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【発明の名称】 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
【発明者】 【氏名】湯浅 圭一朗

【要約】 【課題】ユーザの負担を少なくして適正な画像圧縮処理が可能とする。

【構成】圧縮画像の合計画像容量値を設定する合計画像容量値設定手段と、あらかじめ設定した画像の画像サイズ、画像圧縮率及び画像容量値の見積もり情報に基づき、圧縮画像の画像サイズと画像圧縮率を読み出す画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段を設ける。そして画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段で読み出された画像サイズと画像圧縮率に基づき画像圧縮を実行する。このとき、圧縮画像の合計容量値が、設定された合計画像容量値を越えるときは、画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更して再度画像の圧縮を実行する画像圧縮手段と、を備えた画像処理装置を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力される1つ以上の画像を圧縮した圧縮画像を保存する圧縮画像保存手段と、
前記圧縮画像保存手段で保存する前記圧縮画像の合計画像容量値を設定する合計画像容量値設定手段と、
あらかじめ設定した画像の画像サイズ、画像圧縮率及び画像容量値の見積もり情報に基づき、前記圧縮画像の画像サイズと画像圧縮率を読み出す画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段と、
前記画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段で読み出された前記画像サイズと前記画像圧縮率に基づき、前記圧縮画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときは、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更して再度前記入力される1つ以上の画像の圧縮を実行する画像圧縮手段と、を備える、ことを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記画像圧縮手段は、前記入力される1つ以上の画像に対し、個々に前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更可能とする、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像圧縮手段は、前記入力される1つ以上の画像に対し、データテーブルを検索することで、個々に前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記データテーブルを変更するデータテーブル変更手段を更に備える、ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像圧縮手段は、前記画像圧縮された結果の画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときであっても、ユーザからの指示の設定があれば処理を終了する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記画像圧縮された前記圧縮画像を分割する画像分割手段をさらに備え、
ユーザからの指示の設定があれば、前記圧縮画像を分割して前記圧縮画像保存手段に保存する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記画像圧縮手段は、前記入力される1つ以上の画像に対し、前記入力される画像属性情報に応じて、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更可能とする、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記画像属性情報は、前記入力される1つ以上の画像のそれぞれに付加された付帯情報である、ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
入力される1つ以上の画像を圧縮した圧縮画像を保存する圧縮画像保存工程と、
前記圧縮画像保存工程で保存する前記圧縮画像の合計画像容量値を設定する合計画像容量値設定工程と、
あらかじめ設定した画像の画像サイズ、画像圧縮率及び画像容量値の見積もり情報に基づき、前記圧縮画像の画像サイズと画像圧縮率を読み出す画像サイズ及び画像圧縮率読出し工程と、
前記画像サイズ及び画像圧縮率読出し工程で読み出された前記画像サイズと前記画像圧縮率に基づき、前記圧縮画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときは、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更して再度前記入力される1つ以上の画像の圧縮を実行する画像圧縮工程と、を備える、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記画像圧縮工程は、前記入力される1つ以上の画像に対し、個々に前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更可能とする、ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項11】
前記画像圧縮工程は、前記入力される1つ以上の画像に対し、データテーブルを検索することで、個々に前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更する、ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項12】
前記データテーブルを変更するデータテーブル変更工程を更に備える、ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項13】
前記画像圧縮工程は、前記画像圧縮された結果の画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときであっても、ユーザからの指示の設定があれば処理を終了する、ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項14】
前記画像圧縮された前記圧縮画像を分割する画像分割工程をさらに備え、
ユーザからの指示の設定があれば、前記圧縮画像を分割して前記圧縮画像保存工程で保存する、ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項15】
前記画像圧縮工程は、前記入力される1つ以上の画像に対し、前記入力される画像属性情報に応じて、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更可能とする、ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項16】
前記画像属性情報は、前記入力される1つ以上の画像のそれぞれに付加された付帯情報である、ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置の制御方法。
【請求項17】
請求項9乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法の手順が記述されたコンピュータで実行可能なプログラム。
【請求項18】
請求項9乃至16のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法の手順が記述されたプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、取り扱い可能な制限容量値以内となるように、複数の画像ファイルを自動的に圧縮する画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来よりデジタルカメラやカメラ機能付携帯電話機などで撮影して得られた画像ファイルを、電子メールに添付して送信したり、ネットワーク上の画像サーバに公開し、知人に公開する等の用途は広く知られており、またその為の各種システムが提案されている。
【0003】
近年、デジタルカメラの高性能化により撮影した画像ファイルが高品位となり、1個の画像ファイルの占める容量値が大容量になってきている。さらに、ユーザからは、多数の画像ファイルを電子メールに添付したいという要望も多く聞かれる。
【0004】
しかし、電子メールに添付できる画像ファイルの容量値や、画像サーバに公開できる画像ファイルの容量値は制限がある。そのため、通常は、画像ファイルを圧縮して容量値を削減してから電子メールに添付して送信する事が行われる。
【0005】
このように取り扱い可能な制限容量値が存在する場合、画像ファイルを圧縮して保存する方法として、圧縮前の画像ファイルの容量値と圧縮後の圧縮画像ファイルとの関係を次のようにする必要がある。即ち、圧縮後の圧縮画像ファイルの容量値が、取り扱い可能な制限容量値以内となるように、圧縮率を適宜変更して画像圧縮を行う。このような圧縮装置が<特許文献1>で提案されている。
【0006】
また、同様に、取り扱い可能な制限容量値が存在する場合、複数の画像ファイルの合計容量値を取り扱い可能な制限容量値以内となるように、画像ファイルを圧縮することなく、しかし選択する画像ファイルの個数を制御する。こうして、それぞれの合計容量値が取り扱い可能な制限容量値以内とされ画像グループを複数作る。そして、このように分割された複数の画像グループとして複数回にわたり画像データを送信する方法も、たとえば<特許文献2>に提案されている。
【特許文献1】特開平05−110867号公報
【特許文献2】特開2001−169023号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述したような従来の方式においては、以下の問題があった。すなわち、すでに提案されている第1の方法では、画像圧縮方式は、添付ファイルの取り扱い可能な制限容量値を越えるか否かは、ユーザが見て判断するもので、ユーザの操作が不可欠であった。そのため取り扱い可能な制限容量値以内に調整するため、ユーザは圧縮比を替えながら何度も圧縮処理を繰り返すため、処理が煩雑であると共に、処理時間が長くなっていた。
【0008】
当然、これに伴い、ユーザの操作労力が多くなるという問題があった。さらにこの画像圧縮方式では、ユーザが圧縮するために選択した画像ファイルの重要性を配慮する仕組みが検討されていなかった。その為、複数の画像ファイルを選択した場合は、各画像ファイルで重要度が異なるにもかかわらず、全ての画像ファイルの圧縮率を同一にしてしまうという問題があった。
【0009】
また、第2の方法として<特許文献1>に開示された画像圧縮装置においては、複数の様々な品位の画像ファイルを取り扱い可能な制限容量値以内に納める仕組みがない問題があった。また、第2の方法では、圧縮率は入力される容量値と出力される容量値で求める仕組みである。したがって、圧縮する画像ファイルが既に圧縮されたJPEG画像ファイルである場合もありうる。
【0010】
この場合、当初の圧縮率によって再圧縮する場合の圧縮率は、圧縮する画像ファイル毎に大きく変化する点の考慮がされていなかった。そのため圧縮結果の検証と、また圧縮結果が不十分であった場合の対応がないという問題点があった。さらにこの第2の方法を採用した<特許文献2>に開示される画像送信装置では、そもそも画像ファイルが取り扱い可能な制限容量値を越えている場合の考察がなく、画像圧縮処理と画像分割処理を連動させる事に関しては、なにも考慮していない。
【0011】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザに負担をかけることなく適正な画像圧縮処理が可能な画像処理装置及び画像処理装置の制御方法を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するため、本願の実施形態に係る画像処理装置は、
入力される1つ以上の画像を圧縮した圧縮画像を保存する圧縮画像保存手段と、
前記圧縮画像保存手段で保存する前記圧縮画像の合計画像容量値を設定する合計画像容量値設定手段と、
あらかじめ設定した画像の画像サイズ、画像圧縮率及び画像容量値の見積もり情報に基づき、前記圧縮画像の画像サイズと画像圧縮率を読み出す画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段と、
前記画像サイズ及び画像圧縮率読出し手段で読み出された前記画像サイズと前記画像圧縮率に基づき、前記圧縮画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときは、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更して再度前記入力される1つ以上の画像の圧縮を実行する画像圧縮手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0013】
上記の目的を達成するため、本願の他の実施形態に係る画像処理装置の制御方法は、
入力される1つ以上の画像を圧縮した圧縮画像を保存する圧縮画像保存工程と、
前記圧縮画像保存工程で保存する前記圧縮画像の合計画像容量値を設定する合計画像容量値設定工程と、
あらかじめ設定した画像の画像サイズ、画像圧縮率及び画像容量値の見積もり情報に基づき、前記圧縮画像の画像サイズと画像圧縮率を読み出す画像サイズ及び画像圧縮率読出し工程と、
前記画像サイズ及び画像圧縮率読出し工程で読み出された前記画像サイズと前記画像圧縮率に基づき、前記圧縮画像の合計容量値が、設定された前記合計画像容量値を越えるときは、前記画像サイズ及び/又は画像圧縮率を変更して再度前記入力される1つ以上の画像の圧縮を実行する画像圧縮工程と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ユーザの負担を少なくして適正な画像圧縮処理が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を用いた画像処理について詳細に説明する。
【0016】
<画像処理装置のシステム構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置を実現し得るプラットフォームであるコンピュータシステムの構成例を示す図である。図1において、101はコンピュータ(以下COMPとする)本体、102はデータを表示するディスプレイ、103は代表的なポインティングデバイスであるマウス及び104はキーボードである。
【0017】
図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置全体のハードウエアの機能構成を示す機能ブロック図である。図2において、201は、画像ファイル、画像ファイルを格納するための画像フォルダ、本画像処理装置の制御情報等が記憶されている記憶部である。本実施形態では、記憶部201は、図1に示すCOMP101内に構成されているが、ネットワーク等で接続された他の外部装置内に設けられた記憶部に保有されているものであってもよい。
【0018】
203はユーザ操作処理部であり、マウス103とキーボード104が接続される。そして、ユーザの操作に応じて記憶部201から画像ファイルや画像フォルダを読出して表示したり、後述する画像処理を開始する操作メニュー等を表示させる。すなわち、マウス103やキーボード104を使用したユーザ操作に対応して各種の命令を入力する。また必要に応じてディスプレイ102への表示を制御する。
【0019】
204は画像ファイル処理部である。ユーザ操作により発生するユーザ操作処理部203の命令で処理が開始され、記憶部201から画像ファイルを取り出して必要な画像処理を行い、再度記憶部201に書き込む。尚、COMP101には、全体を制御するためのCPU205、CPU205が実行する制御プログラムや各種データを記憶するROM206や、制御時の各種情報を一時的に記憶するRAM207を含む。尚、画像ファイル等を格納するための記憶部201はたとえば、ハードディスク等で構成される。
【0020】
<従来のシステムにおける動作説明>
図11は、従来の画像処理装置における画像圧縮処理の処理の動作を示すフローチャート図である。本発明の実施形態の理解を容易にするため、図11の処理の動作を示すフローチャート図と、図12、図13及び図14に示したディスプレイ102の表示画面に表示されるGUI203を使用して、従来の画像処理装置における画像圧縮処理を簡単に説明する。尚、この説明において、従来の画像処理装置で使用されるコンピュータも、図1及び図2で示す画像処理装置の構成と同様であるので、説明では、図1及び図2も使用して説明される。
【0021】
すなわち、図11に示すフローチャート図は、ユーザ操作処理部203および画像ファイル処理部204の一部として動作する。図12には、画像ファイルを電子メールに添付する処理メニューと、詳細設定を行うGUI(Graphic User Interface)1200が表示されている。このGUI1200は、ディスプレイ102の表示画面に表示されるものである。参照番号1201で示す 1:Select Image(画像選択)以下の、左側の処理メニュー1乃至4から、ステップ毎に処理を選択し、その際、右側に表示される部分に詳細な処理情報を入力する構成とされる。
【0022】
図12の例では、処理メニュー1201の 1:Select Image の操作で、画像ファイルを3枚選択する。その後、処理メニュー1201の 2:Change Image Size(画像サイズ変更)のためのGUI画面が表示されている状態を示す。尚、選択された3枚の画像ファイルは、1207で示す Selection Tray(選択トレイ)内に表示されている。
【0023】
図11は、このGUI1200の画面と連動して動作する処理のフローチャート図であり、処理の開始後、ステップS1101で、図12のGUI1200の画像圧縮処理の画面を表示する。この状態でステップS1102でユーザの操作を待つこととなる。
【0024】
例えば、ステップS1106の「圧縮設定が変更がされたか?」の判断は、図12の1205で示す Image Settings(画像の設定)で、画像ファイルのリサイズ条件が変更された場合にステップS1109に進み、圧縮設定が更新される。即ち、図12の1205で示す Image Settings における設定値が変更される。
【0025】
また、ステップS1104の「プレビュー画像の表示が指示された?」の判断においては、図12の1203で示す Preview Images...(画像のプレビュー)を選択するとステップS1107に進むこととなる。そして、図12の1205で示す Image Settings(画像の設定)”に指定されたリサイズ条件に従いステップS1107が実行され、画像ファイルを圧縮し、図14に示すプレビュー画像として表示する。
【0026】
また、ステップS1105の「容量計算が指示されたか?」は、図12の1206で示す Calculate(計算)を選択することにより、ステップS1108に進む。そして元の画像ファイルのサイズに対し圧縮処理を行った後のファイル容量値が計算され、両方共に、図12の1204に示すように表示される。図13は、図12の1204で示す部分を拡大したものである。図13において、例えば現在の設定では、Original File Size(元の画像ファイルの合計容量値)は8.3MB、Modified File Size(変更後の画像ファイルの合計容量値)は、1.4MBであることが表示されている。
【0027】
また、図12の操作メニュー1201の 3:Send or Save(送る/保存する)又は1202で示す Next>(次へ)が操作されたとする。この場合、1205におけるリサイズ条件が Send Images Unchanged(画像をそのまま送信する)の場合は、ステップS1110の「圧縮が指示された?」の判断はNoになる。したがってステップS1112において、選択された画像ファイルをそのままメール送信用に保存することになる。しかし、1205におけるリサイズ条件が Resize and Compress Images into JPEG type(リサイズしてJPEG規格で圧縮する)の場合は、ステップS1110の判断はYesになる。従ってこの場合には、1205におけるリサイズ条件で画像ファイルを圧縮してから、メール送信用に保存することになる。
【0028】
以上のように動作する従来の実施形態では、1206の Calculate を操作した結果表示される1204に示す選択した複数の画像ファイルの合計容量値表示を行っていた。さらに、1203の Preview Images... を操作した結果示される、図14に示すプレビュー画像の画質をユーザが目視し、合計容量値表示との関係で判断するシステムであった。
【0029】
<本発明に係る実施形態の画像処理装置の動作説明>
本発明は、図11乃至14を使用して説明した従来技術における、画像処理装置の改良を行い、新たな効果を得る新規な画像処理装置を提供する。以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を詳細に説明する。
【0030】
図3及び図8は、図11で説明したように動作する従来技術による画像処理装置に対し、改良を加えた本願の実施形態に係る画像処理装置の動作を説明するフローチャート図である。また、図7は、標準的な画像ファイルのサイズと圧縮率と画像容量値の関係を表すデータテーブルである。これらのフローチャート図とデータテーブルと、図12に示したGUI1200に改良を加えた図4乃至6に示すGUIを用いて、画像ファイルを電子メールに添付し送信するために保存する際の画像圧縮機能を実現している。
【0031】
図3及び図8に示すフローチャート図は、図2のユーザ操作処理部203及び画像ファイル処理部204の一部として動作する。そして、図7に示すデータテーブルは、画像ファイル処理部204の一部として参照され、図4乃至6のGUIはディスプレイ102に表示されるものである。
【0032】
図4は、画像ファイルを電子メールに添付するための処理メニューの表示と詳細設定を行うGUI400である。401で示す左側の処理メニューでステップ毎に処理を選択し、その際に右側に表示されるGUI400に詳細な情報を入力する構成となっている。この例では、処理メニュー401の 1:Select Image(画像を選択する)の操作により、画像ファイルが3枚選択される。かくして選択された画像ファイルは、408で示すで示す Selection Tray(選択トレイ)内に表示されている。そして、処理メニュー401の 2:Specify Email Settings(メール設定を変更する)が選択された状態が、図4に示されたGUI400である。
【0033】
図3は、このGUI400と連動する本願の実施形態に係る画像処理装置の動作を説明するフローチャート図であり、図4で示された状態のGUI400からの動作を以下説明する。
【0034】
まず、圧縮処理の開始後ステップS301で、入力画像のファイル枚数と入力されたリサイズ条件から圧縮後の合計画像容量値を見積もり、ステップS302で、現在の設定での画像圧縮の画像を表示する。そしてステップS303で、ユーザからの操作を待つ。
【0035】
ステップS301においては、入力画像のファイル枚数と、図4の403で示す圧縮設定値(画像サイズ、画像圧縮品質)から、図7のテーブルを検索する。そして、予測した合計画像容量値を、図4の405に示す Modified File Size(圧縮容量値)に estimated(予測値)の値として表示する。
【0036】
ステップS303では、ユーザによる以下のいずれかの操作を待つ。その操作には、図4に示す、404の Change Settings(設定の変更...)ボタン、 406の Preview Images...(圧縮画像を確認する...)ボタン等がある。さらに407の Calculate Size(容量値を計算する...)ボタン等を含む。
【0037】
さらに、処理メニュー401の 3:Finish(完了)又は402のFinish(完了)ボタンも含む。さらに、404の示すChange Settings(設定の変更...)ボタンを押した場合に表示される、図5の Email Setting(メールの設定)画面上での、501の Size(画像サイズ)設定リストボックスを含む。さらに、502の Quality(画像品質)スライダーを含む。さらにまた、503の Maximum email attachment size(最大添付容量値)エディットボックス、504の 容量値オーバーの際の動作リストボックスも含む。そして詳細には説明しないが処理を前に戻したり処理をキヤンセルする操作なども含まれる。
【0038】
例えば、図4のGUI400において、406の Preview Images...ボタンが押されると、ステップS305の判断により、ステップS308に進み、画像圧縮処理が行われる。その後ステップS309に進み、圧縮画像のプレビュー表示がなされる。図14では、1つの画像しか示していないが、現在3つの画像が選択されているので、3つの画像の圧縮画像のプレビュー表示がなされる。またこのとき、ステップS312により、合計画像容量値を、図4の405で示す Modified File Size(圧縮容量値)に Actual(実測値)の値として表示する。例えば、図4の404の Change Settings(設定の変更...)のボタンが押されると、ステップ306での判断で、図5の詳細設定画面が表示され、501乃至504に示す入力変更を受ける。その結果をステップS310で処理して、図4のGUI400の画面上の403に反映した後にステップS311、ステップ312と進み、それぞれの処理を実行する。さらにまた、例えば図4の407の Calculate Size が押されても、ステップS311、ステップ312と進み、それぞれの処理を実行する。
【0039】
<実施形態1>
実施形態1では、図5に示す504での初期設定値で、Automatically resize images(自動的にサイズを変更する)が選択されている場合について、図3に示すフローチャート図でその動作を説明する。処理メニュー401の 1:Select Image で選択した画像ファイルの枚数が多いとする。すなわち、403に示す、つまり詳細には501、502及び503で示す設定条件では、圧縮後の合計画像容量値が、添付可能な取り扱い可能な制限容量値を越えてしまうと仮定する。
【0040】
ここで、処理メニュー401の 3:Finish 又は402の Finish が操作されると、ステップS304で圧縮処理の開始が判断され、ステップS313に進む。ステップS313では、図5の501での変更があり、Send Images Unchanged(そのまま送信する)ではないので、画像圧縮の開始指示と判断される。この処理フローを開始してから、407の Calculate Size が押されていなければ、ステップS314では、有効な圧縮結果が存在しないと判断され、ステップS315に進み、画像圧縮処理が実施される。
【0041】
ステップS315は、詳細には図8の処理のフローチャート図となる。まず、ステップS801で、図5の501及び502の設定値を読み込み、ステップS802に進む。ステップS802では、まず圧縮対象画像を読み込んでステップS803に進み、圧縮対象画像を復号化する。その後、ステップS804に進み、図5の501の値に従い圧縮対象画像の画像サイズを変更する。そして、ステップS805に進み、図5の502で指定された画像品質に従い画像を再度符号化し、ステップS806で完成した圧縮画像一式と合計画像容量値を返す。尚、図3のフローチャート図において、ステップS315のみならず、ステップS308、S311及びS323も基本的に図8の処理のフローチャート図となる。
【0042】
本実施形態1の仮定として、ステップS316でNoと判定され、さらに、504の設定が自動的にサイズを変更する設定なので、ステップS317、S319及びS321共にNoと判断される。したがって、ステップS322で、現在の画像枚数と画像サイズと画像品質と合計画像容量値から、図7のテーブルを検索し、新しい画像サイズと画像品質を決定することとなる。
【0043】
図7のテーブルを検索する決定方法は、
1)現在のサイズと品質の画像容量値から図7のテーブルを参照し1画像当たりの見積もり容量値を取得する、
2)見積もり容量値×枚数と、現在の図5の503に設定された値を比較する、
3)最初に Q-Factor (画像品質)値を下げ、図7のテーブルの下から上へ検索していく、
4)この場合、図5の503に設定された値以下にならない場合は、図5で表の右から左へ検索していく、及び
5)それでも図5の503に設定された値以下にならない場合は、上記の3)及び4)を繰り返す。
【0044】
この結果得た新しい画像サイズと画像品質を元に、ステップS323の画像圧縮を再度実行する。その結果、図5の503に設定された値以下になれば、ステップS324で、処理は完了となり、ステップS325に進み、メール送信用に画像を保存して処理を終了する。しかし、図5の503に設定された値以下にならなければ、ステップS324からステップ322に戻り、再度ステップS322以下を実行する。以上の処理により、ユーザは圧縮処理時に操作の介入を必要とされなくなるので、その介入の労力は減少できる。
【0045】
また、上記で説明した実施形態1において、図5の504において、Prompt to user(ユーザ確認を得る)が選択されている場合について、図3のフローチャート図の動作を説明する。すなわち、今処理メニュー401で選択した画像の枚数が多いとする。すなわち、402つまり詳細には、図5の501、502及び503での設定では、電子メールに添付可能な制限容量値を越えてしまうと仮定する。
【0046】
ここで、処理メニュー401の 3:Finish 又は402の Finish が操作されると、ステップS314がNoと判定される。そして図5の504の設定が、ユーザ確認を得る設定なので、ステップS317の判断がYesと判断され、図6のユーザ指示画面が表示される。
【0047】
このとき、図6において、ユーザがラジオボタンで402の Automatically reduce the size of the images until the maximum email attachment size is reached.(制限容量値以内になるように自動的に再圧縮をする)を選択する。そして、OKボタンを押したとする。するとステップS319及びS321での判断がいずれもNoとなる。したがって、上記と同様にステップS322、S323、S324及びS325の処理を行いメール送信用に画像を保存して処理を終了する。
【0048】
以上の処理により、ユーザは圧縮処理時に、合計添付容量値が所定値を超えた場合のみの操作の介入だけが必要とされるので、その労力は減少出来る。
【0049】
<実施形態2>
実施形態2では、図5の304の初期設定において、Prompt to user(ユーザ確認を得る)が選択されている場合について、図3のフローチャート図の動作を説明する。
【0050】
今処理メニュー401で選択した画像枚数が多く、402つまり詳細には、図5の501、502及び503での設定では、添付可能な取り扱い可能な制限容量値を越えてしまうと仮定する。ここで、処理メニュー401の 3:Finish 又は402の Finish が操作されるとする。本実施形態2の仮定として、ステップS314でNoと判定され、さらに、ステップ315はYesと判断され、図6のユーザ指示画面が表示される。
【0051】
ここで、ユーザがラジオボタンで、601の Send the images anyway(このまま送信する)を選択し、OKボタンを押す。すると、ステップS319では、強制転送モードと判断され、ステップS325に進み、メール送信用に画像を保存して処理を終了する。
【0052】
以上の処理によりユーザは、圧縮処理時に、合計添付容量値が所定値を超えた場合のみの操作の介入だけが必要とされる。
【0053】
<実施形態3>
実施形態3では、図5の504の初期設定で、Prompt to user(ユーザ確認を得る)が選択されている場合について、図3の動作を説明する。今処理メニュー401で選択した画像枚数が多く、402つまり詳細には、図5の501、502及び503での設定では、添付可能な取り扱い可能な制限容量値を越えてしまうと仮定する。ここで、処理メニュー401の 3:Finish 又は402の Finish が操作されるとする。本実施形態2の仮定として、ステップS314でNoと判定され、さらに、ステップ315はYesと判断され、図6のユーザ指示画面が表示される。
【0054】
ここで、ユーザがラジオボタンで、603の Send the images using more than one email(複数のメールで送信する)を選択し、OKボタンを押すとする。するとステップS319ではNoと判断される一方、ステップS321でYesと判断され、ステップS320に進み、送信画像が分割される。そしてステップS321では、取り扱い可能な制限容量値の画像枚数毎に、複数のメール送信用に画像を保存して処理を終了する。以上の処理によりユーザは圧縮処理時に、合計添付容量値が所定値を超えた場合のみの操作の介入だけが必要とされる。
【0055】
<実施形態4>
実施形態1、実施形態2及び実施形態3において、図8の処理のフローチャート図に改良を加え、図9の処理のフローチャート図としたのが以下説明する本願の実施形態4である。
【0056】
図9の実施形態4における処理のフローチャート図においては、図3のステップS308、S311、S315及びS323の処理の際に利用されるものである。図8のフローチャート図との違いは、図9に示すように、ステップS901を追加した事にある。このステップS901は、ステップS805の後に実施され、圧縮結果の画像のサイズと画像品質に対応した画像容量値の値を、図7のテーブルに書き戻すステップである。一般にJPEGなどの空間圧縮を行う画像圧縮方式の場合、ユーザが撮影する被写体の特徴によって圧縮される画像の容量値が異なる。そこで、この値を保存する事で、次回以降の圧縮処理をユーザが過去に撮影した画像の傾向に合わせて推測する事ができるようになり、ユーザ環境に合わせた圧縮率の最適化を行う事が可能となる。
【0057】
<実施形態5>
先に説明した実施形態1において、図3の圧縮処理のフローチャート図のステップS322に改良を加え、図10のフローチャート図としたのが実施形態5である。ステップS322の替わりに、現在の全画像それぞれの画像サイズと画像品質と画像に書き込まれた付帯情報を利用する。そして図7のテーブルを検索し、新しい画像サイズと画像品質を決定する処理である。付帯情報とは、EXIF(Exchangeable Image File Format:デジタルカメラ用の画像ファイルの規格。JEIDAによって標準化されている)タグ情報のことである。ここには、シャッタースピードや絞り値やユーザコメントとして様々な情報を書き込むことが出来る。本実施形態5では、コメント領域に文字データとして書き込まれた優先度情報「優先度:n」(n=1、2、3・・・)に従って、処理を行った。
【0058】
図3で示すフローチャート図のステップS322の替わりに、図10の処理フローが動作する。その処理の詳細は以下のようになる。最初にステップS1001で全画像の画像サイズ、画像容量値、画像属性を読み込む。その際、画像属性の優先度が低い(EXIFコメントタグ情報で、「優先度:n」のnが大きい順)に画像ファイルを並べる。続いて、ステップS1002で、図5の503で示すように圧縮条件で設定されている目標とする合計画像容量値を読み込む。
【0059】
次のステップS1003では、画像属性で優先度の最も低い画像から現在のサイズと品質の画像容量値からテーブルを参照し、1画像当たりの見積もり容量値を取得し、最初に Q-Factor(画像品質)値を下げつつテーブルの下から上へ検索していく。次にサイズを小さくしていく、すなわち、図7でテーブルの右から左へ検索していく方法で、現在の画像容量値よりも見積もり容量値が小さくなる画像サイズと画像品質を見つける。そして新しく見つけた画像サイズと画像品質を、この画像の新しい画像サイズと画像品質と画像容量値として保存する。
【0060】
次にステップ1005で、図5の503に設定された合計画像容量値と現在の全画像の画像容量値を比較する。そして、503に設定された合計画像容量値より小さくなった場合は、ステップS1105において、各画像毎の、新しい画像サイズと画像品質を出力指定処理を終了する。
【0061】
もし、ステップS1005で、図5の503に設定された合計画像容量値より小さくならなかった場合は、次に優先度の低い画像に関し、ステップS1003、S1004の処理を行う。これを繰り返し、もしも全画像を1順処理しても小さくならなかった場合は、再度、優先度の最も低い画像からステップS1003、S1004の処理を行う。
【0062】
この結果得た新しい画像サイズと画像品質を元に、ステップS323を再度実行し、その結果、503に設定された合計画像容量値より小さくなった場合は、ステップS314は完了となる。したがって、その後ステップS325に進み、メール送信用に画像を保存して処理を終了する。しかしもし、小さくならなかった場合は、再度図10の処理を実施する。
【0063】
以上の処理によりユーザは圧縮処理時に操作介入を必要とされなくなるのでその介入労力は減少できると同時に、各画像の画像品質を差別化して圧縮できるようにし、ユーザ自身の意思を反映できる。すなわち、本発明の各実施形態によれば、
1)正確に所定の合計容量値以内に画像を圧縮する為には圧縮の反復処理が必須になるが、その際の処理時間を短縮し、またユーザの介入労力をなくす、
2)正確ではないが実用的に問題ない範囲で所定の容量値に画像を圧縮し、ユーザの労力をなくす、
3)実用的に問題ない範囲で所定の容量値に画像を圧縮し、さらに所定の容量値以内に画像グループを分割し、正確に所定の容量値以下にする。その際のユーザの労力をなくす、
4)1枚以上の画像を所定の容量値に画像を圧縮す際に、上記1)〜3)の目的を達成し、さらに画像品質をそろえる、及び
5)1枚以上の画像を所定の容量値に画像を圧縮す際に、上記1)〜3)の目的を達成し、さらに画像属性に応じて各画像の画像品質を差別化して圧縮できるようにし、ユーザの意思を反映しやすいようにすることが可能となる。
【0064】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0065】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
【0066】
しかし、さらにそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる場合もあり得る。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0068】
【図1】本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能を表す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る画像処理装置の動作を説明するフローチャート図である。
【図4】本発明の実施形態で使用されるユーザインタフェースの1例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態で使用される別のユーザインタフェースの1例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態で使用される、さらに別のユーザインタフェースの1例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態で使用されるデータテーブルの1例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態で使用される画像圧縮処理の動作を説明するフローチャート図である。
【図9】本発明の実施形態で使用される、改良された画像圧縮処理の動作を説明するフローチャート図である。
【図10】本発明の実施形態で使用される、改良された画像サイズと圧縮率の設定処理の動作を説明するフローチャート図である。
【図11】従来技術の実施形態に係る画像圧縮処理の動作を説明するフローチャート図である。
【図12】従来技術の実施形態で使用されるユーザインタフェースの1例を示す図である。
【図13】図12に示すユーザインタフェースの1部を拡大して示す図である。
【図14】従来技術及び本発明の実施形態で使用されるプレビュー画像を示す図である。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成18年8月15日(2006.8.15)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳

【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎

【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘

【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二


【公開番号】 特開2008−48141(P2008−48141A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−221657(P2006−221657)