| 【発明の名称】 |
クレードル装置及び画像アクセス制御方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 幹
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| 【要約】 |
【課題】撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することを目的とする。
【構成】撮像装置で撮像された画像毎に付加された画像に対してアクセス可能なユーザを識別するユーザ識別情報を、撮像装置より取得するユーザ識別情報取得手段と、ネットワークを介して通信可能な外部端末装置より画像に対するアクセス要求を受け取ると、アクセス要求に係り、外部端末装置より受け取ったユーザを識別するユーザ識別情報と、ユーザ識別情報取得手段において取得したユーザ識別情報と、に基づいて、アクセス可能なユーザからの要求か否かを判定し、アクセス可能なユーザからの要求であると判定すると、画像の転送に係る処理を実行する画像転送手段と、を有することによって課題を解決する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 撮像装置で撮像された画像毎に付加された画像に対してアクセス可能なユーザを識別するユーザ識別情報を、前記撮像装置より取得するユーザ識別情報取得手段と、 ネットワークを介して通信可能な外部端末装置より前記画像に対するアクセス要求を受け取ると、前記アクセス要求に係り、前記外部端末装置より受け取ったユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報取得手段において取得したユーザ識別情報と、に基づいて、アクセス可能なユーザからの要求か否かを判定し、アクセス可能なユーザからの要求であると判定すると、前記画像の転送に係る処理を実行する画像転送手段と、 を有することを特徴とするクレードル装置。 【請求項2】 前記ユーザ識別情報取得手段は、前記画像に係るタグ情報に含まれるユーザ識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のクレードル装置。 【請求項3】 クレードル装置における画像アクセス制御方法であって、 撮像装置に電力供給を行う電力供給ステップと、 前記撮像装置で撮像された画像毎に付加された画像に対してアクセス可能なユーザを識別するユーザ識別情報を、前記撮像装置より取得するユーザ識別情報取得ステップと、 ネットワークを介して通信可能な外部端末装置より前記画像に対するアクセス要求を受け取ると、前記アクセス要求に係り、前記外部端末装置より受け取ったユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報取得ステップにおいて取得したユーザ識別情報と、に基づいて、アクセス可能なユーザからの要求か否かを判定し、アクセス可能なユーザからの要求であると判定すると、前記画像の転送に係る処理を実行する画像転送ステップと、 を有することを特徴とする画像アクセス制御方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、クレードル装置及び画像アクセス制御方法に関する。 【背景技術】 【0002】 デジタルカメラ用の雲台にパンチルト機能を付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。 【0003】 【特許文献1】特開2002−199251号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 このようにネットワーク通信機能を備えたクレードル装置にデジタルカメラを備え付けてネットワーク上の画像表示端末からデジタルカメラ内の撮影画像を表示させる場合、デジタルカメラ内部の撮影データは、ネットワーク上の端末からアクセス可能状態となる。つまり、クレードル装置の通信機能を使って、撮影データを盗まれたり、プライベートデータが閲覧可能状態になったりしてしまう。 【0005】 本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 そこで、本発明は、撮像装置で撮像された画像毎に付加された画像に対してアクセス可能なユーザを識別するユーザ識別情報を、前記撮像装置より取得するユーザ識別情報取得手段と、ネットワークを介して通信可能な外部端末装置より前記画像に対するアクセス要求を受け取ると、前記アクセス要求に係り、前記外部端末装置より受け取ったユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報取得手段において取得したユーザ識別情報と、に基づいて、アクセス可能なユーザからの要求か否かを判定し、アクセス可能なユーザからの要求であると判定すると、前記画像の転送に係る処理を実行する画像転送手段と、を有することを特徴とする。 【0007】 係る構成とすることにより、撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することができる。 【0008】 また、本発明は、画像アクセス制御方法としてもよい。 【発明の効果】 【0009】 本発明によれば、撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。 【0011】 (実施形態1) 図1は、デジタルカメラ100と、クレードル装置200と、画像受信端末700とを含む、画像配信システムのシステム構成図である。ユーザは、通常、外出時には電池或いはバッテリをデジタルカメラ100に装着して持ち出し、撮影に用いる。そして、ユーザは、帰宅時にはデジタルカメラ100をクレードル装置200に装着する。 【0012】 クレードル装置200は、デジタルカメラ100のビューファインダー画像をMJPEGの動画ストリームとして、無線アクセスポイント600を介して画像受信端末700に配信する。又は、クレードル装置200は、デジタルカメラ100で撮影したJPEG等の静止画を、無線アクセスポイント600を介して画像受信端末700に配信する。 【0013】 クレードル装置200に着脱可能なCFカード等の外部メディアストレージ211は、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際、装着以前に撮影した画像、又は装着状態で撮影した画像を、記録保存する。 【0014】 無線アクセスポイント600は、クレードル装置200との間で無線通信を行ない、パケット通信網であるLAN500との接続を仲介する。リモートコントローラ800は、画像受信端末700の操作を行なう。更にリモートコントローラ800は、LAN500、無線アクセスポイント600を介してデジタルカメラ100を装着したクレードル装置200を操作することもできる。 【0015】 画像受信端末700は、デジタルカメラ100及びクレードル装置200から配信された各メディアストリームを受信し、様々なフォーマットによって符号化された各メディアを復号化してモニタへ出力する。 【0016】 ストレージ装置900は、デジタルカメラ100で撮影した画像を、LAN500を介して記録し、更に画像の管理や検索を行う電子アルバムのようなアプリケーションを備える。 【0017】 この画像配信システムの構成において、デジタルカメラ100内の動画或いは静止画を、クレードル装置200を介して配信して画像受信端末700にて受信して動画或いは静止画を表示する。或いはデジタルカメラ100内の動画或いは静止画を、クレードル装置200を介して配信してストレージ装置900に転送し、記録した後に画像受信端末700にて表示する動作の詳細を説明する。 【0018】 図2は、デジタルカメラ100を示したブロック構成図である。図2において、100は、デジタルカメラの本体を示す。101は、焦点合わせ、更にズーム機能を備えた撮影レンズである。102は、絞り機能を備えるシャッタである。103は、撮像レンズ101より透過した光量をシャッタ102により調節され、撮像面に結像された光像を、光電変換により画像信号に変換するCCDセンサーやCMOSセンサー等の撮像素子である。なお、以下では、撮像素子として、CCDを用いた例を説明する。 【0019】 104は、CCD103の蓄積電化ノイズを低減する相関二重サンプリング部と、画像信号のゲインを調節する自動利得制御部と、である(以下、CDS/AGCという)。105は、CCD103からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換器である。 【0020】 110は、CCD103における電荷の蓄積時間を制御するための操作タイミングパルスを出力するタイミングパルス発生器(以下、TGという)であり、システム制御部116により制御される。106は、画像処理部であり、A/D変換器105からのデジタル画像信号に対して所定の画素補間や色変換処理を行なう。また、画像処理部106は、撮像したデジタル画像信号を用いて所定の演算処理を行なう。システム制御部116は、演算処理の結果に基づいて、露出制御部111、フォーカス制御部112及びストロボ114に対してTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF、AE、EF(ストロボプリ発光)処理を行なっている。更に、画像処理部106は、撮影したデジタル画像信号を用いて所定の演算処理を行ない、得られた結果に基づいてTTL方式のAWB処理も行なっている。 【0021】 107は、撮影した静止画や動画を格納するためのメモリであり、所定の枚数の静止画や所定時間の動画を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画を連続して撮影する連続撮影やパノラマ撮影の場合にも高速かつ大量の画像を書き込むことができる。また、メモリ107は、D/A変換器108を介して画像表示部109に画像を表示するためのメモリとしての機能も有する。 【0022】 109は、TFT、LCD等から成る画像表示部である。メモリ107に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器108を介して画像表示部109に表示される。この画像表示部109を用いて、撮像された画像を逐次表示すれば、電子ビューファインダー機能を実現することができる。また、画像表示部109は、システム制御部116からの指示により任意にON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。 【0023】 117は、Y、Cr/Cb形式のデジタル画像信号を所定の圧縮伸長する画像符号化部である。画像符号化部117は、メモリ107に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行ない、処理を終えた画像データを再びメモリ107に書き込む。111は、シャッタ102、TG110、CDS/AGC104の制御を行なう露出制御部であり、ストロボ114と連携することにフラッシュ調光機能も有している。 【0024】 112は、撮影レンズ101の測距を制御するフォーカス制御部である。113は、撮影レンズ101のズーム機能を制御するズーム制御部である。114は、ストロボであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光の投光機能も有する。露出制御部111、フォーカス制御部112は、TTL方式を用いて制御されており、撮影した画像を画像処理部106によって演算した演算結果に基づき、システム制御部116が露出制御部111及びフォーカス制御部112に対して制御を行なう。 【0025】 116は、デジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部である。121は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリである。122は、システム制御部116でのプログラム実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等をユーザに通知する、表示装置やスピーカー等の表示部である。表示部122は、デジタルカメラ100の操作部120近辺に位置する。また、表示部122は、例えば、LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。 【0026】 118は、モードスイッチである。ユーザはモードスイッチ118を操作して電源オフ、撮影モード、再生モード等デジタルカメラ100の備える各機能モードを切り替え設定することができる。 【0027】 撮影モードとして、例えば、AEに関するパラメータを全て自動で行なう全自動モード、撮影状況や被写体によってAEパラメータを合わせた簡単撮影モード、全てのAEパラメータを撮影者自ら設定を行なう応用撮影モード等がある。また、簡単撮影モードには、ポートレートモード、風景モード、スポーツモード等がある。ここで、ポートレートモードとは、絞りを開放側に固定し、背景をぼかして人物を際立たせるように設定したモードである。また、風景モードとは、絞りを絞って被写体深度を深くするようにしたモードである。また、スポーツモードとは、動いている被写体に対してぶれずに撮影できるようにしたモードである。また、応用撮影モードには、被写体の明るさに応じてシャッタスピードと絞りとを自動的に設定するプログラムAE、シャッタスピードを優先して設定するシャッタ優先AE、絞り値を優先に設定する絞り優先AE等がある。撮影者がそれぞれの撮影状況に応じて、AEのモードを選択し、撮影を行なう。 【0028】 119は、シャッタスイッチであり、SW1でシャッタボタンを浅く押した状態でオンとなり、AF、AE、AWB、EF処理等の動作開始を指示する。更に、SW2でシャッタボタンを深く押した状態でオンとなり、CCD103から読み出した画像信号をCDS/AGC104、A/D変換器105、画像処理部106での現像処理を介して、メモリ107に書き込む。そして、画像符号化部117で圧縮し、SD I/F125を介して記録メディアであるSDカード126に書き込むという一連の動作開始を指示する。 【0029】 120は、各種ボタンやタッチパネルから成る操作部である。ユーザは、操作部120のメニューボタン、セットボタン、十字ボタン等を使用し、デジタルカメラ100の撮影機能に関わる設定を行なう。115は、電源制御部である。電源制御部115は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。そして、電源制御部115は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行ない、検出結果及びシステム制御部116からの指示に基づいて必要な電圧を必要な期間、デジタルカメラ100の各部へ供給する。 【0030】 127は、ニッカド電池やリチウムイオン電池等の二次電池であるバッテリである。バッテリ127は、アルカリ電池等の一次電池ででも代替可能であるが、以降、バッテリを例に説明を行う。123は、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際に電源ケーブル400を介して電力供給を受ける際にアダプタ更にその間バッテリ127に対して給電を行なうDCカプラ及びバッテリ充電部である。 【0031】 124は、USB I/F部であり、クレードル装置200との画像や制御データのやり取りを行なう通信インターフェースである。本実施形態では、USBでの通信を示しているが、1394等の他の通信方法で行なってもよいが、その場合、USB I/F部124は各々の通信規格に準拠したインターフェースとなる。126は、記録メディアであるSDカードである。デジタルカメラ100は、例えば、撮影した画像をSD I/F125を介してSDカードに書き込む。SDカード126は、CFカードやマイクロドライブ等の他の記録メディアにすることもできるがその場合、SD I/F125は各々の記録メディアの規格に準拠したインターフェースとなる。 【0032】 図3は、クレードル装置200を示したブロック構成図である。図3において、200は、クレードル装置の本体を示す。201は、雲台のパン動作を行なうモーターであるパン駆動部である。202は、雲台のチルト動作を行なうモーターであるチルト駆動部である。パン駆動部201及びチルト駆動部202は、各々、ステッピングモーターや超音波モーター等で構成される。 【0033】 203は、システム制御部209からの指示によりパン駆動部201の角度や速度等の制御を行なうパン制御部である。204は、システム制御部209からの指示によりチルト駆動部202の角度や速度等の制御を行なうチルト制御部である。205は、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着した際に電源ケーブル400を介して電力供給を行なう電源供給部である。なお、デジタルカメラ100がバッテリ127の装着状態でクレードル装置200と接続された場合には、バッテリ127の充電のための電力供給を行なう。 【0034】 206は、デジタルカメラ100との画像や制御データのやり取りを行なう通信インターフェース(USB I/F)である。212は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリである。210は、各種ボタンやタッチパネルから成るスイッチボタンである。ユーザは、例えば、スイッチボタン210を押すことでデジタルカメラ100のSDカード126に記録されている画像を、クレードル装置200に装着している記録メディアのCFカード211にコピーする。或いは、ユーザは、例えば、スイッチボタン210を押すことで無線LAN I/F207、無線アクセスポイント600、LAN500を介して、画像受信端末へ画像を転送する。このようにユーザは、スイッチボタン210を用いることで、クレードル装置200のある機能動作の開始をさせることができる。 【0035】 211は、記録メディアであるCFカードである。クレードル装置200は、デジタルカメラ100で撮影した画像をUSB300による通信によりUSB I/F206、CF I/F208を介してCFカード211に書き込む。或いは、クレードル装置200は、CFカード211に書き込まれた画像をCF I/F208、無線LAN I/F207、無線アクセスポイント600、LAN500を介して、画像受信端末700へ画像の転送を行なう。 【0036】 CFカード211は、SDカードやマイクロドライブ等の他の記録メディアにすることもできるがその場合、CF I/F208は各々の記録メディアの規格に準拠したインターフェースとなる。207は、無線LAN I/Fであり、アンテナ部213により無線アクセスポイント600との無線通信の適応化を測る。209は、クレードル装置200全体を制御するシステム制御部である。システム制御部209は、パン制御部203、チルト制御部204に指示を出し、雲台の制御を行ない、電源供給部205、USB I/F206、CF I/F208、無線LAN I/F207の各部に対して検知や指示を行なう。 【0037】 クレードル装置200、無線アクセスポイント600、画像受信端末700、等のネットワークに接続される装置の数は、図1で示したような本実施形態に限定されるものではなく、アドレス等で識別できれば多数存在してもかまわない。LAN500に関しても、カメラ制御信号、圧縮した画像を通すのに十分な帯域があるインターネットやイントラネット等のネットワークであれば何でもよい。 【0038】 また、画像受信端末700は、例えばPC、携帯電話やPDAのようなものや、ネットワーク対応テレビのようなものを想定している。したがって、LAN500への物理的な接続形態として有線だけでなく無線の場合もありうるが、プロトコル的に接続されていれば、物理的な形態にこだわるものではない。 【0039】 まず、ユーザは、撮影を行なう前に、画像受信端末700を操作して、LAN500、無線アクセスポイント600、クレードル装置200を介して、デジタルカメラ100のフラッシュメモリ部121に使用者(ユーザ)の名前若しくはIDを登録しておく。以後、使用者IDとして説明をするが、デジタルカメラ100に登録しておく使用者IDは複数でもよい。実際に撮影する際に、撮影者は登録された複数の使用者IDの中から自分の使用者IDを選択しておき、撮影を行なう。この際、AF制御のAF枠選択に使われる視線入力センサーの使用に連動させて使用者IDを選択するようにしてもよい。 【0040】 撮影された画像データは、Exif形式の画像フォーマットに従って記録される。ここで、デジタルカメラ100は、Exifで用いられるタグ情報の中で、タグNo.0x013bの"Artist"の項目に使用者IDを記録させる。或いは、デジタルカメラ100は、メーカー独自情報の項目に使用者IDの項目を作成して、ここに記録するようにしてもよい。この場合、複数の使用者IDを記録しておくこともでき、アクセス管理を複数人に対応させることができる。 【0041】 撮影データはデジタルカメラ100内のSDカード126に使用者IDが書き込まれたExifファイル形式として記録されて保存されることになる。撮影後、ユーザは、デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着する。以下、デジタルカメラ100内のSDカード126に記録された画像データに対してアクセスを行なうときの動作手順を説明する。 【0042】 図4は、画像配信システムの画像アクセス制御管理動作手順を示す図(その1)である。デジタルカメラ100をクレードル装置200に装着すると、USB300によりUSB I/F206を介してクレードル装置200のシステム制御部209にデジタルカメラ100がクレードル装置200に装着されたことが通知される。 【0043】 これにより、クレードル装置200のシステム制御部209は、デジタルカメラ100のシステム制御部116に対し、SDカード126に記録された画像データのExif情報の中から全画像データに対応する使用者IDのタグ情報の取得を要求する。 【0044】 要求を受けたデジタルカメラ100のシステム制御部116は、SDカード126内に記録された全画像データの使用者IDのタグ情報をSD I/F125を経由して読み取り、USB300によりクレードル装置200のシステム制御部209に転送する。システム制御部209は、受け取った使用者IDのタグ情報を、デジタルカメラ100がクレードル装置200に装着されている間、メモリ内に保持しておく。 【0045】 この状態で、ユーザは、画像受信端末700からLAN500を経由してデジタルカメラ100内のSDカード126に記録された画像データをモニタに表示させるようにする。画像受信端末700は、LAN500、無線アクセスポイント600を介して、クレードル装置200のシステム制御部209に対して、使用者IDと共に、デジタルカメラ100内のSDカード126に記録された画像データに係るリスト情報の取得要求を送信する。 【0046】 要求を受けたシステム制御部209は、メモリ内で保持してある全画像データの使用者IDのタグ情報と、要求と共に受け取った使用者IDと、を照合する。そして、システム制御部209は、要求と共に受けた使用者IDが書き込まれたタグ情報を持つ画像データに係るリスト情報を、画像受信端末700に転送する。 【0047】 なお、システム制御部209は、デジタルカメラ100に対して、要求と共に受けた使用者IDが書き込まれたタグ情報を持つ画像データに係るリスト情報の要求を出し、デジタルカメラ100からリスト情報を取得するようにしてもよい。また、システム制御部209は、デジタルカメラ100よりタグ情報を取得する際、デジタルカメラ100内の画像のリスト情報も取得し、内部メモリ等に保持するようにしておいてもよい。この場合、システム制御部209は、内部メモリに保持しているリスト情報の中から、要求と共に受けた使用者IDが書き込まれたタグ情報を持つ画像データに係るリスト情報を取得し、画像受信端末700に転送する。 【0048】 画像受信端末700は、この転送されたリスト情報をモニタに表示する。そして、画像受信端末700は、使用者IDと共に、リスト情報を基にユーザが選択した画像の表示要求を、クレードル装置200のシステム制御部209に対して送る。要求を受けたシステム制御部209は、メモリ内で保持してある表示要求を受けた画像データの使用者IDのタグ情報と、要求と共に共に受け取った使用者IDと、を照合する。 【0049】 使用者IDが合致した場合、システム制御部209は、デジタルカメラ100のシステム制御部116に対して、USB300を介して画像受信端末700への画像転送の要求を送る。要求を受けたシステム制御部116は、SD I/F125経由で該当する画像をカード126から読み出し、USB300経由でクレードル装置200のシステム制御部209に転送する。転送を受けたシステム制御部209は、そのまま、要求元の画像受信端末700へ画像を転送させる。画像を受けた画像受信端末700は、画像をモニタに表示させる。 【0050】 一方、使用者IDが合致しなかった場合、システム制御部209は、画像受信端末700に対して、表示不許可の通知を行なう。 【0051】 このクレードル装置200と画像受信端末700との通信は、基本的にはTCP/IPによる通信を行なうが、HTTP或いはSIP等によるアプリケーション通信プロトコルに従って通信するようにしてもよい。 【0052】 以上、本実施形態によれば、撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することができる。 【0053】 (実施形態2) 次に、画像受信端末700からLAN500を経由してデジタルカメラ100内にある、クレードル装置200に装着される以前に撮影された画像を、ストレージ装置900に転送する。そして、ストレージ装置900に記録した後に画像受信端末700に表示させる画像配信システムの動作を説明する。 【0054】 図5は、画像配信システムの画像アクセス制御管理動作手順を示す図(その2)である。デジタルカメラ100内のSDカード126に記録された画像に対してアクセスが許可されている画像に係るリスト情報を画像受信端末700が受け取るところまでは実施形態1の説明と同様である。 【0055】 画像受信端末700は、この転送されたリスト情報をモニタに表示する。そして、画像受信端末700は、使用者IDと共に、リスト情報を基にユーザが選択した画像のストレージ装置900への転送要求を、クレードル装置200のシステム制御部209に対して送る。要求を受けたシステム制御部209は、メモリ内で保持してある表示要求を受けた画像データの使用者IDのタグ情報と、要求と共に共に受け取った使用者IDと、を照合する。 【0056】 使用者IDが合致した場合、システム制御部209は、デジタルカメラ100のシステム制御部116に対して、USB300を介してストレージ装置900への画像転送の要求を送る。要求を受けたシステム制御部116は、SD I/F125経由で該当する画像をカード126から読み出し、USB300経由でクレードル装置200のシステム制御部209に転送する。転送を受けたシステム制御部209は、そのまま、ストレージ装置900へ画像を転送させる。 【0057】 画像の転送が終了し、記録が完了したら、ストレージ装置900は、画像受信端末700へ画像保存終了の通知を送る。なお、ストレージ装置900が、画像受信端末700へ画像保存終了の通知を送るのではなく、クレードル装置200が画像転送終了の通知を画像受信端末700へ送るようにしてもよい。 【0058】 通知を受けた画像受信端末700は、以後、上述した実施形態1の説明でクレードル装置200に対して行なったように、ストレージ装置900に対して、使用者IDと共に保存した画像を表示させるように要求を行なう。要求を受けたストレージ装置900もクレードル装置200と同様に処理を行ない、画像受信端末700へ画像の転送を行なうようにする。 【0059】 以上の説明で述べたストレージ装置900の機能は、クレードル装置200のCFカード211上で実現させることもできる。この場合、上述したLAN500を経由した通信形態に代わって、CF I/F208を経由した通信形態になる。 【0060】 更に、最近、デジタルカメラ100内に無線LAN機能を搭載したものが発売されてきたが、この機種のデジタルカメラの場合は上述のようなクレードル装置200は、デジタルカメラ100を着脱するような形態をとらなくてもよい。このような機種のデジタルカメラは、内部に無線LAN I/Fとアンテナとを搭載し、図3で示したクレードル装置200のブロック構成と同じであるサーバー装置としてアンテナ部213を介した無線LAN I/F207との通信を行なう。 【0061】 通信は、TCP/IP等のプロトコルを用いることにより、上述したUSB300を介したデータの送受信と同様に動作させることによって実現できる。この場合、デジタルカメラ100内のSDカード126に記録された使用者IDのタグ情報と、画像データのリスト情報とは、デジタルカメラ100とサーバー装置との通信セッションが張られた際に送るようにする。 【0062】 以上、本実施形態によれば、撮像装置で撮像された画像に対する容易なアクセス制御を提供することができる。 【0063】 以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。 【図面の簡単な説明】 【0064】 【図1】デジタルカメラ100と、クレードル装置200と、画像受信端末700とを含む、画像配信システムのシステム構成図である。 【図2】デジタルカメラ100を示したブロック構成図である。 【図3】クレードル装置200を示したブロック構成図である。 【図4】画像配信システムの画像アクセス制御管理動作手順を示す図(その1)である。 【図5】画像配信システムの画像アクセス制御管理動作手順を示す図(その2)である。 【符号の説明】 【0065】 100 デジタルカメラ 200 クレードル装置 700 画像受信端末
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月30日(2006.8.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090273 【弁理士】 【氏名又は名称】國分 孝悦
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| 【公開番号】 |
特開2008−60843(P2008−60843A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−234383(P2006−234383) |
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