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【発明の名称】 デジタル放送受信装置
【発明者】 【氏名】白木 宏一

【要約】 【課題】デジタル放送信号を受信する受信機をフロントエンドユニット100とバックエンドユニット200に分離した場合、両ユニット間のTS信号伝送にパケット伝送を用いるため、バックエンドユニット側で音声出力及び画像表示する基準クロックが放送局側の基準クリックと同期できず、コマ落ちや音途切れを誘発してしまう。

【構成】フロントエンドユニット100及びバックエンドユニット200間でTS信号をパケット伝送する前後に送受信バッファ16、19をそれぞれ設け、コマ落ちや音途切れを補償する構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
受信したデジタル放送信号を復調してトランスポートストリーム信号を得る復調部と、この復調部で復調したトランスポートストリーム信号を一時蓄積する第1バッファと、この第1バッファに蓄積されたトランスポートストリーム信号の一部を順次取り出し、パケット送信するパケット送信部とからなるフロントエンドユニット、
上記パケット送信部から送信されたパケット信号を受信するパケット受信部と、このパケット受信部が受信する上記トランスポートストリーム信号を一時蓄積する第2バッファと、この第2バッファから順次取り出されるトランスポートストリーム信号を音声信号及び映像信号に分離するトランスポートストリームデコーダと、このトランスポートストリームデコーダにより分離された音声信号をスピーカへ供給して音声出力させる音声処理部と、上記トランスポートストリームデコーダにより分離された映像信号を表示部へ供給して画像表示させる表示処理部と、上記トランスポートストリームデコーダ、音声処理部、及び表示処理部へ基準クロックを供給する基準クロック生成部とからなる、上記フロントエンドユニットとは別体に設けられたバックエンドユニットを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項2】
受信したデジタル放送信号を復調してトランスポートストリーム信号を得る復調部と、この復調部で復調したトランスポートストリーム信号を一時蓄積する第1バッファと、この第1バッファに蓄積されたトランスポートストリーム信号の一部を順次取り出し、パケット送信するパケット送信部とからなるフロントエンドユニット、
上記パケット送信部から送信されたパケット信号を受信するパケット受信部と、このパケット受信部が受信する上記トランスポートストリーム信号を一時蓄積する第2バッファと、この第2バッファから順次取り出されるトランスポートストリーム信号を音声信号及び映像信号に分離するトランスポートストリームデコーダと、このトランスポートストリームデコーダにより分離された音声信号をスピーカへ供給して音声出力させる音声処理部と、上記トランスポートストリームデコーダにより分離された映像信号を表示部へ供給して画像表示させる表示処理部と、上記復調部から信号線を介して同期信号を入力し、上記トランスポートストリームデコーダ、音声処理部、及び表示処理部へ基準クロックを供給する基準クロック生成部とからなる、上記フロントエンドユニットとは別体に設けられたバックエンドユニットを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
【請求項3】
フロントエンドユニットには、復調部で復調されたトランスポートストリーム信号を暗号化して第1バッファへ暗号化されたトランスポートストリーム信号を蓄積させる暗号化部を有し、バックエンドユニットには、第2バッファから取り出されたトランスポートストリーム信号を暗号復号化してトランスポートストリームデコーダへトランスポートストリーム信号を供給する暗号復号化部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル放送受信装置。
【請求項4】
フロントエンドユニットのパケット送信部とバックエンドユニットのパケット受信部はUSBケーブルで接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル放送受信装置。
【請求項5】
フロントエンドユニット及びバックエンドユニットには各々の各部の制御を司る制御部を有しており、かつ、フロントエンドユニット側の制御部は、バックエンドユニット側の制御部の制御配下で動作することを特徴とする請求項1又は2記載のデジタル放送受信装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタル放送信号を受信する受信装置に関し、特に受信装置をチューナ及び復調部から構成されるフロントエンドユニットと、トランスポートストリームデコーダ、音声デコーダ、映像デコーダ及び提示処理部から構成されるバックエンドユニットとに分離したデジタル放送受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
地上デジタル放送は、各種のサービスを可能にしており、その一つとしてモバイル機器向けの放送がある。このサービスにより、地上デジタル放送の番組が携帯電話機等の携帯端末を使って外出先や通勤途中で楽しむことができる。したがって、地上デジタル放送を受信可能にした携帯端末が、益々、普及拡大されることが見込まれる。
【0003】
従来のデジタル放送受信装置として、例えば、ARIB TR−B14「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」(非特許文献1)の図3−1に記載された一体型の受信装置の構成が一般に知られている。
【0004】
図3は非特許文献1に記載された受信装置の構成を簡略化したブロック図であり、1はデジタル放送を受信するアンテナ、2は所定のデジタル放送を選局するチューナ、3はこのチューナ2を介して受信したデジタル放送信号を復調し、トランスポートストリーム信号(以下、TS信号と称す。)に変換する復調部、4はTS信号をデコードし、音声信号及び映像信号に分離するトランスポートストリームデコーダ(以下、TSデコーダと称す。)、5はTSデコーダ4により分離された音声信号を音声デコード処理する音声デコーダ、6はこの音声デコーダ5の出力するデジタル音声信号をアナログに変換するD/A変換器で、アナログ変換された音声信号はスピーカ7から音声出力される。一方、TSデコーダ4により分離された映像信号は映像デコーダ8で映像デコード処理される。9はこの映像デコーダ8からの映像信号と文字データ等を合成する提示処理部、10はこの提示処理部から入力される映像信号を画面表示するLCD、11は復調部3からの同期信号を入力し、基準クロックを生成する基準クロック生成部である。この基準クロック生成部11の基準クロックは放送局側の基準クロックと同期しており、TSデコーダ4、音声デコーダ5、D/A変換器6、映像デコーダ8、及び提示処理部9に供給される。また、12は受信装置各部の制御を司る制御部である。
【0005】
即ち、アンテナ1で受信されたデジタル放送は、チューナ2で選局されて復調部3へ入力される。復調部3は入力されたデジタル放送信号を復調してTS信号をTSデコーダ4へ入力するとともに放送局側の基準クロックと同期した同期信号を基準クロック生成部11へ入力する。TSデコーダ4は復調部3から入力したTS信号をデコードすることにより、音声信号と映像信号に分離する。ここで、TS信号は実際には音声信号及び映像信号と共に他のデータも含まれており、この他のデータ信号もTSデコーダ4で分離され、制御部12により処理されるが、説明の都合上この処理については割愛する。
【0006】
TSデコーダ4により分離された音声信号は音声デコーダ5によって音声デコード処理され、さらにD/A変換器6でアナログ信号に変換された後、スピーカに供給されて音声出力される。一方、TSデコーダ4により分離された映像信号は映像デコーダ8によって映像デコード処理がなされ、提示処理部9へ供給される。提示処理部9は映像デコーダ8から供給される映像信号に字幕などの文字データを合成してLCD10へ入力することにより、LCD10の画面上に画像を表示する。
【0007】
ここで、スピーカ7からの音声出力及びLCDからの画像出力は放送局側の送信機の基準クロックと同期させておく必要がある。さもなければ、瞬間的な音途切れや画像のコマ落ちが発生してしまう。そこで、基準クロック生成部11は復調部3からの同期信号により基準クロックを生成し、各部へ供給するように構成している。即ち、復調部3はTS信号のシリアルデータから、放送局側からTS信号を送出する際に用いているクロックと同じ精度のクロックが再生できるものであり、したがって、放送局側の送信機の基準クロックと同期した基準クロックをTSデコーダ4、音声デコーダ5、D/A変換器6、映像デコーダ8、及び提示処理部9に供給することができる。
【0008】
【非特許文献1】ARIB TR−B14「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
非特許文献1に記載されたデジタル放送受信装置は、チューナ2及び復調部3から構成されるフロントエンド部とTSデコーダ4、音声デコーダ5、映像デコーダ8、提示処理部から構成されるバックエンド部とが一体の1つのユニットで構成されている。しかし、製品コンセプト上ではフロントエンド部とバックエンド部とを別のユニットで構成する新たなコンセプトが要請されている。例えば、携帯電話機等の携帯端末には、元々CPUや動画処理用のハードウエアを搭載しており、これらをバックエンド部の信号処理用に用いるものとすれば、フロントエンド部を別のユニットとして携帯端末に接続することでデジタル放送受信装置を得ることができる。即ち、フロントエンド部のユニットを用意すれば、既存の携帯端末に接続するだけでデジタル放送を受信し、視聴することができるようになる。しかも、携帯電話機の場合、多機能化により、外部機器と接続するための幾つかのインターフェースが既に備わっているため、新たにインターフェースを設ける必要もない。
【0010】
一方、フロントエンド部とバックエンド部とを別のユニットで構成した場合を想定すると、両ユニット間を接続するためにUSBインターフェースを用いることが考えられる。USBインターフェースは汎用的であるが、基本的にパケット伝送になるため放送局側の基準クロックと同期した基準クロックをバックエンド側ユニットで生成することができない。したがって、長時間の視聴を続けると、バックエンド側ユニットにおいてTS信号の枯渇や溢れが発生し、画像表示においてはコマ落ちの発生、音声再生においては瞬間的な音途切れやノイズが発生してしまう。
【0011】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送受信装置をフロントエンドユニット及びバックエンドユニットに分離すると共に、画像表示におけるコマ落ちの発生、音声再生における瞬間的な音途切れやノイズの発生を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明に係るデジタル放送受信装置は、受信したデジタル放送信号を復調してトランスポートストリーム信号を得る復調部と、この復調部で復調したトランスポートストリーム信号を一時蓄積する第1バッファと、この第1バッファに蓄積されたトランスポートストリーム信号の一部を順次取り出し、パケット送信するパケット送信部とからなるフロントエンドユニット、
上記パケット送信部から送信されたパケット信号を受信するパケット受信部と、このパケット受信部が受信する上記トランスポートストリーム信号を一時蓄積する第2バッファと、この第2バッファから順次取り出されるトランスポートストリーム信号を音声信号及び映像信号に分離するトランスポートストリームデコーダと、このトランスポートストリームデコーダにより分離された音声信号をスピーカへ供給して音声出力させる音声処理部と、上記トランスポートストリームデコーダにより分離された映像信号を表示部へ供給して画像表示させる表示処理部と、上記トランスポートストリームデコーダ、音声処理部、及び表示処理部へ基準クロックを供給する基準クロック生成部とからなる、上記フロントエンドユニットとは別体に設けられたバックエンドユニットを備えてなるものである。
【0013】
また、本発明に係るデジタル放送受信装置は、受信したデジタル放送信号を復調してトランスポートストリーム信号を得る復調部と、この復調部で復調したトランスポートストリーム信号を一時蓄積する第1バッファと、この第1バッファに蓄積されたトランスポートストリーム信号の一部を順次取り出し、パケット送信するパケット送信部とからなるフロントエンドユニット、
上記パケット送信部から送信されたパケット信号を受信するパケット受信部と、このパケット受信部が受信する上記トランスポートストリーム信号を一時蓄積する第2バッファと、この第2バッファから順次取り出されるトランスポートストリーム信号を音声信号及び映像信号に分離するトランスポートストリームデコーダと、このトランスポートストリームデコーダにより分離された音声信号をスピーカへ供給して音声出力させる音声処理部と、上記トランスポートストリームデコーダにより分離された映像信号を表示部へ供給して画像表示させる表示処理部と、上記復調部から信号線を介して同期信号を入力し、上記トランスポートストリームデコーダ、音声処理部、及び表示処理部へ基準クロックを供給する基準クロック生成部とからなる、上記フロントエンドユニットとは別体に設けられたバックエンドユニットを備えてなるものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、デジタル放送受信装置をフロントエンドユニットとバックエンドユニットに分離して両ユニット間におけるトランスポートストリーム信号の送受信をパケット伝送で行うものとし、かつ、フロントエンドユニットからバックエンドユニットに送信するトランスポートストリーム信号を一時記憶する第1バッファとフロントエンドユニットからバックエンドユニットに送信されたトランスポートストリーム信号を一時記憶する第2バッファを設けるものとしているので、第1及び第2バッファがパケット伝送によるデータ転送速度の揺らぎを吸収することができ、画像表示におけるコマ落ちの発生、音声再生における瞬間的な音途切れやノイズの発生を抑制することができる。
【0015】
また、本発明によれば、デジタル放送受信装置をフロントエンドユニットとバックエンドユニットに分離して両ユニット間におけるトランスポートストリーム信号の送受信をパケット伝送で行うものとし、かつ、フロントエンドユニットからバックエンドユニットに送信するトランスポートストリーム信号を一時記憶する第1バッファとフロントエンドユニットからバックエンドユニットに送信されたトランスポートストリーム信号を一時記憶する第2バッファを設けると共に、フロントエンドユニットの復調部で生成される同期信号をバックエンドユニットの基準クロック生成部に入力して各部へ基準クロックを供給するものとしているので、第1及び第2バッファがパケット伝送によるデータ転送速度の揺らぎを吸収することができると共に、バックエンドユニットの基準クロックを放送局側の基準クロックと同期させることができ、画像表示におけるコマ落ちの発生、音声再生における瞬間的な音途切れやノイズの発生を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置について図1のブロック構成図に基いて説明する。
【0017】
図1において、図3と同一符号は、同一又は相当部分であるので説明を省略する。100はフロントエンドユニット、200はバックエンドユニットで、これら両ユニットは別体のユニットで構成されている。13は復調部3により復調されたTS信号を暗号化する暗号化部、14はフロントエンドユニット100の制御を司る制御部、15は暗号化部13で暗号化されたTS信号と制御部14からバックエンドユニットへ送信する制御コマンドとを多重化するコマンド・データ多重分離部、16はこのコマンド・データ多重分離部15により多重化されたTS信号及び制御コマンドを一時記憶する送受信バッファ、17はこの送受信バッファ16に一時記憶されたTS信号及び制御コマンドを順次取り出し、パケット化して送信するフロントエンドユニット100側のUSBインターフェース、18はこのUSBインターフェース17とUSBケーブルを介して接続されたバックエンドユニット側のUSBインターフェース、19はこのUSBインターフェース18を介してフロントエンドユニット100から送信されたTS信号及び制御コマンドを一時記憶する送受信バッファ、20はこの送受信バッファ19に一時記憶されたTS信号及び制御コマンドを順次取り出し、TS信号と制御コマンドとに分離するコマンド・データ多重分離部である。コマンド・データ多重分離部20で分離された制御コマンドはバックエンドユニット200の制御を司る制御部21へ送信され、TS信号は暗号復号部22へ供給されて暗号解読される。
【0018】
即ち、図1のデジタル放送受信機はフロントエンドユニット100とバックエンドユニット200とに分離されている。したがって、それぞれのユニットに制御部14、21が設けられている。これらの制御部14、21は、バックエンドユニット200側の制御部21が主制御部として機能し、フロントエンドユニット100側の制御部14が制御部21のコマンドの下で機能する副制御部である。また、TS信号で伝送される放送コンテンツの著作権保護のため、フロントエンドユニット100にはTS信号を暗号化する暗号化部13が設けられ、バックエンドユニット200側には暗号を解読する暗号復号化部22が設けられている。
【0019】
次に、動作について説明する。アンテナ1で受信されたデジタル放送は、チューナ2で選局されて復調部3へ入力される。復調部3は入力されたデジタル放送信号を復調してTS信号を暗号化部13へ出力する。暗号化部13は復調部3で復調したTS信号を暗号化してコマンド・データ多重分離部15へ出力する。コマンド・データ多重分離部15は暗号化されたTS信号と制御部14からの制御コマンドとを多重化して送受信バッファ16へ一時記憶させる。送受信バッファ16に記憶されたTS信号及び制御コマンドは順次USBインターフェース17により読み出され、パケット化されてバックエンドユニット200のUSBインターフェース18へ伝送される。USBインターフェース18へ伝送されたTS信号及び制御コマンドは送受信バッファ19に一時記憶された後、順次コマンド・データ多重分離部20へ読み出される。コマンド・データ多重分離部20は多重化されたTS信号及び制御コマンドを分離して、TS信号を暗号復号化部22へ出力すると共に、制御コマンドを制御部21へ出力する。
【0020】
ここで、制御部14の制御コマンドは上述のように制御部21に受け渡されるが、制御部21から制御部14への制御コマンドは、上述とは逆のルートで、コマンド・データ多重分離部20、送受信バッファ19、USBインターフェース18、USBインターフェース17、送受信バッファ16、コマンド・データ多重分離部15を介して受け渡される。
【0021】
次に、暗号復号化部22に入力されたTS信号は、暗号解読された後にTSデコーダ4へ入力される。TSデコーダ4は暗号復号化部22から入力したTS信号をデコードすることにより、音声信号と映像信号とに分離する。TSデコーダ4により分離された音声信号は音声デコーダ5によって音声デコード処理され、さらにD/A変換器6でアナログ信号に変換された後、スピーカに供給されて音声出力される。一方、TSデコーダ4により分離された映像信号は映像デコーダ8によって映像デコード処理がなされ、提示処理部9へ供給される。提示処理部9は映像デコーダ8から供給される映像信号に字幕などの文字データを合成してLCD10へ入力することにより、LCD10の画面上に画像を表示する。
【0022】
図1のデジタル放送受信装置は、基準クロック生成部11から供給される基準クロックにより音声出力及び画像表示されているが、この基準クロックは放送局側の基準クロックとは必ずしも同期しておらず、また、フロントエンドユニット100及びバックエンドユニット200間におけるTS信号の伝送がパケット伝送であるので、データ伝送速度の揺らぎも生じる。しかしながら、これらの要因によって生じる可能性がある画像表示のコマ落ちや音声出力の音途切れ等を補償すべく送受信バッファ16及び19を設けているので、これらの障害を受けることなくデジタル放送を視聴することができる。
【0023】
図2は、本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置を示すブロック構成図である。この実施の形態2と上記実施の形態1との差異はフロントエンドユニットの復調部3で放送局側の送信機の基準クロックと同期した基準クロックを導出し、この基準クロックをバックエンドユニット200の基準クロック生成部11へ供給するようにした点である。このように構成することにより、放送局側の基準クロックと同期した音声出力及び画像表示を行なうことができる。なお、実施の形態2では復調部3と基準クロック生成部11を接続する信号線が1本必要になるが、送受信バッファ16、19はパケット伝送速度の揺らぎを補償するだけでよいので容量を小さくすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本発明は、デジタル放送を受信する装置をフロントエンドユニットとバックエンドユニットとに分離したものであり、携帯電話機をバックエンドユニットとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置を示すブロック構成図である。
【図3】従来のデジタル放送受信装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
【0026】
1 アンテナ 2 チューナ 3 復調部 4トランスポートストリームデコーダ 5 音声デコーダ 7 スピーカ 8 映像デコーダ 10 LCD 11 基準クロック生成部 13 暗号化部 15 コマンド・データ多重分離部 16 送受信バッファ 17 USBインターフェース 18 USBインターフェース 19 送受信バッファ 20 コマンド・データ多重分離部 22 暗号復号化部 100 フロントエンドユニット 200 バックエンドユニット
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【出願日】 平成18年8月17日(2006.8.17)
【代理人】 【識別番号】100113077
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 省吾

【識別番号】100112210
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 忠彦

【識別番号】100108431
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 加奈子

【識別番号】100128060
【弁理士】
【氏名又は名称】中鶴 一隆


【公開番号】 特開2008−48201(P2008−48201A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−222428(P2006−222428)