| 【発明の名称】 |
多機能周辺装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】稲田 肇
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| 【要約】 |
【課題】コンピュータとの音声データの送受信を円滑に行い、通話品質を向上させることができる多機能周辺装置を提供すること。
【構成】機能切替SW20の切り替えを行い、ハンドセット3だけをUSBインターフェース19と接続状態にし、他の機能とUSBインターフェース19とを非接続状態にする。そして、PC31との通信制御を行うと、ハンドセット3だけがPC31に認識され、他の機能は停止され、音声データの送受信が円滑に行われる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータと通信回線を介して接続する接続手段と、 その接続手段を介して送受信する音声データを利用して通話する通話機能を備えた通話手段と、 前記接続手段を介してデータの送受信をして画像データを処理するファクシミリ機能またはプリンタ機能またはスキャナ機能のうちいずれか一以上の機能を備えた画像処理手段とを備えた多機能周辺装置において、 前記通話手段が起動したかを検出する検出手段と、 その検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記接続手段を介して前記コンピュータと前記画像処理手段との間で行われるデータの送受信を停止させる通信制御手段とを備えていることを特徴とする多機能周辺装置。 【請求項2】 前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記接続手段と前記画像処理手段との間の回線を切断する切断手段と、 その切断手段によって回線が切断された後に、前記通話手段だけを備えているかのように前記コンピュータに認識させる認識手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の多機能周辺装置。 【請求項3】 前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記画像処理手段が行っている処理を停止する停止手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多機能周辺装置。 【請求項4】 前記検出手段は、前記通話手段が起動してから停止するまでを検出するものであり、 前記停止手段によって前記画像処理手段が行っている処理を停止したことを条件に、処理中のデータを保存する保存手段と、 前記検出手段によって前記通話手段が停止したことが検出されたことを条件に、前記保存手段によって保存された処理中のデータを利用して、前記画像処理手段が行っていた処理を再開する処理再開手段とを備えていることを特徴とする請求項3に記載の多機能周辺装置。 【請求項5】 前記画像処理手段は、前記機能のうち少なくとも二以上の機能を備えており、 前記通信制御手段は、前記画像処理手段で行われている全て機能が前記停止手段によって停止された後に、実行されることを特徴とする請求項3又は4に記載の多機能周辺装置。 【請求項6】 前記画像処理手段は、前記機能のうち少なくとも二以上の機能を備えており、 前記通信制御手段は、前記画像処理手段で行われている各機能が前記停止手段によって停止される度に、実行されることを特徴とする請求項3又は4に記載の多機能周辺装置。 【請求項7】 前記画像処理手段は、前記通信回線とは別に電話回線を介して外部通信装置と画像データの送受信が可能な外部通信手段を備え、 前記検出手段は、前記通話手段が起動してから停止するまでを検出するものであり、 前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されている間は、前記外部通信装置から前記外部通信手段への着信を拒否または保留する着信拒否手段を備えていることを特徴とする請求項1から6いずれかに記載の多機能周辺装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、多機能周辺装置に関し、特に、コンピュータとの音声データの送受信を円滑に行い、通話品質を向上させることができる多機能周辺装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来より、受話器による通話機能、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などの多機能を有し、USBケーブルを使用してパソコンと接続することで、パソコンから各機能が利用可能に構成されている多機能周辺装置が知られている。また、この多機能周辺装置に関し、次の特許文献1には、各機能を複数同時に使用するために、各機能における一連の処理を部分的に順番に実行させる技術が記載されている。 【特許文献1】特開2006−14369号公報(第0042段落等) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、各機能における一連の処理を部分的に順番に実行させるので、通話機能として、コンピュータを介して音声データの送受信が実行されている途中に、コンピュータから画像データ送受信の実行が指示されると、画像データの送受信における遅滞が原因で、次に実行される音声データの送受信に遅滞が発生し、それが原因で通話品質が低下するという問題点があった。 【0004】 本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、特に、コンピュータとの音声データの送受信を円滑に行い、通話品質を向上させることができる多機能周辺装置を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0005】 この目的を達成するために、本発明の請求項1記載の多機能周辺装置は、コンピュータと通信回線を介して接続する接続手段と、その接続手段を介して送受信する音声データを利用して通話する通話機能を備えた通話手段と、前記接続手段を介してデータの送受信をして画像データを処理するファクシミリ機能またはプリンタ機能またはスキャナ機能のうちいずれか一以上の機能を備えた画像処理手段とを備えた多機能周辺装置において、前記通話手段が起動したかを検出する検出手段と、その検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記接続手段を介して前記コンピュータと前記画像処理手段との間で行われるデータの送受信を停止させる通信制御手段とを備えている。 【0006】 請求項2記載の多機能周辺装置は、請求項1記載の多機能周辺装置おいて、前記通信制御手段は、前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記接続手段と前記画像処理手段との間の回線を切断する切断手段と、その切断手段によって回線が切断された後に、前記通話手段だけを備えているかのように前記コンピュータに認識させる認識手段とを備えている。 【0007】 請求項3記載の多機能周辺装置は、請求項1又は2に記載の多機能周辺装置において、前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されたことを条件に、前記画像処理手段が行っている処理を停止する停止手段を備えている。 【0008】 請求項4記載の多機能周辺装置は、請求項3記載の多機能周辺装置において、前記検出手段は、前記通話手段が起動してから停止するまでを検出するものであり、前記停止手段によって前記画像処理手段が行っている処理を停止したことを条件に、処理中のデータを保存する保存手段と、前記検出手段によって前記通話手段が停止したことが検出されたことを条件に、前記保存手段によって保存された処理中のデータを利用して、前記画像処理手段が行っていた処理を再開する処理再開手段とを備えている。 【0009】 請求項5記載の多機能周辺装置は、請求項3又は4に記載の多機能周辺装置において、前記画像処理手段は、前記機能のうち少なくとも二以上の機能を備えており、前記通信制御手段は、前記画像処理手段で行われている全て機能が前記停止手段によって停止された後に、実行されるものである。 【0010】 請求項6記載の多機能周辺装置は、請求項3又は4に記載の多機能周辺装置において、前記画像処理手段は、前記機能のうち少なくとも二以上の機能を備えており、前記通信制御手段は、前記画像処理手段で行われている各機能が前記停止手段によって停止される度に、実行されるものである。 【0011】 請求項7記載の多機能周辺装置は、請求項1から6いずれかに記載の多機能周辺装置において、前記画像処理手段は、前記通信回線とは別に電話回線を介して外部通信装置と画像データの送受信が可能な外部通信手段を備え、前記検出手段は、前記通話手段が起動してから停止するまでを検出するものであり、前記検出手段によって前記通話手段の起動が検出されている間は、前記外部通信装置から前記外部通信手段への着信を拒否または保留する着信拒否手段を備えている。 【発明の効果】 【0012】 請求項1記載の多機能周辺装置によれば、通信回線を介して接続されたコンピュータと画像データの送受信を行っている場合に、検出手段によって通話手段の起動が検出されると、通信制御手段によってコンピュータと画像処理手段との間で行われるデータの送受信が停止される。画像データの送受信が停止されると、音声データの送受信中に画像データの送受信が行われなくなり、画像データの送受信における遅滞が原因で、次に実行される音声データの送受信に遅滞が発生するのを防止することができる。よって、コンピュータとの音声データの送受信を円滑に行い、通話品質を向上させることができるという効果がある。 【0013】 請求項2記載の多機能周辺装置によれば、請求項1に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、検出手段によって通話手段の起動が検出されると、切断手段によって接続手段と画像処理手段とを接続している回線が切断され、その後、認識手段によってコンピュータに通話手段だけを備えているかのように認識させるので、かかる認識を手動で実行する場合よりも、簡単に、手間なく画像データの送受信を停止させることができるという効果がある。 【0014】 請求項3記載の多機能周辺装置によれば、請求項1又は2に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、検出手段によって通話手段の起動が検出されると、停止手段によって画像処理手段が行っている処理が停止される。よって、画像処理手段の処理に割り当てられていた処理能力を、通話手段の処理に割り当てることができ、音声データの送受信と音声データの処理とを効率良く実行することができるという効果がある。 【0015】 請求項4記載の多機能周辺装置によれば、請求項3に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、停止手段によって画像処理手段が行っている処理が停止された場合には、処理中のデータが保存手段によって保存される。一方、検出手段によって通話手段が停止したことが検出された場合には、保存手段によって保存された処理中のデータを利用して、画像処理手段が行っていた処理が再開される。よって、停止させた処理を始めからやり直す必要は無く、停止させていた処理を効率良く終了まで実行することができるという効果がある。 【0016】 請求項5記載の多機能周辺装置によれば、請求項3又は4に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、通信制御手段は画像処理手段に備えられた全機能が停止された後に実行されるので、音声データが送受信されている途中に、画像データの送受信が行われるのを完全に防止することができる。よって、さらに、コンピュータとの音声データの送受信を円滑に行い、通話品質を向上させることができるという効果がある。 【0017】 請求項6記載の多機能周辺装置によれば、請求項3又は4に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、通信制御手段は画像処理手段に備えられた複数の機能を一つ停止する毎に実行されるので、全部の機能が停止するまでは、画像データの送受信が行われ、通話品質が低下するおそれがあるものの、全機能が停止するのを待たずに、通話手段による通話を行うことができるという効果がある。 【0018】 請求項7記載の多機能周辺装置によれば、請求項1からは6に記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、コンピュータを介した通話中は、電話回線を介した外部通信装置からの着信があっても、その着信は拒否または保留される。これにより、コンピュータと行われる音声データの送受信と音声データの処理とは中断されず、音声データの送受信と音声データの処理とを円滑に行うことができるという効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 以下、本発明の好ましい実施例について、図1から図8までの添付図面を参照して説明する。図1は、多機能周辺装置1とパーソナルコンピュータ(以下「PC」と称す)31との接続状態を示した外観斜視図である。 【0020】 多機能周辺装置1は、ハンドセット3による通話機能に加え、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、メモリカードリーダー・ライター機能を備え、これらの各機能はUSBケーブル51を介して接続されるPC31から利用可能に構成されている。 【0021】 多機能周辺装置1の側部には、ハンドセット3が設けられており、コード2bによって本体2と接続されている。ハンドセット3は電話回線52またはPC31を介して通話を行う場合に使用される。また、非通話時には本体2に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて使用される。尚、本実施例では、前者をオンフック状態、後者をオフフック状態と称す。 【0022】 本体2の前面には、開口部2aが設けられ内部が上下に仕切られている。開口部2aの下側には、複数枚の記録紙を積層収納可能な給紙カセット4が挿入されており、この給紙カセット4は、A4サイズ、レターサイズ、はがきサイズ等にカットされた記録用紙を収納可能に構成されている。開口部2aの上側は記録済みの記録用紙が排紙される排紙部5となっている。 【0023】 開口部2の上部には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための画像読取装置が配置されている。この画像読取装置は図示しない枢軸部を介して開口部2の一側端に対して上下開閉回動可能に構成され、さらに、画像読取装置の上面を覆う原稿カバー体6の後端は画像読取装置の後端に対して枢軸を中心に上下回動可能に装着されている。原稿カバー体6を上側に開けて載置用ガラス板上に原稿を載置し、載置用ガラス板の下側にて主走査方向に往復移動可能に設けられている原稿読み取り用のスキャナ(例えばCIS:Contact Image Sensor)にて原稿紙面の画像を読取可能に構成されている。 【0024】 原稿カバー体6の前方には、操作パネル部7が設けられており、操作パネル部7には、数値や文字などを入力する入力キー群7aと、各種コマンドを入力するコマンド入力キー群7bと、入力した数値や操作手順や実行中の処理の状態を表示するための液晶表示装置8(以下「LCD8」と称す)とが設けられている。 【0025】 開口部2の前面であって、操作パネル部7の下方には、外部メモリカードを挿入するためのカードスロット9が備えられている。スキャナ機能によって取り込まれた画像データは、このカードスロット9に挿入されたメモリカードに保存することができ、また、メモリカードに格納されている画像データを、コピー機能によって印刷可能に構成されている。 【0026】 開口部2の背面には、USBケーブル51の一端側が差込まれる接続口のであるUSBインターフェース19(図2参照)が開口している。その接続口にUSBケーブル51の一端側を接続し、他端側をPC31の接続口に接続すると、多機能周辺装置1とPC31とはUSBケーブル52を介して通信可能となる。 【0027】 また、開口部の背面には、電話線を接続するための電話線接続端子が開口しており、その接続口に電話線を挿入すると、ハンドセット3を使用しての電話や、ファクシミリ機能を使用した画像データの送受信が可能となる。 【0028】 また、筐体内部には記録紙に画像を記録する装置として、所謂インクジェットプリンタで構成されたプリンタ22(図2参照)が内蔵されている。プリンタ22は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のインクを使用する印刷ヘッド、紙送り装置、回復装置を備えカラー印刷を行う。インクはインクカートリッジに充填されており、個別に取り替えが可能である。印刷ヘッドには複数個のノズル(インク吐出口)が設けられており、ノズルからインク吐出を行いながら、紙送り装置で記録紙を送り画像を記録紙に印刷する。回復装置は、定期的にインク吐出状態の回復を行う。 【0029】 PC31は、USBケーブル51を介して多機能周辺装置1と接続されており、多機能周辺装置1の各機能を利用したり、制御することが可能である。また、LANインターフェース36(図2参照)を介してインターネット53へ接続されており、インターネット53に接続された他のPC61との通信が可能である。 【0030】 図2は、多機能周辺装置1とPC31との電気的構成を示したブロック図である。多機能周辺装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、画像メモリ15、計時回路16、操作部7、LCD8、アンプ17、スピーカ18、USBインターフェース19、機能切替SW20、ハンドセット3、スキャナ21、プリンタ22、カードスロット9、ファクシミリ23、ネットワーク・コントロール・ユニット24(以下「NCU24」と称す)、バッファ25、音声LSI26、符号化部27、復号化部28とが設けられ、これらはバスライン29を介して互いに接続されている。 【0031】 USBインターフェース19は、PC31との通信を可能にする既知の回路であり、PC31のUSBインターフェース35と通信および通信制御を行う。 【0032】 機能切替SW20は、ハンドセット3、スキャナ21、プリンタ22、カードスロット9、ファクシミリ23の各機能とUSBインターフェース19との接続を切り替えるスイッチである。機能切替SW20は、各機能とそれぞれ個別に接続されると共に、USBインターフェース19とUSB信号線54を介して接続されている。USB信号線54は、電源用信号線と、2本のデータ用信号線(Data+およびData−)と、グランド用信号線との4本の信号線を備えている。 【0033】 そして、機能切替SW20は、各機能とUSBインターフェース19との接続/非接続とを切り替えると共に、USB信号線54のData+とData−とを正常値(通常の使用状態)と、0Vとの切り替えを行う。即ち、各機能の切り替えを行っても、PC31には認識されないため、まずUSB信号線54のData+とData−とを0Vに切り替え、1秒間待機する。そして、USB信号線54であるData+とData−とを元の状態(正常値)に戻すと、PC31はUSBインターフェース19との通信制御を行い、USBインターフェース19に接続されている機能がPC31へ認識され、データの送受信が可能となる。 【0034】 PC31を介した通話を図1に示す他のPC61とする場合、ハンドセット3はPC31との音声データの送受信をUSBインターフェース32を介して行う。しかし、スキャナ21やプリンタ22などが使用されている場合、PC31とは画像データも送受信も行われる。通話中に画像データの送受信が行われると、通話に必要な音声データの送受信が行えず、通話が途切れたり音質が低下してしまう。そこで、通話を行う場合は、画像データの送受信を停止することで音声データの送受信を円滑に行う。 【0035】 具体的には、まず、機能切替SW20の切り替えを行い、ハンドセット3だけをUSBインターフェース19と接続状態にし、他の機能とUSBインターフェース19とを非接続状態にする。そして、PC31との通信制御を行うと、ハンドセット3だけがPC31に認識され、他の機能は停止され、音声データの送受信を円滑に行うことができる。 【0036】 CPU11は、ROM12やRAM13やEEPROM14に記憶される固定値やプログラム或いは、多機能周辺装置1が備えている各機能の制御や、NCU24を介して送受信される各種信号に従って、バスライン29により接続された各部を制御するものである。ROM12は、多機能周辺装置1で実行される制御プログラム等を格納した書き換え不能なメモリである。RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。 【0037】 EEPROM14は、書き換え可能な不揮発性のメモリであり、記憶されたデータは電源オフ後も保持される。EEPROM14には、ハンドセットフラグ14a、スキャナフラグ14b、プリンタフラグ14c、カードスロットフラグ14d、ファクシミリフラグ14e、起動時USB切替プログラム14f、USB切替プログラム14g、受信処理プログラム14h、実行中機能数14iとを備えている。 【0038】 各フラグは、各機能の使用状況が記録されている。ハンドセットフラグ14aは、ハンドセットを使用中(オフフック)の場合にON、そうでない(オンフック)場合にOFFとなる。 【0039】 スキャナフラグ14bは、スキャナ機能が使用されている場合にON、そうでない場合にOFFとなる。つまり、画像の読み取りを開始してから、読み取った画像データをRAM13に保存したり、PC31に転送して保存されるまでの間がONとなる。 【0040】 プリンタフラグ14cは、プリンタ機能が使用されている場合にON、そうでない場合にOFFとなる。つまり、印刷する画像データの読み込みを開始してから、画像データの印刷が全て終了するまでの間がONとなる。 【0041】 カードスロットフラグ14dは、カードスロット9にメモリカードが挿入されている場合にON、挿入されていない場合にOFFとなる。 【0042】 ファクシミリフラグ14eは、ファクシミリ機能が使用されている場合にON、そうでない場合にOFFとなる。つまり、送信する画像データの読み取りを開始してから、読み取った画像データをRAM13に保存し、送信先との通信回線を閉結し、画像データの送信が完了し、通信回線を開放するまでの間がONとなる。 【0043】 起動時USB切替プログラム14fは、多機能周辺装置1が起動される時に実行されるプログラムである。多機能周辺装置1が起動された場合に、ハンドセット3がオフフック状態であれば、USBインターフェース19に接続されているハンドセット3以外の機能を切断し、ハンドセット3だけがPC31と通信可能とさせる。逆に、ハンドセット3がオンフックの状態であれば、USBインターフェース19に接続されている機能を全て接続して、全機能をPC31と通信可能とさせるプログラムである。 【0044】 USB切替プログラム14gは、多機能周辺装置1を使用中に、ハンドセット3がオフフック状態であれば、USBインターフェース19に接続されているハンドセット3以外の機能を切断し、ハンドセット3だけがPC31と通信可能させる。逆に、ハンドセット3がオンフックの状態になると、USBインターフェース19に接続されている機能を全て接続して、全機能をPC31と通信可能とさせるプログラムである。 【0045】 受信処理プログラム14hは、ハンドセット3がオフフック状態の時に、電話回線52より着信があれば、着信を拒否または保留する。また、ハンドセット3がオンフックの状態の時に、電話回線52より着信があれば、通常の処理を行うプログラムである。 【0046】 実行中機能数14iには、ハンドセット3以外に実行されている機能の数、つまりハンドセット3以外のフラグがONである数を保存するカウンタである。 【0047】 画像メモリ15は、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。受信したファクシミリデータは、一旦、画像メモリ15に格納され、プリンタ22によって記録用紙に印刷された後、この画像メモリ15から消去される。また、スキャナ21によって読み取られた読み取りデータも、この画像メモリ15に記憶される。計時回路16は現在日時を計時可能な既知の回路である。アンプ17は、そのアンプ17に接続されたスピーカ18を鳴動して、呼出音などを出力するためのものである。 【0048】 スキャナ21は、画像を読み取るためのものである。ファクシミリ23は、画像データやメールデータを変調および復調して伝送するとともに伝送制御用の各種手順信号を送受信するものである。NCU24は回線制御を行うためのものであり、多機能周辺装置1はこのNCU24を介して電話回線52に接続されている。バッファ25は、他のファクシミリ装置との間で送受信される符号化された画像情報を含むデータを一時的に格納するものである。 【0049】 音声LSI26は、NCU24によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するとともに、この多機能周辺装置1の内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU24に出力するものである。符号化部27はスキャナ21により読み取られた原稿画像の符号化を行うものである。復号化部28は、画像メモリ15やバッファ25に記憶された画像データを読み出して、これを復号化するものであり、復号化されたデータは、プリンタ22により記録用紙に印刷される。 【0050】 PC31は、CPU32、ROM33、RAM34、USBインターフェース35、LANインターフェース36、操作部37,表示部38、ハードディスク39(以下「HD39」と称す)を備え、これらはバスライン40を介してお互いに接続されている。 【0051】 CPU32は、ROM33やRAM34やHD39に記憶される固定値やプログラム或いはUSBインターフェース35やLANインターフェース36を介して送受信される各種信号に基づいて、バスライン40により接続される各部を制御するものである。 【0052】 ROM33は、PC31で実行される制御プログラム等を格納した書き換え不能なメモリである。RAM34は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。USBインターフェース35は、多機能周辺装置1と相互に通信可能に接続されており、PC31から多機能周辺装置1の各機能を利用したり、制御することが可能である。LANインターフェース36は、インターネット53に接続されており、そのインターネット53に接続している他のPC61と通信をすることが可能である。 【0053】 表示部37は、PC31を管理したり、利用する場合に使用するものであり、例えば、LCDディスプレイ等の表示装置で構成されている。操作部38は、PC31を管理したり、利用する場合に使用するものであり、キーボードやマウスなどの入力装置で構成されている。HD38は、書き換え可能な不揮発性のメモリであり、基本ソフトウェアとしてのOS(Operating System)と音声通話ソフト39であるSkype(登録商標)39などが格納されている。 【0054】 Skype39は、P2P(Peer to Peer)技術を応用した音声通話ソフトであり、ユーザ同士がインターネット53を介して直接接続して通話を行うソフトである。このソフトをインストールしたコンピュータであれば、OSに関係なく通話を行うことができる。また、通話にはPC31へマイクやヘッドフォンを接続して使用するが、通常はUSBハンドセットやUSBヘッドセットを使用する場合が多い。この実施例ではUSBを介してPC31に接続されているハンドセット3を使用している。 【0055】 次に、図3のフローチャートを参照して多機能周辺装置1が起動された時の処理について説明する。まず多機能周辺装置が1が起動された時、ハンドセットフラグ14aが読み込まれる(S1)。ハンドセットフラグ14aがONであれば(S1:Yes)、ハンドセット3はオフフック状態であるため、機能切替SW20は、USBインターフェース19へ接続されている機能をハンドセットを除き切断する(S2)。 【0056】 そして、USBインターフェース19は、PC31と通信制御を行うことによって(S3)、USBインターフェース19に接続されているハンドセット3のみがPC31へ認識され、音声データの送受信だけが可能となる。よって、他の機能による画像データの送受信が停止され、画像データ送受信の遅滞によって起こる音声データ送受信の遅滞を防止することができる。従って、ハンドセット3がPC31との音声データの送受信を円滑に行うことができ、高品質な通話を行うことができる。 【0057】 一方、ハンドセットフラグ14aがOFFであれば(S1:No)、ハンドセット3はオンフック状態であるため、機能切替SW20は、USBインターフェース19へ全ての機能を接続する(S4)。そして、USBインターフェース19は、PC31と通信制御を行うことによって(S3)、USBインターフェース19に接続されている全ての機能がPC31へ認識され、全ての機能を使用することができる。 【0058】 次に、図4のフローチャートを参照して多機能周辺装置1が動作中に、通話を開始する場合と通話を終了する場合の処理について説明する。多機能周辺装置1の動作中に、ハンドセット3がオンフックからオフフックへ、またはオフフックからオンフックへと変化したことが検出されると、USB切替処理が開始される。まず、ハンドセットフラグ14aが読み込まれ(S11)、ハンドセットフラグ14aがONであれば(S11:Yes)、図5で説明する多機能切断処理が開始される(S12)。一方、ハンドセットフラグ14aがOFFであれば(S11:No)、図6で説明する多機能接続処理が開始される(S13)。 【0059】 図5のフローチャートを参照して多機能切断処理について説明する。まず、スキャナフラグ14bが読み込まれ(S21)、スキャナフラグ14bがONであれば(S21:Yes)、スキャナ機能が実行中の処理を停止する(S22)。そして停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避する(S23)。一方、スキャナフラグ14bがOFFであれば(S21:No)、S22とS23の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0060】 次に、プリンタフラグ14cが読み込まれ(S24)、プリンタフラグ14cがONであれば(S24:Yes)、プリンタ機能が実行中の処理を停止する(S25)。そして停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避する(S26)。一方、プリンタフラグ14cがOFFであれば(S24:No)、S25とS26の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0061】 次に、カードスロットフラグ14dが読み込まれ(S27)、カードスロットフラグ14dがONであれば(S27:Yes)、カードスロット機能が実行中の処理を停止する(S28)。そして停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避する(S29)。一方、カードスロットフラグ14dがOFFであれば(S27:No)、S28とS29の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0062】 次に、ファクシミリフラグ14eが読み込まれ(S30)、ファクシミリフラグ30eがONであれば(S30:Yes)、ファクシミリ機能が実行中の処理を停止する(S31)。そして停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避する(S32)。一方、ファクシミリフラグ14eがOFFであれば(S30:No)、S31とS32の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0063】 次に、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されている機能をハンドセットを除き切断し(S33)、USB信号線54のData+とData−とを0Vに切り替え、1秒間待機する(S34)。そして、USB信号線であるData+とData−とを元の状態(正常値)に戻し(S35)、USBインターフェース19を介して、PC31と通信制御を行うことによって(S36)、わざわざ、手でUSBケーブル51を抜き差ししなくても、USBインターフェース19に接続されているハンドセット3のみがPC31へ認識され、データの送受信が可能となる。 【0064】 このように、ハンドセット3以外の各機能の処理を停止することで、他の機能による処理が停止されてハンドセット3による通話品質を向上させることができる。また、他の機能の処理に割り当てしていた処理能力を、音声データ処理に割り当てることができる。よって、音声データの送受信と音声データの処理とを円滑に行うことができ、通話品質をさらに向上させることができる。また、後述するが、処理中であるデータを保存しておくことで、通話が終了した後にその保存されたデータを使用して、処理を再開することで、始めから処理を再開するよりも停止させた処理を効率的に終了させることができる。 【0065】 図6のフローチャートを参照して多機能接続処理について説明する。まず、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されている機能を全て接続し(S41)、USB信号線であるData+とData−とを0Vに切り替え、1秒間待機する(S42)。そして、USB信号線であるData+とData−とを元の状態(正常値)に戻し(S43)、USBインターフェース19を介して、PC31と通信制御を行う(S44)。これにより、わざわざ、手でUSBケーブル51を抜き差ししなくても、USBインターフェース19に接続されている全ての機能がPC31へ認識される。 【0066】 次に、スキャナフラグ14bが読み込まれ(S45)、スキャナフラグ14bがONであれば(S45:Yes)、停止した処理中のデータを、作業退避エリア13aから処理中の状態へと復旧する(S46)。そして、スキャナ機能が実行中であった処理を再開する(S47)。一方、スキャナフラグ14bがOFFであれば(S45:No)、S46とS47の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0067】 次に、プリンタフラグ14cが読み込まれ(S48)、プリンタフラグ14cがONであれば(S48:Yes)、停止した処理中のデータを、作業退避エリア13aから処理中の状態へと復旧する(S49)。そして、プリンタ機能が実行中であった処理を再開する(S50)。一方、プリンタフラグ14cがOFFであれば(S48:No)、S49とS50の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0068】 次に、カードスロットフラグ14dが読み込まれ(S51)、カードスロットフラグ14dがONであれば(S51:Yes)、停止した処理中のデータを、作業退避エリア13aから処理中の状態へと復旧する(S52)。そして、カードスロット機能が実行中であった処理を再開する(S53)。一方、カードスロットフラグ14dがOFFであれば(S51:No)、S52とS53の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0069】 次に、ファクシミリフラグ14eが読み込まれ(S54)、ファクシミリフラグ14eがONであれば(S54:Yes)、停止した処理中のデータを、作業退避エリア13aから処理中の状態へと復旧する(S55)。そして、ファクシミリ機能が実行中であった処理を再開する(S56)。一方、ファクシミリフラグ14eがOFFであれば(S54:No)、S55とS56の処理は実行されず、次の処理へ移る。 【0070】 こうして、多機能切断処理で停止された各機能の処理が再開される。処理が停止された時に保存されたデータを使用することで、処理を始めからやり直さずに、途中から再開できる。 【0071】 次に、図7のフローチャートを参照して受信処理について説明する。まず、電話回線52を介して着信があった場合、NCU24によって回線が閉結され、相手側の通信装置との通信制御が行われる(S61)。ここで、ハンドセットフラグ14aが読み込まれ(S62)、ハンドセットフラグ14aがONであれば(S62:Yes)、通話中であるので、相手側の通信装置に通信を拒否または保留することを通知する(S63)。相手側の通信装置と通信が行われないことで、コンピュータ31と行われる音声データの送受信と音声データの処理とが中断されないため、音声データの送受信と音声データの処理を円滑に行うことができ、コンピュータ31を介した通話を円滑に行える。また、相手側の通信装置に、通話中であることを認識させることができる。 【0072】 一方、ハンドセットフラグ14aがOFFであれば(S62:No)、相手側の通信装置と通常の送受信処理を行う(S65)。そして、NCU24が閉結していた回線を開放すると(S64)、受信処理は終了する。 【0073】 次に、図8のフローチャートを参照して多機能切断処理の変形例を説明する。この多機能切断処理は、図5の多機能切断処理の変形例であり、ハンドセット3による通話を行いながら、各機能が実行中の処理を順番に停止し切断するものである。つまり、ハンドセット3による通話を行いながら機能の切断を行うため、全ての機能の処理が停止されるまで待たなくても、すぐにハンドセット3を用いた通話を行うことができる。 【0074】 この処理では、まず、ハンドセットフラグ14aを除いてONであるフラグ数を算出し、その値を実行中機能数14iへ保存する(S71)。実行中機能数14iの値が0でなければ(S72:No)、つまりハンドセット3を除く実行中の機能がある時は、スキャナフラグ14bが読み込まれる(S73)。スキャナフラグ14bがONであれば(S73:Yes)、スキャナ機能が実行中の処理を停止する(S74)。停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避し(S75)、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されているスキャナ機能が切断される(S76)。そして、実行中機能数14iの値が1減算され(S77)、S94の処理が実行される。 【0075】 一方、スキャナフラグ14bがOFFであれば(S73:No)、プリンタフラグ14cが読み込まれ(S78)、プリンタフラグ14cがONであれば(S78:Yes)、プリンタ機能が実行中の処理を停止する(S79)。停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避し(S80)、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されているプリンタ機能が切断される(S81)。そして、実行中機能数14iの値が1減算され(S82)、S94の処理が実行される。 【0076】 一方、プリンタフラグ14cがOFFであれば(S78:No)、カードスロットフラグ14dが読み込まれ(S83)、カードスロットフラグ14dがONであれば(S83:Yes)、カードスロット機能が実行中の処理を停止する(S84)。停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避し(S85)、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されているカードスロット機能が切断される(S86)。そして、実行中機能数14iの値が1減算され(S87)、S94の処理が実行される。 【0077】 一方、カードスロットフラグ14dがOFFであれば(S83:No)、ファクシミリフラグ14eが読み込まれ(S88)、ファクシミリフラグ14eがONであれば(S88:Yes)、ファクシミリ機能が実行中の処理を停止する(S89)。停止した処理中のデータを、作業データ退避エリア13aへ退避し(S90)、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されているファクシミリ機能が切断される(S91)。そして、実行中機能数14iの値が1減算され(S92)、S94の処理が実行される。尚、ファクシミリフラグ14eがOFFであれば(S88:No)、S94の処理が実行される。 【0078】 一方、S72の処理において、実行中昨日数14iの値が0であれば(S72:Yes)、つまりハンドセット3を除く実行中の機能が無ければ、機能切替SW20によって、USBインターフェース19へ接続されている機能をハンドセットを除き切断し(S93)、S94の処理が実行される。 【0079】 S94では、機能切替SW20によって、USB信号線であるData+とData−とを0Vに切り替え、1秒間待機する(S94)。そして、USB信号線であるData+とData−とを元の状態(正常値)に戻し(S95)、USBインターフェース19を介して、PC31と通信制御を行うことによって、わざわざ、手でUSBケーブルを抜き差ししなくても、USBインターフェース19から切断された機能がPC31へ認識される(S96)。 【0080】 そして、実行中機能数14iの値が読み込まれ(S97)、0でなければ(S97:No)、つまりハンドセット3を除く実行中の機能があるのでS73の処理へ戻る。一方、実行中機能数14iの値が0であれば(S97:No)、既にハンドセット3のみがPC31へ認識されデータの送受信が可能となっているので、以上で多機能切断処理は終了される。 【0081】 この図8で説明した多機能切断処理によれば、図5で説明した多機能切断処理と同様に、ハンドセット3以外の各機能の処理を停止することで、他の機能による処理が停止されてハンドセット3による通話品質を向上させることができると共に、機能毎に個別に切り替えを行うことで、全ての画像処理機能が停止されるまで待たなくても、すぐにハンドセット3による通話を行うことができる。 【0082】 以上実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。 【0083】 例えば、上記実施形態では各機能が実行中であった場合、直ちに処理を中断しているが、例えばプリンタ機能であれば、印刷中の頁の印刷が終わってから処理を停止しても良い。また、全ての頁を印刷して処理中のデータが無い時に、機能を停止しても良い。例えば、スキャナ機能であれば、読み込み中の頁を読み込んでから処理を停止しても良い。また、全ての項を読み込んで処理中のデータデータが無い時に、機能を停止しても良い。例えば、ファクシミリ機能であれば、画像データを送受信している時に、送受信中の頁の処理を停止しても良い。また、全ての頁を送受信して処理中のデータが無い時に、機能を停止しても良い。このように、印刷や読み込みや画像データの送受信を頁毎の処理が終了した時に機能を停止することで、処理中のデータを退避する時間や復旧する時間を短縮することができる。 【0084】 また、上記実施例ではPC31を介してインターネット53へ接続された他のPC61と通話を行っているが、多機能周辺装置1をインターネット53へ直接接続し、さらに音声通話ソフトであるSkypeを多機能周辺装置1に記憶しておき、それを実行しても良い。よって多機能周辺装置1のみで、インターネット53へ接続されたコンピュータと通話することができる。 【図面の簡単な説明】 【0085】 【図1】多機能周辺装置とPCとを示す外観図である。 【図2】多機能周辺装置と、PCとの電気的構成を示すブロック図である。 【図3】起動時のUSB切替処理を示すフローチャートである。 【図4】USB切替処理を示すフローチャートである。 【図5】多機能切断処理を示すフローチャートである。 【図6】多機能接続処理を示すフローチャートである。 【図7】受信処理を示すフローチャートである。 【図8】多機能切断処理の変形例を示すフローチャートである。 【符号の説明】 【0086】 1 多機能周辺装置 3 ハンドセット(通話手段) 9 スキャナ(画像処理手段) 13a 作業データ退避エリア(保存手段) 14h 受信処理プログラム(着信拒否手段) 19、35 USBインターフェース(接続手段) 20 機能切替SW(切断手段、認識手段) 21 プリンタ(画像処理手段) 22 カードスロット(画像処理手段) 23 ファクシミリ(画像処理手段) 24 NCU(外部通信手段) 31 PC(コンピュータ) 51 USBケーブル(通信回線) S1、S11、S62 検出手段 S2 通信制御手段 S22、S25、S28、S31 停止手段 S74、S79、S84、S89 停止手段(変形例) S46、S47、S49、S50、S52、S53、S55、S56 処理再開手段
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005267 【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000534 【氏名又は名称】特許業務法人しんめいセンチュリー
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| 【公開番号】 |
特開2008−60937(P2008−60937A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−235739(P2006−235739) |
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