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【発明の名称】 読取装置及び該装置を備えた画像形成装置
【発明者】 【氏名】杉山 彰彦

【要約】 【課題】イメージセンサ101とフラットケーブル121が一緒に昇降するとき、ガイド部材122がフラットケーブル121に傷を付けないようにする。

【構成】読取装置153は、流し読みガラス120と、コンタクトガラス110と、この両ガラスの間に配設されたステー130と、両ガラスの下から原稿を読み取るイメージセンサ101を備えている。また、イメージセンサを昇降可能に支持して、イメージセンサを両ガラスとステーの下を移動させる走行体102と、イメージセンサから導出したフラットケーブル121を案内するガイド部材122とを備えている。さらに、このガイド部材を有して走行体に設けられ、イメージセンサの昇降に伴って可動する支持部材123を備えている。そして、支持部材が、イメージセンサの昇降時に、イメージセンサと共に可動して、ガイド部材とフラットケーブルとを昇降させるようになっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面を原稿が通過する第1ガラスと、
上面に原稿が載置される第2ガラスと、
前記第1ガラスと第2ガラスとの間に配設された介在部材と、
前記第1ガラス及び第2ガラスの下から前記原稿を読み取るイメージセンサと、
前記イメージセンサを昇降可能に支持して、前記イメージセンサを前記第1ガラス、介在部材、及び第2ガラスの下を移動させる移動体と、
前記イメージセンサから導出した信号ケーブルを案内する案内部材と、を備え、
前記イメージセンサが前記介在部材の下を通過するとき、前記イメージセンサが下降する読取装置において、
前記案内部材が固定されて前記移動体に設けられ、前記イメージセンサの昇降に伴って可動する可動部材を備え、
前記可動部材が、前記イメージセンサの昇降時に、前記イメージセンサと共に可動して、前記案内部材と前記信号ケーブルとを昇降させてなる、
ことを特徴とする読取装置。
【請求項2】
前記可動部材が、弾性板である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記案内部材が、前記信号ケーブルを貫通させる筒状の部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項4】
前記案内部材が、前記信号ケーブルを貫通させる筒状のフェライトコアを備えている、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記案内部材が、前記信号ケーブルを支持する支持板である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
原稿を読み取る読取装置と、
前記読取装置の画像読取情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、
前記読取装置が、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の読取装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、イメージセンサを用いて原稿を読み取る読取装置と、この読取装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、読取装置は、イメージセンサを用いて原稿の画像情報を読み取るようになっており、例えば、画像形成装置の装置本体に設けられるようになっている。読取装置を備えた画像形成装置は、読取装置の画像情報に基づいて、シートに原稿を複写するようになっている。
【0003】
図11は、従来の読取装置の要部概略正面図である。読取装置53は、主に、次の各部品を備えている。上面を原稿が通過するコンタクトガラス10。上面に原稿が載置される流し読みガラス20。コンタクトガラス10と流し読みガラス20とを支持するステー30。原稿を読み取るイメージセンサ1。ガラス10,20とイメージセンサ1との間隔を保つスペーサ11。イメージセンサ1とスペーサ11とを支持してイメージセンサ1をガラス10,20とステー30との下を移動する走行体2。スペーサ11がステー30の下方を通過するとき、イメージセンサ1とスペーサ11とをステー30から遠ざけるころ17及びガイド部材40。
【0004】
スペーサ11は、イメージセンサ1に設けられている。スペーサ11は、圧縮コイルばね15に付勢されてコンタクトガラス10及び流し読みガラス20に接触してイメージセンサ1をコンタクトガラス10及び流し読みガラス20に対し隙間を生じさせている。スペーサ11は、隙間を生じさせた状態で、コンタクトガラス10及び流し読みガラス20の下面を移動できるようになっている。ころ17はイメージセンサ1に設けられている。ガイド部材40は固定部材に設けられている。
【0005】
読取装置53は、イメージセンサ1を流し読みガラス20の下に停止させて、流し読みガラス20上を通過する原稿を読み取ることができるようになっている。この読み方を一般に流し読みと言われている。
【0006】
また、読取装置53は、イメージセンサ1をコンタクトガラス10の下に移動させて、ユーザによってコンタクトガラス10に置かれた原稿を読み取ることができるようになっている。この読み方を一般に固定読みと言われている。
【0007】
従来の読取装置53は、原稿を固定読みするとき、イメージセンサ1の焦点距離に合わせて、イメージセンサ1をコンタクトガラス10に対して距離を一定に保って移動するようになっていなければ読取精度が低下する。このため、読取装置53は、イメージセンサ1を有するスペーサ11を圧縮コイルばね15によってコンタクトガラス10に押し付けて、コンタクトガラス10が多少捻じれてもイメージセンサ1とコンタクトガラス10との距離を一定に保てるようにしている。また、スペーサ11が、コンタクトガラス10及び流し読みガラス20とイメージセンサ1との間に隙間を生じさせている。
【0008】
読取装置53は、流し読み状態から固定読み状態に切り替えるとき、イメージセンサ1を流し読みガラス20の下からコンタクトガラス10の下に移動させる必要がある。この場合、スペーサ11がステー30の下を通過するとき、イメージセンサ1がステー30に干渉しないようにする必要がある。このため、読取装置53は、スペーサ11に設けたころ17がガイド部材40に乗り上がって通過することによって、イメージセンサ1をステー30から一旦遠ざけている(下降上昇させている)。
【0009】
そして、図12に示すように、イメージセンサ1に取り付けられている信号ケーブルとしてのフラットケーブル13も、イメージセンサ1と一緒に下降上昇するようになっている。フラットケーブル13は、走行体2に取り付けられている案内部材としてのガイド部材14に支持されている(特許文献1参照)。
【0010】
【特許文献1】特開2003−87519号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
このように、従来の読取装置のフラットケーブル13は、イメージセンサ1がステー30の下を下降して通過するとき、イメージセンサ1と一緒に下降上昇するようになっている。しかし、ガイド部材14は、直線往復移動する走行体2に設けられて、下降上昇するようになっていない。このため、フラットケーブル13は、ガイド部材14を擦って、傷が付くことがあった。
【0012】
また、フラットケーブル13に傷が付く読取装置を備えた画像形成装置は、読取装置から読取信号が確実に送られてくることがなく、読取装置によって読み取った画像をシートに確実に複写することができない虞があった。
【0013】
本発明は、イメージセンサと信号ケーブルが一緒に昇降するとき、案内部材が信号ケーブルに傷を付けないようにした読取装置を提供することにある。
【0014】
本発明は、信号ケーブルに傷を付けないようにして読み取り信号を確実に送り出す読取装置を備えて、読取装置が読み取った画像をシートに確実に複写する画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明の読取装置は、上面を原稿が通過する第1ガラスと、上面に原稿が載置される第2ガラスと、前記第1ガラスと第2ガラスとの間に配設された介在部材と、前記第1ガラス及び第2ガラスの下から前記原稿を読み取るイメージセンサと、前記イメージセンサを昇降可能に支持して、前記イメージセンサを前記第1ガラス、介在部材、及び第2ガラスの下を移動させる移動体と、前記イメージセンサから導出した信号ケーブルを案内する案内部材と、を備え、前記イメージセンサが前記介在部材の下を通過するとき、前記イメージセンサが下降する読取装置において、前記案内部材が固定されて前記移動体に設けられ、前記イメージセンサの昇降に伴って可動する可動部材を備え、前記可動部材が、前記イメージセンサの昇降時に、前記イメージセンサと共に可動して、前記案内部材と前記信号ケーブルとを昇降させてなる、ことを特徴としている。
【0016】
本発明の画像形成装置は、原稿を読み取る読取装置と、前記読取装置の画像読取情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成部と、を備え、前記読取装置が、上記の読取装置である、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0017】
本発明の読取装置は、イメージセンサの昇降時に、可動部材が、イメージセンサと共に可動して、案内部材と信号ケーブルとを昇降させるようになっているので、イメージセンサの昇降に伴って、信号ケーブルが案内部材に対して擦れることがない。
【0018】
よって、本発明の読取装置は、信号ケーブルに傷が付くようなことがない。また、読取信号を例えば画像形成装置に確実に送ることができる。
【0019】
本発明の画像形成装置は、信号ケーブルに傷を付けないようにして読み取り信号を確実に送り出す読取装置を備えているので、読取装置が読み取った画像をシートに確実に複写することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態の読取装置と、この読取装置を備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
【0021】
(複写機)
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置である例えば複写機の概略正面断面図である。画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を備えた複合機等がある。本発明の画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
【0022】
画像形成装置である例えば複写機151は、プリンタ部である装置本体152と、この装置本体152上に装備された読取装置153と、読取装置153に原稿を自動的に供給する原稿自動供給装置155とを備えている。
【0023】
装置本体152の内部を説明する。読取装置153で読み取られた原稿の画像情報は、コンタクトローラ161を介してレーザビームスキャナ162によって、画像形成部である例えば感光体ドラム163上に静電潜像として形成される。感光体ドラム163の表面は、静電潜像が形成される前、一次帯電器164によって、一様に帯電されている。感光体ドラム163の静電潜像は、現像器165によって、現像剤であるトナーによって現像されて、トナー画像となる。
【0024】
一方、シート供給ローラ166は、シート供給カセット167の中の中板175に積載してあるシートPを、シート供給カセット167から送り出す。搬送ローラ対168は、シートをレジストローラ対169に送り込む。レジストローラ対169は、回転を停止している状態でシートを受け止めて、シートに撓みを形成させて、シートの斜行を真っ直ぐに直す。
【0025】
レジストローラ対169は、斜行取りしたシートの先端を感光体ドラム163上のトナー画像に合わせて、シートを感光体ドラム163に送り込む。転写器170は、トナー画像をシートに転写する。その後、搬送ベルト171は、シートを定着器172に送り込む。定着器172は、シートを加熱加圧して、シートにトナー画像を定着して、排出トレイ173に排出する。感光体ドラム163に残ったトナーは、クリーナ174によって除去される。
【0026】
(読取装置)
図2は、本発明の実施形態における読取装置の概略斜視図である。
【0027】
読取装置153は、イメージセンサ101で原稿を読み取るようになっている。読取装置153は、読み取った情報をプリンタ部である装置本体152(図1)に送る他に、パソコン、ファクシミリ等の外部機器にも送信できるようになっている。
【0028】
読取装置153は、主に、次の各部品を備えている。密着型イメージセンサ101。このイメージセンサ101を支持する移動体である例えば走行体102。密着型イメージセンサ101と読取基板(不図示)を電気的に結合する信号ケーブルである例えばフラットケーブル121。走行体102を案内するガイドシャフト103。駆動モータ104。同軸プーリ105。プーリ106。駆動モータ104の回転軸(不図示)と同軸プーリ105とに掛け渡したタイミングベルト107。同軸プーリ105とプーリ106とに掛け渡したタイミングベルト108。読取装置153の装置本体154に設けられて、走行体102がホームポジションに居るか否かを検知するホームポジションセンサ109。ユーザによって原稿が載置される第2ガラスである例えばコンタクトガラス110。原稿自動供給装置155から原稿が送り込まれてくる第1ガラスである例えば流し読みガラス120。コンタクトガラス110と流し読みガラス120とを装置本体154に支持する介在部材である例えばステー130。
【0029】
ガイドシャフト103は、イメージセンサ101の長手方向に対して直角方向に伸びて、イメージセンサ101を装着した走行体102を往復移動案内できるように装置本体154に設置されている。タイミングベルト108は、ガイドシャフト103に略平行に架設されて、一部が走行体102に係合している。駆動モータ104の回転は、タイミングベルト107、同軸プーリ105を介してタイミングベルト108に伝達されるようになっている。
【0030】
したがって、駆動モータ104によって、タイミングベルト108が循環すると、タイミングベルト108に連動して走行体102が移動し、イメージセンサ101がコンタクトガラス110、流し読みガラス120の下側を移動する。イメージセンサ101の移動方向は、駆動モータ104の正逆回転により変えることができる。
【0031】
図3は、イメージセンサ101を走行体102に支持する機構の分解斜視図である。図4は図3の部分拡大図である。図5は、イメージセンサ101が流し読みガラス120の下にいるときの図である。図6は、図5において、フラットケーブル121が見えるように一部を破断した図である。図7は、イメージセンサ101がガイド部材140の下を通過しているとき、イメージセンサ101でフラットケーブル121をガイドしている案内部材である例えばガイド部材122を押し下げている図である。図8は、イメージセンサ101がコンタクトガラス110の下を移動して、原稿を固定読みしているときの状態図であり、フラットケーブル121が見えるように、一部を破断した図である。
【0032】
スペーサ111(図3)は、イメージセンサ101の長手方向両端部の上部に設けられている。延出部112はイメージセンサ101の長手方向両端部から長手方向に沿って延出しており、長孔113が形成されている。長孔113は、イメージセンサ101の長手方向に沿った長い孔である。圧縮コイルばね115は、走行体102に設けられた軸突起116に嵌挿されている。
【0033】
軸突起116に、圧縮コイルばね115と、長孔113とを嵌挿させることで、イメージセンサ101が走行体102に装着される。さらに、走行体102を装置本体154に装着すると、図5、図8に示すようにイメージセンサ101が圧縮コイルばね115に押されて、スペーサ111が流し読みガラス120の下面120a又はコンタクトガラス110の下面110a(図8)に当接する。スペーサ111は、接触部119(図3)で、流し読みガラス120又はコンタクトガラス110に当接する。接触部119は、スペーサ111の上部に突設されている。接触部119は、スペーサ移動方向の中間部分に、スペーサ111の移動方向に沿った長さを有している。
【0034】
スペーサ111がガラス120,110に接触することによって、イメージセンサ101と流し読みガラス120又はコンタクトガラス110との間には一定の隙間(不図示)が形成される。
【0035】
この隙間は、スペーサ111を圧縮コイルばね115によってコンタクトガラス110に押し付けて、コンタクトガラス110が多少捻じれてもイメージセンサ101とコンタクトガラス110との距離を一定に保つために形成されている。この隙間によって、イメージセンサ101の焦点距離に合わせて、イメージセンサ101をコンタクトガラス110に対する距離を一定に保つことができて、読取精度の低下を防止することができる。
【0036】
走行体102は、図8に矢印で示す読み取り方向に移動すると、スペーサ111がコンタクトガラス110の下面110aを摺動して、イメージセンサ101とともに同じ方向へ移動するようになっている。
【0037】
以上の構成の読取装置153は、イメージセンサ101を流し読みガラス120の下に停止させて、流し読みガラス120上を原稿自動供給装置155によって供給されて通過する原稿を読み取ることができるようになっている。この読み方を一般に流し読みと言われている。
【0038】
また、読取装置153は、イメージセンサ101をコンタクトガラス110の下を移動させて、ユーザによってコンタクトガラス110に置かれた原稿を読み取ることができるようになっている。この読み方を一般に固定読みと言われている。
【0039】
読取装置153は、流し読み状態から固定読み状態に切り替えるとき、イメージセンサ101を流し読みガラス120の下からコンタクトガラス110の下に移動させる必要がある。このとき、イメージセンサ101とスペーサ111は、ステー130に干渉しないでステー130の下を通過する必要がある。このため、ころ117がガイド部材140に乗り上がって通過することによって、イメージセンサ101とスペーサ111が、ステー130から、一旦、遠ざかる(下降上昇する)ようになっている。ころ117はイメージセンサ101に設けられている。イメージセンサ101とスペーサ111が、下降したとき、イメージセンサ101に接続されているフラットケーブル121も下降する。ガイド部材140は装置本体154に設けられている。
【0040】
一方、走行体102は、ガイドシャフト103を案内にして下降上昇することなく真っ直ぐに移動するようになっており、イメージセンサ101とスペーサ111がステー130から、遠ざかって移動している間も、下降することなく移動するようになっている。
【0041】
下降することなく移動する走行体102は、フラットケーブル121を支持する筒状のガイド部材122を有している。ガイド部材122は、フラットケーブル121を貫通させて支持している。この場合、ガイド部材122は、走行体102上で、フラットケーブ121と一緒に下降しなければならない。このため、ガイド部材122は、走行体102にねじ128で設けられた可動部材である例えば支持部材123の傾動端123aに支持されて昇降するようになっている。ガイド部材122は、走行体102の支持片102aに形成された上下方向に長いガイド孔102bを貫通している。
【0042】
支持部材123は、弾性板であり、中間に撓み部123bと、イメージセンサ101に当接する当接部123cとを備え、当接部123cでイメージセンサ101に圧接されている。
【0043】
したがって、ガイド部材122は、走行体102が流し読みガラス120の下からコンタクトガラス110の下へ移動する途中で、或は、逆方向に移動する途中で、イメージセンサとフラットケーブルとが下降上昇するのに伴って下降上昇するようになっている。
【0044】
よって、本読取装置153は、イメージセンサ101とフラットケーブル121との下降上昇に伴ってガイド部材122が一緒に下降上昇するので、フラットケーブルとガイド部材との擦れを少なくして、フラットケーブル121の損傷を防止することができる。また、読取装置153は、画像読取精度の低下を防止することができる。
【0045】
なお、図9に示すように、図8のガイド部材122の代わりに、案内部材である例えばフェライトコア支持部材124を使用してもよい。フェライトコア支持部材124は、フラットケーブル121を貫通させて放射ノイズを低減する筒状のフェライトコア125を支持している。
【0046】
また、図10に示すように、図8のガイド部材122の代わりに、上下1対のガイド板126,127を使用してもよい。上側のガイド板126は走行体102の支持片102aに設けられている。案内部材である例えば下側のガイド板127は、支持部材123に設けられて、イメージセンサ101及びフラットケーブル121と一緒に昇降できるようになっている。なお、上下1対のガイド部材126,127を支持している走行体102の支持片102aには、上下1対のガイド部材126,127の間にフラットケーブル121を脇から挿入できるように、脇に不図示の切り欠きが形成されている。この構成の場合、図8、図9に示す構成と異なって、フラットケーブルを筒状のガイド部材122、フェライトコア125を通す必要がなく、組み立てが容易である。なお、上側のガイド部材126は、必ずしも必要としない。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置である例えば複写機の概略正面断面図である。
【図2】本発明の実施形態における読取装置の概略斜視図である。
【図3】イメージセンサを走行体に支持する機構の分解斜視図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】イメージセンサが流し読みガラスの下にいるときの図である。
【図6】図5において、フラットケーブルが見えるように一部を破断した図である。
【図7】イメージセンサがガイド部材の下を通過しているとき、イメージセンサでフラットケーブルをガイドしているガイド部材を押し下げている図である。
【図8】イメージセンサがコンタクトガラスの下を移動して、原稿を固定読みしているときの状態図であり、フラットケーブルが見えるように一部を破断した図である。
【図9】他の実施形態のガイド部材を示した図である。
【図10】他の実施形態のガイド部材を示した図である。
【図11】従来の読取装置の要部概略正面図である。
【図12】従来の読取装置において、フラットケーブルが擦れている状態を示す図である。
【符号の説明】
【0048】
101 イメージセンサ
102 走行体(移動体)
110 コンタクトガラス(第2ガラス)
120 流し読みガラス(第1ガラス)
121 フラットケーブル(信号ケーブル)
122 ガイド部材(案内部材)
123 支持部材(可動部材)
124 フェライトコア支持部材(案内部材)
125 フェライトコア
126 上側のガイド板
127 下側のガイド板(案内部材)
130 ステー(介在部材)
151 複写機(画像形成装置)
152 複写機(画像形成装置)の装置本体
153 読取装置
163 感光体ドラム(画像形成部)
【出願人】 【識別番号】000208743
【氏名又は名称】キヤノンファインテック株式会社
【出願日】 平成18年8月30日(2006.8.30)
【代理人】 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫


【公開番号】 特開2008−60863(P2008−60863A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2006−234674(P2006−234674)