| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】守田 圭佑
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| 【要約】 |
【課題】画像形成装置において、原稿の画像データの入力順に対して、画像データとスタンプデータとの合成順が異なることにより、対応する画像データの出力順が異なる場合でも、スタンプに含まれる通し番号の順番と出力される画像データの出力順とに表示上の齟齬が生じないようにする。
【構成】画像形成装置は、各ページの出力順をページ毎の画像データの入力順と異なる出力順に設定された場合、制御部は、出力順の変更処理を行った後に、画像データとスタンプデータ合成処理を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ページ毎に入力された画像データに基づき画像形成する画像形成装置において、 各ページの出力順を前記ページ毎の画像データの入力順と異なる出力順を設定するための表示操作部と、 少なくとも前記画像形成装置自体を特定する情報、および、各ページの画像データの出力順に連番で付与される通し番号を有するスタンプデータを生成するスタンプ生成部と、 前記表示操作部で設定されたページの出力順に、各ページの前記画像データの出力順を変更する変更処理を行うと共に、前記画像データと前記スタンプデータとを合成する合成処理を行う制御部とを有し、 前記制御部は、前記出力順の変更処理を行った後に、前記合成処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 入力された原稿の画像データを記憶する画像メモリを有し、 前記画像データには、前記画像メモリから読出すための読出しアドレスが付加されており、 前記制御部は、前記表示操作部にて設定された出力順に対応して前記画像データに付加された読出しアドレスを変更することで前記画像データの出力順を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記制御部は、原稿が見開き原稿である場合、入力されたページの画像データを左右または上下に夫々個別のページに分割し、前記表示操作部でのウラ表紙のページの指定に基づき、当該ウラ表紙のページの出力順を最後とするように出力順を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記制御部は、前記表示操作部において画像データの任意のページ間が指定されている場合、新たな原稿の画像データの入力を受け付けて、指定されている前記ページ間に当該新たな原稿の画像データを挿入することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、原稿から読み込んだ画像データの出力順の管理を行う画像形成装置において、前記画像データとスタンプデータの合成を行う技術に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から画像形成装置は、出力する画像データの管理に供する様々な機能を有している。例えば、原稿の読み込み順と出力順とを調整する差込ページ機能やページ連写機能などである。また、画像データを出力した画像形成装置や日時を特定するスタンプ機能などが挙げられる。 【0003】 前記ページ連写機能とは、原稿が見開き原稿である場合に、その見開き原稿の左右または上下のページをスキャンしてその画像形成装置が読み取った1ページの原稿の画像データを左右または上下にそれぞれを別々のページとして2分割し、分割したそれぞれのページの画像データを出力して、用紙に画像形成したり、外部の機器へ送信したり、ハードディスク等の保存用のメモリに保存する機能である。 【0004】 また、前記差込ページ機能とは、複数ページの原稿を順に読込んだ後に、当該読込んだ原稿とは異なる新たな原稿を読み込み、これらの原稿の画像データを出力する場合、読み込み順に出力するのではなく、最初に読込んだ複数の原稿の画像データのページ間に、新たに読込んだ原稿の画像データを挿入し、その順で画像データを出力する機能である。 【0005】 また、スタンプ機能とは、文字列、例えば、画像形成装置の識別情報、管理番号に用いる通し番号、出力した日付を示す日付情報等のスタンプデータと、画像データとを合成する機能である。なお、このスタンプに含まれる通し番号は、1つの画像形成装置において同じ番号を付与することはなく、通し番号が付与されるごとにカウントアップされるようになっている。スタンプ機能を設定し、画像形成装置を特定する情報や、通し番号等を含んだスタンプを付与することによって、出力した画像形成装置や日時を特定することができる。 【0006】 原稿の読み込み順と画像データの出力順とを調整する機能およびスタンプ機能を有する画像形成装置により出力した場合の画像の従来例を、図9および図10に示して説明する。 【0007】 図9(A)は、画像形成装置のページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」機能を設定した場合の読み込み順を示す図である。図9(B)は、その設定の下でスタンプデータと原稿の画像データとが合成された画像データの出力順の従来の状態を示す図である。なお、図9(B)においてスタンプの通し番号は、番号「1001」〜「1006」として示されている。 【0008】 ページ連写機能を設定して所望の画像を出力するには、例えば、ユーザは、表示操作部等においてページ連写機能を設定し、出力したい原稿を、図9(A)のように、「オモテ表紙」、「ウラ表紙」、見開きページの「原稿A・B」および見開きの「原稿C・D」の順に読込ませる。原稿を読込むたびに、ページごとのスタンプデータが生成される。このとき、ページごとに生成されるスタンプデータに含まれる通し番号は、原稿の読み込み順と同様な連番となっている。例えば、図9(A)に示す読み込み順で読込んだときは、同じ順番で通し番号も付与される。 【0009】 ページごとのスタンプデータが生成された後、読み込んだ原稿の画像データとスタンプデータが合成される。合成された画像データは画像メモリにメモリされる。また、次回付与される通し番号のために、通し番号がカウントアップされる。カウントアップすることによって、1つの画像形成装置において同一の番号が付与されることがなくなる。なお、ジョブが終了してもスタンプデータの通し番号はリセットされることはなく、漸次カウントアップされて更新される。 【0010】 このようにして、原稿を読み込み、スタンプデータの通し番号をカウントアップしながら、画像メモリに各ページの画像データが順次メモリされ、この工程が繰り返される。全ての原稿について読み込みを完了すると、画像メモリにメモリし、合成された画像データの出力順の変更処理が行われる。この変更処理は、例えば、画像メモリにメモリされている画像データに付与されている読出しアドレスを変更することにより並び替える処理である。 【0011】 図9(B)に例示する出力画像においては、ページ連写機能が設定されていることにより、3番目に読込んだ原稿の画像データについては「原稿A」、「原稿B」として、4番目に読込んだ原稿の画像データについては「原稿C」、「原稿D」として、それぞれ個別のページの画像データとして画像メモリにメモリされ、出力される。さらに、スタンプ機能における通し番号も、「原稿A」、「原稿B」、「原稿C」、「原稿D」の読み込み順にそれぞれについて読み込み時に付与される。 【0012】 また、図9(B)においては、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」が設定されていることにより、読み込み順とは異なる順番で画像データが出力される。この「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」が設定されている場合、最初に出力される画像データは、原稿の読み込み順番通りの「オモテ表紙」であるが、次に読込んだ原稿の画像データである「ウラ表紙」が出力されず、「オモテ表紙」の次に出力される画像データは、「ウラ表紙」の次に読込んだ「原稿A」となり、「原稿A」の次は「原稿B」となる。この場合「ウラ表紙」は、「原稿D」の次に出力され、このジョブにおける出力順としては最後となる。 【0013】 図10(A)は、差込ページ機能において、「原稿片面4ページで1ページ目の後に差込ページを挿入する」の設定がされている場合の読み込み順を示す図である。図10(B)は、この設定の下でスタンプデータと原稿の画像データとが合成された画像データの出力順の従来の状態を示す図である。なお、図10(B)において、スタンプの通し番号は、番号「1234」〜「1238」として示されている。 【0014】 差込ページ機能を設定して所望の画像を出力するには、例えば、ユーザは、一旦原稿を読み込ませた後、表示操作部等によって新たな原稿を挿入しようとする任意のページ間を指定し、挿入しようとする新たな原稿を読み込ませる。例えば、図10(A)に示すように、ユーザは、「原稿1〜4」を読み込ませた後、任意のページ間、この場合は「原稿1」と「原稿2」の間なので「原稿1」の後を指定し、新たな「原稿5」をさらに読み込ませる。これにより、「原稿1」の次の画像データとして「原稿5」が挿入される。 【0015】 前述の通り、原稿が読み込まれるたびに、ページごとのスタンプデータが生成されて画像データに合成されて画像メモリにメモリされるため、通し番号は原稿の読み込み順と同じ順番の連番となっている。例えば、図10(A)のような順番で読み込まれたときは、同じ順番で通し番号も付与される。その後、合成された画像データが出力される。 【0016】 図10(B)に例示される出力画像においては、差込ページ機能が設定されていることにより、最後に読み込まれた「原稿5」が「原稿1」の後に挿入されているので、読み込まれた順番とは異なる順番で画像データが出力される。すなわち、最初に出力される画像データは、原稿の読み込み順番の通り「原稿1」であるが、「原稿1」の次に出力される画像データは、次に読み込まれた「原稿2」とならず、最後に読み込まれた「原稿5」となり、「原稿5」に次いで「原稿2」が出力され、最後に「原稿4」が出力される。 【0017】 このように従来は、画像形成装置においてスタンプ機能が設定されている場合、スタンプデータの付与タイミングが原稿の読み込み時となっていた。したがって、原稿の読み込み順と画像データの出力順に変更があると、スタンプ機能によって出力画像に付与される通し番号の順番は出力順と異なるものとなっていた。 【0018】 例えば、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」が設定されているときは、図9(B)に示すように、読み込み順が「オモテ表紙」、「ウラ表紙」、「原稿A・B」、「原稿C・D」となっているため、その順番に連番で通し番号が、「1001」、「1002」、「1003」〜「1006」と付与される。しかし、画像データの出力時には、画像データの出力順が並べ替えられているため、2番目に読込んだ「ウラ表紙」が最後に出力されることとなり、出力画像を出力順に見たときに、通し番号は連番とはならない。 【0019】 また、差込ページ機能が設定されているときは、図10(B)に示すように、「原稿1」〜「原稿4」の読み込み順で読込んだ後に、「原稿5」を読み込んでおり、読み込み順に連番で通し番号が「1234」〜「1237」、「1238」と付与される。しかし、出力時には、原稿の画像データが並べ替えられ、最後に読込んだ「原稿5」が2番目に出力されることにより、この場合も、出力画像を出力順に見たときに、付加された通し番号は連番とはならない。 【0020】 ところで、従来から、ページ番号や日付、原稿のセット毎に割り当てた番号、または背景に模様を付加するアノテーション機能を有する画像形成装置がある。このアノテーション機能として、ページ番号を画像形成のサイクルごとに加算し、原稿にないページ番号を付加することができる画像形成装置が提案されている(特許文献1)。また、従来、アノテーション機能の有効または無効を設定し、アノテーション機能によりページ番号を付加する任意のページを入力し、ページ番号を付加するページをユーザが指定することにより、指定した任意のページについてのみ、ページ番号を画像データに合成して画像を出力することができる画像形成装置が提案されている(特許文献2)。 【0021】 【特許文献1】特開昭64−44972号公報 【特許文献2】特開2003−274151号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0022】 前述のように、従来から原稿の画像データにスタンプデータを付加するアノテーション機能などが提案されていたが、これらのスタンプ付加方法では、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」が設定されている場合や、差込ページ機能が設定されている場合のように、原稿の読み込み順に対して、スタンプデータと読込んだ画像データとを合成する合成順が異なってしまう場合に問題が生じうる。 【0023】 すなわち、前述のように図9(B)または図10(B)に示される出力画像のように、出力順に出力画像を見ると、出力画像に付加された通し番号が連番とならず、通し番号の順番が、出力順と逆転するといったようなずれが生じ、ユーザが混乱をきたすおそれがある。例えば、ユーザがスタンプを参照しつつ、出力画像を出力順に閲覧する場合、通し番号が連番となっていない場合、通し番号がずれているのか、もしくは出力順がずれているのか判断することが困難となるおそれがある。さらに、スタンプが付加された画像データをIPスキャナで送信する場合、当該画像データにかかる原稿の入力作業を行うユーザと、画像データを受信し、閲覧する者とが異なる場合があり、当該画像データを閲覧する者は出力順と、通し番号とのずれを判断することがより困難となり、混乱を生じる。 【0024】 このような問題について、特許文献1および2では言及されておらず、これらに記載されている画像形成装置のアノテーション機能では、上記のユーザに生じる混乱を解消することが困難である。 【0025】 本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、原稿の画像データの入力順に対して、原稿の画像データとスタンプデータとの合成順が異なることにより、対応する画像データの出力順が異なる場合でも、スタンプに含まれる通し番号の順番と出力される画像データの出力順とに表示上の齟齬が生じないようにする技術を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0026】 上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ページ毎に入力された画像データに基づき画像形成する画像形成装置において、各ページの出力順を前記ページ毎の画像データの入力順と異なる出力順を設定するための表示操作部と、少なくとも前記画像形成装置自体を特定する情報、および、各ページの画像データの出力順に連番で付与される通し番号を有するスタンプデータを生成するスタンプ生成部と、前記表示操作部で設定されたページの出力順に、各ページの前記画像データの出力順を変更する変更処理を行うと共に、前記画像データと前記スタンプデータとを合成する合成処理を行う制御部とを有し、前記制御部は、前記出力順の変更処理を行った後に、前記合成処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 【発明の効果】 【0027】 請求項1にかかる本発明によれば、各ページの出力順が変更されてから、当該原稿の画像データとスタンプデータを合成し、この合成された画像データを出力するように構成している。したがって、画像データの出力順が原稿の入力順と異なる場合であっても、原稿の入力順に通し番号が付与されることはなく、設定された出力順に変更された画像データに対してスタンプデータを合成することにより、出力される画像データには、出力順に連番の通し番号が付与され、出力順と通し番号のずれを防止することができる。結果として、画像形成装置における出力順が変更される機能を使用するユーザに混乱を生じさせないようにすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0028】 (構成) 本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の画像形成装置1の概略構成図である。また、図2は、本発明の画像形成装置1の制御の構成を示すブロック図である。 【0029】 この実施形態にかかる画像形成装置1は、自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder)10、画像読取部20、画像書込部21、画像形成部22、搬送部30、給紙トレイ40を備えて構成される。画像形成装置1は、例えば自動原稿搬送装置10から供給された原稿を画像読取部20で読取り、画像処理を行って、給紙トレイ40から給紙された用紙に対し、画像形成部22によって画像形成する。画像形成された用紙は搬送部30によって搬送される。なお、本実施形態の画像形成装置1における画像形成方式は、周知の電子写真方式による。以下、画像形成装置1の各部の構成について説明する。 【0030】 自動原稿搬送装置10は、原稿を載置する載置部11を有し、原稿が載置されると、当該原稿を画像読取部20に搬送する。画像読取部20で画像が読み取られた原稿は、排紙部12に排紙される。 【0031】 画像読取部20は、自動原稿搬送装置10から搬送されてきた原稿、または原稿台13に載置された原稿の画像を、CCD(Charge Coupled Device)14等により読み取る。画像書込部21は、読み取った画像データに応じたレーザ光を感光体ドラム23に照射し、静電潜像を形成した上でこの静電潜像を現像し、感光体ドラム23上にトナー像を形成する。 【0032】 一方、搬送部30により、給紙トレイ40から画像形成部22に用紙が搬送される。 【0033】 画像形成部22は、感光体ドラムを有し、感光体ドラムに形成したトナー像を転写する。用紙に当該トナー像を転写すると、用紙を感光体ドラムから分離し、熱と圧力により当該トナー像を用紙に定着する。両面プリントの場合は当該用紙の他方の面にも画像を形成する。画像形成された用紙は、画像形成装置1から排出される。 【0034】 次に、図2を用いて、この実施形態にかかる画像形成装置1の制御部手段およびそれに用いる各部の概略構成について説明する。 【0035】 図2に示すように画像形成装置1は、自動原稿搬送装置10、や画像形成部22、I/F(Interface)3、受信メモリ4、制御部5、画像メモリ6、スタンプ生成部7、および表示操作部8等を備える。 【0036】 制御部5は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)9およびRAM(Random Access Memory)等を含んで構成される。また、ROM9には、あらかじめ制御プログラムが記憶され、CPUが当該制御プログラムを適宜RAM上に展開することにより、制御部5として機能する。具体的には、読取制御、読出しアドレス管理、送受信制御、表示操作制御、画像処理制御、読み出しアドレスの変更による変更処理、スタンプデータの合成処理、プリンタ制御、等を行うようになっている。各処理や制御については後述する。さらにROM9には、表示操作部8の表示部8aに表示する表示画面データもあらかじめ記憶されている。 【0037】 外部端末50等から送信され、ネットワーク2およびI/F3を介して受信された画像データは、受信メモリ4に一時的にメモリされる。ネットワーク2としては例えば、LAN(Local Area Network)等が挙げられる。 【0038】 受信メモリ4に一時的にメモリされた画像データは、画像処理がなされて、後述する送受信制御により画像メモリ6に送信される。画像メモリ6は、受信メモリ4から受信した画像データおよび画像読取部20から読み取った画像データを記憶する。 【0039】 スタンプ生成部7は、日付情報を管理するための内部時計および、通し番号をカウントするカウンタを含んで構成される。また、スタンプ生成部7は、画像形成装置の識別情報をあらかじめ記憶し、管理番号などに用いる通し番号や、出力する日付を示す日付情報を管理する。このうち、通し番号は、画像データに付加されるたびにカウントアップされて、更新される。スタンプ生成部7は、これらの情報が含まれたスタンプデータを表示操作部8における設定に応じて生成している。なお、内部時計が管理する情報は、日時情報であってもよい。 【0040】 表示操作部8は、表示部8aと、操作部8bとを備えて構成される。この操作部8aとしては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)等の任意の表示デバイスが用いられる。操作部8bは、操作ボタン、テンキー、電子ペン等の任意の入力デバイスや操作デバイスを含んで構成される。なお、表示部8aと操作部8bとは、別々に設けられている必要はなく、例えば、タッチパネル式のLCDなどのようにそれらを一体化していてもよい。 【0041】 ここで、本実施形態の画像形成装置1における制御部5の各処理および各制御について以下に説明する。 【0042】 制御部5による読取制御では、自動原稿搬送装置10を制御して載置された原稿または原稿台に載置された原稿を画像読取部20に搬送させ、当該原稿にかかる画像を画像読取部20によって読み取らせる。 【0043】 制御部5による送受信制御では、画像読取部20、またはネットワーク2から画像データの入力があると、当該画像データをジョブとして画像データの入力されたページ順に受け付ける。ネットワーク2から当該ジョブを受け付けると、I/F3を介して入力された画像データを受信メモリ4に一時的にメモリさせる。受信メモリ4に一時的にメモリされた画像データは、画像処理がなされて、画像メモリ6に送信される。画像メモリ6に画像データをメモリする時に、入力されたページ順に読出しアドレスが付与して、画像データをメモリするように制御する。他方、読取制御に基づいて画像読取部20から当該ジョブを受け付けると、当該ジョブにかかる画像データについて、読出しアドレスが付与されて、画像メモリ6に入力されたページ順にメモリさせる制御を行う。また、表示操作部8等からの指示に応じ、画像データを、ネットワーク2を介して外部に送信する制御を行う。 【0044】 制御部5による読出しアドレス管理では、I/F3を介して、または画像読取部20から入力された画像データの各ページそれぞれに対し、入力順に読出しアドレスを割り当てる。この割り当てられたアドレスに対応する画像データを画像メモリ6にメモリさせる。そして、ジョブごとに読出しアドレスのリストを作成し、画像データを当該リストにより管理する。また、この読出しアドレスは、後述するスタンプデータの合成処理を行う際に、画像メモリ6から画像データを読み出すために使用され、スタンプデータと合成された画像データを出力する際に、合成された画像データを読み出すために使用されるものである。 【0045】 制御部5による表示操作制御では、入力する原稿にかかるジョブ等に関する事項についてユーザが設定するための表示画面を、表示操作部8における表示部8aに表示させる。ジョブ等に関する事項とは、例えば、ジョブにかかる用紙についての項目(拡大・縮小倍率、用紙方向、用紙のサイズや種類、給紙トレイ、など)、ジョブの出力順についての項目(ページ連写機能、差込ページ機能など)出力についての項目(部数、排紙トレイ、排紙モード、ソート、仕分け、IPスキャナ送信の有無、送信先など)、製本についての項目(とじ位置、後処理の種類など)、スタンプについての項目(日付情報、画像形成装置の識別情報、通し番号など)である。 【0046】 このユーザによるジョブ等に関する事項の設定の一例として、ページ連写機能の設定または差込ページ機能の設定がある。ユーザは、例えば、表示部8aに表示される表示画面において、操作部8bにより、これらの設定を行うことができる。なお、これらの設定は、通常、原稿データの入力作業が実行される前に行われるものである。 【0047】 ここで、図3〜5を用いてページ連写機能または差込ページ機能の設定方法を説明する。図3は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1において、出力画像のページ編集に関する設定をするための設定画面を表す図面である。 【0048】 図3に示すように本実施形態における出力画像のページ編集は、ユーザが操作部8bにより編集機能一覧画面60における、いずれかの編集機能ボタン(ページ連写ボタン61等)を選択して、各編集機能設定画面において詳細な設定を行なう。すなわち、ユーザにより各編集機能ボタンが選択されると、制御部5は選択された当該ボタンに対応した編集機能の画面データ(例えば、ページ連写設定画面70等)をROM9から読み出して、表示部8aに表示させる。 【0049】 例えば、出力画像のページ編集機能としてページ連写機能を使用する場合は、ページ連写ボタン61を操作部8b等により選択し、ページ連写設定画面により詳細な設定を行う。差込ページ機能を使用する場合は、差込ページボタン62を選択し、差込ページ設定画面により設定を行う。なお、本実施形態においては、表示部8aおよび操作部8bを用いて編集機能一覧画面60の操作を行うようになっている。 【0050】 図4は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1における出力画像のページ編集のうち、ページ連写機能に関する設定についての設定画面である。ユーザは操作部8bにより、このページ連写設定画面70において、見開き読み込みボタン71、オモテ表紙/見開き読み込みボタン72、オモテ表紙・ウラ表紙/見開き読み込みボタン73のいずれかを選択することにより、各ボタンに対応するページ連写機能を選択する。 【0051】 選択したいずれかのページ連写機能を決定する場合は、OKボタン74を操作部8bにより選択する。いずれかのページ連写機能が選択されてOKボタン74が選択されることにより、制御部5は当該選択された条件を制御信号としてROM9に記憶させておく。この制御信号には、原稿にかかるジョブのページの出力順が含まれる。なお、ページ連写機能の設定を解除する場合は、キャンセルボタン75を選択する。キャンセルボタン75が選択されると、制御部5はROM9から、編集機能一覧画面60の画面データを読出し、表示部8aに表示させる。 【0052】 ここで、「見開き読み込み」とは、画像形成装置1が見開き原稿の入力を受けて、入力された見開き原稿を左右または上下のページに2分割し、それぞれを別々のページとして出力させる機能である。また、「オモテ表紙・ウラ表紙/見開き読み込み」機能とは、1つのジョブにおいて2番目に「ウラ表紙」を入力する場合に、当該見開き原稿にかかるジョブのページの出力順について、当該「ウラ表紙」を最後に出力するように並び替える機能を示す。ここにいう「見開き読み込み」は先に述べたものと同様である。ただし、このページ連写機能においては、「オモテ表紙」・「ウラ表紙」を1番目および2番目に入力させるものであるが、この「オモテ表紙」の原稿について、および「ウラ表紙」については、分割しないで出力されるものである。 【0053】 また、図5は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1における出力画像のページ編集のうち、差込ページ機能を設定する設定画面である。本実施形態における差込ページ機能の設定は、差込ページ設定画面において行う。ユーザは操作部8bにより、この差込ページ設定画面80における差込ページ指定領域81a、81b等に対し、新たな原稿が差し込まれる所望のページ間のうち、先のページを入力する。例えば、1ページ目と2ページ目の間に新たな原稿を差し込む場合は、先の1ページ目を入力する。この入力は、操作部8bによって行われる。タッチパネル式のLCDを用いる場合は、ソフトキーとなっている差込ページ指定領域81a、81b等を指定し、テンキーによりページ数を入力する。 【0054】 差込ページ指定領域81a、81b等に差込ページを入力し、その入力した差込ページを設定する場合は、設定ボタン82を選択する。設定した差込ページの値を変更したい場合は、当該変更する差込ページが入力された差込ページ指定領域を選択し、削除ボタン83を選択する。差込ページの設定が終了した場合は、OKボタン84を操作部8bにより選択し、設定した差込ページ機能を確定させる。 【0055】 このようにいずれかの差込ページ機能が選択されてOKボタン84が選択されることにより、制御部5は当該確定された差込ページ機能の条件を制御信号として送信し、ROM9に記憶させておく。この制御信号には、原稿にかかるジョブのページの出力順が含まれる。なお、差込ページ機能を解除する場合は、キャンセルボタン85を選択する。キャンセルボタン85が選択されると、制御部5は編集機能一覧画面60の画面データを読出し、表示部8aに表示させる。 【0056】 ここで、差込ページ機能とは、複数ページの原稿について、最初に複数の原稿を順に読込んだ後に、当該読込んだ原稿とは異なる新たな原稿を読み込み、これらの原稿データを出力する場合、読み込み順に出力するのではなく、最初に読込んだ原稿の複数のページの画像データにおける任意のページ間に、新たに読込んだ原稿の画像データを挿入し、その順で画像データを出力させる機能である。 【0057】 また、スタンプの設定についても、ユーザは、表示部8aに表示された画面において、スタンプデータを原稿の画像データに合成する設定を操作部8b等によって行うことができる。制御部5はスタンプデータの合成を実行する旨の設定を制御信号として送信し、ROM9に記憶させておく。 【0058】 以上のように、ROM9に記憶されたページ編集の条件やスタンプの設定にかかる制御信号に基づいて、後述する出力順の並び替え処理や、スタンプデータの生成処理などが実行される。 【0059】 制御部5による画像処理制御では、受信メモリ4または画像メモリ6にメモリされている原稿の画像データついて、圧縮処理または伸張処理を行い、入出力される原稿の画像データ等を回転させる画像処理を実行させ、I/F3のタイミング信号を生成する機能を果たす。さらに、画像読取部20が読み取った原稿を排紙させる制御も行う。 【0060】 制御部5による出力順の並び替えによる変更処理では、受け付けたジョブついて画像メモリ6に格納されている原稿の画像データのページの出力順の変更処理を行うかについて判断する。この判断は当該ジョブについて、ROM9にページの出力順の変更処理にかかる制御信号が記憶されているかどうかに基づいて判断する。ROM9に、当該ジョブについての当該制御信号が記憶されている場合は、当該制御信号に含まれるページ順にかかる情報に基づいて、次に述べる変更処理を行う。 【0061】 この変更処理の具体的方法としては、例えば前述の読出しアドレス管理により作成された当該ジョブについての読出しアドレスのリストにおいて、原稿の画像データの各ページに付加した読出しアドレスを変更することにより、出力される画像データの出力順を変更できる。 【0062】 また、出力順の変更処理が実行されるのは、例えばページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」機能を設定した場合や、差込ページ機能を設定した場合等やその他インターシート機能を使用する場合である。ここで、図6および図7を用いてページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」を設定した場合または差込ページ機能を設定した場合の出力順が変更された状態について説明する。 【0063】 なお、図6(A)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1において、入力された原稿の入力順を示す図であり、図6(B)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1において、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」機能を設定した場合の、スタンプデータが合成された状態かつ合成された画像データの出力順が変更された状態を示す図である。図7(A)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1において、原稿の入力順を示す図であり、図7(B)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1において、差込ページ機能において「原稿片面4ページで1ページ目の後に差込ページを挿入する」を設定した場合にスタンプデータが合成された状態かつ合成された画像データの出力順が変更された状態を示す図である。 【0064】 ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」機能を設定した場合は、図6(A)に示すように、原稿の読み込み順が、「オモテ表紙」、「ウラ表紙」、見開きページの「原稿A・B」、見開きの「原稿C・D」となっている場合であっても、図(B)に示すように、制御部5の出力順の変更により、「ウラ表紙」を最後に出力するように画像データの出力順が変更される。 【0065】 また、図7(A)に示すように差込ページ機能を設定した場合は、原稿の読み込み順が、「原稿1〜4」、「原稿5」であっても、図7(B)に示すように、制御部5の出力順の変更処理により、「原稿5」が2番目に出力され、「原稿2〜4」の出力順は、「原稿5」が差し込まれた分だけ順にずれていくように画像データの出力順が変更される。 【0066】 制御部5によるスタンプデータの生成処理では、ROM9に、当該ジョブについてのスタンプデータの合成を実行する旨の制御信号が記憶されている場合は、当該制御信号に基づいて、スタンプ生成部7にスタンプデータを生成させる。このスタンプデータは画像データのページごとに生成される。このスタンプデータの生成処理は、出力順の変更処理が実行される場合は、その変更処理の実行後に行われる。また、スタンプデータとして画像データの各ページに通し番号を付加する場合は、カウンタにより通し番号を付加するごとに1ずつカウントアップし、次にスタンプを付加する画像データのために当該カウントアップした通し番号に更新させる。 【0067】 制御部5によるスタンプデータの合成処理では、生成されたページごとのスタンプデータを、対応する画像データと合成処理を行う。この合成処理とは、例えば図6(B)、図7(B)のように、スタンプデータを画像データに付加して一連の画像データとする。 【0068】 また、スタンプデータの合成処理では、スタンプデータと画像データが合成された画像データを画像メモリ6に記憶させる。また、画像メモリ6に合成された画像データが記憶されると、当該合成された画像データに付加された読出しアドレスを利用して、当該合成された画像データがスタンプデータの合成処理済である旨を読出しアドレスのリストに登録する。 【0069】 プリンタ制御では、入力された原稿の画像データにかかるジョブを実行して、画像書込部21、画像形成部22、搬送部30、給紙トレイ40を制御して、画像メモリ6に記憶されている合成された画像データを出力して用紙に画像形成させる。 【0070】 次に、図6〜8を用いて、この実施形態にかかる画像形成装置1において、原稿の入力を受けてから原稿の画像データとスタンプデータの合成処理を経過し、画像データを出力する一連の動作について説明する。図8は、ページ連写機能や差込ページ機能により画像データの出力順の変更処理が行われる場合の画像形成装置の一連の動作を示すフローチャートである。 【0071】 (S01) 制御部5は、原稿にかかるジョブについて条件の設定が行われている場合は、当該設定された条件をROM9に記憶させる。このとき、ROM9に記憶された条件に基づき、前述の画像データの出力順の変更処理を行うかについての判定がなされる。 【0072】 (S02) 制御部5は、原稿の画像データにかかるジョブを受け付け、原稿の画像データが入力されると、操作表示制御によって設定された当該原稿の画像データにかかる設定条件に基づき当該原稿の画像データにかかるジョブの処理を開始する。このとき、操作表示制御によっていずれの設定もなされていない場合は、あらかじめ定められている設定により、処理が開始される。ここでいう処理とは、読出しアドレス管理などである。 【0073】 (S03) 制御部5は、原稿の画像データにかかるジョブの処理が開始されると、入力された原稿の画像データに対し圧縮処理を施して画像メモリ6に記憶させる。また、自動原稿搬送装置10や原稿台13に載置された原稿を読み取ることにより原稿の画像データが入力された場合は画像メモリ6に記憶され、外部端末50等の外部装置から入力された画像データは受信メモリ4に記憶されてから画像メモリ6に記憶される。 【0074】 (S04) 制御部5は、S01で記憶しておいた当該原稿にかかるジョブの設定された条件と、S02で受け付けた原稿にかかるジョブのページ数等から、当該ジョブについて全ての原稿の読み込みを完了したかどうかを判断する。原稿の読み込みが完了していないと判断した場合は(S04;No)、再びS02の原稿の画像の入力を継続する。 【0075】 (S05) 制御部5は、S04において、当該ジョブについて全ての原稿の画像の読み込みを完了したと判断した場合(S04;Yes)、S03において画像メモリ6に記憶させた原稿の画像データの出力順を、読出しアドレスのリストにおいて各ページに付加した読出しアドレスを変更することにより、並び替えを行う。この並び替えはS01においてRAM等に記憶させておいた条件における各ページの画像データの出力順にかかる情報に基づいて行う。例えば、図7のように、差込ページ機能において設定した条件に基づいて差込ページの画像データの差し込みを実行する。 【0076】 (S06) 制御部5は、S05において画像データの出力順の変更処理を実行し、変更処理が完了すると、変更された画像データの各ページに対してスタンプデータを生成する。このスタンプデータは、S01においてRAM等に記憶させておいた設定条件に基づいて生成される。このように、スタンプデータの生成が画像データの出力順の変更処理の後に行われることによって、画像データの出力順の変更が行われた場合でもスタンプにおける通し番号は、出力順と齟齬を生ずることなく連番となって出力される。例えば、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」機能を設定した場合でも、図6(B)に示すように出力順が変更された順に通し番号が「1001」「1002」「1003」〜「1006」となり連番として出力される。また、差込ページ機能を設定した場合であっても、図7(B)に示すように出力順が変更された順に通し番号が付加され、連番として出力される。 【0077】 (S07) 制御部5は、S06においてスタンプデータの生成処理を実行し、スタンプデータの生成を完了すると、S05において読出しリストにおいて出力順が変更された画像データの順番で、各ページに対して生成されたスタンプデータと画像データを合成する。このようにしてスタンプデータと原稿の画像データが合成された画像データが、実際に出力される合成画像データとなる。 【0078】 (S08) 制御部5は、S07においてスタンプデータの合成処理がなされた合成された画像データを、画像メモリ6に記憶させる。このとき、記憶させる画像データのページの順番は、出力順の変更処理によって変更された読出しアドレスのリストの順となる。 【0079】 (S09) 制御部5は、S07においてスタンプデータとして画像データの各ページに通し番号を付加するたびに、スタンプ生成部7におけるカウンタの通し番号を1ずつカウントアップし、スタンプ生成部7に記憶されている通し番号を当該カウントアップした数値に更新させる。 【0080】 (S10) 制御部5は、スタンプ生成部7に記憶されている通し番号が更新されると、原稿にかかるジョブの全ページの画像データについて、スタンプデータの合成処理が完了したかについて判断する。この判断は、読出しアドレス管理により画像メモリ6に作成された読出しアドレスのリストに基づいて各読出しアドレスにかかる画像データが処理済として登録されているかによって判断される。スタンプデータの合成が完了していないと判断した場合は(S10;No)、再びS06からのスタンプデータの合成処理を継続する。それに対し、スタンプデータの合成処理が完了したと判断した場合は(S10;Yes)、制御部5は、当該原稿にかかるジョブを実行させ、画像書込部21、画像形成部22、搬送部30、給紙トレイ40等を制御して、画像メモリ6に記憶されている合成された画像データを表示操作制御において設定された方法、即ち、用紙への画像形成またはIPスキャナ送信等により画像データを出力させる。 【0081】 (作用効果) 以上説明した本実施形態にかかる画像形成装置の作用及び効果について説明する。 【0082】 本発明の実施形態にかかる画像形成装置1は制御部5を介して原稿の画像データの入力順と異なる出力順を設定する、ページ連写機能の「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」や、差込ページ機能などの出力順の変更処理が必要な場合に、出力順の変更処理が行われてからスタンプデータと各ページごとの原稿の画像データを合成するように構成されている。 【0083】 したがって、スタンプ機能を設定し、出力順の変更処理が実行された場合であっても、原稿の画像データに付加される通し番号を、出力順の通りの連番とすることができる。結果として、ジョブのページ間で出力順と通し番号とが逆転してしまい、出力順と、スタンプとの齟齬が生じる事態を防止することにより、ユーザの混乱を回避することが可能となる。 【0084】 (変形例) 次に、本発明にかかる画像形成装置の変形例について、以下に説明する。 【0085】 以上に述べた本実施形態にかかる画像形成装置1では、出力される画像を特定する機能として連番でナンバリングされた通し番号、日付情報または画像形成装置の識別情報を合成するように構成されているが、本発明はこの実施形態に限られない。例えば、出力される画像に付加するページ番号や、定形スタンプ、ウォーターマークも合成してもよく、「極秘」、「回覧」、「回収」、「複製禁止」、「至急」などの文字情報をスタンプデータとして、原稿の画像データに合成することにより、手作業によるこれらの文字情報の付加作業を省略することができる。 【0086】 また、本実施形態にかかる画像形成装置1は、複数の入力部(I/F3、画像読取部20など)および複数の出力部(I/F3、画像形成部22など)を備えて構成されているが、本発明はこの実施形態に限られず、単一の入力部のみを備えたものであってもよく、同様に単一の出力部を備える構成であってもよい。この変形例においても、以上に説明した本発明の実施形態の画像形成装置1と同様に、出力順とスタンプとの齟齬が生じる事態を防止することにより、ユーザの混乱を回避することが可能となる。 【0087】 また、本実施形態にかかる画像形成装置1は、制御部5の出力順の変更処理は、読出しアドレスのリストにおいて各画像データに付加されている読出しアドレスを変更することによって出力順の並び替えを実行するように構成されているが、本発明はこの実施形態に限られず、画像データ自体を並び替えるような構成であってもよい。例えば、画像メモリにおいて原稿の画像データをリストで管理し、制御部5がこの原稿の画像データデータのリストを並べ替えるように構成してもよい。この変形例においても、以上に説明した本発明の実施形態の画像形成装置1と同様に、出力順とスタンプとの齟齬が生じる事態を防止することにより、ユーザの混乱を回避することが可能となる。 【図面の簡単な説明】 【0088】 【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。 【図2】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の制御の構成を示すブロック図である。 【図3】本発明の実施形態にかかる画像形成装置において出力画像のページ編集を行うための設定画面を表す図面である。 【図4】本発明の実施形態にかかる画像形成装置における出力画像のページ編集のうち、ページ連写機能に関する設定についての設定画面である。 【図5】本発明の実施形態にかかる画像形成装置における出力画像のページ編集のうち、差込ページ機能に関する設定についての設定画面である 【図6】(A)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置において、入力された原稿の入力順を示す図である。 (B)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置において、ページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」を設定した場合の、スタンプデータが合成された状態および合成された画像データの出力順が変更された状態を示す図である。 【図7】(A)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置において、入力された原稿の入力順を示す図である。 (B)は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置において、差込ページ機能を設定した場合の、スタンプデータが合成された状態かつ合成された画像データの出力順が変更された状態を示す図である。 【図8】本発明の実施形態にかかる画像形成装置において、ページ連写機能や差込ページ機能により画像データの出力順が変更される場合のフローチャートである。 【図9】(A)は、画像形成装置のページ連写機能において「オモテ・ウラ表紙/見開き読み込み」を設定した場合の読み込み順を示す図である。 (B)は、「オモテ/ウラ表紙」・「見開き読み込み」を設定した場合に、スタンプデータと原稿の画像データとが合成された画像データの出力順の従来の状態を示す図である。 【図10】(A)は、画像形成装置の差込ページ機能において、「原稿片面4ページで1ページ目の後に差込ページを挿入する」の設定をした場合の読み込み順を示す図である。 (B)は、画像形成装置の差込ページ機能において、「原稿片面4ページで1ページ目の後に差込ページを挿入する」の設定の下で、スタンプデータと原稿の画像データとが合成された画像データの出力順の従来の状態を示す図である。 【符号の説明】 【0089】 1 画像形成装置 2 ネットワーク 3 I/F 4 受信メモリ 5 制御部 6 画像メモリ 7 スタンプ生成部 8 表示操作部 9 ROM 10 自動原稿搬送装置 20 画像読取部 21 画像書込部 22 画像形成部 30 搬送部 40 給紙トレイ 50 外部端末 60 編集機能一覧画面 61 ページ連写ボタン 62 差込ページボタン 70 ページ連写設定画面 71 見開き読み込みボタン 72 オモテ表紙/見開き読み込みボタン 73 オモテ表紙・ウラ表紙/見開き読み込みボタン 80 差込ページ設定画面 81 差込ページ指定領域 82 設定ボタン 83 削除ボタン
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| 【出願人】 |
【識別番号】303000372 【氏名又は名称】コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社
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| 【出願日】 |
平成19年5月23日(2007.5.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081411 【弁理士】 【氏名又は名称】三澤 正義
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| 【公開番号】 |
特開2008−48381(P2008−48381A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2007−136631(P2007−136631) |
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