| 【発明の名称】 |
放送番組受信装置及び放送番組受信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】道山 怜史
【氏名】西本 貢
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| 【要約】 |
【課題】複数の放送時間の短い番組が受信される場合や、時刻をスクロールして表示させる場合でも視認性の高い電子番組表を表示可能な放送番組受信装置を実現する。
【構成】受信信号の多重化を解いて得られる番組情報から複数チャンネルの番組を記述した番組表を番組表生成部17で生成する一方、特定のチャンネルをリモコン3の操作により選択し、特定チャンネルのみの番組を記述した特定チャンネル番組表をシステムコントローラ部19のRAMで生成し、特定チャンネル番組表には複数チャンネル番組表よりも高い優先表示情報を付して表示処理部15に出力し、そこで優先度に従って多重表示した電子番組表を生成するように構成して実現した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 番組名、放送開始時刻及び放送チャンネルを含む番組情報が多重化されて受信される受信信号から前記番組情報を得て表示用の電子番組表を生成する放送番組受信装置において、 前記受信信号の多重化を解いて前記番組情報を得る多重分離部と、 前記多重分離部から得られた番組情報から、前記放送チャンネルを一方の軸とし所定時間毎に等間隔な目盛りの時刻を他方の軸とする平面に、前記番組名を含んで記述した複数チャンネル番組表を生成する番組表生成部と、 前記複数チャンネル番組表に記述される複数の放送チャンネルのうち、特定のチャンネルを特定放送チャンネルとして選択する特定チャンネル選択部と、 前記番組表生成部で生成された複数チャンネル番組表のうち、前記特定チャンネル選択部で選択された特定放送チャンネルの番組名において、前記等間隔な目盛りの時刻の時間帯に記述行が不足して記述できない番組名がある場合には、前記等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時刻を前記他方の軸として前記特定放送チャンネルの番組名を含んで記述した特定チャンネル番組表を生成する特定番組表生成部と、 前記特定番組表生成部で生成した特定チャンネル番組表を、前記番組表生成部で生成した複数チャンネル番組表の前記特定放送チャンネルの番組表が記述される箇所に多重表示して前記表示用の電子番組表を生成する表示処理部と、 を備えることを特徴とする放送番組受信装置。 【請求項2】 前記特定番組表生成部は、前記他方の軸を外部から指定される時刻から開始される前記等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時間軸として前記特定チャンネル番組表を生成することを特徴とする請求項1に記載の放送番組受信装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、番組情報が多重して放送されるディジタル放送を受信し、短時間の受信番組を表示可能とすると共に、選択された受信チャンネルの番組はスムーズなスクロール効果により表示される電子番組表を生成して出力する放送番組受信装置及び放送番組受信方法に関する。 【背景技術】 【0002】 最近になり、BS放送や地上放送もディジタル化され、高画質な映像信号と共に電子番組表を生成するためなどの番組情報や補助情報も多重化されて受信されるようになってきた。 一方、番組情報は符号化された画像信号、音声信号及び番組付随情報であるSI(Service Information:番組配列情報)と共に番組選択などの為に必要なPSI(Program Specific Information)として送信される。PSIはPAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(Network Information Table)、及びCAT(Conditional Access Table)などのテーブルからなる情報である。放送番組受信装置はそれらのテーブル情報を取得し、電子番組表を作成し表示する。その電子番組表は、受信する放送を表示する解像度の限られた表示画面内に表示される。従って、複数の、放送時間の短い番組が受信される場合では、限られた表示領域中にそれらの番組名を表示することは出来ない。 【0003】 図13に、従来技術の放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示画面例を示す。 同図において、横軸を受信チャンネル名(チャンネル番号)、縦軸を時間とする平面に番組名などの番組情報を表示している。チャンネル番号101〜104で、5〜8時の時間帯に受信される番組が表示されている。ここで、5時台において、チャンネル番号102では情報1〜情報6が10分間隔で受信されるが、表示領域の制約から同時間帯には情報1〜情報3しか表示されていない。カーソルを情報3に合わせると電子番組表の上部に○月○日の5:20〜5:30に情報3が受信されることは分かる。しかし、情報4〜6の内容が表示されていない。視認性が低い。 電子番組表は、放送時間の短い複数の番組が放送される場合であっても表示される必要がある。希望する番組名を容易に選択でき、録画予約や視聴予約が少ない操作回数できるなど、表示される電子番組表は高い視認性を有していることは好ましい。 【0004】 特許文献1には、カーソルがモアマーカを示すときにいずれか1つの短時間番組ガイドを表示し、カーソルキーの操作に従って他の短時間番組ガイドに表示を切り換えるようにし、短時間番組ガイドを少ないスペースを利用してわかりやすく表示できるようにした番組ガイド表示装置が開示されている。その番組ガイド表示装置のモニタには、連続する短時間番組ガイドのうち最初に放送される短時間番組ガイドが表示されるとともに、その短時間番組ガイドの下に、表示しきれない複数の短時間番組ガイドの存在を示すモアマーカを表示する様にし、表示されたモアマーカ上にカーソルを移動させることにより、表示されていない短時間番組ガイドが表示されるようになされている。カーソルキーの操作に従って、放送時間軸に沿って表示が短時間番組ガイドに切り換えられる。 【特許文献1】特開平10−262192号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、特許文献1に開示されている番組ガイド表示装置は、モアマーカーは表示されているもののモアマーカーにカーソル位置を合わせない限り表示されていない短時間番組の情報を得ることは出来ない。表示される電子ガイド表示から、表示されていない番組がないと誤認識されてしまう場合もある。さらに、表示される電子番組表の時刻をスクロールして表示させる場合などでは、新たに表示される番組名は遅延してスムーズ性を有せずに表示されるなど十分に高い視認性を有する番組ガイド表示を実現することはできなかった。 【0006】 そこで、本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、複数の放送時間の短い番組が受信される場合であっても使用者によりそれらの放送番組を容易に認識することが出来ると共に、時刻をスクロールして表示させる場合でも番組名が遅延しないでスムーズに表示されるなど視認性の高い電子番組表の表示を可能とする放送番組受信装置及び放送番組受信方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本願発明における第1の発明は、番組名、放送開始時刻及び放送チャンネルを含む番組情報が多重化されて受信される受信信号から前記番組情報を得て表示用の電子番組表を生成する放送番組受信装置において、前記受信信号の多重化を解いて前記番組情報を得る多重分離部と、前記多重分離部から得られた番組情報から、前記放送チャンネルを一方の軸とし所定時間毎に等間隔な目盛りの時刻を他方の軸とする平面に、前記番組名を含んで記述した複数チャンネル番組表を生成する番組表生成部と、前記複数チャンネル番組表に記述される複数の放送チャンネルのうち、特定のチャンネルを特定放送チャンネルとして選択する特定チャンネル選択部と、前記番組表生成部で生成された複数チャンネル番組表のうち、前記特定チャンネル選択部で選択された特定放送チャンネルの番組名において、前記等間隔な目盛りの時刻の時間帯に記述行が不足して記述できない番組名がある場合には、前記等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時刻を前記他方の軸として前記特定放送チャンネルの番組名を含んで記述した特定チャンネル番組表を生成する特定番組表生成部と、前記特定番組表生成部で生成した特定チャンネル番組表を、前記番組表生成部で生成した複数チャンネル番組表の前記特定放送チャンネルの番組表が記述される箇所に多重表示して前記表示用の電子番組表を生成する表示処理部と、を備えることを特徴とする放送番組受信装置を提供する。 第2の発明は、前記特定番組表生成部は、前記他方の軸を外部から指定される時刻から開始される前記等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時間軸として前記特定チャンネル番組表を生成することを特徴とする第1の発明に記載の放送番組受信装置を提供する。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、受信信号の多重化を解いて番組情報を得る多重分離部と、多重分離部から得られた番組情報から、放送チャンネルを一方の軸とし所定時間毎に等間隔な目盛りの時刻を他方の軸とする平面に、番組名を含んで記述した複数チャンネル番組表を生成する番組表生成部と、複数チャンネル番組表に記述される複数の放送チャンネルのうち、特定のチャンネルを特定放送チャンネルとして選択する特定チャンネル選択部と、番組表生成部で生成された複数チャンネル番組表のうち、特定チャンネル選択部で選択された特定放送チャンネルの番組名において、等間隔な目盛りの時刻の時間帯に記述行が不足して記述できない番組名がある場合には、等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時刻を他方の軸として特定放送チャンネルの番組名を含んで記述した特定チャンネル番組表を生成する特定番組表生成部と、特定番組表生成部で生成した特定チャンネル番組表を、番組表生成部で生成した複数チャンネル番組表の特定放送チャンネルの番組表が記述される箇所に多重表示して表示用の電子番組表を生成する表示処理部と、を備える構成を有しているので、複数の放送時間の短い番組が受信される場合であっても使用者によりそれらの放送番組を容易に認識することが出来ると共に、時刻をスクロールして表示させる場合でも番組名が遅延しないでスムーズに表示されるなど視認性の高い電子番組表の表示を可能とする放送番組受信装置及び放送番組受信方法を実現できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下に本発明の実施例に係る放送番組受信装置について図1〜図12を用いて説明する。 図1は、本発明の実施に係る放送番組受信装置の構成例を示すブロック図である。図2は、本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の構成例を示すブロック図である。図3は、本発明の実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図(その1)である。図4は、本発明の実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図である。図5は、本発明の実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図(その2)である。図6は、本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図(その1)である。図7は、本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図(その2)である。図8は、本発明の第1応用実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図である。図9は、本発明の第1応用実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図である。図10は、本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図である。図11は、本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図(その1)である。図12は、本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図(その2)である。 【0010】 その放送番組受信装置は複数の放送時間の短い番組が受信される場合であっても使用者によりそれらの放送番組を容易に認識することが出来ると共に、時刻をスクロールして表示させる場合でも番組名が遅延しないでスムーズに表示されるなど視認性の高い電子番組表の表示を実現するという目的を、受信信号の多重化を解いて番組情報を得る多重分離部と、多重分離部から得られた番組情報から、放送チャンネルを一方の軸とし所定時間毎に等間隔な目盛りの時刻を他方の軸とする平面に、番組名を含んで記述した複数チャンネル番組表を生成する番組表生成部と、複数チャンネル番組表に記述される複数の放送チャンネルのうち、特定のチャンネルを特定放送チャンネルとして選択する特定チャンネル選択部と、番組表生成部で生成された複数チャンネル番組表のうち、特定チャンネル選択部で選択された特定放送チャンネルの番組名において、等間隔な目盛りの時刻の時間帯に記述行が不足して記述できない番組名がある場合には、等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時刻を他方の軸として特定放送チャンネルの番組名を含んで記述した特定チャンネル番組表を生成する特定番組表生成部と、特定番組表生成部で生成した特定チャンネル番組表を、番組表生成部で生成した複数チャンネル番組表の特定放送チャンネルの番組表が記述される箇所に多重表示して表示用の電子番組表を生成する表示処理部と、を備えるようにして実現した。 【0011】 放送番組受信装置の構成について述べる。 図1に示す放送番組受信装置1は、チューナ部11、多重分離部12、音声デコーダ部13、画像デコーダ部14、表示処理部15、番組情報処理部16、番組表生成部17、リモコンインタフェース(I/F)部18、及びシステムコントローラ部19より構成される。チューナ部11にはアンテナ2が接続され、音声デコーダ部13にはスピーカ4が接続され、番組情報処理部16にはモニタ5が接続される。リモコン3から出射される変調された赤外光はリモコンインタフェース部18で受光される。 図2に示すシステムコントローラ部19はCPU(Central Processing Unit)191、RAM(Random Access Memory)192、ROM(Read Only Memory)193、CPUインタフェース回路194、及びCPUバス199より構成される。CPUインタフェース回路194には表示処理部15、番組情報処理部16、番組表生成部17、リモコンインタフェース部18、及び放送番組受信装置1の各回路部が接続される。 【0012】 放送番組受信装置の動作について述べる。 まず、チューナ部11はアンテナ2で受信されて入力されるディジタル放送信号のうち、リモコン3で選択される受信チャンネルの信号を増幅し、TS(Transport Stream)信号を得る。多重分離部12はMPEG(moving picture experts group)で規定される方式に従って多重化されて受信される画像符号化信号、音声符号化信号、番組付随情報であるSI(Service Information:番組配列情報)信号、及び番組選択などの為に必要なPSI(Program Specific Information)信号のそれぞれを分離して得る。音声デコーダ部13は音声符号化信号を復号化して得られる音声信号を図示しない増幅器を介してスピーカ4に供給する。画像デコーダ部14はMPEG方式に従って符号化された信号を復号化して画像信号を得、得られた画像信号を表示処理部15に供給する。番組情報処理部16はSI信号、及びPSI信号から、使用者によりリモコン3が操作されて得られる表示命令に従った情報を表示するために必要な情報を得る。電子番組表の表示が要求される場合には分離して得られたPSI情報のうち生成する電子番組表に必要なPSIデータを取得する。即ち、PSIはPAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(Network Information Table)、及びCAT(Conditional Access Table)などのテーブルからなっており、それらのテーブルから電子番組表を作成するために必要な情報を取得する。 【0013】 後述のシステムコントローラ部19は、番組情報処理部16に要求して得られた情報を順次取得すると共に、取得された情報を加工して電子番組表を作成するための、例えば受信チャンネルごとのチャンネル画像データを生成する。番組表生成部17はシステムコントローラ部19で生成されたチャンネル画像データを集めて1枚の電子番組表の画像を生成する。表示処理部15は、画像デコーダ部14で復号して得られた復号画像と番組表生成部17で生成された電子番組表とを、システムコントローラ部19より命令される優先順位に従って画像を多重化して表示用画像信号を生成する。 ここで、番組表として表示する電子番組表の画像に、放送時間の短い番組が複数あり、全ての番組名を表示する電子番組表を生成できない受信チャンネルが含まれる場合に、システムコントローラ部19は表示できない番組名の含まれる受信チャンネルを検出すると共に、検出された受信チャンネルのみの特定チャンネル電子番組表を生成する。特定チャンネル電子番組表には全ての番組名が記載されると共に、特定チャンネル電子番組表は表示優先度の高い表示優先情報が付された画像として生成される。 【0014】 表示処理部15は画像デコーダ部14から供給される通常の表示優先度を有する受信番組の画像、番組表生成部17から供給される受信番組の復号画像よりも高い表示優先度の電子番組表の画像、及びシステムコントローラ部19から供給されるさらに高い表示優先度を有する特定チャンネル電子番組表の画像を、優先度に従った表示用画像として生成し、モニタ5に供給して表示させる。後述の全ての番組名が表示されると共に、特定受信チャンネル電子番組表は時間軸方向にスムーズなスクロール表示を行いながら表示させることが出来る。 ここで、特定受信チャンネルは、例えばリモコン3を操作することにより選定することもできる。選定されたた特定受信チャンネルの番組表は時間軸方向にスムーズなスクロール表示を行いながら表示させることが出来る。 【0015】 次に、詳細に説明する。 図2を参照して放送番組受信装置1の要部であるシステムコントローラ部19について述べる。 まず、CPUインタフェース回路194はリモコンインタフェース部18から得られるリモコン3の操作情報である電子番組表の生成命令を、ROM193に蓄えられるプログラムソフトに従って動作しているCPU191に供給する。電子番組表の生成命令は、設定される複数の受信チャンネルについて、設定される所定の受信時刻毎に表示可能な番組名を記述した電子番組表の生成に係る命令である。CPU191は電子番組表を生成するために必要なPSIデータをCPUインタフェース回路194を介して番組情報処理部16に要求する。番組情報処理部16は要求されるデータを多重分離部12から得られるPSIデータから所望の受信チャンネルで受信が予定される番組名、放送開始時刻及び放送チャンネル名を含む番組情報などを取得しCPUインタフェース回路194を介してCPU191に供給する。CPU191は供給された番組情報を基に所望の受信チャンネルに係る電子番組表を生成しつつ、生成された電子番組表をRAM192に記憶する。RAM192に生成された電子番組表はCPUインタフェース回路194を介して番組表生成部17に供給される。その供給後、RAM192に記憶されている電子番組表は消去される。番組表生成部17では、以上の動作を表示する全ての受信チャンネルについて繰り返して行い、電子番組表が生成される。 【0016】 CPU191は、任意の受信チャンネルに係る電子番組表を生成する際に、表示できない番組名が含まれる場合には、その受信チャンネルを特定の受信チャンネルとして検出する。又は操作により選択された受信チャンネルを特定の受信チャンネルとして指定する。特定の受信チャンネルの電子番組表は全ての番組名を表示可能なように受信時刻の表示間隔を再設定して生成する。生成された特定の受信チャンネルの電子番組表はRAM192に記憶される。RAM192に記憶された特定の受信チャンネルの電子番組表はさらに高い表示優先度を有する特定チャンネル電子番組表としてCPUインタフェース回路194を介して表示処理部15に供給される。 ここで、RAM192はCPUバス199を介してCPU191に接続される記憶素子である。記憶容量は番組表生成部17が有する電子番組表のデータ容量よりも小さい一方、生成されて記憶される電子番組表の画像速度は番組表生成部17で生成される画像速度よりも大きい。 【0017】 図3を参照し、放送番組受信装置1で生成されて表示される電子番組表の表示画像について述べる。 同図において、横方向に受信チャンネル名101〜104が、縦方向に標準的な受信時間5〜8時とされる平面にドラマ、情報、映画、音楽などの番組名が示されている。ここで、チャンネル102の5時台は10分間隔で情報1〜情報6の番組が放送されるため、電子番組表としては5時台の間隔を大きくし5時〜7時の番組名を表示している。表示される電子番組表の受信チャンネル102の情報5に、リモコン3などを操作してカーソル表示を合わせると、電子番組表の上部に○月○日10:40〜10:50に受信される情報5の詳細内容が表示される。 CPU191は電子番組表を番組表生成部17で生成する際に、時間表示を5時〜8時の等間隔表示とすると番組名4〜番組名6が表示されない番組として存在することを検出する。CPU191は受信チャンネル102を特定チャンネルとし、全番組名を表示可能なように適応的に時間間隔を設定した特定チャンネル電子番組表としてRAM192に生成する。表示処理部15は番組表生成部17で生成された受信チャンネル101、103、104の電子番組表にRAM192で生成された受信チャンネル102の電子番組表を優先度の高い表示順に多重し、全番組名が表示される電子番組表として生成される。 受信チャンネル102の電子番組表はCPU191とCPUバス199で結合されるRAM192で生成されるため、例えば電子番組表を時間方向にスクロールさせながら表示することができるなど、応答速度の速い番組表して生成することが出来る。 【0018】 図4を参照し、特定の受信チャンネルを指定し、指定されたチャンネルの番組表示をスムーズなスクロールにより行う処理方法について述べる。 まずS(ステップ)61で、受信チャンネルのうちから特定受信チャンネルを選択して番組表示を行うかを検出する。特定受信チャンネルを選択する操作がなされた場合にはS62で特定受信チャンネルの番号を取得する。S63でスクロール表示を開始させる時刻情報を取得する。S64でCPU191はCPUインタフェース回路194を介して番組情報処理部16から電子番組表を生成するために必要な番組情報を取得する。S65で、CPU191は特定受信チャンネルの特定チャンネル電子番組表画像を生成し、RAM192に一時記憶する。S66で、CPU191は生成された特定チャンネル電子番組表の画像に高い表示優先度の情報を付して表示処理部15に供給させる。S67で特定受信チャンネルを選択して行う番組表示を続けるか否かを検出し、続けるとして検出される場合はS62からのステップを繰り返す。スムーズな特定受信チャンネル番組のスクロール表示がなされる。 S61で特定受信チャンネルを選択して行う番組表示が検出されない場合は、S71で番組表生成部17により例えば受信チャンネル名101〜104の、例えば5時から開始する番組を記述した電子番組表が生成される。生成された電子番組表は表示処理部15に供給され、従来と同様な電子番組表としての番組表表示信号が生成される。S73で電子番組表の表示を続けるか否かが検出され、続けるとして検出される場合はS61からのステップを繰り返し、続けないとして検出される場合には番組表表示の動作を終了する。 【0019】 図5を参照し、指定されたチャンネルの番組表示について述べる。 同図において、受信チャンネル102が特定受信チャンネルである。受信チャンネル102に表示される時刻の右側にスクロールバーが表示されており、スクロールバーを上下に操作することにより時間表示を変更できる。ここでは受信チャンネル102のスクロールバーが下方に操作されているため表示時間は8時〜10時になっている。 【0020】 図6を参照し、電子番組表の表示領域設定の動作について述べる。 まず、電子番組表の表示操作がなされた際に、S81においてCPU191は番組情報処理部16からPSI情報を取得する。S82で、CPU191は使用者により表示領域の設定に係る操作がなされたかを検出し、操作が検出された場合はS83でCPU191は操作により得られた設定値を基に描画領域を求める。検出されない場合はS84で、デフォルト値として例えばROM193に記憶されている設定値を基に描画領域を設定する。S85で、番組表生成部17に生成された電子番組表が記憶されている場合、及びRAM192に特定チャンネル電子番組表が生成されて記憶されている場合には、S86でそれらの電子番組表を画像デコーダ部14で復号して得られる受信番組の画像に多重した画像信号を生成する。画像信号は放送番組受信装置1からモニタ5に供給されて表示される。S87で、電子番組表の表示を終了するとして検出されるまでS81からのステップを繰り返す。 【0021】 図7を参照して、電子番組表の受信チャンネルごとのスクロ−ル機能の動作について述べる。 まず、S91でリモコン3の左又は右の矢印キーが押下されたかを検出する。左又は右の矢印キーの押下が検出されない場合は、S93で上又は下の矢印キーが押下されたかを検出する。S91で左右の矢印キーの押下が検出される場合はS92でチャンネル軸のカーソルを左又は右に移動する。その移動に合わせて特定チャンネル電子番組表の選定を変更する。チャンネル軸のカーソルの左右移動に応じ、選択された表示チャンネルをRAM192で電子番組表を生成する特定チャンネルとして選定すると共に、RAM192に記憶されていた選定前の特定チャンネル電子番組表を番組表生成部17の該当する表示チャンネルの部分にコピーする。その後、S96で電子番組表の表示を終了しないとして検出される場合はS91からのステップを繰り返す。S91で左右キーの押下が検出されなく、S93でリモコン3の上又は下の矢印キーの押下が検出された場合にはS94でカレント軸のカーソルを上又は下にスクロールさせる。放送番組受信装置1は、カレント軸の上下に合わせ、RAM192でスクロールされて生成される特定チャンネル電子番組表をモニタ5に表示させる。S93で上又は下の矢印キーの押下が検出されない場合はS95で所定時間上下左右以外のキーの押下検出を禁止し、その後S96で電子番組表の表示を終了するとして検出されるまでS91からのステップを繰り返す。 【0022】 図8を参照して放送番組受信装置1の第1の応用例について述べる。 同図に示す電子番組表は表示するチャンネル毎に電子番組表が表示を開始する時刻を指定できるようになされている。図5に示した電子番組表はスクロ−ルバーを操作して表示開始時刻を指定しているのに比し、図8に示す電子番組表は、例えばリモコン3の数字キーを直接操作してチャンネルごとの開始時刻を指定できる。指定された表示開始時刻はチャンネル番号名の下に表示される。 【0023】 図9を参照し、第1の応用例の電子番組表を生成するためのステップの流れについて述べる。 まず、S101で番組情報処理部16からPSI情報を取得する。S102で変数nの値を0に設定する。S103で変数nの値は表示チャンネル数をNとする場合に、nは例えばN=4以下であるかを検出する。nの値が4以下として検出される場合はS104でn番目の受信チャンネルの表示開始時刻が設定されているか否かを検出する。設定されているとして検出される場合はS105で設定されている表示開始時刻を表示し、設定されていないとして検出される場合にはS106で現在時刻などのデフォルト値の表示開始時刻を表示する。S107で表示開始時刻からの番組表を生成して表示させる。S108でnの値に1を加えてS103からのステップを繰り返す。 S103で、nの値がNの値以下でないとして検出された場合にはS111で、カーソルにより指定される受信チャンネル、時刻の番組の詳細情報を生成する。S112で詳細番組表情報を電子番組表の上部の所定の箇所に表示する。S113で電子番組表の表示を続けないとして検出されるまでS101からのステップを繰り返す。 【0024】 図10を参照して放送番組受信装置1の第2の応用例について述べる。 同図に示す電子番組表は、1つの受信チャンネル毎に2つの表示開始時刻からの番組表を表示している。例えば、使用者が、最大8個の番組を同時に録画予約しようとする場合などに、一覧表示される複数の番組の間で優先順位をつけながら予約するのに便利な表示方法である。 【0025】 図11を参照し、第2の応用例の電子番組表を生成するためのステップの流れについて述べる。図9に示したフローチャートと同じ動作を行うステップに同一の符号を付し説明を省く。 S102でnの値を0に設定した後のS123で、nの値は例えばM=8以下の数であるか否かを検出する。nの値がM以下であるとして検出される場合はS124において表示開始時刻が設定されているかを検出する。表示開始時刻の設定は1つの受信チャンネルに対して2つづつ行う。S127においてそれぞれの表示開始時刻から2時間分ないしは表示可能な数の番組を記述した番組表を作成し、表示させる。その後S108からのステップを繰り返す。 【0026】 図12を参照し、電子番組表のスクロール機能について説明する。図7に示したフローチャートと同じ動作を行うステップに同一の符号を付し説明を省く。 まず、S131で例えばリモコン3の「シフト」キーが押下されているかを検出し、押下され続けている場合はS93からのステップを行う。「シフト」キーが押下されていないとして検出される場合にはS135で上下左右の中の何れか1つのキーが押下されているかを検出し、検出される場合はS136で小番組表カーソルを上下左右のうち押下されている方に移動する。S135で上下左右の中の何れのキーも押下されていないとして検出される場合はS137で仮に他のキーが押下されている場合であってもその押下を無視しS96のステップを実行する。 【0027】 以上のように、本実施例で示した放送番組受信装置1によれば、受信信号の多重化を解いて番組情報を得る多重分離部12と、多重分離部から得られた番組情報から、放送チャンネルを一方の軸とし所定時間毎に等間隔な目盛りの時刻を他方の軸とする平面に、番組名を含んで記述した複数チャンネル番組表を生成する番組表生成部17と、複数チャンネル番組表に記述される複数の放送チャンネルのうち、特定のチャンネルを特定放送チャンネルとして選択する特定チャンネル選択部19と、番組表生成部で生成された複数チャンネル番組表のうち、特定チャンネル選択部で選択された特定放送チャンネルの番組名において、等間隔な目盛りの時刻の時間帯に記述行が不足して記述できない番組名がある場合には、等間隔な目盛りよりも大きな間隔を有する可変間隔目盛りの時刻を他方の軸として特定放送チャンネルの番組名を含んで記述した特定チャンネル番組表を生成する特定番組表生成部192と、特定番組表生成部で生成した特定チャンネル番組表を、番組表生成部で生成した複数チャンネル番組表の特定放送チャンネルの番組表が記述される箇所に多重表示して表示用の電子番組表を生成する表示処理部15と、を備える格別な構成を有しているので、複数の放送時間の短い番組が受信される場合であっても使用者によりそれらの放送番組を容易に認識することが出来ると共に、時刻をスクロールして表示させる場合でも番組名が遅延しないでスムーズに表示されるなど視認性の高い電子番組表の表示を可能とする装置を実現できる。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】本発明の実施に係る放送番組受信装置の構成例を示すブロック図である。 【図2】本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の構成例を示すブロック図である。 【図3】本発明の実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図(その1)である。 【図4】本発明の実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図である。 【図5】本発明の実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図(その2)である。 【図6】本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図(その1)である。 【図7】本発明の実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図(その2)である。 【図8】本発明の第1応用実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図である。 【図9】本発明の第1応用実施に係る放送番組受信装置の要部の動作をフローチャートで示した図である。 【図10】本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示例を示す図である。 【図11】本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図(その1)である。 【図12】本発明の第2応用実施に係る放送番組受信装置の動作をフローチャートで示した図(その2)である。 【図13】従来技術の放送番組受信装置で表示される電子番組表の表示画面例を示した図である。 【符号の説明】 【0029】 1 放送番組受信装置 2 アンテナ 3 リモコン 4 スピーカ 5 モニタ 11 チューナ部 12 多重分離部 13 音声デコーダ部 14 画像デコーダ部 15 表示処理部 16 番組情報処理部 17 番組表生成部 18 リモコンインタフェース部 19 システムコントローラ部 191 CPU 192 RAM 193 ROM 194 CPUインタフェース回路 199 CPUバス
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004329 【氏名又は名称】日本ビクター株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月18日(2006.8.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−48245(P2008−48245A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月28日(2008.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2006−223043(P2006−223043) |
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