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【発明の名称】 画像読み取り装置、画像形成装置及びディジタル信号処理方法
【発明者】 【氏名】白土 寛貴

【要約】 【課題】受信回路のレシーバが変更になった場合にも、LVDSのビットアサインを任意に設定することを可能として、トランスミッタの汎用性をあげることができるようにする。

【構成】LVDSトランスミッタ内蔵信号処理IC208から出力されるシリアルデータLVINは、そのまま後段の受信回路211に送られるのではなく、出力切り替え器401に一旦入力される。出力切り替え器401は、入力されたシリアルデータLVIN(n)のそれぞれを、任意の出力Pout(n)として出力するように切り替える。この切り替えは、図示しないレジスタの設定値により、任意に制御することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿画像を読み取り、その画像信号をディジタルデータとして外部回路に出力する画像読み取り装置において、A/D変換手段を含む信号処理手段からのディジタルデータを外部回路に出力する際のLVDS出力のビットアサインを任意に設定可能な出力切り替え手段を備えることを特徴とする画像読み取り装置。
【請求項2】
前記出力切り替え手段は、出力形式をLVDS出力とTTL出力とに切り替え可能であることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
【請求項3】
前記出力切り替え手段は、デマルチプレクサを有して構成され、出力形式の切り替えをデマルチプレクサ出力でのスイッチングによりで行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像読み取り装置。
【請求項4】
前記出力切り替え手段は、TTL出力の出力端子を備えていることを特徴とする請求項1、2または3記載の画像読み取り装置。
【請求項5】
前記出力切り替え手段は、出力形式、ビットアサインの設定がレジスタによる設定によって制御可能であることを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1記載の画像読み取り装置。
【請求項6】
前記出力形式、ビットアサインの設定は、レジスタへのアクセスによって閲覧可能であることを特徴とする請求項5記載の画像読み取り装置。
【請求項7】
前記出力切り替え手段は、レジスタ設定によるビットアサインの重複を判定する判定手段を有し、ビットアサインが重複した場合、ビットアサインの書き込みを行わないことを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1記載の画像読み取り装置。
【請求項8】
前記出力切り替え手段は、レジスタの設定により設定された出力形式、ビットアサインの情報を格納するメモリを有することを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1記載の画像読み取り装置。
【請求項9】
請求項1ないし8のうちいずれか1記載の画像読み取り装置を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
原稿画像を読み取り、その画像信号をディジタルデータとして外部回路に出力する画像読み取り装置におけるディジタル信号処理方法において、A/D変換手段を含む信号処理手段からのディジタルデータを外部回路に出力する際に、LVDS出力のビットアサインを任意に設定することを特徴とするディジタル信号処理方法。
【請求項11】
前記外部回路への出力形式をLVDS出力とTTL出力とに切り替え可能であることを特徴とする請求項10記載のディジタル信号処理方法。
【請求項12】
前記外部回路への出力形式、ビットアサインの設定がレジスタによる設定によって行われることを特徴とする請求項10または11記載のディジタル信号処理方法。
【請求項13】
前記出力形式、ビットアサインの設定は、レジスタへのアクセスによって閲覧可能であることを特徴とする請求項12記載のディジタル信号処理方法。
【請求項14】
ビットアサインの重複を判定し、ビットアサインが重複した場合、ビットアサインの書き込みを行わないことを特徴とする請求項10ないし13のうちいずれか1記載のディジタル信号処理方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読み取り装置、画像形成装置及びディジタル信号処理方法に係り、特に、受信回路のレシーバが変更になった場合にも、LVDSのビットアサインを任意に設定することを可能にした画像読み取り装置、画像形成装置及びディジタル信号処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図5は一般的な画像読み取り装置の構成を示す図である。図5に示すように、縮小光学系での画像読み取り装置におけるスキャン動作は、圧板読み取り時、走行体101が副走査方向に移動しながら、原稿情報としてコンタクトガラス106上に載置された原稿102からの反射光を読み取り、この反射光を、レンズ103を介して光電変換素子であるCCD104上に結像させ、光電変換素子であるCCD104が光電変換によりアナログ電気信号に変換するという動作である。得られたアナログ電気信号は、アナログ処理及びディジタル処理が施され、その画像情報がディジタルデータとして読み取られる。読み取られたディジタルデータによる画像情報は、原稿の主走査分布を均一にするために、シェーディング補正が施されるが、そのために使用する基準白板105の読み取りデータが、原稿をスキャンする前に毎回取得される。
【0003】
図6は従来技術による画像データ読み取り回路の構成を示すブロック図であり、次に、図6を参照して、従来技術による画像データ読み取り回路の構成と画像データの流れとについて説明する。
【0004】
従来技術による画像データ読み取り回路210は、光電変換素子であるCCD201と、アナログバッファ202と、ラインクランプ回路203、S&H部204、VGA205、A/Dコンバータ206、LVDSシリアライザー207を有するLVDS内蔵入力信号処理IC209とにより構成される。そして、この画像データ読み取り回路210から出力される画像データは、後段の外部回路であるレシーバ208を有する受信回路211に入力される。
【0005】
図6において、光電変換素子であるCCD201(図5に示すCCD104に相当する)において得られたアナログ電気信号は、アナログ処理を行うアナログ処理ブロックであるアナログバッファ202にAC結合を介して入力される。CCD201から得られるアナログ電気信号は、偶数E、奇数Oの2画素のR、G、Bの6つの信号が並列に出力される。これらのアナログ電気信号は、アナログバッファ202を介してアナログ処理部分に入力され、まず、ラインクランプ回路203によりCCD出力1ライン中の光シールド部分または空転送部分の出力レベルに対してラインクランプ動作が行われ、このクランプレベルが画像データの黒レベルとされる。ラインクランプが施され、S&H部204でサンプルホールドした画像信号は、VGA205によりVGA205のゲイン値で増幅される。増幅された画像信号は、A/Dコンバータ206において基準電圧から生成されるリファレンスレベルに基づいてディジタル信号に変換され、原稿のディジタルデータとされる。
【0006】
前述した原稿のディジタルデータは、後段の外部回路(以下、受信回路211と呼ぶことにする)に伝送する際、読み取り回路210によってはノイズ低減や高速伝送などの目的からLVDS方式(低電圧差動伝送:Low Voltage Differential Signaling)によってトランスミッタとしてのLVDSシリアライザー207から伝送され、受信回路211内のレシーバ208によって受け取られる。ところで、LVDS方式で信号を伝送する場合、一般的には、A/Dコンバータから生成されたパラレルデータがシリアルデータに変換される。受信回路211上のレシーバ208は、トランスミッタ207から受け取ったシリアルデータを再度パラレルデータに変換してCMOS/TTLの信号として出力している。
【0007】
図7はレシーバ208に入力される画像データ(LVDS信号)の流れ及びトランスミッタのビットアサインを示す図である。レシーバ208に入力される画像データ(LVDS信号)は、図7(a)に示すような流れてなっている。そして、レシーバ208におけるCMOS/TTL出力端子配置及び図7(b)に示すトランスミッタのビットアサイン(シリアルデータに対するパラレルデータのビットの割り付け)は、デバイスごとに決まっており、このトランスミッタとレシーバのビットアサインの構成によって、受信回路の後段のデバイスへのレシーバのCMOS/TTL出力信号のレイアウトパターンが決定される。
【0008】
なお、前述したようなディジタル信号処理に関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。
【特許文献1】特開2001−177689号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、前述で説明した従来技術は、設計段階で、選定するレシーバがコストや不具合などを理由に変更になった場合、変更前のレシーバと変更後のレシーバとでCMOS/TTL出力端子配置が違っていると、それにビットアサインを合わせなくてはならず、トランスミッタも変更しなくてはならず、受信側が限定されとしまうという問題点を有している。また、前述の従来技術は、変更後のレシーバをそのまま受信回路に実装し、受信回路のCMOS/TTL出力のパターンレイアウトを変更後のレシーバの出力端子配置に合わせた形に変更しなければいけないので、受信回路のレシーバ選定、評価に要する時間が大幅にかかってしまうという問題点を有している。
【0010】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、受信回路のレシーバが変更になった場合にも、LVDSのビットアサインを任意に設定することを可能として、トランスミッタの汎用性をあげることができるようにした画像読み取り装置、画像形成装置及びディジタル信号処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前述した本発明の目的を達成するため、本発明の第1の手段は、原稿画像を読み取り、その画像信号をディジタルデータとして外部回路に出力する画像読み取り装置において、A/D変換手段を含む信号処理手段からのディジタルデータを外部回路に出力する際のLVDS出力のビットアサインを任意に設定可能な出力切り替え手段を備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の第2の手段は、第1の手段において、前記出力切り替え手段は、出力形式をLVDS出力とTTL出力とに切り替え可能であることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の第3の手段は、第1または第2の手段において、前記出力切り替え手段は、デマルチプレクサを有して構成され、出力形式の切り替えをデマルチプレクサ出力でのスイッチングによりで行うことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の第4の手段は、第1、第2または第3の手段において、前記出力切り替え手段は、TTL出力の出力端子を備えていることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の第5の手段は、第1ないし第4の手段のうちいずれか1の手段において、前記出力切り替え手段は、出力形式、ビットアサインの設定がレジスタによる設定によって制御可能であることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の第6の手段は、第5の手段において、前記出力形式、ビットアサインの設定は、レジスタへのアクセスによって閲覧可能であることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の第7の手段は、第1ないし第6の手段のうちいずれか1の手段において、前記出力切り替え手段は、レジスタ設定によるビットアサインの重複を判定する判定手段を有し、ビットアサインが重複した場合、ビットアサインの書き込みを行わないことを特徴とする。
【0018】
また、本発明の第8の手段は、第1ないし第7の手段のうちいずれか1の手段において、前記出力切り替え手段は、レジスタの設定により設定された出力形式、ビットアサインの情報を格納するメモリを有することを特徴とする。
【0019】
また、本発明の第9の手段は、画像形成装置において、第1の手段ないし第8の手段のうちいずれか1の手段による画像読み取り装置を備えて構成されることを特徴とする。
【0020】
また、本発明の第10の手段は、原稿画像を読み取り、その画像信号をディジタルデータとして外部回路に出力する画像読み取り装置におけるディジタル信号処理方法において、A/D変換手段を含む信号処理手段からのディジタルデータを外部回路に出力する際に、LVDS出力のビットアサインを任意に設定することを特徴とする。
【0021】
また、本発明の第11の手段は、第10の手段において、前記外部回路への出力形式をLVDS出力とTTL出力とに切り替え可能であることを特徴とする。
【0022】
また、本発明の第12の手段は、第10または第11の手段において、前記外部回路への出力形式、ビットアサインの設定がレジスタによる設定によって行われることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の第13の手段は、第12の手段において、前記出力形式、ビットアサインの設定は、レジスタへのアクセスによって閲覧可能であることを特徴とする。
【0024】
さらに、本発明の第14の手段は、第10ないし第13の手段のうちのいずれか1の手段において、ビットアサインの重複を判定し、ビットアサインが重複した場合、ビットアサインの書き込みを行わないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、設計段階で、選定するレシーバが変更になり、出力端子配置が変わっても、変更前のレシーバの出力端子配置に合わせるようにビットアサインを変更することができるので、パターンレイアウトを大幅に変えることなく、レシーバの選定、評価に要する時間を削減し、LVDSトランスミッタの汎用性をあげることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
図1は本発明の一実施形態による画像データ読み取り回路の構成を示すブロック図、図2は出力切り替え器の構成を示すブロック図、図3はデマルチプレクサの構成を示すブロック図である。図1に示す本発明の一実施形態による画像データ読み取り回路は、図6に示して説明した従来技術による画像データ読み取り回路の本発明で変更した部分だけを示したもので、図1には、LVDSトランスミッタ内蔵信号処理IC208内のA/Dコンバータ206、LVDSトランスミッタであるLVDSシリアライザー207と、出力切り替え器401と、受信回路211とを示している。
【0027】
本発明の実施形態では、図1に示すように、LVDSトランスミッタ内蔵信号処理IC208から出力されるシリアルデータLVINは、そのまま後段の受信回路211に送られるのではなく、本発明により読み取り回路上に新たに置かれた出力切り替え器401に一旦入力される。出力切り替え器401は、図2に示すように、デシリアライザー501と、デマルチプレクサ502と、シリアライザー503とがシリアルに接続されて構成されている。
【0028】
LVDSトランスミッタ内蔵信号処理IC208から出力されるシリアルデータLVINは、出力切り替え器401内のデシリアライザー501で一旦受信されて、パラレルデータ Pin(0)〜Pin(34)に変換される。その後、図2に示すようにデシリアライザー501の後段のデマルチプレクサ502を介してシリアライザー503から出力される。デマルチプレクサ502の各出力 Pout(n)は、後段のシリアライザー503のフリップフロップの各入力と直結されており、出力選択信号により、デマルチプレク502サから出力されたパラレルデータをシリアライザー503のどのフリップフロップに送るかを決めることができるようにされている。この出力選択信号は、図示していないレジスタに設定されて、デマルチプレクサに入力される。
【0029】
デマルチプレク502は、図3に示すように、出力毎にアドレス(n=0〜34) を割り振り、入力パラレルデータPin(n)毎に出力を選択するように、レジスタからの信号により制御する。例えば、図2に示しているデシリアライザーの場合、5chのシリアル入力、7bit のパラレル出力なので、図3に示すように、デマルチプレクサDMPXは、5×7=35個必要となる。パラレルデータのビット毎にどのフリップフロップに行くは、すでに説明したようにレジスタで指定され、指定されたフリップフロップにパラレルデータのビットが入力されるようにデマルチプレクサの出力が切り替えられる。
【0030】
前述したように本発明の実施形態は、LVDSのビットアサインをレジスタによって任意に決めることができる。設計者は、予め、検討する受信回路(レシーバ)の受信形式、出力端子配置を調べておき、評価前にレジスタを設定すればよい。また、デバッグモニタなどにより、設定したレジスタにアクセスすることによって、今現在のビットアサインを確認することもできる。
【0031】
また、本発明の実施形態し、レジスタによるビットアサインの設定で、パラレルデータのあるビットとビットが同じアドレスのフリップフロップで重複した場合に起こり得るビット抜け等の画像の不具合を防止するために、デマルチプレクサ502に値を書き込む前に、レジスタ判定部504により、書き込まれたレジスタの値がほかのビットのレジスタ値と重複していないか判定するようにすることができる。そして、同じ値のレジスタがなければ、図示していない重複検出フラグを0とし、通常通りデマルチプレクサ502にその値を書き込んでいき、同じ値のレジスタがある場合、重複検出フラグを1とし、その値では書き込みを行うことができないように制御することができる。
【0032】
また、本発明の実施形態は、図1に示している読み取り回路210の出力切り替え器401に、LVDS出力端子の他に別途出力端子を搭載することによって、受信回路がLVDSではなく、例えば、TTLで受けるように変更になった場合でも画像データを受信できるようにすることができ、加えて、このTTL出力の出力端子を搭載することによって、ICからのLVDS伝送データの確認も中継器を用意して確認することなく、TTL出力端子部分で行うことが可能となる。この出力形式の切り替えは、図3に示すようにデマルチプレクサ502の出力に、スイッチを設けることによりLVDS出力とTTL出力とをスイッチングによって選択することができるようにすればよい。このスイッチングの切り替えもレジスタにより行うことができる。
【0033】
また、本発明の実施形態は、設定した出力形式、ビットアサイン情報を格納するメモリ505を前述したデマルチプレクサ502内設け、レジスタに書き込みを行う際に、その出力形式、ビットアサイン情報を保存したい場合にメモリ505に格納するようにすることができる。複数の受信形式を検討する場合、このメモリ505に格納した情報を一括して、再度ロードすることによって、受信形式を替える度に出力形式やビットアサイン情報をはじめから入れる手間を省くことができ、評価作業の効率化を図ることができる。
【0034】
図4は前述で説明した画像読み取り装置を使用した画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
【0035】
図4に示すように、画像形成装置は、CPU1、ROM2、RAM3、NV−RAM4、パネル制御部5、操作パネル6、エンジン制御部7、スキャン/プリントエンジン8、ディスクドライバ9、記憶装置10、モデム11、外部I/F12及び通信制御部13を含み、これらの各部がデータバス14を介して接続されて構成されている。なお、CPU1の制御下にROM2ないし通信制御部13の各部が位置する。
【0036】
前述において、ROM2は、プログラムコード、フォント及びその他の静的なデータを格納している。RAM3は、CPU1のワークメモリとして機能すると共に、一時的な記憶場所として使用される。NV−RAM4には、不揮発性を必要とするデータが格納される。パネル制御部5と操作パネル6とは、ユーザとのインタフェースを司る。エンジン制御部7とスキャン/プリントエンジン8とは、イメージデータの入出力ユニットとして紙原稿の読み取りと転写紙への印刷とを実行する。ディスクドライバ9とハードディスク等の記憶装置10とは、大量のイメージデータ等を蓄積したり、データベースを記憶する。通信制御部13は、イーサネット(登録商標)等のネットワークと接続され、外部機器との通信を可能とするものである。モデム11は、公衆回線と接続され、外部機器との通信のために使用される。外部I/F12は、セントロニクスやRS232等のインタフェースを用いて通信を行うために使用され、データバス14は、前述した各種デバイス相互間及びCPU1と各デバイス間の通信に使用される。
【0037】
前述で説明した本発明の実施形態による画像読み取り装置は、図4に示す画像形成装置のエンジン制御部7に搭載することができ、これにより、受信回路とのインターフェースを検討するに当たって、選定、評価の効率化、時間短縮を図ることができる。
【0038】
以上説明した本発明の実施形態によれば、設計段階で、選定するレシーバが変更になり、出力端子配置が変わってもLVDSのビットアサインを任意に設定することができ、変更前のレシーバの出力端子配置に合わせるようにビットアサインを変更することにより、パターンレイアウトを大幅に変えることなく、レシーバの選定、評価に要する時間を削減し、LVDSトランスミッタの汎用性をあげることが可能となる。
【0039】
また、本発明の実施形態によれば、LVDS出力とTTL出力とを併せ持つことにより、設計段階で画像信号の受信側(受信回路)がLVDSではなく、TTLで受けることに変更になった場合でも対応することができ、画像データの受信形式の許容性を広げることができる。
【0040】
また、本発明の実施形態によれば、出力形式の切り替えをデマルチプレクサ出力において、簡単なスイッチング動作で行うことができ、画像読み取り装置の膨大化を防止することが可能となる。
【0041】
また、従来、信号処理ICからのLVDSデータの確認は、受信回路との間に別途中継器を接続して、画像データを横取りするような形で画像確認をすることにより行っていたが、前述した本発明の実施形態によれば、画像読み取り装置にTTL出力端子を用意することにより、信号処理ICからの画像データを中継器を設けること泣く確認を行うことができる。
【0042】
また、本発明の実施形態によれば、出力形式選択のスイッチング、ビットアサインの切り替えをレジスタによっ行っており、レジスタの内容を任意に書き換えることができるので、後段の受信回路の受信形式及びレシーバを複数検討する際の選定作業の効率をあげることが可能となる。
【0043】
また、本発明の実施形態によれば、LVDSのビットアサインをレジスタで確認することによって、ビットアサインの異なった状態でのLVDS伝送を防止することが可能となる。
【0044】
また、本発明の実施形態によれば、LVDSのビットアサインが重複したときにレジスタへの書き込みを行わないこととしているので、画像のビット抜け等の不具合発生を未然に防止することが可能となる。
【0045】
また、本発明の実施形態によれば、出力形式、ビットアサインの情報を格納するためのメモリを画像読み取り装置の中に備えるので、設計段階で、受信回路で複数のレシーバを検討する際に、レシーバを替えるたびに発生するビットアサインの情報の入力作業をその都度ビット毎に行わなくても、メモリから読み出すことにより、評価作業の効率をあげることが可能となる。
【0046】
さらに、本発明の実施形態による画像読み取り装置を画像形成装置に搭載することにより受信回路とのインターフェースを検討するに当たって、出力形式、デバイスの選定、評価の時間短縮を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施形態による画像データ読み取り回路の構成を示すブロック図である。
【図2】出力切り替え器の構成を示すブロック図である。
【図3】デマルチプレクサの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による画像読み取り装置を使用した画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】一般的な画像読み取り装置の構成を示す図である。
【図6】従来技術による画像データ読み取り回路の構成を示すブロック図である。
【図7】レシーバに入力される画像データ(LVDS信号)の流れ及びトランスミッタのビットアサインを示す図である。
【符号の説明】
【0048】
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 NV−RAM
5 パネル制御部
6 操作パネル
7 エンジン制御部
8 スキャン/プリントエンジン
9 ディスクドライバ
10 記憶装置
11 モデム
12 外部I/F
13 通信制御部
101 キャリッジ
102 原稿
103 レンズ
104、201 光電変換素子
105 基準白板
202 アナログバッファ
203 ラインクランプ回路
204 S&H部
205 VGA
206 A/Dコンバータ
207 LVDSシリアライザー
208 レシーバ
209 LVDS内蔵入力信号処理IC
210 画像データ読み取り回路
211 受信回路
401 出力切り替え回路
501 デシリアライザー
502 デマルチプレクサ
503 シリアライザー
504 レジスタ判定部
505 メモリ
【出願人】 【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【出願日】 平成18年8月11日(2006.8.11)
【代理人】 【識別番号】100078134
【弁理士】
【氏名又は名称】武 顕次郎

【識別番号】100106758
【弁理士】
【氏名又は名称】橘 昭成


【公開番号】 特開2008−48025(P2008−48025A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−219719(P2006−219719)