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【発明の名称】 撮影支援システム及び撮影装置
【発明者】 【氏名】椎森 佳子

【要約】 【課題】商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる撮影支援システム及び撮影装置を提供する。

【構成】撮影装置100において、撮影支援サービス提供装置10から取得する構図サンプルデータを選択するための構図サンプル選択メニューが表示され(ステップS14)、撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等のメニュー項目が選択されると(ステップS16)、メニュー項目の選択結果が撮影支援サービス提供装置10に送信される(ステップS18)。次に、撮影支援サービス提供装置10において、構図サンプル検索・送信部22により、上記メニュー項目の選択結果に適合する構図サンプルデータが検索されて(ステップS20)、撮影装置100に送信される(ステップS22)。撮影装置100では、この構図サンプルデータが撮影装置100の表示部134に透過表示される(ステップS24)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、
前記撮影支援サービス提供装置は、
撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータを記録する記録手段と、
前記撮影装置からのリクエストに応じて前記構図サンプルデータを前記撮影装置に送信する構図サンプル送信手段とを備え、
前記撮影装置は、
画像を撮影する撮影手段と、
撮影する対象を選択する選択手段と、
撮影する対象の選択結果を含み、前記構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを前記撮影支援サービス提供装置に送信するリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、
ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする撮影支援システム。
【請求項2】
撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、
前記撮影支援サービス提供装置は、
評価の対象となる画像の画像種のリストを記録する記録手段と、
前記撮影装置から撮影画像及び画像種の情報を受信する受信手段と、
前記撮影装置から受信した撮影画像を評価する撮影画像評価手段と、
前記撮影画像評価手段による評価結果を前記撮影装置に送信する評価結果送信手段とを備え、
前記撮影装置は、
画像を撮影する撮影手段と、
撮影画像の画像種を選択する選択手段と、
前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信するリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、
前記撮影画像の表示時に前記評価結果を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする撮影支援システム。
【請求項3】
撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、
前記撮影支援サービス提供装置は、
撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータを記録する記録手段と、
前記撮影装置からのリクエストに応じて前記構図サンプルデータを前記撮影装置に送信する構図サンプル送信手段と、
評価の対象となる画像の画像種のリストを記録する記録手段と、
前記撮影装置から撮影画像及び画像種の情報を受信する受信手段と、
前記撮影装置から受信した撮影画像を評価する撮影画像評価手段と、
前記撮影画像評価手段による評価結果を前記撮影装置に送信する評価結果送信手段とを備え、
前記撮影装置は、
画像を撮影する撮影手段と、
撮影する対象を選択する選択手段と、
撮影する対象の選択結果を含み、前記構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを前記撮影支援サービス提供装置に送信する第1のリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、
ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、
撮影画像の画像種を選択する選択手段と、
前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信する第2のリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、
前記撮影画像の表示時に前記評価結果を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする撮影支援システム。
【請求項4】
前記撮影装置は、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じた構図の情報を取得する取得手段を更に備え、
前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画上に透過させて表示することを特徴とする請求項1又は3記載の撮影支援システム。
【請求項5】
前記撮影装置は、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じたサンプル画像を取得する取得手段を更に備え、
前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画と並べて表示することを特徴とする請求項1又は3記載の撮影支援システム。
【請求項6】
画像を撮影する撮影手段と、
撮影する対象を選択する選択手段と、
撮影する対象の選択結果を含み、前記撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを撮影支援サービス提供装置に送信するリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、
ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
【請求項7】
画像を撮影する撮影手段と、
撮影する画像の画像種を選択する選択手段と、
前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信するリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、
前記撮影画像の表示時に前記評価結果を表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
【請求項8】
画像を撮影する撮影手段と、
撮影する対象を選択する選択手段と、
撮影する対象の選択結果を含み、前記撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを撮影支援サービス提供装置に送信する第1のリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、
ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、
撮影画像の画像種を選択する選択手段と、
前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信する第2のリクエスト送信手段と、
前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、
前記撮影画像の表示時に前記評価結果を前記表示手段に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
【請求項9】
前記構図サンプルデータから撮影対象に応じた構図の情報を取得する取得手段を更に備え、
前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画上に透過させて表示することを特徴とする請求項6又は8記載の撮影装置。
【請求項10】
前記構図サンプルデータから撮影対象に応じたサンプル画像を取得する取得手段を更に備え、
前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画と並べて表示することを特徴とする請求項6又は8記載の撮影装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は撮影支援システム及び撮影装置に係り、特に画像の撮影を支援するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、撮像手段と、撮像手段の情報や、撮影時の環境情報被写体に関する情報等の撮影情報データをサーバから予めダウンロードして保持する保持手段を有し、撮影時には、予めダウンロードした撮影情報データから撮影情報を選択することで、撮影に合わせた撮影ガイドが表示装置に表示されるとともに、撮影情報データに従い撮像手段のパラメータを設定して撮影する撮影補助機能の付いたカメラが開示されている。
【特許文献1】特開2005−184610号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、ウェブ上で商品を売買するECサイト(電子商取引サイト)やオークションサイトが広く利用されるようになっている。ECサイトやオークションサイトを利用して商品を販売する場合に、商品を売る側のユーザは商品画像を自分で撮影してサイトに掲載する。しかしながら、上記のようなサイトを利用して商品を販売するユーザは、撮影に関する知識がないことが多く、商品画像を撮影するのは困難であった。サイトに掲載した商品画像の良し悪しは、商品の売れ行きを左右する重要な要素であるため、商品画像を閲覧した人の購買意欲を引き出すような商品画像の撮影を支援する仕組みに対する需要が高まっている。
【0004】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる撮影支援システム及び撮影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本願発明1に係る撮影支援システムは、撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、前記撮影支援サービス提供装置は、撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータを記録する記録手段と、前記撮影装置からのリクエストに応じて前記構図サンプルデータを前記撮影装置に送信する構図サンプル送信手段とを備え、前記撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影する対象を選択する選択手段と、撮影する対象の選択結果を含み、前記構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを前記撮影支援サービス提供装置に送信するリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
本願発明1によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じた構図サンプルデータを使用して構図を設定することにより、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0007】
本願発明2に係る撮影支援システムは、撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、前記撮影支援サービス提供装置は、評価の対象となる画像の画像種のリストを記録する記録手段と、前記撮影装置から撮影画像及び画像種の情報を受信する受信手段と、前記撮影装置から受信した撮影画像を評価する撮影画像評価手段と、前記撮影画像評価手段による評価結果を前記撮影装置に送信する評価結果送信手段とを備え、前記撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影画像の画像種を選択する選択手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信するリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、前記撮影画像の表示時に前記評価結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
本願発明2によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じて撮影画像が評価されてその評価結果が表示されるので、ユーザは、この評価結果を参考にして再度撮影を行うことができ、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0009】
本願発明3に係る撮影支援システムは、撮影支援サービス提供装置と、撮影装置とを備える撮影支援システムにおいて、前記撮影支援サービス提供装置は、撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータを記録する記録手段と、前記撮影装置からのリクエストに応じて前記構図サンプルデータを前記撮影装置に送信する構図サンプル送信手段と、評価の対象となる画像の画像種のリストを記録する記録手段と、前記撮影装置から撮影画像及び画像種の情報を受信する受信手段と、前記撮影装置から受信した撮影画像を評価する撮影画像評価手段と、前記撮影画像評価手段による評価結果を前記撮影装置に送信する評価結果送信手段とを備え、前記撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影する対象を選択する選択手段と、撮影する対象の選択結果を含み、前記構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを前記撮影支援サービス提供装置に送信する第1のリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、撮影画像の画像種を選択する選択手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信する第2のリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、前記撮影画像の表示時に前記評価結果を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
本願発明3によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じた構図サンプルデータを使用して構図を設定するとともに、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じて撮影画像が評価されてその評価結果が表示されるので、ユーザは、この評価結果を参考にして再度撮影を行うことができ、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0011】
本願発明4は、本願発明1又は3の撮影支援システムにおいて、前記撮影装置は、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じた構図の情報を取得する取得手段を更に備え、前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画上に透過させて表示することを特徴とする。
【0012】
本願発明4によれば、撮影時に構図サンプルデータをスルームービー画上に透過表示させて構図を設定することができる。
【0013】
本願発明5は、本願発明1又は3の撮影支援システムにおいて、前記撮影装置は、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じたサンプル画像を取得する取得手段を更に備え、前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画と並べて表示することを特徴とする。
【0014】
本願発明5によれば、撮影時に、サンプル画像を見ながら構図を設定することができる。
【0015】
本願発明6に係る撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影する対象を選択する選択手段と、撮影する対象の選択結果を含み、前記撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを撮影支援サービス提供装置に送信するリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
本願発明7に係る撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影する画像の画像種を選択する選択手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信するリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、前記撮影画像の表示時に前記評価結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
本願発明8に係る撮影装置は、画像を撮影する撮影手段と、撮影する対象を選択する選択手段と、撮影する対象の選択結果を含み、前記撮影する対象に応じた構図を示す構図サンプルデータの送信を要求するリクエストを撮影支援サービス提供装置に送信する第1のリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から構図サンプルデータを受信する構図サンプル受信手段と、ビューファインダとして用いられる表示手段であって、画像の撮影時に前記構図サンプルデータを表示する表示手段と、撮影画像の画像種を選択する選択手段と、前記撮影手段により撮影された撮影画像と、前記撮影画像の画像種の選択結果とを含み、撮影支援サービス提供装置に画像の評価を要求するリクエストを送信する第2のリクエスト送信手段と、前記撮影支援サービス提供装置から前記撮影画像の評価結果を受信する評価結果受信手段と、前記撮影画像の表示時に前記評価結果を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
本願発明9は、本願発明6又は8の撮影装置において、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じた構図の情報を取得する取得手段を更に備え、前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画上に透過させて表示することを特徴とする。
【0019】
本願発明10は、本願発明6又は8の撮影装置において、前記構図サンプルデータから撮影対象に応じたサンプル画像を取得する取得手段を更に備え、前記表示手段は、前記構図サンプルデータをビューファインダに表示されたスルームービー画と並べて表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じた構図サンプルデータを使用して構図を設定することができるとともに、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じて撮影画像を評価してその評価結果を表示することにより、ユーザは、この評価結果を参考にして再度撮影を行うことができるので、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、添付図面に従って本発明に係る撮影支援システム及び撮影装置の好ましい実施の形態について説明する。
【0022】
[撮影支援システムの構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮影支援システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の撮影支援システムは、撮影装置100と、撮影支援サービス提供装置(撮影支援サービス提供サーバ)10とを含んでいる。撮影装置100は、インターネットを介して撮影支援サービス提供装置10と通信可能になっている。
【0023】
[撮影支援サービス提供装置の構成]
図2は、撮影支援サービス提供装置10の主要構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態の撮影支援サービス提供装置10は、例えば、ウェブサーバにより構成され、CPU12、メモリ14、構図サンプル記憶部16、構図リスト送信部18、リクエスト受付部20、構図サンプル検索・送信部22及び通信インターフェース部(通信I/F)24を備えている。
【0024】
CPU12は、図3に示すように、バス36を介して撮影支援サービス提供装置10内の各部に接続されており、撮影支援サービス提供装置10の動作を制御する統括制御部である。
【0025】
メモリ14は、CPU12が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されるROMや、CPU12が各種の演算処理等を行う作業用領域及び画像処理領域となるSDRAM等を有している。
【0026】
通信インターフェース部(通信I/F)24は、インターネットとの間で所定のプロトコルに従って各種データの送受信を行う。
【0027】
構図サンプル記憶部16には、ユーザが商品画像を撮影するときに使用する構図サンプルのデータが記憶される。ここで、構図サンプルデータは、商品画像の撮影時に画像のレイアウトや撮影条件(撮影モードやフラッシュの使用の有無、絞り、撮影感度の設定等)を指定するためのデータであり、撮影目的、撮影対象及び記載媒体等に応じて用意されている。
【0028】
構図リスト送信部18は、撮影装置100が接続された際に、構図サンプル記憶部16に記憶された構図サンプルデータの選択用の項目リストを撮影装置100に送信する。
【0029】
リクエスト受付部20は、撮影装置100から構図サンプルの送信リクエストを受け付ける。
【0030】
構図サンプル検索・送信部22は、撮影装置100からの送信リクエストに応じて構図サンプルを撮影装置100に送信する。
【0031】
[撮影装置の構成]
図3は、撮影装置100の主要構成を示すブロック図である。図3に示すように、CPU102は、バス104を介して撮影装置100内の各部に接続されており、操作部106等からの操作入力に基づいて撮影装置100の動作を制御する統括制御部である。
【0032】
操作部106は、モード選択スイッチ、撮影スイッチ、メニュー/OKキー、十字キー、キャンセルキー等を含んでいる。操作部106からの信号はCPU102に入力され、CPU102は操作部106からの入力信号に基づいて撮影装置100の各回路を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録/再生制御、表示部134の表示制御等を行う。
【0033】
モード選択スイッチは、撮影モードと再生モードとを設定するための操作手段である。撮影スイッチは、撮影開始の指示を入力する操作ボタンであり、半押し時にオンするS1スイッチと、全押し時にオンするS2スイッチとを有する2段ストローク式のスイッチで構成されている。メニュー/OKキーは、表示部134にメニューを表示させる指令を行うためのメニューボタンとしての機能と、選択内容の確定及び実行等を指令するOKボタンとしての機能とを兼備した操作キーである。十字キーは、上下左右の4方向の指示を入力する操作部であり、メニュー画面から項目を選択したり、各メニューから各種設定項目の選択を指示したりするボタン(カーソル移動操作手段)として機能する。また、十字キーの上/下キーは撮影時のズームスイッチあるいは再生時の再生ズームスイッチとして機能し、左/右キーは再生モード時のコマ送り(順方向/逆方向送り)ボタンとして機能する。キャンセルキーは、選択項目等所望の対象の消去や指示内容の取消し、あるいは1つ前の操作状態に戻らせる時等に使用される。
【0034】
メモリ108は、メモリ制御部110によって制御され、CPU102が処理するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されるROMや、CPU102が各種の演算処理等を行う作業用領域及び画像処理領域となるSDRAM等を有している。
【0035】
撮影装置100は、メディアソケット(メディア装着部)112を有し、メディアソケット112には記録メディア114を装着することができる。記録メディア114の形態は特に限定されず、xDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の種々の媒体を用いることができる。メディアコントローラ116は、メディアソケット112に装着される記録メディア114に適した入出力信号の受渡しを行うために所要の信号変換を行う。
【0036】
また、撮影装置100は、インターネットや携帯電話用の通信網等の公衆回線網に接続するための通信手段として通信インターフェース部(通信I/F)118を備えている。なお、インターネットとの接続手段は、有線又は無線のいずれであってもよい。
【0037】
次に、撮影装置100の撮影機能について説明する。撮影モード時には、カラーCCD固体撮像素子124(以下の説明では、CCD124と記載する)を含む撮像部に電源が供給され、撮影可能な状態になる。
【0038】
レンズユニット120は、フォーカスレンズ及びズームレンズを含む撮影レンズと、絞りとを含む光学ユニットである。レンズ駆動部122は、フォーカスレンズ、ズームレンズ及び絞りを移動させるためのモータ及び上記レンズの位置を検出するためのセンサ等を備える。CPU102は、レンズ駆動部122に制御信号を出力して、撮影レンズのフォーカシング、ズーミング及び絞りの制御を行う。
【0039】
レンズユニット120を通過した光は、CCD124の受光面に結像される。CCD124の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が2次元的に配列されており、各フォトダイオードには赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。CCD124の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。この信号電荷は、CPU102の指令に従って電荷量に応じたR、G、Bの電圧信号(画像信号)として順次読み出される。CCD124は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。CPU102は、CCD124の受光面に配置されたフォトダイオードの電荷蓄積時間を制御する。
【0040】
CCD124から読み出されたR、G、Bの画像信号は、アナログ処理部(CDS/AMP)126によって、CCD124の画素ごとにサンプリングホールド(相関2重サンプリング処理)されて増幅された後、A/D変換器128に加えられてデジタル信号に変換される。A/D変換器128によってデジタル信号に変換されたR、G、B信号は、画像入力制御部130を介してメモリ108のRAMに記憶される。
【0041】
画像信号処理部132は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス調整回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含む画像処理手段として機能し、CPU102からの指令に従ってメモリ108を活用しながら所定の信号処理を行う。即ち、画像信号処理部132は、RAMに記憶されたデジタルのR、G、B信号を輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr、Cb信号)に変換するとともに、ガンマ補正等の所定の処理を施してRAMに格納する。
【0042】
撮影画像を表示部134(例えば、液晶モニタ)にモニタ出力する場合には、RAMに格納された輝度/色差信号(Y/C信号)が読み出されて、バス104を介して表示制御部136に送られる。表示制御部136は、入力されたY/C信号を表示用の所定方式のビデオ信号(例えば、NTSC方式のカラー複合画像信号)に変換して表示部134に出力する。
【0043】
表示部134にスルームービー画表示を行う際には、CCD124から出力される画像信号によってメモリ108のRAM内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される画像信号が表示部134に供給されることにより、撮影中の映像がリアルタイムに表示部134に表示される。撮影者は、表示部134に表示される映像(スルームービー画)によって撮影画角を確認できる。
【0044】
レリーズボタンが半押しされると(S1オン)、撮影装置100はAE及びAF処理を開始する。即ち、CCD124から出力された画像信号はA/D変換後に画像入力制御部130を介してCPU102に入力される。
【0045】
CPU102は、1画面を複数の分割エリア(例えば、8×8又は16×16)に分割して、この分割エリアごとにR、G、Bの画像信号を積算する。そして、CPU102は、この積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出して撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出し、この露出値と所定のプログラム線図に従って絞り値とシャッタースピードを決定して、CCD124の電子シャッター及び絞りを制御して適正な露光量を得る。
【0046】
また、CPU102は、自動ホワイトバランス調整時に、分割エリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出して、分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、R/G、B/Gの値のR/G、B/G軸座標の色空間における分布等に基づいて光源種の判別を行う。そして、CPU102は、判別された光源種に応じてR、G、Bの画像信号に対するゲイン値(ホワイトバランスゲイン)を制御し、R、G、Bの各色チャンネルの画像信号に補正をかける。
【0047】
撮影装置100におけるAF制御は、例えば、画像信号のG信号の高周波成分が極大になるようにフォーカスレンズを移動させるコントラストAFが適用される。即ち、CPU102は、CCD124の有効画素領域の一部(例えば、有効画素領域の中央部)に予め設定されているAFエリア内の信号を切り出して、ハイパスフィルタによりAFエリア内のG信号の高周波成分のみを通過させ、この高周波成分の絶対値データを積算し、AFエリア内の被写体像に関する焦点評価値(AF評価値)を算出する。
【0048】
CPU102は、レンズ駆動部122を制御してフォーカスレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値を演算し、焦点評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。そして、CPU102は、レンズ駆動部122を制御して、決定した合焦位置にフォーカスレンズを移動させる。なお、焦点評価値の演算はG信号を利用する態様に限らず、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
【0049】
レリーズボタンが半押し(S1オン)されてAE/AF処理が行われた後、レリーズボタンが全押しされると(S2オン)、記録用の撮影動作がスタートする。S2オンに応動して取得された画像データは画像信号処理部132において輝度/色差信号(Y/C信号)に変換され、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、メモリ108のRAMに格納される。
【0050】
メモリ108に格納されたY/C信号は、圧縮・伸張処理部138によって所定のフォーマットに従って圧縮された後、メディアコントローラ116を介して記録メディア114に記録される。例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式、動画についてはAVI(Audio Video Interleaving)形式、Motion-JPEGの画像ファイルとして記録される。
【0051】
再生モード時には、記録メディア114に記録されている最終の画像ファイル(最後に記録された画像ファイル)の圧縮データが読み出される。最後の記録に係る画像ファイルが静止画の場合、読み出された圧縮データは、圧縮・伸張処理部138によって非圧縮のYC信号に伸張され、画像信号処理部132及び表示制御部136によって表示用の信号に変換された後、表示部134に出力される。これにより、当該画像ファイルの画像内容が表示部134に表示される。
【0052】
静止画の1コマ再生中(動画の先頭フレーム再生中も含む)に、十字ボタンの右ボタン又は左ボタンを操作することによって、再生対象の画像ファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。コマ送りされた位置の画像ファイルは記録メディア114から読み出され、上記と同様にして静止画や動画が表示部134に再生表示される。
【0053】
[構図サンプルデータの取得・表示処理]
次に、撮影モード時における構図サンプルデータを取得して表示する処理について説明する。図3に示すように、撮影装置100は、接続制御部140、構図サンプル選択部142、構図サンプル取得部144及び構図サンプル出力部146を備えている。
【0054】
接続制御部140は、撮影モード時において、撮影支援サービス提供装置10との間の接続状態を検出し、操作部106からの指示入力に応じて撮影支援サービス提供装置10との間の接続の開始、終了を指示する指令を通信I/F118に送信して、撮影支援サービス提供装置10との間の接続を制御する。撮影支援サービス提供装置10との間の接続が開始されると、撮影支援サービス提供装置10の構図リスト送信部18から構図サンプルデータの選択用のメニュー項目のリストが送信される。
【0055】
構図サンプル選択部142は、上記メニュー項目リストを表示制御部136に出力し、撮影支援サービス提供装置10から取得する構図サンプルデータを選択するための構図サンプル選択メニューを表示部134に表示させる。
【0056】
構図サンプル取得部144は、構図サンプル選択メニューにおいて選択されたメニュー項目の選択結果の情報を含む送信リクエストを撮影支援サービス提供装置10に送信し、撮影支援サービス提供装置10から送信された構図サンプルデータを取得する。撮影支援サービス提供装置10は、撮影装置100から受け付けたメニュー項目の選択結果に応じて、構図サンプル記憶部16から構図サンプルデータを取得して撮影装置100に送信する。
【0057】
構図サンプル出力部146は、撮影支援サービス提供装置10から取得した構図サンプルデータを表示制御部136に出力し、構図サンプルデータを表示部134に表示させる。
【0058】
なお、取得した構図サンプルデータは、撮影モードの終了時又は撮影装置100の電源オフ時に自動的に消去されるようにしてもよいし、メモリ108又は記録メディア114に構図サンプルデータを保存しておき、メニュー選択により読み出して使用できるようにしてもよい。
【0059】
図4は、構図サンプル選択メニューを示す図である。図4に示すように、構図サンプル選択メニューには、撮影目的、撮影対象及び掲載媒体の3つの選択メニューが表示されており、ユーザは、操作部106からの指示入力により、各選択メニューから所望の項目を選択する。例えば、撮影目的の選択メニューにおいて、項目「住宅情報」が選択された場合(図4(a))、次の撮影対象の選択メニューに、「正面」、「玄関」、「部屋」、「浴室」及び「台所」等の項目が表示されて選択可能になる(図4(b))。また、掲載媒体の選択メニューでは、撮影した画像を掲載する媒体を示す項目として、例えば、PCサイト、携帯サイト及び雑誌等が選択可能である(図4(c))。なお、選択メニューの項目の種類は、図4(a)から図4(c)の記載に限定されるものではない。
【0060】
撮影支援サービス提供装置10は、上記のようにして選択された項目の情報に基づいて、住宅の部屋の内部を撮影するのに適した構図サンプルデータを選択して撮影装置100に送信する。
【0061】
図5は、構図サンプルデータの例を示す図である。構図サンプルデータは、住宅の部屋の内部を撮影する際に、画面内における撮影対象(窓及び床)の適切な配置の情報を含んでいる。撮影モード時には、図5に示すように、この窓及び床の適切な配置を示す枠F10及びF12が表示部134に透過表示される。
【0062】
また、構図サンプルデータは、選択されたメニュー項目に応じた撮影条件の情報を含んでおり、構図サンプルデータを使用することにより撮影条件が自動的に設定される。なお、構図サンプルデータによって設定された撮影条件は、表示部134に表示される。例えば、選択された撮影対象に応じて、撮影モード(マクロモードやシーンポジションモード)、フラッシュのオン/オフ、撮影感度が自動的に設定される。また、選択された掲載媒体に応じて画像のサイズが自動的に設定される。
【0063】
図6は、構図サンプルデータを取得して画像を撮影する処理の流れを示すフローチャートである。まず、撮影装置100の接続制御部140により撮影支援サービス提供装置10との間の接続が開始されると(ステップS10)、撮影支援サービス提供装置10の構図リスト送信部18から構図サンプルデータの選択用のメニュー項目リストが送信される(ステップS12)。
【0064】
次に、撮影装置100の表示部134に、撮影支援サービス提供装置10から取得する構図サンプルデータを選択するための構図サンプル選択メニューが表示される(ステップS14)。そして、構図サンプル選択メニューにおいて撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等のメニュー項目が選択されて、操作部106のメニュー/OKキーが押下されると(ステップS16)、メニュー項目の選択結果が撮影支援サービス提供装置10に送信される(ステップS18)。
【0065】
次に、撮影支援サービス提供装置10において、構図サンプル検索・送信部22により、上記メニュー項目の選択結果に適合する構図サンプルデータが検索されて(ステップS20)、検索により得られた構図サンプルデータが撮影装置100に送信される(ステップS22)。
【0066】
次に、撮影装置100において、構図サンプル取得部144により構図サンプルデータを取得すると、この構図サンプルデータが撮影装置100の表示部134に透過表示され(ステップS24)、撮影が実行される(ステップS26)。
【0067】
本実施形態によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じた構図サンプルデータを使用して構図や撮影条件を設定することにより、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0068】
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態の構成のうち、上記第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0069】
本実施形態では、構図サンプルデータは、撮影目的、撮影対象及び記載媒体等の所定の条件に合致する被写体を撮影した画像であり、撮影目的、撮影対象及び記載媒体等の条件に応じて用意されている。
【0070】
図7は、撮影モード時の表示部134における表示の例を示す図である。図7に示すように、表示部134には、スルームービー画を表示する表示領域A10と、構図サンプルデータを表示する表示領域A12が設けられており、ユーザは、スルームービー画と並べて表示された構図サンプルデータを参考にして画像の構図を調整して撮影することができる。
【0071】
図8は、サンプル画像を取得して画像を撮影する処理の流れを示すフローチャートである。まず、撮影装置100の接続制御部140により撮影支援サービス提供装置10との間の接続が開始されると(ステップS30)、撮影支援サービス提供装置10の構図リスト送信部18から構図サンプルデータの選択用のメニュー項目リストが送信される(ステップS32)。
【0072】
次に、撮影装置100の表示部134に、撮影支援サービス提供装置10から取得する構図サンプルデータを選択するための構図サンプル選択メニューが表示される(ステップS34)。そして、構図サンプル選択メニューにおいて撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等のメニュー項目が選択されて、操作部106のメニュー/OKキーが押下されると(ステップS36)、メニュー項目の選択結果が撮影支援サービス提供装置10に送信される(ステップS38)。
【0073】
次に、撮影支援サービス提供装置10において、構図サンプル検索・送信部22により、上記メニュー項目の選択結果に適合する構図サンプルデータが検索されて(ステップS40)、検索により得られた構図サンプルデータが撮影装置100に送信される(ステップS42)。
【0074】
次に、撮影装置100において、構図サンプル取得部144により構図サンプルデータを取得すると、この構図サンプルデータが撮影装置100の表示部134にスルームービー画と並べて表示され(ステップS44)、撮影が実行される(ステップS46)。
【0075】
本実施形態によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じたサンプル画像をスルームービー画とともに表示して使用して構図を設定することにより、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0076】
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態の構成のうち、上記の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0077】
図9は、本発明の第3の実施形態に係る撮影支援サービス提供装置10の主要構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施形態の撮影支援サービス提供装置10は、CPU12、メモリ14、画像種リスト送信部30、評価リクエスト受付部32、撮影画像評価部34及び通信インターフェース部(通信I/F)24を備えており、撮影装置100により撮影された画像を評価する機能を有する。
【0078】
画像種リスト記憶部28は、撮影支援サービス提供装置10において評価することが可能な画像の種類を示す画像種リストを記録する。
【0079】
画像種リスト送信部30は、撮影支援サービス提供装置10において評価することが可能な画像の種類を示す画像種リストを撮影装置100に送信する。ここで、画像種リストは、例えば、撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等の条件により、撮影支援サービス提供装置10において評価することが可能な画像種を特定したものである。
【0080】
評価リクエスト受付部32は、撮影装置100から撮影画像及び撮影画像の種類の選択結果を受け付ける。
【0081】
撮影画像評価部34は、上記撮影画像種の選択結果に基づいて撮影画像を評価し、通信I/F24を介して撮影画像の評価結果を撮影装置100に対して送信する。
【0082】
図10は、本発明の第3の実施形態に係る撮影装置100の主要構成を示すブロック図である。図10に示すように、撮影装置100は、接続制御部150、メニュー項目選択部152、評価リクエスト送信部154及び評価結果取得部156を備えている。
【0083】
接続制御部150は、撮影モード時において、撮影支援サービス提供装置10との間の接続状態を検出し、操作部106からの指示入力に応じて撮影支援サービス提供装置10との間の接続の開始、終了を指示する指令を通信I/F118に送信して、撮影支援サービス提供装置10との間の接続を制御する。撮影支援サービス提供装置10との間の接続が開始されると、撮影支援サービス提供装置10の画像種リスト送信部30から評価対象の画像種選択用のメニュー項目のリストが送信される。
【0084】
メニュー項目選択部152は、上記メニュー項目リストを表示制御部136に出力し、画像種を選択するためのサンプル画像選択メニューを表示部134に表示させる。なお、画像種選択メニューのメニュー項目は、撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等であり、例えば、図4の例と同様のGUIを介して選択入力が受け付けられる。
【0085】
評価リクエスト送信部154は、撮影画像と、画像種選択メニューにおいて選択されたメニュー項目の選択結果の情報とを含む評価リクエストを撮影支援サービス提供装置10に送信する。撮影支援サービス提供装置10は、撮影装置100から受け付けたメニュー項目の選択結果に応じて、撮影画像を評価して、その評価結果を撮影装置100に送信する。
【0086】
評価結果取得部156は、撮影画像の評価結果を撮影支援サービス提供装置10から取得し、この評価結果を表示制御部136に出力して撮影画像とともに表示部134に表示させる。
【0087】
図11は、撮影画像の評価結果の表示の例を示す図である。図11に示すように、撮影支援サービス提供装置10による評価結果は、画像の点数、及び明るさや構図に関するアドバイスを含んでいる。
【0088】
なお、上記の評価結果は、撮影モードの終了時又は撮影装置100の電源オフ時に自動的に消去されるようにしてもよいし、メモリ108又は記録メディア114に保存しておき、再生モード時に読み出して表示するようにしてもよい。
【0089】
図12は、画像の撮影及び評価の処理の流れを示すフローチャートである。まず、撮影装置100の接続制御部150により撮影支援サービス提供装置10との間の接続が開始されると(ステップS50)、撮影支援サービス提供装置10の画像種リスト送信部30から評価対象の画像種選択用のメニュー項目リストが送信される(ステップS52)。
【0090】
次に、撮影装置100の表示部134に、評価対象となる撮影画像の画像種を選択するための画像種選択メニューが表示され(ステップS54)、サンプル画像選択メニューにおいて撮影目的、撮影対象及び掲載媒体等のメニュー項目が選択されて、操作部106のメニュー/OKキーが押下されると画像種の選択結果が確定する(ステップS56)。
【0091】
次に、画像が撮影されると(ステップS58)、撮影画像とともに、メニュー項目の選択結果が撮影支援サービス提供装置10に送信される(ステップS60)。なお、ステップS58において撮影画像を送信する際には、画像の評価に必要最低限の解像度が維持される範囲で撮影画像のファイルサイズを落とすようにしてもよい。
【0092】
次に、撮影支援サービス提供装置10において、撮影画像評価部34により、上記メニュー項目の選択結果に適合する撮影画像の評価方法が検索され(ステップS62)、撮影画像が評価されて(ステップS64)、撮影画像の評価結果が撮影装置100に送信される(ステップS66)。
【0093】
次に、撮影装置100において、評価結果取得部156により画像の評価結果を取得すると、図11に示すように、この評価結果と撮影画像が撮影装置100の表示部134に表示される(ステップS68)。
【0094】
本実施形態によれば、撮影目的や撮影対象、記載媒体等に応じて撮影画像が評価されてその評価結果が表示されるので、ユーザは、この評価結果を参考にして再度撮影を行うことができ、商品画像を閲覧した人の商品の購買意欲を引き出すような商品画像を容易に撮影することができる。
【0095】
なお、本実施形態では、撮影装置100を撮影支援サービス提供装置10と接続して画像種を設定した後に撮影を行うようにしたが、画像を撮影した後に画像種の設定と撮影画像の送信をまとめて行うようにしてもよい。
【0096】
また、別の実施形態として、画像種に応じて撮影画像を評価するための画像評価用のアプリケーションを撮影支援サービス提供装置10からダウンロードし、撮影装置100側で画像の評価及び評価結果の表示を行うことも可能である。また、上記第1又は第2の実施形態と、第3の実施形態とを合わせた実施形態も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0097】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る撮影支援システムの構成を示すブロック図
【図2】撮影支援サービス提供装置10の主要構成を示すブロック図
【図3】撮影装置100の主要構成を示すブロック図
【図4】構図サンプル選択メニューを示す図
【図5】構図サンプルデータの例を示す図
【図6】構図サンプルデータを取得して画像を撮影する処理の流れを示すフローチャート
【図7】本発明の第2の実施形態に係る撮影装置100の撮影モード時の表示部134における表示の例を示す図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る撮影支援サービス提供装置10及び撮影装置100においてサンプル画像を取得して画像を撮影する処理の流れを示すフローチャート
【図9】本発明の第3の実施形態に係る撮影支援サービス提供装置10の主要構成を示すブロック図
【図10】本発明の第3の実施形態に係る撮影装置100の主要構成を示すブロック図
【図11】撮影画像の評価結果の表示の例を示す図
【図12】画像の撮影及び評価の処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
【0098】
10…撮影支援サービス提供装置、12…CPU、14…メモリ、16…構図サンプル記憶部、18…構図リスト送信部、20…リクエスト受付部、22…構図サンプル検索・送信部、24…通信インターフェース部、26…バス、28…画像種リスト記憶部、30…画像種リスト送信部、32…評価リクエスト受付部、34…撮影画像評価部、100…撮影装置、102…CPU、104…バス、106…操作部、108…メモリ、110…メモリ制御部、112…メディアソケット、114…記録メディア、116…メディアコントローラ、118…通信インターフェース部、120…レンズユニット、122…レンズ駆動部、124…CCD、126…アナログ処理部、128…A/D変換器、130…画像入力制御部、132…画像信号処理部、134…表示部、136…表示制御部、138…圧縮・伸張処理部、140…接続制御部、142…構図サンプル選択部、144…構図サンプル取得部、146…構図サンプル出力部、148…、150…接続制御部、152…メニュー項目選択部、154…評価リクエスト送信部、156…評価結果取得部
【出願人】 【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
【出願日】 平成18年8月21日(2006.8.21)
【代理人】 【識別番号】100083116
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 憲三


【公開番号】 特開2008−48331(P2008−48331A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−224268(P2006−224268)