされる。あるいは、衛星放送チューナ26がインターネットに接続する機能を有しているものとされたうえで、一定時間ごとにインターネット上のEPGデータ供給サーバにアクセスするようにされる。そして、サーバ側にてそのときに提供しているEPGデータが更新されていたのであれば、この更新されたEPGデータをダウンロードしたうえで、同様にして、それまで自身がEPGデータ記憶部67に記憶保持していたEPGデータの内容を更新するようにされる。そして、図7のステップS101としては、このような、自身が保持すべきEPGデータについての更新処理を実行したか否かについての判定を行うようにされている。これは、即ち、自身が保持するEPGデータの内容について、最新の内容に更新されるという変化を生じたか否かについての判別となる。 【0067】 ステップS101にて、EPGデータの更新が行われたとして肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS102に進んで、例えばブロードキャストによりEPGデータの更新を通知するようにされる。次の図8においても説明するが、統合番組表を出力する機器であるテレビジョン受像機21は、このEPGデータの更新通知を受信したことに応じて、通知元のテレビジョン放送受信機器に対してEPGデータを要求するようにされる。 なお、ここでのEPGデータ更新の通知は、テレビジョン受像機21の統合番組表作成に対応して行われるべきものとされる。この点からすれば、例えばEPGデータの更新通知については、ユニキャストにより、テレビジョン受像機21のみに対して行ってもよいことになる。ただし、実際においては、AVホームネットワーク10上にて、テレビジョン受像機21以外にも、統合番組表作成機能を有している機器が接続される可能性がある。また、或るネットワーク上の機器が、統合番組表作成以外の所定目的で、自身以外の機器にて取得されたEPGデータを必要とする場合もあると考えられる。本実施の形態としては、このようなネットワーク構成とすることにまつわる不確定要素が存在することを考慮して、EPGデータ更新通知をブロードキャストにより行うようにしている。 【0068】 一方、ステップS101にてEPGデータの更新は行われていないとして否定の判別結果が得られた場合には、ステップS103に進む。 ステップS103では、AVホームネットワーク10のネットワーク通信網経由で、他の機器から送信されるEPGデータの要求が受信されるのを待機している。ステップS103に対応してEPGデータが受信される場合とは、例えば上記したEPGデータ更新通知の受信に応答してテレビジョン受像機21がEPGデータ要求を送信した場合などが相当する。 ステップS103にてEPGデータ要求が受信されない場合には、ステップS101の手順に戻るようにされるが、EPGデータ要求が受信されたとすると、ステップS104の手順を実行する。 ステップS104では、EPGデータ要求に対する応答として、そのときに、自身がEPGデータ記憶部67に保持しているとされるEPGデータを、EPGデータの要求元に対して送信するようにされる。 【0069】 続いて、図8のフローチャートにより、テレビジョン受像機21が統合番組表の作成、出力に関連して実行すべきとされる処理手順例について説明する。 先ず、テレビジョン受像機21においては、ステップS201により、自機対応EPGデータ(自身が受信可能な放送キャリアに対応して取得し、EPGデータ収集/記憶部41にて記憶保持しておくべきEPGデータ)として有効なものが、EPGデータ収集/記憶部41に保持されて存在しているか否かについて判別するようにしている。ここで、否定の判別結果が得られた場合には、ステップS203に進む。 ステップS203は、EPGデータ収集/記憶部41にて記憶保持される、自機対応EPGデータについての管理処理を実行するステップであり、この場合には、放送から、あるいはインターネット上のサーバから自機対応EPGデータを受信取得して、これをEPGデータ収集/記憶部41にて記憶保持させるようにする。 また、ステップS201にて肯定の判別結果が得られた場合には、EPGデータ収集/記憶部41にて保持されている自機対応EPGデータについて、最新のものであるか否かについての判別を行う。これは、例えば放送に重畳されてくるEPGデータの場合には、現時点で放送に重畳されているEPGデータのバージョンと、EPGデータ収集/記憶部41にて保持されている自機対応EPGデータのバージョンとを比較すればよい。そして、その結果として、EPGデータ収集/記憶部41にて保持されている、自機対応EPGデータが最新のものではないことが判別された場合には、ステップS203による自機対応EPGデータ管理としての手順により、最新のEPGデータ(最新のEPGデータと、現在保持されているEPGデータとの差分データでもよい)を取得し、この取得したEPGデータを利用して、EPGデータ収集/記憶部41にて保持されている自機対応EPGデータが最新の内容となるようにして更新を行う。 上記ステップS203を実行した後は、ステップS206〜S209の手順を実行することになるが、これについては後述する。 【0070】 また、ステップS204においては、他機器からのEPGデータ更新通知が受信されるのを待機しており、EPGデータ更新通知を受信したことが判別されると、ステップS205に進む。 ステップS205においては、先ず、EPGデータ更新通知の送信元である機器に対して、EPGデータの送信要求を実行する。このEPGデータの送信要求に応答して、EPGデータ更新通知の送信元である機器は、自身が保持しているとされるEPGデータを返送してくる。そこで、ステップS205としては、この返送されてきたEPGデータを受信し、EPGデータ収集/記憶部41に保持することで取得するようにされる。ここで、受信したEPGデータをEPGデータ収集/記憶部41に保持させるのにあたって、これより以前において、今回のEPGデータ更新通知の送信元である機器についてのEPGデータが保持されていなかったのであれば、今回受信したEPGデータの内容をそのまま保持するようにされる。これに対して、これより以前において、今回のEPGデータ更新通知の送信元である機器についてのEPGデータが保持されていたのであれば、今回の更新通知に応じたEPGデータの更新内容が反映されるようにして、EPGデータ収集/記憶部41に保持されているEPGデータの内容も更新するようにされる。 ステップS205の手順を終了した後は、ステップS206以降の手順を実行する。 【0071】 ステップ206に至ったということは、ステップS203あるいはステップS205の手順を経てきていることになる。従って、ステップS206に至った段階では、EPGデータ収集/記憶部41に保持されている自機対応EPGデータ、あるいは他機のEPGデータにおける少なくとも1つのものについて、その内容が最新のものに変更されていることになる。そこで、ステップS206としては、この最新のEPGデータの内容に整合させるようにして、EPGデータ統合処理部42により、改めてEPGデータの統合処理を実行し、これにより最新の内容とされた統合EPGデータの内容を、統合EPGデータ記憶部43に保持させておくようにされる。 【0072】 上記のようにしてステップS206の手順を終了させたとすると、次のステップS207によっては、改めて、通信品質判定部46としての機能により、現時点での通信品質についての判定処理を実行して、この判定結果として得られた最新の通信品質情報を、通信品質情報記憶部47に保持させるようにする。 さらに、次のステップS208によっては、録画予約状況認識部48としての機能により、図1似て説明したようにして、現時点における録画予約状況についての認識処理を実行し、その結果として得られた録画予約状況情報を、録画予約状況情報記憶部49に保持させる。 【0073】 上記ステップS206〜S208までの手順により、EPGデータの内容が更新されたことに応じて、現時点における最新内容を有するとされる、統合EPGデータ、通信品質情報、及び録画予約状況情報のそれぞれについての生成保持が行われるようにされる。そこで、ステップS209においては、これらのデータ、情報を利用して、番組表データ作成部44としての機能により、統合番組表データを作成するようにされる。つまり、現時点において最新とされる統合EPGデータ、通信品質情報、及び録画予約状況情報の内容が反映された統合番組表データを作成するものである。そして、この統合番組表データにより、これまで番組表データ記憶部45に保持されていた統合番組表データについての更新を行う。ステップS209の手順を実行した後は、ステップS201に戻るようにされる。 【0074】 また、ステップS210においては、自機対応EPGデータの更新が行われたか否かについての判別を行うようにしている。例えば先に説明したステップS202にて肯定の判別結果が得られてステップS203による自機対応EPGデータ更新の手順が実行された後において、はじめて、ステップS210の手順を実行した場合に、ステップS210により肯定の判別結果が得られることになる。 ステップS210にて肯定の判別結果が得られた場合には、自機対応EPGデータについて更新したことの通知を、AVホームネットワーク10のネットワーク通信網を経由して、例えばブロードキャストにより送信するようにされる。これは、先の図7に示したステップS104の手順と同じとされる。つまり、本実施の形態としては、自機対応EPGデータの更新通知について、EPGデータを受信取得する機能を有したテレビジョン放送受信機器が標準で実行すべきものとして規定しているものとされる。 【0075】 次に、ステップS212においては、統合番組表を表示させる要求が得られるのを待機しているようにされる。そして、統合番組表表示のためにユーザが行った操作などに応じて、統合番組表表示要求が得られたとされると、ステップS213、S214の手順を実行するようにされる。 先ず、ステップS213においては、現時点において番組表データ記憶部45に保持されている番組表データを利用して、例えば表示部37による表示出力に適合した形式内容の統合番組表データ(表示用統合番組表データ)を作成する。そして、次のステップS214により、この表示用統合番組表データを利用して表示部37による画像表示が行われるようにして、信号処理部35などに対する制御を実行するようにされる。これにより、テレビジョン受像機21自身による統合番組表の表示出力が実現されることになる。 【0076】 また、ステップS215においては、統合番組表を印刷する要求が得られるのを待機している。そして、例えば、統合番組表の印刷出力を指示するための操作等に応じて、統合番組表印刷要求が得られたとされると、ステップS216、S217の手順を実行する。 ステップS216では、例えば上記ステップS213の手順に準じて、番組表データ記憶部45に保持されている番組表データを利用して、プリント出力に適合した統合番組表データ(印刷用統合番組表データ)を作成するようにされる。なお、先にも説明したように、本実施の形態のAVホームネットワーク10におけるプリントシステムにあっては、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)などのマークアップ言語によりプリント内容を指定する言語記述ファイルに基づいた印刷用データを転送するようにされる。AVホームネットワーク10におけるプリントの仕組みが上記のようなものとされていることに応じて、ステップS216としても、上記印刷用データとしての形式の印刷用統合番組表データを生成するようにされる。そして、ステップS217により、上記印刷用統合番組表データとともに、プリンタ装置24に対する印刷要求を、ネットワーク通信網を経由して送信するようにされる。この印刷要求の受信に応答して、プリンタ装置24は、統合番組表をプリント出力するようにされる。 なお、上記図8に示した手順の詳細などについては適宜変更されて構わない。 【0077】 また、表示又は印刷により出力される統合番組表のレイアウトなど、その内容例としても、図2又は図3に示したものに限定されず多様に考えられるものである。 また、上記実施の形態では、統合番組表を作成する場合について説明しているが、例えば本実施の形態の番組表作成装置であるテレビジョン受像機21は、自身が取得したEPGデータのみを基とする番組表、あるいは、他のテレビジョン放送受信機器から取得した個々のEPGデータのみを基とする番組表など、特定の1つの放送キャリアのみに対応する番組表(個別番組表)の番組表データを作成することも可能である。 そして、このようにして作成した個別番組表に対しても、再生品質や予約録画状況を反映させるようにすることが可能であり、ユーザが予め、チャンネルや番組ごとの再生品質や予約録画状況を把握できることの利点も、統合番組表の場合と同様に得られるものである。 また、上記実施の形態では、本願発明としての番組表作成装置をテレビジョン受像機に適用しているが、これ以外の機器に適用されて良いものである。例えば、図1に示すAVホームネットワーク10の構成にあっても、CATVチューナ23、衛星放送チューナ26などは、自身は表示部を有してはいないものの、ビデオ信号を、例えばネットワーク通信網経由あるいは、外部ビデオ信号出力端子経由で出力することで、他の画像表示可能な機器により表示出力させることが可能である。従って、これらのチューナ機器などについても、番組表出力機能を与えることが可能とされる。また、確認のために述べておくと、本願発明の下では、番組表の出力は、すくなくとも、表示出力、印刷の何れか一方によって行われればよいものであり、従って、例えば上記チューナ機器などについては、印刷出力機能のみを与えるように構成することも考えられる。また逆に、テレビジョン受像機21については、番組表の出力機能として、表示出力機能のみを与えるようにすることも考えられる。 【図面の簡単な説明】 【0078】 【図1】本発明の実施の形態が対応するAVホームネットワークの構成例を示す図である。 【図2】実施の形態のテレビジョン受像機により出力される統合番組表の内容例を示す図である。 【図3】実施の形態のテレビジョン受像機により出力される統合番組表の他の内容例を示す図である。 【図4】実施の形態のテレビジョン受像機の構成例を示す図である。 【図5】衛星放送チューナの構成例を示す図である。 【図6】ビデオ装置の構成例を示す図である。 【図7】衛星放送チューナが実行するとされるEPGデータ管理のための手順例を示すフローチャートである。 【図8】実施の形態のテレビジョン受像機が、統合番組表に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0079】 10 AVホームネットワーク 、11 一階セグメント、11a・12a 有線ネットワーク回線、12 二階セグメント、21・27・28 テレビジョン受像機、22 ビデオ装置、23 CATVチューナ、24 プリンタ装置、25・29 無線ブリッジ、26 衛星放送チューナ、31 インターフェイス、32 アンテナ、33 チューナ部、34 復調部、35 信号処理部、36 表示駆動部、37 表示部、41 EPGデータ収集/記憶部、42 EPGデータ統合処理部、43 統合EPGデータ記憶部、44 番組表データ作成部、45 番組表データ記憶部、46 通信品質判定部、47 通信品質情報記憶部、48 録画予約状況認識部、49 録画予約状況情報記憶部、50 制御部、51 操作部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086841 【弁理士】 【氏名又は名称】脇 篤夫
【識別番号】100114122 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 伸夫
【識別番号】100128680 【弁理士】 【氏名又は名称】和智 滋明
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| 【公開番号】 |
特開2008−60960(P2008−60960A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−236049(P2006−236049) |
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