| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】佃 渉
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| 【要約】 |
【課題】複数頁の原稿について、ユーザの要望によりよく対応した処理を実行可能な画像形成装置を提供する。
【構成】2以上のグループを含む原稿について、主制御部13は、画像読取部10における読取条件又は画像形成部12における印刷出力条件の入力を、上記グループ毎に受付可能な画面、及び、上記グループ毎に読取又は印刷出力についての実行又はキャンセルの選択入力を上記グループ毎に受付可能な画面を、操作制御部16を介して表示パネル62に表示させるようになっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 原稿を読み取る読取部と、 上記読取部の読み取り内容に基づいた画像を、記録媒体上に印刷出力可能な出力部と、 1又は複数頁からなるグループを2以上含む原稿について、上記読取部における読取条件又は上記出力部における出力条件の少なくとも一方を、上記グループ毎に受付可能な処理条件受付部と、 上記読取部における読取又は上記出力部における出力について、実行するかキャンセルするかの選択入力を上記グループ毎に受付可能なキャンセル受付部と、 を備える画像形成装置。 【請求項2】 上記読取部による読取後かつ上記出力部による出力前に、上記記録媒体上に出力される画像をプレビュー表示可能なプレビュー表示部をさらに備え、 上記キャンセル受付部は、上記表示部によってプレビュー表示されたグループについて、実行又はキャンセルの上記選択入力を受付可能である請求項1に記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、コピー機等の画像形成装置に関する。 【背景技術】 【0002】 画像形成装置については、複数枚の原稿を読み込んで印刷出力するための様々な機能が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の頁からなる原稿を読み取って、各頁についてプレビュー画面を表示可能な画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、タッチパネルを利用して、上記プレビュー画面でのユーザの指の移動量に応じて、各頁の拡大、縮小、並び替え等を行うことができる。 【特許文献1】特開2004‐282439号公報(2004年10月7日公開) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかし、近年ユーザが画像形成装置に求める機能は多岐に渡り、画像形成装置には更なる改良が求められている。 【0004】 そこで、本発明は、特に複数のページからなる原稿について、ユーザの要求により合致した印刷条件設定が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 請求項1の画像形成装置は、原稿を読みる読取部と、上記読取部の読み取り内容に基づいた画像を、記録媒体上に印刷出力可能な出力部と、1又は複数頁からなるグループを2以上含む原稿について、上記読取部における読取条件又は上記出力部における出力条件の少なくとも一方を、上記グループ毎に受付可能な処理条件受付部と、上記読取部における読取又は上記出力部における出力について、実行するかキャンセルするかの選択入力を上記グループ毎に受付可能なキャンセル受付部と、を備える。 【0006】 上記画像形成装置は、キャンセル受付部を備えることによって、グループ毎にキャンセルを受け付けることができ、ユーザの要望に沿った処理を行うことができる。 【0007】 請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、上記読取部による読取後かつ上記出力部による出力前に、上記記録媒体上に出力される画像をプレビュー表示可能なプレビュー表示部をさらに備え、上記キャンセル受付部は、上記表示部によってプレビュー表示されたグループについて、実行又はキャンセルの上記選択入力を受付可能である。 【0008】 上記画像形成装置は、プレビュー表示によって、出力される画像をユーザに確認させた上で、その画像を出力するか否かの指示をグループ毎に受け付けることができる。つまり、ユーザが望まない画像についてはグループ毎にキャンセルすることができるので、ユーザの要望によりよく応じることができる。 【発明の効果】 【0009】 本発明の画像形成装置は、キャンセル受付部を備えることによって、2以上のグループを含む原稿について、グループ毎にキャンセルを受け付けることができる。それゆえ、ユーザの要望によりよく対応することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、図面に基づいて本発明の画像形成装置の実施の一形態として、画像形成装置1を例に説明する。以下の説明では、画像形成装置1のコピー機としての機能を重点的に述べるが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファクシミリ及びプリンタ等、公知の機能を備える画像形成装置として実施可能である。 【0011】 <1.画像形成装置1の概略構成> 画像形成装置1全体の構成について、図1・2を参照して説明する。図1は、画像形成装置1の外観を示す斜視図であり、図2は画像形成装置1の要部構成を示すブロック図である。 【0012】 画像形成装置1は、図1に示すように、原稿を載置する載置台2A、複数枚の原稿を載せるための送り台2B、用紙を収容する用紙収容部4、印刷後の用紙が排出される排紙部5、ユーザからの入力を受け付けると共にユーザに種々の情報を提示する操作盤6等を備える。 【0013】 また、画像形成装置1は、図2に示すように、載置台2A上の原稿の画像を読み取る画像読取部10と、画像読取部10が読み取った画像に画像処理を施す画像処理部11と、画像処理を施された画像を用紙収容部4内の用紙上に印刷出力する画像形成部(出力部)12と、画像形成装置1内の各部を制御する主制御部13とを備える。画像形成装置1はさらに、操作盤6内に設けられハードキー群61及び種々の画面を表示する表示パネル62を備えると共に、表示パネル62上に表示する後述のプレビューを作成するプレビュー作成部14と、表示パネル62に表示されたソフトキーにユーザが触れたことを感知するタッチパネル15と、主制御部13から画像データ及び制御データを受け取ってプレビュー作成及び表示等の制御を行ったり、ハードキー61及びタッチパネル15を介して入力されたユーザからの指示を主制御部13へ伝えたりする操作制御部16とを備える。 【0014】 画像形成部12としては、電子写真方式又はインクジェット方式等、従来の画像形成装置に利用されてきた構成を、好適に用いることができる。 【0015】 主制御部13は、画像形成装置1の各部との間でデータ信号及び制御信号の送受信を行って、複写動作等を統括的に制御するものである。具体的には、主制御部13は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等によって構成可能である。CPUはスキャナからの画像情報を電子化して画像データを生成したり、種々の演算を行ったりすることができる。ROMにはCPUによって行われる制御に関するプログラムや、画像形成装置1内の各部の動作に関するプログラム等が格納されている。また、RAMは、CPUの作業領域として機能する他、ユーザの入力内容等を保持する領域、画像処理部11から受け取った画像データを保持する領域等を有している。 【0016】 画像形成装置1は図示しないメニューモジュールを備えており、このメニューモジュールは、表示パネル62における表示に関するプログラム及びパラメータ等で構成されている。 【0017】 <応用コピー> 画像形成装置1は、応用コピーモードを実行可能である。応用コピーモードとは、グループを2以上含む原稿について、画像読取部10における読取条件又は上記画像形成部12における出力条件の少なくとも一方を、グループ毎に設定するモードである。このとき、グループに含まれる頁数は1頁であってもよいし、2頁以上であってもよい。 【0018】 言い換えると、応用コピーモードは、原稿を複数のステップに分けて読み込み、このステップ毎に拡大/縮小倍率、枠消し等の設定を行うことのできるモードである。 【0019】 例えば、1枚目が片面印刷、2枚目が両面印刷、3枚目が片面印刷、4〜5枚目が片面印刷である6頁の原稿をコピーする場合で、1枚目を片面印刷、2枚目を両面印刷、3枚目を片面印刷、4〜5枚目を両面印刷でコピーした複写物を得るとき(図3)には、この応用コピーモードが好適である。 【0020】 図4に、操作盤6の一部を拡大した平面図を示す。操作盤6には、テンキー、スタートキー、ストップ/クリアキー等が設けられているが、特に機能設定キーとして応用コピーキー61aが設けられている。 【0021】 画像形成装置1は、ユーザに応用コピーキー61aを押下されると、図5のフローチャートに示す動作を開始する。 【0022】 まず、主制御部13は操作制御部16を介して、表示パネル62に設定画面を表示させる。設定画面の一例を設定画面60として図6に示す。設定画面60は、原稿タイプ(原稿が両面か片面か)、読取濃度、画質(読み込む画像は写真か文字か)、印刷用の用紙、拡大/縮小倍率、さらには両面印刷又は片面印刷のいずれを実行するか等、読取及び印刷出力の各種条件を設定するためのソフトキーである条件設定キー群60aを含む。条件設定キー群60aは、処理条件受付部として機能するといえる。 【0023】 条件設定キー群60aを介して入力されたユーザからの指示に基づいて、種々の読み込み及び印刷出力条件が設定される。また、この画面により、載置台2A又は送り台2Bに1ステップ目の原稿(この場合は1枚目)をセットするように、ユーザに促すことができる。原稿のセット後にスタートキーが押下されると(S2でYes)、設定された条件で1ステップ目の読み取りが実行される(S3)。読み取られた画像は上述のRAM内に保持される。スタートキーが押下されなければ(S2でNo)、設定画面の表示を続ける。 【0024】 画像読取部10で読み取られた画像は、画像処理部11、主制御部13、及び操作制御部20を介してプレビュー作成部14に送られる。プレビュー作成部14は、予め設定されている縮小率に従って各頁の画像を縮小して操作制御部16に戻す。操作制御部16は、作成されたプレビュー画像をレイアウトしたプレビュー確認画面を表示パネル62に表示させる(S4)。 【0025】 プレビュー確認画面の一例を図7に示す。このプレビュー確認画面70には、プレビュー表示領域71、設定変更キー群72、イメージ確認キー群73、ステップ確認キー群74、作業中止キー75等が表示される。具体的には、以下の通りである。 【0026】 プレビュー表示領域71は、現ステップで読み込んだ1又は複数の頁についてプレビュー画像を表示する領域であり、現ステップで読み込まれた原稿が1頁ずつ、又は複数頁ずつ表示される。 【0027】 設定変更キー群72としては、プレビュー画像を参照したユーザからの、現ステップで読み込んだ画像の回転、又は印刷出力用の用紙を変更等の指示を受け付けるキーが表示される。 【0028】 イメージ確認キー群73は、現ステップの画像を確定するか否かの入力を受け付けることができるキャンセル受付部として機能する。イメージ確認キー群73としては、印刷出力用の画像を確定するためのイメージ確定キー、画像を印刷出力せずに破棄するためのイメージ破棄キー等が表示される。 【0029】 ステップ確認キー群74は、次のステップがあるかどうかの入力を受け付けることができ、次ステップの読み取りに移行するように指示する次ステップ読取キー、読取を終了して印刷出力を行うように指示するための読取終了キー等が表示される。 【0030】 作業中止キー75は、応用コピーの動作全体の中止指示を受け付けることができる。 【0031】 このプレビュー確認画面で、イメージ確認キー群73のうちイメージ確定キーが押下されると、主制御部13は、現ステップで読み込まれ、設定変更キー群72を介して入力された設定を反映させた画像を、印刷用画像として上述のRAM等に保存する(S5→S6)。一方、イメージ破棄キーが押下されると、主制御部13は、現ステップで読み込まれた画像を破棄する(S7→S8)。 【0032】 イメージ確認キー群73のいずれかが押下された後、ステップ確認キー群74のうち次ステップ読取キーが押下されると、現ステップのイメージが確定されたか破棄されたかにかかわらず、主制御部13は操作制御部16を介して表示パネル62に設定画面を表示させる(S11→S1)。一方、読取終了キーが押下されると、全ステップの画像が画像形成部12によって印刷出力され、応用コピー動作は終了となる(S12→S13)。 【0033】 また、プレビュー確認画面70で作業中止キー74が押下されると、現ステップを含め、応用コピーモードで読み取った画像は全て破棄され、応用コピーは終了となる(S9又はS14→S10)。 【0034】 例えば、図3に示す例の場合は、5枚目の原稿、すなわちステップ4の読み取りが完了するまで、途中のステップで画像が破棄されたか否かにかかわらず、S11からS1に戻って読み取り動作を繰り返すことになる。 【0035】 本例におけるステップ4の設定画面を図8に示す。応用コピーモードでは、各ステップ開始時、つまりS1に戻る度に、各種条件を設定するための略同一のソフトキーを含む設定画面が表示される。また、現ステップが何番目のステップであるか、又は仕上がりの頁数は何頁か等、ステップが進むに従って変化する要素についても表示される。 【0036】 本例では、ステップ4の原稿についてユーザがプレビュー画像を確認して読取終了キーが押下されると、画像形成装置1はステップ1〜ステップ4の全画像を印刷出力し、図3に示す通りの複写物が得られる。一方、このステップ1〜ステップ4のうち仮にステップ3においてイメージ破棄キーが押下され、ステップ4の画像確定後に読取終了キーが押下されると、ステップ1、2、及び4の画像のみが印刷出力される。 【0037】 このように、画像形成装置1は、ステップ(グループ)毎に読取条件及び印刷出力条件を上記グループ毎に受付可能な処理条件受付部として、設定画面60又は80を、表示パネル62に表示することができる。そして、画像形成装置1は、画像形成部12における出力を実行するかキャンセルするかの選択入力をステップ毎に受付可能であるキャンセル受付部を、プレビュー確認画面70のイメージ確認キー群73として表示パネル62上に表示することができる。 【0038】 それゆえ、画像形成装置1では、ステップ毎にユーザの要望に応じた読取条件及び印刷条件で読取及び印刷を行うことができる上に、ステップ毎の読取又は印刷出力のキャンセルも可能である。すなわち、ユーザの要望により細かく応じることができるという点で優れている。 【0039】 なお、設定画面60を介してユーザから受け付ける条件設定としてはこれに限らず、読取又は印刷に係わる他の条件を設定するようにしてもよいし、読取条件のみ又は印刷出力条件のみを受付可能であるようにしてもよく、種々の変更が可能である。 【0040】 また、本実施形態では、キャンセル受付部として、印刷出力を実行するかキャンセルするかの選択を受付可能なイメージ確認キー群73を各ステップについて読み込みを行った後に表示するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各ステップの読み込みが未実行の状態で、読み込み又は出力のキャンセルをステップ毎に受付可能なソフトキーを、キャンセル受付部として表示パネル62に表示するものであってもよい。 【0041】 画像形成装置1は、プレビュー表示領域71に現ステップの画像のプレビュー画像と、かつプレビューを表示したステップについて出力を行うか否かの入力を受け付け可能なイメージ確認キー群73とを、表示パネル62上に表示することができる。 【0042】 それゆえ、ユーザはプレビュー画像を確認することでその画像を出力するか否かを決定することができる。従って、ユーザの要望によりよく応じた画像を出力することができる。 【0043】 なお、本実施形態では、条件設定キー群60a及びプレビュー確認キー群73を、表示パネル62上にソフトキーとして表示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハードキーとして設けてもよい。例えばスタートキーをプレビュー確認キー73のイメージ確定キーとし、ストップ/クリアキーをイメージ破棄キーとして利用してもよい。 【0044】 読み込み及び印刷出力は、ステップ毎に行ってもよいし、複数のステップについて読み込み及び出力を一括して行ってもよい。つまり、例えばステップ1について読み込み及び印刷出力を行って、その後ステップ2について読み込み及び印刷出力を行ってもよいし、ステップ1及びステップ2の原稿を一括して読み込み、その後一括して出力してもよい。一括して読み込み及び出力を行う場合、画像形成装置1は、各ステップに含まれる原稿の枚数を予め入力するための画面を表示パネル62に表示するようになっていることが好ましい。 【0045】 また、画像形成装置1は、応用コピーキー61aが押下された後、設定画面60を表示する前に、全ステップに共通する設定の入力をユーザから受け付け可能な共通設定画面を表示するようになっていてもよい。この共通設定画面では、読取及び印刷出力の各種設定の入力を受付可能とすることができる。 【図面の簡単な説明】 【0046】 【図1】本発明の実施の一形態である画像形成装置1の外観を示す斜視図。 【図2】上記画像形成装置1の要部構成を示すブロック図。 【図3】上記画像形成装置1における応用コピーの原稿及びこの原稿の複写物を示す図。 【図4】上記画像形成装置1の操作盤6の一部の構成を示す平面図。 【図5】応用コピーモード時の上記画像形成装置1の動作を示すフローチャート。 【図6】応用コピーモード時の設定画面60を示す平面図。 【図7】応用コピーモード時のプレビュー確認画面70を示す平面図。 【図8】応用コピーモード時の設定画面の他の例を示す平面図。 【符号の説明】 【0047】 1 画像形成装置(画像形成装置) 6 操作盤 10 画像読取部(読取部) 11 画像処理部 13 主制御部 12 画像形成部(出力部) 60 設定画面 60a 条件設定キー群(処理条件受付部) 70 プレビュー確認画面 71 プレビュー表示領域(表示部) 73 イメージ確認キー群(キャンセル受付部)
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006150 【氏名又は名称】京セラミタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094145 【弁理士】 【氏名又は名称】小野 由己男
【識別番号】100125128 【弁理士】 【氏名又は名称】門脇 学
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| 【公開番号】 |
特開2008−60916(P2008−60916A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−235503(P2006−235503) |
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