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【発明の名称】 プロジェクタ調整システムおよびプロジェクタ調整プログラム
【発明者】 【氏名】西川 英二

【要約】 【課題】移動可能でプロジェクタと電子ホワイトボードの組み合わせで生ずる位置ずれがなく簡単に会議が始められるユビキタスな環境の位置座標基盤とすることができるようなプロジェクタ調整システムを提供する。

【構成】プロジェクタ調整システムの位置情報記憶手段は、壁、天井または床に複数設置することができ、それ自体の位置に関する位置情報を記憶しており、読取手段は、プロジェクタを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記プロジェクタの位置情報として読み取り、調整手段は、前記読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁、天井または床に複数設置することができ、それ自体の位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記プロジェクタの位置情報として読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項2】
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタの位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
壁、天井または床に複数設置することができ、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項3】
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタを取り付けた後に、画像が射影されるボードと前記プロジェクタとの位置関係に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項4】
壁、天井または床に複数設置することができ、それ自体の位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタによって画像を射影されるボードと、
前記ボードを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記ボードの位置情報として読み取る第1の読取手段と、
前記プロジェクタを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記プロジェクタの位置情報として読み取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段によって読み取ったボードの位置情報と前記第2の読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項5】
前記位置情報記憶手段は、前記壁、天井または床に一定間隔に並んで設置されており、
前記第1の読取手段は、前記ボードの少なくとも二隅の位置に取り付けられており、
前記第2の読取手段は、前記プロジェクタを取り付ける際に用いられる取り付け器具に少なくとも取り付けられている
ことを特徴とする請求項4に記載のプロジェクタ調整システム。
【請求項6】
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタの位置に関する位置情報を記憶している第1の位置情報記憶手段と、
前記プロジェクタによって画像を射影されるボードと、
前記ボードの位置に関する位置情報を記憶している第2の位置情報記憶手段と、
壁、天井または床に複数設置することができ、前記第1の位置情報記憶手段に記憶されている位置情報および前記第2の位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取った前記ボードの位置情報と前記プロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項7】
前記読取手段は、前記壁、天井または床に一定間隔に並んで設置されており、
前記第1の位置情報記憶手段は、前記ボードの少なくとも二隅の位置に取り付けられており、
前記第2の位置情報記憶手段は、前記プロジェクタを取り付ける際に用いられる取り付け器具に少なくとも取り付けられている
ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクタ調整システム。
【請求項8】
前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係から、前記ボードと前記プロジェクタとの距離を計算し、前記プロジェクタのピントに関するパラメータを調整する
ことを特徴とする請求項3、4、5、6または7に記載のプロジェクタ調整システム。
【請求項9】
前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係から、前記ボードと前記プロジェクタとの距離および前記ボードの大きさを計算し、前記プロジェクタのズーム量に関するパラメータを調整する
ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7または8に記載のプロジェクタ調整システム。
【請求項10】
前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係および前記プロジェクタの傾きから、前記ボードと前記プロジェクタとの距離および前記プロジェクタによって射影される画像のゆがみ補正量を計算し、前記プロジェクタのゆがみ補正に関するパラメータを調整する
ことを特徴とする請求項3、4、5、6、7、8または9に記載のプロジェクタ調整システム。
【請求項11】
画像を射影するプロジェクタを取り付けた後に、前記プロジェクタの位置に関する情報を入力するプロジェクタ位置入力手段と、
前記プロジェクタによって画像が射影されるボードを取り付けた後に、前記ボードの位置に関する情報を入力するボード位置入力手段と、
前記プロジェクタ位置入力手段によって入力されたプロジェクタの位置に関する情報と前記ボード位置入力手段によって入力されたボードの位置に関する情報を用いて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【請求項12】
コンピュータに、
画像を射影するプロジェクタを取り付けた後に、前記プロジェクタの位置に関する情報を入力するプロジェクタ位置入力機能と、
前記プロジェクタによって画像が射影されるボードを取り付けた後に、前記ボードの位置に関する情報を入力するボード位置入力機能と、
前記プロジェクタ位置入力機能によって入力されたプロジェクタの位置に関する情報と前記ボード位置入力機能によって入力されたボードの位置に関する情報を用いて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整機能
を実現させることを特徴とするプロジェクタ調整プログラム。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクタ調整システムおよびプロジェクタ調整プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の会議室設備で、PC(Personal Computer)と電子ホワイトボードおよび画像投影などのためのデータプロジェクタなどからなる構成のプレゼンテーション環境を構築することができる。データプロジェクタを利用する会議室の課題として、以下のものがある。
(1)データプロジェクタを移動型にすると、毎回プロジェクタを移動してしまうので投影する位置が利用時に異なってしまう。そのため、電子ホワイトボ−ドの書き込みペン位置が投影される位置とずれるため、電子ホワイトボードのキャリブレーションを手動で行うことが必要となり、単にデータプロジェクタを置くだけでは会議を始められなかった。
(2)データプロジェクタとホワイトボードの位置関係をテーブルのようなものに置くことによって固定化するというものもある。その場合、利用者が再現性良く設定でき固定するような器具や什器がなかった。
(3)データプロジェクタを吊り下げる再現性の良い冶工具を天井設置にするというものもある。その場合、部屋にホワイトボードを固定する工事の後に微調整する時間だけでよいが、位置関係が固定されるため部屋の配置換えなどが容易でなかった。
【0003】
これらに関連する技術として、例えば、特許文献1には、受光素子の取付位置(角度)のズレによる指示手段を挿入した位置座標の誤検出の発生を防止することを課題として、所定のタイミングで受光素子が受光した光の強度分布に応じた受光信号の波形を基準波形と比較し、その波形が基準波形に一致しないと判断された場合には、受光素子が振動や衝撃によって位置ズレを生じていることになることから、基準波形記憶手段を再度実行して新たな基準波形を波形記憶部に記憶し、これにより、位置ズレを生じている受光素子が受光した光の強度分布に応じた受光信号の波形を基準波形とすることで、座標検出手段における位置座標検出の基準となる基準マークにより生じる光の強度分布のピーク点と座標入力/検出領域内に挿入された指示手段に応じた光の強度分布のピーク点との位置関係にはズレが生じなくなるので、指示手段を挿入した位置座標の誤検出の発生を防止することができることが記載されている。
また、例えば、特許文献2には、機器の角度調節を迅速に行うことができるものでありながら、角度調節時に衝撃が発生することのない機器用取付台を提供することを課題として、機器が取り付けられる取付部材と、取付部材を接触部を介して回動自在に支持する支持部を備えた固定側支持体と、固定側支持体に対して取付部材を任意の所定回動位置にて固定する固定解除自在な固定手段とを備えた機器用取付台であって、固定手段を固定解除した状態において支持部に対する取付部材の回動に抵抗を付与する抵抗付与手段を設けたことが記載されている。
また、例えば、特許文献3には、位置、姿勢の検出対象となる生体に負担をかけず、かつ簡便な構成により物体の位置や姿勢を検出可能な位置姿勢検出システムを提供することを課題として、共振タグを例えば人間の所定部位に取り付け、共振タグの共振周波数を送受信する送受信機を複数配置し、共振タグからの共振信号が受信される送受信機の位置及び信号強度により、共振タグの位置が判定でき、結果として人間の位置姿勢が判定できることが記載されている。
【特許文献1】特開2001−249762号公報
【特許文献2】特開2003−110966号公報
【特許文献3】特開2004−212053号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、このような背景技術の状況の中でなされたもので、移動可能でプロジェクタとボードの組み合わせで生ずる位置ずれがなく簡単に会議が始められるユビキタスな環境の位置座標基盤とすることができるようなプロジェクタ調整システムおよびプロジェクタ調整プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 壁、天井または床に複数設置することができ、それ自体の位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記プロジェクタの位置情報として読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0006】
[2] 画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタの位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
壁、天井または床に複数設置することができ、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0007】
[3] 画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタを取り付けた後に、画像が射影されるボードと前記プロジェクタとの位置関係に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0008】
[4] 壁、天井または床に複数設置することができ、それ自体の位置に関する位置情報を記憶している位置情報記憶手段と、
画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタによって画像を射影されるボードと、
前記ボードを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記ボードの位置情報として読み取る第1の読取手段と、
前記プロジェクタを取り付けた後に、前記位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を、前記プロジェクタの位置情報として読み取る第2の読取手段と、
前記第1の読取手段によって読み取ったボードの位置情報と前記第2の読取手段によって読み取ったプロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0009】
[5] 前記位置情報記憶手段は、前記壁、天井または床に一定間隔に並んで設置されており、
前記第1の読取手段は、前記ボードの少なくとも二隅の位置に取り付けられており、
前記第2の読取手段は、前記プロジェクタを取り付ける際に用いられる取り付け器具に少なくとも取り付けられている
ことを特徴とする[4]に記載のプロジェクタ調整システム。
【0010】
[6] 画像を射影するプロジェクタと、
前記プロジェクタの位置に関する位置情報を記憶している第1の位置情報記憶手段と、
前記プロジェクタによって画像を射影されるボードと、
前記ボードの位置に関する位置情報を記憶している第2の位置情報記憶手段と、
壁、天井または床に複数設置することができ、前記第1の位置情報記憶手段に記憶されている位置情報および前記第2の位置情報記憶手段に記憶されている位置情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取った前記ボードの位置情報と前記プロジェクタの位置情報に応じて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0011】
[7] 前記読取手段は、前記壁、天井または床に一定間隔に並んで設置されており、
前記第1の位置情報記憶手段は、前記ボードの少なくとも二隅の位置に取り付けられており、
前記第2の位置情報記憶手段は、前記プロジェクタを取り付ける際に用いられる取り付け器具に少なくとも取り付けられている
ことを特徴とする[6]に記載のプロジェクタ調整システム。
【0012】
[8] 前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係から、前記ボードと前記プロジェクタとの距離を計算し、前記プロジェクタのピントに関するパラメータを調整する
ことを特徴とする[3]、[4]、[5]、[6]または[7]に記載のプロジェクタ調整システム。
【0013】
[9] 前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係から、前記ボードと前記プロジェクタとの距離および前記ボードの大きさを計算し、前記プロジェクタのズーム量に関するパラメータを調整する
ことを特徴とする[3]、[4]、[5]、[6]、[7]または[8]に記載のプロジェクタ調整システム。
【0014】
[10] 前記調整手段による調整は、前記ボードと前記プロジェクタとの位置関係および前記プロジェクタの傾きから、前記ボードと前記プロジェクタとの距離および前記プロジェクタによって射影される画像のゆがみ補正量を計算し、前記プロジェクタのゆがみ補正に関するパラメータを調整する
ことを特徴とする[3]、[4]、[5]、[6]、[7]、[8]または[9]に記載のプロジェクタ調整システム。
【0015】
[11] 画像を射影するプロジェクタを取り付けた後に、前記プロジェクタの位置に関する情報を入力するプロジェクタ位置入力手段と、
前記プロジェクタによって画像が射影されるボードを取り付けた後に、前記ボードの位置に関する情報を入力するボード位置入力手段と、
前記プロジェクタ位置入力手段によって入力されたプロジェクタの位置に関する情報と前記ボード位置入力手段によって入力されたボードの位置に関する情報を用いて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整手段
を具備することを特徴とするプロジェクタ調整システム。
【0016】
[12] コンピュータに、
画像を射影するプロジェクタを取り付けた後に、前記プロジェクタの位置に関する情報を入力するプロジェクタ位置入力機能と、
前記プロジェクタによって画像が射影されるボードを取り付けた後に、前記ボードの位置に関する情報を入力するボード位置入力機能と、
前記プロジェクタ位置入力機能によって入力されたプロジェクタの位置に関する情報と前記ボード位置入力機能によって入力されたボードの位置に関する情報を用いて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整機能
を実現させることを特徴とするプロジェクタ調整プログラム。
【発明の効果】
【0017】
本発明にかかるプロジェクタ調整システムおよびプロジェクタ調整プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、次のいずれかの効果を奏する。
(1)画像が射影されるボードによる会議の機動性を向上させること、つまり、プロジェクタ等の移動、移設、または稼動等までの時間を短くすることができる。
(2)会議に用いる各種の機器(例えば、プロジェクタ、ボード、タッチパネル、スピーカ、カメラなど)を導入する際に、調整などの位置に関する基本パラメータを意識せずに設置できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1〜図14は第1の実施の形態を示している。まず、図2を用いて、本実施の形態が用いられる状況を説明する。図2に示すような会議室があり、その壁22にはホワイトボード24が設置されており、そして天井21にはデータプロジェクタ25が設置されている。また、データプロジェクタ25はPCと接続されており、そのPCを説明者が操作して、プレゼンテーションソフト等によって生成された文書等をデータプロジェクタ25によりホワイトボード24に画像として照射して、会議等が進められる。その場合に、データプロジェクタ25とホワイトボード24との位置関係によって、データプロジェクタ25のピント、ズーム量、台形ゆがみ補正等を調整する必要があり、本実施の形態はこれにかかわる。
【0019】
図1は、第1の実施の形態の概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはプログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、プログラム、システムおよび方法の説明をも兼ねている。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散または並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続を含む。
また、システムとは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク等で接続されて構成されるほか、1つの装置によって実現される場合も含まれる。
【0020】
画像が射影されるボードとして、スクリーンなどがあるが、ここではホワイトボードを主に例示して説明する。もちろんスクリーン等についても適用できる。さらに、ホワイトボードは操作者の指が触ったこと等を検知するようなタッチパネルとしての機能を有しているものであってもよい。
また、画像を射影するプロジェクタとして、OHP(OverHead Projector)などがあるが、ここではPCからの画像を射影するデータプロジェクタを主に例示して説明する。もちろんOHP等についても適用できる。
第1の実施の形態は、図1に示すように、複数の位置情報記憶モジュール101、ボード位置読取モジュール102、プロジェクタ位置読取モジュール103、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106、プロジェクタ調整モジュール107を有している。
位置情報記憶モジュール101は、その位置情報記憶モジュール101が取り付けられている位置に関する位置情報を記憶しているチップである。より具体的な例としては、RFID(Radio Frequency IDentification)である。ここで、位置情報とは、部屋内における位置を最終的に示す情報である。例えば、部屋の隅を原点として、3次元空間としてのX軸、Y軸、Z軸の座標で表現されたものである。また、RFIDの識別子(ID:IDentification)であってもよい。その場合、RFIDの識別子と前述の部屋内における座標の対応表があり、その対応表を検索することにより部屋における座標を求めるようにしてもよい。
【0021】
複数の位置情報記憶モジュール101が、部屋の壁22に埋め込まれている。例えば、図3(A)に示すように、壁22には、格子状に補強材が組まれており、位置情報記憶モジュール101が埋め込まれている。
そして、その補強材が交差している箇所の近辺を図3(B)に示す。補強材には一定間隔毎に取り付けねじ穴31が設けられており、その取り付けねじ穴31の近辺にパッシブRFID32を取り付ける。このようにすることによって、予め組み立て用に設けられた取り付けねじ穴31の位置を利用することによって、一定間隔でパッシブRFID32を取り付けることができるようになる。なお、パッシブRFID32とは、自らは電源を持たずに、RFID受信機41のアンテナが放つ電波で電磁誘導を起こすなどして、情報の発信を行うものである。
【0022】
ボード位置読取モジュール102は、近辺にある位置情報記憶モジュール101に記憶されている位置情報を読み取る。より具体的には、RFID受信機41である。ここで、図4を用いて、RFID受信機41を取り付けたホワイトボード24を部屋の壁22に設置した例を示す。図4(B)は、ホワイトボード24の6箇所にRFID受信機41(RFID受信機41A〜RFID受信機41F)を取り付けたものである。そして、ホワイトボード24の四隅には、取り付けねじ穴42(取り付けねじ穴42A〜取り付けねじ穴42D)がある。図4(A)は、RFID受信機41が取り付けられたホワイトボード24を壁22に設置した例を示している。ホワイトボード24の取り付けねじ穴42A等と壁22の取り付けねじ穴31は一致する位置となる。その際、壁22のパッシブRFID32とホワイトボード24のRFID受信機41A等は近くなる。そして、RFID受信機41A等は、近くにある壁22のパッシブRFID32に記憶されている位置情報を受信することができることとなる。なお、図4では、ホワイトボード24の四隅と2箇所(計6箇所)にRFID受信機41を取り付けているが、二隅以上であればよい。二隅に取り付ける場合は、対角の二隅、対角以外の二隅でもよい。ただし、対角以外の二隅の場合は、取り付けられる物(ホワイトボード24)の大きさが予め特定されているものとする。以後、四隅またはそれ以上の箇所と説明しているところは、同様に二隅以上であればよい。
【0023】
また、部屋の天井21にも、複数の位置情報記憶モジュール101が埋め込まれている。例えば、図5(A)に示すように、天井21には、格子状に補強材が組まれており、位置情報記憶モジュール101が埋め込まれている。
そして、その補強材が交差している箇所の近辺を図5(B)に示す。補強材には一定間隔毎に取り付けねじ穴51が設けられており、その取り付けねじ穴51の近辺にパッシブRFID52を取り付ける。このようにすることによって、予め組み立て用に設けられた取り付けねじ穴51の位置を利用することによって、一定間隔でパッシブRFID52を取り付けることができるようになる。
【0024】
プロジェクタ位置読取モジュール103は、近辺にある位置情報記憶モジュール101に記憶されている位置情報を読み取る。より具体的には、RFID受信機62である。ここで、図6を用いて、RFID受信機62を取り付けたデータプロジェクタ25を部屋の天井21に設置した例を示す。図6は、データプロジェクタ25の取り付け金具61にRFID受信機62を取り付けたものである。データプロジェクタ25の取り付け金具61は、天井21の取り付けねじ穴51のいずれかに取り付けられる。従って、データプロジェクタ25のRFID受信機62は、天井21のパッシブRFID52と近くなる。そして、RFID受信機62は、近くにある天井21のパッシブRFID52に記憶されている位置情報を受信することができることとなる。
【0025】
図7を用いて、RFID受信機62を天井21に取り付けた例を説明する。なお、図7は、部屋の床23から天井21を見た場合の図である。壁22には、ホワイトボード24が取り付けられており、データプロジェクタ25がホワイトボード24に対して画像を射影する。ホワイトボード24の位置情報はボード位置読取モジュール102が近辺の位置情報記憶モジュール101を読み取り、データプロジェクタ25の位置情報はプロジェクタ位置読取モジュール103が近辺の位置情報記憶モジュール101を読み取ることによって、それぞれ取得できる。
【0026】
距離計算モジュール104は、ボード位置読取モジュール102、プロジェクタ位置読取モジュール103、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106、プロジェクタ調整モジュール107と接続されている。距離計算モジュール104は、ボード位置読取モジュール102とプロジェクタ位置読取モジュール103がそれぞれ読み取ったホワイトボード24とデータプロジェクタ25の位置情報から、その2者間の距離を計算する。そして、その計算結果を画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106、プロジェクタ調整モジュール107へと渡す。
画面サイズ調整計算モジュール105は、ボード位置読取モジュール102、距離計算モジュール104、画面ひずみ計算モジュール106、プロジェクタ調整モジュール107と接続されている。画面サイズ調整計算モジュール105は、距離計算モジュール104から受け取ったデータプロジェクタ25とホワイトボード24間の距離およびボード位置読取モジュール102から受け取ったホワイトボード24の位置情報から画面サイズと最適なズーム量を計算する。そして、その計算結果を画面ひずみ計算モジュール106、プロジェクタ調整モジュール107へと渡す。
画面ひずみ計算モジュール106は、ボード位置読取モジュール102、プロジェクタ位置読取モジュール103、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、プロジェクタ調整モジュール107と接続されている。画面ひずみ計算モジュール106は、データプロジェクタ25からデータプロジェクタ25の傾き量を得て、ボード位置読取モジュール102とプロジェクタ位置読取モジュール103がそれぞれ読み取ったホワイトボード24とデータプロジェクタ25の位置情報、距離計算モジュール104から2者間の距離、画面サイズ調整計算モジュール105から画面サイズを受け取り、射影する画像のゆがみ(主に台形ゆがみ)を補正するための調整値を計算する。その計算結果をプロジェクタ調整モジュール107へと渡す。
プロジェクタ調整モジュール107は、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106のそれぞれの計算結果を得て、データプロジェクタ25の画像射影に関するパラメータを調整する。より具体的には、データプロジェクタ25のピント、ズーム量、ゆがみ補正に関するパラメータを調整する。
【0027】
次に作用・働き(動作)を説明する。
図8を用いて、データプロジェクタ25の画像射影に関するパラメータを調整する計算方法例を説明する。
ステップS801では、壁22に埋め込まれているパッシブRFID32(図1の位置情報記憶モジュール101)に、そのパッシブRFID32を一意に特定できる識別子(ID)が記憶されている。
同様に、ステップS803では、天井21に埋め込まれているパッシブRFID52(図1の位置情報記憶モジュール101)に、そのパッシブRFID52を一意に特定できる識別子(ID)が記憶されている。
ステップS802では、ホワイトボード24に貼り付けられているRFID受信機(RFID受信機41A〜RFID受信機41F、図1のボード位置読取モジュール102)が、ステップS801のパッシブRFID32の識別子をポーリングしながら受信する。そして、パッシブRFID32と部屋内における座標との対応表から、具体的なX座標、Y座標、Z座標を得る。
ステップS804では、データプロジェクタ25に貼り付けられているRFID受信機62(図1のプロジェクタ位置読取モジュール103)が、ステップS803のパッシブRFID52の識別子をポーリングしながら受信する。そして、パッシブRFID52と部屋内における座標との対応表から、具体的なX座標、Y座標、Z座標を得る。
【0028】
ステップS805では、ステップS802とステップS804とから得たホワイトボード24とデータプロジェクタ25の位置情報から両者間の距離を計算する。
ステップS806では、ステップS802から得た位置情報、ステップS805の距離から画面サイズに関する調整値を計算する。
ステップS807では、ステップS802とステップS804とから得たホワイトボード24とデータプロジェクタ25の位置とステップS806の画面サイズの調整値とから射影される画像の台形ゆがみを計算する。
ステップS808では、ステップS805、ステップS806、ステップS807のそれぞれの計算結果を得て、データプロジェクタ25のピント量、ズーム量、台形ゆがみ補正量を調整する。
【0029】
図9を用いて、ホワイトボード24の位置、重心位置を求める計算例を示す。
ステップS901では、ホワイトボード24を壁22に設置する。壁22にはパッシブRFID32が埋め込まれており、ホワイトボード24にはRFID受信機41A〜RFID受信機41Fが貼り付けられているので、パッシブRFID32に対して、RFID受信機41A〜RFID受信機41Fから電波が照射される。
ステップS902では、ホワイトボード24の四隅にあるRFID受信機(RFID受信機41A、RFID受信機41C、RFID受信機41D、RFID受信機41F)は、近くにある壁22に埋め込まれているパッシブRFID32から位置情報を取得する。ここでの位置情報は、パッシブRFID32の識別子である。より具体的には、RFID受信機41Aが読み取った識別子P1は001F013446、RFID受信機41Cが読み取った識別子P2は001F013358、RFID受信機41Dが読み取った識別子P3は001F013459、RFID受信機41Fが読み取った識別子P4は001F013470の如くである。
【0030】
ステップS903では、壁22のパッシブRFID32の識別子と座標との対応表(データベース)から座標情報を取得する。より具体的には、識別子P1(001F013446)の座標として、x=1550 y=2300 z=100を得、識別子P2(001F013358)の座標として、x=2550 y=2310 z=100を得、識別子P3(001F013459)の座標として、x=2550 y=1310 z=100を得、識別子P4(001F013470)の座標として、x=1550 y=1300 z=100を得る。
ステップS904では、ホワイトボード24の重心位置を計算する。より具体的には、重心位置(Xw、Yw、Zw)は以下のように計算できる。
Xw=(1550+2550+2550+1550)/4=2050
Yw=(2300+2310+1310+1300)/4=1805
Zw=(100+100+100+100)/4=100
【0031】
図10を用いて、データプロジェクタ25のレンズ位置を求める計算例を示す。
ステップS1001では、データプロジェクタ25を天井21に設置する。天井21にはパッシブRFID52が埋め込まれており、データプロジェクタ25の取り付け金具61にはRFID受信機62が貼り付けられているので、パッシブRFID52に対して、RFID受信機62から電波が照射される。
ステップS1002では、データプロジェクタ25のRFID受信機62は、近くにある天井21に埋め込まれているパッシブRFID52から位置情報を取得する。ここでの位置情報は、パッシブRFID52の識別子である。より具体的には、RFID受信機62が読み取った識別子は002F02558の如くである。
【0032】
ステップS1003では、天井21のパッシブRFID52の識別子と座標との対応表(データベース)から座標情報を取得する。より具体的には、識別子002F02558の座標として、x=2050 y=2700 z=3400を得る。
ステップS1004では、データプロジェクタ25のレンズ位置を求める。より具体的には、Xp=2050+α Yp=2700+β Zp=3400+γの如くである(α、β、γは、既にRFID受信機62が貼り付けられている位置とレンズとの位置から実際の測定によって得ているものである)。
【0033】
図11を用いて、データプロジェクタ25とホワイトボード24との間の距離を求める計算例を示す。
ステップS1101では、ステップS904で計算したホワイトボード24の重心位置からステップS1004で計算したデータプロジェクタ25のレンズ位置との差分を求める。より具体的には、
Xd=(Xp−Xw)
Yd=(Yp−Yw)
Zd=(Zp−Zw)
である。
ステップS1102では、ステップS1101で求めた差分から距離Dを求める。より具体的には、D=√(Xd+Yd+Zd)となる。
ステップS1103では、ステップS1102で求めた距離からデータプロジェクタ25のピント量を求める。具体的には、距離とその距離における最適なピント量の対応表を用いて求める。
【0034】
図12を用いて、ホワイトボード24の画面サイズを求める計算例を示す。
ステップS1201では、ステップS902で求めたホワイトボード24の四隅の座標から対角のサイズを求める。具体的には、
対角サイズ=√((XP1−XP3)+(YP1−YP3)
となる。
ステップS1202では、ステップS1102と同様にステップS1101で求めた差分を流用して距離Dを求める。より具体的には、D=√(Xd+Yd+Zd)となる。
ステップS1203では、ステップS1201で求めたホワイトボード24の対角サイズとステップS1202で求めた距離Dからズーム量を算出する。具体的には、対角サイズと距離とズーム量との対応表を用いて求める。
【0035】
図13を用いて、データプロジェクタ25の台形ゆがみを求める計算例を示す。
ステップS1301では、データプロジェクタ25から傾きに関する情報を取得する。具体的には、データプロジェクタ25を設置する際に計測された傾き、またはデータプロジェクタ25内に内蔵されている傾きセンサー等が利用される。
ステップS1302では、ステップS1301で得た傾きに関する情報とステップS1202等で得たホワイトボード24とデータプロジェクタ25間の距離とを用いて、本来長方形の画像が照射された場合にどのような台形になるかを計算して求める。
ステップS1303では、ステップS1302で求めた台形ゆがみを補正する補正量を求める。具体的には、求めた台形の水平な短辺と長辺との比を計算し、その比と台形ゆがみ補正量との対応表を用いて求める。
【0036】
図14を用いて、ホワイトボード24、データプロジェクタ25を部屋に設置する際の手順の一例を示す。図14の左側の処理であるステップS1401、ステップS1403、ステップS1405は、操作者による処理であり、図14の右側の処理であるステップS1402、ステップS1404、ステップS1406は、本実施の形態による処理である。
ステップS1401では、ホワイトボード24、データプロジェクタ25を部屋のどの位置に設置するかを定め、実際に設置する。
ステップS1402では、ホワイトボード24のRFID受信機41A〜RFID受信機41Fがそれぞれの位置情報を取得する。そして、データプロジェクタ25のRFID受信機62が位置情報を取得する。
ステップS1403では、ホワイトボード24とデータプロジェクタ25とのペアを指示する。これは、部屋の中に複数のホワイトボード24、データプロジェクタ25がある場合があるからである。ただし、1組のホワイトボード24、データプロジェクタ25である場合はこの処理は不要である。また、最も近い関係にあるもの同士をペアとすることもでき、その場合も操作者によるこの処理は不要となる。
ステップS1404では、図8から図13を用いて説明した計算を行う。
ステップS1405では、操作者が本実施の形態に対して、データプロジェクタ25の調整およびデータプロジェクタ25によるホワイトボード24への射影等の指令を行う。
ステップS1406では、ステップS1404の計算結果に応じて、データプロジェクタ25の調整の指示を行う。
【0037】
図15、図16は、本発明の第2の実施の形態を示している。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
第1の実施の形態では、壁22に埋め込まれているのはパッシブRFID32であり、ホワイトボード24にはRFID受信機41A〜RFID受信機41Fが貼り付けられているが、第2の実施の形態ではこの関係を逆にしたものである。つまり、図15、図16に示すように、壁22に埋め込まれているのはRFID受信機1502であり、ホワイトボード24にはパッシブRFID1601A〜パッシブRFID1601Fが貼り付けられている。そして、RFID受信機1502が読み取った位置情報を伝達できるように、イーサネット(登録商標)ケーブル1503が各RFID受信機1502を接続している。
図15(A)に示すように、壁22には、格子状に補強材が組まれており、RFID受信機1502が埋め込まれており、イーサネットケーブル1503が配設されている。
そして、その補強材が交差している箇所の近辺を図15(B)に示す。補強材には一定間隔毎に取り付けねじ穴1501が設けられており、その取り付けねじ穴1501の近辺にRFID受信機1502を取り付ける。このようにすることによって、予め組み立て用に設けられた取り付けねじ穴1501の位置を利用することによって、一定間隔でRFID受信機1502を取り付けることができるようになる。
【0038】
図16(B)は、ホワイトボード24の6箇所にパッシブRFID(パッシブRFID1601A〜パッシブRFID1601F)を取り付けたものである。そして、ホワイトボード24の四隅には、取り付けねじ穴1602(取り付けねじ穴1602A〜取り付けねじ穴1602D)がある。図16(A)は、パッシブRFID1601が取り付けられたホワイトボード24を壁22に設置した例を示している。ホワイトボード24の取り付けねじ穴1602A等と壁22の取り付けねじ穴1501は一致する位置となる。その際、壁22のRFID受信機1502とホワイトボード24のパッシブRFID1601A等は近くなる。そして、パッシブRFID1601A等の近くにある壁22のRFID受信機1502は、パッシブRFID1601A等が記憶している位置情報を受信することができることとなる。そして、その位置情報を接続されているイーサネットケーブル1503を介して、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106に伝達し、それぞれで第1の実施の形態と同様の計算を行い、プロジェクタ調整モジュール107がデータプロジェクタ25の画像射影に関するパラメータを調整する。
【0039】
なお、天井21も前述の第2の実施の形態の壁22と同様に、複数のRFID受信機1502が埋め込まれていてもよい。その場合、データプロジェクタ25の取り付け金具61には、パッシブRFIDが貼り付けられている。
【0040】
前記実施の形態においては、位置情報記憶モジュール101等を壁22または天井21に配置した例を示したが、床23に配置してもよい。
なお、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106はデータプロジェクタ25に内蔵されている計算機を用いて構成してもよい。また、距離計算モジュール104、画面サイズ調整計算モジュール105、画面ひずみ計算モジュール106をデータプロジェクタ25と通信回線を介して接続されているサーバー等内に構成してもよい。サーバーに構成した場合は、外部からデータプロジェクタ25等を調整することができることとなる。
また、壁22、天井21または床23には、パネル、柱、パーテション等が含まれる。
【0041】
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納することも可能であり、その場合は、例えば以下の発明としても把握することができる。
コンピュータに、
画像を射影するプロジェクタを取り付けた後に、前記プロジェクタの位置に関する情報を入力するプロジェクタ位置入力機能と、
前記プロジェクタによって画像が射影されるボードを取り付けた後に、前記ボードの位置に関する情報を入力するボード位置入力機能と、
前記プロジェクタ位置入力機能によって入力されたプロジェクタの位置に関する情報と前記ボード位置入力機能によって入力されたボードの位置に関する情報を用いて、前記プロジェクタの画像射影に関するパラメータを調整する調整機能
を実現させることを特徴とするプロジェクタ調整プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
【0042】
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、上記のプログラムまたはその一部は、上記記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能である。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に乗せて搬送することも可能である。
さらに、上記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】プロジェクタ調整システムの第1の実施の形態の一構成例を示すブロック図である。
【図2】データプロジェクタとホワイトボードを部屋に取り付けた場合の構成例を示す説明図である。
【図3】壁における座標を記憶するパッシブRFIDの取付例を示す説明図である。
【図4】RFID受信機を取り付けたホワイトボードを部屋の壁に設置した例を示す説明図である。
【図5】天井における座標を記憶するパッシブRFIDの取付例を示す説明図である。
【図6】RFID受信機を取り付けたデータプロジェクタの例を示す説明図である。
【図7】RFID受信機を取り付けたデータプロジェクタを部屋の天井に設置した例を示す説明図である。
【図8】データプロジェクタを調整するための計算の際のデータの流れを示すフローチャートである。
【図9】ホワイトボードの位置、重心位置を求める計算例を示すフローチャートである。
【図10】データプロジェクタの位置を求める計算例を示すフローチャートである。
【図11】データプロジェクタとホワイトボードとの間の距離を求める計算例を示すフローチャートである。
【図12】ホワイトボードの画面サイズを求める計算例を示すフローチャートである。
【図13】データプロジェクタの台形ゆがみを求める計算例を示すフローチャートである。
【図14】プロジェクタ等を部屋に設置する際の手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】壁における座標を記憶するRFID受信機の取付例を示す説明図である。
【図16】パッシブRFIDを取り付けたホワイトボードを部屋の壁に設置した例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0044】
21…天井
22…壁
23…床
24…ホワイトボード
25…データプロジェクタ
31…取り付けねじ穴
32…パッシブRFID
41A、41B、41C、41D、41E、41F…RFID受信機
42A、42B、42C、42D…取り付けねじ穴
51…取り付けねじ穴
52…パッシブRFID
61…取り付け金具
62…RFID受信機
101…位置情報記憶モジュール
102…ボード位置読取モジュール
103…プロジェクタ位置読取モジュール
104…距離計算モジュール
105…画面サイズ調整計算モジュール
106…画面ひずみ計算モジュール
107…プロジェクタ調整モジュール
1501…取り付けねじ穴
1502…RFID受信機
1503…イーサネットケーブル
1601A、1601B、1601C、1601D、1601E、1601F…パッシブRFID
1602A、1602B、1602C、1602D…取り付けねじ穴
【出願人】 【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
【出願日】 平成18年8月18日(2006.8.18)
【代理人】 【識別番号】100115129
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 昇


【公開番号】 特開2008−48226(P2008−48226A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−222829(P2006−222829)